着目作品一覧

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  • 【政策遂行の戦略・目的】なぜ闇雲なPCR検査拡大は危ういのか? 僕が掲げる6つの「戦略・目的」【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.239】
    -
    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■同じように見える現象を「戦略・目的」から区別する ■パンデミック初期にPCR検査拡大派がぶつかった壁 ■新型コロナの「無症状感染者が感染を広げる」特徴に着目 ■「いつでも、どこでも、誰でも検査」の帰結 ■高齢者施設での一斉検査の戦略・目的 ■日本でも応用できる「中国流」の強制検査 ■無症状感染者のあぶり出しに苦労した新宿区長の証言 ■早期治療、重症化防止につなげるための検査拡大 ■繁華街などでのモニタリング検査の意義 ■「安心のための検査」も重要だが感染抑制にはつながらない ■僕が掲げるPCR検査を拡大するときの「戦略と目的」6点 <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • 生存教室 ディストピアを生き抜くために
    3.4
    マンガ『暗殺教室』(松井優征・作)は、「担任教師の“殺せんせー”なる超生物を卒業までに倒すこと」「そのために殺傷技術に練達すること」「中学生たちを学校で教育し成長させること」という一見まったく相容れない課題と一風変わった学校生活をスリリングに描写した傑作SFコメディ。この作品に武道家であり思想家の内田と武術家の光岡が着目。このマンガに内在する「師を超えること」という極めて教育的かつ武術的なテーマをはじめ、社会が完全管理に向かいつつある今、生きることの本質と、古来人間を支えてきた「古の身体」の文化、生き残るための武術的知性とは何かを縦横無尽に語る。【目次】はじめに 「戦争の切迫」というアクチュアルな状況で考える生存の知恵 内田 樹/第一章 生存のための文化とはなにか/第二章 古の身体文化 能と武術/第三章 生存のための学びと教えの作法/第四章 古の身体に帰って見える未来/おわりに 生存のための文化の本質を求めて 光岡英稔
  • 生命 最初の30億年~地球に刻まれた進化の足跡~
    -
    地球の生命史40億年において、多くの生物が登場したカンブリア大爆発以降の最近5億年についてはよく知られている。世界屈指の古生物学者である著者は、あえてそれ以前の「空白期間」に着目。北極海の孤島からオーストラリアの奥地まで世界各地の調査地に赴き、地球科学の知見もふまえ、原始の生物たちの発生と進化のドラマを描く。名著との定評を得た原書刊行から約10年の時を経て、新たに追加された「新版へのまえがき」も収録!
  • 世界一まぎらわしい動物図鑑 ~そっくりなのにぜんぜんちがう~
    値引きあり
    -
    1巻831円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 まぎらわし~!進化の不思議おもしろ入門。 タヌキとアライグマ、モモンガとムササビなど、この地球上には、見た目や習性は似ているのに、じつはまったく別の動物=「まぎらわしい動物」が、数多く生息しています。なぜこんなにまぎらわしい動物がいるのでしょうか? 動物たちにとって、自分の体こそが生き残るための道具です。どんな所に棲んで、何を食べているのかで、体の形は決まってきます。樹上ではバランスをとるのに長い尾が役に立ち、水中では流線形の体が便利です。また肉食なら鋭い牙が役に立ち、草食なら茎をくいちぎる前歯を必要とします。こうして長い時間をかけて、自然環境に適応して生き残ったものたちは、元々が別々の種であったとしても、なぜかよく似た形(キャラクター)と習性(ビヘイビア)を持つようになるのです。こうした現象を動物学の世界では「収斂進化(しゅうれんしんか)」と呼びます。この収斂進化に着目すると、進化の不思議をわかりやすく理解することができます。見て楽しむ「写真クイズページ」、なんでこうなったのか? 解き明かす「図鑑ページ」、自然界ではあり得ない、可愛い動物たちの合成写真も必見。皆さんも「まぎらわしい動物」を知り、進化の謎を解き明かしましょう! ※この作品はカラーが含まれます。
  • 世界史と地理は同時に学べ!
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    【著書累計100万部突破! ムンディ先生最新刊】 ●なぜ、「ナスカの地上絵」は2000年以上経っても消えないのか? ●ヨーロッパ大陸にある国々の「国境」はどうやって決まったのか? ●なぜ、「中国の歴代王朝」はいつも南北に分かれるのか? 世界史と地理は高校の科目で別々に扱われているが、じつは多くの「接点」があります。 そのような両者の接点に着目して世界史と地理を同時に学ぶと、 世界史と地理の知識をより深めることができるようになるのです。 そこで本書では、公立高校の現役の社会科教員で、かつ大人気教育YouTuberでもある著者が、 世界史と地理の「接点」がある世界の出来事や事象を取り上げ、 世界史の観点と地理の観点の両方から解説します。 世界史と地理は、同時に学ぶと10倍わかる! 楽しくなる! ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 世界史への扉
    3.0
    疫病が世界を一体化した。鎖国は一七世紀の世界的流行だった。歴史上には各地にいくつもの<ルネサンス>があった――。モノとヒトの組み合わせから世界史の同時性を探り、歴史学の内外で唱えられる新視角を紹介・検証する小論集。西欧の歴史を普遍のモデルとせず、多様性と日常性に着目しながら、現代の激動を解読する「歴史への感受性」を磨く。(講談社学術文庫)
  • 世界で注目される口の中から全身が健康になる方法
    -
    頭痛、肩こり、倦怠感、イライラ、めまい、耳鳴り、不眠……。 原因不明の不調は、銀歯や神経を抜いた歯などといった、 口の中の原因があるのかもしれません。 口の中に着目し、不調を改善に導くことを全身歯科治療といいます。  歯周病菌が、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、リウマチと 深く関係していることはよく知られています。  全身歯科治療は、世界では最先端医療の一つです。  著者は最新医療を求め、海外を訪ね歩きました。 訪問先のひとつ、スイスの「パラセルサスクリニック」は、 ヨーロッパにおける全身歯科治療のメッカで、 世界中から難病や慢性疾患を抱える患者さんが集まってきます。  所長で医師のトーマス・ラウ氏は、 「歯の治療なくして、慢性病の治癒はありえない」という考えから、 口の中の問題に着目し、治療を行っています。  ぜひ本書で、世界で注目されている歯科治療の一端に触れてみてください。
  • 世界のヘンな研究 世界のトンデモ学問19選
    3.7
    1巻1,760円 (税込)
    テーマパークやカジノ、大麻など、日本に住んでいると不思議に思うユニークな授業が、世界にはたくさんある。本書は、サイエンスライターとして世界各国の科学関連のニュースに触れる著者による、「所変われば学びも変わる」異文化事情を伝える1冊。 「所変われば品変わる」は研究の世界でも言えることで、世界は風変わりな学びにあふれている。当事者にとっては生活の当たり前の一部なのに、地域性があまりに強いが故に、外からしてみたらちょっとヘンなものがたくさんある。本書では、世界の各地域で、その地域だからこそ行われている学びの場について紹介する。 学びの中でも、地域ならではの娯楽や生活の中の楽しみに関わるものがある一方で、地域特有の課題を対処し、生き抜いていくために重要なものもある。さらに、その知識を受け継いでいくために、独特な授業で教えることもある。そんな一面にももれなく着目していきたい。 世界は狭いようで広い――本書で登場するのは、世界のヘンなお勉強のほんの一握りのはず。軽くかじるくらいのゆるい気持ちで、お楽しみください。
  • 脊柱管狭窄症を自分で治す 最新版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 原因不明の腰痛は「脊柱管狭窄症」かもしれません。ひざ痛、股関節痛のエキスパートが、話題の症状を改善するかんたん体操を紹介 最近、耳にする機会がめっきりふえた「脊柱管狭窄症」。 日本における患者数は推定240万人、70歳以上では12人に1人が腰部脊柱管狭窄症であるといわれています。 これまで、原因不明とされていた腰痛も、そのかなりの割合が腰部脊柱管狭窄症なのではないかと推定されます。 本書は、股関節痛、ひざ痛の治療に独自の運動療法「ゆうきプログラム」をとり入れて効果をあげている著者が、ひざ⇒股関節⇒腰部脊柱管のバランスに着目し、脊柱管狭窄症の痛みを改善する方法を解説しています。 脊柱管狭窄症の原因・パターン別に簡単な体操で痛みを改善する方法を豊富な図解で紹介。 もちろん体験者の声も多数紹介しています。 大谷内 輝夫(おおやちてるお):1953年富山県生まれ。25歳で難病に襲われ、視力を失う。その後、鍼灸柔整の専門学校で学び、86年にゆうき指圧整体院を設立、ゆうき膝・股関節研究所を併設。 「ひざ・股関節の治療で日本一に」という志を胸に日々研究に打ち込んでいる。 著作『脊柱菅狭窄症を自分で治す!』「ひざ痛・股関節痛は自分で治せる」「股関節痛を自分で治す本」、「ひざ痛を自分で治す本」/マキノ出版
  • 石平の裏読み三国志 英雄たちに学ぶ乱世のリーダーシップ
    4.0
    1巻1,500円 (税込)
    「トランプは現代の曹操」「習近平は袁紹と同じ敗北の道を歩むか?」「仁義を貫く劉備と日本人の共通点」。本書は、魏・呉・蜀の盛衰を記した『三国志』を、リーダーシップに着目して読み解く一冊である。中国評論で名高い著者は、われわれが生きる二十一世紀を「乱世」と見る。傑物たちがしのぎを削り、死も惜しまないやりとりを重ねた時代、リーダーの感情や判断一つで多くの人が命を落とし、また救われた。すべては指導者の大局観しだいであり、現代の民主主義国でリーダーを選ぶのは一般国民である。「曹操や劉備、孫権や袁紹、司馬懿や司馬昭など、三国時代は英雄輩出の時代である。彼らの大いなる成功と失敗、難局や間一髪の危機に直面したときの判断と対応は、私たちにリーダー、リーダーシップとは何かについて教えている」。さらにトランプ大統領や習近平主席、金正恩委員長を三国時代の英傑と重ねて論じた前人未踏の分析は、多くの読者を納得させるだろう。
  • セキュリティコンテストのためのCTF問題集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 CTFの問題を解いてセキュリティに関する技術を磨きあげろ! セキュリティ技術の育成手段として注目されるセキュリティコンテストで出題されるCTF(Capture The Flag)の問題を取り上げ、それを解くときのプロセスを紹介。コンテストに参加してみたいけど最初の一歩が踏み出せない方、興味があるけど敷居が高く感じる入門者のためにわかりやすく解説します。 『セキュリティコンテストチャレンジブック-CTFで学ぼう!情報を守るための戦い方-』の続編として、より深く、専門的な内容について体感・学習して頂ける内容です。各ジャンル(バイナリ解析、Pwn、ネットワーク、Web)の知識を使用する問題全14問と、その答えにたどり着くための詳細な解法を説明します。SECCON Beginnersで出題した問題はもちろん、SECCON CTFや他のCTFで出題された問題、またはその分野で重要な知識を確認できる問題を新たに作成し収録しました。 CTFは見て覚えるものではありません。実際に手を動かして、どのようなしくみで問題が解けるのか、どのようなアプローチで答えまでたどり着いているか、というところに着目して読んでいだければと思います。読み終える頃には、かなりの技術が身についた気持ちになっていることでしょう。しかし世の中には、本書でカバーしきれないユニークな問題が多々存在しています。本書を読むことでセキュリティコンテストの世界に興味を持ち日々の学習や練習の積み重ねをしていただき、コンテスト参加のきっかけとしていただけるならば幸いです。 「SECCON Beginners」はコンピュータセキュリティ技術を競う競技であるCTF(Capture The Flag)の初心者を対象とした勉強会を行っている。2014年より活動を開始し、2017年に「CTF forビギナーズ」から「SECCON Beginners」に名称を変更し活動中。
  • 1997年―世界を変えた金融危機
    4.1
    アジア通貨危機が地球を駆けめぐり、日本では山一証券など大手金融機関がバタバタと倒れた「1997年」。気鋭の国際経済学者がこの年に着目したのは、97年をきっかけに世界の資本の流れが一変したからだ。未曽有の金融危機は、なぜ起きたのか。過度の悲観主義が世界を覆った時、人間心理はどう動くのか。息詰まる「経済ドラマ」を注目の経済理論「ナイトの不確実性」を駆使して分析、失敗の原因を検証する。
  • 戦国日本と大航海時代 秀吉・家康・政宗の外交戦略
    4.4
    15世紀以来、スペインやポルトガルはキリスト教布教と一体化した「世界征服事業」を展開。16世紀にはアジアに勢力を広げた。本書は史料を通じて、戦国日本とヨーロッパ列強による虚々実々の駆け引きを描きだす。豊臣秀吉はなぜ朝鮮に出兵したのか、徳川家康はなぜ鎖国へ転じたのか、伊達政宗が遣欧使節を送った狙いとは。そして日本が植民地化されなかった理由は――。日本史と世界史の接点に着目し、数々の謎を解明する。
  • 戦後日本政治史 占領期から「ネオ55年体制」まで
    4.5
    日本国憲法の枠組みの中にある戦後日本政治。自民党と社会党のイデオロギー対立は1960年の安保改定問題で頂点を迎える。以降、自民党は経済成長に専心し、一党支配を盤石にした。80年代末以降は「改革」が争点となるも、民主党政権を経て、第二次安倍政権以降は再び巨大与党と中小野党が防衛問題を主な争点として対峙している。本書は憲法をめぐる対立に着目して戦後政治をたどり、日本政治の現在地を見極める。
  • 戦後民主主義 現代日本を創った思想と文化
    4.1
    アジア・太平洋戦争の悲惨な経験から、多くの支持を得た戦後民主主義。日本国憲法に基づく民主主義・平和主義の徹底を求める思想である。だが冷戦下、戦争放棄の主張は理想主義と、経済大国化後は「一国平和主義」と批判され、近年は改憲論の前に守勢にある。本書は戦後の制度改革、社会運動から政治家、知識人、映画などに着目し、戦後民主主義の実態を描く。日本社会にいかなる影響を残したのか、その軌跡を追う。
  • センスは5% クリエイターをサポートするための45の技術
    4.6
    ヒットの鍵はコンテンツ以外にある!? 月2000万PVを達成するオモコロ社長によるコンテンツを支えたい人への入門書! 「おもしろいコンテンツをどう支え、世間に伝えて、仕事にしていくか」という点に着目し、これまで長島健祐氏が実践してした事例を紹介。「人のサボりを褒めてあげる」「自分のマナーで足を引っ張らない」「よくわからない夜の会合には行かない」など、特別な能力がなくても誰でもできるスキルが多数。 著者は、100万人フォロワーのARuFa氏やベストセラー作家ダ・ヴィンチ恐山氏や雨穴氏をライターとして擁する「オモコロ」などを運営するバーグハンバーグバーグ代表取締役・長島氏。 『物語思考』著者・けんすう氏との特別対談も収録! 【目次】 はじめに 第1章:自由に仕事をするためにルールを作る 第2章:組織やチームを作る上で気を付けるべきこと 第3章:バズるコンテンツを作るための組織作りなんてものはない 第4章:おもしろ広告会社の「営業しない」営業スタンス 対談:けんすう×長島健祐「コンテンツを作る以外の95%が重要」 おわりに
  • 戦前のラジオ放送と松下幸之助 宗教系ラジオ知識人と日本の実業思想を繋ぐもの
    -
    宗教系ラジオ知識人――高嶋米峰、友松圓諦、高神覚昇といった存在と、“経営の神様”と呼ばれた存在――経営者であり実業思想家でもあった松下幸之助の思想を繋ぐものとは、いったい「なに」か。さらには、松下幸之助が残した数々の言葉、名スピーチは「なに」に影響され、生み出されたのか。本書は、その問題について検証した論考である。これまで渋沢栄一などの実業思想家を研究してきた筆者は、まず戦前のラジオ放送という存在に着目し、戦前の宗教系知識人と松下の間に「声の思想」が形成されたのだという、大胆な推論を立て、その検証を本書で試みている。太平洋戦争敗戦という、日本国民にとって苦渋・悔恨の歴史的事件から逃避することなく現実を直視して死を考える程に悩み苦しんだ結果、生誕した松下幸之助独自の思想であるPHPの実現を、松下は最晩年まで念願してやまなかった。そのPHPという思想の根源(ルーツ)にも、本書は迫るものとなった。

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  • 戦争と芸能 そのとき、どんなことが起きていたのか?
    -
    そのとき芸能人は何をし、兵士は何を求め、戦場ではどう戦っていたのか? 時代の波に翻弄された、芸能界の人々。銃弾の飛び交うなか、慰問袋を待ち望み、戦った兵士たちの心境とは? 新資料と証言に基づく多くの逸話は読む者の胸を打つ。 戦争研究において政治的、軍事的アプローチは大量になされ、蓄積もされてきた。しかし、民衆が愛してやまない、ゆえに人々とともに戦場に動員された「大衆娯楽」、翼賛を余儀なくされた「日本芸能界」に着目、それらの地点から戦争をとらえようとする研究は手薄である。本書は、こうした先行研究の空白部分を埋めるべく、志を同じくする三者が集まることによって、各々別の角度から検証し、研究の深化を図ろうとするものである。……はじめにより
  • 戦争をいかに語り継ぐか 「映像」と「証言」から考える戦後史
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    戦後75年が経ち、戦争の実像について最も説得力を持つはずの直接体験者たちの「証言」が聞けなくなるという時代が、もうそこまで来ている。そんな時代を迎えても私たちは戦争という歴史を継承していくことができるだろうか?  できる、というのが著者の立場である。ただしそのためには条件がある。ひとつは、「語り手―聞き手」という一方向的な関係のありかたを、あえて批判的に見直すこと。もうひとつは、活字や語りのほかに、映像や遺品など、感覚に直接訴えかけてくるものを材料とし「メディア」と捉えて、積極的に意義を見出す立場に立つことだ。これらを前提として、「語り部なき時代」にどうすれば「戦争のリアル」をつかむことができるのかを探求するのが本書である。  著者はまず、戦争証言によくある「あの戦争」という言葉が「スルー」されていたことを指摘する。つまり、この言葉で指示される「戦争の実像」について、語り手と聞き手とがイメージを共有していないことが、どこかで感じられながらも不問に付されてきたことが、戦争の継承を不完全にしてきたのではないかと問題提起するのだ。  こうした「不完全な継承」の実例を、2005年以降爆発的に増加した戦争番組、とくにテレビドキュメンタリーの中で語られる「証言」の数々に見出す。そこではメディアで有名な雄弁な語り手も、訥々としか話さない無名の語り手も等しく、戦争が伝わっていないことに「もどかしさ」を覚えていた。戦後を振り返ってみれば、NHKを中心としてテレビドキュメンタリーにはさまざまな証言が現れていたが、共有できないためにそれを受け止められない「戦争を知らない子供たち」がつねに存在していた。  「語り」で伝えられないならどうするのか? 著者は第一人者として発掘してきた全国の「小型映画」、すなわち戦中の9.5ミリビデオに着目する。そこには戦時下のイメージに反する「充実した銃後の生活」が記録され、現代の感覚からは理解しづらい画面構成や人々の表情が見られるのだ。ここには「それを素材として語り合う」ことを誘発する何かがある。さらに、沖縄の平和祈念資料館とリニューアルしたばかりの広島の平和記念資料館とを対比し、特に沖縄の資料館において、遺品と米軍から買い集めた映像について「自ら考える」ように仕向けられた展示方法が効果的であることを見出す。こうして、小型映画の例と合わせ、視覚的メディアを材料として自ら考えることによる、戦争の実像把握の可能性が明らかになる。  そして、神奈川での戦争体験の語りの場、鹿児島での戦中事故の継承の場に継続的に参加することで、語り手に特権的な立場を与えず聞き手から疑義を出させ、証言間の齟齬を許容し、記憶の精確さよりも議論の自由を保証することなどの重要性を明らかにする。  こうして、記憶よりも映像などの記録を材料とし、一方的な語りよりも多方向的な議論の場を確保することが、これからの戦争の継承に有効であることを実証していく。戦争をはじめ事件や災害などさまざまな歴史の継承に重要な貢献をなす、類例のない提言の書となるだろう。
  • 専門医直伝! 3週間で内臓脂肪を落とす方法 やせる食べ方と歯のみがき方
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「血液サラサラ」の提唱者である栗原毅医師が、かんたんに実践できて確実に内臓脂肪が落ちる健康ワザを一挙解説! 実際に効果を実感したという体験談も交えつつ、分かりやすくご紹介します。 「糖質をチョイオフ」「よく噛んで食べる」「肉と卵をどんどん食べる」「食前・おやつに高カカオチョコ」「スロースクワット」これら5つのうち、まずはできることから始めましょう。はじめからすべてできなくても大丈夫。どれも、日常生活に無理なく取り入れられることです。 また本書では栗原丈医師監修のもと、口内環境と生活習慣病とのかかわりにも着目し、健康で若々しさを保つための口腔ケアもご紹介しています。 【ご利用前に必ずお読みください】 ■誌面内の目次やページ表記などは紙版のものです。一部の記事は、電子版では掲載されていない場合がございます。 ■一部マスキングしている写真、掲載順序が違うページなどがある場合がございます。 ■電子版からは応募できないプレゼントやアンケート、クーポンなどがございます。以上をご理解のうえ、ご購入、ご利用ください。 内臓脂肪がたまる仕組み 増える原因とそのリスク 【序章】栗原式愛憎死亡の落とし方 【第1章】 内臓脂肪を落とす 食べ方と食材 【第2章】 内臓脂肪を落とす やせる口腔ケア 【第3章】 内臓脂肪を落とす 生活習慣
  • 【専門家「フル活用」のノウハウ(2)】ついにWHO「パンデミック」宣言! なぜ日本社会は諸外国より落ち着いているか【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.192】
    -
    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■安倍首相の要請メッセージで欠けていたのは「高齢者の行動抑制」 ■社会活動をどこまで止めていいか? 政治家は措置をトータルで判断する ■なぜ希望者全員にPCR検査を行うと医療崩壊が起きるのか? ■政治家・トップが着目すべきは感染者数ではなく死亡者数 <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • セールス・イネーブルメント 世界最先端の営業組織の作り方
    3.8
    □アマゾン、ツイッター、セールスフォース、マイクロソフト、SAPも実践! ■世界最先端! 勝てる営業組織の「持続可能な人材育成」の仕組み □構築手順、企業規模別の進め方もわかりやすく解説! ■Sansan、NTTコミュニケーションズ、セールスフォース・ドットコムの事例も紹介! 本書は、営業に関わる全ての方々に向けて、次のような悩みを解決する一冊です。 ・なぜ営業能力の差は縮まらないのだろう? ・やっぱり育成は「OJTだけ」だと、成果にバラツキがある。 ・どうしてもエース営業に頼ってしまう。 ・せっかくトレーニングや研修を実施しているのに、効果を把握・検証できていない。 ・どうしたら新人営業は即戦力になるのだろう? ・さらには人事部やマーケティング部とどうすれば効果的な連携がとれるのだろう? 大半の日本企業の営業組織では「育成は現場任せ」「営業部員全体の底上げができず、いつまで経っても一部の“できる人間”に頼りっぱなし」という状況が続いています。 どの会社も営業の数字を上げることに注力しているはずなのに、そのために営業に特化した体系的なトレーニングを提供する会社は少ないというのが現実です。 逆にいうと、ここを是正すれば、営業の生産性は大きく上がるでしょう。 セールス・イネーブルメントは、近年着目されている「成果を出す営業社員を輩出し続ける人材育成の仕組み」です。よくあるIT 業界のバズワードではなく、組織・人材開発のアプローチといえます。 セールス・イネーブルメントを取り入れることで、 ① 育成のPDCAサイクルが出現し、 ② ラーニングカルチャー(学ぶ文化)が社内に醸成され、 ③ 育成の投資対効果を検証できるようになり、 筋肉質な営業組織をつくることができます。 本書では、セールス・イネーブルメントに取り組みたいと考える企業が、何をどのような手順で進めればいいのか、それを進めるうえで前提として整備すべきことが何なのか、について解説していきます。
  • ゼッタイ失敗しない!驚異のプロジェクト実行術 準備編~始める前に押さえておこう(日経BP Next ICT選書)
    3.3
    40件超のプロジェクトを、いずれも納期通りに予算以内で品質も良好にカットオーバーさせた、リクルート出身の凄腕プロジェクトマネジャーが、独自のメソッド「PROKAN(プロカン)」を初公開!  「人に着目し、プロジェクトマネジャーやメンバーなど関係するすべての人が動くようになる」ことを最大の特徴とするPROKANメソッドで、あなたの悩みを解決します。準備編となる本書は、スコープやチーム編成、コストといった「任命されたらまず押さえておきたいメソッド」を紹介。本書の姉妹編である「実践編」はパートナーマネジメントやユーザーマネジメント、リスクマネジメントといったプロジェクト運営に役立つメソッドを取り上げています。 著者について  1986年、リクルート入社。情報システム部門にて情報系営業支援システムを開発(プロジェクトリーダー)。その後、システム再構築プロジェクトにテスト統括・C/O統括として参画。巨大規模プロジェクトの準備から実施完了までのマネジメントを担当。  1995年、(株)リクルートマネジメントソリューションズの情報システム部門立ち上げのため出向し、1997年、同社に転籍、全システムプロジェクトを手がける。両社において、基幹系システム、勘定系システム、業務系システム、事業系システム、Webサービス系システムなどの構築プロジェクトをマネジメント。いずれも「納期」「コスト」「品質」目標を満たして「成功」させる。  2004年、プロシンクワークを設立し、現在に至る。
  • 絶対に後悔しない会話のルール
    -
    【コミュニケーション能力は「観察」で変わる!】 「初めて会う相手と会話が盛り上がらない」「人と話すといつも同じような会話にしかならない」「会社の部下とうまくコミュニケーションが取れない」……コロナ禍が沈静化してきたことで対面のコミュニケーションの機会も多くなったが、会話がうまくいかず、様々な後悔や悩みを抱えている人も増えている。 しかし、「思い込み」「決めつけ」「観察」という3つのキーワードに気を付けるだけで、会話における後悔は格段に少なくなる。 数々のベストセラーを世に送り出してきた著者による、人生を楽しくする会話術の決定版! 【おもな内容】 ◎話す前には2秒黙る ◎相手の「単語」に着目する ◎会話の流れは「徹子の部屋」に学べ! ◎「いや待てよ」を口癖にする ◎人の幸不幸を決めつけない ◎あなたの問題解決を阻むのは思い込み ◎相手の思い込みをポジティブに変える方法 ◎観察力がある人は失言しない ◎威圧的な人とうまく付き合う方法 ◎安心感を与える「言語化」 ◎エレベーターの待ち方にセンスが出る ◎「テーブルのガタつき」をすぐ直せる人間になる 【目次】 まえがき 第一章 「思い込み」がコミュニケーションを台無しにする 第二章 「心地好い会話」の裏には観察がある 第三章 人生を劇的に変える会話の仕方 あとがき
  • ゼミナール マーケティング入門 第2版
    4.3
    どこに着目して、いまを読み解くか――。個々の理論やキーワードの説明にとどま らず、それらがどういった場面で生きてくるかを体系的に解説。定評あるロング セラーテキストの最新版。 「ゼミナール・シリーズ」ならでは3つの特長。 1さっと読めるし、じっくりも読める。 各章のはじめに、その章で議論する問題の意味や背景を解説した 「Navigation」、その章の流れにそって要点をまとめた「Essentials」をつけま した。忙しいビジネスマンでも、知りたいところだけをピックアップして読み進 められます。 2体系的に理解できる。 いまどこを論じているか――企業内部の問題なのか、市場とのかかわり合いの問題 なのかなど――を把握しながら読み進められる「5部構成」です。 3身近な現実から本質がつかめる。 日本企業の事例や身近な商品・ブランドの事例を中心に取り上げました。また、 取引や流通などといった日本特有の問題にも留意しています。
  • 全身の血流を改善し、体のゆがみ・痛み・しびれをリセットできる! 全身の不調が消えるすごい座りトレ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ストレートネックや腰痛の悩みは「座り方」&「座りトレ」で改善する! 日本を代表するアスレティック・トレーナーが教える、最新科学に基づく、医学的に正しい簡単な方法! 2分ですぐ実践でき、さくっと1時間で読める!! 人は、社会生活の中で「座る」ことに長い時間をついやしています。よって「座り方」を改善すれば、人の体は生まれ変わっていきます。そして、座ったまま軽い動作をするだけで、肩や腰の痛み、ストレートネック、ストレート腰も改善するのです! 誰でもできる手軽な手法なので、歩くのがつらい高齢者にもおすすめです。 ------------------------------------- 「あなたの健康法や美容法は、なぜうまく行かないのか?」――それは、関節や筋肉のズレに着目したトレーニングをしていないから! 本書では、それらのズレをリセットし、本来の状態に戻せる「すごい座りトレ」についてご紹介。 これにより、体の痛みの解消、美容効果、若返り、姿勢の改善など、さまざまな効果が得られます。 座る際に「力を入れるポイント」さえ意識すれば、あなたの体は見違えるほど「軽く」なる!
  • ゼータへの最初の一歩 ベルヌーイ数 ~「べき乗和」と素数で割った「余り」の驚くべき関係~
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ベルヌーイという数学者について見聞きしたことがある人は多いでしょう。ヤコブ・ベルヌーイによって発見されたベルヌーイ数は美しいと言われ,高校入試や数学オリンピックにも出題されます。本書では,一見でたらめなベルヌーイ数を,無限級数の和に着目し読み解いていきます。 リーマン予想で有名なゼータ関数への最初の一歩としても,お勧めの1冊です。オイラーやリーマンの考えた数学も丁寧に解説するので,彼らが編み出した数学を知りたい方にも楽しんでいただけます。
  • 葬儀会社が農業を始めたら、サステナブルな 新しいビジネスモデルができた
    5.0
    市場が縮小する業界で生き残る! 外注業務の内製化を突き進めてたどり着いた異業種参入 経営危機から8つの事業を展開、 資産総額27億円まで成長できた戦略とは―― -------------------------------------------------------- 日本の人口が減少するのに伴って、 市場規模が縮小し厳しい状況に立たされている業界は多くあります。 著者が身をおく葬儀業界もその一つです。 人口減少は死亡する人が減ることを意味し、葬儀の減少に直結します。 著者は祖母が始めた葬儀会社を1998年に引き継ぎましたが、 死亡者数減少によるマーケットの縮小が目に見えているのに加え、 葬儀の規模も縮小傾向にあり、葬儀単価は右肩下がりで 事業の先行きに強い危機感を抱いていました。 しかし、その25年後の2023年現在、著者の会社は葬儀業を含めて 8つの事業を展開し、資産総額は27億円、年間売上高は14.5億円、 ROE(自己資本利益率)は10%、自己資本比率は40%を超えています。 このなかで、葬儀業と並ぶ柱になっているのが農業です。 葬儀会社が農業をやっているというと多くの人はまったく関連のない 異業種に参入したと思うかもしれませんが、そうではありません。 著者は業界が縮小するなかで売上を伸ばすのではなく、 利益率を改善させる方向に舵を切りました。 その際に取り組んだのが外注業務の内製化です。 もちろん内製化には固定費もかかりますが、固定費が負担にならないよう 本業とのコストシナジーを考え、他の事業でもリソースを活用できるよう シミュレーションを繰り返しました。 そして内製化によって利益率の改善が実現できたことで、 結果的に農業をはじめとする複数の異業種参入につながったのです。 葬儀業界の外注業務は多岐にわたります。葬儀で使う生花の仕入れ、 葬儀や法事の仕出しの製造などがありますが、著者はそれらを次々と内製化していきます。 たとえば生花であれば蕾のうちは一般用に販売し、 その後開花した花は葬儀用に使用することで無駄をとことん省いたのです。 さらに葬儀の返礼品として使える商品開発にも乗り出し、着目したのが米でした。 米であれば返礼品としてだけでなく、仕出しにも活用できます。 そこで北海道に農業生産法人を設立し農業に参入しました。 7haからスタートした田畑の面積は、今では52haにまで拡大し、 葬儀業との両立で経営は安定しています。 こうした経験から、既存事業の外注業務に目をつけて取り込みながら 新たな分野に参入すれば、中小企業にとっても大きなビジネスチャンスがあると著者は主張します。 本書では著者がどのようにして異業種に参入して成功したのか、 その視点や発想、取り組みを紹介します。 経営者にとって新たなビジネスモデルを創出し、未来を切り拓くためのヒントがつまった一冊です。

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  • 相互作用が関与する 薬の副作用としくみ
    -
    1巻6,050円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 複数の薬剤を服用している患者における相互作用について、症例を通して学べる1冊 高齢者など複数の薬剤を服用している患者において、常に注意しなければならない薬物相互作用。薬剤師はその結果として患者にどのような副作用症状が表れるか、そのメカニズムを把握しながら、フォローアップしていく必要があります。本書は代表的な副作用について34の症例を通して、薬剤師が着目すべきポイントとその仕組みを学んでいきます。各副作用について、注意すべき薬剤の一覧表も収録しています。 「新版 薬の相互作用としくみ 第2版」の姉妹本です。一緒にご活用いただけば、いっそう理解が深まります。
  • 捜査一課・桐生恭介(1) 屍薬
    -
    1~4巻495円 (税込)
    殺人事件の裏に潜むコカイン汚染……若い女性を狙い、死に至らしめる組織犯罪の構造を暴く!  新宿のホテルで若い女性が殺された。被害者が売春を行っていたことから、捜査一課の刑事・桐生恭介と菅原阿季枝は、斡旋した女性に着目する。だが直後、犯人と目される元暴力団員がその女性と情交中惨殺され、事件は意外な方向へ…。捜査が進むにつれ、背後に浮かび上がる麻薬に塗れた人脈。薬を利用し弱者を食い物にする真の犯人に肉薄できるか? ●龍一京(りゅう・いっきょう) 1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
  • 創作折り紙 発想と技法:正確にきれいに折るノウハウからオリジナル作品創作のヒントまで、楽しみながら折って身につける
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新たな作品を考案し、それを折り紙作品として折り出し、美しく仕上げる。そのために、プロはどのようなワザを使い、どのような点に着目しているのか――。 細く折ったり正確な折りすじをつける際の注意点や立体化の方法(「きれいに折る」)から、誰でも折れるようにわかりやすい工程に落とし込んだり、糊などを使わずに紙を開かないようにする工夫(「折り工程を工夫する」)、蛇腹折りやインサイドアウトなど特有の折り方を使って新たな作品を生み出すためのヒント(「デザインを考える」)を、作品を通じて紹介します。 川畑作品のファンはもちろん、きれいに折りたい人、創作にチャレンジしたい人など必読。 ネコ、ウサギ、ゴリラ、パンダ、ナマズ、白鳥、もみじ、ジョージアの国旗、しゃちほこ、ヒツジ、クフ王のピラミッド、ヒッポカムポスなど39作品収録。ポイントとなる折り工程は動画で説明(QRコード)!
  • 掃除と経営~歴史と理論から「効用」を読み解く~
    -
    たかが掃除、されど掃除――。左の同僚の机、右の同僚の机、あるいは上司や部下の机を見回してみると、彼らの本性や仕事ぶりが滲み出てはいないだろうか。本田宗一郎、松下幸之助ら「日本の名経営者」たちが掃除や整理整頓を大事にしてきたのはなぜか。本書では、こうした歴史的な探究とともに、経営学の分野で2000年前後に起き始めた欧州発の新しい理論に着目し、組織における〈目には見えないけれども大切なこと〉を考察する。
  • そうそう、これが欲しかった! 感性価値を創るマーケティング
    4.3
    人間の行動と感性に着目した「感性のマーケティング」の基本のフレームワーク、実践ステップを体系化。売上げ5倍増、10倍増の豊富な実例から学べる実践書。 【主な内容】 第1章 ビジネスを危機に陥れる三つの忘れられた課題/第2章 価値を生む三つのパターンと実践フレームワーク/第3章 感性消費行動のデザインが売上げを創る/第4章 高収益の基盤を築く関係性のマネジメント 第5章 感性ナレッジのマネジメントが企業を強くする/第6章 いかに社内を巻き込んでいくか
  • 創造的人間
    -
    驚異的な発展を続ける科学技術の世界と、時に押しつぶされそうになる人間の生活世界。わが国最初のノーベル賞受賞者である著者が、人間の創造性の本質に着目しながら、両者のかかわり方の可能性を考えるエッセイ集。危機に立つ人間の存在と尊厳をいかに保持し発展させうるかを示唆する名著。
  • 双馬式 誰も言わなかった馬券富豪の展開読み
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたの展開読みは間違っている! 競馬予想で、展開予想は欠かせません。ペースや位置取りを読むことによって、流れが向きそうな馬、展開に恵まれそうな馬が見えてきます。しかし残念ながら、世の中の多くの競馬ファンが「間違った展開読み」を行なっているのが実情です。本書では、馬券師・双馬が、上がり3ハロンではなく、テンの1ハロンに着目する双馬式の「正しい展開読み」を100万馬券、10万馬券の的中実例とともに大公開します!
  • 「組織力」の高め方
    3.0
    欧米型成果主義をはじめ、“直輸入の経営理論”が企業の現場で大きな不協和音の原因となっている。一方、現在好調を維持している企業の多くは、トヨタやキヤノンに代表されるように、独自の行動文化を変えるのではなく、むしろ強化する方向へと歩んだ企業である。日本企業の独自の行動原理を理解せず、単に机上の空論だけを適用しようとした企業こそが罠に堕ちたのではないか。この視点から、著者はまず、日本企業が今現在おかれている隘路を描きつくし、続いて日本企業の行動原理はいかなるものかを明らかにしていく。そして、組織力を高める方策として、4つの“人の集まり”に着目する。この4つが有機的に結合し、運用されるとき、日本企業は、本来の姿を取り戻し、最強の「塊」のごとき組織へと高まっていくのである。今こそ日本企業は自らの強みこそを伸ばすべき時!迷いを晴らし、勝ちを生む、新しい日本的経営への戦略を提示する画期的な一冊である。

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  • 素数って偏ってるの?   ~ABC予想,コラッツ予想,深リーマン予想~
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【なぜそこに素数が現れたのか?偶然か必然か…?素数の本質をとことん追究!】 『「数学をする」ってどういうこと?』の第2弾です。今回も日常社会に潜む数学を取り上げます。今回は特に「偏り」に着目し、数学的な観点で解明していきます。不自然に偏って見える素数の分布が、実は素数全体のバランスをとるうえでは自然な現象でした。それを深リーマン予想を使って証明し、さらに、どのあたりに素数があるべきなのかまで考えていきます。ランダムなはずなのに偏りがある素数、一体どういうことなのか。それが私たちの感性や日常とどう関わってくるのか、奥深い素数の世界を堪能できる1冊です。 ■こんな方におすすめ ・高校生以上、一般向け、素数やそれにまつわる有名問題などに興味がある人 ■目次 第0部 数学は論理じゃない?    第1話 再会    第2話 数学は論理じゃない?    第3話 入試問題より    第4話 論理の先にあるもの    第5話 素数はランダム?    第6話 双子素数予想の心    第7話 素数はいつ現れるか    第8話 AIにできないこと ●第1部 ABC予想    第9話 良い定理とは    第10話 一般化で証明の本質を探る    第11話 ユークリッドの証明の一般化    第12話 フェルマーの最終定理    第13話 ランダウの4問    第14話 ラディカルの心    第15話 太り過ぎの見分け方    第16話 A,B,Cの役割 ●第2部 コラッツ予想    第17話 コラッツ予想とは    第18話 「100%」の意味    第19話 確率とは    第20話 円が切り取る線分    第21話 測度って何?    第22話 シラキュース関数    第23話 タオの定理    第24話 ランダムな自然数    第25話 泥だらけのサイコロ ●第3部 チェビシェフの偏り    第26話 「チェビシェフの偏り」とは    第27話 無限を表す関数    第28話 ゼータとLの復習    第29話 深リーマン予想の復習    第30話 「偏り」の解明 ■著者プロフィール 小山信也(こやましんや):1988年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。理学博士。慶應義塾大学、プリンストン大学(米国)、ケンブリッジ大学(英国)、梨花女子大学(韓国)を経て、現在、東洋大学理工学部教授。専攻は整数論、ゼータ関数論、量子カオス。著書は『日本一わかりやすいABC予想』(ビジネス教育出版社)『数学の力~高校数学で読みとくリーマン予想』(日経サイエンス社)『「数学をする」ってどういうこと?』(技術評論社)など多数。テレビ番組の監修・制作協力も行っている。『笑わない数学シーズン2』(NHK総合テレビ、2023年10月放送開始)『特捜9 season4』第7話「殺人パズル」(テレビ朝日、2021年放送)など。 "
  • その言い方では、人はついてこない やる気を確実に引き出す「感情表現」スキル
    4.3
    同じことを言われても、あの人なら喜んで受け入れられるのに、あの人に言われるとどうしても反発を感じてしまう。そんな経験は、誰にでもあるだろう。人はなぜ、「言う人」によって、あるいは「言い方」によって、腹を立てたり納得したりするのだろうか。著者は、その根本要因として、《「論理」と「感情」のバランス》に着目する。「論理」だけを優先させれば、相手は理解をしても納得はしない。論理を生かす「感情表現」を身につけてこそ、腹の底から納得し合う「感情で握手した人間関係」が成立するのだ。本書は、数人の部下やプロジェクトメンバーを束ねるリーダーたちに向けて、人を束ね、事を成し遂げる上での「感情表現」戦略スキルを、独自のメソッドで展開したユニークな一冊。ジャーナリスト・編集者として活動する一方、大学改革や国際交流・社会貢献の現場に携わってきた著者ならではの実践的な方法論が、平易に解説されている。

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  • ソーシャルワークの面接技術と記録の思考過程
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 熟達したPSWは実務の中で何に着目し、何を拾い上げ、どのような考えでどう行動するのか。実践者の「思考過程」に焦点を当て、実務を解説するシリーズ。第2巻は「面接」と「記録」。25の面接場面の逐語や、10の書式の記述要点を通してその思考過程にせまる。 ※本電子書籍は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
  • ソーシャルワークプロセスにおける思考過程
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 熟達したPSWは実務の中で何に着目し、何を拾い上げ、どのような考えでどう行動するのか。こうした実践者の「思考過程」に焦点を当て、実務を解説するシリーズ。第1巻は「ソーシャルワークプロセス」。クライエントとの出会いや膠着状態、電話応対等の思考過程を詳述する。
  • 続・手仕事の服
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 有名百貨店での衣装展示販売で多くの人の耳目を引く「工房のむら」の服。 驚くほど手の込んだ刺し子や裂き織に魅入られる人が続出です。 本書は、2014年出版「手仕事の服」の続編で、新作の衣装を50点以上ラインナップ。 また、これらの仕事が生み出されるバックグラウンドにも着目し、 大分県「やまくに」の自然や人、名所を案内するガイドブックを巻末に(英語表記あり)。 日本の伝統の手仕事を堪能できる1冊。 【もくじ】 手法1|コツコツと刺す 手法2|自由に織る 手法3|素材を生かす 手法4|はぎれを重ねる 手法5|糸でさまざまに描く ■工房のむらの服を服を着て――ある日の装い ■工房のむらのふるさと やまくにを訪ねて ・先人の知恵に学びながら、仕事を生み出していく ・道の駅やまくに ・自然と伝承 ・人と暮らし ■工房のむら スタッフ一覧
  • 続・モビリティー革命2030 不屈の自動車産業
    3.0
    2030年の自動車産業を取り巻く環境変化を定量的に予測した「モビリティー革命2030 自動車産業の破壊と創造」の出版から4年が経過した。100年に1度といわれる大変革期の只中にある自動車産業は、当時の見立てをはるかに超えるスピードで変化している。CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)やMaaS(Mobility as a Service)といった既存の概念だけでは、この荒波を乗り切ることは難しい。デロイト トーマツ コンサルティングは今回、CASEやMaaSの背景となる社会変化に立脚した新概念「MX(Mobility Transformation)」「EX(Energy Transformation)」「DX(Digital Transformation)」に着目する。もはや、“クルマ”だけに閉じた戦略は通用しない。モビリティー、エネルギー、デジタルの3大メガトレンドに対応した新戦略が求められている。自動車メーカー、部品メーカー、カーディーラーの各プレーヤーが激動の時代を生き抜く新戦略を考察する大ヒット“革命本”の第2弾。
  • 大正=歴史の踊り場とは何か 現代の起点を探る
    4.0
    大正時代、都市化の進行や人々の意識の変化は、明治に始まった「官製の近代化」とは質の違う近代を歩み始めたのではないか。新しい社会・思想の源があったのではないか。「震災」「民生」「学区」「趣味」「娯楽」「サラリーマン」「職業婦人」「専業主婦」「地方(ぢかた)」「自由」など、この時代の言葉に着目、その発生や流行の社会状況を立ち上がらせながら、現代の社会や暮らし方の起点となった時代を読み解く。
  • タイムをもっと縮める!陸上競技 スプリント 最速トレーニング
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 最大スピードをもっと高める練習メニュー! ★ 課題に応じた対応策や、的確な鍛え方、 取り組む目的がよくわかる! ★ フォームづくり・体幹強化・スタート・加速… ハードル、リレーの「走り」にも活きる! ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ スプリントは道具を使う競技とは違い、 生身の身体だけでいかに早く走るか、 0.01秒を争うシンプルで魅力的な競技です。 それゆえに上辺だけの技術にとらわれない、 基本的な身体の使い方が重要になってきます。 本書では、リオデジャネイロオリンピックの 4×100mリレーでエース区間の2走を走り、 銀メダルに輝いた飯塚翔太選手がモデルとなり、 中央大学時代から指導している豊田裕浩コーチが 速く走るためのコツを伝授しています。 「速く走る = トップスピードを上げる」点に着目し、 最大のポイントである片脚が地面に着く瞬間の 接地時に大きなパワーと推進力を生む、 走りを解説しています。 そのために必要な体幹トレーニングの重要性を説き、 部活ですぐに使えるトレーニングも紹介しています。 これから短距離走を始める人も、 伸び悩んでいる人も、 トップ選手の考え方や練習法を取り入れ、 どんどん自己ベストを更新していきましょう。 本書は、スプリンターに必要な技術やフォームの注意点、 上達するための考え方を解説しているので、 読み進めることで着実にスキルアップすることができます。 克服したいという苦手な項目があれば、 そこだけをピックアップしてチェックすることも可能です。 各ページには、解説を要約する 「コツ」があげられています。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ PART1 スプリンターとして成長できるコツ * コツ01 種目の枠組みにとらわれず競技に取り組む * コツ02 体格に合った自分らしい走りを意識する * コツ03 目的やテーマにそってレベルアップする ・・・など全4項目 ☆ PART2 スプリンターのためのフォームづくり * コツ05 スピードアップを実現するためのフォームづくり * コツ+α 前半のカーブ局面をうまく攻略する * コツ06 接地時間を長く地面を押す ・・・など全18項目 ☆ PART3 スプリンターの体幹トレーニング * コツ21 地道に体幹を鍛えスプリンターの能力をアップする * コツ22 片脚をあげ尻と背中を鍛えパワーに生かす * コツ23 肘と膝を支点に安定させ側部を強化する ・・・など全9項目 ☆ PART4 目的別・種目別スプリントトレーニング * コツ30 長所を伸ばして弱点を克服する * コツ31 腕の反動を使って力強く蹴る * コツ32 スタート時の力の入るポジションを探る * コツ33 蹴り出すタイミングを確認する ・・・など全15項目 * COLUMN ハードル種目も好タイムのためにはスプリント力が不可欠 ☆ PART5 スプリンターのコンディショニング * コツ45 心技体を鍛えて質の高い走りを実現する * コツ46 コアな筋肉に刺激を入れて走る準備をする * コツ47 *緊張した筋肉をほぐし体のケアをする ・・・など全6項目 ◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆  豊田裕浩 (とよだ やすひろ) 中央大学陸上競技部コーチ 中央大学法学部から横浜国立大学大学院に進む。 教育学修士。 1996年からは中央大学の職員となり、 中央大学陸上競技部をサポートする。 国際陸上競技連盟CECS公認コーチ。 日本体育協会(陸上競技)公認コーチ。 日本陸上競技連盟強化委員会東京オリンピック強化スタッフ。 出演協力 飯塚翔太 (いいづか しょうた)(ミズノ所属) 短距離選手。 リオデジャネイロオリンピック(2016年) 4×100mリレー銀メダリスト。 ベスト記録100m10秒08、200m20秒11 中学一年時にジュニアオリンピックDクラス100m 優勝など早くから頭角を現す。 静岡県立藤枝明誠高校時代は国体の100m、 200mで優勝。中央大学へ進学し、 卒業後はミズノへ入社。 2010年世界ジュニア選手権200m優勝、 2013年・2016年・2018年日本選手権200m優勝。 2014年アジア大会4×400mリレー優勝。 2016年リオデジャネイロオリンピックで 4×100mリレー2位、 2017年世界選手権4×100mリレー3位と 数々の好成績を残す。
  • 対話師(スピルチュアル・メッセンジャー)として伝えたい 全てのものに宿る魂の声 ダイジェスト・コミック版
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 対話師(スピルチュアル・メッセンジャー)として伝えたい 全てのものに宿る魂の声 ダイジェスト・コミック版 対話とは「目に見えるものと見えないもの」双方を感じ取り、お話しすること。 どんな生命ともやりとりが出来る、本来私たちがもっている力です。 ことばだけでなく顔や声の表情、視線、ジェスチャー、直感、インスピレーションも使って 意思、感情、思考を感じ、お互いを尊重して、やり取りすることです。 本書は対話師として赤ちゃんや老人、ペット、食べ物などと対話したエピソードが具体的に書かれています。 一見自分とはあまり関係のない話のように見えるものもあるかも知れませんが、 読んでいるうちに、自分の中の何かが反応する場面にきっと出会うはずです。 なぜなら、全てのものはその内に魂という共通のものを持っているからです。 ■目次 ・妊婦さんの依頼(ある逆子の場合) ・妊婦さんの依頼(切迫早産の恐れがある場合) ・不妊の話 ・中絶について ・認知症 ・ペットの癒し ・睡眠 ・土筆 ・対話の基本 ■原作:山内 ちえこ(やまうち・ちえこ) スポーツクラブ業界で乳幼児プログラム開発を経験後に起業。 水・陸で行う様々な五感と感性に働きかけるセラピーやワークを国内外で学ぶ。 その中で、たましい、心、身体に気持ちを向ける「対話」が、健康状態や妊娠出産、 生き方改善などに効果を期待できることに着目、実践研究を重ねて「対話ワーク」として確立した。 「池川クリニック」にておなかの中の赤ちゃんと母親のヒーリングセッションの実践経験を積み、 その後、おなかの赤ちゃんとの対話ワークを中心として活動。 助産院やNPO法人で、おなかの中から子育て、 愛でつながる親子の絆づくりを提唱する「対話ワーク」や「子育てレッスン」なども行われている。 ■絵:小林 麻美(こばやし・あさみ) 彫刻学科卒のイラストレーター。 会社員としてマネキン・トルソーの原型師をしながらイラストレーターとして活動を始め、 最近やっとフリーランスになる。主に雑誌や教材の挿絵を制作。黒猫を飼っている。 好きな食べ物はかまぼこ。最近買って良かったものはブルーライトをカットするメガネ。 ※本書は2019年1月28日に発刊した「対話師として伝えたい全てのものに宿る魂の声」のダイジェスト・コミック版です。 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 本書はマガジンランドを復刊したものです。
  • タコの才能 いちばん賢い無脊椎動物
    3.8
    地球上の全動物約95%のなかで最高の知能 驚異の「タコ学」決定版 3つの心臓をもち、血液は青い 巣穴を飾り、庭造りもする 擬態能力に着目した米海軍が巨額の研究開発費を提供 吸盤の秘密を応用したロボット開発が進行中
  • 食べても太らず、免疫力がつく食事法
    4.1
    ///ダイエットはなぜ失敗するのか? その理由は腸内環境とホルモンにあった!/// 40代を越えたあたりから、私たちはどこか体の不調を訴えたり、「食べていない」にもかかわらず、体重が増える。しかし、その原因がいったいどこにあるのか分からないまま過ごし、いつの間にかメタボな体になっていく。 そういった方々が、巷にあふれるダイエット法を実行し、「健康」を手に入れようとするのだが、その後のリバウンドで、結局もとの状態に戻ってしまう……。 健康とはなかなか手に入らないものだ。 本書は、シンプルに「食事法」に着目し、それを改善することで、健康を手にし、ダイエットもできるということをエビデンスベースで解説する本だ。単に痩せるだけでなく、「食べながら」健康を手に入れる――その鍵となるキーワードが「ホルモン」だ。 石黒 成治(いしぐろ・せいじ) 消化器外科医、ヘルスコーチ 1973年、名古屋市生まれ。1997年、名古屋大学医学部卒。国立がんセンター中央病院で大腸癌外科治療のトレーニングを受ける。その後名古屋大学医学部附属病院、愛知県がんセンター中央病院、愛知医科大学病院に勤務する。2018年から予防医療をおこなうヘルスコーチとしての活動を開始。腸内環境の改善法、薬に頼らない健康法の普及を目的に、メールマガジン、YouTube,Instagtam、Facebookなどで知識、情報を分かりやすく発信している。Dr.Ishiguro YouTubeチャンネル登録者数は7万人(2020年9月時点)。
  • 単位物語
    3.5
    今回は単位の常識を切り刻む! 温度、圧力、エネルギー……日頃なにげなく使っている常識=単位の奥底に潜む、ムイミな意味のかずかず。『お金物語』につづき、知ってるつもりで毒されている「単位」に着目。素朴な疑いから日常生活をふり返り、「科学」に隠された笑いをあばき出す、清水ワールドを存分にお楽しみ下さい。何気なく使うその記号にワナがある!
  • 箪笥
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近世における箱から抽斗への転換に着目し,以降近現代に至るその変遷を社会・経済・技術の側面からあとづける。著者自身による箪笥製作記録を付す。
  • ターンアウトできてますか?
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大好評『バレエの立ち方できてますか?』に続くシリーズ第2弾! 今度こそ「ターンアウト」をマスターする! 「股関節が硬くて足が開かない」「ターンアウトしようとすると骨盤が逃げてしまう」「バーではできるのに、センターで踊り始めたらターンインしちゃう」など、ターンアウトに絡む悩みはつきもの。 また足先だけでひねるなど間違った使い方をすると大きなケガに繋がってしまう部分でもあります。 でもターンアウトはクラシックバレエの基本。どうすれば安全に、必要なターンアウトを手に入れることができるのでしょうか!? 実はターンアウトは持って生まれたものではなく、誰もが鍛え、身につけることができる「動き」。つまり、正しい身体の知識とエクササイズで、いくつになっても改善できるのです! 本書では、解剖学の視点でターンアウトの仕組みを最新の研究も織りまぜながら解説していきます。 1章では、「ターンアウトとは何か」を徹底的に掘り下げます。解剖学をベースに、股関節や筋肉の動きに着目し、どのように意識したら正しいターンアウトができるかを伝えます。 2章では、バレエの動きの中でのターンアウトを研究します。ポジションによって働く筋肉は変わるため、各ポジションで意識すべき注意点をわかりやすく伝えます。 3章は、ターンアウトの感覚を実際に体で掴み、自分のものにするための、自宅でできるエクササイズを紹介。難易度アップ&ダウンメニューも多数揃えています! このエクササイズすべては動画になっており、本についてくるQRコードからサイトにアクセスできるので、本では100%わからない動きやスピードなどを確認することができます。 基本なのにとっても難しい「ターンアウト」の技術を、今こそモノにしてしまいましょう!
  • 大震災に学ぶ社会科学 第2巻 震災後の自治体ガバナンス
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本巻は3部で構成する。  第1部の本章に続く章では、震災後、自治体が具体的にどのような取り組みをしたか、原発事故が自治体にいかなる問題をもたらしたか、さらにアンケート調査結果をもとに、復興にあたる現場の職員が日々の仕事から何を感じていたかを論じる。本巻全体の導入部分にあたる内容である。  第2部は復興を担う組織と人に着目する。その際、国―自治体の関係、自治体―自治体の関係つまり政府間関係と、自治体―住民、自治体―ボランティアの関係を考察の基本枠組みとし、その枠組みのなかで震災後に組織と人がどう動いたか、関係性に変化が見られたかを検討する。最初の2つの章が主に国レベルの行財政対応に視点を置くのに対して、あとの3つの章は主に自治体レベルの行財政対応に力点を置いて考察を進める。 第3部は自治体の復興計画と復興事業に注目する。復興事業のなかでも、特に重点的に取り上げるのは被災住民に対する住宅供給・再建事業である。復興計画の策定や復興事業そのものの進捗状況はどうであったか、復興事業を進めるにあたってどのように政策選択や政策展開がなされたか、そこに自治体間で違いが見られたとしたらその要因は何であったかが検討される。ここでも重要な視点となるのは、国―自治体、自治体―自治体の政府間関係の枠組みから何がいえるかである。
  • 大震災に学ぶ社会科学 第6巻 復旧・復興へ向かう地域と学校
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    1巻3,663円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東日本大震災が日本の教育に残した打撃はきわめて大きなものであった。発災直後、避難所となった学校では、教職員が文字通り献身的にその運営に当たった。さらに学校施設の復旧の早さと教職員配置の円滑さは、早期の学校再開を実現する最も重要な要素となった。行政からの支援に加えて社会からの大きな支援の受け皿ともなった教育という分野は、早期の復旧が可能となった。  本書を通じて明らかにしていく問いは、「日本の教育は東日本大震災の後で変わったのか」である。  第1章では本書で中心に扱う日本の被災三県を対象に、日本の教育は復旧したのか、復興したのかという課題を描き、俯瞰する。第2章の役割は、第1章の俯瞰図に、海外の災害事例とその後の復旧ないし復興の経緯を考察することで、東日本大震災について検討する際の視角を補完するものである。第3章では、2011~2013年の「復旧期」における教職員の組織的行動や取り組みを、震災発生時の危機回避、学校教育機能の回復、児童生徒の心の安定確保の三段階から整理し、それらが教職専門性を背景とすることを示したい。第4章では、被災地復興が進められる中での学校教育の展開と、それに関わる地域・地域団体の動きの事例分析を行う。第5章では、震災及び原発事故に伴って生じた福島県の教育課題の概況をまとめるとともに、教育の復旧・復興に向けたプロセスについて記述し、福島県における教育の復旧と復興をめぐる状況を明らかにしていく。 第6章は、東日本大震災で被災した子どもに対する支援活動(子ども支援)に焦点をあて、教育分野におけるNPOの復興支援活動について今後の検証にたえる記録を残すことを目的とする。第7章では、経済的支援として、奨学金・給付金など被災者個人への金銭の支給、貸付金の貸付けなど、子どもの教育のための経済的負担を軽減する現金給付を主として分析の対象としている。 第8章では、東日本大震災に伴って生じた子ども支援に関する問題状況と、それに対する専門家支援の成果と課題、および子どもの心のケアを社会的に支援することの意義と難しさについて、行政事業と大学による支援活動の事例を中心に考察していく。第9章では教員の業務量と心身の健康状態に着目して、東日本大震災が教員に及ぼした影響について検証を行う。第10章は、被災児童生徒の学習機会を保障する学校と町教育委員会の取組みが、NPOによる支援を契機として官民協働による学びの場へと発展した女川向学館の設立過程を記述し、災害発生時に支援者となりうるNPOや受援者となりうる学校および教育委員会に対する示唆を得ることを目的とする。  教育の復興の重要な部分を構成する教育内容の変化(防災教育等)については第11章で明らかにされる。
  • 大乗仏教の誕生 「さとり」と「廻向」
    4.5
    人びとを救いのない業報の束縛から解放する、恩寵と救済の宗教――大乗仏教は、どのような思想的変転の中から出現したのだろうか。「さとり」と「廻向(えこう)」という大乗仏教のキーワードを軸に、その独自の論理を解明していく。 「マーヤー夫人の処女懐胎」と「マリアの受胎告知」など、ブッダとイエスをめぐる説話に驚くべき類似がいくつも見られるのはなぜだろうか。本書はまず、仏教とユダヤ教、キリスト教など、西アジアの諸宗教の影響関係を聖典文献学から探る。なかでも、ペルシアに栄えたゾロアスター教がメシア信仰や阿弥陀仏信仰、さらに大乗仏教の成立に与えた影響に着目する。 また、自分の積んだ善業の結果を「さとり」という超世間的なものに転換したり、自己の功徳を他人に振り向けたりする「転換の思想」すなわち「廻向」は、「業も果も本質的には空(くう)である」という「空の思想」に支えられている、という。そして、この阿弥陀仏信仰と「空の思想」を両輪として、大乗仏教は育まれたのである。 原始仏教と他宗教を比較する広い視野から、難解な思想を平易に説き明かす。巻末解説を、チベット学の今枝由郎氏が執筆。 『「さとり」と「廻向」――大乗仏教の成立』(講談社現代新書1983年刊、人文書院1997年刊)を改題して文庫化。
  • 脱毛先生! 悩める女子のために脱毛のすべてをするっと教えてください!
    -
    ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 購入前にお使いの端末で無料サンプルをお試しください。 美容意識の高まりにより、脱毛ケアは一般化および低年齢化が進んでいます。ある調査によれば、クリニックやエステサロンを利用して脱毛をした経験のある人は、10代女性で約26%、20代女性で約53%にのぼり、今後も増加することが予想されています。 一方、施術後のヤケドやサロンの倒産、期待通りの効果が得られなかったなど、トラブルも後を絶たず、ムダ毛に悩む女性の多くは、「信頼できるクリニックはどのように見分ければいい?」「医療脱毛とサロン脱毛の違いは?」「適正な施術料金は?」といった悩みを抱えています。 そこで本書では、ムダ毛に悩む女子の素朴な疑問や不安を解消し、トラブルを回避するために必要な予防策をQ&A形式でわかりやすく解説。医療脱毛の施術実績10万人超! 自身もムダ毛に悩んだ経験を持つ美容皮膚科医が美容クリニックの広告やホームページ、ネット記事ではわからない脱毛の真実を伝えます。 Chapter 1 脱毛をはじめる前に知っておきたい毛の基礎知識 体毛はなんのためにあるの?/脱毛すると、汗をかきやすくなるの?/体毛は、どんな仕組みで生えてくるの?/医療脱毛とエステ脱毛、何が違うの?/クリニックを選ぶときに着目するポイントは? ほか Chapter 2 効果的で安全な脱毛のために! レーザー脱毛実践のポイント 施術前のカウンセリングで伝えたほうがいいことは?/脱毛施術前のシェービングのコツは?/レーザー脱毛の効果に個人差があるのはなぜ?/レーザー脱毛をしたのに毛が濃くなることがあるって本当?
  • ダブル・ミステリ
    3.0
    1巻1,934円 (税込)
    直球のフーダニットとトリッキーなサスペンス、二本の中編を収録。驚愕の結末は、巻末に──。数々の不可能犯罪を解決してきた弁護士・森江春策。彼は幻の映画の上映会に招かれ、潮が満ちると孤島と化す地・天眼峡に建つホテル《月琴亭》にやってきた。しかしそこに集った他の四人は、それぞれ異なる理由で呼び出されたことが判明する。クローズド・サークルで起きた殺人事件に名探偵が挑む直球のフーダニット!(「月琴亭の殺人」)磯島健太が死んだ。いい加減なのに憎めない、わたしの元恋人が――。頼りない恋人を見切ってシングルマザーという選択肢を選んだライターの“わたし”は、妊婦が電車内でトラブルに見舞われて急死した事件を取材中、奇妙な違和感を覚えた。被害者女性の周辺では事故死が相次いでいるのだ。この不気味な事実に着目したわたしだが……。(「ノンシリアル・キラー」)2つのミステリが重なるとき、世界は反転する──芦辺拓、一世一代の大仕掛け!※収録しております「ノンシリアル・キラー」「解決編」は、電子書籍版収録にあたり、紙書籍版と仕様が異なる部分がございます。
  • 〈小さき社〉の列島史
    3.0
    「村の鎮守」はいかに成立し、変遷を辿ってきたのか。各地の同名神社群に着目し、「印鑰社」「ソウドウ(崇道)社」「女体社」「ウナネ(宇奈根)社」を一社ごとに取り上げ、現地調査と文献から、分野の枠を越え考察を試みる。
  • 小さな一歩が会社を変える (TEDブックス)
    4.0
    一人のトップに頼るより、一人ひとりがリーダーになろう。 会社を変えるのは「公正な文化」。まずは小さな一歩を踏み出そう。部署を超えて衝突覚悟で意見を言い合う。 コーヒーブレイクを社内で一斉に取る。「静かな時間」で一人の作業に集中する。オフィスを飛び出て人や家族と話す。 ほんの小さな変化が、劇的な効果をもたらす。組織は創造的に利益を生み出し、仕事の満足度も上がる。 数値に表せない、そんなアイデアこそがリーダーだ。 世界中の企業を見てきた起業家が、成功と失敗の豊富なケーススタディをもとに、組織と個人との風通しの良い関係を探る。 Small books, big ideas. 未来のビジョンを語る。 人気のTEDトークをもとにした「TEDブックス」シリーズ日本版、第9弾。 「失われたチャンスについて一人ひとりに話を聞いても、全員が同じことを言います。『うちの文化が悪いんだ』と。 では、どうしたらこれを解決できるのでしょう? みんなで、としか言えません。だからこそ本書はCEOから清掃員まで、 働きやすい職場を望む、すべての人に向けて書かれています。 この本は毎日の思考や習慣の小さな積み重ね、たとえば話し方や聞き方、議論の仕方、考え方、物の見方といったことが カルチャーを生み出し、定着させていくということに着目します。数百万ドルかけて何年がかりにもなる社内改革プランでは ありません。誰でも、いつでも踏み出せる小さな一歩であり、大きな変化のきっかけとなるほんの小さな一歩を紹介しています」(本書より)
  • 地層捜査
    3.6
    1995年に東京・荒木町で起きた老女殺人。確たる手がかりもなく、未解決のままだったこの事件が、2010年の公訴時効撤廃を受けて再捜査の対象となる。捜査一課の水戸部と、以前この事件を担当していた地域指導員加納は、当時の捜査本部が着目した土地トラブルを追いながら、かつては芸妓、後に置屋の女将として生きた老女とこの街の記憶に目を向けていく。そう、事件の「地層」を掘り起こすのだ??。『廃墟に乞う』で直木賞を受賞した警察小説の名手が放つ待望の新シリーズ、いよいよ開幕!
  • 知徳国家のリーダーシップ
    4.5
    新型コロナ、国際情勢の混迷、経済停滞の長期化――  危機に直面したいま、この国のかじ取りは大丈夫なのか?  2人の知の巨人が、リーダーのあり方を巡り緊急対談。  中国の台頭と不安定化する国際情勢、変化への対応に遅れる企業・政治・行政、急速な人口減と高齢化を伴う社会不安、そして新型コロナのパンデミック――多くの課題を抱えたまま危機に直面する日本。今の政治や経済のリーダーたちに、未来へのかじ取りを任せて大丈夫なのか? この危機を乗り越えることができるのだろうか?  本書は、日本が国家的危機に直面した幕末・明治初期と、第2次大戦後という2つの時代に着目。明治維新後の近代日本を創った大久保利通、伊藤博文、渋沢栄一、益田孝、戦後日本の躍進の基礎を創り支えた吉田茂、中曽根康弘、本田宗一郎、稲盛和夫の8人のリーダーたちの生き様を振り返りながら、野中、北岡という現代を代表する2人の「知の巨人」が、リーダーシップ、教育、組織、知的機動力などの論点を軸に緊急対談。いま日本が直面する急激な環境変化を複合的な危機ととらえ、明治維新後150年の日本の経験に「温故知創」の観点から未来へのヒントを探り、あるべきリーダーシップとは何かを提示するもの。  野中の理論的枠組みを用い、社会が暗黙知(文化、慣習等)から形式知(新たな製品技術等)を創出するメカニズムを分析し、明治や戦後の日本の何が優れていたかを明らかにする一方で、北岡の歴史観という時間軸(横軸)と野中の知識創造という縦軸を交差させることで、現在の日本の宿痾や今後のあるべき姿を、よりシャープで普遍性のあるものとして読者に問いかけていく。
  • 地方創生 実現ハンドブック 人や仕事が増え、地方が元気になる処方箋
    3.5
    人や仕事が増え、地方が元気になる処方箋 「まち」に活力を取り戻す「地方版総合戦略」に携わる 自治体担当者は必携  製造業の海外進出が定着し、地方が工場を誘致して地元に活気を生み出すのは難しくなりました。地方を元気にするには、地方が自ら産業を育て、人が集まる環境を作り出す「地方創生」が重要になっています。  国の戦略に沿い、2016年3月末までに全国の自治体は、地方創生のための総合戦略を策定することが求められています。本書では、全国各地を取材し、地方創生の成功事例17件、地方で新たな産業を生み出す核となるベンチャー企業、地方有力企業の情報690社分を掲載し、総合戦略の策定を後押しします。  これからは、東京のまねをしても、地方は元気になりません。地元の魅力的な人、観光資源、伝統工芸などに着目したり、地方ならではの課題解決を考えたりして、その地方ならではの産業を育てていくことが重要になっています。そこでは、ベンチャー企業や地方有力企業の小回りのよさが効果を発揮します。地方に眠っていた人や資源をうまく結びつけ、「まち」に活気を生み出すベンチャー企業や地方の有力企業が活躍を始めている現場をきめ細かく取材して紹介しています。  地元を元気にしたい自治体関係者、地方企業経営者、まちおこしに取り組むNPOの方などに役立つヒントが満載の1冊です。
  • 地名の研究
    4.0
    日本は諸外国とくらべて地名が膨大であると説き、柳田は有名な「大きな地名」よりも、小字などの「小さな地名」に着目する。また、地名を新古の生活の必要によって命名する「利用地名」、自分の土地だと宣言するための「占有地名」、地名を分割して名付ける「分割地名」に分類。それぞれの特徴は何か。地名学の源流となった名著。(解説・中沢新一)(講談社学術文庫)
  • 地名の博物史
    3.3
    地名は、わたしたちの祖先が生み出し、育て、数百年、千数百年にわたって守りつづけてきた貴重な「文化財」である。本書では地名の表記用字に着目し、漢字表記に使われる事物を用いて地名を分類・解説するというユニークな試みを行う。「獣」「身体」「位置」「数」の用字を読み解くなかから、それぞれの地域の豊かな歴史が見えてくる一冊である。
  • チャイナ・ウェイ――中国ビジネスリーダーの経営スタイル
    5.0
    正しく知ると、向き合い方も見えてくる。 グローバルビジネスにおいて存在感を高める中国。 しかし、GDPなどのマクロなデータや、 アリババやジャック・マーなど、 特定の企業に着目するだけでは見えないものがある。 アリババ、レノボ、ファーウェイ、ハイアール、バンケ…… 急成長する中国企業のダイナミズムを、 世界最高峰のビジネススクールの経営学者が徹底解剖。 中国企業の経営について知りたければこの1冊! 早稲田大学の池上重輔教授による監訳・まえがき。 『チャイナ・ウェイ』はアリババの馬雲(ジャック・マー)や、 レノボの柳伝志(リウ・チュワンジー)などの 中国トップ企業のビジネスリーダー72名に対するインタビューと、 著者たちによる綿密な分析と考察を中心に構成されている。 中国のビジネスリーダーに関してこれほど包括的に研究し、 彼らの思考と行動パターン、 そしてリーダーシップの特質について説かれた本はおそらく世界初であろう。 ――池上重輔(早稲田大学教授、本書監訳者) 目次 監訳者によるまえがき 第1章 序論 アメリカ流ではなく ・中国の重要性 ・チャイナ・ウェイを理解する ・中国の巨富の創造者たち 第2章 自力での進路開拓 ・1980年代と1990年代の中国の事業環境 ・試行錯誤の果てに ・柳伝志のレノボ創業 ・中国を飛び出したレジェンド ・王石のバンケ創業 ・商社 ・事業転換 ・王石の新たな組織構造 ・中国のその他の億万長者 ・ハナジー創業で中国一の大富豪になった李河君 ・欧米の影響 ・結論 ・巨富の創造者たちが語る「自力での進路開拓」 第3章 学習する企業 ・自己管理型学習 ・幹部候補向けの学習体験 ・企業の学習の源泉 ・リーダーシップ・コーチング ・学習への説明責任 ・覆盤 ・結論 ・巨富の創造者たちが語る「学習する企業」 第4章 長期的な勝負を見すえた敏捷な戦略 ・アリババの敏捷性 ・分権化した組織体制 ・はるか先を見すえるバンケ ・25% ・質の高い成長 ・パートナーとともに成長する ・清廉さで導く ・リスクと失敗 ・結論 ・巨富の創造者たちが語る「敏捷な戦略」 第5章 人材管理 ・共産党における人材管理の発展 ・共産党に起源を持つ人材管理 ・実力主義と職の安定性 ・職場の教育とトレーニング ・文化的支柱 ・会社独自の文化 ・人による管理 ・イノベーションによる管理 ・結論 ・巨富の創造者たちが語る「人材管理」 第6章 トップが絶対権力者 ・ハイアールグループを変容させる張瑞敏 ・ビッグ・ボスの権力 ・人格 ・謙虚でありつつも大胆に ・階層主義と現場主義 ・粘着剤としての文化 ・ボスの追放 ・結論 ・巨富の創造者たちが語る「ビッグ・ボス」 第7章 成長が金科玉条 ・成長の要因 ・何のための成長か ・成長のための政府 ・人間関係は私から公へ ・海外進出 ・中国の成長減速はそれほど悪いことか ・結論 ・巨富の創造者たちが語る「金科玉条としての成長」 第8章 パートナーシップとしてのガバナンス ・コーポレートガバナンスの歴史が浅い中国 ・中国のコーポレートガバナンスの特徴 ・中国流のガバナンス ・監視役としての役員会 ・企業リーダーシップにとってのコーポレートガバナンス ・結論 ・巨富の創造者たちが語る「パートナーシップとしてのガバナンス」 第9章 独自性は何か、持続性があるのは何か ・学習の重要性 ・知識の呪い ・政府とビジネス ・ボス ・株主の立場 ・創業者の引退問題 ・中国人リーダーの教訓から欧米が学べること ・永続的なものは何か ・結論 ・巨富の創造者たちが語る独自性は何か、持続性があるのは何か 付録1 チャイナ・ウェイの成長 付録2 インタビューした中国人ビジネスリーダー 謝辞 参考文献 原注
  • 中欧の模索 ドイツ・ナショナリズムの一系譜
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 「中欧」とは、単なる地理的な名称ではなく、歴史的・政治的に構成された概念である。冷戦の終焉とともに歴史の表舞台に回帰したこの概念は、多文化・多民族が共存するユートピアを想起させる一方、ドイツ帝国主義やナチスの「生存圏」を正当化するイデオロギーとして忌避されてもきた。本書は、この「中欧」という概念に着目し、それを近代ドイツの自己意識の根源に関わる問題として捉えることによって、従来の研究とは異なるドイツ・ナショナリズム像を提示する。1848年革命期の中欧連邦構想から、第一次世界大戦時の「中欧」をめぐる国際的な論争、そしてヴァイマル共和国期の「ヨーロッパ合衆国」構想とナチス時代の「広域秩序」論。これら「中欧」をめぐる議論の多角的・実証的検討を通して見えてくるのは、国民国家中心的な視座を超えた、重層的なドイツ・ナショナリズム像である。近代ドイツにおけるナショナリズムと「中欧」の関係を問いながら、地域主義とナショナリズムが絡み合う現代世界にも歴史的洞察を与える試み。 【目次より】 凡例 序章 問題の所在 ドイツ近現代史と「中欧」 第一章 「中欧」という視座 ドイツ・ナショナリズム論の再検討 第一節 ドイツ・ナショナリズム再考 第二節 対象と分析視角 第二章 「国民国家」か「中欧」か ドイツ問題とコンスタンティン・フランツの中欧連邦構想 第一節 一八四八年革命以降のドイツ問題 第二節 フランツとは誰か 第三節 フランツの中欧連邦構想 第四節 二〇世紀のなかのフランツ 第五節 フランツの遺産 第三章 「中欧」の夢と現実 フリードリヒ・ナウマンの『中欧論』とその反響 第一節 ナウマンと「中欧」 第二節 「中欧論』の検討 第三節 『中欧論』の反響 第四節 ナウマンの遺産 第四章 「ヨーロッパ合衆国」から「広域秩序」まで ヴァイマル共和国期・ナチス期における「中欧」の分岐……… 第一節 戦間期における「中欧」の位相 第二節 「中欧」から「ヨーロッパ合衆国」へ ヴィルヘルム・ハイレの欧州統合思想 第三節 第三帝国下の「中欧」の運命 カール・シュミットの広域秩序論 終章 「中欧」から「ヨーロッパ」へ? 結論と展望 あとがき 註 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 板橋 拓己 1978年生まれ。政治学者。成蹊大学法学部教授。 北海道大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。専門は、国際政治史、ヨーロッパ政治史。 著書に、『中欧の模索』『アデナウアー 現代ドイツを創った政治家』『黒いヨーロッパ』『現代ドイツ政治』(共著)『歴史のなかの国際秩序観』(共著)『国際政治史』(共著)など、 訳書に、ジャック・ル・リデー『中欧論 帝国からEUへ』(共訳)アンネッテ・ヴァインケ著『ニュルンベルク裁判』ヤン=ヴェルナー・ミュラー『ポピュリズムとは何か』アンドレアス・レダー『ドイツ統一』などがある。
  • 中国藝術理論史研究(東洋学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 「形」とは何か。中国思想が求めたものは「道」であり、形而上なるものを追求する中国文化全体において、形は看過され、主題的に語られることはなかった。本書は、中国藝術理論における形を考察することにより、その中国哲学史における意味を再考する。まずは六朝期と宋代を中心に、形象を無視する絵画理論の発生を考察し、固定しない、混成した形象への志向の登場を山水画の表現を例に論じる。さらに中国藝術における主要概念を検討した上で、漢代に遡って、画像石に表れた死生観に着目、形という存在自体が中国思想を変容させた様子をたどる。最後に、固定的な形象をもたない風景の表現がもつ意味をも考察する。数々の名作を残した中国絵画、その背後にある、形の思想と気の思想の関係を繙いた画期的業績。 【目次より】 はじめに 序章 形について はしがき 一 「形」の二つの相 二 気象と形 三 箱の思想 おわりに 第一部 気と形象の問題 第一章 気の問題 はしがき 一 六朝に至るまでの気の表現 二 謝赫と顧〓之における気の問題 三 張彦遠における気と六朝の書論 四 六朝文学論における気 五 楽記と気の問題 おわりに 第二章 形象の問題 はしがき 一 造化の跡 二 胸中の竹 三 混成した形象 おわりに 第三章 気象の問題 一 胸中の丘壑 二 文章における気象 三 胸中の竹と胸中の丘堅 第二部 芸術に関わる諸概念の検討 第四章 快の問題 はしがき 一 感性的「快」について 二 芸術理論における「快」 おわりに 第五章 醜の問題 はしがき 一 視覚的な美醜と道徳的な美醜 二 韓愈と梅堯臣 三 山水における醜 第六章 模倣の問題 はしがき 一 第一の転回点 六朝期 二 著録に見える模本 三 第二の転回点 北宋 四 評論家の発想 五 董其昌 おわりに 第三部 思想と図像 第七章 思想と図像 はしがき 一 二つの気のモデルと死の解釈 二 死観と喪葬儀礼 三 祟りと天門 四 崑崙山と西王母 五 もう一つの死後観 六 図像化による思想の変容 おわりに 第四部 風景の問題 第八章 風景の問題(一) はしがき 一 風景詩の性格 二 風景詩の空間 三 形象と風景 第九章 風景の問題(二) はしがき 一 光と風の表現 二 浸透 三 気象と浸透、そして散っている気 結論 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 宇佐美 文理 1959年生まれ。中国美学・美術史研究者。京都大学教授。京都大学文学研究科博士後期課程研究指導認定。専門は、中国絵画、芸術理論。 著書に、『歴代名画記  〈気〉の芸術論』『中国絵画入門』『中国藝術理論史研究』などがある。
  • 中国詩文の美学(中国学芸叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 声律や対句などの技法により、緻密に構築された中国の詩と文。その表現形式を支える美の理念と原理に着目し、それが詩文の形式の創出にいかに生かされていったかを追跡。長い時間をかけて詩文形式が醸成されていくさまを俯瞰的に観察する。初めに、六世紀の文学理論書『文心雕龍』を美の原点にすえ、それが提起した問題点を、のちの理論家がどのように実践面で取り入れ形式美を創出していったかを、主に『文鏡秘府論』所収の文献から考察。その上で、律詩の形成過程を歴史的に考証して、五言律詩が漢代から六朝の宮廷詩人により形成される過程や、唐代の杜甫が試行錯誤を経ながら七言律詩を確立する過程に光を当てる。さらには、文に目を転じ、日本古代文学をも視野に、駢文文体の推移を論じる。明快な論述で文学創作形式の美に迫る必読書。 【目次より】 はしがき 一 創作技法論の展開 『文心雕龍』から『文鏡秘府論』へ 二 律詩の形成過程 句数と対句の側面から 三 五言八句詩の成長と永明詩人 四 四声八病から平仄対応ヘ 五 杜甫と七言律詩 ことに拗体詩について 六 遊宴詩序の演変 「蘭亭序」から「梅花歌序」に至る表現形式 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 興膳 宏 1936年生まれ。中国文学者。京都大学名誉教授。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科中国語学・中国文学専攻博士課程を修了。文学博士。文化功労者。 著書に、『中国詩文選10 潘岳 陸機』『中国の文学理論』『異域の眼』『風呂で読む陶淵明』『乱世を生きる詩人たち 六朝詩人論』『古典中国からの眺め』『中国名文選』『中国古典と現代』『杜甫 憂愁の詩人を超えて』『漢語日歴』『仏教漢語50話』『合璧 詩品 書品』『杜甫のユーモア ずっこけ孔子』『中国詩文の美学』など多数。
  • 中国で尊敬される日本人たち
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    戦中・戦後の中国に優れた貢献を果たし、中国で尊敬をもって語られていながら、一般の日本人にはあまり知られていない人々にスポットをあて、彼らの活動を活写する一冊。 田中角栄、大平正芳というふたりの国交正常化の功労者を政府間交渉という側面ではなく、中国との人間ドラマに着目したエピソードをはじめ、新中国空軍創設に寄与した航空隊のプロたち、医療や鉄道など建国の「インフラ」整備にかかわった人たち、中国の広告教育の礎を築いた成田豊、未来志向で上海万博を支援する堺屋太一など、さまざまな分野でその持てる力を尽くした日本人の物語を紹介する。「中国人から現在も感謝される、こんな日本人がいたのか!」と読んでいて勇気づけられ、賛否を問わず、新時代の日中関係において希望を持つことができる。
  • 中世初期の所領経済と市場
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 大きな転換を遂げつつある西欧中世社会経済史の研究を踏まえ、アルデンヌ、およびパリに所在する四つの修道院所領を、そこに内包される市場に着目し生産と流通の両面にわたって具体的に再構成した野心作。自給自足的な閉じられたシステムとしての所領という従来の学説を拝し、所領相互、あるいは周囲社会との交流を通じて多様な社会階層が垂直的に、さらに複数の地理的単位が空間的に統合されていたカロリング期社会の全体像が、史料を駆使して鮮やかに描かれる。 【目次より】 目次 序論 課題の設定 第一章 文書類から見たスタヴロ・マルメディ修道院の所領空間 はじめに 一 所領の骨格 二 所領の景観と構造 (1) 土地取引文書の記述様式 (2) 中核的所領 (3) 「古典荘園制」的所領と自立経営 三 経済活動 (1) 農業生産と牧畜・森林利用 (2) 特権的流通 四 所領編成 (1) キルデリク領域 (2) 接点としての交易拠点 五 外部世界との回路 小括 第二章 サン・テュベールの市とその周辺 はじめに 一 サン・テュベール修道院の初期史 二 中心地としてのサン・テュベール 三 中心地機能の継受 四 サン・テュベール周辺の景観 小括 第三章 サン・ジェルマン・デ・プレ修道院所領の生産と流通 所領明細帳を主たる素材として はじめに 一 所領明細帳の概要 二 生産拠点としてのサン・ジェルマン領 三 小経営のあり方 (1) マンス保有民の実態 (2) 農民負担 (3) 小保有地のあり方 (4) ドナティオの諸相 (5) 所領経営におけるマンス保有民の地位 四 流通拠点としてのサン・ジェルマン領 (1) 商品作物の生産 (2) 市場交易との関係の深化 五 修道院の社会統合作用 六 サン・ジェルマン領の所領編成 小括 第四章 サン・ドニ修道院の所領と市場 はじめに 一 サン・ドニ修道院所領における生産活動 二 所領構造 三 商品・貨幣流通との接続 四 市場交易への関与 小括 総括 カロリング期の所領経済と市場 表・地図 あとがき 注 参考文献 索引 欧文レジュメ ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 丹下 栄 1950年生まれ。歴史学者。熊本大学教授。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門は、西洋中世史。 著書に、『ヨーロッパ史のなかのエリート 生成・機能・限界』『環境と景観の社会史』『中世初期の所領経済と市場』『中・近世西欧における社会統合の諸相』 『西欧中世史(上) 継承と創造』(共著)『歴史における法の諸相』などがある。
  • 超一流の諜報員が教える CIA式 極秘心理術―――ビジネススキルはインテリジェンスの最高峰から学べ
    3.8
    佐藤優氏大絶賛!! 「競争に勝つための表技と裏技が盛り込まれている。 強いビジネスマンになるための必読書。」 スパイのスキルは「ビジネススキルの宝庫」だった! ■瞬時に相手の心をつかむ「会話術」 □「ウソをついている人」の見わけ方 ■「マッチング」と「ミラーリング」で信頼を勝ちとる □絶対にイエスを引き出す「魔法の瞬間」を見抜く3ステップ 【本書の構成】 はじめに――「スパイスキル」は「最高のビジネススキル」 序章 世界最強のビジネスマンになる ・スパイが100%の自信をもつ理由 ・感情を自由自在にコントロールする方法… 【第1部】スパイはこうして相手の心をつかむ 第1章 狙いを定める――ターゲットの心を読み、近づく ・ターゲットを絞り込む ・スパイはけっして「ケイジング」をやめない… 第2章 評価する――情報をすばやく引き出し、見きわめる ・スパイの奥の手「聞き出す技術」 ・大富豪の心をつかんだ「砂時計会話術」の活用例… 第3章 人間関係を築く――戦略的協力関係のパワー ・「マッチング」と「ミラーリング」で信頼を勝ちとる ・「学習スタイル」の知識を活かした交渉術… 第4章 勧誘する――タイミングを逃さない ・ターゲットから思いどおりの言葉を引きだす ・「魔法の瞬間」を見抜く3ステップ… 第5章 生産性を最大化する人間関係のつくり方 ・「引き継ぎ」は信頼を得るチャンス ・迷惑な顧客との関係を断つ5ステップ… 第6章 マーケティング・キャンペーンを成功させる ・タイミングを「最高の顧客」に変える ・信頼関係を築く――私がマクドナルドの便器の水を飲んだ理由… 【第2部】 第7章 ぜったいに裏切られない関係をつくる ・職場で忠誠心を引きだす方法 ・互いを認め、評価することで生まれるもの… 第8章 だれよりも最高の準備をする ・「チェックリスト」の絶大な効果 ・事後レポートの効果的な書き方… 第9章 みずから学ぶ姿勢を身に着ける ・有毒なエゴが成否を分ける ・エゴに害されないための4つのポイント… 第10章 的確な状況判断をする技術 ・ビジネスを飛躍させるシンプルな戦術 ・照準から外れろ――問題が生じたら、即座になにをすべきか… 第11章 「無駄」は徹底的に排除する ・本当に必要なものを源泉する方法 ・余計なものは「贅沢品」ではなく「重荷」… 第12章 超一流のスパイがもつ「誠実」という武器 ・鉄則①質問をした直後の3?5秒で評価せよ ・鉄則②うなずきはウソをつかない ・鉄則③空間の描写、感情の説明、短縮形の有無に着目する ・鉄則④「つなぎ言葉」は要注意… 謝辞 訳者あとがき
  • 朝鮮半島の歴史―政争と外患の六百年―(新潮選書)
    3.5
    ソウルの独立門は、日本ではなく清からの独立を意味して建てられた――そんな基本的な事実すら日本や韓国で知られていないのはなぜか。気鋭の研究者が、朝鮮王朝の建国から南北分断に至る長い道のりを、国内の政治闘争と周辺国のパワーバランスに着目して描き、朝鮮特有の政治力学の因果を浮き彫りにする決定的な通史。
  • 超分析の教科書
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ビッグデータ時代が到来し、データの重要性が改めて見直されている今、データの大小に関わらず、仕事の中で「分析」を求められるケースが増えてきています。 統計学を学んだことの無い方でも、最低限の分析能力は今後のビジネスの中で必須のスキルといえます。 本ムックでは分析を行ううえで必要となる基本的な用語の解説から、様々な分析の手法、ケーススタディをわかりやすく解説。 また、「需要予測」「売り上げ向上」「コスト削減」「人員最適配置」などのトピックごとに、どのようなデータに着目し、どの分析手法を用いればよいかを「インデックス形式」で示します。 現在、業務でデータの分析を求められている方、分析に必要なフレームワークや分析手法を学びたい方など、データ・アナリティクスに関心を持つ、全てのビジネスパーソンにとって必読の一冊です。
  • ちょっとズレてる部下ほど戦力になる!
    -
    「おもしろおかしく」「キャリアを重視」「目標達成」――仕事の楽しさはソコじゃないでしょう? 若手を輝かせる3つの言葉で、明日からできる職場活性化の実践ノウハウ。 ■仕事の楽しさに気付くと人は輝く 「やる気があるのかないのか解らない」――性格が良く、前向き、でも、どこか冷めていてズレている部下はいませんか? 彼らを伸ばし職場を活性化しなければならないリーダー層(35-45才前後)は、上にバブル、下にゆとりという世代間ギャップに挟まれながら、就職氷河期世代で人数が少なく、自分の業務にも忙殺されています。 こうしたケースで著者が実践してきたのが、「仕事の楽しさ」に着目した対話をもとにした職場の「プラスのサイクル」づくり。どんな職種でも、「ふと、仕事の楽しさを感じる」ことがあるはずです。仕事の楽しさは、働き続けているうちにだんだん解ってくるものです。リーダーはその貴重な体験を上手く若手に伝えることで、彼らを職場で輝かせることができるのです。 ■人手不足を嘆く前に、「仕事の楽しさ」で職場を活性化 本書は、人づくり、組織活性化の実践から見つけた「3つの言葉」を軸に行う、個々が輝く組織づくり手法をわかりやすく解説するものです。基本は、1「仕事をしていて嬉しかった体験はありますか?」で、仕事のポジティブな体験について話します。2「仕事で何か困っていることはありませんか?」で若手の貴方を助けたいという支援を表明します(上から目線で管理をしない)、3「貴方1人でなく私と一緒に考えましょう」で働く仲間として貴方と私で一緒にがんばりましょうと、具体的支援をします。これで、仕事が上手く行く→嬉しい→もっと上手く行くようにしたい→さらに嬉しい、というプラスサイクルが生まれ、人の成長と組織の活性化が実現できるのです。ちょっとズレている人は、実はその気付きがないためにうまく活躍することができずにいる人達でした。著者の実践事例をもとに、具体的に解説します。
  • 通貨の日本史 無文銀銭、富本銭から電子マネーまで
    4.0
    都の建設のため国産銭が作られた古代、中国からの輸入銭に頼った中世、石見銀山の「シルバーラッシュ」が世界経済をも動かした戦国時代、財政難に苦しめられた江戸の改革者たち、帝国日本の通貨政策……。無文銀銭が登場した7世紀から現在まで、通貨をめぐる歴史はエピソードに事欠かない。通貨政策に大きな影響を与えてきた庶民の事情にも着目しながら、その歩みをたどる。今も昔も私たちを悩ませる、お金をめぐる通史。
  • つなぐ 100年企業5代目社長の葛藤と挑戦
    -
    伝統産業を異業種とつなぎ イノベーションを起こす 鋳物メーカーの5代目社長の 伝統を守り発展させるための変革とは—— ------------------------------------------------------ 伝統工芸の業界は厳しい状況に置かれています。 伝統的工芸品の生産額は1983年の5405億円をピークに、 2020年には870億円へ減少し、市場は縮小の一途を辿っています。 また伝統的工芸品の従事者は1979年の28.8万人から、2020年には5.4万人にまで落ち込み、 約40年のあいだに生産額、従事者数ともにピーク時の5分の1以下に減少しているのです。 このような状況のなか、著者は1916年に富山県高岡市で創業した鋳物メーカーの 5代目社長に就任しました。 高岡は400年の歴史を持つ「高岡銅器」の産地で、国内の銅器の9割以上が この地で生産されています。著者の会社は創業当初は高岡銅器を継承する 真鍮鋳物の仏具や茶道具、花器などの生地を納める下請け業者でしたが、 その後、4代目であり、職人としての経験と技術、卓越したデザイン力を強みにもつ 父の代で変革を試みます。2001年よりデザイン性の高い真鍮のベルや風鈴を扱う 自社ブランド「能作」の製造・販売を始め、マーケットの変化にも柔軟に対応し、 約20年間で売上を1.3億円から18億円にまで拡大させました。 一方、著者は職人としての知識や経験がなかったにもかかわらず、 入社してから5代目社長に就任するまでの12年間でいくつもの新しい事業を始動させています。 例えば、職人の技術や伝統工芸の魅力をより多くの人に知ってもらうために、 産業観光事業を開始。本社に工場見学や鋳物製作を体験できる工房を設け、 工場への年間来場者が13万人を超える富山県の観光名所へと成長させました。 また、錫の食器で提供するカフェレストランも併設し、 日本の伝統工芸を身近に感じてもらえるよう取り組みも行っています。 さらには旅行業登録をして旅行ツアーの企画・販売を開始した他、 自社が扱う錫に着目し、結婚10周年を祝う「錫婚式」のブライダル事業を生み出しました。 今の時代に沿った伝統工芸の継承方法と自社の強みを生かした社会の需要に応える事業とは 何かを常に考え、現在に至るまで、日々挑戦し続けているのです。 本書では危機的な状況にある伝統工芸の業界において 著者がどのような変革をおこなってきたのかを紹介します。 同業者だけでなく、後継者不足などさまざまな問題に悩むものづくり企業や 中小企業の経営者とその後継者にとって、問題解決の助けとなる一冊です。

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  • 詰ます将棋
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    1巻1,089円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「どうして詰将棋は残りの持ち駒が全部なの?」子どもに訊かれてハッとしたのが今回の「詰ます将棋」を考えた発端です。確かに詰将棋と違って実戦で玉を詰ますときは、お互いの持ち駒が限定であり、駒余りも自然な筈です。そこに着目して考えたのですが、例えば玉方の持駒なしだと無重力のような?不思議な詰まし方に驚きもあります。初めは「詰む将棋」だったのですが、「詰め将棋」の誤植と思われそうなので「詰ます将棋」に変更しました。「詰ます将棋」は(1)詰将棋のジャンルの仲間としての存在感、(2)終盤の鍛錬としての武器、(3)楽しい感性のゲームとして、解いてもらえばと思います。私があれこれ考えた第1弾の「逃れ将棋」は王手の掛かった局面でどう逃れるかという問題でした。第2弾の「詰めろ将棋」は次に詰めろをかける、現在の詰めろを逃れる問題でした。今回のNEWジャンル第3弾は「詰ます将棋」で、玉を詰ますのが目的ですが、詰将棋のルールから、持ち駒限定、駒余り可に変更した問題です。読者の皆さんに、本書が楽しみながら終盤の棋力アップに役立つことを願っています。(著者まえがきより) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。
  • つらいせきが続いたら鼻の炎症を治しなさい―――呼吸器の名医が教えるせきを最短で治す確かな方法
    値引きあり
    -
    全国から毎月2,000人以上の患者が殺到! 呼吸器の名医が教える『せき』を最短で治す確かな方法。 今日からできるセルフケアと治療法。 あなたの長引く咳は、「鼻の炎症」が原因かもしれない――。 最近、 ・咳が長引いて治らない ・痰がからみやすい という症状に悩んでいる人が増えています。 とくに生活に支障をきたさない場合、放置しているケースが少なくありません。 じつは、長引く咳には「鼻の炎症」から起こるものがあります。 ■こんな症状に心あたりはありませんか? ・よく「せき払い」をする ・しょっちゅう「のどに痰がからむ」 ・「急に強くせきこんでしまう」ことが頻繁にある ・「胸、のどに圧迫感」がある ・風邪を引いたあと、「せきだけが長く続く」 ・風邪の症状がないのに、「せきだけが出る」 ・寝ようとして「横になると、せきが出て止まらない」 ・「長くしゃべると、せきが止まらなくなる」 ・外にでたとき、または建物の中に入ったときなどにせきが出る 他 ■加えて、 こんなこともありませんか? ・口が臭いと感じる(口が臭いといわれる) ・唇がいつも乾いている ・ゲップが出て、お腹が張っている感じがする ・朝起きた時に、のどが乾燥している ・無意識に鼻をすすっている ・麺類(汁物)や酢の物を食べるときにむせることがある ・イビキがうるさいと言われる ・鼻づまりを感じることがある 他 本書の著者である杉原医師は、長引く咳において特に「鼻」の治療に着目し、 鼻から肺まで続く“気道を一括して診る治療"を取り入れたことで、 劇的に症状がよくなった患者を続出させています。 本書は、日本全国から毎月2,000人以上の患者を受け入れ治療にあたる、杉原医師の初の著書です。 ■目次 第1章 なぜ、鼻の炎症を治すと「つらい咳」がなくなるのか     その咳、「鼻」が原因かもしれません     なぜ、鼻の炎症が咳を長引かせるのか     つらい咳につながる「鼻の炎症」の正体     鼻は気づかないうちに悪くなっている     鼻の炎症はこうして咳を引き起こす     ほか 第2章 長引く「つらい咳」を治すさまざまな方法     治りづらいのは、「ピントのズレた治療」のせいかも     長引く「つらい咳」は完治する?     「咳ぜんそく」治療の基本となる2つの薬     高い効果がア!「Bスポット療法」     鼻の炎症を治す以外の、さまざまな咳の治療法     ほか ■著者 杉原徳彦
  • ツーアウトからの末期ガン治療 マクロファージと漢方なら持久戦に持ち込める
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    末期ガンの診断が下ってしまった時、誰もがQOL(生活の質)の高い寿命を獲得したい。末期ガンを迎え撃つには、ガンに再発場所、転移先を与えなければいいのは分かるが、何を優先すべきか? ガン発生以前の免疫レベルに、一刻も早く戻すのが先決だと、現役医師の著者は言う。著者は最も安全かつスピーディに、免疫上昇を助けるのが、国内で本格的に使用されていないガンワクチンである事に驚きながらも、日々の臨床経験から、このワクチンと漢方との相乗効果が高いことに着目する。本物の漢方を駆使し、アトピー性皮膚炎の根治、難治の不妊治療等、免疫を爆発的に上げることに長けた著者が、マクロファージ活性化ワクチンと出会い生まれた治療を、分かりやすく解説。標準治療に固執しない、先進医療に頼り過ぎない、第三の治療を提言する。

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  • TOOL magazine
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    日々持ち歩く携帯品、エブリデイキャリーを決めることは世界との関わり方、生活スタイルを考えることと同じです。自分がしたいことを叶えてくれるツール探しは、自分探しへの第一歩といえるでしょう。 本誌では、人の手で生み出された道具の数々を、単なる物という見方を飛び越えて、私たちの暮らしを支え、助けてくれる生活道具ととらえ、その魅力を再発見していきます。 メインとなる2大コンテンツは、「マルチツール」と「LEDフラッシュライト」。ビクトリノックス、レザーマン、マグライト、シュアファイアなど、日々進化を遂げるブランドメーカーの最新ツールから、自転車やスノボー、ゴルフ、園芸、ワインなど、使用目的に特化したツールまで幅広く紹介します。さらに深く知りたい方には、メーカーの開発史やメンテナンス方法を掲載。自分だけのお気に入りのツールを見つけてください。 道具を使う人がいれば、「道具を作る人」「道具を売る人」もいます。身近な生活道具とは別に、その道のプロが使う専用ツールにも着目。今、話題の新店舗から、伝統工芸の職人の店、さらには災害救助のための、とっておきの道具までを総力取材。奥深い道具の世界を実感できるコラム記事を満載しています。また、庶民文化研究家であり、エッセイスト、テレビのコメンテーターとしても活躍している町田忍氏の特別寄稿記事を掲載。昭和レトロ漂う貴重なコレクションも紹介しています。 アナログな道具の中にある様々な価値を見直し、「使う」「持つ」「見る」「知る」ことで、道具と人生の楽しさに触れられる1冊です。 ※デジタル版は、紙の雑誌とは内容が一部異なり、表紙画像や目次に掲載している記事、画像、広告、付録が含まれない場合があります。また、本誌掲載の情報は、原則として奥付に表記している発行時のものです。
  • 帝国日本と朝鮮牛――畜産資源の確保と植民地化
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    1巻7,040円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近代日本と朝鮮半島の関係を捉え直すための媒介として、「朝鮮牛」に着目する。朝鮮牛は、帝国経営を支えた重要な農業・軍需資源であり、朝鮮植民地化の過程でその確保と消費は体系化していった。日本による朝鮮牛統制の歴史的展開を国際的な視点から分析することで、新たな日朝関係史像を提示する。
  • 「定年後」はお寺が居場所
    4.0
    お寺は、葬儀やお墓参りのときに行く場所、もしくは観光で訪れるところといった印象がある。しかし、近年、家でも会社でもない「居場所」を提供する場としてのお寺に注目が集まっている。人生のパートナーを見つける出会いの場、子育てサポートの場、退職後の再就職支援に、住まいの提供、看取りまで……。社会的に孤立する人々に寄り添うお寺が増えつつある。30年以上、お寺と関わってきた著者が、こうしたお寺の可能性に着目。過疎や少子化で寺院の消滅が叫ばれる時代に奮闘する僧侶の姿を通して、お寺がもっていた地域コミュニティの核としての機能を論じる。 【目次】はじめに/序章 寺は生きている人のためにある/第1章 出会いの場としての寺/第2章 子育ても、寺で/第3章 人の悩みに寄り添う寺/第4章 人生の終末を支える寺/終章 居場所としての寺に出会うには/おわりに
  • 徹底的にお金にこだわる就活、 年収1000万円以上もらえる会社に就職するためにやるべきこと20分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の40ページ程度) 【書籍説明】 仕事をどう選べばいいのか? 分からないという学生からの質問に対しての一つの考え方を提唱します。 やりたいことがはっきりしないのであれば、収入重視、どうせ仕事をするなら給料の高い会社や業界に就職することを優先するのも一手です。 本書では、もらえる給与水準の高さに着目して、狙うべき就活のポイントをまとめてみました。 この狙うべきポイントは、就活生の立ち位置によって変わります。 仮に、高い偏差値水準の大学にいなくとも、賢く狙いを定めることで高い収入を得ることは可能であり、生涯賃金の額も大きく変わってきます。 そんな賢い就活の進め方を本書から読み取ってもらいたいと思います。 【目次】 1章 国内主要業界別の平均年収差は意外に大きい? 2章 業界・会社の偏差値 3章 業界偏差値と平均年収の関係 4章 給与水準が高い会社を見つける 5章 平均給与水準が高い業界で入れる会社を探す 6章 知名度が高くない割に優良な企業を探し出す 7章 固定費が低く、収益が出やすい事業形態にターゲットを絞る 8章 在庫を大量に抱える会社ほど儲からない 9章 製造業の給与水準はなぜ高いのか? 10章 コンサルティング業界の給与水準はなぜ飛抜けて高いのか? 11章 知名度が高くても上場していない会社は狙い目 12章 まとめ 13章 この本を読み終えてすぐにやること! 【著者紹介】 信楽安心院(シガラキアジム) 1962年京都市生まれ、1988年同志社大学大学院工学研究科電気工学専攻修了 1997年大阪大学大学院工学研究科電子情報エネルギー工学専攻 博士(工学)学位取得 2005年早稲田大学大学院商学研究科修了(MBA) サラリーマン生活の傍ら、産業カウンセラー、キャリア・コンサルタント資格を取得し、就活に関わるイベントで学生の就活相談窓口を担当中。 ブログ:https://blogs.yahoo.co.jp/izumi010113 で就活に関わる相談窓口を開設しています。
  • 哲学の原点 ソクラテス・プラトン・アリストテレスの知恵の愛求としての哲学
    -
    哲学とはいかなる営みなのか。 ソクラテス・プラトン・アリストテレスに哲学史2400余年の原点を訪ね、 思考の筋道が甦るギリシャ哲学入門。 プラトン研究の第一人者による放送大学人気授業を叢書化。 プラトンは「イデア」という語を実は二義的に用いているということである。 このことにプラトン研究者たちは着目していないし、おそらくプラトン自身も気づいていなかったのであろう。 (第五章「仮説的イデア論II」より)
  • テロルの真犯人 日本を変えようとするものの正体
    3.5
    2006年、衆議院議員・加藤紘一は鶴岡の自宅を焼き討ちされる。実行犯は65歳の右翼団体幹部。なぜ自宅が燃やされなくてはいけなかったのか? その疑問から加藤の探究は始まる。老テロリストを実行に駆り立てた時代の空気とは? そしてその背景にある危ういナショナリズムとは? 今日の安倍政権を支える日本会議に着目し、その危険性にも言及。いまこそ必読の「日本政界最強最高のリベラル」(山崎拓氏)警世の書。
  • 篆刻 鑑賞と分析のコツ 深い理解が制作につながる
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 技法や特徴から、歴史、思想まで。 ★ 印の世界を深く正しく知ることで、 味わいを増した作品づくりに。 ◆◇◆ 著者からのコメント ◆◇◆ 篆刻(てんこく)は、印に文字を刻す伝統芸術です。 主に漢字の最も古い書体である篆書(てんしょ)を 刻すので篆刻という名称がついていますが、 実際には篆書以外の書体も用いられます。 篆刻は、手に収まるほどの 小さな四角の中に文字を配し様々な意匠を 凝らすことから「方寸の美」とも称され、 机上に収まる小さい空間の中に 無限の広がりを感じさせられる奥の深い世界です。 本書では「篆刻をどのように鑑賞すればいいのか」 というニーズに応えるべく、篆刻芸術を鑑賞し 理解するための見方・考え方について、 様々な作例を挙げて解説致します。 中国・日本における歴代の古印や 篆刻の作品解説にはじまり、近現代の 篆刻作品についてはそれぞれ独自の技法や 風格に着目して鑑賞の解説を行います。 この本が篆刻に興味を持つ方の 鑑賞の一助となり、あるいは篆刻芸術に 魅力を感じて篆刻を楽しむきっかけとなり、 篆刻人口の増加へと繋がることを願っております。 篆刻家 川内伯豐 ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 本書では、篆刻の鑑賞について内容を 四つのカテゴリーに分類しています。 第一章では、篆刻を鑑賞するうえで、 抑えておきたいポイントを紹介。 篆刻芸術の概要から印面や側面に彫られた 側款の意味、手法、印材の種類など、 基本となる知識を説明しています。 第二章では、篆刻が起こった中国において、 古典である古璽印から歴史をたどり、 現代への流れを紹介します。 篆刻の主要な風格について解説し、 篆刻芸術を理解するための基礎的な内容が 理解できます。 第三章では、日本における篆刻の歴史、 中国から伝来し、どのように文化として 発展していったのか、その足跡や潮流を辿ります。 第四章では、印に込められた思想や背景を紐解き、 篆刻芸術の根底にある思想や印文内容と 作品効果についてなど、一歩踏み込んだ 解説を試みます。 自分に合ったスタイルで篆刻の世界を より深く知り、楽しんでみてください。 ◆◇◆ 主の目次 ◆◇◆ ☆ 第一章 鑑賞のポイントを整理する ≪篆刻の用例≫ 書画作品における篆刻の使用例 ≪篆刻芸術の要≫ 篆刻とは線の表現による芸術である ≪篆刻における古趣≫ 篆刻の表現では古めかしい趣が重視される ≪押印による印象の違い≫ 印は押され方によって印象が異なる ≪側款の鑑賞≫ 側款の文字も鑑賞の対象である ・・・など ☆ 第二章 古印の世界に親しむ ≪篆刻の鑑賞とは≫ 二つの観点から篆刻を鑑賞する ≪古印鑑賞の歴史≫ 詩・書・画と並ぶ文人芸術の一角を担う ≪古璽印の世界≫ 中国古代の印章「古璽印」の世界 ≪殷商璽~中国最古の印≫ 殷墟より出土した中国最古の印 ≪戦国時代~古璽(鉨)≫ 多様な線質と古樸な趣が魅力の戦国古璽 ・・・など ☆ 第三章 日本歴代の古印・篆刻の鑑賞 ≪大和古印≫ 日本の印章の祖「大和古印」 ≪武家の印≫戦国武将が愛用した「武将印」 ≪篆刻の伝来≫亡命の黄檗僧が日本に篆刻をもたらした ≪旧派 高芙蓉≫ 「印聖」高芙蓉とその系譜 ≪新派 関東≫ 関東における清朝篆刻の受容 ・・・など全 ☆ 第四章 印に込められた思想や背景 ≪古銅印における閒章≫ 古銅印における閒章とその内容 ≪老荘思想の影響≫ 老荘思想を背景とした篆刻作例 ≪側款に込められた懐い≫ 側款には作者の理念や意図が込められる ≪篆刻の神品・妙品・能品≫ 最高の篆刻とは…印論に見える風格の格付け ≪印鈕のモチーフ≫ 印鈕は何の象徴?モチーフの由来を考える ・・・など
  • DX Ready基幹システム刷新術
    -
    経済産業省が2018年に出した「DXレポート」では、既存の基幹システムがDXを阻害すると指摘しています。同レポートの発表からすでに約6年たっていますが、「当社の基幹システムはDX Ready(DXの準備が整った状態)だ」と胸を張れる会社は少ないように思います。  DXレポートから約6年たち、ようやく実績のある手法が生み出されました。既に大手メーカーで導入され、そこでの実績を方法論としてまとめたものが本書になります。筆者は、基幹システムの改修を主導した大手メーカーの情報部門(子会社)と富士通のエンジニアです。なお本書のDX Readyとは、「基幹システムがシンプル・スリムで、かつ、データ品質が保たれている状態」と定義しています。  著者らが開発した方法論の特徴は、「データマネジメント」の考え方を取り入れていることです。基幹システムを更新する際、プログラムに着目することが多いのですが、筆者らは「DXで成果を出すにはデータに注目しないとうまくいかない」と経験的に気付き、データマネジメントを取り入れたのです。  基幹システムのDX Readyで悩ましいのは、その成果が経営層には分かりづらいことです。経営的な成果は個々のDX案件で生み出され、基幹システムのDX Readyはその準備に過ぎません。本書では、成果の分かりづらい基幹系刷新企画をいかにして決裁してもらうのか、その方法の解説にも多くのページを割いています。  基幹システムの担当エンジニア・管理者にとって、待望の書と言えるでしょう。
  • デイトレードよりも早く稼ぐ「超速」株式投資術
    4.0
    株式投資法のひとつに「スキャルピングトレード」がある。超短時間でトレードを繰り返すスタイルのことで、デイトレードよりもトレード回数が多く、さっき買った株式がもう手元にない――といった具合である。株式を買って値上がりしたら間髪入れずに売却する。シンプルでストレスもないので、誰がやっても収支がプラスになる。しかも爆発的に稼ぐことも可能だ。 本書は株式トレーダーの間ではとうの昔から主力になっているスキャルピングトレードのみに着目し、まるごと解説した、実践的な1冊だ。経験者はもちろん、これから株式トレードを始める人にも楽しんでもらえる内容となっている。
  • できる課長がやっている52の行動
    3.0
    部下の努力に上手に報いれば、成果はおのずとついてくる! 行動科学マネジメント研究所の所長が、「部下たちが自発的に動き、業績がグングン伸びていく職場」のつくり方を解説。部下と上司の具体的な行動に着目するから、読んだその日から使える!
  • デンシエット ごはんを入れても500kcal カロリー密度[CD]に注目した 低カロリー満腹食
    値引きあり
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 エネルギー密度に着目した満腹になるまで食べてもダイエットになる画期的食事法=デンシエット。効果抜群の食材の選び方とお献立集。
  • 電力の大問題―週刊東洋経済eビジネス新書No.253
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    再生可能エネルギーの調達をめぐり巨大企業がしのぎを削る。パリ協定を機に機関投資家も着目し、国内企業も目標設定が進む。だが調達は依然難しい。その理由とは。また全国各地で、再エネの電気を送電線に送ることが困難になっている。そこに隠された電力会社による送電線独占の実態とは。普及が進み拡大した太陽光発電。分散型エネルギーゆえに、社会のあり方を大きく変えようとしている。一方で、安全や品質の問題、周辺住民とのトラブルも顕在化している。これまで地震や津波と比べ、火山の噴火による社会インフラへの影響は見過ごされがちだった。しかし、火山灰がもたらす発電設備への被害は予想外に大きくなる可能性が判明した。 電力をめぐる大問題を再エネ、送電網、太陽光、火山灰リスクの4つのテーマから探る。 本書は『週刊東洋経済』2017年9月23日号、30日号、10月7日号、21日号での連載記事から31ページ分を電子化したものです。
  • データセンター完全ガイド 2016年秋号
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 インプレス「データセンター完全ガイド」は、2000年12月創刊の国内唯一のデータセンター専門メディアです(季刊誌+Webサイト)。 企業のIT担当者やデータセンター事業者、ITベンダーのインフラ事業部門担当者など、データセンターやクラウドサービスの選定・利用に携わる読者に向けて、有用な情報をタイムリーに発信しています。 2016年秋号の特集は、「『Software Defined』インフラ刷新に今、着手すべき理由」です。 企業のITインフラに「Software Defined=ソフトウェアでの制御を可能にする抽象化」を適用する――普及を遂げたサーバー仮想化と、先行市場となったSDN(Software Defined Networking)によって得られるメリットが広く周知されていきました。現在、この取り組みのゴールと呼べる「データセンター全体のソフトウェア化=SDDC(Software Defined Data Center)の姿が現実味を帯びてきています。 本特集では、Software Definedのコンセプトと意義を再確認した後、サーバー仮想化、SDN/NFV(Network FunctionsVirtualization)、SDS(Software Defined Storage)といった各レイヤでの進展、ITインフラ運用者にとっての着目点、現時点での課題を明らかにします。
  • データドリブン脱炭素経営エネルギー効率の指標化によるグリーン成長戦略
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    日本企業にも本格的な「脱炭素経営」を採り入れる時代が到来しました。これまでの中途半端な「低」炭素ではありません。「脱」炭素なのです。企業が自らの事業を通じて排出する温室効果ガス・CO2を限りなく「ゼロ」にする事業構造に変革していくことです。(「はじめに」より) 来たるカーボンニュートラル時代、投資家や消費者に評価され生き残ることができるのは、自社事業の脱炭素化と成長の両立を実現できる企業。 エネルギー生産性(EP)、炭素生産性(CP)といったエネルギー効率指標に着目し、DXのその先を見据えた経営変革の方策を示す。 現場レベルでの具体的な施策を早急に開始したい経営者、次世代を担う経営者に必読の一冊。

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  • トイレは世界を救う ミスター・トイレが語る 貧困と世界ウンコ情勢
    4.1
    「ミスター・トイレ」と呼ばれる著者。シンガポール在住の社会起業家であり、WTO(世界トイレ機関)の創設者だ。著者のミッションは、「トイレをステータスシンボルにすること」。トイレは最も安く効果的な薬と言われる一方で、インドでは携帯電話の数がトイレよりも多い。著者は「笑い」でこうした世界を変えようと呼びかける。「ユーモアはタブーという扉を開ける鍵なんだ」と。本書では著者のユニークな社会変革を追い、世界各国の「ウンコ情勢」や「世界トイレの日」制定までのドラマを紹介する。トイレに興味があってもなくても、読むと元気が湧いてくる1冊。 【目次】●はじめに トイレに着地するまで ●第1章 くさいものにフタをせず、笑いに変える/ユーモアが、社会課題の橋渡しになる/ミスター・トイレの師匠、ミスター・コンドーム/ムーブメントがインドの首相を動かした? ●第2章 ストーリーを使ってトイレを広める――クソみたいな感情を肥料に美しい花を咲かせる方法/成人式のお金を、どうトイレに回してもらうか?/人の感情に着目して、トイレを増やしていった ●第3章 世界ウンコ情勢/国が変わればトイレも「大」いに違う/噂好きの女性を活用したトイレ「大」作戦 ●第4章 社会の糞詰まりを治す――40歳から社会起業家に/毎日「人生の残り時間」をカウントダウンすることの意味/トイレのアイデアを受け入れてもらうまでのいばらの道 ●第5章 国連で「世界トイレの日」が制定されるまで/「世界トイレ機関」乗っ取り事件/人々をつなぐ旗印は「ストーリー」 ●第6章 水に流してはいけない話――社会課題をどう解決するか/社会起業家はじめの一歩/課題を解決する過程をゲーム化せよ ●第7章 クリーンな社会に向けて―フェミニン・ソサイエティのすすめ/ダボス会議で感じた偽善/シリコンバレー、「クソくらえ」 ●おわりに 1年後に人生が終わるとしたら、何をしていたいか?
  • 東京名木探訪
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本には,巨樹,云われ木といった「名木」が各地に存在しています。本書は,東京にある名木に着目。奥多摩の山地から伊豆諸島までの東京都全体の名木を,植物の専門家とともに訪ね歩きます。本書の特徴は,名木を樹木学的な観点から解説する,という点。そのためまず最初に,樹木の樹形,樹高,幹の直径,枝張り,樹皮の様子などを紹介し,それらが樹木学的にどのような意味を持つのか理解できるよう工夫。そして,個々の樹木が樹木学的にどのような特徴があり,なぜ美しいのか,また逞しい印象を与えるのかを科学的に解き明かしていきます。専門家だからこそ気がつく,名木の名木たる所以。今までにない樹木の愛で方を存分にお楽しみください。
  • 刀剣人物伝
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 刀剣を愛するすべての人に贈る!魂に響く刀剣全書! 刀剣にまつわる人々の熱き思いと歴史のすべてがここに 美麗イラストが想像力を刺激! “刀剣”と“人物(所有者、刀工)”の関係性がわかる相関図付きでより深く、刀剣を解説。 本書は世の「名刀」と謳われる刀剣にまつわる“人物”に着目し、その魅力に迫ったものである。 誰に作られたのか、誰の手を経てきたのか。歴史上でどのように使われたのか・・・。 刀剣と所有者、刀工の歴史を徹底的に検証し、関係性を詳細解説した刀剣本の決定版! ・太刀 一期一振、燭台切光忠、鶴丸国永、鶯丸、小狐丸、獅子王など ・打刀 鳴狐、歌仙兼定、蜂須賀虎徹、長曽根虎徹、村正、加州清光など ・脇差 にっかり青江、骨喰藤四郎、浦島虎徹など ・短刀 薬研藤四郎、今剣、愛染国俊、小夜左文字など ・大太刀・槍・薙刀 石切丸、蛍丸、蜻蛉切、岩融など ・人物 桓武平氏、北条氏、足利氏、三好氏、伊達氏、黒田氏など ・刀派 虎徹、正宗、五条、三条、来、粟田口、堀川など ・知識 日本刀とは、刀の部位、刀剣の分類、刀の造込み、刀文と帽子、刀剣用語など
  • 倒産寸前だった鎌倉新書はなぜ東証一部上場できたのか
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    債務超過を抱え、倒産寸前の弱小出版社だった鎌倉新書が、今後も間違いなく拡大を続けるエンディングビジネスの着目。「出版社」から「情報加工会社」への劇的なDX業務転換を果たし、終活・供養関連のポータルサイトのトップランナーへと成長。東証一部に上場、注目企業となるまでの、苦闘と決断の記録。「幸せの再生産」という経営哲学を掲げ、終活のインフラたるべく、さらなる挑戦を続ける経営者とチームの物語。
  • 蕩尽する中世
    3.0
    日本の中世は、地方から吸いあげた富を蕩尽し続けた時代だった。過剰なまでの消費を支えた政治・経済システムとは一体どんなものだったのか。平氏の物流戦略、鎌倉御家人の複雑極まる金融操作、悪党の経済力の本質とは? 「蕩尽」という一見非合理な消費性向に着目し、院政期から応仁の乱に至る400年の流れを見つめ直す。

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  • 統帥権の独立 帝国日本「暴走」の実態
    3.0
    帝国陸海軍の作戦行動の指揮・決定権限である統帥権。天皇大権に属し、その「独立」は内閣からの干渉を阻止した。そのため満洲事変以降、陸軍の暴走をもたらした最大の要因とされてきた。しかし近年、通説の見直しが進む。明治政府はなぜ「独立」を必要としたのか。否定論者がいながら、なぜ「独立」は維持されたのか。海軍の役割とは。本書は、軍事の特殊専門意識に着目、明治からアジア・太平洋戦争敗北までの通史を描く。
  • 都会の異界 東京23区の島に暮らす
    値引きあり
    3.8
    ソロモン諸島、硫黄島、竹島……長年島を取材し続けたTVプロデューサーが「東京23区にある島」に着目。自ら都心の島に住みながら自転車で行ける天然島と人工島を10年にわたり検証。「都心の島に究極の理想郷は存在するのか!」を追求した先に見えてきたものは? 思わず脱力の桃源郷ハンティングエッセイ。
  • 解き明かされた、謎の縄文地名 今に残る縄文文化の里・長野県小川村の地名と神社
    完結
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    全1巻990円 (税込)
    長野県小川村に残る難解地名が縄文時代に名付けられたものと考え、縄文語=アイヌ語で地名の解読を試みた書 長野県の北部にある虫倉山という信仰の山。この西山麓にある小川村には多くの難解地名が残っている。小川村には、夷=アイヌ人が長く暮らしていたという江戸時代の農民の記憶を書きとどめた『小川郷昔記録』という古文書が残っている。近年DNAにかかる研究がすすみ、縄文人の系譜はアイヌ人に色濃く伝わっていることが明らかになった。本書は、この難解地名が縄文時代に名付けられたものと考え、縄文語=アイヌ語で地名の解読、あわせて村の遺跡や神社、食べ物、方言を取り上げ、本州最深部にある小川村の古代を探ったものである。 【目次】 はじめに 序章 現代に続く縄文人の系譜 第一章 縄文地名の発掘 第二章 古い時代から続く十一の村々 第三章 歴史「こぼれ話」 第四章 特色ある小川村の縄文地名 あとがき 参考文献 【著者】 神谷真 1943年長野県小川村に生まれる。東京都及び宮内庁を経て神奈川県に勤務。環境衛生課長、産業政策課長、政策調整室長、土木部(現県土部)次長、県立図書館長を歴任し平成15年3月退職。以後、郷土史の研究に没頭、著書に小川村の伝承に着目した『空蝉の旅立ち』や鎌倉権五郎の末裔という伝説を持つ鎌倉家の歴史を追及した『信州鎌倉家の歩み』などを書き上げる。昭和41年法政大学卒業
  • 19×19 トクトク—日本人のアタマをもっとよくする2桁かけ算
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    まずは8人のキャラクターを覚えて下さい。そうすれば掛け算の結果が簡単に出てきます。 288という数字を見た時、普通はニヒャクハチジュウハチと読みますが、この本を読んだ人にはニャハハと映るでしょう。そうです。ドム・ドヤ・ニャハハすなわち16×18=288と直ぐに出てくるのです。このように12から19までの各数字に1人のキャラクターが対応し、さらに12×12から19×19までの答え(重複を除くと36種)が1枚の絵に対応し、その絵には2人のキャラクターが描かれているのです。よってこれ1枚で2つの数字と結果の数字が示されており、絵を思い出しさえすれば即座に答えが出てくるという算段です。 【著者】 よこいやすし 1956年金沢市生まれ。両親とその兄弟ことごとく医者という家に生まれ、生後まもなく往診の母に背負われて患者の家々を巡回していたという生まれながらのドクター。早くからインドなどIT先進国の算数教育、とくに二桁かけ算の暗記に着目、日本でもこれを普及させたいと、暗記のための“数ことば"創造にチャレンジ。試行錯誤の末、日本語の美しいひびきを大切にした、子供にも大人にも親しめる「トクトク」を完成させた。

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