解き明かされた、謎の縄文地名 今に残る縄文文化の里・長野県小川村の地名と神社
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解き明かされた、謎の縄文地名 今に残る縄文文化の里・長野県小川村の地名と神社

1,100円 (税込)

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長野県小川村に残る難解地名が縄文時代に名付けられたものと考え、縄文語=アイヌ語で地名の解読を試みた書

長野県の北部にある虫倉山という信仰の山。この西山麓にある小川村には多くの難解地名が残っている。小川村には、夷=アイヌ人が長く暮らしていたという江戸時代の農民の記憶を書きとどめた『小川郷昔記録』という古文書が残っている。近年DNAにかかる研究がすすみ、縄文人の系譜はアイヌ人に色濃く伝わっていることが明らかになった。本書は、この難解地名が縄文時代に名付けられたものと考え、縄文語=アイヌ語で地名の解読、あわせて村の遺跡や神社、食べ物、方言を取り上げ、本州最深部にある小川村の古代を探ったものである。

【目次】
はじめに
序章 現代に続く縄文人の系譜
第一章 縄文地名の発掘
第二章 古い時代から続く十一の村々
第三章 歴史「こぼれ話」
第四章 特色ある小川村の縄文地名
あとがき
参考文献

【著者】
神谷真
1943年長野県小川村に生まれる。東京都及び宮内庁を経て神奈川県に勤務。環境衛生課長、産業政策課長、政策調整室長、土木部(現県土部)次長、県立図書館長を歴任し平成15年3月退職。以後、郷土史の研究に没頭、著書に小川村の伝承に着目した『空蝉の旅立ち』や鎌倉権五郎の末裔という伝説を持つ鎌倉家の歴史を追及した『信州鎌倉家の歩み』などを書き上げる。昭和41年法政大学卒業

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