作品一覧

  • ポッタリひとつで海を越えて 在日コリアンの生活誌
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    日本の植民地政策により国権を奪われた朝鮮半島から、多くの人が職を求めて、あるいは「動員」「徴用」によってポッタリ(風呂敷包)ひとつで海を渡った―― 食べていかねば 助けてやらなねば [歴史を]学ばねば 根っこを知らなければならない 生活の隅々に及ぶ植民地支配の構造、解放後も続く貧困や差別により生活難のなか、忍耐強く、ユーモアを失わず生き抜いてきた在日コリアンの「くらし」をインタビューや聞き書きをはじめとする貴重な資料から掘り起こす。
  • 箪笥
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近世における箱から抽斗への転換に着目し,以降近現代に至るその変遷を社会・経済・技術の側面からあとづける。著者自身による箪笥製作記録を付す。
  • 箪笥

    Posted by ブクログ

    小泉さんの熱い想いが伝わってくる素敵な本。
    日本の家具、中でも箪笥について時系列で筆を進めている。
    古いものがすべて良いというわけではなく、日本の家具に関して言えば、幕末から明治・大正・昭和のはじめにわぁ~と進化したのだということが明らかにされていく。
    文献や現地調査など、数多くの資料・証言をもとに、仮定も含め状況を推測し、解説していて、その姿勢と内容に感服。
    終盤、家具の製作現場に潜入調査した部分も興味深い。
    あとがきに共感。

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    2011年12月03日

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