【感想・ネタバレ】箪笥のレビュー

あらすじ

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近世における箱から抽斗への転換に着目し,以降近現代に至るその変遷を社会・経済・技術の側面からあとづける。著者自身による箪笥製作記録を付す。

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Posted by ブクログ

小泉さんの熱い想いが伝わってくる素敵な本。
日本の家具、中でも箪笥について時系列で筆を進めている。
古いものがすべて良いというわけではなく、日本の家具に関して言えば、幕末から明治・大正・昭和のはじめにわぁ~と進化したのだということが明らかにされていく。
文献や現地調査など、数多くの資料・証言をもとに、仮定も含め状況を推測し、解説していて、その姿勢と内容に感服。
終盤、家具の製作現場に潜入調査した部分も興味深い。
あとがきに共感。

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2011年12月03日

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