明治作品一覧

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  • 書き換えられた明治維新の真実
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    テロとポピュリズムによるクーデターという「明治維新」の実像!! 勝者による歴史解釈・薩長史観を排し、真実の明治維新史を読み解く。 これまでの、「開明派」薩長が、「守旧派」幕府を倒し、日本の近代化を成し遂げたという歴史観は、 勝者の側が歪めた歴史解釈である。 列強の植民地化を回避し、日本が急速な近代化を成し得たのは、 実は徳川幕府の功績によるものだ。 「不合理な熱狂」としての明治維新を読み解くことで、 現在の日本が、江戸時代の遺産で形づくられていることがみえてくる。 第一章 近代日本は徳川幕府がつくった 近代日本の基礎をつくったのは、老中首座・阿部正弘の大改革 現在の義務教育につながる教育改革 適切だった幕府の開国政策は、こうして敗北した 倒幕後に新政府が推進したのは、これまでの幕府の政策だった・・・ 第二章 薩長土のテロが時代を動かした 攘夷はいかに、日本全体の国論となっていったのか 当初、テロリズムに走った「維新のヒーロー」たち 明治政府によって歪められた歴史解釈・・・ 第三章 幕府が開明派で、薩長こそが守旧派だった 「不合理な熱狂」という明治維新の正体 西郷たちの賭けだった倒幕クーデター 強大な海軍力を投入していれば幕府の巻き返しも可能だった 植民地化の危機を回避した勝海舟・・・ 第四章 明治新政府を支えたのは旧幕臣たちだった 日本の近代化に貢献した欧米留学生たち 初期の明治政府を支えた旧幕臣たち 明治以降の「官僚国家」のベースをつくった江戸幕府・・・ 第五章 江戸時代の遺産が、日本社会を形づくっている 富の集中がない社会の原型は、江戸時代につくられた 江戸からつづく権力と富が分離した日本社会 民に蓄積された富が急速な近代化を支えた 地方分権が進み独立していた農村と都市 明治維新によって庶民生活が激変したという錯覚 社会の上部構造だけを大きく変えたクーデターという実態・・・
  • 隠された刻―Hidden Times―
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    南太平洋の王国イリアキに残る謎の砂絵「金の汗」。世界の行く末を告げるというその伝説が解明された時、かつて跋扈した日本人の欲望と情念が甦る。明治末期に移民として辿り着いた鉱夫。戦時中に軍の機密を帯びて訪れた特攻隊兵士。彼らは、この地に何を封印したのか? 三つの時代を往還しながら、物語の陶酔に誘う南洋小説の傑作!
  • 隠された日本古代史
    -
    1巻2,530円 (税込)
    隠されたもので現れないものはない! 著者自身の内的葛藤と古代日本国家の形成過程がシンクロし、心性の深奥に分け入る希有な天皇論と古代史論。「古代日本は朝鮮半島から渡来した新旧二つの集団によって成立した」という〝異端〟の古代史家・石渡信一郎の数々の発見にフロイトの理論を援用し、自らの郷里への追想を合わせて展開する世界のなかの日本および日本人の固有の歴史物語。本書は、著者が過去に出版した単行本の「はじめに」と「あとがき」の集成本である。 目 次 はじめに 第一章 『馬子の墓』――誰が石舞台古墳を暴いたのか〔2001年3月31日発行〕 第二章 『義経紀行』――弁慶はエミシの末裔だった〔2002年11月3日発行〕 第三章 『漱石の時代』――天皇制下の明治の精神〔2004年4月17日発行〕 第四章 『ヒロシマ』――進歩と殺戮の20世紀〔2005年11月10日発行〕 第五章 『アマテラス誕生』――日本古代史の全貌〔2006年6月10日〕 第六章 『武蔵坊弁慶』――神になったエミシの末裔〔2007年9月30日〕 第七章 『隅田八幡人物画像鏡』――日本国家の起源をもとめて〔2009年3月8日〕 おわりに
  • かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖
    3.0
    明治末期、木下杢太郎や北原白秋、石川啄木ら若き芸術家が集ったサロン「パンの会」。彼らは会合のたび、趣向を凝らした料理を味わいながら、推理合戦を繰り広げていた。生まれたての赤ん坊が目玉と臀部をくり貫かれ殺された事件(「さる華族の屋敷にて」)。陸軍士官学校の校長はなぜ自決したのか ――(「未来からの鳥」)など六篇。傑作ミステリ。
  • 確信と覚悟の経営
    -
    一流企業トップに共通する成功戦略の法則! 著者自らがトップに直接取材。16人のトップの本音を引き出す。横浜ゴム、アサヒビール、松井証券、東急百貨店、ヤマハ、三菱地所、日本KFCホールディングス、帝国ホテル、東レ、スターフライヤー、アサヒ飲料、ダイオーズ、クボタ、野村ホールディングス、リコー、明治安田生命の16社の会長社長がズラリと並ぶ。 成功するトップに共通することは、幸運思考と胆力、そして使命感をもち、いかなる局面でも自らの決断を固く信じて経営に臨んでいること。本書では、日本一流の企業のトップが、いかに正念場を乗り超え、企業を成功へ導いたのか、その経営戦略を解明する!
  • かくて昭和史は甦る 教科書が教えなかった真実
    4.3
    日本の昭和史は単なる歴史ではない。まさに今日の時事問題である――日本人として最低限知っておかなければならない、明治以来の真実の歴史を熱く語りかける「渡部昇一の歴史の読み方」全400ページ。朝鮮独立を助けた日清戦争、世界史を変えた日英同盟、日韓併合の誤解、満州建国の真実、南京大虐殺の嘘、従軍慰安婦の実態、日米開戦における日本外交の失敗……「戦前はすべて悪」ではなかったのである。

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  • かくりよの千日雛
    5.0
    時は明治19年、夏の頃。 子どもの鬼・寅輔は相棒の丑松と一緒に寿命の尽きた人間の魂を回収していた。 人間からは見えないはずなのに、ある日、相馬という人間が話しかけてくる。 「この世」の人とかかわりがなかった寅輔だが、相馬にお化け退治を頼まれ――? 「隠世(かくりよ)」と「現世(うつしよ)」の命を描く明治感動奇譚。 【目次】 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
  • 隠れたる事実 明治裏面史
    5.0
    かつて歴史とは、説き去り説き来たるものとしてあった。横浜生まれの自由民権の闘士がその抜群の話術を駆使し、無念にも散っていった有為の漢(おとこ)たちの志と怒りを語り、いつしか時代に取り残されてしまった者の悲しみを嘆じ、いま幅を利かせる顕官の人物と過去の行状を暴くとき、人びとはまったく別の相貌を帯びた維新の姿を知った。薩長中心の見かたから一線を画す、史談史論の雄篇。
  • 「家系図」と「お屋敷」で読み解く歴代総理大臣 昭和・平成篇
    -
    戦争に向かう内閣から終戦処理、「戦後政治」を経て平成の内閣へ。歴代総理はどんな家に生まれ育ち、どんな縁組をしてきたのか。詳細家系図と、圧巻の、総理の関係者1200人以上のプロフィール掲載。昭和から平成までの47人の総理大臣は、いかなる人物がなったのか。その人物は、どのような家に生まれ、どのような教育を受け、どのようにして政治に関わるようになったのか。その背後には、「家」がどのように関わってくるのか。戦争に向かい、また終結に向かった陸軍・海軍出身の総理。戦後の新しい日本国憲法下で誕生した社会主義政党の総理。戦後の官僚あがりの総理。平成に入ってから多く誕生した、さまざまな政党の総理。およそ、出自によって、つながりをつくる業界が違う。財界と大きなつながりを作る者、有能な官僚とつながる者、あるいはそうした気配が一切ない者。また、住む家を見ると、軍人の精神論を体現したような清貧な者、財界がバックアップした豪奢な邸宅に住む者、マンション住まいの者。「家系図」と「お屋敷」を丹念に見ていくと、総理の人となりが如実に表れる。意外な人脈も見て取れる。そんな、歴代総理の関係者個々人の細かなプロフィールは、『明治・大正篇』の倍以上の1200人以上を掲載。
  • 「家系図」と「お屋敷」で読み解く歴代総理大臣 明治・大正篇
    -
    明治18年(1885)12月、第一次伊藤博文内閣成立。まだ憲法もなく、あらゆることが過渡期にあったこの時代。総理大臣にはいかなる人物がなったのか。その人物は、どのような家に生まれ、どのような教育を受け、どのようにして政治に関わるようになったのか。その背後には、「家」がどのように関わってくるのか。妾宅を設けることが不自然ではなかった時代。「家督の相続」が非常に重んじられた時代。自分の子女を有力者や資産家またはその子女と縁組みさせることで、閨閥を築くことが当然だった時代。女性にとっては、相手の顔も見たことがないまま結婚して家に入ることがあった時代。爵位があり、身分制度があった時代。伊藤博文から若槻禮次郎までの15人の、そんな時代の家系図を見ると、個々人によってその表情が大きく異なる。自分の子供の数を即座に答えられず、子女の年齢差は40を超える松方正義。五度の結婚をした桂太郎。家訓で正式な妻を持たなかった西園寺公望。多くの総理大臣は複数回の結婚をし、複数の女性と子をなしているが、明治初期では非常に珍しい恋愛結婚で、妻一筋だった山本権兵衛。生まれた男子は3人とも夭逝し、甥を養子とした山縣有朋。家系図からは、閨閥という視点だけでなく、総理大臣の、あまりに人間くさい面と、その時代の家族観も見えてくる。また、賞典禄を手にして数千坪もの広大な屋敷をいまの都心に構え、移転を繰り返し、別荘を多数所有した伊藤や山縣のような人物もいれば、官舎暮らしを当然としたためか、比較的質素な(それでも現在から見れば非常に大きな「お屋敷」の)軍人あがりの山本権兵衛や加藤友三郎もいる。そうした、「家」で総理大臣たちを見て行くと、また新たな表情が浮かび上がる。未成熟だった政治システムを泳いだ明治・大正期の総理大臣たち。その背後にどんな家族がいたか。系図とお屋敷の変遷ともに、個々人の細かなプロフィールも500人以上解説し、総理大臣たちに迫る。
  • 影絵の女たち
    -
    1巻330円 (税込)
    明治末年に起きた「長野正善寺行李詰婦人死体事件」が下敷きです。 この事件は、旧浅草黒船町(現駒形町)で発生の、愛人に惚れ込んだ亭主が女房を殺害し、せめて亡骸を菩提寺に葬ってやろうと死体の身元を偽装して送ったことに端を発しました。 現代の世で、同地に先祖代々居住の男と同棲の熟女、偶然出会った少年時代の家庭教師で熟女ヘルスマッサージ師が生まれ変わりのような運命を辿りました。

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  • 蜻蛉始末
    4.1
    光と影の宿命を負った二人の男。歴史ミステリー 明治12年、政商藤田傳三郎は贋札事件の容疑で捕縛された。維新前後の激動の世で、宿命を負った二人の男の友情と別離、対決を描く
  • 過去20年間で最長・最大の上昇波動 日経平均は3万円を超える!
    -
    東京オリンピックまでに日経平均は3万円超になる!今回の株の高騰はバブルではない。日経平均60年周期説に基づく、明治、昭和と続いた「平成相場」の始まりなのだ。過去20年間で最大最長の上昇気流に乗り遅れないために、何をすればいいのか。前作で日経平均が2万円まで上昇することをズバリ的中させたアナリスト集団が指南。「株主還元強化」「自動車の電装化」「訪日外国人2000万人時代」など、注目キーワード別に推奨104銘柄も記載。
  • 鹿児島と明治維新
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明治維新のことを考えながら鹿児島を見物すると,「時代の先駆者が次の時代にのりおくれる」といった,普通では気づかない「革命の法則」も見えてくる。観光案内も兼ねた明治維新の入門書。 ★★ もくじ ★★ ・ なぜ幕府を倒せたか? ・ 江戸時代の大藩 ・ 明治初年の藩別人口 ・ 鹿児島城の話1 ・ 鹿児島城の話2 ・ 薩摩藩の士族人口 ・ 天文館通りの由来 ・ 集成館 ・ 幕末の海外留学生 ・ 不思議な革命・明治維新 ・ 明治の新政府と旧藩閥 ・ 鹿児島の私学校 ・ 明治維新の性格……明治以後の近代化と鹿児島

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  • 笠雲
    -
    明治維新後、富士山麓の開拓にのりだした清水次郎長。一の子分の大政こと政五郎は新時代の中で「夏火鉢」扱いに甘んじていたが、現場を任され一筋縄ではいかない男どもをまとめあげてゆく。だが動員された囚人の脱走騒ぎに続き、古参の子分・相撲常(すもうつね)が変死。事件のからくりに気づいた政五郎の怒りが爆発する(講談社文庫)
  • 家事は大変って気づきましたか?
    4.1
    1巻1,980円 (税込)
    《村井理子さん、推薦!》 ずっと苦しかった。泣きたい気分だった。 そんな私の気持ちを受け止めてくれた一冊だ。 ---------------------- ──時代が変わっても、家事はラクになっていない! なぜ家事は女性の仕事だったのか? 明治から令和まで、家事と仕事の両立を目指してきた女性たちの歴史、それぞれの時代の暮らしと流行を豊富な資料で解き明かし、家事に対する人々の意識の変遷を読みとく。 ---------------------- ●メディアが広げた“幸せな”性別役割分担 ●「本当は自分でやるべき」に縛られる ●育児をレジャー化する「名ばかりイクメン問題」 ●令和の食卓における効率化と趣味化 ●一汁一菜ブームが見落とすもの……etc. 家事のモヤモヤをときほぐし、 共働き時代の新しいパートナーシップのかたちを考える。 ---------------------- 【目次】 ■第1章 家事とお金のままならない関係 1.家事のムーブメントを加速させた『逃げ恥』 2.家事代行サービスという方法 3.「名前のない家事」とは? 4.家事をやった気になっていばる夫 5.本当に養っているのは誰? 6.「マッチョな夫=羊飼い」説 7.夫婦のパートナーシップ 8.ケアとクリエイティビティ ■第2章「家事=妻の労働」になったのは昭和時代だった 1.手料理には愛情が必要ですか? 2.女性たちを縛る「家事=愛情表現」という思い込み 3.根深く残る母性愛神話 4.主婦論争が示したもの 5.女中が必要だった時代 6.農家の女性たちの生活改善運動 ■第3章 昭和・平成・令和 食事づくりの現場で 1.「ていねいな暮らし」への愛憎 2.男女の役割分担から脱出する 3.一汁一菜ブームとは何だったのか? 4.時短料理はなぜブームになったのか? 5.巣ごもり生活でわかった、自炊力という武器 ■第4章 家事を「大変!」にするのは何? 1.カリスマたちが教える、片づけが秘める魔力 2.お手入れしやすい住まいとは? 3.実は高度な家事、買いものと献立 4.「ひと手間」がわずらわしいのはなぜ? 5.料理が苦痛になるのはなぜ? 6.家事は一朝一夕には覚えられない 7.グチを受け止めてくれる人はいますか? 8.家族とライフスタイル ■第5章 シェアするのは難しい? 1.頼りにならない父親たち 2.育児に〝当事者意識〞を持っていますか? 3.大掃除は、家事シェアを日常化させるチャンス! 4.子どもに料理を教えると…… 5.平等な家事シェアは可能か? 6.平等なシェアがゴールなのか? 7.どうする? 家計管理 ■第6章 ケアと資本主義 1.『モモ』が描いたケア 2.主婦たちの虚無感 3.ケアとは何か? 4.ケアを閉じ込めた家父長制 5.資本主義のたくらみ 6.私たちにできること
  • 火城
    3.0
    嘉永三年、黒船来航を三年後に控えた幕末の時代――佐賀藩士・佐野栄寿の心にあったのはただひとつ、当時最先端の科学技術で蒸気船を造ることだった! 大胆な戦略と心を揺さぶる「涙」で藩主を説き伏せ、超一流技術者からくり儀右衛門を巻き込み、日本初の蒸気船を造り出すまでの波乱の半生! 江戸から明治、そして現代まで通ずる飛躍的な技術革新の裏側に暗躍し、命を賭した男たちの熱き物語。
  • 風の王国
    -
    1巻770円 (税込)
    フリーライターの速見卓は、出版社の依頼で奈良の二上山を訪ねる。尾根道で速見は、翔ぶように速く歩く女性を見かける。さらに、仁徳稜の広場で法被を着た「へんろう会」の人々の中に彼女を見出し、強い興味を抱く。へんろう会は山の民の末裔たちの集まりで、翔ぶ女はその流れをくむ天武仁神講の講主・葛城天狼の娘の哀だとわかる。そして、それらの民を国家に組み込もうとした、明治維新後の日本政府の暗部が浮かび上がる……。
  • 風よ あらしよ 上
    4.2
    1~2巻913円 (税込)
    明治28年、福岡県今宿に生まれた伊藤野枝は、貧しく不自由な生活から抜け出そうともがいていた。「絶対、このままで終わらん。絶対に!」野心を胸に、叔父を頼って上京した野枝は、上野高等女学校に編入。教師の辻潤との出会いをきっかけに、運命が大きく動き出す。その短くも熱情にあふれた人生が、野枝自身、そして二番目の夫でダダイストの辻潤、三番目の夫でかけがえのない同志・大杉栄、野枝を『青鞜』に招き入れた平塚らいてう、四角関係の果てに大杉を刺した神近市子らの眼差しを通して、鮮やかによみがえる。著者渾身の評伝小説!! 第55回吉川英治文学賞受賞作。
  • 家相がよくわかる吉と凶――幸運を呼ぶ住まいのつくり方
    -
    正しい家相とは何かをたくさんの実証と易断の研究から導いた、現代人に納得できる迷妄・迷信を排した家相書。「本研究会がまとめた家相理論は、七十余年になんなんとする家相吉凶事例の数万件にも及ぶ実証を基に結論づけられた、建築物の正しい吉凶相説である。巷間で流布する、空論や迷論に近い家相とはまったく異質なものだ」(まえがき)という家相理論を説いたのは、明治生まれの医師でもあった杉野五堂師(1878-1974)。杉野流家相を受け継ぎ建築的な観点からよりわかりやすい家相理論を確立したのが建築家でもあった多田花外師。豊富な家相の実証から何が本当で何が迷信かを、伝承された家相説を徹底検証。その研究により自然の日照と通風、水気の関係から科学的にも理解できる古くて新しい家相説展開。実際の家相相談例と吉相の家相図面などをふんだんに紹介した、わかりやすい家相書の復刊。
  • 下層社会探訪集
    -
    『日本の下層社会』は日本のルポルタージュ、社会学の古典として有名だが、その成立前後にまとめられた貴重な作品。描かれている庶民たちは、高度経済成長期まで生きていた、まさしくオンリー・イエスタディーの日本人の群像であった。

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  • 華族 近代日本貴族の虚像と実像
    3.6
    明治維新後、旧公卿・大名、維新功労者などから選ばれた華族。「皇室の藩屏」として、貴族院議員選出など多くの特権を享受した彼らは、近代日本の政治、経済、生活様式をリードした「恵まれた」階級のはずだった。日清・日露戦争後、膨大な軍人や財界人を組み込み拡大を続けたが、多様な出自ゆえ基盤は脆く、敗戦とともに消滅する。本書は、七八年間に一〇一一家存在したその実像を明らかにする。巻末に詳細な「華族一覧」付き。
  • 家族終了
    3.9
    「家は存続させねばならぬ」と信じていた、明治生まれの祖父母。一方その孫で未入籍のパートナーと暮らす著者は、外形的には独身子ナシ。両親と実兄を見送り、酒井家は「家族終了」。だからこそ見えてきたのは、日本の家族の諸問題。上昇し続ける生涯未婚率に、事実婚、同性婚、シングル家庭、ステップファミリー、ルームシェアする疑似家族、毒親……。多様化する家族観の変遷を辿りながら、過去から未来までを考察。激変する日本の「家族」はどこへゆくのか?
  • 華族総覧
    5.0
    故郷の華族さまはどんな人物だったのか? 明治国家の建設と発展に貢献した「皇室の藩屏」たちの授爵、陞爵のプロセスとさまざまな挿話、追随を許さぬ詳細データで綴る近代日本人国記。 ●薩摩と長州、華族の数はどっちが多い? ●いちばんお金持ちになった大名華族は? ●爵位は一代限りと主張したのはだれ? ●華族が1人もいない県がある。それはどこ? ●東北諸藩出身者、旧幕臣の授爵はどんなものだったか?
  • 華族たちの近代
    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 四民平等を謳ったはずの明治政府が「華族」を作った。新たな身分を求めて狂奔する人々の悲喜劇。近代と前近代の相克とも言うべき制度の盛衰を描く傑作歴史ノンフィクション。
  • 華族誕生 名誉と体面の明治
    -
    明治二年に誕生し、現行憲法の発効と同時に消滅した華族制度。そこでは誰が華族となり、「公侯伯子男」の爵位はどのように決められたのか。また、爵位をめぐってどんな人間模様が描き出されたのか――。豊富なエピソードをまじえて華族制度の誕生を解説し、歴史上の意義を問う。実体が忘れられて久しい、名誉と体面の保持に拘泥した特権階級に光を当てた、華族研究の必読書。
  • 片想い浪漫帳~春本作家と担当の秘密のカンケイ~
    完結
    3.0
    時は明治。とある新聞社で働く森は、人気作家の原稿取りに向かっていた。この人気作家『永江紅華』は別名義で春本、所謂エロ本を書いていた。エロ本でももちろん人気が高い。その理由が生々しい描写にあった。生々しいのもそのはず。すべてこれは永江のお気に入りの小間使いとの実体験なのだから。その事実を知って森は少し複雑な気持ちになってしまう―。 ※この作品は同人誌「あこがれ浪漫帳」に収録されている物です
  • 敵討
    4.5
    1巻440円 (税込)
    惨殺された父母の仇を討つ――しかし、ときは明治時代。美風として賞賛された敵討は、一転して殺人罪とされるようになっていた……新時代を迎えた日本人の複雑な心情を描く「最後の仇討」。父と伯父を殺した男は、権勢を誇る幕臣の手先として暗躍していた……幕末の政争が交錯する探索行を緊迫した筆致で綴る「敵討」。歴史の流れに翻弄された敵討の人間模様を丹念に描く二篇を収録。

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  • 仇なれども
    3.0
    1巻565円 (税込)
    兄の仇にもう一度会いたい――。仇討ちが禁止となった明治四年。美貌の海軍少尉・鷺沼錦(さぎぬまにしき)は、三橋一磨(みつはしかずま)を追っていた。藩校時代、その美貌ゆえに狙われた錦を陰にひなたに守り抜き、ついには念兄として深い快楽を教え込んだ男。だが、なぜか一磨は錦の兄を斬って、突然脱藩! 兄を殺した理由より、自分を置いていった理由を知りたい…。懸命に一磨を追う錦だが!? 愛憎渦巻く時代劇ロマン。

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  • 片山まさゆきの楽ちん打法 ビリーブ・チキン
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「アカギ」「カイジ」の福本伸行先生も大絶賛!! 四角いジャングルの場を制するのはお気楽ポジティブ攻め攻めなビリーヴちゃんか、それとも気弱なネガティブ爆守備のチキンくんか!? 初代麻雀最強位の片山まさゆきが、構想10年かけて85の設問をもとに、悩める麻雀初心者~中級者へ送る、最高の戦術書をここにお届けいたします!! ※本作は三交社発行「片山まさゆきの楽勝麻雀単行本(ソフトカバー)」を元にした電子改訂版です。■著者紹介 片山まさゆき:漫画家。初代麻雀最強位。明治大学在学中「ヤングマガジン」の月間新人賞に入選しデビュー。麻雀を題材にしたギャグ漫画を得意とし「近代麻雀オリジナル」に「スーパーヅガン」を「ヤングマガジン」に「ぎゅわんぶらぁ自己中心派」を同時に連載した。
  • 語られなかった皇族たちの真実 若き末裔が初めて明かす「皇室が2000年続いた理由」
    3.7
    若き末裔が明かす「皇族論」、電子版で登場 曾祖母は明治天皇の第六皇女昌子内親王。祖父はスポーツの宮様として知られた竹田恒徳。祖母は三条実美の孫娘。 著者は、明治天皇の玄孫として、旧皇族・竹田家に生まれた。本書は、自らの生い立ちに始まり、祖父から教えられたこと、さらには、皇室が2000年以上の長きにわたって存続してきた理由についての歴史を繙き、天皇家の血のスペアとして宮家が果たしてきた役割を浮き彫りにする。その上で、現在も引き続き話題を集める皇位継承問題について、「男系維持」を強く主張する。旧皇族家出身の立場を充分に自覚し、その覚悟のほども吐露する。 ’05年発表の話題の書、文庫版を電子化!

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  • 語り継がれた西郷どん 発掘!維新スクラップブック
    -
    西郷隆盛を中心に幕末から西南戦争までの薩摩士族や、その伴侶らの証言を発掘し、同時代人の肉声から「西郷とその時代」を浮き彫りに。著者は古書店で偶然、明治維新の立役者らの記事を集めた明治の新聞スクラップブックを発見した。その驚きの中身とは。
  • 語り継ぐこの国のかたち
    4.8
    1巻880円 (税込)
    ベストセラー『昭和史』の著者が長年考え続けた思索の集大成。 無謀な戦争へと至るあやまちの系譜。 明治から現代につづく激動の時代をひたむきに生き抜いた人々のすがた。 歴史のなかに残された、未来への手がかりをさぐる。 困難な時代に立ち帰るべき原点。 *電子版では、内容の一部を収録しておりません。
  • 加田三七 捕物そば屋(電子復刻版)
    -
    旧幕時代、南町奉行所同心であった加田三七は明治四年、湯島で蕎麦屋を始めた。だが、蕎麦屋の旦那で収まる三七ではない。界隈で事件が起これば、警察に頼まれもしないのに、かつての輩下・幸助を従え探索に飛び出す始末。そんな三七のもとに、土蔵の白壁に幽霊が出て母の様子が変だと、遊郭の息子が妙な話を持ち込んだ(「幻の像」)。文明開化の世を舞台に私設探題を自任する加田三七・捕物そば屋事件簿十八篇。

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  • 加田三七捕物帖(電子復刻版)
    -
    明治の御代も七年になるというのに、荒れ果てた旗本屋敷で、老女二人が昔ながらの大奥づとめそのままに暮らしていた。ある日、この屋敷出入りの古道具商が殺され、若い下男の弥助が自首した――本郷湯島でそば屋・翁庵(おきなあん)をいとなむ、元八丁堀同心・加田三七は、この事件を見すごすわけにはいかず、昔、目明かしだった幸助を連れて現場に顔を出した(「二人の老女」)。ご存知、加田三七の活躍を描く捕物帖。

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  • かちがらす 幕末の肥前佐賀
    4.0
    維新の礎を作った佐賀藩主・鍋島直正の生涯。  若くして佐賀藩主となった鍋島直正。財政難に苦しむなか城が火事になるが、それをきっかけに藩の改革を進めた。長崎警備を任されていた佐賀藩は、外国船の進入が増え、中国がアヘン戦争でイギリスに敗れたことに危機感を覚えた。  直正は軍事力で世界に負けないように、最新の大砲や銃、西洋流の船の建造を藩で行うための人材を登用した。耐火煉瓦を作っての反射炉の建設、鉄の鋳造、大砲の製造は、いくつもの難関を乗り越えて成し遂げられた。三重津には、藩独自の海軍学校を設けた。  また、幼い息子の淳一郎にいち早く種痘を受けさせ、普及を促した。  藩主を16歳の直大に譲って隠居した直正は、〈日本を外国列強の属国にしない〉〈幕府側と倒幕派との内乱を回避する〉という思いを、諸大名や公家に伝えていった。最新の軍事力を誇る佐賀藩は、幕府側・倒幕派ともに頼りにされる存在だった。  欧米諸国が開国を迫り、攘夷を叫ぶ諸藩が戦火を交える中、体調を崩しながら、直正は徳川慶喜との会見に臨む。  島津斉彬、井伊直弼、江川坦庵、田中久重、勝海舟、江藤新平、大隈重信……。多士済々の人物と交流し、明治維新の礎を作った鍋島直正を描いた長編小説。 ※この作品は単行本版『かちがらす ~幕末を読みきった男~』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 家畜人ヤプーの館
    値引きあり
    -
    1巻300円 (税込)
    もうひとつの家畜人ヤプーの世界!!日本初の高級SMクラブ『家畜人ヤプーの館』 1970年、家畜人ヤプー全権代理人・康芳夫の全面支援のもと、日本初、伝説の高級SMクラブ「家畜人ヤプーの館」がオープンしました。家畜人ヤプーの館で起こる、著名人達の宴をリアルに記録した、家畜人ヤプーの館 支配人(著者)だから残すことが出来た、もうひとつの家畜人ヤプーの世界『家畜人ヤプーの館』 著者:登口安吾(とぐち あんご) 本名、昆春夫。1946年生まれ 新潟県出身 明治大学法学部法律学科卒業 学生時代より飲食店を経営(バー、居酒屋、ショーパブ)。大学卒業後、本格的に飲食店経営を学ぶべく訪欧。帰国後、パブレストラン、ショーパブなど複数の店舗を企画・経営し成功を収める。その後、1970年日本初の高級SMクラブ「家畜人ヤプーの館」を家畜人ヤプー 全権代理人 康芳夫の全面支援のもと新宿にオープンする。客には、各界の著名人(作家・映画監督・役者・芸能人・マスコミ関係)が連日集まり独特の社交場となる。本書は、当時の「家畜人ヤプーの館」で起こった様々な光と闇の人間模様を綴ることによって先人へ向けた鎮魂歌を。そして現在を生きる人たちへのコンプレックスの源とは何か?との思いで記したノンフィクションである。 表紙モデル:フラワー・メグ 女優。スペース・カプセルでのショーをきっかけにスカウトされ、『平凡パンチ』などのグラビアを飾る。1971年、NETテレビ(現・テレビ朝日)『23時ショー』にカバーガールとしてセンセーショナルに登場。女優として新藤兼人監督の『鉄輪(かなわ)』など7本の映画に出演。アルバム『ささやき、ためいき、もだえ』をリリース。日本人離れしたセクシーな容姿で注目を集めたが、ちょうど1年間の活動の後、20歳で引退。近年再評価が進み、メディアに登場する機会が増えている。 ※本書は『家畜人ヤプーの館』(株式会社文芸社)を再編集して電子書籍化(独占配信)した作品です。なお本書(本文)に含まれる情報は、書籍刊行当時の内容になっております。
  • 家中・足軽の幕末変革記
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    1巻2,640円 (税込)
    明治維新を招く社会変革の兆候は、京・江戸から遠く離れた片田舎にも起きていた。家中人事が家柄重視から能力主義へと移り変わる様子、財政難に陥る領主と裕福な農民の関係性など、19世紀の地方社会の変化と闘争を、仙台藩前谷地村(現宮城県石巻市)で60年にわたり記された文書『山岸氏御用留』から読み解く。
  • 勝 海舟
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    江戸城の無血開城の実現、日本海軍の基礎の構築、そして徳川家の救済。幕末~明治という大動乱の時代を、徳川の幕臣として、独自の信念と言動で生きぬいた男・勝海舟。明治になっても「氷川町のほら吹き爺」と噂されながらも、自己の意見をいい続けて逝った。

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  • 勝海舟と明治維新
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸時代の末期,浦賀沖に現れたアメリカの黒船の開国要求に揺れる日本。幕府と新勢力の薩摩や長州の対立がさけられない情勢になったとき,「国内が一致して外国に対抗しなくてはいけない大事なときに,内乱など起こしてはいけない」と,自ら負けを選んで江戸城を無血で明け渡したのは,幕臣の勝海舟でした。では,幕府の中にいながら,なぜ勝海舟は,そのように広い視野に立った判断を下すことができたのでしょうか?  これまでの「勝海舟の伝記」では見落とされてきた新たな視点に立ち,歴史の中から海舟像を浮かび上がらせることに成功した画期的な評伝! ★★ もくじ ★★ はじめに  江戸時代の社会とその変化 第一章  勝海舟=麟太郎の生い立ち 第二章  先見の明を育てるもの 第三章  新しい時代のはじまり 第四章  開国か,勤王攘夷か 第五章  人びとの意見を変えた「攘夷の実験」 第六章  「江戸城」無血開城へ 第七章  不思議な革命,明治維新 あとがきにかえて  世界で通用する日本人,勝海舟 付録  勝海舟 年図

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  • 勝つ!卓球 ダブルス上達 60のコツ 新版
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 五輪代表を育てた指導者が教える、 「勝てる」連係の秘訣! ★ ペアの組み方からトレーニングまで 徹底解説! ★ ポジション 互いの力を120%引き出す! ★ サービス&レシーブ 駆け引きが勝負を決める! ★ 三・四球目 厚い攻撃パターンで柔軟に攻める! ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 卓球の団体戦は、第一試合と第二試合がシングルス、 第三試合がダブルス、第 四・五試合が シングルスという、いわゆる「4 単1複」の 形式で行われるケースが多くあります。 勝利をつかむうえでは「ダブルスでポイントを 勝ち取ること」が、各試合の中でもチームにとって 非常に大きな意味があると考えています。 勝負の分かれ目になるダブルスで勝てれば、 その瞬間チームの勝利が決まったり、 勝ちが決まらなくとも、チームが盛り上がり、 勝利に向かって勢いをつけたりすることができるからです。 ダブルスのペアは、単にシングルスで 強い選手同士が組めば強くなるという訳ではありません。 ここ10 年、15 年の全日本選手権を見ていても、 ダブルスで優勝している選手が必ずしも シングルスで優勝しているとは限りません。 つまり、シングルスでは勝てない相手でも、 ダブルスでは勝てるチャンスが生まれるのです。 ダブルスはやればやるほど面白く、 そして選手の可能性を広げてくれる 魅力ある種目だと思います。 本書はダブルスとシングルスの違いや、 サービスやレシーブなどのシングルスと共通する打法、 ダブルスで重要視される3球目・4 球目攻撃に 至るまでを、分かりやすく解説しています。 さらに明治大学の卓球部で実際に行っている トレーニングも紹介しているので、 練習メニューに取り入れてみてください。 本書がダブルスで勝利を目指す選手たちにとって、 役立つことを願います。 明治大学卓球部監督 高山幸信 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ PART1 ダブルスの取り組み方 *01 ダブルスではペアが必ず交互にボールを打つ *02 ダブルスを制して団体戦に勝つ *03 タイプ別に練習内容を変えて強化する ・・・など全8項目 ☆ PART2 ダブルスの動き方 *09 相手の狙いどころをカバーして待つ *10 打球したらペアにスペースを空ける *11 ペアとの距離感を考えスイングする ・・・など全7項目 ☆ PART3 ダブルスのサービス *16 同じフォームでいろいろなサービスを出す *17 落下してきたボールの真下をうすくこする *18 ボールの内側をこするように打って回転をかける ・・・など全12項目 ☆ PART4 ダブルスのレシーブ *28 攻撃的なレシーブで試合を制する *29 バウンド直後を狙って低く返球する *30 ラケットの面を回転に合わせた角度にする ・・・など全9項目 ◎ コラム レシーブ時にタイムアウトをとって試合を有利に運ぶ ☆ PART5 三球目・四球目で攻撃を仕掛ける *37 ダブルス戦に特化した練習に取り組む *38 相手のバック狙いを先読みする *39 フォアハンドで回り込んで決める ・・・など全13項目 ☆ PART6 ダブルス対策のコンディショニング *50 フットワークを強化して卓球の技術を上達させる *51 両足ジャンプで股関節と太ももの筋肉を鍛える *52 横跳びにジャンプを加えてフットワークを鍛える ・・・など全11項目 ◎ コラム ダブルスのサービスルールを再確認 ◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆ 明治大学卓球部監督 高山 幸信 学生選手、社会人選手(東京アート所属)として、 数々の優勝経験がある。 2008年明治大学卓球部監督に就任。 2009年全日本大学総合卓球選手権大会 (インカレ)優勝、翌年の同大会準優勝し、 2011年の同大会では再び優勝に返り咲く。 水谷隼選手や丹羽孝希選手など、 数々のオリンピック選手を輩出。 2015年に監督に再就任した。 2016年全日本大学総合卓球選手権大会では チームを優勝に導いた。 【選手としての戦績】 全日本卓球選手権大会 ダブルス優勝3 回(1994・1996・1997) 世界選手権マンチェスター大会(1997) 日本代表 【監督としての戦績】 関東学生卓球リーグ戦 春季リーグ優勝5 回 秋季リーグ優勝6 回 全日本大学総合卓球選手権(団体の部) ※インカレ優勝4回 ※ 本書は2017年発行の 『勝つ!卓球 ダブルス上達 60のコツ』の新版です。
  • 桂歌丸 口伝 圓朝怪談噺
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    桂歌丸入魂の圓朝怪談!落語三遊亭派宗家の全面協力による口演の口伝書! 三遊亭圓朝とは、幕末から明治期に活躍した江戸・東京落語界の大名跡。 「芝浜(異説あり)」「牡丹灯籠」「鰍沢」「真景累ヶ淵」など、数多くの名作落語を創作した圓朝は、言文一致の創始者となって、二葉亭四迷等に影響を与える。 現の日本語の祖とも云われる。 「真景累ヶ淵」は圓朝の代表作であるが、現存する速記本は新聞連載のスタイルで編集された一大長編小説で、現在まで落語家の口伝によって伝承されている落語の内容とは異なる部分が多い。 本書は、晩年に「圓朝怪談」の口演に心血を注いだ桂歌丸師匠の口演を元に、三代目落語三遊派宗家・藤浦敦氏の手によって落語本として構成されている。 圓朝怪談の代表作『真景累ヶ淵』(歌丸口伝版全七席)に加え、こちらも名作怪談の『江島屋怪談』(歌丸口伝版全一席)を収録。 著者について 三遊亭圓朝 1839-1900 江戸・東京落語の三遊派の大名跡。落語中興の祖、落語の神様とも云われる。二葉亭四迷が『浮雲』を書く際に圓朝の落語口演速記を参考にしたとされ、明治の言文一致運動に大きな影響を及ぼした。現代の日本語の祖である。作品に、『芝浜』等の人情噺から、『死神』『牡丹灯籠』『真景累ヶ淵』などの現代に伝わる怪談を数多く拵えた。
  • 桂文我 上方落語全集 第八巻
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    1巻2,750円 (税込)
    水木十五堂賞受賞 落語界きっての史料収集家 四代目 桂文我が世に放つ上方落語の集大成、第八巻刊行! 第八巻では―― 「蕎麦茶屋」「後家殺し」など、上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた珠玉の高座、十五席を再現している。 “芸能博士”と呼ばれた桂米朝師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に、落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。2022年には、明治時代の収集家として名高い、水木十五堂氏を記念して、大和郡山市で創設された「水木十五堂賞」を受賞しました。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百席以上を数えます。 この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタを、本人の解説付きで紹介し、収集した貴重な演芸資料も、数多く掲載しています。大師匠方の思い出話などを綴るコラムも、読み応えたっぷりです。 第八巻に収録されているのは、 蕎麦茶屋 宇治の柴船 花の都 寒梅 権助提灯 後家殺し 質屋蔵 鷹奴 竹の水仙 池田の猪買い 辻占茶屋 馬の田楽 武助芝居 餅搗き 音曲質屋 の十五席。「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひ、ご堪能ください。 「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。 第九巻 所収予定 9-1 初音の鼓 9-2 骨つり 9-3 百人坊主 9-4 浄瑠璃乞食 9-5 須磨の浦風 9-6 淀川 9-7 高尾 9-8 抜け雀 9-9 もう半分 9-10 オランダ 9-11 土橋萬歳 9-12 親子の嫁入 9-13 植木屋娘 9-14 鹿鍋 9-15 千両みかん
  • 活力の構造 開発篇
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    日本の独自技術はいかにして開発されたのか? ――日本は明治以来、西欧に対する近代化の立ち遅れから、欧米技術の導入に懸命にならざるを得なかった。かねて「物真似ばかり」といわれてきた日本企業の技術も、少なくともエレクトロニクス分野では独自技術を広範に持つようになっている。80年代は、日本企業が本格的な独自技術を持つ時代の幕開きであった。
  • 家庭画報 e-SELECT Vol.9 花の寺、花の社 48選
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    季節の花々が咲き誇る、全国の「花の寺」、「花の社」を、美しいビジュアルとともにご紹介します。花参詣の楽しみは、花を愛でるだけでなく、神仏へ祈りを捧げる清められた空間に赴いて花々に会えること。手入れの行き届いた場に佇めば心がはればれとして、普段忘れがちな生きている喜びを素直に感じ取ることができます。春から秋にかけて参りたい寺、社を厳選してお届けします。 藤―春日大社 「清らかな花々のたたずまい」高橋順子 牡丹―長谷寺 三葉つつじ―楞厳寺・神童寺 春から初夏の山野草が美しい寺―如意寺ほか 心洗われる水の名刹へ―勧修寺 花菖蒲―明治神宮・宮地嶽神社・毛越寺 紫陽花をめぐる 鎌倉さんぽ―明月院ほか 蓮―宇佐神宮・喜光寺 晩夏から秋の花が出迎えてくれる寺―橘寺ほか 御朱印帳を手に花巡礼 ひと花が群れ咲く絶景を訪ねる―松尾大社ほか 奥付

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  • 家庭画報特別編集 欲しい運を取りに行く! 李家幽竹のパワースポットガイドブック 2023年版
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    1,386円 (税込)
    人気№1風水師、李家幽竹さんが、2023年に訪れるといいパワースポット15か所を徹底解説。各スポットで運気を得るためのアドバイスが満載の大充実した1冊です。また、その年の吉方位の効果を得る旅行風水情報も紹介しているから、開運効果がさらにアップ!四緑木星が中宮に位置する2023年は、旅行から得られる運気が最強の年。パワースポットを訪れる開運旅行を楽しんで、ぜひ運気をアップさせてください。※デジタル版には「開運祈願書」は含まれません。あらかじめご了承ください。 プロローグ CONTENTS COLUMN1 パワースポットは、大地から生気が吹き出す地 第1章 2023年に運を招く!パワースポット15選 出雲大社(島根県) 明治神宮(東京都) 田沢湖周辺(秋田県) 丹生川上神社(中社)(奈良県) 大山祇神社(愛媛県) 宗像大社 辺津宮・中津宮(福岡県) 出羽三山神社(山形県) 江島神社(神奈川県) 伊豆山神社(静岡県) 下鴨神社(京都府) 春日大社(奈良県) 住吉大社(大阪府) 千光寺(広島県) 土佐神社(高知県) 宇佐神宮(大分県) 知っておきたい神社での作法 COLUMN2 パワースポットと吉方位では得られる運気が違います! 第2章 吉方位を味方にすればさらに運気UP!2023年版 開運旅行風水 旅行風水入門 PART1 2023年の全体運と開運旅行スタイル PART2 効果を高める旅プランのたてかた PART3 新しい旅スタイルで運を引き寄せて PART4 吉方位旅行+温泉で旅の効果を倍増しよう! 旅行風水、こんな時はどうすればいいの? COLUMN3 風水的・温泉の効果効能を知って、欲しい運とパワーをチャージ! 第3章 九星別 運気を上げる12カ月の旅行スタイル 2023年の吉方位と得られる運 一白水星の旅行スタイル 二黒土星の旅行スタイル 三碧木星の旅行スタイル 四緑木星の旅行スタイル 五黄土星の旅行スタイル 六白金星の旅行スタイル 七赤金星の旅行スタイル 八白土星の旅行スタイル 九紫火星の旅行スタイル COLUMN4 凶方位の凶意はなくせません。でも、軽減させることはできます 第4章 九星別 近場で運を得るための日の吉方位 奥付

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  • 「家庭」の誕生 ――理想と現実の歴史を追う
    5.0
    イエ、家族、ホーム、ファミリーなど、多くの名が生まれた理由は、その言葉を用いないと表現できない現象や思いがあったためだ。「家庭」には、リベラル、保守、それぞれの理想が託されてきたが、一方でその理想と現実には様々な乖離があった。明治から昭和、平成、現代まで、それらをめぐる錯綜した議論をときぼぐしていくことで、近現代日本の新たな一面に光をあてる。
  • 角川インターネット講座3 デジタル時代の知識創造 変容する著作権
    3.5
    電子化による集積がすすむ人類の知は、新たな創造を刺激する開かれた情報資産となりうるのか? 図書館、出版、電子メディア、そして著作権制度の視点から、情報共有と知的生産の行方を問う。 ■執筆者情報 《第一部 知の共有と著作者の権利》 序章 知識・情報の活用と著作権  長尾真(元京都大学総長、前国立国会図書館館長、京都大学名誉教授) 第1章 インターネット時代の著作権制度  中山信弘(明治大学特任教授、東京大学名誉教授、弁護士) 第2章 万人が著作者の時代  名和小太郎(情報セキュリティ大学院大学セキュアシステム研究所特別研究員) 第3章 デジタルアーカイブのオープン化と著作権の新時代  岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役/プロデューサー) 《第二部 出版と知識創造の未来》 第4章 電子書籍とは何か?  萩野正昭(株式会社ボイジャー取締役) 第5章 情報共有時代の社会制度  歌田明弘(大正大学表現学部教授) 第6章 ウェブと電子書籍は、作品と作者をどう変えたか  仲俣暁生(文芸評論家、編集者) 第7章 デジタルアーカイブとは何か  杉本重雄(筑波大学図書館情報メディア系教授) 第8章 メタ複製技術時代の〈世界脳〉  遠藤薫(学習院大学法学部教授) 第9章 デジタルの衝撃と文化のサスティナビリティ  吉見俊哉(東京大学大学院情報学環教授、東京大学副学長、東京大学文書館副館長) ※本文に記載されている「購入者特典」には期間が限定されているものがあります。あらかじめご了承ください。
  • 門田界隈の道-もうひとつの岡山文化-
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明治期、異人館に住むベリーやペティー、アダムス、ケーリらの宣教師、英語教師のガントレットにより、岡山に西洋文化の風が吹いた。彼ら若き西洋人と石井十次や上代淑らが、福祉や教育などの分野で残した業績の記録。
  • 彼方の君と僕のドレス -明治恋物語-1
    完結
    -
    全6巻165円 (税込)
    「これは運命です」平凡生活をしていたOL 、鹿山鈴はコンビニへ向かう途中に交通事故にあったハズだった!?気が付くと目の前に広がるのは見知らぬ土地だった。怯える鈴に声をかけてきたのはウィリアムと名乗るイケメン!彼の願いを聞き、見合い話を断る手伝いをすることになったのだが…
  • 彼方の君と僕のドレス -明治恋物語- 【合本版】
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    「これは運命です」平凡生活をしていたOL 、鹿山鈴はコンビニへ向かう途中に交通事故にあったハズだった!?気が付くと目の前に広がるのは見知らぬ土地だった。怯える鈴に声をかけてきたのはウィリアムと名乗るイケメン!彼の願いを聞き、見合い話を断る手伝いをすることになったのだが…
  • かなづかいの歴史 日本語を書くということ
    3.0
    中学・高校の古文の授業で私たちは「歴史的かなづかい」に出会い、例えば現在「カワ」と発音する語がかつては「かは」と書かれたことを知る。なぜ発音と表記は違うのか、表記はいかに揺れてきたのか。仮名が生まれた十世紀の『土左日記』に始まり、藤原定家の「定家かなづかい」、中世の実用的な文書、契沖のかなづかい。そして明治期の小学校教科書や野口英世の母の手紙まで。「かなづかい」でたどる日本語の歴史。
  • 金貸しの日本史
    4.0
    貨幣の誕生以来、人の歴史は「金貸しと借金」にずっと振り回されてきた。日本最古の銭で賭博にはまった天武天皇、政府自らが金貸しをしていた律令時代、貨幣が行き届いて徳政令に揺れた鎌倉期、大名から百姓まで借金で縛り太平の世を築いた江戸幕府、明治の文明開化も高利貸しのおかげ……。いつの世でも疎まれながら、しかし決してなくなることのない存在、「金貸し」。全く異質な観点から日本史を読み直す。

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  • 金子みすゞ詩選集 雨のあと
    -
    1巻550円 (税込)
    日々がつらくなった時こそ 金子みすゞ 金子みすゞは、1903(明治36)年に山口県で生まれ、大正中期から昭和初期に活躍した童謡詩人です。彼女の残した作品には、こまやかな気づかいの優しい言葉が溢れています。「私」の存在や、小さな動植物に対する愛情、悲しみなど、現代に生きる人びとに大切なこころのありかを教えてくれます。いつの間にか忘れていた小さな幸せ、生活する喜びにもあらためて気づかせてくれるのです。本書では金子みすゞの名詩を47編収録。金子みすゞを知るきっかけとなる一冊となります。 【本書のポイント】 ■時代を越えて親しまれる作品群 「こだまでしょうか」「私と小鳥と鈴と」などの詩で知られ、今も読み継がれる詩人・金子みすゞ。ACジャパンのCMで作品が流れ話題にもなりました。そんな金子みすゞが2023年4月11日に生誕120周年を迎えます。言葉に対する感受性が鈍化しつつある現代。瑞々しい詩の言葉を読み、作者の想いを想像し、私たちに「言葉とは何か?」を考えさせてくれるとともに、童謡の魅力も再発見できます。 ■大切な人に贈りたい、言葉たち 本書のテーマは「雨のあと」。読者のみなさんの曇った気持ちや悩みが軽くなり、「こころの雨がやんで、晴れわたっていく」。そんな想いを込めて47編を収録。春夏秋冬24時間いつ読んでも、どこのページから開いても、味わい深い作品です。朝起きた時、通勤前、夜寝る前、一日一詩でもそれぞれの生活スタイルで楽しめます。詩を読んだ時、あなたのこころに思い浮かんだ「誰か」。そしてその「誰か」に伝えたい、みすゞさんの言葉が溢れています。 ■風合いのある用紙 本書の本文用紙は、雨上がりの土をイメージして半晒クラフトの「クラフトペーパー ハーフ」を使用しています。どこか懐かしい記憶を呼び起こされる優しい手触り、使い込んだような色とナチュラルな質感が魅力の用紙です。強度も高く、ラッピングや封筒などのさまざまな印刷物で使用されています。プレゼントにぴったりの佇まいのある商品です。
  • 金子みすゞと詩の王国
    5.0
    「人間・金子みすゞ」の真の姿に迫る 新しいみすゞ像と名詩60作を徹底解説! 金子みすゞの詩というと、優しくて可愛らしい作風を連想します。しかし残された五百余編は幅広いテーマを含み、意欲的に創作されたものです。一人で生まれ、一人で死んでいく人間の根源的な孤独、子ども心のあどけなさと寂しさ、小さな命の愛しさ、宇宙の成り立ち、さらに童謡詩の範疇(はんちゅう)を超えて、女性の生き方にも筆を広げています。これらの詩は、みすゞの人生の哀歓とも関わっているのです。 金子みすゞの希望と挫折の生涯、大正デモクラシーの理想から生まれた童謡詩の盛衰をたどりながら、珠玉の名詩60編を文学の視点から読解する新しいみすゞ論。NHK「100分de名著 金子みすゞ詩集」で指南役を務めた著者が、番組テキストに大幅に加筆。図版写真97点、実弟の日記を収載の決定版。心に響く暖かな言葉の王国へいざなう。 ◆金子みすゞ(かねこ・みすず) 詩人。本名テル。1903(明治36)年、山口県生まれ。下関の書店員だった20歳で詩作を始め、雑誌「童話」「赤い鳥」に投稿。詩人の西條八十に絶賛されるも、生前に詩集はなく、1930(昭和5)年に自死。代表作「私と小鳥と鈴と」「大漁」「蜂と神さま」「こだまでしょうか」。 ◆松本侑子(まつもと・ゆうこ) 作家・翻訳家。『巨食症の明けない夜明け』すばる文学賞。『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』新田次郎文学賞。訳書に日本初の全文訳・訳註付『赤毛のアン』シリーズ(文春文庫)。著書に、金子みすゞの弟で脚本家の上山雅輔(かみやまがすけ)の日記から判明した新事実に基づいた伝記小説『みすゞと雅輔』。
  • カネと文学―日本近代文学の経済史―
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    明治時代、文士は貧乏の代名詞だった。日露戦争や二度の世界大戦という激動の時代に、その状況はどう変化していったのか。痛ましい生活難をしのぎ、やがて社会的地位を獲得、ついには億を稼ぐ高額所得者が輩出するまで……。日記や書簡、随筆に綴られた赤裸な記録をもとに、近代文学の商品価値の変遷を追うユニークな試み。
  • かの残響、清冽なり。 本田美奈子.と日本のポピュラー音楽史 第1巻「再生」
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    1巻1,320円 (税込)
    【完全未公開! 本田美奈子.ミニ写真集付き!】 近世以前の日本の歌謡には、もちろん西洋音楽の音階は使われていません。 明治政府が欧化政策の一環として西洋音楽を学校教育に導入した1880年代から 日本の大衆歌謡(ポップ・ミュージック=ポップス)の歴史は始まります。 明治・大正・昭和へ、歌は唱歌、童謡、流行歌、歌謡曲へ変遷し、 この潮流に洋楽ポップス、ジャズ、ロック、フォークソング、 ニューミュージックが流れ込んで平成のJ Popとなります。 日本初のレコードによるヒット曲は、 1914(大正3)年に発売された「カチューシャの唄」(松井須磨子)でした。 100年前のことです。 蓄音器の普及とともに流行歌が増え、 レコード産業が成長しました。 一方、「カチューシャの唄」は劇中歌として誕生しますが、 初演の舞台となった帝国劇場では1950年代から ミュージカルが上演されていきます。 2005年に永眠した歌手、本田美奈子.さんは、 20年間の歌手人生で、 ミュージカルを含むポピュラー音楽の歴史的なジャンルをすべて歌い、 最後はクラシカル・クロスオーバーへ挑んでいた稀有な存在でした。 2003-04年のコンサートでは、 これらすべてのジャンルの歌を、 それぞれ別の歌唱法で歌う離れ業を何度も演じています。 本書は、この天才的な歌手、本田美奈子.さんの音楽家人生を軸に、 日本の100年間のポピュラー音楽史をたどるものです。 ただし、100年を時系列で追ってはいません。 過去・現在・未来を往復しながら叙述していきます。 第1巻では、本田美奈子.さんが岩谷時子さんらと出会い、 ミュージカル女優として初舞台を踏んで再生した 「ミス・サイゴン」(東宝)を中心に、 1990年代のミュージカルとポップスを描きます。 ●本書のシリーズは全4巻の予定ですが、 未発表の写真を含む本田美奈子.さんの「プレミアム写真集」を分載します。 ●第1巻はウェブ・マガジン「Diamond Online」連載の同名記事中、 第1回から第11回までをまとめ、大幅に加筆修正したものです。 この連載は隔週で現在も継続しています。 ●本書の著者印税はすべて、 白血病など難病患者を支援する 「特定非営利活動法人リブ・フォー・ライフ美奈子基金」へ寄付いたします。
  • かの残響、清冽なり。 本田美奈子.と日本のポピュラー音楽史 第3巻「舞台」
    -
    1巻1,320円 (税込)
    最終巻となる第3巻「舞台」は、ポップス歌手として欧米でシングルやアルバムを発売した本田さんの航跡を詳細に追いました。その後、女性ロックバンド、Minako With Wild Catsを結成してロックのヴォーカルに挑戦します。ブライアン・メイのオリジナル作品も演奏していました。当時の聴衆はあまり知らなかったであろう、本田さんとクイーンの関係の深さが明らかになります。 また、巻末には本田美奈子さんの未発表の写真を含む「プレミア写真集」を収めています。 さらに、「付録別巻」として「近代日本のポピュラー音楽史」を収録しました。第3巻本編の2倍を超える分量です。明治初期の西洋音楽の導入から、唱歌・童謡の普及、流行歌の登場、洋楽ポップス、オペラの浸透を軸に、知られざる日本のポピュラー音楽史を描いています。 ●第3巻はウエブ・マガジン「Diamond Online」連載の同名記事中、第23回から第69回までをまとめ、大幅に加筆修正したものです。 ●本書の著者印税はすべて、白血病など難病患者を支援する「特定非営利活動法人リブ・フォー・ライフ美奈子基金」へ寄付いたします。
  • 科博と科学 地球の宝を守る
    4.0
    明治10年に創立した上野・国立科学博物館。どんな組織であり、研究員は日夜何をしているのか? 日本中が注目したクラウドファンディングの舞台裏とは? 新書大賞2023第2位『人類の起源』著者にして現・科博館長が明快に説き語る、「文化としての科学」論!
  • 加波山事件
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自由民権運動の激化した明治17年秋,急進的な自由党員は,藩閥専制政府を倒そうと茨城県加波山に挙兵する。本書は,稀覯本となっていた『加波山事件』に校注を付して覆刻したもの。
  • 加波山事件
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 自由民権運動の激化した明治17年秋,急進的な自由党員は,藩閥専制政府を倒そうと茨城県加波山に挙兵する。本書は,稀覯本となっていた『加波山事件』に校注を付して覆刻したもの。

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  • 黴 爛
    3.7
    明治四四年、夏目漱石の推挙で「東京朝日新聞」に連載し、自身の結婚生活や師・尾崎紅葉との関係等を徹底した現実主義で描き、自然主義文学を確立、同時に第一級の私小説としても傑作と謳われる「黴」。翌々年発表の「爛」では、元遊女の愛と運命を純粋客観の目で辿り、文名を確立する。川端康成に「日本の小説は源氏にはじまって西鶴に飛び、西鶴から秋声に飛ぶ」と言わしめた秋声の、真骨頂二篇。
  • 荷風の永代橋
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昭和3年夏、荷風が永代橋から隅田川へ投げ捨てた包みには何が入っていたか。「断腸亭日乗」に凝らされた様々な仕掛けを「永代橋」の視点から解きほぐし、明治・大正・昭和、日・米・仏を縦横無尽に往還する時空の旅路。

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  • 歌舞伎 家と血と藝
    4.3
    当代の役者はいかなる歴史を背負って舞台に立っているのか? 明治から現在まで、血と家と藝が密接にからみあう歌舞伎の世界には、波瀾万丈の人間ドラマがあった。歌舞伎座の頂点を目指す七大名家の興亡を描きつくした大著。歌舞伎を観るのが、もっと面白くなる! (講談社現代新書)
  • 華舞鬼町おばけ写真館 祖父のカメラとほかほかおにぎり
    3.9
    黄昏の薄闇に包まれた街に、ぼんやりと提灯の灯が浮かぶ。通りは煉瓦や木造の建物で明治か大正時代のレトロな雰囲気。家々からは異形の影が現れる。ここは華舞鬼町、新宿とはちがうもう一つのカブキチョウだ。大学生の那由多(なゆた)は東京神田の万世橋で、祖父の形見のカメラを盗まれてしまう。しかも、しゃべるカワウソに。二足歩行で建物の隙間に逃げ込んだカワウソを思わず追いかけた那由多、しかしビルの隙間から抜けたそこは、さっきまでいた秋葉原の街並みではなかった……。異形に襲われそうになったところを、粋な羽織を被った青年、狭間堂(はざまどう)に救われる。「ようこそ、おばけの街、『華舞鬼町』へ。華舞鬼町総元締めの狭間堂は、きみを歓迎するよ」彼は異形ではなく、人間だというが一体その正体は?
  • かぶきドロップ
    -
    幕末から明治時代に活躍した伝説の歌舞伎役者の魂が、女子高生の身体に降霊……!? 伝統と革新。継承と進化…。教え伝わる文化を守りつつ新しい表現を模索する現代歌舞伎。その世界でもがき苦しむ一人の若き役者・明(あきら)と、亡き父の思いを兄に実現してもらいたいと願い続ける妹・キヨ。その思いが、摩訶不思議な出来事を引き起こす。幕末から明治時代にかけて活躍した伝説の歌舞伎役者・五代目 市村宇左衛門の魂が、キヨの身体降霊! 役者として成長したいと苦悩する明と、自分の芸を後世に残したいと切望する五代目宇左衛門(見た目は女子高生)の、挑戦が始まる! 現代の歌舞伎界のリアルと描きつつ、ファンタジー要素も絶妙に加わった、今までにない歌舞伎マンガがここに誕生!
  • 壁

    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 弥生時代から明治期に至るわが国の壁の変遷を壁塗=左官工事の側面から辿り直し,その技術的復元・考証を通じて建築史・文化史における壁の役割を浮き彫りにする。
  • 華舫
    -
    1巻1,320円 (税込)
    深川─川越水運を舞台に描く 歴史ミステリー 時は維新後の明治、小江戸・川越にも文明開化の波は押し寄せ、圧倒的なスピードと積載重量をほこる川蒸気船の航路が計画されていた──。ある日、船頭の平蔵は隅田川を漂うなぞの美少女おみつを救う。殺人事件に巻き込まれた少女の謎解きを中心として、さまざまな人物が一つの糸に手繰り寄せられるように収斂していく…。

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  • 鎌倉の名建築をめぐる旅
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    『小さいおうち』の中島京子が見た、鎌倉の街と日本の住まい。 歴史ある古刹から大正期のホテル、別荘地として栄えた時代のモダンな邸宅まで、古都・鎌倉の美しい建築32件をフルカラーで紹介。 「鎌倉は関東の人間にとっては大事な場所だ。地元民に愛され、観光客にも愛され、古いものを大切にして鎌倉文化を維持している姿は、街のあるべき姿の一つの魅力的なモデルではないかと思う。」 (中島京子)/本文より 古都鎌倉は神社仏閣から近代建築まで、名建築の宝庫でもあります。海と山に囲まれた自然豊かな鎌倉には、明治以降、皇族や華族、文化人らが別荘を構えてきました。文化的で豊かな日本の一時代を象徴する街の魅力を、建物を通してとらえた一冊。 『小さいおうち』『夢見る帝国図書館』などで建物の歴史と人々の人生が交錯する物語を紡いできた作家・中島京子によるコラムと鎌倉文学館での対談も収録。 目次(抜粋) 古我邸 ホテルニューカマクラ 御成小学校旧講堂 旧川喜多邸別邸(旧和辻邸) 石川邸(西御門サローネ) 旧大佛次郎茶邸 鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム 神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 鶴岡八幡宮 鎌倉国宝館 旧華頂宮邸 石窯ガーデンテラス 建長寺 東慶寺 鎌倉文学館 旧鎌倉市長谷子ども会館 旧鎌倉銀行由比ガ浜出張所(THE BANK) かいひん荘鎌倉 日本基督教団 鎌倉教会 吉屋信子記念館 加地邸 旧足立正別邸 大船軒 茶のみ処 ●内田青蔵×中島京子 対談

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  • 紙1枚で仕事の課題はすべて解決する
    -
    【課題解決コンサルタントが教える、紙1枚で「成果を出す」技法】 【花王で開発され、14年間で独自に進化させ、完成した「プロの課題解決メソッド」】 【あらゆる業種の新人、ベテラン、リーダー、5000人が即実践!】 ●たった1枚の紙で欲しい成果が得られる! ●「問題」より「課題」を優先するべき理由 ●ロジカルなフレームワークであらゆる業界、業種で使える! ●紙の中に「3つの解決策」が現れる! 本書は、ロジカルな「課題解決の技法」を、紙1枚を使って行ないます。 著者は、課題解決コンサルタントとして「課題解決の技法」を指導しています。 官公庁から、IT、自動車、食品業界…まで、5000人に指導してきました。 新人、ベテラン、リーダー、誰もがスグに使いこなすようになります。 この技法は、非論理的な思考や行動も防げます。 紙1枚にあなたの仕事をまとめて、目標を達成しましょう。 【本書の内容】 ・成果を確実に得る「課題解決の技法」 ・紙1枚にまとめる「書き方」&「事例」 ・紙1枚で、仕事のスピードは上がる ・紙1枚で、人間関係の悩みを解消 ・紙1枚で、タイムマネジメントする ・紙1枚で、理想のキャリアを形成する それでは、気軽に1章からお読みください。 【著者プロフィール】 阿比留眞二 (あびる しんじ) 課題解決コンサルタント/株式会社ビズソルネッツ代表取締役 明治大学商学部卒業後、花王石鹸株式会社(現・花王株式会社)入社。 以後、26年間、管理部門、販売・企画部門、社員教育部門などに配属され、そこで培った経験をもとに、独自のビジネス・メソッドを作り上げる。 2005年、株式会社ビズソルネッツ立上げ。14年間でのべ5000人を指導。 著書に、ベストセラー『最高のリーダーは、チームの仕事をシンプルにする』(三笠書房)がある。
  • 神が《日の丸と天皇》に隠し込んだ宇宙最奥のヒミツ シャンバラに招かれた【知花敏彦】から聞いたこと (地球家族 7)
    -
    神が創った日本列島と 神が育てた日本民族とユダヤ民族 地球ワンワールドの神仕組みがついに発動! 戦いに疲れ果てたこの世界に 宇宙の法則、宇宙の科学を現すという使命―― あなたが今ここ日本に生まれたことの意味全てが明らかになる! ◯ 龍の信仰はプレアデス星座から来ており、ユダヤ民族の牛の信仰はオリオン座からもたらされたとも言われています。 ◯ ユダヤ民族のレビ族は12の支族に各々配置されて、祭祀を司っていますが、レビ族は実は日本民族なのです。 ◯ 海があります。地上を守る龍は黒龍、天と地を結ぶ龍は白竜、最近白竜と交流できる女性が増えて来ているのです。 ◯ モーゼは白色、イエスは赤色のイメージです。日の丸が白地に赤ですから、モーゼとイエスが日本民族を育てたことを暗示しているのかも知れません。 ◯ 伊勢の猿田彦神社内にはやはり亀石を宝船として祀っています。猿田彦はイエスのことです。伊勢の地はイエスが活躍した地域です。 ◯ 古事記のイザナギとイザナミが地球の大陸と島々を創ったあとにイザナギのみで人間を産み出します。その時最初の子供は失敗作で、蛭子としての船に乗せて海に流したと書かれています。これは古代からの天皇家である小彦名神がユダ系の大国主命に天皇家を委譲したことを物語っています。 ◯ 裏天皇がアトランティス系の天皇なのです。そして、大国主命はユダ族で新約聖書系です。エフライムの10支族、旧約聖書系はユダ族に皇位を譲るように迫り、皇位を譲ったのです。 ◯ 裏天皇を祀る神社は蛭子、夷と呼ばれています。 ◯ 旧約聖書系が大和朝廷です。スサノオの命の長男、アダスキタカヒコネは八咫烏のスタートだと言われています。八咫烏は裏天皇で、聖徳太子がこの組織を作ったと言われています。太子は推古天皇が女性ですから、裏で天皇として働いたのです。しかし表向きは裏の存在ですから裏天皇となるのです。 ◯ 伊勢神宮にはイエスを祀っています。旧約聖書系はエホバ、創造主のみを祀ります。ですから大和朝廷は千年間伊勢神宮を参拝していません。明治天皇になって初めて参拝しています。 ◯ 出雲大社(杵築神社)神紋は「有」で、伊勢神宮内宮はイエス=天照大神、外宮はモーゼ=豊受大神なのです。

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  • 神々の復讐 人喰いヒグマたちの北海道開拓史
    値引きあり
    3.5
    「ヒグマの聖地」である北海道に流入していった人間たちとヒグマとの凄絶な死闘をもとに、近代化の歪み、そして現代社会の矛盾を炙り出す。 膨大な資料から歴史に埋もれた戦前のおびただしい北海道の人喰いヒグマ事件の数々を発掘し、なぜヒグマは人を殺すのか、人間はヒグマや自然に何をしてきたのか、という問いを多角的に検証する労作! 北海道で幕末以来に発生した人喰いヒグマ事件をデータ化し、マッピングした「人食い熊マップ」も掲載! (目次 序 章  歴史に埋もれた人食い熊~上川ヒグマ大量出没事件 第一章  明治初期の人喰い熊事件~石狩平野への人間の進出 第二章  鉄道の発展と人喰い熊事件~資本主義的開発とヒグマへの影響 第三章  「枝幸砂金」と人喰い熊事件~ゴールドラッシュの欲望と餌食 第四章  凶悪な人喰い熊事件が続発した大正時代~三毛別事件余話と最恐ヒグマの仮設 第五章  軍事演習とストレスレベルの関連性~大正美瑛村連続人喰い熊事件 第六章  受け継がれる人喰い熊の「DNA」~北見連続人喰い事件 第七章  十勝岳大噴火~天変地異とヒグマの生態系との関連 第八章  炭鉱開発と戦中戦後の人喰い熊事件~封じ込められたヒグマの逆襲 第九章  樺太~パルプ事業の拡大と戦慄の「伊皿山事件」 おわりに 現代社会にヒグマが牙を剥きはじめた
  • 神々の明治維新 神仏分離と廃仏毀釈
    4.2
    維新政権が打ちだした神仏分離の政策と、仏教や民俗信仰などに対して全国に猛威をふるった熱狂的な排斥運動は、変革期にありがちな一時的な逸脱にすぎないように見える。が、その過程を経て日本人の精神史的伝統は一大転換をとげた。日本人の精神構造を深く規定している明治初年の国家と宗教をめぐる問題状況を克明に描き出す。

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  • 神様の用心棒 ~うさぎは桜と夢を見る~
    4.0
    兎月とツクヨミはリズを救うことができるのか―― 時は明治――戦で命を落とした兎月は修行のため宇佐伎神社の用心棒としてよみがえり、日々参拝客の願いを叶えている。 宇佐伎神社の周りでも桜の蕾が膨らみ始めてきたある日、リズが悪夢にうなされると相談にやってきた。 悪夢の原因を探るべく兎月たちは、パーシバル邸に向かうことに――。 時は明治――戦で命を落とした兎月は修行のため宇佐伎神社の用心棒としてよみがえり、日々参拝客の願いを叶えている。 宇佐伎神社の周りでも桜の蕾でが膨らみ始めてきたある日、リズが悪夢にうなされると相談にやってきた。 夢の中では、蜘蛛の刺青が入った腕に追われているという。 悪夢の原因を探るべく兎月たちは、パーシバル邸に向かうことに――。 大人気和風ファンタジー第4弾! 蜘蛛の腕 頭の桜 花さかずき リトル・レディの帰還 ■著者 霜月りつ(しもつき・りつ) 富山県生まれ。駒澤大学卒業後、編集者、ライターを経て作家デビュー。 著書は『神様の子守はじめました。』(コスミック出版)、『えんま様の忙しい49日間』(小学館)、『百華後宮鬼譚』(ポプラ社)、『探しものは妖怪ですか?』(新紀元社)など多数。 ■イラスト アオジマイコ
  • 神様の用心棒 ~うさぎは祭りの夜に舞う~
    NEW
    -
    神様と兎月の絆に亀裂が――!? 時は明治――戦で命を落とした兎月は修行のため宇佐伎神社の用心棒として蘇り、日々参拝客の願いを叶えている。 七夕が近くなったある日の早朝、兎月のところにおみつが大慌てで助けを求めてやって来た。 どうやら同じ長屋に住む知り合いの父親が笹を取りに行って帰ってこないらしい。 しかも、笹を取りに行った雑木林には最近、幽霊が出ると噂があるようで――? 続々重版の大人気和風ファンタジー第6弾! 七夕怪談 夏祭りことはじめ 遠い盆唄 ほたる野の茶碗 夏祭り始末 ■霜月りつ(しもつき・りつ) 富山県生まれ。駒澤大学卒業後、編集者、ライターを経て作家デビュー。 著書に『神様の子守はじめました。』(コスミック出版)、『あやかし斬り』(小学館)、『いろは堂あやかし語り よわむし陰陽師は虎を飼う』(KADOKAWA)など多数。 ■イラストレーター アオジマイコ
  • 神仕組み令和の日本と世界 日月神示が予言する超覚醒時代
    4.0
    この本を読んで、身魂磨きをし、 新しい時代をおむかえください。 天変地異や異常気象、闇の勢力によるAI計画など、 「平成」という時代を見事に浮き彫りにしてきた 日月神示。日月神示研究の第一人者の中矢氏が 伝える「新元号」時代のメッセージ。 天変地異、自然災害は? 歴史サイクルは?  日本人の生き方とは? 日月神示ファンはもちろん、 すべての日本人におくる、待望の書き下ろし! 【第1章】 天皇とは何か ◎日本はどこまでも天皇を中心とした国 ◎日月神示に頻出する「てんし様」の記述 ◎「てんし様」と「天皇」との違い ◎神武天皇が即位したのは何年のことか ◎「日本天皇が世界を統一する」は作為だったのか ◎石原莞爾も予言していた「世界天皇の出現」 【第2章】 歴史サイクルで読み解く未来 ◎村山節氏の大発見「文明800年周期交替説」 ◎鶴岡八幡宮で降りた“啓示” ◎1600年よりさらに大きな周期がある? ◎丹波が世界の中心になる!? ◎伊勢神宮の予言 ◎日本は「国威発揚」の時代に ◎『天孫人種六千年史の研究』 【第3章】 天変地異と自然災害 ◎地球は温暖化ではなく寒冷化しているの ◎民族移動の主な要因は、気候変動 ◎中国の体制崩壊と環境悪化で20億の民が動く? ◎迫りくる巨大地震 ◎「五畿七道超巨大地震」は日本列島全体地震 ◎富士山の噴火はあっても壊滅的なものとはならない 【第4章】 世界の「裏の権力者」と天皇家の真実 ◎消された皇子・久邇宮和仁親王について ◎「闇の勢力」も日本の秘史を知っている ◎天皇家のルーツは古代シュメール ◎藤原氏の台頭と白村江の戦い ◎藤原四家と天皇家 【第5章】 私たちが目指すべき未来 ◎6000年の歴史がリセットされようとしている ◎大難は小難に変えることができる ◎明治以降の日本は本来の日本ではない ◎戦前の大アジア主義の理想を受け継ぐ ◎「五族協和」を理念に建国された満州 ……など。
  • 神と金と革命がつくった世界史 キリスト教と共産主義の危険な関係
    5.0
    「普遍」を標榜する神と金と革命思想は理想を追求する過程で共闘と排斥を繰り返した。壮大な歴史から3すくみのメカニズムを解明する 第一章 キリスト教の神と金 一 自然法思想と神 二 神から金へ コラム この世の富の意味  第二章 神と革命 一 ロシア革命とキリスト教 二 ラテン・アメリカでの共闘 三 ヨーロッパの場合 四 神の生き延び方 コラム 革命から神へそして金へ  第三章 三位一体 一 シャルル・ペギー 二 エリック・サティ 三 岡本公三の場合 四 ガイヨー司教 第四章 近代日本の革命とキリスト教 一 近代日本とキリスト教 二 近代日本と社会主義 三 明治日本と信教の自由 コラム 日本的無宗教の裏事情  第五章 東アジアの神と革命 一 孔教論争 二 朝鮮半島と孔教  終章 仮置きの神
  • 紙一重
    -
    1巻440円 (税込)
    私立K脳病院には二百人の変てつ者が暮らしている。それは破れた風船を心中に抱いているような人々だった。 平野をつっぱしる中仙道のほとりに、私立K脳病院は玄関口を街道にひろげて建っている。明るい近代的な建物ともみえるが、一足裏に回れば風雪にさらされた幾棟かの病舎がいかにも世ばなれた形でかくれている。ひろびろとした田圃の中に黒い瓦ぶきのその病舎はいかにも時代めいた姿だ。明治時代の小学校かとも見えるその変てつもない建物の中には、二百人の変てつ者がひっそりと世をはなれ、時に猛獣となる危険を内にひそめたしずかな喧噪さで暮している。みんな、いわば破れた風船を心の中に抱いているような人々だった。 【著者】 壺井栄 小説家 1899年 - 1967年 香川県小豆郡坂手村(現内海町坂手)生まれ。 坂手郵便局や役場勤務後、同郷の壺井繁治を頼り1925年に上京。 以後東京。 1941(昭和16年)『暦』が第4回新潮社文芸賞を受賞。 1955(昭和30年)『風』で第7回女流文学者賞を受賞。 『母のない子と子のない母と』で第2回芸術選奨文部大臣賞を受賞。 1954(昭和29年)映画「二十四の瞳」(木下恵介監督、高峰秀子主演)が公開され、全国的ヒットとなり、小豆島と壺井栄の名が一躍クローズアップされる。
  • 神威の矢(上) - 土方歳三 蝦夷討伐奇譚
    4.0
    時は幕末。元新選組副長・土方歳三ら旧幕府軍は、明治新政府軍に追われるようにして、開陽丸で北へ向かった。だが、同じ船上には、動乱に乗じて日本に神の王国を建国しようと企むフリーメーソンの姿が……。一方、アイヌの青年・タリコナは、和人により登別に囚われている許嫁を救うべく、決死の救出劇を試みるが――。単行本『殺生石』を改題。

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  • 寡黙なる饒舌 建築が語る東京秘史 [電子改訂版]
    -
    1巻1,870円 (税込)
    建築家が語る東京の建物物の歴史と建築家、またそれにまつわる物語を語る。 東京駅が皇居を向いて建設された理由など建築と権力の関係や、明治期に活躍したジョサイア・コンドル(ニコライ堂、帝室博物館、鹿鳴館などを設計)やフランク・ロイド・ライト(東京帝国ホテル、自由学園などを設計)などの外国人建築家とその弟子たちの手による建築物の紹介、そして辰野金吾や安藤忠雄、村野藤吾、篠原一男などの建築家の作風や建築観を詳解する。 軽くするすると読める筆致ではあるものの建築家ならではの鋭い視点が興味深く、知的好奇心を刺激される。建築家・東京大学特別教授 隈研吾氏推薦。 【目次】 Ⅰ・天皇の街 東京駅——天皇の可視化 第一生命ビル(GHQ)——大屋根の権力・列柱の権力 築地本願寺——日本とギリシャ・快男児たちの気宇壮大 岩崎邸——華麗なる西洋館・その光と陰 ニコライ堂——ビザンティン文化の窓 漱石という建築——赤煉瓦のメランコリー ——戦争は人を生む—— Ⅱ・モダニズムとテロリズム 日本工業倶楽部会館——モダン・アーキテクチャーと團琢磨暗殺 自由学園・明日館——ライトの遺品・自由が輝いていたころ 鳩山一郎邸——政治史に残る友愛と野人の巣 東京ミッドタウン六本木——大名屋敷が「街中街」をつくる 朝香宮邸(東京都庭園美術館)——宮家のアール・デコはモダンの桂離宮 帝室博物館(東京国立博物館)——天皇の家には宝物がない ——「壁と都市」の文化・「屋根と家」の文化—— Ⅲ・槌音ひびく 吉田茂邸——戦後日本の方向を決めた「大磯もうで」 聖アンセルモ目黒教会——ボヘミアンが共鳴した木造文化 国立西洋美術館——巨匠ル・コルビュジエの苦悩と呪縛 東京文化会館——モダニズムに筋をとおす 国立代々木競技場——国家の建築家・丹下健三 パレスサイドビルディング——かつて工業は美であった ——風土と建築と文化の地理学—— Ⅳ・世界の「やど」へ 雷門と日本橋――哀しみの底流・脱自動車都市へ 目黒区役所(旧千代田生命ビル)――村野藤吾・時代遅れが時代を超える 安藤忠雄の「壁」――地球に刻印した男 トッズ表参道店――伊東豊雄・風の建築家 すみだ北斎美術館――北斎の天分・妹島の天分 東京工業大学博物館百年記念館――篠原一男・疾走する孤高 ――「家」制度の住まい・「やど」逸脱の住まい―― エピローグ・もう一つの世界都市として 【著者】 若山滋 1947年台湾生まれ。東京工業大学建築学科卒業、同大博士課程修了。工学博士。1974年入社の久米設計を経て名古屋工業大学教授。米国カリフォルニア大学バークレー校、コロンビア大学客員研究員。現在、中京大学客員教授、名古屋工業大学名誉教授。専門は建築学・都市論・文化論。 著書は『建築へ向かう旅』、『組み立てる文化の国』、『「家」と「やど」— 建築からの文化論』、『漱石まちをゆく——建築家になろうとした作家』、『建築家と小説家——近代文学の住まい』『アイドルはどこから』など。
  • 貨物列車のあゆみ 鉄道貨物の歴史と未来
    5.0
    現代の貨物列車の概況はもちろん、1872(明治5)年、鉄道開業とともに始まった「手荷物」「小荷物」「郵便」の郵 送から現代の「貨物直行輸送」に至るまで、分かりやすく説明するほか、以前一般的であった操車のメカニズム、貨 物用ならではの駅や車両そのものの特徴および性能についても概説します。また、近年さまざまに報道されている モーダルシフトなど、渇望される貨物列車の未来についても迫ります。
  • カラダに効く!食材&食べ合わせ 食べ方で差がつく!
    完結
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 「組み合わせ」をマスターして、 栄養素をかしこく美味しくいただく ◎「豆腐」×「しいたけ」→『骨粗しょう症予防』 ● 焼き豆腐のきのこソースがけ ◎「いわし」×「しそ」→『ボケ予防』 ● しそとたまねぎといわしの冷製パスタ ◎「ひじき」×「トマト」→『貧血予防』 ●ひじきとタコとトマトのサラダ 相乗効果を生む食べ方で 身近な食材のパワーをいかす! ◆◇◆ はじめに ◆◇◆ 食べ物はたくさんの栄養素から成り立っていて、 その命をいただき、私たちは生きています。 いわば、命のかたまりです。 そして、それぞれの栄養素や成分には特性があります。 こうした個々の食材はいろいろな食べあわせによって、 その食材が持っているパワーを生かすことで、 心と体が健康を保つためのエネルギーを倍増させたり、 別の栄養素の働きを助けたり、 相互に作用しあって新しい働きが生まれたりします。 いわば、食べあわせは1+1=2ではなく、 何倍にもなる「食の知恵」なのです。 本書では、日々の食卓によくあがる身近な食材の種々の 栄養と健康への影響を解説しつつ、 健康によい食べあわせとその効能について紹介しています。 おすすめメニューも掲載していますから、 本書を開き、献立の参考にしてみてください。 使いこなすうちに、相乗効果を生む食の組み合わせパターンがわかるようになり、 オリジナルの食べあわせメニューもできるようになります。 そうなったら、あなたも栄養管理の上級者の仲間入りといってもいいでしょう。 また、栄養効果がアップする調理テクニックや食材の保存方法、 家庭で手軽にできる有害物質の排除方法など、 実用性の高い情報もふんだんに掲載しています。 いつも身近において、健康的な食生活に役立てていただきたいと思います。 小池澄子 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ◎ 第1章 野菜・きのこ・海藻 ◎ 第2章 卵・乳製品 ◎ 第3章 穀物・豆類・種実類 ◎ 第4章 肉類 ◎ 第5章 魚介類 ◎ 第6章 果物 ◎ 第7章 嗜好品・その他 ◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆ 小池 澄子 管理栄養士。 女子栄養短期大学卒業後、 明治乳業を経て、有限会社カナ設立。 日本航空など企業での栄養管理業務に携わる。 クリニックでの栄養相談、保育園や地域での食育活動にかかわり、 講演会や講演活動も多い。 女子栄養大学生涯学習講師。 元和光大学現代人間学部心理教育学科非常勤講師。 ※ 本書は、2012年発行の『カラダに効く! 食材&食べ合わせ まるわかりBOOK』を元に加筆修正を行っています。
  • ガラテヤ共同体のアイデンティティ形成(関西学院大学研究叢書)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 これまでガラテヤ書研究とパウロ研究一般は思想史研究という領域に限定されて行われてきた。本書は、アイデンティティ形成の文脈と実践的諸相に着目し、パウロとユダヤ教あるいはユダヤ人キリスト者のあいだで共同体アイデンティティの形成に関する期待がいかに異なっていたかを分析し、またバプテスマ、聖霊顕現体験、遺物としての書簡が共同体アイデンティティ形成に果たした役割を明らかにする。アイデンティティ理論と境界性理論を積極的に用い、また種々の歴史的宗教共同体との類例的比較をとおして、いかにパウロが独自の共同体アイデンティティ形成を試みたかをテクストの内から読み取り、宗教の実体に注目する社会科学的批評学を通してガラテヤ書を考察した画期作。 【目次より】 緒言 叢書・雑誌等の略語 序論 第1部 共同体アイデンティティ形成 第1章 社会学・人類学的理論的枠組み 第2部 ガラテヤ共同体におけるアイデンティティ形成の文脈 第2章 パウロとインストゥルメント型の共同体アイデンティティ形成(ガラ1.11-24) 第3章 第二神殿期ユダヤ教における異邦人編入 第4章 エルサレムとアンティオキアにおける対立関係と共同体アイデンティティ形成(ガラ2.1-14) 第3部 ガラテヤ共同体におけるアイデンティティ形成の実践的諸相 第5章 アブラハムと共同体アイデンティティ形成:サラ・ハガル物語の読み直し(ガラ4.21-31) 補遺 ガラテヤ信徒の宗教的感性とアイデンティティ形成 第6章 バプテスマと共同体アイデンティティ形成:定式文三対構成の発展と機能(ガラ3.27-28) 第7章 聖霊と共同体アイデンティティ形成:アイデンティティの二面性に関する考察(ガラ5.1-6.16) 第8章 書簡と共同体アイデンティティ形成:アイデンティティの場としての文書共有(ガラ6.11) 結論 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 浅野 淳博 1960年生まれ。宗教学者。関西学院大学神学部教授。明治大学商学部商学科卒業、フラー神学校にて神学修士号取得、オックスフォード大学にて博士号取得。 著書に、『新約聖書の手引き』(共著)『聖書的宗教とその周辺』『ガラテヤ共同体のアイデンティティ形成』『古代世界におけるモーセ五書の伝承』(共著)など、 訳書に、J.D.G.ダン『使徒パウロの神学』リチャード・ボウカム『イエスとその目撃者たち目撃者証言としての福音書』『イエス最後の一週間』『ヨセフスと新約聖書』 などがある。
  • カラー版 東海道新幹線歴史散歩 車窓から愉しむ歴史の宝庫
    4.5
    新幹線の窓からなにが見えるだろうか。縄文時代の貝塚から昭和の歴史遺産まで、見どころ満載なのが東海道新幹線だ。田子ノ浦や老蘇の森に古代の貴族たちが詠んだ風景を想像し、清州城や関ヶ原の古戦場に戦国大名の栄枯盛衰をたどる。明治の先取の気質を豊田佐吉の生家や井上勝の墓に感じ、熱海城や八ツ山橋にゴジラの悲哀を思う。車窓に拡がる歴史的スポット百カ所以上を全線地図とカラー写真を付して詳述。乗り越し注意。
  • カラー版 東京で見つける江戸
    3.8
    江戸城、東大赤門、明治神宮、後楽園…。明治維新、大震災、空襲で江戸時代の建物の多くが失われた東京にも江戸遺産は残っている!
  • カラー版 東京の森を歩く
    4.0
    東京散歩に必携の一冊!水元公園、飛鳥山公園、新宿御苑、明治神宮、自然教育園、石神井公園、神代植物公園、野川、八国山、横沢入、高尾山、御岳山……東京の自然は、これだけ豊かだった! 高層ビル、住宅地に囲まれた都会の多様な自然を楽しむための決定版ガイド。カラー写真多数!
  • カラー版 妙な線路大研究 東海道・山陽・九州新幹線篇
    3.5
    「新京都」「新姫路」「新広島」などの駅名が 生まれたかもしれなかった!? 山も谷も関係なく直進しているように見える新幹線。「新○○駅」が多いのは、都市間を最短で合理的に結ぶためのやむを得ない配置かと思っていたら、実は絶妙に諸条件をクリアした結果だった。よく見ると新幹線も大迂回をしていたりする。その理由をさぐって見えてきた制約と事情、一挙公開! 【第一章】東海道新幹線篇 始発駅が東京駅ではない可能性があった? なぜ品川から急に東海道本線を外れるのか? なぜ武蔵小杉の線路は急カーブなのか? なぜ横浜駅が新幹線駅にならなかったのか? なぜ新幹線は駿河湾沿いを通らないのか? 大崩海岸とトンネルの複雑な関係とは? 新幹線は難所の大井川をどう越えたのか? なぜ浜松駅前後の区間は曲がりくねっているのか? なぜ新星越トンネルはわずか9年で消えたのか なぜ岡崎平野の経路が変更されたのか? 愛知県内の新駅候補が4案あったってホント? なぜ大きく迂回して名古屋駅に入るのか? なぜ鈴鹿越えが実現しなかったのか? なぜ濃尾平野で蛇行を繰り返すのか? 知られざる関ヶ原の経路変更の歴史とは? なぜ新幹線の線路は琵琶湖から離れているのか? もし新幹線が京都駅を通らなかったら? 山崎付近の線路のやりくり事情とは? なぜ大阪駅が新幹線駅にならなかったのか? なぜ東海道新幹線の終点が神戸ではなく大阪だったのか? 【第二章】山陽新幹線篇 なぜ新神戸駅はトンネルの間に建設されたのか? 兵庫・岡山県境の山間部を新幹線はどう越えたか? なぜ新倉敷駅は不便な位置に設置されたのか? なぜ新幹線は尾道を避けたのか? なぜ広島駅直前で大きく南に迂回するのか? なぜ新岩国駅は乗り換えが不便なのか? なぜ新幹線は関門海峡を大きく迂回して渡るのか? なぜ小倉~博多間は小刻みにジグザグなのか? 新幹線が走る在来線が西日本にある? 【第三章】九州新幹線篇 九州新幹線とは なぜ山陽新幹線は九州新幹線に乗り入れできない? なぜ新幹線は八代海沿岸を避けたのか? 明治と昭和の経路選定に共通した三つのルートとは? 西九州新幹線はどうなったのか 【第四章】リニア中央新幹線篇
  • カラー版 もっと妙な線路大研究 東京・首都圏篇
    3.7
    鉄道路線のすべての直線・曲線には理由がある。地形が理由とされることも多いが、現代では想像するのが難しい明治時代の事情や政治・経済の力関係などからそうなっていることが、実にたくさんある。 本書は、丹念に当時の事情を探り、わかりやすい地図とともにその理由を解説する。線路が「その駅」「その都市」を通る・通らない理由に迫る大好評シリーズ第5弾! 【主な内容】 なぜ山手線に踏切が一つだけ残っているのか? なぜ山手線は明治神宮沿いを通っているのか? なぜ渋谷駅の埼京線ホームは遠かったのか? なぜ新宿駅構内に中央線の駅が二つあったのか? なぜ新宿駅前に巨大な浄水場があったのか? なぜ中央線は新宿御苑沿いを通っているのか? なぜ水道橋駅は東京ドームの目の前にあるのか? なぜ秋葉原駅の目の前に万世橋駅があったのか? なぜ東京駅の駅舎は左右対称ではないのか? なぜ上野が東京の北の玄関駅になったのか? なぜ東京駅以外の駅前広場は広くないのか? なぜ東京モノレールは中途半端な浜松町始発なのか? なぜ羽田空港駅は、空港敷地の外側にあったのか? なぜ常磐線は日暮里から急カーブを描いているのか? なぜ尾久駅だけぽつんと離れているのか? なぜ湘南新宿ラインは池袋~赤羽間を迂回するのか? なぜ赤羽駅は東京の北のターミナルになったのか? なぜ井の頭線は吉祥寺を目指したのか? なぜ中央線を跨ぐ南北方向の私鉄がなかったのか? なぜ武蔵野線は競馬場を結んでいるのか? なぜ新小平駅はトンネルの間に顔を出しているのか? なぜ東川口駅は川口駅の東にないのか? 新三郷駅の線路沿いには何があったのか? なぜ首都近郊のミニ私鉄流山電鉄が誕生したのか? なぜ八柱駅と新八柱駅の読みが異なるのか? なぜ京葉線の一部だけ海岸線に面しているのか? なぜJRと京成は至近距離を並走しているのか? なぜ湘南モノレールは住宅地をくねくね走れるのか?
  • カラーひよことコーヒー豆
    4.1
    ささやかな日常から真理を見いだす作家の目 『博士の愛した数式』『ミーナの行進』などで知られる小川洋子さんのエッセイ集。 インドとドイツの区別がつかなかった子供の頃。「君、明治生まれ?」とボーイフレンドに揶揄された学生時代。 身近なエピソードからはじまり、単行本にしてたった5ページ弱で人生の真理にまでたどり着く展開は、作家ならではの発想の豊かさゆえ。 そんなエッセイの醍醐味を堪能させてくれる29の掌編が詰まった、宝石箱のような一冊です。 収録作品の多くは、ファッション誌「Domani」に連載されたもの。 小説を書くとき、登場人物の職業を最も重要視するという著者が働く女性に向けるまなざしは、温かな励ましに満ちています。 日々忙しく働く中で、つい“ドラマ”を求めてしまい、平凡な日常を退屈なものと思いがちですが、繰り返されるその日常こそがかけがえのない幸せなのだと気づかされます。 仕事、プライベートで、ついがんばってしまう女性たち。 そんな彼女たちに「今日は元気を出さなくてもいいかなと感じたときに読んでもらえたら」と小川洋子さん。 ふとたちどまり、肩の力を抜いて、自分自身を見直す--そんなきっかけをくれるエッセイ集です。

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  • 下流老人のウソ (Wedgeセレクション No.54)
    -
    下流老人に老後破錠。老後リスク本はシニアの心に刺さり、不安が経済を冷やしている。ブームは政策を動かし、3万円の給付も決まったが、実はこの老後の貧困、統計分析としては不正確だ。 【WedgeセレクションNo.54】 目次 ■INTRODUCTION 高齢者の貧困は改善 下流老人ブームで歪む政策 文・Wedge編集部 大江紀洋 ■PART1 アベノミクスを阻む「年金制度の壁」は一刻も早く撤廃すべき 文・熊野英生(第一生命経済研究所 首席エコノミスト) ■INTERVIEW シニアの消費喚起の抜本策は最低保障年金と相続増税 飯田泰之(明治大学政治経済学部准教授) ■PART2 シニアの強みを引き出せ! 70歳代活かす企業は「仕組みを変える」 文・Wedge編集部 ■COLUMN 改善するシニアの労働市場 人気の事務職は狭き門 文・Wedge編集部 ■PART3 働くことこそ老いを遠ざける 若さ保つシニアの三者三様 文・林えり子 ※この電子書籍は、月刊『Wedge』2016年2月号に掲載された記事を一部編集したものです。記事中の事実関係、データ、肩書き等は掲載当時のものです。
  • 軽井沢物語
    -
    娯楽を人に求めずして自然に求めよ。軽井沢のスローガンに初期の避暑客だった外国人の考え方が色濃く出ている。明治19年宣教師の来訪で幕をあけ、尾崎行雄が恋をし、堤康次郎が巨富を築き、明仁皇太子が思い出を作った。近代化と国際化の縮図だった軽井沢で、華麗な近現代の主人公たちが綾なす歴史を発掘。
  • カレルギー伯
    完結
    -
    明治24年。両親の反対を押し切って光子が結婚したのは、オーストリア人のハインリッヒ。彼女は長男・ハンシーと二男・カレルギーの二人の子に恵まれるが、数年後、逞しく成長したカレルギーたちに不幸が訪れる…。第一次世界大戦が勃発し、オーストリアと光子の母国・日本が敵国になってしまったのだ。本当の平和とは何かと悩むカレルギー。ヨーロッパ統一運動に尽力した、若き日のカレルギーを描いた歴史コミック。
  • カレーライスと日本人
    3.9
    インドで生まれたカレーが、いまや日本の食卓の王座についている。日本人はなぜカレーが好きなのだろうか。われわれが食べているカレーはインドから輸入されたのか。アジア全土を食べあるき、スパイスのルーツをイギリスにさぐり、明治文明開化以来の洋食史を渉猟した著者が、「カレーとは何か」を丹念に探った名著。刊行後、『美味しんぼ』で詳しく紹介されるなど、日本の食文化論に大きな影響を与えた。著者による補筆を収録。(講談社学術文庫)
  • カレーライスはどこから来たのか
    4.0
    誰も知らないカレーライスのルーツを追跡! カレー研究家として、絶大な人気を誇る著者が日本のカレーライスのルーツを追って国内外を4年間かけて徹底取材した、笑いあり、歴史的発見有りのエンタメノンフィクション。幕末、明治期に日本に入ってきたとされるカレー。いまや日本の国民食となっているが、そのルーツは誰も知らない。インドからカレーが来たと思っている人は多いが、果たしてそうなのか?海外から日本にどうやって入ってきたのか、その味はどんなものだったのか?外国船が訪れた港や軍港を調査し始めた著者は更なる手掛かりを求めて、会社を辞め3人の子供と妻を残し、海外に飛び立った。前代未聞のカレールーツを探る旅が始まった!解説はエッセイストの平松洋子さん。 ※この作品は、『幻の黒船カレーを追え』(単行本版)の文庫版となります。
  • 可愛い人
    -
    「私はお客様に恋をしています」 ――文明開化の明治時代、西洋人の祖父のカフェで働く“私”の楽しみは、いつもの窓ぎわの席で静かに本を読んでいるあの人。そんな彼女のささやかな夢は…。異国にやってきた少女のけなげな恋物語。上森優のこれまで電子未配信だった恋愛読切作品、第10弾! 読切全1話(分冊版)
  • 河井継之助 近代日本を先取りした改革者
    4.0
    民は国の本 吏は民の雇 武士の時代の終わりを見通し、財政・藩政の立て直しと近代化に生涯を捧げた男。 「幕末の風雲児」のもう一つの顔に迫る。 ◆越後の英雄のもう一つの素顔 河井継之助というと、戊辰戦争で新政府軍相手に善戦しつつも非業の死を遂げた悲劇の武士というイメージが強い。司馬遼太郎の歴史小説『峠』で好漢として描かれたことにより今なお人気も高い人物であり、彼を取り上げたノンフィクション、フィクションも数多出版されている。しかし実は、戊辰戦争に至るまでのその人生はほとんど知られていない。 河井は「維新の三傑」西郷・大久保・木戸のように、京都を舞台に政治活動に奔走したわけでも、坂本龍馬のように、脱藩して活動の場を広げることもなかった。権力闘争に狂奔する中央政界の動向からは距離を置き、あくまでも長岡藩にとどまったうえで、欧米列強を模範にその富国強兵に邁進した。一言で言うと近代化である。 ◆未来を見越し近代化に尽くしたその生涯を描く 継之助の人生は、いわば長岡藩の官僚として財政そして藩政を立て直すことに捧げられた。来るべき近代日本を見通し、その魁の役割を長岡藩に担わせようとした。西洋の事情に通じた開明派藩士で、明治政府の近代化政策を先取りした人物だった。 本書は、幕末の解説で定評ある筆者が、明治維新、つまり河井継之助没後150年を迎えるに際し、戊辰戦争と結び付けられがちな河井の生涯を読み直すことで、その歴史的役割を解き明かすもの。時代の変わり目、財政の立て直し、官と民のあり方など、その目指したものは、今日の日本にとっても大いに参考にすべきものがある。
  • 川路利良 日本警察をつくった明治の巨人
    -
    薩摩藩の下級武士の家に生まれながら、戊辰戦争の活躍で西郷隆盛に引き立てられ、幕末の激動の時代を生き抜いた川路利良。大久保利通の信頼も得て、維新後に警察の創設を任され、フランス視察を経て、日本に近代的警察機構を作り上げる。しかし、新政府の方針を巡り、西郷と大久保が対立。川路は、大恩人である西郷の敵となり、政府軍を率いて西南戦争へ赴く――。日本という新しい国家と警察組織に一身を捧げ、初代大警視(警視総監)まで上り詰めた男の生涯を描く。
  • 川と掘割“20の跡”を辿る江戸東京歴史散歩
    3.0
    銀座、築地、日本橋、八丁堀、人形町……。約五〇年前まで、水路や掘割に囲まれていた下町。その名残を尋ね、掘割が出来た理由や、街の来歴、神社仏閣の縁起などを探っていく。また、江戸や明治期と現在を重ね合せた「地図」が満載。さらに、川が流れていた昭和期の懐かしい街並みの「古写真」も豊富に掲載されていて、眺めているだけでも楽しくなる。東京メトロ、都営地下鉄の最寄駅・出口からの詳細な「街歩きガイド」も付いていて、散歩のお供にもなり、江戸・東京の歴史の勉強にも使える一冊。『ブラタモリ』に案内人として7回登場したエキスパートが勧める、新たな街歩きの楽しみ。

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  • 河鍋暁斎・暁翠伝 ─先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄─
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 幕末明治のスター絵師、河鍋暁斎の人と作品、一挙公開! ジョサイア・コンドルの師でもある絵師の作品を、娘・暁翠の作品とともに200点以上カラーで紹介する。
  • 川波抄・春の歌
    -
    隅田川を心のふるさととした明治・大正の東京の情趣が、若い日の「私」の歳月と交錯し、失われた時間に寄せる、想いの光と影を清婉に織りなす「川波抄」、さまざまな歴史を包みこんだ女の、不気味な明るさを湛えた晩年の性を描く「春の歌」など、円地文学の多様な才華と幽玄な到達点を鮮かに示す、傑作全9編を精選。

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