「家庭」の誕生 ――理想と現実の歴史を追う

「家庭」の誕生 ――理想と現実の歴史を追う

1,210円 (税込)

6pt

5.0

イエ、家族、ホーム、ファミリーなど、多くの名が生まれた理由は、その言葉を用いないと表現できない現象や思いがあったためだ。「家庭」には、リベラル、保守、それぞれの理想が託されてきたが、一方でその理想と現実には様々な乖離があった。明治から昭和、平成、現代まで、それらをめぐる錯綜した議論をときぼぐしていくことで、近現代日本の新たな一面に光をあてる。

...続きを読む

「家庭」の誕生 ――理想と現実の歴史を追う のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月20日

    福沢諭吉は一夫一婦制を推奨、皇室にも影響を及ぼした。
    個人的には、日本の上流階級の間で一般的だった側室が廃れた背景が分かったのが本書から得た最大の収穫。天皇制は側室によって支えられてきた(キリスト教を信仰する欧州の王は、正妻以外の女性の子供に跡を継がせることが不可能)。側室を廃止してしまったことが、...続きを読む

    0

「家庭」の誕生 ――理想と現実の歴史を追う の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま新書 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

同じジャンルの本を探す