日本政府作品一覧

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  • カーボンニュートラル
    4.3
    日本政府は「2050年までのカーボンニュートラル」を打ち出した。欧州ではコロナ禍をきっかけに環境対策をさらに進めようとする「グリーンリカバリー」が進み、米国でもバイデン氏の大統領就任によりパリ協定へ復帰した。出遅れた日本は、企業の対策も当然まったなしとなったわけだが、「2030年度には13年度比で46%減らす」目標が追加され、カーボンニュートラルに向けた動きは、さらにヒートアップしている。  本書は、こういった最新の動きを、考えの基本から実行の現場まで、体系的にまとめた1冊。 ●企業向けに指南するシンクタンクの執筆陣  各業界に精通した執筆陣が、なかなか表に出てこないカーボンニュートルに向けての業界の取り組みをかいつまんで解説する。手短かに全般的な知識がわかる本ではあるが、政府等のマクロ的な動きのみならず、企業等のミクロ面の動きにページを割いているのが本書の特徴。
  • カーボンニュートラルの経済学 2050年への戦略と予測
    5.0
    日本政府は2020年10月26日、2050年までに二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)にするとの政策目標を表明しました。この目標を実現するための経済政策の道筋は日本では明確にはなっていません。米巨大IT企業をはじめ世界の企業は、サプライチェーン全体を脱炭素にしようとしています。脱炭素を目指さなければ彼らとビジネスができなくなります。DX(経済社会のデジタル化)を加速することで脱炭素を実現する変革のシナリオを描くことが必要なのです。排出量ゼロへの挑戦は歴史的ビジネスチャンスでもあるのです。  日本経済研究センターは、人工知能(AI)やあらゆるモノがネットにつながるIoT、ビッグデータが広く深く普及した第4次産業革命後のデジタル経済を想定、2050年度に13年度 比8割削減した場合の経済構造や削減コストを試算しています。現状で想定できるデジタル経済へ全面的に移行すれば、エネルギー消費量は6割減少し、さらに1万円/トン・CO2(t-CO2)の環境税(炭素税)を課税すれば8割削減は可能、との結果が得られています。1.5℃目標の達成には税率を2.1万円超/t-CO2にするほか、脱原発に移行するならば、CO2を地中埋設するCCS(CO2の回収・貯留)が必要になります。デジタル経済への移行が、生産性向上につながる経済改革だけでなく、結果的に温暖化ガス削減にも貢献し、排出量ゼロも可能性があるのです。  本書は、日本経済研究センターに蓄積されてきた地球環境問題の知見と長期予測の成果を活用してカーボンニュートラル実現に必要な制度、政策と企業の選択を明らかにするものです。
  • 外交ドキュメント 歴史認識
    3.8
    歴史教科書、靖国参拝、「従軍慰安婦」……様々な利害が絡み合う歴史認識問題。しかしそこには、関係悪化と修復とを繰り返してきた東アジア国際関係の複雑な歩みが存在した。日本政府は歴史認識問題とどのように向き合い、中国・韓国とどのように対話してきたのか。その過程を丁寧にたどり、日本の立ち位置を明らかにする。

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  • ガンルージュ
    3.7
    「あたしたち、最強の相棒。」 韓国最凶の特殊部隊が日本に潜入。迎え撃つは、元公安のシングルマザー&女性体育教師!? ・あらすじ 韓国の大物工作員キル・ホグン率いる最精鋭特殊部隊が日本で韓国要人の拉致作戦を実行した。 事件に巻き込まれ、人質となってしまった中学1年生の祐太朗。 日本政府と警察は事件の隠蔽を決定した。 祐太朗の母親で、かつて最愛の夫をキルに殺された元公安の秋来律子は、ワケあり担任教師の渋矢美晴とバディを組み、息子の救出に挑む。 因縁の関係にある律子とキルの死闘の行方は。そして絶体絶命の母子の運命は――。 ・著者コメント 「(アクションorサスペンスor興奮に)手に汗を握りつつ、泣いて笑ってしんみりと。 私の持てる技術をありったけ投入した、あなたのためのエンターテインメントです」 解説・大矢博子
  • 危機管理の死角―狙われる企業、安全な企業
    -
    日本年金機構の個人情報流出125万件・100万人分 IS(イスラム国)による日本人殺害とテロ標的 東日本大震災と福島第1原発事故………… テロ、大災害、サイバー攻撃、不祥事対応に日本は国家・政府も企業も脆弱であることが露呈しています。 日本政府や企業は自らがねらわれていると考え、備えなければならないのに、有効な手だてを実行している企業は限られているし、考えたこともない企業が大多数を占めているのが実情です。 企業には、経済活動を展開する環境、すなわち世界と日本と自社を安全な状態にしなければならない責任があります。危機管理への取り組みはテロ・犯罪を抑止するだけでなく、企業イメージを高め、信頼を生むための基盤作りです。世界企業は、世界経済への責任としてセキュリティの課題に取り組んでいる。一方の日本企業の危機管理のレベルの低さは一目瞭然である。立ち後れた日本企業はテロリストにとっての格好のターゲットである。IS(イスラム国)などのテロリストは必ず日本企業を狙うと考え備えなければならないのに、有効な手だてを実行している日本企業は限られている。 「こんな状態では、貴社に危機管理を語る資格はない」 軍事アナリストとして、日本政府と地方自治体の危機管理に専門的に取り組んできた著者が、危機管理コンサルタントとして積み重ねてきた危機管理対応構築のためのノウハウを初めて明らかにするのが本書です。 日本政府・企業とビジネスパーソンが心得るべき危機管理の基本とは何か? 具体例を通じて国際水準をクリアした危機管理のあり方が本書では示されます。  「序――本書を読まずして危機管理を語るなかれ」より 危機管理は、必要なことを適切なタイミングでできなければ零点の世界である。そのための人員や装備の準備・訓練、資金の手当てもできていなければ、危機管理を語る資格はない。いくら社員と家族の安全を口にしたところで、海外安全問題が発生するたびに、経営者であるあなた自身、身辺を見回してみて、口先だけのきれいごとになっていることに肝を冷やすことはないだろうか。
  • 機攻戦艦「大和」(1)逆転のミッドウェー海戦
    -
    2015年、北朝鮮の軍事クーデターを皮切りに極東に現出した戦乱。次第に拡大する戦線は日米をも巻き込み、日米韓、北朝鮮、中国の三つ巴の混戦状態となった。そしてついに北朝鮮は核搭載のノドンを日本に向けて発射。東京は壊滅状態に陥った。日本はこのまま滅亡してしまうのか?危機に瀕した日本政府は、かねてから予定していた時航計画の実施を決意。最悪の歴史を根本から覆すべく、国際宇宙基地ISSに滞在していた軌道船を観測衛星とともに、昭和世界へ送り込んだ。アメリカ及び中国の台頭と北朝鮮の誕生。これを阻止しなければ、21世紀の平和はありえない。1947年へと時を駆けたシャトルの四人のスタッフは、観測衛星のもたらす米側情報を連合艦隊長官・山本五十六に提示し、ミッドウェー作戦の計画変更を進言する。だが、南雲中将の機動部隊はすでに出撃。連合艦隊の運命は、史実通りの道を辿りはじめていた。
  • 北朝鮮の未来透視に挑戦する エドガー・ケイシー リーディング
    -
    2020年までの東アジア情勢、その動向を緊急透視! 早ければ、この夏か―――暴走する北朝鮮とその挑発に乗った韓国が南北境界線で軍事衝突する アメリカの意志決定は遅れ、米軍も日本政府も、釜山に逃げ込む自国民の保護・救出に追われている 青(せい)瓦(が)台(だい)は、なぜか沈黙。 中国も表面上は介入せず国際舞台でのイニシアチブを取ろうとする 相変わらず、憲法に縛られ何もできず、から騒ぎするだけの情けない日本が視える――― 【同時収録】金日成(キムイルソン)の霊言 北朝鮮を霊界から指導する初代国家主席の霊が語った恐るべき証言! 日本の危機を予言・的中させてきた「公開霊言」シリーズが、北朝鮮問題に緊急警告! 政治・外交・軍事後進国の日本よ。迫りくる現実の危機に目覚めよ!
  • キャラ絵で学ぶ!世界の国図鑑
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本政府が認めていない国も含めて、世界にはおよそ200の国があります。本書では、小学生に大人気のイラストレーターいとうみつる先生が、そのうちの主な国およそ40カ国をキャラクター化。主要な産物や観光名所、日本との関係や出身の有名人、国旗の由来などを楽しいイラストとわかりやすい解説で紹介します。そして、その他160カ国についても全て解説を加えています! 「日本一生徒数の多い社会科講師」として有名な伊藤賀一先生に監修に入っていただき、お子さんの教材としても楽しく利用できる上質な内容も担保しています。シリーズ10万部を誇る、人気の「キャラ絵で学ぶ!図鑑シリーズ」の1冊です。 ※小4以上学習の漢字には、ページ初出にルビあり。
  • 給料を2倍にするための 真・経済入門
    -
    国から3000万円を返してもらい、所得を倍増させる方法とは? 政治家、官僚、マスコミ、経済学者のウソを暴く! 日本は「赤字国家」でなく、世界一の「黒字国家」である―。 それなのに、なぜ景気が回復しないのか……。 工学博士が整理する、給料を2倍にするためのホントの経済書。 ■ 日本政府は“赤字”ではない ■ 日本は世界で一番のお金持ちの国 ■ 国民一人あたりの貯金は、3106万円!? ■ 「税金を増やしたい」―政治家と官僚の本音 ■ 給料が2倍になるための「2つの条件」 ■ 「温暖化対策」をしているのは日本だけ!? ■ 「資本主義」が「共産主義」の勝った理由 ■ 増税で「財政健全化」は無理 ■ 「経済」は人々の生活を良くしていく社会活動 etc.
  • 驚愕の真相 3・11人工地震でなぜ日本は狙われたか[I] 地球支配者が天皇家と日本民族をどうしても 地上から抹消したい本当の理由がわかった!(超☆はらはら)
    3.0
    1巻1,900円 (税込)
    船井幸雄[序文・解説・推薦] 311直前の震源地はすべて聖書由来の地名ばかり! 地球規模の震源ラインが日本とイスラエルを一直線で結んでいた―― など、なんとも驚くべきデータが存在していたものだ!! 深海探査船「ちきゅう」号からけっして目を離すな!! 東部南海トラフ海域においてメタンハイドレート掘削試験が行われることが決定した。 この海域は同時に3大地震が連動する懸念ある注目の震源域だ。 工事担当の「ちきゅう」号よ! まさかボーリングついでにメタンハイドレートという激しく燃える氷のような資源の真横に核爆弾を置くつもりではあるまいな!!! フリーメーソンが定めた神への反逆の数字は「11」である!! 日本政府は2011年11月11日、 反逆を示す究極の数字が並ぶこの日に 「TPP参加」を表明してしまった。 2010:2:27震源地コンセプシオン(処女受胎、マリア) 2010:8:5落盤事故サンホセ(ヨセフ) 2011:2:22震源地クライストチャーチ(キリスト教会) 2011:3:1震源地イースター島(復活) 2011:3:1震源地アセンション島(昇天) 3:1×2=311 2011:3:11震源地日本(神の島) 天皇家と日本民族を狙った悪魔のシナリオ 311地震兵器&津波爆弾の[超真相] "彼ら"は聖書をモチーフに神のみわざにみせかけた 超自然災害を地球規模で起こし続けている!!

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  • 強行偵察
    3.3
    1巻770円 (税込)
    2億5千万円の借金を抱える古橋に、麻薬生産地〈黄金の三日月地帯〉を支配する君主のネタが持ち込まれた。元警察官僚の古橋は日本政府との関わりを嗅ぎ取り、君主暗殺を企てる。古橋は、「理由あり」の陸上自衛隊狙撃手要員・澤崎をスカウト。彼には、長女の臓器移植手術に充てるため1億円が必要だった。アフガニスタンに渡った二人が直面する驚愕の真実とは!?
  • 強制繁殖!公務員のエッチなおしごと
    -
    20XX年、危機的な少子化を重くみた日本政府は、健全な恋愛・妊娠をサポートする新たな省庁を設立した。その名も――通称「性活課」。あらゆる性技を習得し、男性のSexコンプレックスを解消するためのプロフェッショナル集団である。そこに新人配属された恩田美甘(みかも)の初仕事。芹沢という男の家に派遣されるが…「ダ、だめェ…そんなとこ…舐め…っ!!」えー研修とぜんぜん違う!!もうお仕事なのに、ヌルヌルのトロトロにされちゃって…!?
  • 極東の嵐 日中激突!(上)
    3.0
    2005年、アメリカの代表的石油会社GP社は日本の最新技術を使い、尖閣列島付近で海底油田の採掘に乗り出した。そこはかねてより日本、中国、台湾、統一韓国が領有を主張している外交的には不可触領域だった。中国の林虎主席は軍部をバックに政権を奪取したが、内陸部の石油開発に失敗して経済は停滞し、国内の失政を外敵に振り向けようと画策した。中国陸軍の特殊部隊は、オイルリグに潜入し瞬くうちに施設を占領した。慌てふためく日本政府に比べ、共和党出身のアメリカ大統領ライアンは武力での奪還も辞さず、と激怒する。荒れ続ける東シナ海に中国海軍と海上自衛隊の艦船が集結を始める。やがてアメリカ第七艦隊も雄姿を現すだろう。極東の海域に戦雲をはらんだ怒涛が沸き起ころうとしている。果たして、激突の行方は?軍事アナリスト高貫布土が描破する近未来超シミュレーション小説。
  • 霧のソレア
    3.7
    テロリストが仕掛けた時限爆弾によって、太平洋上を飛行中のボーイング747が大破。機長を失うが、女性副操縦士の奮闘で、成田空港へと向かっていた。しかし、通信機器が突然使用不能に! 米政府、CIA、日本政府、そして北朝鮮――。国家間の暗闘に翻弄される747の運命は? 第11回日本ミステリー文学大賞新人賞に輝く、興奮と迫真の航空パニック小説!
  • 近世日本国民史 開国日本(三) 神奈川条約締結篇
    -
    安政元年正月八日露艦長崎を去る。十四日ペルリ急遽艦船七隻を率いて再び江戸湾に来航、日米条約草案を幕府に手交。水戸齊昭ここに至って攘蝦論を譲るも、交易・通信の二条反対を立て、自ら天下の志士の望みを繋ぐ。三月三日、幕閣は鎖国の祖法を棄て、神奈川条約を締結。時に吉田松陰・金子重輔、米艦に乗じて密航を企つも志成らず、不運を悲しみつつ、蕭然として舷を降りる。提監、両名に対する日本政府の寛典を希いつつ日本を去る。(講談社学術文庫)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 偽造同盟
    3.5
    日米露、究極の騙し合い! 終戦直後、日本陸軍最後の兵器『偽ドル紙幣印刷機』を捜し出せ!! 1943年初頭、陸軍参謀本部は戦局転換を目的としたアメリカ経済打撃策「米ドル紙幣の偽造計画」を開始。だが、実行を目前に第二次世界大戦は終わり、偽ドルの原版と印刷機は陸軍特殊部隊によって破壊・隠蔽されたはずだった――。 1947年夏、東京で起こった殺人事件の現場で旧陸軍が製造したと思われる偽造ドル紙幣が発見された。消滅したはずの計画が露見することを恐れた日本政府は、印刷機回収のため秘密裏に捜索を始める。手がかりは当時、印刷機破壊を命じられたまま行方不明となった6人の将校。しかし、そこにはGHQによって巧妙に仕組まれた偽装の罠が待っていた!!
  • 逆転の創造力
    -
    1巻829円 (税込)
    日本の「逆転」に向けて、元「ゴールドマン・サックス」執行役員・岡本三成が各界の論客と激論を交わす! ! 【対談】 三浦瑠麗(国際政治学者) デービッド・アトキンソン(日本政府観光局特別顧問) 渋澤 健(実業家、渋沢栄一氏玄孫) ◆岡本三成の地元紹介マップ付き。 2001年9月11日―― 崩壊した世界貿易センタービルが粉塵となってマンハッタンの空を覆い、快晴だった爽やかな朝は、一瞬にして不気味な闇に包まれました。 サイレンが鳴り響く中、粉塵まみれになって歩く現場周辺からの避難者の列は、日本でも連日報道されたと思います。実は私も、その列に連なる1人だったのです。 (中略) 人々が憎しみ合う世の中を変えたい。これまで世界各国で働き、国際金融の最前線で積み重ねてきた経験と培ってきた力は、平和構築のために経済政策や外交分野で必ず生かせるはずだ。 そんな思いを胸に、私は政治の道に進むことを決意しました。(「はじめに」より)
  • 銀河ロケットにお葉書ください 1巻
    完結
    -
    【最期の葉書に、あなたは何を書き、何を残しますか?】 『10か月後、人類滅亡は決定的となりました』TVのアナウンサーから唐突に告げられる隕石の衝突、地球消滅へのカウントダウン。混乱の中、日本政府は『銀河ロケット事業団』を設立。国民一人一人からの最期のメッセージとなる葉書を集め、宇宙船『銀河ロケット号』に搭載。人類が生きていた証しを携え、遠い銀河へと旅立つのだ。人生の「終わり」を知った、一人一人の胸に宿るものとは…。純粋抽出ヒューマンドラマオムニバス。 (C)2015 太田垣康男/スタジオ・トア (C)2015 YUUKI OHTA
  • 軍靴の響き
    3.0
    ――それは、時代の曲がり角をはっきりと象徴していた。昨夜、寝室でその女を抱いて寝た男は“軍靴”をはいた男だった。〈戦争〉に虐げられた、あの忌わしい記憶がよみがえってきた……。すさまじい日本経済の海外進出は、インドネシアに政情不安を起こした。政治は腐敗堕落し、むき出しの反日感情が昂まった。日本政府は、西イリアンの石油利権を保護する名目で派兵を強行。既成事実がつくり上げられ、刻々、〈戦争の危機〉が近づいていた! どす黒い現代の恐怖感を描いた、著者会心の長編小説。 カバーイラスト/杉本 一文
  • 軍靴の響き 1
    完結
    4.0
    199X年、低硫黄の大油田が開発されたインドネシアに日本資本が大挙進出、現地の混乱と荒廃を無視した利潤追求に対して排日運動・反政府運動が活発化する。不測の事態を回避するため、日本政府は何らかの防衛措置を取らざるを得ない状況に直面していた──。そして国内では、在留邦人危機を機に自衛隊の海外派兵を目論む“戦争の犬たち”が暗躍し始める……。
  • 経済安全保障リスク 米中対立が突き付けたビジネスの課題
    5.0
    江崎道朗氏(評論家)推薦! 製造・軍事覇権をめざし日本や欧米の知的財産をねらう中国、 法規制を厳格化し技術・頭脳流出を防ぐ米国―― 米国・中国とビジネスをする日本企業は来るリスクにどう備えるか? M&Aの現場で、中国が手段を選ばずに軍民両用技術を自国に移転しようとする姿をこの 目で何度も見てきた。こうした実情を目のあたりにして、アメリカと中国との対立経緯や中国での新たな事業リスクを整理した本が必要ではないかと考え、筆を執ることになった。一年前には想像すらしなかったことだった。(あとがきより) 【目次より】 序章 日本の先端技術が中国の軍拡に利用されている 技術の兵器転用を公言する中国人投資家/ダミー会社という手口/外国人の土地買収の制限のない日本 他 第1章 世界の技術を買い漁る中国のシナリオ 目的は世界制覇/人民解放軍空軍将校が書いた『超限戦』理論/外国資本を接収できる国防動員法/全中国人がスパイになる国家情報法/中国の軍民融合政策と智能化戦争/ディスプレイ技術をめぐる見えない戦争/中国軍と関係が深い中国企業リスト/中国人留学生や研究者による技術流出/日本学術会議の矛盾「/中国製造2025」とは 他 第2章 中国の軍民融合政策に呑まれる日本企業 消えゆく日本ブランドのPC/英国諜報機関はレノボを排除/電気自動車は「タイヤのついたスマートフォン」/半導体をめぐる安全保障問題/トヨタがアメリカから制裁される?/中国に電極技術を売り渡した日産自動車/監視カメラ用イメージセンサーを供給するソニー/アメリカの制裁対象企業と密接なパナソニック/英アームの中国子会社を中国に売り渡したソフトバンク 他 第3章 米中の法規制合戦が招くリスク [第1節 厳格化するアメリカの対中制裁] 中国海洋石油集団とDPワールドによる買収劇/資本移動がなくても申請審査を義務付けた「2019年度国防権限法」/外資による土地所有規制/ECRA(輸出管理改革法)/日本企業が直面する「アメリカ政府との取引停止」/学術界対策を強化した「2020年度国防権限法」/ファーウェイに対するハイテク部品禁輸措置 他 [第2節 中国の輸出管理法の衝撃] 「輸出管理法」成立でアメリカと全面対決/輸出許可制の導入で輸出・投資環境が激変/恣意的な運用への懸念/制裁措置と国外適用の導入 第4章 日本企業の中国ビジネス展望 日本企業の脱中国が進まない理由/改正外為法は日本政府のクリーンヒット/問題を残す「コア業種」の概念/外国人による投資を大幅に規制/イメージで終わらない「脱中国依存」へ 他
  • 憲法とは国家権力への国民からの命令である
    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    憲法はすでに死んでいる! 「アメリカ製憲法」は戦後日本に何をもたらしたか。このままでは日本は遠からず滅びるであろう! その理由は全て「憲法の死」に由来する。今日の大不況も、政治の混迷も、全ては「憲法問題」に帰結する。現代日本に起きている様々な問題を憲法とのリンクで捉え直す。戦後日本の憲法論議の「まったく以って奇妙なところ」は、護憲派も改憲派も「日本国憲法といえば第9条というスタンスをとり続けてきたことにある」。このために多くの国民も、憲法の急所は第9条であると思い込むようになった。「だから日本の民主主義はインチキだ」というのが本書の主題である。 著者は、日本国憲法の最重要条項は、国民の「生命、自由及び幸福追求の権利」を保証した「第13条」であるという。日本政府の経済官僚は「バブル潰し」で国民の私有財産に干渉した。日本国民は気づいていないが、これは重大な憲法違反なのである。 「なぜ日本国民は暴動を起こさないのか」。第13条の精神にのっとれば「国民の私有財産を攻撃した官僚の5人や10人ぐらい、市中引き回しの上、獄門さらし首にしたって許される」 しからば、第13条の精神とは何か。トマス・ジェファソンがジョン・ロックの「社会契約説」に基づいて起草したアメリカの「独立宣言」である。これこそがアメリカン・デモクラシーのエッセンスであり、それを下敷きにして書かれたのが第13条なのだ。
  • 憲法はまだか
    3.5
    敗戦を迎えた日本政府は、占領軍の指示で憲法改正に着手した。政治生命を賭けた近衛文麿、最小限の改正を主張する松本烝治、改正を急がせるマッカーサーら、それぞれの動向と思惑。憲法誕生秘話を描く長編小説!
  • 【劇画】早稲田大学
    完結
    -
    明治、大正、昭和、そして太平洋戦争開戦、終戦へ……生徒数わずか八十名から始まった学校が激動の時代を駆け抜ける!──明治元年。キリシタン弾圧が欧米列強の怒りを買い、日本政府は諸外国との間に大きな溝を作ってしまった。しかし、外国事務局判事・大隈重信(おおくましげのぶ)が事態を見事に解決。政府首脳から高い評価を得た。この有能な青年は後に、国家の基礎は教育にある、との信念に基づき近代的な学校を設立する──。──日本を代表する大学の一つ早稲田大学。様々な困難を切り抜け成長していく学校だったが、「学徒動員」という最も大きな試練が待ち構えていた……。
  • 撃墜(上)大韓航空機事件
    -
    1~3巻660~683円 (税込)
    大韓航空007便は、1983年9月1日未明、ソ連のミサイルによって撃墜され、269人の生命がサハリン沖に消えた。ショッキングな事態の中で、決め手となる情報を手にした日本政府は、かつてない情報コントロールによって、対ソ戦略のシナリオを固めていく。国際舞台の凄絶な情報戦争のドラマを描く。非常事態の中で、日本の危機管理はいかになされたか? <全3巻>
  • 原子力空母「信濃」激突ファントム飛行隊 上
    5.0
    米海軍機動部隊との死闘から四カ月後、再び原子力空母「信濃」に出撃命令が! だが、今回の軍事行動は、先の戦闘で米国に屈した日本政府の対米賠償に他ならなかった。中国によって突然の国有化を宣言された南沙諸島の石油掘削リグとその権益海面を防衛すべく、米国政府が日本空母の出動を要求したのだ。新たに電子戦機EF4S「サンダーファントム」を搭載、イージス艦「こんごう」を随伴した信濃は、中国海空軍の大部隊が待ち受ける南シナ海へと、再び錨を上げたのである。

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  • 原子力空母「信濃」 中米侵攻作戦 上
    5.0
    中米某国の建国記念式典を血に染めたクーデタ。大統領は凶弾に倒れ、祝典に出席していた群臣通産大臣は大使館で、随員一行は政府専用機で革命政権の人質となってしまう。カリブ海沿岸を自国の裏庭と称してはばからぬ米国は、日本人が人質であることを理由に、原子力空母信濃の出撃を要求。日本政府は太平洋アメリカ沖で演習中の信濃艦隊を南下させるが、大西洋側には米海軍空母と海兵隊の揚陸艦が……。自らの勢力圏内で、日本軍に軍事力を行使させようとするアメリカ政府の真意は?

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  • 原発事故 最悪のシナリオ
    5.0
    福島第一原発事故発生後、東日本壊滅を想定した複数の極秘シナリオが書かれていた! 官邸、米軍、自衛隊、東電がそれぞれに準備していた「最悪のシナリオ」。未曽有の危機を前に、危機管理を担う当事者たちは何を考え、どう動いたのか? 関係者100余名への独自取材をもとに、日本危機管理の実像に迫る! 第64回JCJ賞受賞のNHK・ETV特集が書籍化! 〈目次〉 プロローグ 「最悪のシナリオ」の謎 第1章 沈黙 Too Late――遅すぎたシナリオ / 3月12日、1号機水素爆発の衝撃 / パニックへの恐怖 / 動き出したアメリカ 第2章 責任と判断 怖れていた連鎖――3月14日、3号機水素爆発 / 東電本店の危機感 / 巻き込まれた自衛隊 / アメリカの焦り / 「撤退か否か」――判断を迫られた、官邸の政治家たち / 15日早朝、やってきた〝そのとき〞 第3章 反転攻勢 関東圏に到達した放射能 / それは〝誤認〞だった / 「使用済み燃料プール」という名のモンスター / ヘリ放水作戦開始 / 英雄的行為 /分水嶺 第4章 終結 吉田所長の〝遺言〞 / 東電―自衛隊、非公式会談 / アメリカの大規模退避計画 / 自衛隊の覚悟 / 日本政府版「最悪のシナリオ」とは何だったのか / 最後の謎 エピローグ 「最悪のシナリオ」が残したもの
  • 原発事故は終わっていない
    4.3
    福島原発事故から10年。 原子力の場にいた人間として、 私には原発をやめさせることが できなかった重い責任があります。 もちろん、原子力を進めてきた 国と電力会社には猛烈に 重い責任があります。 同時に、日本人一人ひとりにも 責任があると私は思っています。 原子力廃絶を訴え続けて半世紀、 反骨の科学者、渾身の書き下ろし。 2011年3月11日に起きた東京電力福島第一原発事故は、 10年経過した今も収束できず、被災者の苦難は依然として続いている。 一方、加害者である東京電力と日本政府は、 「原発事故の反省と教訓を風化させることなく、 福島への責任を果たしていく」と発言しながらも、原発を推し進めている。 本書では、福島第一原子力発電所の現状、 見逃してはならない原発にまつわる諸問題 (世界に逆行する日本の原発輸出政策/汚染水の海洋放出問題/ 原子力産業の現在/原発マネーに群がる人たち/ 放射性廃棄物、処分場誘致の動き〈北海道寿都町・北海道神恵内村〉/ 原発再稼働をめぐる立地自治体の葛藤 〈東日本大震災で被災した東北電力女川原発の再稼働・ 40年超の関西電力高浜原発、再稼働手続き開始〉)など、 著者だからこそ知り得た稀有な情報を取り上げ、解説する。 原発事故の風化に警鐘を鳴らし、原発の危険性を説き、 原発ゼロ社会実現への思念を綴った究極の反原発論。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 小池百合子の大義と共感
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    【女勝負師・小池百合子の全貌――新型コロナ対策、東京五輪延期、デジタルトランス】 命か、経済か。 「新型コロナウイルス」感染拡大に伴い、日本政府に先んじて、「3密」「重大局面」を発信し、東京都独自の「外出自粛」要請、「休業要請」「感染拡大防止協力金」策を強力に打ち出すなど衆目を集める小池百合子東京都知事に、新型コロナ対策の全貌、東京五輪延期の舞台裏、近未来の「東京」をどう展望するのかを直撃! コロナ禍を経て、注目を浴びる政治家・小池百合子の政界遍歴の全貌に迫るノンフィクション! 〈本書の内容〉 序章 小池都知事直撃!「東京」再構築 第一章 東京、新型コロナとの闘い 第二章 小池百合子の源流 第三章 通訳からキャスターへ 第四章 華麗なる転身の先 第五章 権力の階段 第六章 生き馬の目を抜く 第七章 崖から飛び降りる覚悟 第八章 破竹の都民ファーストと同床異夢 第九章「東京」デジタルトランス戦略 終章 小池都政の現在、東京のゆくえ 〈本書の特長〉 小池百合子東京都知事直撃インタビューはじめ政界総力取材! 〈こんな方におすすめ〉 ●政治家・小池百合子東京都知事の動向、政界遍歴に関心深い方 ●アフタ―コロナ禍の首都「東京」がどう変わるか知りたい方 ●東京都の「新型コロナウイルス」感染症対策、東京五輪延期、デジタル化のゆくえに関心ある方

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  • 高血圧・肥満・ひざ痛が治る! 世界一効く健康ウォーキング(池田書店)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 体力年齢が10歳若返る! 高血圧・高血糖・肥満の生活習慣病が20%改善! うつが50%改善! 認知機能が向上! 関節痛50%改善! 暑さ・寒さにも強い体になる! 信州大学医学部で研究された、もっとも効果的なウォーキング法「インターバル速歩」。その最大の特徴は誰でも、無理せず、お金をかけずに驚くべき効果を出せるところにあります。本書では、何に効くのか、その具体的な効果をわかりやすく説明するほか、実際の正しい進め方、より効果の出る裏ワザ、継続するための工夫を、イラストを交えて紹介します。さらに5ヵ月、1年、10年と継続していった人にどんな変化が起きたのか、参加者の具体的な体験談も多数掲載。今後医療分野で世界的なスタンダードとなり、日本政府も重要テーマに捉えている「運動医療」という新しいアプローチについて、その最新検証結果を、やさしく解説します。
  • 行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術 外国人と働く編
    -
    これからのビジネス現場での必須の教科書 英語でも異文化理解でもなく、大切なのは「教え方」だった!! シリーズ累計40万部となる『教える技術』の最新刊!!! 本書では「外国人と働く」編をお伝えします。 ======================== 以下、はじめにより抜粋―― 日本政府観光局の発表によると、2018年の訪日外国人旅行者数は3千万人を突破。 2003年の訪日旅行者は約520万人ですから、15年間で6倍に増えました。 そして今現在、都内のコンビニエンスストアで外国人スタッフがいない店舗を探すほうが難しいくらい。この本では、今現在、外国人を採用してみたが、“どのように教えればいいのかわからない”“伝わらない”などで悩む方々、また、外国人採用に目を向けることの重要性に気がついてはいるけど、なかなか実行できていない方々に向けたものです。 一番の気になる点は、言語そして文化の違いかと思います。もちろん、言語や文化の違いも大切な要素ではありますが、一番は「教え方」の問題です。 本書では、「教える技術」を実践しながら外国人スタッフを積極的に活用している企業の例をいくつか挙げています。外国人スタッフに関わるエピソードなども交えながら、「言葉」と「文化・習慣の違い」の問題をクリアするための配慮の仕方や、具体的なアイデアなどをご紹介しつつ、いちばん重要な「外国人と働くための 教える技術」のポイントをお伝えしていきます。また、最後の章では、若手の指導の仕方も紹介しています。 一冊読み終わる頃には、外国人と一緒に働くことに対する不安が解消されるだけでなく、外国人採用が企業の成長とリーダーのマネジメント能力向上につながることがおわかりいただけると思います。
  • 国連航空軍 サハリン空中戦 上
    -
    ニューヨーク発成田行きのジャンボが離陸直後に爆発。犯行声明を出した「全知全能のジョニー」と名乗る謎のハッカー組織は、日本へ向かって飛行中の同型機にも爆弾を仕掛けたと告げる。一方、航空自衛隊千歳基地では、日米ロの空軍により、日本政府専用機を用いて「貝殻(シェル)」と呼ばれる物資を輸送する秘密作戦が進行していた。だが、民間機を人質にした「ジョニー」は、極秘のはずの三ヶ国共同作戦に対して航路変更を要求する第二の脅迫を……。姿なきテロリストの目的は? 緊迫の航空サスペンス。

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  • 国家と歴史 戦後日本の歴史問題
    3.4
    アジア・太平洋戦争の「清算」は一九五一年締結のサンフランシスコ講和を始めとする一連の条約で終えたはずだった。だが八〇年代以降、教科書、慰安婦、靖国神社、そして個人補償請求と問題が噴出。日本政府は司法の支持を頼りに、一連の条約を「盾」とし跳ね返してきたが、世界の民主化、人道主義の浸透の前に政策転換を余儀なくされつつある。戦後日本の歴史問題の軌跡を追い、現代国家はいかに歴史と向き合うべきかを問う。
  • 国境の南
    5.0
    1巻440円 (税込)
    来日中のアメリカ副大統領が日本人夫婦を射殺し、その住居に立てこもった。前代未聞の事態に苦慮した日本政府は、その「現場」をアメリカ領土にすべく、「アメリカ大使館別館」を作ってしまう。日本なのに、パスポートが必要な生活に戸惑う近隣住民。そんななか、大使館別館に隣接するアパートの住人、緑川母娘の部屋にやってきたのは…!?

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  • この一言で「YES」を引き出す格上の日本語
    -
    ■より信じているのは?…信用or信頼 ■依頼を聞いてもらえるのは?…どうぞorどうか ■できるビジネスマンは?…敏腕or辣腕 言葉の微妙な違いを使い分ければ、 あなたの評価が劇的に上がる! 一生役立つ「語感力」の磨き方とは? はじめに ■第1章 いまさら聞けない!使い分けに迷う言葉 侃々諤々と喧々囂々…口が多いほどやかましくなる 伯父と叔父…親より年上か年下かを覚えておけば間違わない……ほか ■第2章 たった一文字で大きな違いが出る言葉 時間と時刻…古代人は「何かをしている間の長さ」で時を捉えていた 能率と効率…重視されるのは到達度か結果か……ほか ■第3章 “ここ一番”で使いたい!ビジネスで差がつく格上の言葉 伏して、曲げて、是非…気持ちよく「YES」を引き出す決め手のフレーズ 了解と諒解…この一文字で、相手への敬意がぐっと伝わる……ほか ■第4章 申し訳ない気持ち、伝えづらい気持ちを表現する言葉 謝罪と陳謝…「謝」に本来、「わびる」意味はなかった 釈明と弁解…言い訳がましくならない頭の下げ方……ほか ■第5章 目と耳で味わう言葉 家とうち…待っている人がいるところに帰るのは? ニホンとニッポン…日本政府でさえ決定していない超難問…ほか ■第6章 ここまで理解できたら完璧!教養がにじみ出る言葉 億劫と大儀…面倒なのは「時間」か「物事」か 往生と他界…無頓着に「大往生でしたね」と言ってはいけない…ほか 語感を磨くための練習
  • コロナショック&Xデーを生き抜くお金の守り方
    4.3
    コロナショック後、日本はどうなるのか? そして、あなたのお金と生活は? コロナショックの影響はいつまで続くのか……。正直、先は読めないが、著者によれば「どう転んでも日本の危機は逃れられない」という。その理由は、日本政府及び日銀の「世界一のメタボぶり」。コロナ危機後、経済危機が長引けばもちろん、仮に短期で終息したとしても、また別の問題が発生するという。では、不可避の危機に対して、我々個人はどうすればいいのか。本書では、通貨、株、国債、金、不動産などについて、「今買うべきもの」と「買ってはいけないもの」を一つひとつ分析。さらに、「コロナ後の働き方」へも言及。そして最後には「未来編」として、コロナ後の日本と世界を大予測する。国内外を知り尽くす金融のプロであり、政治家として日本の問題点にも鋭く切り込んで来た著者だからこそ書ける一冊。コロナ禍を受け緊急発刊!
  • コロナ対策経済で大不況に突入する世界
    4.0
    緩和マネーの"副反応" 緊急事態宣言が解除され、飲食店の通常営業も再開された。 だが第6波到来やワクチンのブースター接種など、まだ私たちは“コロナ禍"にある。 本書は日本をはじめ、アメリカやEU諸国が「コロナ対策経済」として財政出動したマネーが もたらす“副反応"について、鋭く分析する。 例えば日本のコロナ対策費は合計308兆円。 その原資は日本国債だが、日本政府は短期債(1年もの以下)を大増発した。 これまでにない異常事態の理由とは? また、日米欧“先進3カ国"の中央銀行は、合計で25兆ドル(2700兆円)もの緩和マネーを放出した。 ハイパー・インフレへの足音が聞こえてくる。 中国恒大集団の破綻問題や、アメリカFRBのテイパリング(緩和の縮小)など最先端の話題にも迫る。 好評の巻末特集「株の推奨銘柄」は初の袋とじ。必読の1冊!
  • コロナ敗戦後の世界
    -
    いつまで続く「コロナ大不況」 米中戦争「二股政策」で日本自滅か? 「勝ち組」「負け組」二極化世界 新型コロナウイルスのパンデミックは、中国を例外として世界中で拡大し続けた。そのダメージは計り知れなく大きい。 だが、2020年秋になると、日本政府は感染防止対策より経済対策に注力するようになった。 コロナ禍で露呈した日本の後進性、ガラパゴス化、そして経済衰退はより深刻だ。 この国の最大の問題――少子化による人口減、財政赤字、そして経済の低迷が解消される兆しは一切ない。 ポストコロナの世界を透視する国際政経社会論! 〈こんな方にオススメ〉 ・アフターコロナの国際情勢、日本政治・経済、社会のゆくえに関心ある方 ・米国バイデン新政権の対中、対日政策に関心ある方 ・「ポストコロナ」時代に失われる仕事、経済予測では見通せなくなった未来像に関心ある方 〈本書の内容〉 ■第一章 いつまで続く「コロナ大不況」 ■第二章 「ポストコロナ」時代、失われる仕事 ■第三章 米中戦争「二股政策」で日本自滅か? ■第四章 グリーン・ニューディールの罠 ■第五章 日本が韓国より貧しくなる日 ■第六章 止まらない世界ランキング下落 ■第七章 「コロナバブル」は必ず崩壊する ■第八章 日本は財政破綻してしまうのか? ■第九章 「デジタル通貨」がもたらす絶望未来 ■第一〇章 未来なき老害政治と女性差別    〈本書の特長〉 『コロナショック』『資産フライト』ほか国際政治・経済に精通するジャーナリストが「コロナ後の世界」を緊急書き下ろし! 〈著者プロフィール〉 山田順(やまだ・じゅん)ジャーナリスト、作家。 1952年、神奈川県横浜市に生まれる。立教大学文学部を卒業後、光文社に入社。「光文社ペーパーバックス」を創刊し、編集長を歴任。2010年からフリーランスになり、国際政治・経済・ビジネスの分野で旺盛な取材・執筆活動を展開中。主な著書に、『出版大崩壊』『資産フライト』『円安亡国』(以上、文春新書)、『本当は怖いソーシャルメディア』(小学館新書)、『「中国の夢」は100年たっても実現しない』(PHP研究所)、『希望の地としての新興アジア』(実務教育出版)、『地方創生の罠』(イースト新書)、『永久属国論』『東京「近未来」年表』(以上、さくら舎)、『米中冷戦 中国必敗の結末 THE FATE OF THE U.S.-CHINA COLD WAR』(エムディエヌコーポレーション)、『コロナショック』(MdN新書)などがある。

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  • コロナ白熱の森
    -
    1巻770円 (税込)
    感染症などを引き起こすウイルスの存在は、人間にとって害敵であり悪玉である。しかし、人間が自然界の一部である限り、コロナなどのウイルスや細菌を避けることができない。コロナ禍が終息しても、また新たな疫病が出現するだろう。変わらなければ生き残れないと、コロナで気づいた実存的変容=コロナ同時代。人も社会も国家もどのように変わればいいのか……。  日本は、欧米諸国に比べて数の上ではコロナ感染拡大を抑えている。それは何故だろうか。指導力、ビジョン不足で硬直化した日本政府のコロナ対策を補っているのは、「日本人であるという生き方」かもしれない。また、「ZEN(禅)の資本主義」という東洋的思想が、コロナ同時代に、ひと筋の光明を見るようだとして、経済界、そして最先端をいくIT界で注目されている。  本書では、人類の未来派、その未来のルーツを探すために、「日本人」とは何者かに迫る。電子オリジナル作品。 序章 世界はコロナを見た/人類の共通問題 第一章 コロナの復習問題 第二章 コロナ白熱病室 第三章 日本という国の始まり 第四章 巷の神々 第五章 コロナ維新の檄 第六章 コロナ知新 第七章 コロナの応用問題 第八章 コロナの未来派 終章 コロナ同時代/次世代へ持続可能な卒業問題 ●森田靖郎(もりた・やすろう) 作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街~池袋チャイナタウン・プロジェクト~』(ナショナル出版)など著書多数。
  • コロナ利権の真相
    4.8
    恐怖と自粛の茶番で 儲けたのは誰だ? 2022年までに日本政府が投じたコロナ対策予算は約104兆円。東日本大震災の復興予算が約32兆円だったことを考えれば「異次元」とも言える規模だ。もちろん、適切な使い方によって救われた国民や事業者は多かったはずで潤沢な予算は大いに役に立っただろう。だが、社会も政治も混乱した状況で組まれた予算は精査されたものだったのか? 血税を食い物にした人間はいなかったのか? 「コロナと金」の不可解な実態に迫った――。
  • ゴー・ホーム・クイックリー
    3.8
    「あんたは日本の憲法だけでなく、日本語も変えようというのか」 日本政府とGHQとの言葉を巡る攻防を描く、「日本国憲法」誕生の物語。 終戦後の昭和21年2月、内閣法制局の佐藤達夫は突然、憲法問題担当大臣に呼び出された。 新憲法の日本政府案をGHQが拒否し、英語の草案を押し付けてきたという。 その邦訳やGHQとの折衝を命じられた彼は、白洲次郎らと不眠不休で任務に当たる――。 現憲法の成立までを綿密に描く、熱き人間ドラマ。 今こそ読むべき「日本国憲法」誕生の物語。 解説・大矢博子 ※この電子書籍は2018年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • ゴールドマン・ファミリーズ・グループが認める唯一の承認者(フラッグシップ) 吉備太秦(きびのうずまさ)が語る「世界を動かす本当の金融のしくみ」 地球経済は36桁の天文学的数字《日本
    -
    ◎ 表の国家経済は破綻していても関係なかった――われわれのまったく知らない《超裏金融》の正体 ◎ サイナー、ゴールドマン・ファミリーズ、フラッグシップ――しくみを実際に動かすシステムがついに白日の下に晒される! ◎ 吉備太秦の肉声をそのままお届けします! 「いわゆるサイナーとは、口座管理人のことです。いわば資金の管理人のような立場です。 私の場合は、フラッグシップで承認する立場であり、サイナーではありません。私が一人ですべてを見ることは出来ないので、口座管理人が何人かいます。 IMFの運用に関わる金の取引と、日本が管理権、運用権、使用権を持っている35%日銀にシェアされるお金は、フラッグシップである私の承認がなければ動かせません。日本政府も日銀総裁も動かす権限はない。 世界銀行の別段預金は、表面上には載らないところにあります。それは、300人の個人委員会が管理しているのです。 ずっと運用していてずっと貯めているので減らない。どんどん増えていっている。 それの管理権、運用権、使用権は、基本的に日本にあります。 なぜかというと、ホストカントリーだからです。厳密には35%が日本のものです。それをどこの国に分配[シェア]するのかを決める人ということです」 「そして、この書類に私がサインを入れます。これが一番重要で、私がサインをすることにより『フラッグシップを立てる』ということになります。 フラッグは、漢字で書くと『旗』だが、実は秦ファミリーの『秦』でもあります。つまり、『この取引をきちんとしますよ』ということを、国連を含めた関連機関に宣言をするのです。 その旗印がフラッグシップであるので、私のサインは『フラッグシップを立てる』ということを意味しています。 つまり、『国連から認められた最終承認者=Special Power of Attorney at Goldman Families Group』が承認したという意味であり、それを宣言している文書ということになります。 世界の金塊は秦ファミリーが支配していると言われているのは、このフラグシップがあるからです」 「I.I.D.Oをつくったのは、英国のケンブリッジ派のドール・ロスチャイルドです。 彼は幕末、まず東インド会社からトーマス・グラバーを日本の長崎に送り込みました。日本という国がどういう国なのかを知ろうとしたのです。 欧州の王族・貴族の人たちは、働くということは奴隷がすることだと思っています。 しかし、日本人はみんな勤勉でよく働く。彼らは一体何を調べに来たかというと、日本の皇室の歴史を調べに来た。 調べてみると、『すごいじゃないか』ということになった。ユダヤより歴史が古い。本当だったら、天皇をさらって植民地にする予定だった。

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  • サイバー戦争の今
    4.3
    ●北朝鮮のミサイルはアメリカがウイルスを使って落としていた ●マルウェアに感染した高速増殖炉もんじゅが遠隔操作で破壊されたら ●京アニを襲撃した青葉容疑者もダークウェブ「トーア」を使っていた IoT化が進むなか、すべての電子機器が一斉に乗っ取られるリスクも大いに高まっている。 今年10月には、危機感を募らせた日本政府は日本のインフラがサイバー攻撃にあった場合、 その報告を義務づける法案を採択(全然報道されていないが)。 事実、高速増殖炉もんじゅがマルウェアに感染していたこともあり、 日本も決して対岸の火事ではない。 本書はこれら現在のサイバー戦争のフロントラインを追い、詳しく解説。 そのうえで日本はどうするべきなのかを問うものである。
  • 【桜を見る会問題(5)】データ廃棄を「罪」とは思わない日本政府の意識を変えるためにすべきこと―憲法改正―【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.181】
    -
    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■安倍さんから反省・謝罪の弁を引き出したが、その先の提案がない ■データ廃棄には「自動的な政権交代」「内閣総辞職」などのペナルティを ■個人データには「保存するが、公開しない」というルールの適用を ■まず電子データの保存を徹底すべき ■維新・足立議員の「公文書管理館を憲法に明記」案は野党再生の最有効の方策だ <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • 【桜を見る会問題(3)】危機管理対応でぐらつく安倍政権! これが事態収拾の「模範解答」だ【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.179】
    -
    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■あいまいだった「桜を見る会」の基準を整えるには ■現行のルール上は問題なくても、不適切な対応は改めるべき ■安倍政権の危機管理最大の問題点は「いきなりの責任全否定」 ■まるで独裁国!「記録廃棄」を連発する日本政府に僕は恐怖を覚える <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • 【桜を見る会問題(4)】積極的に文書廃棄を進める日本政府はおかしい! 「原則保存」を徹底する新ルールの制定を【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.180】
    -
    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■間違ったルールならルール自体を改めるべき ■公文書管理についての2つの思想 ■保存期間を過ぎても「消去しなくてはならない」わけではない ■神奈川県庁個人情報漏洩問題で職員を立ち会わせる対策は契約社会に反する <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • 砂漠の影絵
    -
    2004年6月、イラクの武装組織に日本人5人が拉致された。商社勤務の橋本優樹はバグダッドへ向かう途中だった。組織の要求は、自衛隊のイラクからの撤退だ。日本政府はその要求を拒否、予告された処刑の日が迫ってくる。憎しみ合いと、殺し合いの果てにたどり着くのはどこなのか。人と人は分かり合えないのか。人間の生き方を問う、渾身の傑作長編小説。
  • サンエイ新書 語り継ぎたい戦争の真実 太平洋戦争のすべて
    -
    「未来」のために戦争を知る はじめに 目次 太平洋戦争勃発から終戦までの略年表 第一章 太平洋戦争開戦までの世界情勢  近代国家日本の船出は帝国主義への舵を切る  わずかな期間で五大国へと躍進した日本  騒然とする国の内外戦争の足音が近づいてきた  大陸で鳴り響いた銃声日中間で戦闘が始まる  蒋介石への援助が日本をじり貧へと追いやる  国際社会からの孤立により日本は独伊との距離を縮めた  最後まで諦めなかった戦争回避のための日米交渉  データで見る大戦と日本各国の経済力と日米の軍事力比較 第二章 緒戦の勝利と総力戦  アメリカの士気を挫く真珠湾攻撃は裏目に出る  最新鋭の英東洋艦隊日本海軍飛行隊の猛攻に沈む  予測不能な速度で進撃を続ける日本軍  ジャングルに守られた半島に米比の大軍が立て籠る  奇襲制圧のための空挺作戦と迅速な進軍で蘭軍を圧倒  独立運動を巧みに利用しビルマ全土の制圧に成功する  無敵の空母部隊に忍び寄る慢心と敗北の足音  空母4隻と熟練搭乗員を一気に失う大敗北  無能な上層部が演じたガダルカナルの悲惨な消耗戦  ソロモン海を舞台に果てなき消耗戦が繰り返される  2万人を超える死者の多くは餓死者という地獄 第三章 血に染められた太平洋  3000人が波間に消えたダンピールの悲劇  大規模航空兵力を投入し制空権の再奪取を意図する  山本連合艦隊司令長官ブーゲンビルの密林に散る  アリューシャン作戦は2つの島の明暗を分けた  戦いの舞台を移しながら終戦まで死闘が続く  中央から忘れられた密林と高山と飢餓の戦場  神宮外苑の学徒出陣式と大東亜会議の開催  圧倒的な物量の前に立ち枯れていく日本軍  中部太平洋方面でも反攻を開始した連合軍  国民すべてが一丸となって邁進した銃後の守り 第四章 果てしない玉砕戦へ  白骨街道と呼ばれた退却路悲壮な結末の責任は?  壮大な大陸打通作戦は果たして成功だったのか  水際での撃退を画策浜を血に染めたサイパン攻防  航続距離を生かし起死回生を狙うマリアナ沖海戦  サイパン島に続いてテニアンとグアム守備隊も玉砕  米機動部隊が壊滅! 幻の大戦果に国中が狂喜  マッカーサー元帥の執念がレイテ島でついに結実する  空母を囮部隊に仕立てたレイテ沖海戦 第五章 戦いの果てに  全島要塞化して待つ日本軍米軍の被害者数が上回る  史上に残る大量虐殺首都を焼き尽くした大空襲  鉄の暴風が吹き荒れた忘れられぬ苛烈な戦闘  ソ連を仲介役とする和平工作を模索する日本政府  一瞬にして消え去ったヒロシマとナガサキ  降伏方針が示されるも陸軍に不穏な動きあり  ついにマッカーサーが日本の地を踏む  敏腕宰相の誕生で見えてきた未来への道筋  勝者の論理がまかり通った東京裁判  GHQ主導で日本国憲法が制定される おわりに 奥付

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  • 30のキーワードで理解するカーボンニュートラル
    4.0
    日本政府は2050年までに「温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」というカーボンニュートラル(脱炭素)を目指すことを宣言しました。脱炭素に取り組まなければ日本でも海外でもビジネスができない時代に入ってきています。そこで本書では、脱炭素にかかわる「いまさら聞けない」「知っているつもり」のキーワードを厳選し、その定義から用語を取り巻く環境、最新の動向までを図を用いながらわかりやすく解説します。また、脱炭素をビジネスにいかすための前提知識と企業の取り組みなども紹介します。 【目次】 はじめに Chapter1 “脱炭素化”(カーボンニュートラル)とは何なのか?  1-1 脱炭素化(カーボンニュートラル)の基礎知識  1-2 なぜ脱炭素化を目指すのか Chapter2 キーワードで理解する脱炭素化  2-1 なぜ脱炭素化が必要なのか? 環境にどう影響するのかを知る  2-2 脱炭素化を実現する方法・技術  2-3 脱炭素化に向けた企業の取り組み  2-4 カーボンリサイクルの取り組む  2-5 これからの社会の動きを読み解く 用語集

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  • 三大怪獣グルメ
    -
    東京湾にタコ、イカ、カニの姿をした3匹の巨大怪獣が出現、魚市場に上陸した!! 大暴れする怪獣たちに成す術もない日本政府。 だが、怪獣たちの正体は、寿司屋の一人息子・田沼雄太が海中に落としてしまった海産物だったのだ――!! バカ映画の巨匠・河崎実の原作を、ギャグ漫画の鬼才・ほりのぶゆきが漫画化!! ★単行本カバー下画像収録★
  • the another world 特別編
    -
    主人公である僕と琢磨と舞の三人はYouTuberをしていて、異世界に関係する動画を作っては投稿するという日々を送っていた。そんなある日、三人は、都市伝説としても有名なエレベーターに乗って異世界へ移動できるかどうかの実験を行うことにする。すると、この実験の最中、琢磨が行方不明になってしまう。残された僕と舞の二人は、もしかすると、本当に琢磨は異世界へ行ってしまったのかもしれないと考え、二人は、異世界へ移動してしまったと思われる琢磨を現実世界に連れ戻すべく、エレベーターに乗って異世界移動を試みる。すると、本当に二人は異世界に辿り着くことになってしまう。二人が辿り着いたその異世界は、二人が暮らす世界よりもほんの僅かにテクノロジーが進んでいると思われる、現代日本によく似た世界だった。そして間も無くふたりは、現実世界からこちらの世界を訪れている村沢という男と偶然知り合う。彼の話によれば、日本政府も異世界の存在には気がついており、こうして村沢のような特派員を使って、異世界の様子を調査研究させているという話であった。では、どうして日本政府が異世界の存在に気がつくことになったのかというと、それは近年宮崎県の山中で発見された、ある異物が切っ掛けであるということだった。果たしてその宮崎県の山中で発見されたという異物とは何なのか!?また主人公たちはもとの世界へ戻ることができるのか!? こちらは既にKindleから出版している『the another world』の一巻から二巻までを一冊にまとめたものになっており、一冊ずつ購入していくよりも少しお得になっています。
  • THE BLACK
    -
    目には目を、歯には歯を、毒には毒をもって制す…!特殊公安機関、国家治安維持戦略特殊機動隊(通称・SDOP)は、社会に潜む悪を殲滅するため、日本政府が設立した日本唯一の軍隊。任務を遂行する隊員たちの活躍を描いた壮絶バトルコミック!
  • しあわせの処方箋(Tips)~イタリア人精神科医 パントー先生が考える~
    -
    私たちは皆、幸せになりたいと願っています。 しかし、異なる文化のレンズを通して観察すると、 多くの理論家が最も普遍的な感情と考えている幸福でさえ、 独自のニュアンスを持っていることに気づきます。 幸せは十人十色、つまり個人によります。 それと同時に住む文化によって、異なる可能性があるのではないか――。 ある国(文化)の中で生きていると、それが「あたりまえ」となり、 実は「世界的に見るとかなり変わっている」ということが、少なくありません。 いわゆる「カルチャーショック」ともいわれるものですが、 日本は古くからその筆頭格ともいわれる国であり、 その文化やそれにもとづく国民性について、 かなりの研究がされてきました。 わかりやすい例でいえば、 ・本音と建前 ・察する(空気を読む/暗黙の了解) ・周りと合わせる ・極端に人の目を気にする などですが、 優れた社会スキルとして機能している反面、 日々診療(カウンセリング)をしていると、それらがしがらみとなり、 心の不調となってしまっている日本人が多いことに気づかされます。 日々、日本で診療をしている、イタリアで生まれ育った精神科医が、 カウンセリングを通じて見えてきた「日本人の心の特性」「日本文化の特有性」 そして「日本社会で暮らしながら、どうすれば日本人はもっと幸せになれるのか」について、 外国人・精神科医の視点からまとめた1冊。 ■目次 ・プロローグ どうしたら「しあわせ」になれるのか ●Ⅰ部 イタリア人精神科医パントー先生の診療室 ・「眠れない」「食欲がない」――原因は自分より他人を優先させたい? ・「本当はどうしたい?」――しっかり自分を尊重しよう ・「〇〇だから、こうするべき」――決めつけが自分を苦しめる ほか ●Ⅱ部 パントー先生は考えた 日本人がしあわせになるために     日本社会の文化・慣習と「うまく付き合う」コツ ・「我慢」という怪物に遭遇したら ・「同調圧力」の罠にかかりそうになったら ・「恋愛」をもっと楽しむために ほか ●Ⅲ部 同じ? 違う? 日本の「しあわせ」他国の「しあわせ」 ・エピローグ 日本人がもっと、さらに「しあわせ」になるために ■著者 パントー・フランチェスコ 1989年イタリア・シチリア島生まれ。 幼少期に『美少女戦士セーラームーン』に感銘をうけ、 多くのアニメ・マンガ文化に触れるうちに、将来日本に住むことを決意。 医学部の勉強と並行して、『名探偵コナン』全話(当時)を見て独学で日本語を学び、 日本語能力試験で最も難易度が高いN1に一発合格。 イタリアの医師免許を取得後、ローマ最大であり、イタリア国内では2番目の規模を誇る、 ローマ教皇御用達のジェメッリ総合病院勤務を経て、日本政府(文部科学省)の奨学金留学生に選ばれ来日。 イタリア人で初めての日本医師免許所得者となる一方で、筑波大学大学院博士号取得(医学)。 慶應義塾大学病院にて初期研修医として研鑽を積んだのち、 同大学病院精神神経科教室に入局し、精神科専門医となる。 現在は複数の医療機関にて精神科医として勤務する傍ら、日々ヲタ活に励んでいる。
  • 指揮権発動
    4.0
    ODAコンサルタントに従事する三人の日本人が殺された! 密命を受けた特捜検事の芦名は、アフガニスタンへ飛ぶ。公安、捜査一課とともに捜査を進めると、日本政府を揺るがす裏金システムの存在が発覚し――。 ※初出「小説 野性時代」2017年4月号~2018年5月号 単行本化に際し加筆修正しています。
  • 七人の王国 総理大臣は十七歳
    3.8
    小笠原諸島の中に浮かぶ、ある小さな島。東京から南に1000kmも離れたその島には、さまざまな過去をもつ男女七人が、数年前から暮らしていた。ある日、彼らは、日本からの独立を宣言する。 国名は多生島共和国。そして驚いたことに、総理大臣は十七歳の少年だという。 独立宣言を記した国書を受け取った日本政府は不快感を示し、突飛なニュースを渇望していたマスコミは一躍飛びつき、そして日本中の国民が大いに動揺した――。 これは、日本での生活に馴染めない人間たちが自由を求め夢想した、可笑しくも哀しい破天荒な物語。
  • 『失敗の本質』を語る なぜ戦史に学ぶのか
    3.5
    『失敗の本質』は、日本が第2次世界大戦で敗戦を喫した原因を解明し、教訓を引き出した著作で、長く読み継がれている名著です。新型コロナウイルスの感染爆発、環境破壊や自然災害の拡大、世界各地での軍事的な緊張の高まりなど、「安心・安全」とはほど遠い世界の中で、日本政府や企業は国難に十分に対応できているでしょうか。同書が浮き彫りにした日本軍の構造的欠陥は、残念ながら、現代日本の様々な組織の中にも見受けられます。同書は日本軍の敗因分析から様々な教訓を引き出し、勝てる組織になるための方法を提言していますが、なお実行できていない組織が多いのが現実です。今こそ、同書を読み直し、混乱の時代を乗り切る知恵を吸収するときではないでしょうか。  そこで、著者の一人で、完成に至るまでのプロセスを主導した野中郁次郎・一橋大学名誉教授に同書誕生の背景や、その後の戦史に関わる研究の軌跡について語ってもらったのが本書です。  野中氏の研究は「知識創造理論」と戦史に関わる研究の2本柱からなります。本来は親和性が高いはずの経営理論研究と戦史に関わる研究ですが、日本では敗戦の反動から両者を隔てる壁は巨大なものがあり、戦争を研究すること自体がタブーでした。戦史の科学的な分析とはほど遠いのが、『失敗の本質』誕生前夜の日本だったのです。『失敗の本質』は予想以上の長寿作品となり、野中氏の業績の代表作ですが、野中氏自身が戦史に関わる研究について語る機会はありませんでした。しかし、2019年9月に日経新聞に連載された「私の履歴書」では『失敗の本質』について2回にわたって述べ、その誕生の背景などについて読者の反響も大きいものがありました。
  • 「借金1000兆円」に騙されるな!暴落しない国債、不要な増税(小学館101新書)
    3.4
    日本国債暴落説のウソを正す! 日本政府の債務残高は1000兆円に迫り、GDPの2倍もある。やがて日本国債は暴落し、日本の財政は破綻するという説が国民に不安を与えている。しかし、これには大きな誤解や嘘が含まれている。政府や財務省は1000兆円という借金の額のみ強調するが、日本政府の資産は650兆円もあり、諸外国より図抜けて大きい。しかも、そのうち約400兆円は現金化しやすい金融資産だ。 また、国債の保険ともいえる金融商品であるCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の保証料も、イタリアはもちろん、ユーロ圏を牽引するフランスと比べても日本は安く、これは日本国債に対する世界の金融市場の評価がフランスより高いということだ。 このような事実を無視して日本の財政破綻を唱える政府・財務省や、その影響を受けている学者の発言には、世論を増税容認に導く意図があるとしか思えない。その先にあるのは省益や天下り先の確保である。しかし、このデフレ化で増税するなどの愚かな政策を続ければ、日本の財政は本当に破綻しかねない。元・財務官僚のエコノミスト・高橋洋一が、国債を巡る日本経済の嘘と誤解を一刀両断にし、日本が進むべき道を明らかにする。

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  • 習近平のジェノサイド 捏造メディアが報じない真実
    3.0
    1巻990円 (税込)
    大和撫子からの宣戦布告! もはや「習近平は21世紀のヒトラー!」と断じてもおかしくない。だから、欧米諸国は中国批判を強め、対中経済制裁を発動している! 日本政府、野党、外務省、左派マスコミは何を躊躇しているのか?  中国・韓国・北朝鮮の歴史捏造に加担する政治家、文化人、反日メディアの皆さん、恥を知りなさい! 習近平のジェノサイド、反日・日本人の跋扈を阻止するためには「言論の力」で闘うしかない! 前著『日本を貶める--「反日謝罪男と捏造メディア」の正体』から一年 ジャーナリスト・大高未貴の鉄槌が「反日捏造メディア」に再び下る! (本書の内容) ・ヒトラーとスターリンと習近平に共通する「ジェノサイド」 ・ウイグル人たちの「命がけの証言」を黙殺するな ・ノーテンキだったNHK「シルクロード」放送の罪 ・一兆円産業の臓器ビジネスの闇を見ないフジテレビ ・NHKがやったフェイクな「捏造番組(軍艦島特集)」 ・未だに悪用される「河野(慰安婦)談話」の虚妄 ・教科書に「慰安婦」復活とは。文科大臣は何をしてる? ・コロナウイルスより猛毒なイアンフ・ウイルス ・朝鮮学校への補助金バラマキなんて、許せない! ・中国共産党政権は「真・善・忍」を恐れる‥‥‥
  • 終戦記念日緊急出版 日本の運命を決めた「ポツダム宣言」
    -
    ポツダム宣言を受諾した日本の降伏をもって、 太平洋戦争が終わりを迎え、第二次世界大戦はその幕を閉じました。 誰でも、歴史の授業で必ず一度は耳にするこの「ポツダム宣言」。 しかしなんとなく概要は知っていても、その条文まで目にしたことがあるという人は、 なかなかいないのではないでしょうか。 日本における終戦にとても大きな意味を持つこのキーワードを、 条文から改めておさらいしてみましょう。 はじめに ●ポツダム宣言の概要 ●国民への公表 ●日本政府の黙殺が、原爆投下のきっかけになった?? ●原爆の投下 ●ソ連の対日参戦 ●最高戦争指導者会議 ●天皇の聖断 ●第二の聖断~戦争の終結 ●ポツダム宣言条文 【ポツダム宣言 全文】 【ポツダム宣言 全文及び口語訳文】 【ポツダム宣言 英語原文】 おわりに
  • 集団的自衛権と日本国憲法
    3.4
    2001年9月11日の米国同時多発テロ事件は、世界に衝撃を与えた。NATOは1949年発足以来初めて集団的自衛権の発動を決めた。日本政府はテロ対策特別措置法を成立させた。ここで改めて問われたのが「集団的自衛権」であり、「憲法との抵触」である。著者は、集団的自衛権の本質は「他衛」であり、自衛ではないと断言する。本書では国連憲章の規定する集団的自衛権について、歴史を踏まえ検証する。さらに、日本国憲法にこめられた平和の思想、戦後の日米関係を考察する。新しい国際の平和と安全、日本の役割に関わる、正確な認識をもつために。【目次】第一章 なぜいま集団的自衛権なのか――アメリカの軍事戦略と日米軍事関係/第二章 自衛権の歴史――集団的自衛権という考え方はどのようにして生まれたのか/第三章 国連と戦争――国連は国際の平和と安全を維持できるか/第四章 憲法と日米安全保障体制の歴史――保守政治はいかに憲法をゆがめてきたか/第五章 詭弁を弄するだけの日本の安全保障論議――保守政治はいかに日本を誤らせているか/あとがき
  • 「集団的自衛権」はなぜ必要なのか
    4.0
    東アジアの現実に目を向けよ! 日本よ、いまこそ“半主権国家”から脱却せよ! 不気味な中国の軍拡と、度重なる北朝鮮の核ミサイル―― 国際情勢が激変している現在において、 「前例主義」や「先送り主義」では、この国を守ることはできない! 【この一冊で、「集団的自衛権」がよくわかる!】 ▽左翼的な平和勢力の掲げる「平和」とは侵略国家への隷属を意味する ▽護憲にこだわる平和主義者は、中国や北朝鮮にこそ憲法九条をすすめよ ▽他国は軍事拡張してもよいが日本だけはダメというのは偏った見解 ▽国を守るために必要な軍事力を持つことは間違っているのか ▽日本が軍国主義化を進めていると思うのは間違い ▽尖閣で軍事衝突が起こったらアメリカは本当に動くのか? ▽先の大戦における「日本原罪論」の誤りを正す ▽他国も自国民をも弾圧し、基本的人権を踏みにじる中国の暴走を止めよ ▽もう戦後ではない。いざ「占領憲法」から「自主憲法」へ ▽日本政府は、「憲法九条改正」を掲げるべし ■■ 関連リンク ■■・滋賀県知事選について、集団的自衛権行使容認議論の観点から大川隆法総裁が総括≫   (ザ・リバティWeb:【The Perspective ―大川隆法 時事説法―】より)
  • 主張せよ、日本 国際社会からの謂われなき汚名をそそぐ
    3.5
    1巻1,200円 (税込)
    アメリカの一部には、日本自体への偏見や誤解がある。アメリカ議会下院が2007年に採択した慰安婦決議問題は、その最たる実例だろう。しかし日本政府は、この不当な日本叩きの動きに対し、自国側の主張をほとんど表明しなかった。アメリカの一部の学者やマスコミは、日本の政治指導者が他の諸国ならごく自明の愛国精神を説くだけでも、「偏狭なナショナリスト」と非難する。自分の国でならごく当然の心情も、日本人が同じことを表明すると、けしからん、危険だ、と非難するのだ。こういう状況での日本側としての主張は超重要となる。アメリカ側の無知や偏見を正さねばならない。そうでないと、不当で一方的な日本への誹謗がそのままアメリカで広がり、やがては国際的にも、その種の誹謗が事実として受け入れられていく。だからこそ日本側にとって「主張せよ、日本」の激は、ずしりと重みを持って迫ってくる自戒なのである。(「序文にかえて」より抜粋)

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  • 小学館版 学習まんが人物館 知里幸恵とアイヌ
    -
    アイヌ語を命がけで残した一人の少女の生涯。 アイヌは北海道をはじめ、樺太や北方四島に住んでいた日本の先住民族である。豊かな自然に育まれた狩猟採集の民であり、歌や踊りに秀でた、独特の文化を持つ民族であった。だが、明治期に入って日本政府が北海道を開拓し始めると、様相が変わってくる。アイヌは住んでいた土地を追い払われ、いわゆる「同化政策」によって日本人化させられるに至ったのだ。アイヌは言葉を持ってはいたが、文字は持たなかった。日本語教育によって、徐々にアイヌ語を話せない人々も出てきた。アイヌ語という民族の精神的な拠り所すら失われつつあったのだ。そんな中、アイヌの少女・知里幸恵とアイヌ語研究者・金田一京助の運命的な出会いが訪れる。生来聡明であり、偉大な語り部を祖母に持つ幸恵は、アイヌ語と日本語を巧みに操れる唯一無二の存在だった。そして幸恵は金田一とともに、一生をかけた大事業に取りかかる。『アイヌ神謡集』である。 この作品の容量は、88.0MB(校正データ時の数値)です。 【ご注意】  ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 少子高齢化時代のビジネスチャンスを掴め!(大前研一通信デジタルEditon)
    -
    総務省・厚生労働省の統計からも浮かび上がる少子高齢化社会の到来。巨大なマーケットの眠る高齢者ビジネスの注目株、「健常な高齢者」を対象にした新たなビジネスチャンスとは?先駆である欧米での事業事例を多数紹介しながら、日本におけるビジネス新大陸の今後を展望する。また日本政府の少子化対策の検証、アジア・ヨーロッパ諸国の少子化への取り組み状況も考察。少子高齢化を嘆いていてばかりでは始まらない。逆境の中、企業の命運を左右するビジネスチャンスを掴む手法を大前研一が伝授する!

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  • 小説EV戦争
    3.0
    1巻1,812円 (税込)
    中国・安東省双慶市で計画される「EV(電気自動車)タウン計画」。 EV受注に名乗りをあげる日本政府主導の「日の丸連合」、大胆な案で勝負に出る韓国最大手企業、技術力に勝る大阪の中小企業の熾烈な入札闘争がはじまる。 そこに暗躍する中国政府の陰。複雑な利害の糸が絡み合う乱戦に勝つのは――。 城山三郎経済小説大賞作家がEV戦線の今をリアルに描く国際経済小説!!

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  • 昭和天皇・戦後 1 「人間宣言」
    5.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 太平洋戦争降伏で日本政府が抱いた最大の不安は、天皇の身体の安全と、天皇制が維持できるかにあった……昭和20年8月15日から始まった昭和天皇の歩みを、歴史ドキュメントの第一人者が克明に描く。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 神域
    3.5
    1巻950円 (税込)
    アルツハイマー病を治す「奇跡の細胞」が誕生!? バイオ・ビジネスの光と闇を描く迫真の医療サスペンス。 篠塚と秋吉は二人三脚で脳細胞を再生する人工万能幹(IUS)細胞「フェニックス7」を開発、アルツハイマー病の克服を目指していた。だが、人体への移植には莫大な資金と研究環境が必要で、篠塚は世界的なIT企業を一代で築き上げた氷川の助力を得ることに成功した。 再生医療を国家戦略の柱としたい日本政府は、一刻も早い実用化を迫っていたが、一方で古い体質を維持しようとする勢力や慎重派らは陰に陽に足を引っ張り、フェニックス7の治験実現は一向に進まない。 そんな中、フェニックス7の研究施設周辺で、認知症を患ったお年寄りの謎の失踪事件が頻発していた。真相を追う刑事が追及の果てに見たものとは……。
  • 神域 上
    4.0
    1~2巻1,540円 (税込)
    再生医療は救世主か。悪魔か。 アルツハイマー病を治す「奇跡の細胞」が誕生。国家の威信をかけた熾烈な開発競争が始まった! 脳細胞を蘇らせる人工万能幹(IUS)細胞「フェニックス7」。 それは人間の尊厳を守るために生み出されたはずだった。 国家戦略の柱としたい日本政府は、一刻も早い実用化を迫る。 再生医療による医療が普及すれば、人は永遠の命を手に入れるかも知れない――。 しかし、本当に細胞は安全なのだろうか。 バイオ・ビジネスの光と闇を描く、真山仁初の医療サスペンス!
  • 新型コロナウイルスへの霊性と統合
    3.0
    中国・武漢を発端に全世界に急激に広がった新型コロナウイルス!! コロナウイルス発生の原因とは?今なぜこの現象が起こっているか? 日本政府はどう対峙するべきか?そして中国はどうなるのか 並木良和氏と矢作直樹先生が明かしていきます。 この事件をきっかけに、改ざんされた歴史に疑問をもつことで、 特定の組織に動かされていた私たちの意識も解放されていきます。 【目次】 第一章新型コロナウイルスの発生 新型コロナウイルスはどこから来たか? 第二章ウイルスとの付き合い方 ウイルスは不安や恐怖を吸収して増殖している 人間は寿命までは死なない、その覚悟が大事 波動を順調に上げている時こそ、恐怖や不安でドーンと波動を落としてくる コロナウイルスの意識に話しかけることで、活性化が終息する 第三章中国共産党政府から足抜けを 韓国を支えるみずほ銀行、その裏にも中共政府が 魂を売らずにアメリカと歩調を合わせていれば、解決する 中共政府は既に役目を終えた、イルミナティの代行者の意を体したアメリカによって 潰される運命 一旦、中共政府と縁を切りましょう あなたは覚醒めている人のいる世界に住みたいですか?それとも違う世界に住みたい ですか? コロナウイルスに恐怖を感じている人は国民の8割 第四章近現代の真実 霊性とスピリチュアルの違い 歴史の真実は改竄されている!殺された坂本竜馬は別人だった 真実の大正天皇像 日本がアメリカより先に原爆を開発したが、天皇が使用をお止めになった 日本人のお役目 不安や恐怖を払拭した集合意識になれば、真実はみえる

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  • 【新型コロナ緊急事態宣言】ギリギリの状況で日本政府・国民が取るべき道【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.194】
    -
    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■ついに特措法による「緊急事態宣言」発出か ■死亡者数を基準とし国民は「3密」を避ける。これが日本の国家方針だ ■医療現場を知る山中伸弥さんからの指摘で僕が痛感したこと ■感染者は「極悪人」じゃない! 拡大防止のために必要なこと <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • 新型コロナ対応・民間臨時調査会 調査・検証報告書
    3.8
    新型コロナウイルス感染症に対する日本政府の取り組みを中心に検証してきた成果を報告 一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ(以下API※)により発足された 「新型コロナ対応・民間臨時調査会」(コロナ民間臨調)は、 新型コロナウイルス感染症に対する日本政府の取り組みを中心に検証してきました。 政府責任者等83名を対象に延べ101回のヒアリングとインタビューをもとに、19名の専門家が執筆 コロナ民間臨調は、高い専門知識と見識を有する各界の指導的立場にある識者4名で構成する委員会のもと、 個別の分野の専門家19名によって構成されるワーキング・グループを設置。 委員会の指導の下、ワーキング・グループメンバーが政府の責任者など83名を対象に 延べ101回のヒアリングとインタビューを実施、原稿を執筆、報告書を作成しました。 武漢邦人救出、ダイヤモンド・プリンセス号対応、水際対策、 大規模イベント中止・一斉休校、緊急事態宣言、経済対策、 緊急事態宣言解除、PCR等検査、医療・介護体制、 政治家と専門家の共同作業、政府と都道府県・自治体の連携、国際社会との協調など、 日本はどのような危機や困難に直面していたのか。 官邸(内閣官房)、厚生労働省、内閣府、経済産業省などの政府、 専門家会議、都道府県、医療関係者は、この難局をどう乗り越え、成果を上げたのか。 ベストプラクティスは何か。あるいは、対応がうまくいかず、課題を残したところはどこか。 教訓は何か。それらを検証した調査・検証報告書です。 「新型コロナ対応・民間臨時調査会」委員 委員長 小林喜光 三菱ケミカルホールディングス取締役会長、前経済同友会代表幹事 委員 大田弘子 政策研究大学院大学特別教授、元内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当) 委員 笠貫宏 早稲田大学特命教授、元東京女子医科大学学長 委員 野村修也 中央大学法科大学院教授、森・濱田・松本法律事務所客員弁護士 ※ 一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)は、2017年7月に発足した、アジア太平洋の平和と繁栄を追求し、この地域に自由で開かれた国際秩序を構築するビジョンを描くことを目的とするシンクタンクであり、フォーラムです。 【目次】 巻頭カラーページ 新型コロナ対応・民間臨時調査会(委員リスト) コロナ民間臨調委員メッセージ 序文 なぜ、「コロナ民間臨調」をつくったか 第1部 「日本モデル」とはなにか 第2部 新型コロナウイルス感染症に対する日本政府の対応 第3部 ベストプラクティスと課題 第4部 総括と提言 「日本モデル」は成功したのか:学ぶこと特別インタビュー①西村康稔・新型コロナウイルス感染症対策担当相(経済再生担当相) 特別インタビュー②尾身茂・地域医療機能推進機構理事長 資料 ・主要文献一覧 ・クロノロジー ・参考資料
  • 新型コロナの科学 パンデミック、そして共生の未来へ
    4.0
    未曾有のパンデミックはなぜ起きたか――。世界を一変させた新型コロナウイルス。本書は、治療薬やワクチン開発を含む研究の最前線を紹介。膨大な資料からその正体を探る。ロックダウン前夜のベネチア、雲南省の洞窟、武漢ウイルス研究所、ダイヤモンド・プリンセス号と舞台を移してウイルスの変遷を辿り、見えない敵に立ち向かう人々のドラマを生き生きと描く。日本政府の対応にも鋭く迫り、今後の課題を浮き彫りにする。
  • 新時代を生きるための歴史資料 戦後日本のオピニオンセット 戦争を経てポツダム宣言、サンフランシスコ講和条約、そして安倍・河野・村山・小泉談話全文を収録!
    -
    1巻1,320円 (税込)
    日本の未来のため、歴史を知るのに便利!お得なセット本が登場! 太平洋戦争で敗戦国となった日本。戦後と呼ばれ70年以上の時が過ぎた。平成という時代が終わりを告げ、ますます混迷深まる情勢に突入していく。そんな中で我が国に無条件降伏、戦争責任を突き付けたのが「ポツダム宣言」であり「サンフランシスコ講和条約」であった。大きなエポックメイキングとなったこの2つの内容について、私たちはどれだけ認識しているのだろうか。本書ではその全文および英語原文もすべて掲載し、その意義、経緯や背景などを論考する。また、日本の政治的立ち位置を示す安倍晋三首相、村山富市元首相、河野洋平元内閣官房長官、小泉純一郎元首相による「談話」も全文収録している。日本の歴史認識、様々な問題に対する日本政府としての見解だけでなく、その談話が国内でどういった評価を得たのか、または中国、韓国などの東アジア圏でどのような反応があったのか、そしてアメリカなどの海外の反応、その談話に至った状況も併せて紹介している。
  • 真珠湾W奇襲(1) ワレ奇襲ヲ目撃セリ
    完結
    3.0
    オアフ島上空に現れた ドイツ軍機は、 敵か? 味方か? 日独両軍が「太平洋軍団」を発足!? 昭和16年12月。真珠湾を目指し、日本海軍の第一航空艦隊から計一八三機の大編隊がオアフ島へ向けて飛び立った。しかし真珠湾上空に飛来した機動部隊攻撃隊長・淵田美津雄中佐が目にしたのは、停泊するアメリカ艦船を攻撃するドイツ空軍機だった。じつは、日本政府とヒトラー総統の密約に基づき、日本軍と呼応してアメリカの太平洋艦隊を叩く手筈になっていたのだった。 「同時奇襲攻撃」を果たした日独両軍は、真珠湾の太平洋艦隊を完膚なきまでに粉砕する。その後、両国の思惑が交差しながらも、ドイツ太平洋軍団との共闘体制を整えた日本軍は、次なる作戦を開始するのだが……。
  • 「深層」カルロス・ゴーンとの対話~起訴されれば99%超が有罪になる国で~
    4.5
    元特捜検事が全ての“深層”を聞き出した! ゴーン氏は出国後、各国メディアの取材に「この事件は日産と検察が組んだクーデターであり、私は罪に問われるようなことはしていない」と主張したが、詳細を明らかにしなかったことから、日本国内では「ただの言い逃れ」との批判を浴びた。実はその詳細を、彼は日本出国前に明らかにしていた。元特捜検事で、事件当初からこの事件の不当性を主張していた郷原信郎氏のインタビューに応じ、10時間以上にわたって真相を話していたのだ。出国後もレバノンとのテレビ電話で取材を重ね、日産、検察、日本政府の事件への関与について、実名を挙げて明らかにしている。「検察は大きな力の操り人形だった」――ゴーン氏の証言をもとに、事件の“深層”を明らかにする。
  • C.S.T. 情報通信保安庁警備部
    3.4
    脳とコンピュータを接続するブレイン・マシン・インターフェイス、通称BMIが世界でも一般化している近未来。海外から苛烈なサイバー攻撃にさらされた日本政府は、サイバー空間での治安確保を目的に新機関「情報通信保安庁」を設立する。 だが、それを嘲笑うかのように、コンピュータ・ウィルスによる無差別大量殺人が発生。神を名乗る謎の犯人を追う情報通信保安庁警備部・御崎蒼司は、その一方で、恋愛に鈍感な美しい同僚に翻弄されるのだった――。 スリリングな捜査ドラマと、不器用な恋愛模様が交錯する、超エンタテインメント作品!
  • Jドール
    -
    1巻440円 (税込)
    「Jドール」――銃声の響きわたる闇世界に生きる者だけが知るその名前。男は本名も国籍も失い、日本政府の敵を消すため日替わりの標的を仕留め、一夜限りの女を抱いて世界中を飛び回る。外務省の役人・青柳にフィアンセと娘を奪われた男は、いつか祖国の土を踏み、愛する娘をその腕で抱きしめる日が来るのを夢見ている。男気とロマン溢れる孤高のガンマン・Jドールを描いたハードボイルド・アクション!!
  • 自衛隊の誕生 日本の再軍備とアメリカ
    4.0
    一九五四年に自衛隊が生まれて五〇年が経過したが、警察予備隊の発足から陸海空の三自衛隊として陣容が整うまでには、さまざまな曲折があった。旧陸海軍将校をどう活用するかなど、アメリカの中でも意見の統一を計りがたいことが多く、日本政府との交渉も困難を極めた。本書は、ワシントンの公文書館で公開が始まった資料をもとに、政治と社会、そして軍事と多岐にわたる自衛隊誕生の歴史的経緯を明らかにするものである。
  • 時空戦艦「大和」日本沈没を救え(1)
    -
    2004年8月激しい地震と高潮に洗われながら、太平洋岸から海洋国日本はその姿を没しようとしていた。東京大学海洋研究所の水沢博士は1年後の日本列島沈没を予測した。直ちに天童総理に報告され今後の対応を進言する。秘密裏に移住・移民計画が推進され、国連の協力により1億2000万の大移動が実行された。不幸中の幸いで、沖縄を含む南西諸島だけはその惨禍を免れ、辛うじて日本は存続することができたのである。西暦2013年、科学の粋を結集した時航機『やしま』は日本政府の期待を一身に浴び1942年12月6日、太平洋戦争が今まさに始まろうとする時代に飛び立った。日本沈没を救うため、過去にさかのぼり歴史を書き換えようというものである。その使命を預かったのは安武龍一、寺崎保、木代伸介の3人であったが…。
  • 実証研究 東京裁判 ――被告の責任はいかに問われたか
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    従来の東京裁判論は、主に政治・外交史を基調とし、また「日本無罪論」で知られるインド代表判事パルやオランダ代表判事レーリンクによる個別反対意見をもっぱら話題とし、本来の東京判決での多数意見を軽視してきた。本書は、東京裁判の事実認定がいかになされ、責任がどう問われたのかを実証的に解明。法廷で適用された責任論や、各被告人に対する判定の根拠を体系的に分析する。判決七五周年に向けて、東京裁判を国際刑事裁判史にどう位置づけて評価すべきか、その功績と問題点とを明らかにする。【目次】まえがき/第一章 裁判の歴史的文脈と枠組み/第二章 平和に対する犯罪の争点/第三章 日本政府組織論/第四章 戦争犯罪の争点/第五章 「東京判決」――多数派判事による判決/終章 今日の国際刑事裁判にみる責任論
  • 自発的対米従属 知られざる「ワシントン拡声器」
    3.0
    これまでの日米外交は、アメリカの少人数の「知日派」と日本の政治家やマスコミが互いに利用しあい政策を実現するという「みせかけの対米従属」によって動いてきた。トランプ大統領が出現し、いま日本は何をなすべきか。 第一章 外交は劇である 「歴史的和解」を演じる歴史修正主義者たち 「劇」の通りに現実が動いていく 日米間の情報ギャップ 見抜かれていた「日本政府のプロパガンダ」 第二章 自発的対米従属 「ワシントン発」の報道の作られ方 政策に跳ね返る「知日派の声」 TPP推進は「日米財界の声」 「アメリカの声」により原発ゼロ閣議決定見送り? 自ら選んだ「従属」に気付かない恐ろしさ 第三章 トランプ・ショックと知日派の動向 「トランプの政策は『破滅のレシピ』だ」 日米関係維持に懸命な知日派 トランプ・ショック後の「逆拡声器」現象 日本の声を使った「トランプ困るコール」 第四章 今後の日米関係の展望 日本の軍事力増強と自衛隊の任務増加の可能性 軍備拡張の好機を得た安倍政権 原発問題のゆくえ 熾烈になる貿易交渉 第五章 外交・安全保障における市民の声の具体化のために 「逆拡声器」の驚き 既得権益層同士が利用しあう外圧 マルチトラック外交の重要性 安保・外交分野にも躊躇せず支援がなされる社会に 第六章 今、日本の私たちがなすべきこと 沖縄基地問題への具体的提案 新しい日米関係を切り拓くために
  • G―ジャイガンティス―
    3.0
    それは、世界各地に出現し、全ての動植物を喰らい、地球人類の絶望となった。日本では対馬に現れた、それ――IAS。陸上自衛隊による奪還作戦は失敗し、多くの自衛官と住民が殺戮される……。空前の脅威に為す術もない日本政府は、同島の完全封鎖を決定するが――。地球の未来を指し示す、人類生存の黙示録。
  • 杉原千畝
    3.6
    今年最高の感動超大作映画を完全ノベライズ。  杉原千畝は1900年、岐阜に生まれた。父親からは医者になるよう命じられていたが、語学への志高く、家出同然で上京する。外務省の留学生募集に見事合格、杉原は満洲の地ハルピンでロシア語を学ぶことになる。そのまま彼の地で外交官としてのキャリアをスタートさせた杉原だが、堪能な語学力と独自の情報収集能力でソ連との北満鉄道譲渡の交渉を成功させる。しかしソ連からは「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」とされ、杉原はリトアニア行き命じられる。  リトアニアでも日本政府のために重要な情報収集を続けていた杉原だったが、1939年、ドイツがポーランドへ侵攻を開始し第二次世界大戦が始まると、ナチスの迫害を受けたユタヤ人の人々が、彼のもとへと日本の通過ビザを求めて集まってくる。政府に了承を得ようとする杉原だったが、もはや一刻の猶予もならず、自らの判断でビザを発給することを決意するのだった。  第二次世界大戦開戦直後、、軍靴の響き高鳴るヨーロッパ・リトアニアの地で、ユダヤ難民の人々にビザを発給し続け、6000人の命を救ったとされる日本人外交官、杉原千畝。彼の真実に迫る感動の超大作映画を完全ノベライズ。
  • 杉原千畝 命のビザ
    3.5
    第2次世界大戦のさなか、リトアニアの日本領事館の領事代理になった杉原千畝。ナチスによるユダヤ人迫害がひどくなる1940年の夏、日本経由で新しい土地に逃れようと、ビザを求めるユダヤ人たちが領事館に詰めかけます。千畝は悩んだ末、日本政府の方針に反し、日本通過のビザを発給し、六千人のユダヤ人の命を救いました。きびしい戦争の時代を、信念と決断力をもち命の大切さを最優先にして生きたひとりの日本人の物語です。
  • スケールフリーネットワーク ものづくり日本だからできるDX
    4.0
    「次戦に備えて日本が採るべき戦略とは」 デジタル庁創設で出遅れたデジタル化を急ぐ日本政府、 DXを果敢に叫び、コロナ禍を生き延びようとする日本企業。 日本が抱えてきた課題を一気に顕在化せしめた新型コロナは、 容赦ない変革を日本企業に突きつけています。 完全にGAFAに覇権を握られ、生きる道を失ったかに見える日本企業。 そして、「失われた30年」を過ごしてきたと言われる日本企業。 しかし、本当に日本は失うだけの時間を過ごしてきたのでしょうか。 「選択と集中」ができなかった日本には、技術や人の多様性が残りました。 そして、これこそが今から始まる二回戦で大きな武器と変わるのです。 GAFAが寡占したかに見えるデータは実は一部。 二回戦はハードウエアに強い日本企業に大きなチャンスをもたらします。 活用されていない貴重なデータの多くが現実世界に眠っているのです。 本著で紹介する「スケールフリーネットワーク」は20世紀後半に発見された、比較的新しいネットワーク理論です。 この理論をビジネスに応用することで、 イノベーションを起こす土壌を作り出すことができます。 スケールフリーネットワークを実践してきた東芝執行役上席常務・最高デジタル責任者で、東芝デジタルソリューションズ取締役社長を務める島田太郎氏、『アフターデジタル』や『DeepTech(ディープテック)』などのベストセラー本を通じて日本が進むべき道を照らし続けるフューチャリストの尾原和啓氏が、スケールフリーネットワークがもたらすインパクトを解説します。
  • スノーデン 監視大国 日本を語る
    4.3
    国谷裕子「アメリカはマルウェアを作動させて日本のインフラを大混乱に陥れることができるというのは本当のことでしょうか」/スノーデン「答えはもちろんイエスです」。2013年のリークで世界を震撼させた元アメリカ情報局員のスノーデン。そして2017年、日本関連の秘密文書が新たに暴露され、そこには大量監視システムXKEYSCOREがアメリカ政府から日本政府に譲渡されていることが記されていた。安全のためと称し増大する一方の国家による監視活動に対して、市民によるコントロールをどのように及ぼしていくべきか。スノーデンと日米の識者、プライバシー権に関する国連特別報告者が対策とヴィジョンを語る。 【目次】刊行にあたって エドワード・スノーデンのメッセージ/第一章 米国国家安全保障局による大量監視の実態と日本 エドワード・スノーデン、国谷裕子/第二章 9・11以降の監視強化の動きとACLUの戦い スティーブン・シャピロ/第三章 日本の監視の現状 出口かおり/第四章 大量監視とプライバシー保護のための仕組み ジョセフ・ケナタッチ/第五章 デジタル時代の監視とプライバシー ジョセフ・ケナタッチ、スティーブン・シャピロ、井桁大介、出口かおり/あとがき 浮かび上がった情報格差の深い溝 国谷裕子/付録1 スノーデン氏のメッセージ原文/付録2 ジョセフ・ケナタッチ氏の監視システムに対する保護措置に関するスライド資料
  • 素晴らしきデフレの世界 インフレの正体とゼロ金利がもたらす新しい社会
    -
    生産性の劇的な向上がもたらしたデフレの世界! 本書は長きにわたり世界を覆っているデフレについて執筆したものである。それは現在の日本にはっきりと現れている現象である。経済学の領域において、日本は特異な国であり、高名な経済学者たちの予想やモデルを裏切ることが多い。そのため彼らは恥をかくことを恐れ、日本経済について説明しようとすることすらしない。例えば、日本は長年にわたりインフレを経験しておらず、デフレが続いている。これは日本とほかの国とを際立たせている特異な現象だと考えられている。有名な経済学者たちの常識を前提とすれば、日本はデフレを取り除き、インフレを起こさなければ、「悲惨な結末」に苦しむことになる、となるわけだ。 また、日本の有名な大学教授は労働力不足が日本経済の大きな悩みの種になると発言した。どうしてそれが問題になるか。国民が容易に職を見つけ、また容易に賃金の引き上げ交渉ができるようになるという意味ではないのだろうか。また、彼らはインフレを高める手段として金利の引き上げを求めている。だが、金利の上昇がどうして企業や国民のためになるのだろうか。日本が年金や貯蓄で暮らす人々の幸福を軽視していることは明らかだ。 実際に、デフレは良いもので、進歩の兆しの結果であると考えている人はまったく存在しない。日本で起きていることは世界のほかの国々でも起きていることだという事実にいつまで目を背けるのだろうか。 デフレは危険なものであるという信念は日本政府の最高位にある人々にまで浸透している。その結果として、インフレを引き起こそうとする政策を次々と実行し、日銀はゼロ金利政策を推し進め、量的緩和政策に乗り出し、ETFでおよそ二〇兆円もの日本株を取得し、それは今も続いている。これは東京市場の時価総額に比べればわずかな金額にすぎないが、日経225という狭い範囲を対象とした指数に連動するETFばかりを買い付けるので、アルゴリズム取引や高頻度取引を行う者たちが日銀による買い付けパターンを解析し把握したので、それが市場の動きを助長することになった。 日本で起きているこのようなデフレは、19世紀後半に起こった生産性が劇的に向上したときと同じで、収入に対して費用の比率が低下するという一般的なトレンドを反映したものであることを理解すれば、今のようなデフレの状況もよく理解できるだろう。この生産性の向上は日本が世界に先駆けて開発したテクノロジーに負うところが大きいのだ。われわれは、今後もこの有意義なデフレの展開が続くものと期待している。(「日本語版に寄せて」からの抜粋)
  • スポーツビジネス15兆円時代の到来
    3.5
    スポーツ分野を成長産業とし、2020年までに10兆円、25年までに15兆円市場に拡大すると明言した日本政府。就職から地域創生まで、スポーツが拓く日本の未来像を提言する。
  • 図解ポケット SDGsがよくわかる本
    3.0
    1巻1,287円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 SDGs(持続可能な開発目標)は、MDGsの後継として2015年に国連サミットで採択された国際目標です。本書は、ビジネスパースン向けにSDGsの基礎知識と現状、業務に組み込む優先度や使用するツールなどを解説した入門書です。企業はなぜSDGsを戦略に取り込むべきなのか、SDGsの17の目標、開発目標の本質と背景、169のターゲットの見える化、ESG投資との関係性、日本政府や企業の取り組みを図表をつかってわかりやすくまとめています。
  • 図でわかる!妹に教えたい世界のしくみ
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「なにも知らない無垢な妹のまっさらな知識をお兄ちゃん色に染めてやる!」と世界の真実を知っていると確信している社会のことを“バビロン”と呼ぶひきこもりの兄が、できれば兄とかかわりを持ちたくないと思っている妹に世の中のしくみやなんとなくボンヤリ捉えている事象や物事の関係を、特にする必要のない整理をしつついいかげんな感じに組織図や樹形図やチャートや表にまとめて解説する大変アレな本です。政党派閥の栄枯盛衰やアメリカの警察組織等の図表、親戚のしくみや国内自動車メーカーの資本提携のしくみ等の真面目でためになるモノがあったと思いきや、くらげの一生や聖人に認定される方法、宇宙人との接近遭遇の種類などの割とどうでもいいモノまで、ありとあらゆるジャンルの事柄を図解で見ることでなんとなく分かった気になれる一冊です。各ページでやりとりされるお兄ちゃんの解説に対し毒舌かつ的確に答える妹との掛け合いも必見!! 【ご利用前に必ずお読みください】■誌面内の目次やページ表記などは紙版のものです。一部の記事は、電子版では掲載されていない場合がございます。■一部マスキングしている写真、掲載順序が違うページなどがある場合がございます。■電子版からは応募できないプレゼントやアンケート、クーポンなどがございます。以上をご理解のうえ、ご購入、ご利用ください。 ●表紙●日本政府のしくみ●アメリカ政府のしくみ●中国政府のしくみ●江戸幕府のしくみ●江戸時代の支配のしくみ●GHQのしくみ●裏社会のしくみ●親戚のしくみ●国内自動車メーカーの資本提携のしくみ●インテリジェンスコミュニティのしくみ●インターネットのしくみ●選挙のしくみ●裁判のしくみ●天国と煉獄と地獄のしくみ●仇討のしくみ●自己破産のしくみ●食物連鎖のしくみ●大仁田カリスマのしくみ●オーケストラのしくみ等
  • 成功へと導く ヒューマンライツ経営 人権リスク・マネジメントで勝ち抜く
    -
    SDGsやESG投資が注目され、外国人労働者への差別、サプライヤーでの強制労働や新型コロナウイルス影響下での雇止めが問題にされるなど、近年、ビジネスシーンにおいて人権への配慮が重要視されるケースが増えています。企業における「人権リスク」は年々増加し、漫然と経営していると思いもよらないところで「人権侵害への助長である」等のバッシングを受け、企業価値の著しい失墜を招きかねない状況になっています。 2011年、国連人権理事会は「ビジネスと人権に関する指導原則」を承認。これにより、国際人権の尊重は中小企業も含めた全ての企業が遵守すべきグローバル基準となりました。そして2020年10月、日本政府はこの「指導原則」を実施するための「行動計画」を策定。企業は、人権に負の影響を与えるような活動への予防・軽減、対処が急務となりました。企業の「人権リスク」がますます深刻化することは間違いありません。しかし、今、真剣に取り組むなら、企業価値を高める大きなチャンスにもなり得ます。 本書は、喫緊の課題として突き付けられた「人権を尊重したビジネス」=「ヒューマンライツ経営」の指南書です。 法律用語などはわかりやすい言葉に置き換え、「人権リスク・マネジメント」について企業法務初心者にも理解しやすい文体で執筆しています。経営において、人権軽視にどんなリスクがあるか、また尊重することでどんなメリットがあるかを、具体的な事例を取り上げながら解説。「ビジネスと人権に関する指導原則」をどう経営に取り込み、企業を成功へと導くか、「行動計画」への対応法や社内体制づくり(人権デュー・ディリジェンス)の方法などを紹介します。
  • 制裁クラス1
    6/22入荷
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    「クズ生徒による虐め」「被害者の自殺」「教員の退職」現代日本の教育制度はまさに崩壊寸前…!! そんな学校教育を立て直す為、日本政府は『特別なライセンス』を発行。クズどもへの制裁行為が許される特別な教員を誕生させた。 物語の舞台は、問題児が通う私立高校。教員・朝賀伊吹(あさかいぶき)は、赴任した初日からクズ生徒から手厚い洗礼を受ける。好き勝手に暴れるクズたちに、朝賀は "制裁" という名の正義の鉄槌を振り下ろす―――!!

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  • 世界遺産ビジネス(小学館新書)
    4.0
    世界遺産登録の舞台裏。 本書は、ユネスコ日本政府代表部全権大使を務めるなど長く世界遺産にかかわってきた著者が、世界遺産登録に至るまでのさまざまなハードルや駆け引き、そこから生じる問題点を明らかにする。鎌倉は優れた遺産を持ちながらなぜ不登録になったのか。法隆寺登録の際に、石造りの文化財を価値基準とする西洋的文化観に固まったイコモスの専門家たちと繰り広げた大論争、一時は危なかった和食の無形文化遺産登録を成功させた作戦とは……など、世界遺産外交の最前線に立ってきた著者ならではの興味深いエピソードがつづられる。 登録されると多くの観光客が訪れ、その莫大な経済効果から世界遺産は今や世界規模の巨大なビジネスになっている。そのため、人類共通の貴重な自然や文化遺産を守るという本来の理念とは別な次元の問題が生じている。限られた枠の中での登録の駆け引き、そのためのユネスコ内部でのロビー活動、諮問機関のイコモスの評価を無視した形の逆転登録などが日常化しているのだ。さらに、アラブ諸国とイスラエルの対立や、『明治日本の産業革命遺産』登録に際して大きな問題となった韓国の反対行動にも言及し、世界遺産に介入する政治問題に警鐘を鳴らす。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。この作品はカラー写真が含まれます。
  • 世界征服系妹
    4.5
    いきなり身内話になるが、妹の檸檬はとんでもないことを言い出す天才だ。  だからある日の朝に興奮した顔で妙なことを言い出した時も、『ああ、またか』くらいの気持ちで聞いていた。  妹曰く――「あたし、異世界のお姫さまだったみたい!」、なのだとか。  封印されていた力が覚醒した妹は、国際会議に乗り込みドラゴンを召喚して政府高官たちを震え上がらせ、さくっと世界各国の軍事施設を掌握し――あっという間に世界の頂点に君臨してしまった。  世界を征服した妹の兄である俺はというと、日本政府に泣きつかれ、妹の制御(ご機嫌取り)を頼まれたのだった……。
  • 世界に売るということ ─ 平野暁臣の仕事の鉄則
    -
    これからの時代に必要なのは“新しい価値”を創出し世界に売り出していくこと。 日本文化を世界に伝える数々のプロジェクトを手掛けてきた トッププロデューサー・平野暁臣が教える仕事の鉄則。 セビリア万博やジェノバ万博の日本政府館、ダボス会議ジャパンナイト、 岡本太郎「明日の神話」再生プロジェクトなどを率いた 空間メディアプロデューサー・平野暁臣。 つねに「全体」を見通しながら、「部分」をブラッシュアップしていく。 それがプロデューサーの仕事。 前例がないプロジェクトにマニュアルはない。 経験のない事態に遭遇したとい、頼りになるのはチェックリストではなく、 戦場で「どう戦うか」という闘いの方法論である。 アイデアの引き出し方、オリジナルな着想法、嘘のないコミュニケーション、意思決定のスピード、 共感で周囲を味方に引き込むための手段、的確な状況判断……。 “まだないもの”に取り組む際に平野暁臣が実践している仕事の鉄則、 世界に通用する思考法と行動原理がつかめる1冊。 【目次より(抜粋)】 ◆はじめに:これからの時代に必要なことは、世界に“新しい価値"をぶつけていくこと ◆CHAPTER 01:欲望をセットし、ビジョンを描く ・「二番煎じ」はプロデューサーではない ・「分析」ではプロデュースはできない ・「オタクのカリスマ」の哲学とは? ◆CHAPTER 02:腹をくくって、構える ・何が欲しいかは聞かない ・オリジナルの着想と技で勝負する ・最初に描いたイメージに固執しない ◆CHAPTER 03:チームを起動し、味方に引き込む ・決断こそがプロデューサーの最大の仕事 ・意思決定で重視すべきは明快さとスピード ・「これは自分のアイデア」と皆に思わせる ・的確な状況判断でキラーパス的プラン修正を行う ◆CHAPTER 04:人を束ね、惹きつける ・メンバーは腕力、センス、統率力で評価する ・指揮権をどう配分するか ・あえて枝葉は見ない ・ファクトではなく決意を伝える ◆CHAPTER 05:プロデュースの勘所 ・生きた情報を手に入れるには ・指揮統制の基本原理はボトムアップ ・ミッション形式で指令する ・大幅な変更を余儀なくされたら ◆あとがき:問題は兵士たちではない。だれが指揮官かだ
  • 世界の富裕層は旅に何を求めているか~「体験」が拓くラグジュアリー観光~
    3.0
    オーバーツーリズムの観点や、地域への還元、環境への配慮などの面からも注目を集めつつある「ラグジュアリートラベル」。日本政府観光局の調査によると、旅行者数は全体の1%程度にも関わらず、消費額では全体の13%以上を富裕層が費やしており、いかに富裕層を取り込む「ラグジュアリートラベル」を充実させられるかは、日本の観光にとってより重要になりつつある。彼らが求める「体験」を自ら足を運んだ第一人者が解き明かす。
  • 尖閣諸島を自衛隊はどう防衛するか 他国軍の教訓に学ぶ兵器と戦法
    5.0
    このままでは尖閣は《第二の竹島》になる! 隙だらけの陸上自衛隊の装備体系を大転換させよ 中国は新たに海警法を制定し、尖閣諸島に対する領土的野心をあらわにしはじめた。 その原因の一端を日本政府と自衛隊が誘引していることに私たちは気づいているだろうか? 実は、陸上自衛隊の「編制」「装備」「作戦構想」が、まるで、尖閣諸島を防衛できる内容になっておらず、 中国からは、尖閣諸島が《隙だらけのターゲット》に見えてしまっているのだ。 著者は『日韓戦争を自衛隊はどう戦うか』(2019年刊)の中で、 陸上自衛隊の「戦闘ヘリコプター」に多額の予算と貴重な部隊人員を空費している一大欠点を指摘した。 本書では、尖閣諸島の奪還作戦を遂行するという喫緊の課題に対して、 見当はずれな防衛投資が、陸自の「砲兵」の分野で冷戦後、一貫して続いてきたことを指弾する。 さらに、ナゴルノカラバフ紛争で明らかになった無人機(UAV)と長射程ミサイルの圧倒的な戦闘力を尖閣防衛に活かす自衛隊改造案を提示する。 陸上自衛隊は、空軍化されなければ尖閣防衛などおぼつかないのだ。 [内容紹介] ・ナゴルノカラバフ紛争が軍事関係者に与えた衝撃 ・大活躍したトルコ製の攻撃型無人機「バイラクタルTB2」 ・自爆型ドローンによる戦略的ハラスメントの厄介さ ・ロシア軍の電子妨害トラックとイスラエル製無人機の死闘 ・政治的ステルス兵器としての無人機 ・「ハロプ」を尖閣諸島防衛に使ったらどうなるか?  ・先島群島から尖閣海域を火制できる「LORA」について ・無誘導の155ミリ砲弾は、塹壕陣地に対して無力だ ・離島に上陸した味方歩兵はどうやって防護されるか ・中共軍の自爆型UAVを、いかに処理するか (「目次」より)
  • 戦姫絶唱シンフォギア(1)
    完結
    -
    「ノイズ」と呼ばれる怪異に対抗すべく、日本政府が開発した「シンフォギアシステム」。世界の運命は、シンフォギア装者となった数人の少女達の手にゆだねられた。彼女達は「歌」で世界を救えるのか――!?
  • 戦後70年へ向けて 河野談話全文~慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話~
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    日本は、GNPが約5倍のアメリカ合衆国との戦争が終わり、一面の焼野原から奇跡といわれるほどの急激な復興を果たしました。 しかし、未だ世界のあちこちで戦争状態の争いが続いており、日本の経験を十分に活かしきっているとは言えません。 このままでは、70年前の記憶自体が風化していきます。 歴史の証人は目の前にいます。 その人の声に耳を傾け、次代に語り継ぐのは今を生きている私たちの責任です。 河野談話は、閣議決定はされていませんが、発表したことで日本政府の意思として慰安婦募集の強制性を認めたこととなりました。 本書においては、公表当時の反響なども含め、再検証をしていきます。

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