作品一覧
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4.0
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
凄い内容。
円が中国元に市場で負けてしまう。その理由はデジタル化の遅れ。
ブロックチェーンを中心としたITとファイナンスの知識があると充分に楽しめる。そういう意味では自分にはドンピシャで当たってしまった感じ。
更に航空産業やら中国の遺跡が絡んでくる。日本を代表する企業も思い切った手段で市場で戦う。登場人物の背景も秀逸。かなり無茶な設定もあるが、それは小説として楽しみたい。
GAFAやBATHがブロックチェーンやデジタル通貨で事実上の市場に流通させることに対して、中国はデジタル人民元で世界の基軸通貨を狙う。日本政府はただ傍観するだけ。そして円は死ぬ…という設定。
未だに国債を発行しまくって(選挙 -
Posted by ブクログ
人民元を基軸にするには、日本の銀行を買収すると言う発想が面白い。
その視点から見て、中国の金融政策のあり方が、浮き彫りになり、
共産党の原則派とリフレ派の対立の要点が、見えてくる。
中国の対外金融政策は、一方で賄賂で手にしたお金を海外に逃亡させ、
隠して、個人の蓄財を進める。共産党及び政府の高官の子女が、
海外に多いのは、その役割を担うためであることは、明らか。
一帯一路の中国のやり方は、多くの国で反発を食らっている。
裸官と言うあり方で、中国国内では清廉潔白を言いながら、
海外にたっぷりお金を持っている。
捕まった薄煕来や温家宝などは、その典型とも言える。
ここで登場する 李国東中国改革銀行