亡くなった96年には色々な追悼企画が組まれたそうだが全く記憶に無い。
生きてはいないだろうなとは思っていたが、そんなに前とは思わなかった。
著作は「世界地図の中で考える」と「文明が衰亡するとき」で、読んだのは1982年頃、その頃はネットなんぞ無かったから、どんなキャラかもわからず。
もしかするとTV
...続きを読むで見たかもしれない。
その頃世に出たのかと思っていたが、佐藤栄作の頃から政権ブレーンを務めていたとは今回初めて知った。
この本でも触れられている1988年の大みそかの朝生「僕らは関西だから、天皇さんになるんだね」は、今でもはっきり覚えている。
京都弁のゆったりした話し方で好きだった(その頃は西部ファンだったが)
「朝まで生テレビ」は西部邁、野坂昭如、黒川紀章、大島渚とか出ていたが、生きているのは田原だけか。
ソ連崩壊、東西ドイツ統合、湾岸戦争、中国の台頭をことごとく外したらしいが、それを潔く認めていたという。
まあそんなもん当たるわけ無いし、外れたことを恥じる必要もない。
そうか62歳で亡くなったのか。
20年以上経っても、かつての教え子(そんなに深い縁でもない)がこうした作品を作るのは、やっぱ人柄なんだろうな。