服部龍二の作品一覧

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作品一覧

2019/12/13更新

ユーザーレビュー

  • 日中国交正常化 田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦
    豪放な田中角栄と緻密な大平正芳という全くタイプの異なる二人の政治家が主導して成し遂げた日中国交回復。しかしリーダーの田中は「外交のことは分らん、大平君、君にまかせる。しかし責任は全部俺がかぶる」と腹をくくる(p216)。そして政と官との関係では、上が下を信頼し、下も上を信頼して、一点の目的のために仕...続きを読む
  • 中曽根康弘 「大統領的首相」の軌跡
    広田弘毅を著した服部教授による中曽根康弘の評伝。読み応え十分。

    毀誉褒貶ある政治家であるが(というか政治家なんて毀誉褒貶あるのが通常だが)、その哲学、知力、胆力、理念、実行力は、今の政治家からは感じられないものであり、その主義主張や行ったことへの賛否はおいて、類まれな政治家であったことを実感させら...続きを読む
  • 日中国交正常化 田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦
    近隣国との摩擦について、今に至った経緯を改めて顧みる為の一冊。ややもすれば即物的に判断しがちであるが、過去の(特に中国、台湾、韓国、及びアメリカとの間の)外交においての”agree to disagree”という知恵が、ここに至る日本の外交的地位を支えてきたことは厳然たる事実であり、それを否定するの...続きを読む
  • 高坂正堯―戦後日本と現実主義
    亡くなった96年には色々な追悼企画が組まれたそうだが全く記憶に無い。
    生きてはいないだろうなとは思っていたが、そんなに前とは思わなかった。
    著作は「世界地図の中で考える」と「文明が衰亡するとき」で、読んだのは1982年頃、その頃はネットなんぞ無かったから、どんなキャラかもわからず。
    もしかするとTV...続きを読む
  • 高坂正堯―戦後日本と現実主義
    高坂正堯が鬼籍に入ったのは1996年。
    この年の私の読書録を読み返すと、「高坂正堯」以外にも「司馬遼太郎」「遠藤周作」の名があり、この3人が亡くなって、「これらの人の小説、評論がもう世に出てこないと思うと寂しい限り」との記載があった。本当にこの時は直接会ったこともない人の死が何故こんなに悲しいのかと...続きを読む

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