一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブの作品一覧
「一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ」の「新型コロナ対応・民間臨時調査会 調査・検証報告書」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ」の「新型コロナ対応・民間臨時調査会 調査・検証報告書」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ようやく読み終えた、、、とにかく460ページほどの報告書は情報量が多く、また聞きなれない組織・施設名なども多く、なかなか順調には読み進められなかった。
内容としては、意外にも(?)TVや新聞・SNSで得ていた情報と大きく違うところは無かった印象だが、
官邸・厚労省・外務省・専門家会議・医療現場・保健所・自治体など、それぞれの立場での対応の経緯、課題、ベストプラクティスが丁寧に調査・分析されていて、非常に勉強になった。
大きく印象が異なるとか、新たな情報が出てくると言うことではないにしても、これだけきちんとそれぞれの現場の人にもインタビューを行い説明されていると、例えば、PCR検査がなぜ拡大し
Posted by ブクログ
昨年10月に出た時には、予約してまで買ったのに、あまりもの事実の多さに尻込みして積読状態だった。「新型コロナの科学」で黒木登志夫さんが取り上げてくれたので、ざっと読んでみた。
非常に早い報告書である。未だ走り続けている問題だからこそ、その全体像を不完全ながらも提示する必要があったのだろう。実行した危機管理を検証し、評価して、次の行動に向けて行動を修正してゆく。一般的な組織ならば、当たり前のことである。しかしながら、これは民間臨調だ。政府はそんなもん、出そうという気さえない。臨調結果も政府は無視しても構わない。実際無視している。こういうところが、日本の大問題なのだ。裸の王様には、庶民という蠢く
Posted by ブクログ
本書は、政府の新型コロナ対応を冷静に観察、分析し、現実的な視点から評価と批判を行ったうえでの将来に向けた政策提言書である。
本書の中で、政府の対応を失敗とも成功とも言えないとしていることは、まさしくその通りである。
経験のない中でのパンデミックに対する対応において、ベストプラクティスを実行することはできない。危機は同じように発生しないし、状況は日々刻刻変化する。
対応が「場当たり的」になるのもやむを得ない。
だからと言って、何も準備をする必要がないわけではない。
情報共有や伝達方法の不備など、今後基本的部分で改善していかなければならない部分は多々ある。
特に、特別給付金支給場面での混乱などを見
Posted by ブクログ
まだ収束したとは言えない新型コロナウィルス対応の、10月時点までの出来事や対応が網羅的に記述されている。正直、個々のパーツはニュース等で見聞きしたものプラスアルファの域を出ない。そこまで深堀りされている感触はない。
しかし、断片ではなくある程度のまとまりをもって総括するにはちょうどいい内容だろう。
ただ、読んでいて内容以外のところでひっかかりが幾つか散見された。
・webから引用した図表をそのまま掲載しているため解像度が粗く、内容を判別できない図が少なからずある
・ダイヤモンドプリンセス号の医師の話など、数度繰り返される話があり冗長に感じる
緊急出版ということもあり仕方ないのかもしれない