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Posted by ブクログ
芦名検事らがアフガニスタンで殺害されたODA関係者の背後関係を探る物語だが、公安関係者、殺人犯捜査関係者といった混成チームが対処する筋書きで、それぞれの得意分野の力量を発揮して成果を挙げて行く過程が楽しめた.アフガニスタン政府の実力と、ISやタリバーンとの駆け引きの中で、現地の大使館も巻き込んで活動する芦名たちが目を付けたのが、ODA担当で政権与党の竹中代議士.アフガン政府のアミーン司令官と深い繋がりを持っている.ODAの金を還流させて私腹を肥やしていると睨んだ芦名たちは、UFP通信の北島や大使館の町田事務官らの支援を得て、官邸からみの案件の核心を掴んでいくステップはぞくぞくする感じだった.芦名と東京にいる上司の西川とのやりとりは、官僚たちの本音やプライドが見え隠れするので面白かった.最終的にCIAが背後にいて取り仕切っているのを察知した芦名が、北島のジャーナリスト根性を引き出して真相を炙り出したのが、素晴らしいと感じた.
Posted by ブクログ
アフガニスタンで起きた邦人殺害事件に、政治家が関与しているとの情報に、東京地検の検事と警視庁の刑事さらに公安の警部がタッグを組み、不安定なアフガニスタンで捜査を開始する。
アフガンの地方軍閥組織、タリバーンやIS等々、捜査陣を脅かす存在に、彼らは一時も気を許すことができない状況が続く。
さらに、アメリカCIAの関与。果たして彼らも敵なのか?
そして次々に明らかになる、途上国支援の美名に隠されたODA資金を巡る政権の疑惑。
指揮権が発動されてしまうのか、最後まで予断を許さない展開。
けれども、著者のこれまでの冒険小説の緊迫感までには、少し届かないかなあ。
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