2016年発表の「日本再興戦略」。
単なる机上の空論で終わらせてはいけない。
「第4次産業革命に向けて」というサブタイトルだったが、世界は今もダイナミックに大きく動いている。
テクノロジーの進化に合わせて、社会生活は大きく変化している最中だ。
発表からすでに3年が経過しているが、方向性としては間違っ
...続きを読むていない。
その戦略の中に「スポーツの発展」が明確に掲げられている。
それも単なる「教育的スポーツ(つまり体育)」ということではない。
言葉高らかに「経済発展のためのスポーツ」という位置づけで叫ばれているのだ。
言い換えれば、まさに「スポーツビジネスの発展」だ。
ラグビーW杯から始まる3年間は「ゴールデン・スポーツイヤーズ」と言われる。
東京五輪・ワールドマスターズゲームと続く大型スポーツイベントは、日本に確実にレガシーを残すだろうと言われている。
ここに乗らない手はないのではないか?
世界の市場は広がっている。
日本は人口減でも、世界は人口増なのだ。
あらゆる競技において、日本の優位性は確かにある。
その強みを更に高め、そしてビジネスマネジメント化していく。
国内での消費だけでなく、海外にも目を向ける。
海外からのスポーツツーリズムにも目を向ける。
多面的展開が出来る可能性は無視できない。
スポーツのビジネス化は大いに優位性があるのだ。。
我々はメディア企業である以上、ここに乗らない手はない。
もっともっと貪欲に考えていきたいところだ。
(2019/10/11)