少数民族作品一覧

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  • 花霞の祝歌 【電子限定おまけ付き&イラスト収録】
    NEW
    3.5
    好きという気持ちが高まると、周囲に花びらを降らせるという不思議な力を持つ少数民族〈花の民〉――結婚した相手は富や名声を得ると伝わっていることから、彼らは別名〈幸福の民〉とも呼ばれている。人里離れた小さな谷でひっそり暮らす〈花の民〉・ルスランは、ある日やってきた城の使いに、〈花の民〉の力で深い孤独を抱えた王・ナフルーズを癒す、花嫁になってほしいと乞われる。突然の申し入れに驚くものの、隠れて生きるばかりだった〈花の民〉が国の役に立てるなら……と、受け入れる覚悟を決めたルスラン。城に召し上げられ、ついにナフルーズと対面したルスランは、その場で桃色の花びらを降らせてしまう。それはつまり、相手への好意――“一目惚れ”ということ。しかしその瞬間、ナフルーズの顔が強張るのを目にしてしまう。早々に失恋を覚悟したルスランと、それでも優しく接してくれるナフルーズ、互いに本音を伝えられないまま、二人の新婚生活がはじまるが――?
  • ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化
    4.7
    「ゴールデンカムイ」原作者・野田サトル先生も絶賛! 大人気漫画のアイヌ語監修者による、公式解説本の決定版にして完結編 【推薦】 アイヌ文化は、まだまだ私の知らない面白いネタの宝庫だと本書を読んで知った。 連載中にもっと中川先生からお話を引き出しておけば良かった。 ――野田サトル氏(「ゴールデンカムイ」作者) コミックス累計2500万部を突破し、2024年1月には実写版映画が公開される大ヒット漫画「ゴールデンカムイ」。 同作をきっかけにして、アイヌ文化に興味を抱いたという方も多いはずだ。 本書はそんな大人気作品のアイヌ語監修者が、完結までの物語の全体を振り返りながら、アイヌ文化の解説を行った一冊である。 今回は作者・野田サトル先生の緻密かつ美麗な「絵」に注目する。 作中には、ストーリーの展開などの都合で詳しく説明されていないものの、細部までこだわって描かれた絵が多数存在する。 本書では、そうした絵をふんだんに用いてアイヌ文化の基本的知識をわかりやすく解説するとともに、作品の裏側の設定などにも深く踏み込んでいく。 また、北方少数民族ニヴフ、ウイルタや樺太アイヌ、ロシアといったテーマで監修協力を行った、超豪華執筆陣によるコラムも充実。 さらには原作者・野田サトル先生による取材裏話も収録! 原作ファンならば、漫画が100倍面白くなること必至の知識が満載だ。 もちろん、原作を知らない方でも楽しめる内容が盛り沢山となっている。 実写版映画の最高のガイドブックにもなる、究極の解説書! 【本書の主な内容】 ・そもそも「カムイ」とは何者なのか ・人間に災いをもたらす「黄金のカムイ」は実在するのか? ・気づかない人も多数!? あの1コマに隠された背景知識 ・完結記念! アイヌの全キャラクターの名前の由来を解説 ・「ソフィア・ゴールデンハンド」のモデルとなった2人の女性 ・樺太アイヌと北方少数民族・ニヴフ、ウイルタの基礎知識 ・監修者直伝! 作中のアイヌ語せりふ徹底解説 ・アシリパのコタン(村)はどこにあったのか ・創作秘話! 野田サトル先生が連載中に取材した狩猟の一部始終とは
  • 29 地球の歩き方 aruco ハノイ 2024~2025
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 3年ぶりの改訂版に最新情報が満載! レトロかわいい雰囲気の旧市街さんぽ、絶品フォーを本場で食べ比べ、カラフルな少数民族雑貨やバッチャン焼きなどのキュートなベトナム雑貨ハント……etc、異国情緒溢れるハノイを誰よりも楽しむためのプランが盛りだくさん。世界遺産ハロン湾の絶景クルーズ、棚田と少数民族の里サパなど郊外の見どころもたっぷりご紹介します。 今回の2024~2025年版には以下の内容が収録されています。 [ハノイ最新NEWS] [プチぼうけんへ] カオスな下町の路地裏でローカル体験! ハノイ旧市街レトロさんぽ お茶とコーヒーどっちにする? ハノイのおしゃれカフェめぐり アオザイに着替えて回るハノイのSNS映えスポット 個性豊かなベトナム雑貨がズラリ ホアンキエム湖周辺お買い物クルーズ 本場ハノイで食べ尽くし! 知られざるフォーの魅力に迫る 北部発祥の伝統エンタメ 水上人形劇を本場で楽しむ 今夜はどんな気分? タイプ別☆ナイトスポット案内 [ショートトリップ] 幻想的な世界遺産ハロン湾で、感動と癒やしの絶景クルーズ 高原の避暑地へ週末トリップ! 棚田と少数民族の里サパへ 世界遺産新登録! ニンビンでまったり奇岩クルーズ 焼き物の村、バッチャンでかわいい陶器さがし 愛すべきレトロ版画 ドンホー版画の里を訪ねる [グルメ] ハノイ名物「ブンチャー&ネムクアベー」を食べ比べ 北部の絶品麺料理を極める バインミーを食べ比べ! 本当においしいチェーの名店 ほか [ショッピング] 鮮やかで繊細な少数民族雑貨 職人技がキラリと光る伝統工芸雑貨 500円以下で買えるキッチュなプチプラみやげ レトロかわいい生活雑貨 モダンアオザイコレクション バラマキみやげはスーパーで買う! ほか [ビューティ] スペシャルなスパ体験 リーズナブルな駆け込みスパ&マッサージ ベトナムのナチュラルコスメ ほか [おさんぽ] ホーチミン廟周辺で歴史さんぽ ホアンキエム湖で季節の花を楽しむコロニアルさんぽ タイ湖畔の流行発信地で最旬ショップクルーズ ほか ◎別冊MAP付き ※予告なく一部内容が変更される可能性もあります。予めご了承ください。 ※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。
  • マッドメン
    4.6
    1巻1,650円 (税込)
    諸星大二郎の代表作であり異色作『マッドメン』。 文明とは縁の遠いパプアニューギニアの奥地を舞台に、少数民族ガワン族の少年・コドワと、人類学者の父を持つ日本人少女・波子の運命を描く。作品全体を通して文化人類学・民俗学の要素が散りばめられており、現地専門員や研究者からの評価も極めて高い。 著者の想像のみで描かれたフィクションが、読む人を圧倒するリアルさで迫ってくるという傑作。読後、神話世界と現代世界が結ばれる不思議な感覚を味わうことができます。
  • 知っていればもっと楽しめる ベトナム旅行術 ガイドブックには載らない達人の知恵50
    完結
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 最高の旅にするための必読ポイント満載! ★ ちょっとの知識で見方が変わる。 ★ 最強コンビによるお役立ち情報。 ★ 多くの日本人が失敗する意外なポイント。 ★ 知っておくとお得で安心の街歩きの秘訣。 ★ パックツアーも、わがまま個人旅も。 ★ 観光も買い物も食も心ゆくまで楽しみ。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ 夫のベトナム転勤で、私は初めてベトナムに行き、 初めての海外暮らしをすることになりました。 最初は不安や戸惑うことも多かったですが、 気づけばすっかりベトナムのとりこになっています。 この本では、実際に私が肌で感じた経験を活かし、 初めてベトナムを訪れた日本人が戸惑いやすい部分を中心に、 安全に快適に旅行を楽しめるようなコツを ベトナム人のシュアンと一緒にまとめました。 駐在妻のネットワークを駆使したおすすめ情報や注意事項、 ベトナム人ならではの現地情報など、 盛りだくさんの内容になっています。 体験談をもとに書いていますので、 人によって感じ方が違うこともあるかもしれませんが、 この本を通して皆様のベトナム旅行がより充実したものになれば、 これ以上嬉しいことはありません。 なお、ベトナムは経済発展が目まぐるしく、 交通状況はどんどん改善され、 各種料金なども頻繁に変更されています。 実際にベトナムヘ旅行される際は、 最新の情報をご自身でよくお調べになった上で、 この本を参考にしていただけましたら幸いです。 皆様のベトナム旅行が、安全で楽しく充実したものになりますよう、 心から願っております。 シュアン&リエ ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 第1章 まずはベトナムの基本を押さえよう *コツ1 南北に長いベトナム 効率よく回れば、1週間で周遊も可能! *コツ2 どの都市に行く… ベトナム三大都市の特徴を知っておこう *コツ3 旅のベストシーズンは乾季! 季節ごとの最適な服装 ・・・など5項目 *コラム ・ ベトナム人に聞いた ベトナムに来たら絶対行って欲しい観光スポット5選 ・ ベトナム人に聞いた 今、アツいベトナム流行の最先端スポット4選 ・ベトナムの美しい自然や文化に感動する 8つの世界遺産 ・ ベトナム会話帳 ☆ 第2章 交通、治安、トイレ事情を知っておこう *コツ6 日本からベトナム行きの飛行機事情 都市間移動も飛行機が便利! *コツ7 タクシーを使いこなそう おすすめタクシー会社と便利なアプリ *コツ8 タクシーのメーターは1000VND単位 お釣りは返ってこない… ・・・など全10項目 *コラム ・ スパ・エステで至福のひととき ☆ 第3章 安くて可愛い! ベトナムショッピングを満喫するコツ *コツ16 ベトナムの通貨事情を知っておこう 1万VND=約50円で簡単計算 *コツ17 オーダーメイドするなら観光初日に! 入念な試着が失敗しない秘訣 *コツ18 日本であらかじめ申し込めるもの 現地で手配した方がいいもの ・・・全3項目 コラム ・ ベトナム人に聞いた 買って損なし! おすすめベトナム土産5選 ・ ベトナム人に聞いた 買って損なし! おすすめベトナム雑貨5選 ・ ホーチミンの地下鉄工事 ☆ 第4章 美味しくてヘルシー! ベトナムグルメを満喫するコツ *コツ19 ベトナムでこれだけは食べておくべし 食事編 *コツ20 現地流にフォーを食べるなら、 調味料を使いこなすべし *コツ21 ベトナムでこれだけは食べておくべし 軽食編 ・・・など全5項目 *コラム ・ ホーチミンでフォーボーを食べるならここ! ・ ハノイでいちばん美味しいブン・チャーはこれだ ・ ホーチミンでバイン・ミーを食べるならここ! ・ ハノイで絶対行きたいカフェはここ! ・ ベトナムのホテル事情 ☆ 第5章 ホーチミン&ホーチミン周辺 観光のコツ *コツ24 ホーチミンの市場を楽しむための攻略法 おすすめ市場はここ! *コツ25 雑貨は基本、観光客向けと心得よ 雑貨通りの歩き方 *コツ26 お土産はスーパーマーケットでまとめ買い! 買い物の注意点 ・・・など全6項目 *コラム ・ ホーチミン「タンソンニャット国際空港」 ☆ 第6章 ダナン&ダナン周辺 観光のコツ *コツ30 人気急上昇! 中部観光の拠点、ダナンの魅力を押さえよう *コツ31 サンワールドバーナーヒルズの攻略は、 午前から行動あるのみ *コツ32 パワースポット五行山で運気アップ! 巡礼で押さえるべきポイント ・・・など全6項目 *コラム ・ ダナン「ダナン国際空港」 ☆ 第7章 ハノイ&ハノイ周辺 観光のコツ *コツ36 ベトナム人の尊敬を集めるホーチミン廟は、 お参りに行くつもりで *コツ37 夜更けまで遊び尽くそう! 日本人でも入りやすいナイトスポット *コツ38 チャンアンとタムコック、行くならどっち… 似て非なる違いを知ろう ・・・など4項目 *コラム ・ ハノイ「ノイバイ国際空港」 ☆ 第8章 ちょっと足を延ばしてプチトリップ! *コツ40 ホーチミンからマリンスポーツのメッカ、 ムイネーは、泳がない人も楽しめる! *コツ41 ホーチミンからカントーで行きたい水上マーケット 食料品は衛生面に気を付けて *コツ42 ホーチミンからチャウドックからサム山へ、少数民族の村へ ツアーは無いのでバスで行こう *コツ47 ダナンからフォンニャ・ケバン国立公園で 圧倒的な美しさの洞窟を見学する *コツ48 ハノイからサバの寝台バス徹底解説 ファンシーパン山ハロープウェイ&鉄道で ・・・など全11項目
  • 贔屓贔屓
    3.8
    「好き」とか「美しい」くらい、自由にさせて。 大好きなアフリカ人を追いかけていたら、 フォトグラファーになっていた。 そんなヨシダナギの偏愛エッセイ。 「好き」という衝動は自分を、世の中を動かす。 少数民族から、うぶ毛・つむじ、サヨリの尻尾まで。 独特の鮮やかな世界観と生き方が注目を集める、ヨシダナギの“美”忘録。 幼少期からアフリカの少数民族の美しさに心惹かれ、23歳のとき単独で初めてエチオピアに渡り、被写体と同じ恰好をして写真を撮り続けた結果、フォトグラファーとなったヨシダナギ氏。 そんな彼女の生き方と作品は、若者に支持され注目を集め続けている。 本書では、著者が純粋に愛するものを、独特な観点や一風変わったエピソードを交えて紹介。 何気ない日常が愛おしくなったり、新しいアイデアが湧いたり……頭の中が自由になる1冊。
  • 要らずの姫は人狼の国で愛され王妃となる!
    4.5
    皇帝夫妻の娘として生まれながらも、双子を忌む因習によって捨てられたエルネスタ。 市井で育った彼女の元に、ある日皇帝からの使者がやってくる。 「出奔した姉姫の代わりに蛮族たる人狼王イヴァンの元に嫁ぐこと」 身勝手な勅命を最初は断るものの、育ての母の病気を治すことを条件に引き受けることに。 しかし恐々としながら嫁いでみれば、超絶美形の夫は特に恐ろしいことをしてくるでもなく、周囲の人狼たちも良いひとばかりだった。 しかもエルネスタの庶民根性は、少数民族である人狼族にばっちりフィット。市井で培った明るさと根性が役に立ち、最初は壁のあった彼らとも打ち解けていくことに。 やがて周囲から敬愛される王妃となるのだが、身代わりであるエルネスタはきちんとわきまえていた。 これは双子の姉が連れ戻されれば終わる仮初めの立場なのだから、彼らの好意に甘える気なんてない。 それなのに、なんだか最近人狼陛下との距離が近いのですが……?
  • テオと止まり木のシュカ 1巻
    5.0
    この出会いを、運命にしようと思う。 いまだ謎多き生物サルワシと共存する少数民族・トマリギ族。 トマリギ族の少女クヌシュカは、自分のサルワシを与えられる儀式の日に一人の少女と出会う。 その少女はトマリギ族やサルワシを守るために来たという。 クヌシュカはその少女に憧れて成長。 数年後、その少女と再会を果たすことになるが――。
  • 蒼海訣戰 1巻
    4.3
    1~10巻550円 (税込)
    「お前は俺の弟だ」何時も守ってくれた兄のような軍人になる。真清は猫のような耳と尻尾を持つ追那人と呼ばれる少数民族で、そのことで幼い頃から辛い目にあわされてきた。そんな真清を何時も守ってくれた憧れの兄と同じ軍人になるために水軍士官寮に入学する。 真清は新しい世界に踏み出し色々な人たちと出会い「本物の英雄」になることを決意する!
  • ベトナムぐるぐる。
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 市場、安宿、シクロ、屋台、少数民族、トイレ……ベトナムで体当たりしてきたことを前作よりもさらにぎゅうぎゅうにつめこんだ一冊。書き下ろしも収録。k.m.p.が贈る旅行記第2弾。
  • ファルコンの恋人【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    アラビアの砂漠で少数民族の歴史を研究していた父が行方不明。死亡とみなされる知らせが届いたが、娘のベサニーは信じなかった。これまでにも危険をかいくぐり、生き残った父は死んでいない。その信念を胸に旅立ったベサニーは空港で、はやぶさをつれた美しい男性と出会う。何か強い力にひき寄せらせるようにふたりの視線がからみ合う。彼はベイラルの首長ザッカー・ターナン・サディクだというが、尊大な態度な彼に、なぜか心惹かれてしまうべサニーだった…。

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  • 頭が良くなる ユダヤの勉強法
    3.8
    ノーベル賞の受賞者の四人に一人はユダヤ人だといいます。全世界の約0.2パーセントにすぎない少数民族でありながら、なぜ、ユダヤ人はこれほどまでに優秀なのでしょう。実際にイスラエルでユダヤ人とともに生活した著者が、ユダヤの知的生活の謎にせまるのが本書です! 自分たちの歴史を常に大事にするといった文化的背景から、音読するときは体を揺らして……といった、面白いテクニックもでてきます。知的アウトプットを高めるヒントがきっと掴めます!
  • アメリカン・ブッダ
    4.0
    もしも荒廃した近未来アメリカに、 仏陀を信仰するインディアンが現れたら――未曾有の災害と暴動により大混乱に陥り、国民の多くが現実世界を見放したアメリカ大陸で、仏教を信じ続けたインディアンの青年が救済を語る書下ろし表題作のほか、VR世界で一生を過ごす少数民族を描く星雲賞受賞作「雲南省スー族におけるVR技術の使用例」、『ヒト夜の永い夢』前日譚にして南方熊楠の英国留学物語の「一八九七年:龍動幕の内」など、民俗学とSFを鮮やかに交えた6篇を収録する、柴田勝家初の短篇集。解説:池澤春菜
  • アースダイバー 神社編
    4.5
    1巻2,310円 (税込)
    人気シリーズ「アースダイバー」が、いよいよその関心の中心である、神社を取り上げます。 生命にとっての普遍的聖地に加えて、ホモサピエンス・サピエンスにとっての聖地、そして古代の日本列島に居住した縄文系と弥生系(倭人系)にとっての聖地(のちの神社)の心的・歴史的な構造を探っていきます。 主な取扱い神社は、以下の通りです。 大日霊貴神社(鹿角大日堂) 諏訪神社 三輪神社 出雲大社 和多津見(海神)神社 志賀島神社 穂高神社 伊勢神宮などなど。 神社に残された祭儀に秘められた思考を遡っていくと、アメリカ先住民、アジアの少数民族、ネパール、東南アジアなどとの深つながりが明らかになります。 また、同時にこの列島に数万年にわたって繰り広げれてきた、われわれの祖先の前宗教的・宗教的思考の根源とその展開が解明されていきます。 山とは、海とは、蛇とは、太陽とは……。 歴史の無意識の奥にしまいこまれた記憶を甦らせる魂の冒険へ、いざ。 目次 プロローグ 犬の聖地 第一部 聖地の三つの層     第一章 人間の聖地          第二章 縄文原論           第三章 倭人の神道 第二部 縄文系神社     第四章 大日霊貴神社(鹿角大日堂)         東北の続縄文   地名起源伝説         太陽神の聖地に建つ大日堂 第五章 諏訪神社         縄文の「王国」   蛇から王へ         御柱祭りの意味 第六章 三輪神社         ナラの原像   血と酒の蛇         蛇と鑑の確執 第七章 出雲大社         蛇   タマ         神話の建築 第三部 海民系神社 第八章 対馬神道     はじまりの島   ムスビの神     渚の神話学 第九章 アヅミ族の足跡     海の民の末裔   日本海ルート     太平洋ルート    第十章 伊勢湾の海民たち     太陽の道   海人と鳥 エピローグ 伊勢神宮と新層の誕生
  • イスラム戦争 中東崩壊と欧米の敗北
    4.0
    混迷を極める中東に突如現れたイスラム国。捕虜の殺害や少数民族への迫害が欧米経由で厳しい批判と共に報じられているが、その過激な行動の裏にある歴史と論理は何か? また、本書はイスラムそのものに対するメディアの偏見と、第一次世界大戦時に確立された欧米による中東秩序の限界を指摘。そして、集団的自衛権の行使容認で中東に自衛隊が派遣される可能性が高まる中、日本が今後イスラム世界と衝突することなく、共存するために何が必要なのかを示す。【目次】はじめに/序章 中東で起きていること/第一章 16億人のムスリムを見方にするか、敵に回すか/第二章 まちがいだらけのイスラム報道/第三章 イスラム世界の堕落とイスラム国の衝撃/第四章 日本人にとってのイスラム/おわりに 戦争は人の心の中で生まれる/あとがき
  • いちじくの木がたおれぼくの村が消えた : クルドの少年の物語
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イラン・イラク戦争のさなか、村を追われ死においやられたクルドの少年の物語り。大国のエゴに翻弄される世界最大の少数民族の姿。
  • ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略 世界はどう変わるのか
    4.3
    1巻950円 (税込)
    習近平はプーチンのウクライナ軍事侵攻には反対だ。なぜなら攻撃の口実がウクライナにいる少数民族(ロシア人)の虐待で、その独立を認めたからだ。これは中国のウイグルなどの少数民族の独立を認めることに相当し賛同できない。しかしアメリカから制裁を受けている国同士として経済的には協力していく。これを筆者は【軍冷経熱】という言葉で表している。ロシアが豊富なエネルギー資源を持っていることも【経熱】の理由だ。ロシアがSWIFT制裁を受けていることをチャンスと捉え、習近平は人民元による脱ドル経済圏を形成しようとしている。中国はEUともウクライナとも仲良くしていたい。一方、ウクライナは本来、中立を目指していた。それを崩したのは2009年当時のバイデン副大統領だ。「ウクライナがNATOに加盟すれば、アメリカは強くウクライナを支持する」と甘い罠をしかけ、一方では狂気のプーチンに「ウクライナが戦争になっても米軍は介入しない」と告げて、軍事攻撃に誘い込んだ。第二次世界大戦以降のアメリカの戦争ビジネスの正体を正視しない限り、人類は永遠に戦争から逃れることはできない。
  • 歌垣と東アジアの古代歌謡
    -
    1巻6,160円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歌垣という、古代日本にも存在していた習俗が残る、中国の少数民族の歌世界を取り込みながら、さらに中国の『詩経』や六朝の詩歌なども視野に入れ、『万葉集』を中心に、東アジア古代歌謡の成立に関する諸問題を論じる。人類の歴史とともに存在した「歌謡」の姿を明らかにしようとする。
  • 雲南省スー族におけるVR技術の使用例
    -
    彼らは生まれてから死ぬまで、VR世界のなかで暮らすという――西洋文明側の視点から記録されていく、少数民族スー族の自治区の奇妙にして荘厳なる風習とは? VR技術がいかにしてこれからの人と世界を変えていくかを問う、必読の想像力が電子書籍オリジナルで登場! 著者柴田勝家による、某VRゲームの衝撃的体験記をボーナストラックとして収める、SF読者向けVR入門篇がここに!
  • AI監獄ウイグル(新潮文庫)
    3.0
    中国新疆ウイグル自治区には、ホロコースト以来、史上最大規模の少数民族の強制収容所が作られた。収容されるのは、AIに将来犯罪者になると「予想」された無実の人たち。数百万台の監視カメラ、身分証のスキャン、SNSからのデータ収集……テクノロジーを駆使した監視網が、ウイグル人への弾圧を強めていく。そしてその先に待つのは――。丹念な取材で隠された真実に迫る衝撃のノンフィクション。(解説・阿古智子)
  • オオカミは大神 狼像をめぐる旅
    3.2
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ニホンオオカミに対する関心が高まる昨今、各地に残る狼像を追ったフォト・ルポルタージュ。 オオカミに対する関心が高まる昨今、狼信仰の影響を色濃く遺す狼像を求めて、関東はもとより東北、関西など各地を訪ねて写真と文章で表現した渾身のフォト・ルポルタージュ。 各地に遍在する狼像の存在に関心を抱いた「旅する写真家」が、実際に現地を訪ね、徐々に日本人とオオカミ=大神との関わりの深さに目覚めていく体験を、読者は追体験できるだろう。 軽妙な文章と、情緒あふれる多様な狼像の写真でめぐる、失われたニホンオオカミの記憶を掘り起こすユニークな旅の記録となっており、読者が狼像を訪ねるガイドブックとしても役立つ。 1958年、山形県生まれ。写真家。メコン川流域の少数民族、棚田、犬像など、独自の視点で旅を続け、作品を発表し続ける「旅する写真家」。おもな著書に『メコン河』(NTT出版 1995年)、『メコンを流れる』(NTT出版 1996年)、『日本の棚田 百選』(小学館 2002年)、『アジアの棚田 日本の棚田』(平凡社 2004年)、『棚田を歩けば』(福音館書店 2007年)、『全国の犬像をめぐる 全国の忠犬物語45話』(青弓社 2017年)、『犬像をたずね歩く』(青弓社 2018年)などがある。
  • オーロラの殺意
    -
    1巻495円 (税込)
    ソビエト連邦政府に蹂躙される少数民族の地下組織グループに潜入した日本人の若者は…  藍子が、父の神保正和の書棚から発見した古文書……それは極北の地ヤマロネネツ民族管区の娘と結婚した曾祖父輪介が書き遺したものだった。彼女はそこに書かれた少数民族の生活に興味をいだいてモスクワへと旅立っていった。しかし帰国後不審な事故死を遂げ、さらに恋人の月村照も同じような事故に遇って死んでいった。いまや、二人の死に疑問をいだき、執拗に真相を追及しつづける月村の弟・皓も、背後に蠢く、巨大政府と少数民族の苛酷な運命のなかにのめり込んでいくのだった……。  ソ連の少数民族差別の問題を扱い、性のユートピア思想についても言及した、冒険サスペンス小説の傑作。 ●藤本泉(ふじもと・せん) 1923年、東京生まれ。日本大学国文科卒業。1966年に「媼繁盛記」で第6回小説現代新人賞を受賞し文壇にデビュー。部落問題を扱った第17回江戸川乱歩賞最終候補「藤太夫谷の毒」(のちに『地図にない谷』と改題して刊行)、第75回直木賞候補『呪いの聖域』、第30回日本推理作家協会賞長編賞候補『ガラスの迷路』など話題作を立て続けに発表したのち、1977年に『時をきざむ潮』で第23回江戸川乱歩賞を受賞。その他、伝奇ミステリ「えぞ共和国」シリーズなど著書多数。1989年2月、旅行先のフランスから子息に手紙を出したのを最後に消息を絶ち、行方不明のまま現在に至っている。
  • 海外夜遊びの王様ランキング!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 海外夜遊びのバイブル・雑誌『アジアン王国』“伝説の編集長”が遊び倒した30年の集大成。 完全保存版とも言える世界各国の『フーゾク世界遺産』を発表! 世界34カ国の美女二千人以上と遊びまくった海外夜遊びのキング・ブルーレット奥岳編集長。この名物編集者が雑誌の休刊を機に、過去にしくじりまくった夜遊びの裏側を全て伝授致します! 《第1章》世界は不純な愛で満ち溢れている! 《第2章》奥岳が独断と偏見で選んだ注目ランキング 《第3章》国別ココが凄いよランキング 《第4章》後世に語り継ぎたい風俗世界遺産 前線の軍人相手の岡場所、全土から援交娘が集まるハッテン場、遊ばなければ脱出不可能な激安置屋街、素朴な娘と千円以下で遊べる別天地、ビーチロードの立ちんぼ、少数民族と遊べる場所などなど…事情通と行かなきゃ大変なことになる場所や、地元民も立ち入らないデンジャラスゾーンまで、編集長自ら踏み込んで体験してた貴重な珍道中記!
  • 語られざる中国の結末
    3.7
    「米国・中東も知る宮家氏の複眼的な分析力を信頼している」……内閣総理大臣 安倍晋三本書は「伝説の外交官」といわれた著者がものした初の外交評論である。経済成長とともに未曾有の規模で軍拡を続け、周辺国を脅かす中国。しかしそもそもなぜ、中国は沖縄の領有権にまで触手を伸ばし、「第一、第二列島線」なる概念で、米国の影響力を排除しようとするのか。著者はそこにアヘン戦争以来、「西欧文明の衝撃」から逃れられない巨大国家のトラウマをみる。いま中国が地球規模で米国と張り合わずとも、ユーラシア大陸の東半分と西太平洋で勢力圏を回復できればよい、と考えるなら、東アジア、西太平洋における米中衝突の可能性は消えない、というのがその見立てだ。すでに目にみえない「サイバー戦」というかたちで衝突は始まっている。戦線が拡大し、米中が正面から激突する「第二次東アジア戦争」が起こったとき、その敗者はどちらになるのか。その後、中国はいかなる変容を遂げるのか。そこで描かれるのは「中国統一・独裁温存」から「中国漢族・少数民族完全分裂」という7つの精緻なシナリオだ。著者はいう。「東アジアのパワーシフトを強かに生き残り、新たなる国際秩序の主導権をわが国が握ったとき、真の意味で第二次大戦は『歴史』になる」。はたして日本はこの変化を千載一遇のチャンスにできるのか。そのために行なうべきは何か。日本の中国専門家たちが誰も語らなかった衝撃の中国論。

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  • 彼女のプレンカ
    3.0
    【第23回すばる文学賞受賞作】ハワイの大学に留学していた咲と裕美子は卒業旅行にタイを訪れた。咲は自分のルーツにつながる少数民族の村に伝わるブランコ=プレンカを探すために。裕美子はある思いを抱いて。北部の町・チェンライで山岳民族アカ族の青年とその妹と出会ったことから、二人の旅は変わり始める。それぞれの交錯する物語は、やがて思いもかけない結末を迎えることに……。
  • ガオ村ぐるぐる。 ベトナム学校支援プロジェクト物語
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ベトナムの少数民族が住む、通称・ガオ村。ハノイから2回飛行機に乗り、でこぼこ道を行くと、赤土とシャイな子どもたちのガオ村に到着。学校は地域を教育する拠点。個性豊かな人々に出会った……。【小学中級から ★★】
  • 学校が教えない本当の日本史
    4.5
    聖徳太子の名前は知っていても、「和の国」の歴史は知らないというすべての日本国民へ。 教えられない歴史を補う副読本。 【目次】 序 章:共同体の「根っこ」への攻撃 米国の始まりはメイフラワー号か、黒人奴隷船か 「和の国」の「根っこ」を攻撃する歴史記述 第1章:辺境異民族征服史観 かくて蝦夷は「和の国」に迎え入れられた アイヌとの同化・融和・共生の歴史 辺境異民族征服史観が教えないこと――国家の護民機能 第2章:キリシタン迫害史観 中学生が教わるキリシタン迫害史観 冷戦――信長VSキリシタン 第二次冷戦――秀吉・家康VSキリシタン 島原の乱――信教の自由を守る戦い キリシタン迫害史観が教えないこと――政教分離と信教の自由 第3章:階級搾取史観 農民は搾取されていたのか? 階級搾取史観が教えないことーー差別と搾取をなくそうとした先人の苦闘 第4章:沖縄被差別少数民族史観 漢那憲和を通じて育った日本国民としての自覚と誇り 沖縄県民を1人でも多く救おうとした人々 沖縄本土復帰はいかに果たされたのか 沖縄被差別少数民族史観が教えないことーー沖縄と本土を結んだ人々の祈りと努力
  • 【極!合本シリーズ】 蒼海訣戦1巻
    完結
    -
    全4巻792~1,188円 (税込)
    あの傑作マンガ「蒼海訣戰」が【極!合本シリーズ】に登場!主人公・真清は、猫のような耳と尻尾を持つ「追那人」と呼ばれる少数民族。そのことで幼い頃から辛い目にあわされてきた・・。そんな真清は、いつも守ってくれていた「憧れの兄」と同じ軍人になるために、水軍士官寮に入学する!新しい世界に踏み出し色々な人たちと出会い「本物の英雄」になるために! ※「蒼海訣戰」単巻版1~2巻を収録しています。
  • 群像 -辺境に生きる人々-
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 東南アジアの東は台湾、西はインドまで8ヶ国の少数民族、辺境に住む人々を2年間かけて撮影したポートレート作品。 撮影においては可能な限り都市部から離れ、隔絶された村・集落を選択し、その土地元来の文化が残っている場所を訪れるよう意識した。全ての被写体との距離感、画角、撮り方を固定することによってその人々の住環境、暮らし、衣服、日常品、はたまた肌の色や顔、民族性の違い、あるいは共通点を探ることを目的として制作した。 山下 海 1988年佐賀県出身。高校時代に沢木耕太郎の『深夜特急』を読みふけり、海外の文化・歴史に大いに興味を持つ。2008年福岡大学人文学部歴史学科入学。 在学中に写真にも興味を抱くようになり、大学卒業後、日本写真芸術専門学校フォトフィールドワークゼミに入学する。学生時代に6ヶ月かけて東南アジア10ヶ国の僻地を旅し、少数民族等の暮らしに触れながら撮影を行う。 専門学校卒業後、マレーシア留学を経て、2016年小学館スクウェア写真事業部に入社。 ◎受賞・展示歴 2014年 ピクトリコフォトコンテスト 2013 2014〈自由部門〉秀作 「あしあと」 2016年 新宿コニカミノルタプラザ フォトプレミオ2016 「群像 -辺境に生きる人々-」 2017年 WONDER FOTO DAY 台北国際撮影交流展出展 E-mail: pfw09.yamashita@gmail.com
  • 古事記の起源 新しい古代像をもとめて
    3.6
    古事記は、八世紀に編纂された日本最古の書物のひとつである。しかし古事記は突然出現したのではない。縄文・弥生期から連綿と続く、無文字時代の神話がその源にあった。著者は、無文字文化の「生きている神話」「生きている歌垣」が今なお残る中国長江流域の少数民族文化を調査し、神話の成立過程のモデルを大胆に構築。イザナミやヤマトタケルの死、スサノオ伝承、黄泉の国神話、糞尿譚などを古事記の深層から読み直す。
  • この指がISから街を守った~クルド人スナイパーの手記~
    -
    2011年に勃発したシリア内戦が拡大し、ISが故郷に迫る中、クルド人青年は自らも同胞たちの抵抗運動に加わるため10年ぶりに帰還。狙撃の腕を買われ、小数精鋭のスナイパー班の一員として掃討作戦を展開する。最新兵器で重武装した12,000の殺人鬼たちに対するのは、40年前の銃を持った2,000の志願兵。敵を一人ずつ仕留めるしか道はない。街奪還までの死闘を、少数民族の歴史とともに綴る。
  • 最強呪族転生~チート魔術師のスローライフ~ 1 マーレン族の集落
    3.9
    “魔術”がある世界って最高じゃんっ!? 俺の時代、キタァァアアァァ! 『最強魔術オタク、爆誕!!』 魔術が好きすぎる少年の転生ファンタジーコメディ 車に撥ねられて死んだはずの俺は、異世界にて再び生を受けた。 ……だが、転生先は“マーレン族”という、 魔術を扱い木偶を操る なんとも胡散くさい少数民族だった。 そう、魔術があるのだ! この世界には! 前世で求めてやまなかった魔術がッ!! 俺はその事実に衝撃を受け、同時に心躍った。 そして、寝食も忘れて必死に魔術を学びはじめたのだ。 あまりの熱意に、周囲からはちょっと引かれていたけれど……。 そして、これまで培った自分の魔術を用いて “あること”に挑戦してみたら、さあ大変! 集落全体を巻き込むとんでもない事態へと発展してしまう――!? 大幅加筆&描き下ろしストーリー収録!
  • 雑文よ、輝け! 貧困な時代の主体とは
    -
    1巻1,320円 (税込)
    岡庭昇の「雑文」集。雑文で展開されるのは、日本の「権威」への批判。平岡正明の精神/吉本隆明の思想/松本清張の北一輝論/小沢一郎を支持する/池田大作の対話/漱石・魯迅・フォークナーの共通項/司馬遼太郎とエロス/鈴木宗男という記号/ほか、沖縄問題/裁判員制度/少数民族の不幸/国家の根拠/ユダヤ人/二大政党制の悪/敗戦処分の密約と植民地/貧乏人を慰謝の対象にするな/貧困の時代を転形期へ

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  • 習近平 なぜ暴走するのか
    4.3
    習近平は2012年秋、中国の最高指導者に就任した。軍の台頭、少数民族との対立、汚職問題、民主化への対応……。いまや世界2位の経済大国になりながら、共産党の独裁を続ける矛盾が吹き荒れるこの国を、彼は御してゆくことができるのか。それとも、覇権国家「最後の皇帝」となるのか。一流ジャーナリストが詳細をレポートする。
  • 出身地でわかる中国人
    4.0
    〈愛国虚言〉を弄する北京人、海外志向の上海人、広東人の挨拶は「儲かりまっか」、中国のユダヤといわれる温州人、ヤクザのなかでも凶暴なマフィアが多い福建人。この国は、地域が変われば言葉も通じない、まして、気質も習慣もまるで違う多民族国家なのだ。中国が一つなんて、ありえない! 本書では、33すべての省、直轄市、自治区、特別行政区を踏破した著者が、地域ごとの多彩な「お国柄」を紹介。いまの中国で政治を牛耳るのは上海閥、軍を支配するのは山東閥、商業は広東省全域が台頭している。さらに、海外に暮らす華僑と華人、客家人、新移民の問題が改革開放以来、世界中で深刻な対立を生み出している。また、辺境を往けば、漢族を恨むウイグル、チベット族がいる。少数民族は、漢族をのぞいて55族にものぼるといわれている。それほど中国人とは多種多様なのだ。ビジネスや観光にも必ず役立つ現地情報が満載。本邦初の出身地別中国人探訪の書である。
  • 昭和の不思議101 消された日本発掘号
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 未解決事件、都市伝説、猟奇犯罪、戦後GHQの陰謀論、有名人死の真相など…真実は長らく封印されてきた。 本書は様々な妨害にも負けず真相を開封し続けているのである! 築120年の元遊郭 復活に賭けた男達・女神達FILE.1加藤哲郎/FILE.2児島美ゆき 呪われた27歳 昭和の天才ミュージシャンはなぜ27歳で天国に旅立つのか? 1983.3.28コンサート乱打事件 仁義なさすぎバトルUFOバトル 中野学校が密かに組織した「北方少数民族工作」 昭和最恐の映画「エクソシスト」の真相外伝 サイババ 奇跡の真相 霊を口寄せで降ろす 恐山のイタコ 伝説の北朝鮮「4.25体育団」 歌舞伎町・青龍刀事件はどうして起きたのか・・・ 噂の真相伝説・・・ETC
  • 白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます6【電子書籍限定書き下ろしSS付き】【パンフレット1・舞台1脚本付き限定版】
    -
    【パンフレット1・脚本1付き限定版】 ★電子書籍限定書き下ろしSS付き★ 「家族になろう!」 レグルスを養子に迎え、ついに領主へ! 幼い兄弟の領地経営ファンタジー第6巻! 巻末にて、第一回キャラクター人気投票の結果発表! 書き下ろし番外編3本&コミカライズ1話分収録! 【あらすじ】 母との決着をつけた鳳蝶は、弟レグルスを連れて帝都へ向かっていた。「呪いの短剣」の元凶である父と、ついに決別を果たす時がきたのだ。宰相の立ち会いの下、明かされる過去の因縁。やがて正式に家督を相続した鳳蝶は、弟を菊乃井家の養子に迎え、守るべきものを再確認していく。だが当主となって早々、魔物使いの少年を保護することに!? 聞けば、彼はとある少数民族・族長の末息子で、兄たちから命を狙われているらしく......?「家族になりましょう!」「にぃにと、ずっと一緒がいい!」 春の訪れとともに領主へ! その器を無自覚に示してゆく、幼い兄弟の領地経営ファンタジー第6巻! 著者について ●やしろ 兵庫県在住。 猫と宝塚歌劇団をこよなく愛する、どうあっても名状しがたいナニか。 最近、圧力鍋と白だしの信者になりました。 ●keepout イラストレーターのkeepoutです。 気付けばアッという間にもう6巻目ですね! 今回はえんちゃんの衣装指定で中華ロリ服とあったのですが、 ネット検索して初めて知り、衝撃が走りました。 可愛いすぎる……! 何パターンもデザインを考え、一つに絞るのが大変な位とても楽しかったです。 【パンフレット1情報】 2021年に上演した「舞台 白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます」の公演パンフレット! 公演情報:<期間>2021年3月24日(水)~2021年3月28日(日) <会場>新宿村LIVE 【脚本1情報】 2021年に上演した「舞台 白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます」の公演オリジナル脚本! 公演情報:<期間>2021年3月24日(水)~2021年3月28日(日) <会場>新宿村LIVE ストーリー: 伯爵家の長男にして肥満児・鳳蝶は両親に見放され、屋敷で寂しく暮らしている。そんなある日、腹違いの弟・レグルスを屋敷で引き取ることに。ひょんなことからレグルスの命を助けた鳳蝶は、「にぃに」と呼ばれて懐かれる。 一方、鳳蝶は成長した彼に爵位継承権を巡り殺される未来を予知してしまう――。 だけど......キラキラふわふわ純真無垢なかわいい弟の前では、そんなこと関係ありません!目指すは、レグルスのための豊かな領地。その足がかりである『菊乃井少女歌劇団』設立のため、前世の知識と最強の仲間たちの力をフル活用。 神様までもを巻き込んで、弟のために兄は走る!しかしその陰から、不穏な思惑が忍び寄っていて!? お別れするその日まで、今できることすべてを君に――。幼い兄弟の領地経営ファンタジー、いよいよ開幕! キャスト: 室将也 西川音央(Crimson Crat Clan) 岩田知樹 植田慎一郎 草場愛 石川凜果 菅野勇城 松山拳也 清水弘樹 日下部美愛 中三川雄介 増田匡紀 田中克哉 小野寺俊 おなか☆すいたろう 奈良岡史也 田中健太郎 犬塚達都 関海人 金井勝実 武田あいか 稀咲ここ 西村尚恭 河内耕史 神木彩良 斉藤ひかり (収録内容) 白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます6【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 舞台 白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます 公演パンフレット 舞台 白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます 公演オリジナル脚本
  • 新疆ウイグル自治区 中国共産党支配の70年
    4.1
    中国西北部に位置する新疆ウイグル自治区。中国全体の6分の1ほどの面積に、約2500万人が暮らす。1955年に自治区が成立した当初、中国共産党は少数民族の「解放」を謳った。しかし習近平政権のもと、ウイグル人らへの人権侵害は深刻さを増している。なぜ中国共産党は、多くの人々を「教育施設」へ収容するといった過酷な統治姿勢に転じたのか。新疆地域の歴史を丁寧にたどり、その現在と未来を考える。
  • 深層日本論―ヤマト少数民族という視座―(新潮新書)
    -
    日本人は少数民族、すなわちヤマト少数民族である! そう捉えると様々な謎がとけてくる。なぜ粗末な穀物倉庫が伊勢神宮正殿となったのか。秘される大嘗祭で天皇は何をしているのか。今なお、無文字文化の名残を残す中国少数民族に、在りし日の日本の姿をみた碩学が、古事記、万葉集(和歌)、伊勢神宮、大嘗祭をめぐって、本当の“日本古来”とは何なのかを、遥か古代にまで遡って説く日本論の決定版。
  • 上座部仏教の政治社会学(東南アジア研究叢書)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 タイの伝統的な構造を構成する王と僧と仏法の関係を読み解く。仏教国タイの歴史的経緯と社会構造を理解するための重要著作。 再版によせて 序 はじめに 第一部 序論的考察──国教の構造 第一章 サンガと社会 第一節 上座部仏教の規範的救済観 第二節 出家とサンガ 第三節 正法の嗣続者としてのサンガ 第四節 福田としてのサンガ 第五節 タン・ブン思想とサンガ 第六節 呪術的仏教とサンガ 第七節 サンガの世俗的機能 第八節 上座部仏教の社会的構造 第二章 サンガと国家 第一節 憲法と仏教 第二節 サンガ・国王・正法 第三節 「プラ・タマサート」と「正法王」 第四節 「仏教的エクレシア」とその構造 第二部 サンガ・国家・社会──歴史のなかの仏教 第一章 スコータイ期における王権とサンガ 第一節 スコータイにおける仏教受容の背景 第二節 スコータイにおけるランカーオンの成立 第三節 スコータイにおけるランカーオンの弘通 第二章 アユタヤ・ラタナコーシン期における王権とサンガ 第一節 史料について 第二節 サンガの組織 第三節 仏教「擁護」の支援的側面 第四節 仏教「擁護」の統制的側面 第三章 タイにおける仏教エクレシアの成立 第一節 「サンガ統治法」の制定 第二節 国王とサンガ 第三節 王権によるサンガ支配の構造 第四節 在家者とサンガ 第四章 「教法試験」制度の成立とその意義 第一節 「教法試験」制度の沿革 第二節 「教法試験」の現状 第五章 民主主義体制下における「サソガ統治法」とその変遷 第一節 「仏層二四八四年サンガ法」の制定 第二節 「マハーニカーイ派」と「タマユット派」の確執とサンガ統治 第三節 サリット・タナラットの登場と新「サンガ法」 第六章 国民統合とサンガの役割 第一節 タイ国内の少数民族 第二節 少数民族対策の基本方針 第三節 サンガと社会 第四節 サンガと社会をめぐる新動向 第七章 タイ・ナショナリズムと仏教 第一節 前期的ナショナリズムとしてのタイ・ナショナリズム 第二節 国王と仏教 第三節 文化的ナショナリズムとしてのタマユット運動 第四節 ワチラウットにおけるナショナリズムと仏教 第五節 サリットにおけるナショナリズムと仏教 第八章 タイ国における千年王国運動 第一節 千年王国運動の諸特徴 第二節 「オング・マンの反乱」──「ピー・ブン」の一事例 第三節 タイにおける千年王国運動の特徴 第四節 おわりに 石井 米雄 1929~2010年。歴史学者。、東京外国語大学外国語学部第三類シャム語学科中退。在タイ日本国大使館勤務の外務省留学生として、チュラーロンコーン大学文学部に留学。法学博士(京都大学)。京都大学名誉教授、神田外語大学名誉教授。文化功労者。専門は東南アジア史、特にタイ王国研究。 著書に、『世界の宗教(8)戒律の救い 小乗仏教』『上座部仏教の政治社会学 国教の構造』『世界の歴史(14)インドシナ文明の世界』『タイ仏教入門』『タイ近世史研究序説』『道は、ひらける タイ研究の50年』『語源の楽しみ』『もうひとつの『王様と私』』などがある。
  • 人生で大切なことは、すべて旅が教えてくれた
    4.0
    自信がなくても、お金がなくても、ありのままの一歩を踏み出そう! 世界は想像よりも大きなものをくれるから。 女は前に進んだ距離だけ、美しくなる! どんなに辛くて、苦しい境遇のときでも幸せになる方法を旅は教えてくれた。 映画のような恋をするギリシャ。少数民族と出会うフィリピン。 世界を知る旅はやがて、日本そして自分を知る旅へと変わる。 訪れた国の数、40か国。経験した仕事の数、50種以上。 異色の人気女性エッセイストの本当の自分を見つけ、幸せになる旅路。 1章 幸せになりたいなら、人を幸せにせよ 【台湾】 2章 自分の足で立てば、行きたいところに行ける 【ギリシャ】 3章 自分の世界に誇りをもてば、輝くことができる 【フィリピン】 4章 「変わらざるもの」のために、変わり続ける 【イスラエル前編】 5章 情熱があれば、道は開ける 【イスラエル後編】
  • 西南シルクロードは密林に消える
    4.6
    中国四川省の成都を出発し、ビルマ北部を通って、最後にはインドへ――幻の西南シルクロードに挑む著者の前には、圧倒的なジャングルと反政府少数民族ゲリラの支配する世界屈指の秘境がたちふさがっていた。混迷と困難を極める旅なのに、これほど笑えるのはなぜか。究極のエンタメ・ノンフィクションついに登場。
  • 世界一周ひとりメシ in JAPAN
    -
    「世界一周に出掛けよう、日本でだけどね」。日本に住む外国人は200万人超。国内にある異国を求め歩いた先は、高田馬場のミャンマー少数民族料理、名古屋のイラン料理、長野のカンボジア料理......など20カ国。店主に来日の経緯を聞き、彼らの祖国、その人生に思いを馳せる。ひとりメシは苦手でも、日本で味わう世界一周気分は格別。未踏のグルメ紀行。
  • 世界の歴史はウソばかり
    4.0
    1巻1,232円 (税込)
    史上、最も格調高い「ヘイト本」 世界が知られたくない暗黒史を大暴露! 倉山「世界で一番幸せなのは日本民族!」 世界での立ち位置を知り、本気になれ日本人! (本書を読めば)「世界で一番素晴らしい国民性の国は、昔の日本!」という結論がおわかりいただけたと思う。われわれは千数百年間、「大和民族(ネーション)中心の日本国民(ネーション)による日本国(ステート)」を当たり前と思っている。しかし、そんなノンキな民族は日本人だけである。世界の大勢が国民国家に向かうのは、ここ数百年の現象にすぎない。人類がようやく日本に追い付いてきたのだ。(おわりにより) ◎ドイツの歴史を奪い取り、「ヨーロッパの裏切り者」と言われても意に介さない、共産党でさえ愛国心がある典型的な「国民国家」フランス ◎「皇帝」を中心としたワンパターンな歴史を持ち、漢民族による少数民族大弾圧で国民国家化を目指す「紅い帝国」中国 ◎「シアター(場)」にすぎず、条約遵守能力がゼロでいまだ主権国家にさえなっていない韓国 ◎「エンパイア」「タタールの軛」「ギリシア正教」をアイデンティティとし、多彩な言語と捏造だらけの国史で成り立つロシア ◎「マニフェスト・デスティニー」という名の虐殺が国体で、プロパガンダを流した張本人が信じ込むのがお国柄の「人口国家」アメリカ ◎辺境の蛮族から神聖ローマ帝国へのし上がり、強い統一国家への希求から国民国家となるも「民族主義」のヒトラーに破壊されたドイツ ◎国民国家になる前にエンパイアを始め、「清教徒革命」と「名誉革命」を経て別々のネーションがまとまっていく歴史のイギリス ◎皇室のもとに七世紀には国民=民族という理想的な国民国家となっていた世界でも唯一の国・日本
  • 世界を動かす少数民族
    -
    1巻1,188円 (税込)
    ユダヤ系アメリカ人、クルド人、華人、ナシ族、ダニ族……。78歳の「ワールド・トラベラー」が世界292の国と地域で出会った40に上る少数民族。「この広い世界には意外に気付かない少数民族がおり、しかも居住国の国内はもちろん、世界をも動かす少数民族がいる」――貧しくも無垢に、一途に生きる人びとの姿。彼らの「生きざま」が語るものとは? 知られざる少数民族の世界を紹介!

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  • 世界を不幸にする植民地主義国家・中国
    -
    1巻1,782円 (税込)
    いまも続く中国の植民地主義を論破する! 地球上における植民地体制は1960年代の植民地解放運動で終わったと教科書は教える。 しかし、事実はまったく異なる。 モンゴルやウイグルなど少数民族地域における中国によるジェノサイドこそ、植民地主義以外の何ものでもない。 中国は、周辺に住む諸民族を「昔から中華の臣民」とみなし、植民を進める地域を「有史以来中国の固有の領土」と主張する。 そして、少数民族虐殺を「解放」と宣伝し、専制主義体制を敷く行為を「全人類の解放」と置き換える。 つまり伝統思想と社会主義イデオロギーの双方を武器にした巧妙なシステムでなりたっているのが中国の植民地主義なのだ。 この中国独自の論理で武装された植民地主義を、中国周辺の諸民族と日本からの視点で分析し、その言説を論破する。 [本書の内容] 序 章 中国という鬼門、「日中友好」という神話 第一章 悪魔としての「中国革命」が生んだ官制ナショナリズム 第二章 中国革命の本質は対モンゴル暴力 第三章 「革命の継続」はモンゴル人・ジェノサイド 第四章 日本の進歩的知識人の中国観 第五章 「救々文化」から「破壊力」の究明へ 第六章 植民地支配と大量虐殺、そして文化的ジェノサイド 第七章 モンゴル語教育の禁止政策が物語る文化的ジェノサイド 第八章 ノーベル平和賞受賞者劉暁波の中国論 第九章 反人道的ジェノサイドを座視するな 第十章 日本は中国の論理に反撃すべし 終章  宗主国の日本人へ――モンゴル人からのあるメッセージ
  • 太陽と月の伝説
    -
    1巻2,090円 (税込)
    命の源である太陽。そして入れ替わるようにして現れる静寂の夜の月。科学文明の発達していない古の人々は、その豊かな発想力を源に、太陽と月にまつわる物語を数多く生み出しました。本書では、広く知られるギリシア・ローマ、そしてオリエントやアジアの神話に登場する神々のエピソードを皮切りに、世界各地の創世神話や少数民族が伝える太陽と月の伝承、さらには関連する事物などを紹介していきます。
  • 男装騎士は愛に惑う
    4.0
    ゼルダ国第二師団長に就任したナデットには秘密がある。それは、男装騎士であること、特殊能力を持つ少数民族イカルガの、その長の子に扮していること、この二つ。そして使命がある。国王の信頼を得て重要なポストに登用され、イカルガの民を守ること。常に己を律し、自らの力だけで師団長の位まで上り詰める。もう少し。そう思っているナデットの前にジンイと名乗る隻眼の男が現れる。明るく社交的なジンイはすぐに周囲と打ち解けるが、ナデットには苦手なタイプ。それなのに言い寄られ、迫られてもなぜか抵抗できない。「この男、同性を?」そんな疑問が浮かぶが、なぜかナデットが女であることを知っていて、その上で関係を迫ってくる。「あなたを守る、必ず」耳元で囁かれ、力強い腕に抱きしめられ、ナデットはかつて感じたことのない甘やかな火照りに包まれてしまい――。
  • 地球の歩き方 D06 成都 重慶 九寨溝 麗江 四川 雲南 貴州の自然と民族 2020-2021
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。中国南部に位置する四川、雲南、貴州は、ラオス、ミャンマー、ベトナムなどと国境を接する地域。豊かな大自然と、そこに生きる中国古来の少数民族の人々との出会いが魅力のエリアです。玄関口になる成都では愛らしいパンダの飼育体験を、中国に4つある直轄市のひとつである重慶では伝統の火鍋と新旧の町並みを楽しめます。 ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
  • チベット侵略 中国共産党100の残虐行為
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 チベットで本当は何が起きているのか? 写真多数で生の声を伝える証言集! NBAボストン・セルティックスの選手が チベット問題で習近平政権を批判し国際社会で大反響! ウイグルでの少数民族弾圧が日本でも関心を呼ぶ中、 チベット亡命政権の英語版報告書を日本語訳。 圧政の証拠を100項目にわかりやすくまとめた、 ビジュアル中心のハンドブック
  • 中国が世界地図から消える日~狡猾な中国ネズミは沈み行く船から逃げ出し始めた~
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    政府高官の腐敗、貧富の格差拡大、経済破綻、農民・少数民族の暴動・テロ、そして深刻な環境汚染。夢破れた中国。長年大衆を欺いてきた「反日」という中国共産党指導部の目眩まし政策もすでに限界にきている。中国で今起きている「亡党亡国」への激流はもはや誰にも止めることはできない。すでに狡猾な富裕層は資産を国外に移し、家族の海外移住を進めている。13億の民が中国を捨てる日が目前に迫っている。
  • 中国共産党 暗黒の百年史
    3.8
    1巻1,540円 (税込)
    ・中国共産党史の暗部を描き尽くした衝撃作! ・2021年7月1日の結党百周年にあわせ、1年かけて書きおろした渾身作。中国共産党による数々の大虐殺と民族浄化、驚異の裏工作と周恩来の恐ろしい正体など、日本ではよく知られていない衝撃事実を多数掘り起こして読みやすくまとめた、中国共産党史の決定版! 「本書の構成は、一般の歴史教科書のように、歴史的出来事を時系列で羅列(られつ)したものではない。むしろ、今まで日本で刊行された「中国近代史・現代史」関連の書籍で、意図的に隠蔽(いんぺい)され、無視されてきた事実を一つ一つ拾いあげ、それを「中共の暗黒百年史」として再構成したものである」(本書「はじめに」より) <目次より> 一章 浸透・乗っ取り・裏切りの中共裏工作史 二章 繰り返される血まみれの大量虐殺史 三章 侵略と虐殺と浄化の少数民族弾圧史 四章 紅軍内大虐殺、陰謀と殺し合いの内ゲバ史 五章 周恩来、美化された「悪魔の化身」の正体 六章 女性と人民を食い物にした党幹部の貪欲・淫乱史 七章 日本人をカモにした対日外交史と反日の系譜 最終章 危険すぎる習近平ファシズム政権の正体と末路
  • 中国人の少数民族根絶計画
    4.0
    次は「香港人改造」か? 大量虐殺、レイプ、強制移住……中国の少数民族政策は日本をも脅かす! 内モンゴル、チベット、ウイグルで何が起きているのか──中国籍を拒絶した「亡国の知識人」が警告する。第19回正論新風賞受賞論文収録。
  • 中国人も知らない歴史のタブー ジェノサイドの中国史
    -
    1巻1,485円 (税込)
    中国はなぜ虐殺がやめられないのか。 ウイグルへのジェノサイドはなぜ続くのか。 4000年の虐殺史から中国の本質を解説! 人口を半減させた漢の武帝から、死者5000万人も出した太平天国の乱、 8000万人の人民を死に追いやり現在も少数民族への民族浄化を続ける中国共産党まで、 4000年の虐殺史から中国を眺めると、この国の本質が見えてくる! 数千年前から続く資源争奪をめぐる大殺戮、儒教からくる異民族虐殺の正当化、 中華思想と合体した共産主義の狂気、文革時代にもあった「食人宴席」の実態など、中国の虐殺原理を解説する。 日本人はこの真実に目をそむけてはいけない! (目次) はじめに──虐殺こそ中国の特性である理由 第1章 虐殺から見た中国史 ◎異民族虐殺を正当化する儒教 ◎他人の不幸を願う中国人の特性 ◎中華思想、虐殺など「中国らしさ」の祖・武帝 ◎「洗城」で血の川ができた黄巣の乱 ◎無差別殺戮で蜀の人跡を絶やした張献忠 ◎本当の南京虐殺だった「侯景の乱」 ◎5000万人が死んだ史上最大の虐殺・太平天国の乱 ほか 第2章 赤い中国共産党の黒い人民大殺戮 ◎共産党は「一村一焼一殺」で10万人を大虐殺 ◎中国人同士の内戦も粛清も大規模かつ残虐に ◎整風運動という名の党内虐殺 ◎地主を殺しまくり農民を味方につけた中国共産党 ◎数千万人が餓死した大躍進 ◎文化大革命という人類史上かつてない狂気 ◎文革中に行われた「食人宴席」 ◎中国共産党はどれだけの人を殺したか ほか 第3章 戦慄の少数民族虐殺史 1 ウイグル ◎中華の地に君臨したトルコ系、滅んだ漢人 ◎清時代から頻発、漢族によるイスラム教徒の弾圧 ◎核実験で19万人が急性死亡 ◎中国が狙うウイグル人の断種 ◎おぞましい「臓器狩り」の実態 ほか 2 チベット ◎清の時代からチベットで渦巻く漢人への恨み ◎国共内戦後に訪れた地獄 ◎農奴解放どころか農奴化政策だった中国の支配 ◎パンチェン・ラマ10世の暗殺と11世の失踪 ◎チベットに捨てられる核廃棄物 3 モンゴル ◎孫文の転向が少数民族の悲劇を招いた ◎内モンゴルと外モンゴルが分裂した理由 ◎文化大革命時のモンゴル人虐殺 ◎現在も続く文化的抹殺 第4章 ジェノサイドが避けられない中国の宿命 ◎中国が他国を侵略せざるをえない理由 ◎儒教思想による中華思想と虐殺 ◎近代国家とは常識が違う中国 ◎漢民族の人口減少対策としての異民族の断種政策 ◎愚民国家だから暴力が必要となる ほか おわりに──中国の「大一統」は人類の悪夢である
  • 中国の大問題
    4.3
    丹羽前大使を「親中派」と決めつけてはいけない。氏の中国論はきわめて誠実でまっとうである。(社会学者、『おどろきの中国』著者・橋爪大三郎)世界一の貿易額をかさに着て、中国が驕りを見せはじめた。もはや日本なしでもやっていけると言わんばかりに。経済的に勢いづいてはいるが、その内実は数々の難問に直面している。拡大する都市と農村の経済格差、国有企業の杜撰な経営体質、テロや暴動が絶えない少数民族問題、要人たちの汚職と不正蓄財……。そうした中国国内の真実は、報道を通じて知られているようでいて、意外と情報は流れていない。感情論だけが先走り、隣国を正しく見据えられていないのではないか。この状況に危機感をもった前中国大使が、ついに沈黙を破る。商社マンとして30年、大使として2年半。政財界トップの性質や思惑、はては国境近くの庶民や少数民族の生活実態まで、「病める中国」の姿をつぶさに見つめた迫真のレポート。

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  • 中国のリアル――人々は何を悩み,何を追い求めているのか
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    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国家権力、政治体制など構造的な問題にも目を配りつつ、女性、LGBTQ+、クリスチャン、少数民族、外国人居住者、留守児童、大学生、ボランティア、中小企業主、退役軍人など、現代中国を生きる「人々」の物語に注目した、斬新な入門書。
  • 中国美女の正体
    4.3
    ■その国の女性を知れば、真実がわかる! 外国とつき合う際、最も重要なことは 「その国のことを理解する」ということ。 その点について、日本人は中国を知らなすぎる。 中国人は相手の懐に入り込んで、 相手が引こうものなら、さらに懐へ詰めより、 妥協点を見いだす民族である。 引くことがよしとされる日本人の美意識は、 中国には通用しない外交なのだ。 では、かの国を知るための鍵となるのは何か? それが「中国の女性」を知ること。 しかし、日本人が知る中国の女性は、ほんのひと握り。 人口13億人の中国で、少なくとも6億人以上いる 中国人女性を知れば、中国の本当の姿が見えてくる。 この本で“中国の女性”を初めて語る。 ■中国美女は“したたか”に生きる。 しかし、これすらも中国人女性の一部でしかない。 1人っ子政策で育った80后(バーリンホウ)や90后(チューリンホウ)、 田舎(農村籍)から都市(都市籍)へ出稼ぎに来る女性、 南部、北部、東北部、沿岸部、内陸部と ありとあらゆる地域に住む女性たち、 モンゴル、チベット、ウイグルなどの少数民族など、 中国はひとくくりなどできないのだ。 そんな彼女たちは、何に幸せを求めているのか? 結婚? お金? 一族?……。 そして、彼女たちは日本男子をどう思っているのか? 中国の嘘を暴く東洋史学者と 中国の現場を知り尽くすジャーナリストという 2人の女性著者が、日本を、中国を斬る!
  • 蝶舞う館
    3.0
    多数派キン族の支配下、経済成長に沸くベトナム。だが中部高原には少数民族モンタニャールの存在がある。ベトナム解放30周年記念番組のロケ中に、女性タレントが誘拐された。叛乱の萌芽か。元戦場カメラマンとともに、奥地へ向かう菱沼大介。そこで目にしたものとは? 弾圧と蜂起、壮烈なる魂の黙示録。(講談社文庫)
  • 漬け物大全 世界の発酵食品探訪記
    3.5
    加工食品としては最も歴史の古い漬け物。塩漬け、糠漬け、味噌漬け、酢漬け、粕漬けなどなど、日本はもちろん、世界中に存在する漬け物文化を、発酵学・醸造学・食文化研究の第一人者が食べ歩き、味わい尽くす。日本列島を縦断し、中国・韓国から東南アジアの少数民族の保存食、ヨーロッパのピクルスなど、世界の珍味を堪能。さらに「熟れ鮓」の不思議な世界や、くさや・このわたといった日本特有の「魚介漬け物」までを網羅する。
  • 帝国の復活 覇権主義の亡霊
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 == 特集 == 帝国の復活 覇権主義の亡霊 ◆〔対談〕大日本帝国と大英帝国の軌跡と交差 海洋国家の特性から何を学ぶか▼加藤聖文×君塚直隆 ◆ロシア皇帝と重なるプーチンの姿勢 甦る帝国地図──ロシア゠ウクライナ戦争▼池田嘉郎 ◆毛沢東、蔣介石、習近平…… 「皇帝」を生み出す中国のシステム▼岡本隆司 ◆170年の自由の歴史から始まった国 アメリカ合衆国はエンパイアの夢を見るか▼石川敬史 ◆第三帝国という虚妄 ヒトラーはいかなる共同体をめざしていたのか▼芝 健介 ◆600年の繁栄をもたらした理念と統治 オスマン帝国が遺したもの▼小笠原弘幸 ◆変移するグローバル混合政体の現在 ネグリ゠ハートの〈帝国〉から考える▼水嶋一憲 ◆なぜ帝国はフィクションで 悪の組織として描かれやすいのか▼架神恭介×辰巳一世×脇 雄太郎 ======= 【時評2022】 ●未完の沖縄返還▼井上正也 ●起業家、投資家に選ばれる国になるには▼坂井豊貴 ●Society 5.0と中途半端なスマートさ▼小川さやか == 特集 == 出口なきウクライナ戦争 ◆元駐米大使が語る 日本が学ぶべき教訓 「反撃能力」を導入し「核戦力共有」の議論を▼佐々江賢一郎 ◆世界は第三次大戦の瀬戸際 仏独日は阻止に動く時▼エマニュエル・トッド/聞き手:鶴原徹也 ◆変容する戦争報道 ウクライナ報道と日本のテレビ▼音 好宏 ◆ゼレンスキー大統領の要請にどう応えるか 国連安保理改革の方向性▼神余隆博 ======= 【コロナとの闘い】 ●新型コロナウイルス感染症対策分科会会長が語る 試行錯誤と微調整が特徴の日本の感染対策▼尾身 茂/聞き手:牧原 出 ●ベテラン駐在員の上海ロックダウン日誌 配給は当てにならず住民の共助で食いつなぐ▼匿名上海駐在員 ◆韓国の20代男性は、なぜ、何に怒っているのか?▼福島みのり ◆レビューと考察の狭間で 映画評論は現代の観客に歓迎されているのか▼大山くまお ◆穏当で革新的な共同体のために 教育思想としてのファシリテーション▼渡辺健一郎 ◆黒人が生み出した「ストリートの知恵」 ヒップホップは何を映し出すか▼有國明弘 ◆温暖化で痩せるホッキョクグマ、太るペンギン▼渡辺佑基 == 第23回 読売・吉野作造賞 発表 == 受賞作『バブルの経済理論』櫻川昌哉 選評 北岡伸一/猪木武徳/山内昌之/白石 隆/吉川 洋/老川祥一/松田陽三 =================== ◆〔鼎談〕読書とコスパ 御都合主義の「ファンタジー」に振り回されず生きること▼鈴木涼美×山本貴光×吉川浩満 《好評連載》 ●琉球切手クロニクル【第19回】日本との関係に苦悩した偉人たち▼与那原 恵 ●現代中国と少数民族【第5回】岐路に立たされるムスリム「回族」▼安田峰俊 ●地図記号のひみつ【第25回】市街地と農村──集落の表現▼今尾恵介 《連載小説》 ●チャンバラ【第5回】▼佐藤賢一 ●馬上の星──小説 馬援伝 【第15回】▼宮城谷昌光
  • 東南アジア裏の歩き方
    -
    現在、経済成長のまっただ中にある東南アジア。 ベトナムやラオスは市場開放し、急速に街が発展。カンボジアでは田舎町でも道路が整備され始めた。タイにいたっては高層ビルが立ち並び、日本で手に入るものと同じものが何でも揃ってしまう。インターネットの普及などで、人々の考え方やライフスタイルも大きく変わった。東南アジアはいま確実に変化を迎えているのだ。 だが、そうはいってもやはり東南アジアである。 どれほど街や文化が洗練されようとも、マイウェイを行く者はマイウェイを進み続けるのだ。 少数民族美女が踊るタイ・チェンマイ、怪しい雰囲気満点のタイ・ウドンタニー、外国人旅行者を虜にするラオス・バンビエンのハッピーメニュー、ベトナム・ホーチミンでのホンダガールとの死闘、カンボジア・ポイペトのカジノで一攫千金……。 『バンコク 裏の歩き方』の著者が、タイ、ラオス、ベトナム、カンボジアの4ヶ国に潜入。各国の最新夜遊び事情から衝撃の珍スポット、B級グルメまで、東南アジアの怪しすぎるポイントに体当たり取材を敢行!東南アジア旅行に必携の一冊!
  • 蝶舞う館(東南アジア5部作)
    3.0
    ベトナム解放三十周年記念番組の収録中、日本の女性タレントが行方不明になった。番組関係者のもとに届いたのは、不当な弾圧を受ける少数民族モンタニャールの名を冠した組織からの犯行声明だった。不可解な要求にとまどいつつも救出に向かう男たち。だが、武装蜂起の予兆と見た公安部が組織壊滅に動き出し、凄絶な民族紛争に巻き込まれていく――。東南アジア5部作の掉尾を飾る傑作長編。
  • 東南アジアNEXT4 カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム 完全ガイド
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カンボジア ラオス ミャンマー ベトナム。 メコン川が流れるこの4カ国は、その頭文字を取ってCLMVと呼ばれ、今一番注目を集めているホットなエリアです。 アセアン(東南アジア諸国連合)10カ国の中でも、次の時代を担うNEXT4として躍進・発展著しいこの地域に、日本から訪れる人も年間100万人に迫ろうとしています。 観光客のみならず、ビジネス目的での渡航者が多いのも特徴的で、一度訪れると、リピーターとなる人が続出しています。 でも、まだまだ情報が決定的に不足しているのも事実。 そこで今回、この4カ国を完全取材。観光情報にとどまらず、そこに暮らす人々やそれぞれの国の文化、あるいはビジネスチャンスにいたるまで、「CLMVの今」を調べ尽くしました。 悠久の歴史を物語る、遺跡・寺院・絶景・コロニアル建築などの観光情報や、各国の食文化を堪能できる伝統料理、植民地時代の優雅と洗練を今に残すレストラン、現地駐在員御用達の本格日本料理など食の情報など、旅の基本情報が満載。 もちろんお土産やショッピング情報やホテル情報も充実です。 さらに現地の人々の暮らしぶりや恋愛事情、伝統芸能やスポーツ、ファッションやビジネスの現状、などなど、CLMV4カ国の今がすべてわかります。 とりわけ一万人の僧侶が集まるラオスの仏教祭典タート・ルアン祭りやミャンマー山岳少数民族への密着記、東南アジアのオリンピックと呼ばれるSEAゲームスの取材などは、ほとんど本邦初公開に近い特別編です。ミャンマーの首都ネピードは、これまで外国人がほとんど入ることすら許されなかった都市でもあります。 この一冊があれば、旅行も、ビジネスも、駐在だってカンペキです。 さあ、本書を手に、注目のCLMVへ出かけましょう!
  • トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉
    4.5
    「人殺しの組合にはいられない」(本文より) JR東日本労組「3万5000人大量脱退」、「JR革マル」対「党革マル」の「内ゲバ」、北海道の社長2人と組合員の相次ぐ「謎の死」の真相とは。 事態の裏側で、いったい何が起きていたのか。 『マングローブ』を凌ぐ、衝撃の超弩級ノンフィクション! ◆「トラジャ」とは? ①インドネシア・スラウェシ島の中央や西南の山岳地帯に暮らすマレー系の先住・少数民族の名称。現地の言葉で〈高地の人々〉を意味する。 ②旧国鉄の労働組合「動労」「国労」出身の有能な革マル派同盟員で、分割・民営化前後に『職業革命家』として革マル派党中央に送り込まれたメンバーに名付けられた名称。同派傘下のJRのみならず、教職員、郵政等各産別労組の指導にもあたっている。 <内容紹介> 『週刊東洋経済』の短期集中連載「JR 歪んだ労使関係」(3回)を、追加取材の上、大幅加筆し単行本化。 講談社ノンフィクション賞を受賞した前著『マングローブ テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実』(07年)以後を描く。 テーマはJR東日本、JR北海道、さらにはJR貨物の三社の国鉄分割民営化から今日までの労使関係を中心にした経営問題。 それに加えて、『マングローブ』執筆時に判明していなかった、知られざる革マル派非公然部隊の動きや、党革マルVSJR革マルとの暗闘劇を描く。 またJR東労組の大量脱退問題は、会社に対する敗北だけでなく、組合という存在自体に嫌悪感やアレルギーを持っている「当世社員(組合員)気質」への敗北でもあると位置づける。その上で今回の大量脱退は、戦闘的国鉄・JR労働運動の終焉を意味していると結論づける。
  • トンパ文字 生きているもう一つの象形文字
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中国雲南省奥地の少数民族ナシ族の祭司数十人により、読み継がれ、書かれ継がれる限りなく絵に近い文字の不思議の本。彩色すれば意味が発展する文字の魅力をカラーで解説。巻末に1200字の総覧。トンパを求める著者の紀行文と写真の数々も魅力。
  • 独裁の中国現代史 毛沢東から習近平まで
    4.4
    繰り返される粛清、密告、民族弾圧。世界最大の独裁国家はいかに築かれたか?  2019年は中華人民共和国の建国70周年。日中戦争、朝鮮戦争、文化大革命、改革開放、天安門事件、そして習近平体制まで、世界第二位の経済大国となりながら、いまだ一党独裁体制、少数民族弾圧、都市と農村の格差といった矛盾を抱える大国の病巣を、毛沢東以来の歴史に探る。中国システムの抱える致命的な欠点とは? 【目次】 序章 中国共産党という組織 ──徹底監視のシステム 第1章 国民党と共産党 コミンテルンが生んだ双生児 第2章 毛沢東の“国盗り”戦術 ──抗日神話のウソ 第3章 中華人民共和国の誕生 ──スターリンとの確執 第4章 大躍進 史上最大の災厄 第5章 世界史から見た文化大革命 ──粛清と民族破壊 第6章 新たな独裁者トウ小平 ──「先富論」のトリック 第7章 習近平 引き継がれる独裁の系譜
  • 苗族民話集
    -
    1巻3,410円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 苗族は中国西南山地に住む少数民族。彼らは古来文字をもたず,今日もなお秀れた語り部の伝統を保持する。本書に収めた53編の民族色豊かなその伝承には,日本民話とそっくりなものも数多い。

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  • 西インド024ブジ(カッチ地方) ~カッチ地方とつむがれる「伝統」
    -
    グジャラート州のなかでももっとも西に位置するカッチ地方。ブジはカッチ地方の中心都市で、手工芸品などの伝統が残り、バザールでは美しい刺繍や木工細工が見られます。またラバリ族やメガワル族など少数民族が多く暮らす地域でもあり、それら少数民族を紹介しながらブジとカッチ地方を案内します。かんたんな図版、地図計6点収録。
  • 2050年 世界人口大減少
    4.3
    「これは、世界の『未来の年表』だ」 解説=河合雅司(『未来の年表』シリーズ著者・人口減少対策総合研究所理事長) 2050年、人類史上はじめて人口が減少する。 いったん減少に転じると、二度と増えることはない。 名門調査会社イプソスのグローバルCEOらが、世界各国にて フィールドワークを敢行。統計に加えた貴重な証言をもとに警告する本書。 この震撼シナリオが進むとすると、米中の覇権争いは予想外の展開を見せ インド、そしてアフリカの台頭も早まるだろう。 世界経済の行方、温暖化や格差・貧困などのSDGs問題、われわれの人生もが激変する。 著者によると、課題先進国・日本の「復活への切り札は一つだけ」 それは、「女性」か「若者」か「若い老人」か「AI」か「移民」か? 【目次より】 序章 2050年、人類史上はじめて人口が減少する 1章 人類の歴史を人口で振り返る 2章 人口は爆発しない--マルサスとその後継者たちの誤り 3章 老いゆくヨーロッパ 4章 日本とアジア、少子高齢化への解決策はある 5章 出産の経済学 6章 アフリカの人口爆発は止まる 7章 ブラジル、出生率急減の謎 8章 移民を奪い合う日 9章 象(インド)は台頭し、ドラゴン(中国)は凋落する 10章 アメリカの世界一は、今も昔も移民のおかげだ 11章 少数民族が滅びる日 12章 カナダ、繁栄する“モザイク社会”の秘訣 13章 人口減少した2050年、世界はどうなっているか
  • 日本の対中大戦略
    3.0
    いまや世界の「鬼」となってしまった中国。日中両国の道はどこで分かれたのだろうか。中国共産党に煽られてきた愛国主義の炎は、逆に共産党を追い立てる熱風となった。格差と汚職と少数民族弾圧は止まるところを知らない。今の中国を西側との協調路線に戻すことは容易ではなく、日本外交の英知が問われている。今日、アジアで先進工業国家として自由主義的秩序の創生に向けたリーダーシップを発揮できるのは、日本だけである。北東アジアで、米国が頼りにできる出城も日本だけだ。韓国は腰が定まらず、南半球の豪州は遠い。将来の超大国インドはまだ小さい。台湾有事をどう抑止するのか。尖閣をどう守るのか。それらは皆、日本の主権と安全に直接影響する。一番切羽詰まっているのは日本であり、日本自身の現実主義に立った戦略が求められている。共産党と人民解放軍の支配する中国と向き合う戦略的思考、歴史観の両者に根差した外交戦略、軍事戦略を構築する。
  • 眠れる美男
    -
    川端康成の『眠れる美女』は、高齢男性の性を扱った。 それから60年。川端を敬愛する台湾の第一線女性作家が正反対の方向からタブーに挑んだ。 すなわち、高齢女性の性に正面から挑んだのである―― 元外交官の妻として裕福な生活を送る殷殷は、行きつけのフィットネスジムのインストラクター、パンに惹かれていく。 少数民族の出身で、眉目秀麗な彼―パンの、色白の肌の下に潜んだしなやかな筋肉に直接触れたいという欲望を、殷殷は抑えきれないでいた。 そしてある夜、パンを別荘に招いた殷殷は、彼に眠り薬を盛るのだった…… 〈本書は長くタブーだった高齢女性のエロティシズムを扱った、きわめて挑戦的な作品だ〉(上野千鶴子・東京大学名誉教授)
  • NO SIGNAL 街を出て、大自然の中で暮らすことを選んだ10人の生き方
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ノルウェーの無人島で灯台守として暮らす、ギリシャの廃村で新しい人生を始める、 フィンランドのツンドラで犬と生きる、イランで古のペルシャ騎士の生活を守る、 モンゴルの少数民族とともにトナカイの遊牧をする、アメリカで完全な自給自足を目指す── 本書に登場する10人の多くは、都会で働いたり学んだりしていたものの、あるとき、自然とともに暮らすことを決意する。忙しない現代社会から脱出し、人の生活圏から遠く離れた辺境の地や、インフラも整わない山や無人島、廃村へと移り住んだ。 ガスも水道も電気も通っていない場所で、夢にまでみた孤高の日々を送る、満ち足りた日々。 ソローに触発された著者は、北はフィンランドから南はアルゼンチンまで、彼らを訪ね歩き、ともに暮らし、それぞれの紆余曲折と、願い通りの日々を送る今を、美しい写真と文章にまとめた。
  • ハイビスカス殺人事件
    3.0
    東京の殺人現場に、与論島にいるべき人物の腕時計が! 島国日本の歴史の傷を衝く傑作。南の島に展開された少数民族をめぐる謎――気鋭の民族学者・若杉は、勤め先の大学の実力者・大河内から、南の島にこもって家に戻らぬ愛娘を連れ戻しに行ってくれ、と依頼される。その娘・亜矢子は、若杉の教え子だった。だが、南の島に飛んだ若杉は、いきなり何者かに襲われる。そして同じ日、東京では大河内が殺され、現場に若杉の腕時計が! 島国日本ゆえの歴史の傷に、大胆に挑んだ野心的ミステリ。
  • 花の溢れる風景、心はなやぐ街 美しい花々に彩られた、世界の絶景
    3.0
    【どのページを開いても、美しい花々と風景でいっぱいの写真集】 世界中にある「花の溢れる風景と、心はなやぐ街」の絶景をお届けする写真集。 きれいに整えられた庭園の花々から、視線の届く果てまでワイルドフラワーで埋め尽くされた高原や渓谷、花を愛し、花が景観の一部と化している街々など、どのページを開いても、美しい花と絶景でいっぱい! 大切な花々と寄りそって生きているかのような小さな村の佇まい。洗練された街の文化や伝統に則った花のあしらい。日本では想像もつかないような広大な高原を埋め尽くすワイルドフラワーの壮観さ。丘一面に咲いた花々の彩りの豊かさ。花とともに高地で生きる少数民族の姿、などなど。日常の生活の中では、なかなか見ることのできない花のある風景の美しさを一冊の写真集にギュッと凝縮しました。 ヨーロッパ、地中海、アメリカ、カナダ、アフリカ、中国、日本など、世界中の花の絶景をお楽しみください。

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  • ハノイから行ける ベトナム北部の少数民族紀行 かわいい雑貨と美しい衣装に出会う旅
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。繊細な刺繍、黄金に輝く棚田、彩りあふれる市場や衣装、ご当地グルメなど、知られざるベトナム少数民族の暮らしの撮影をライフワークにしてきた西澤智子氏による、ベトナム少数民族の『かわいい』を詰め込んだ役に立つ紀行本。 ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
  • ハノイから行ける ベトナム北部の少数民族紀行 かわいい雑貨と美しい衣装に出会う旅 【見本】
    無料あり
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『ハノイから行ける ベトナム北部の少数民族紀行 かわいい雑貨と美しい衣装に出会う旅 』の見本版です。 本書お買い上げの前にこちらをご覧ください。 ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
  • 被差別のグルメ
    3.2
    差別されてきた人びとが生きる場所には、そこでしか食べられないグルメがある。無名で、見た目もよくない、でも、これほど美味しい料理はない……。大阪のアブラカス、サイボシ、ゴシドリ。アイヌの鹿肉、川魚、鍋料理。北方少数民族の魚皮でつくったデザート。沖縄の島々に伝わるイラブー、ソテツ。そして在日韓国・朝鮮人から広がった焼肉など。垂涎の美味と異色の食文化を大宅賞作家が描く傑作ノンフィクション。
  • 緋の墓標(4) ダーク・シャングリラ
    -
    1巻495円 (税込)
    巨大な氷盤に載って北極海に浮かぶ観測基地……そこで起きた不可解な事故とは 北極海の観測基地では氷海調査に出て行方不明となった三村孝の捜索にあたるが、シベリア少数民族ネネツ人の遺体があがる。彼は三十五年前、ノバヤゼムリャ島の水爆実験後に行方不明となったネネツ人画家・タキ・マカオその人であったのだ。そしてタキは今、血を吸う恐るべき魔物として、長い眠りから覚めようとしていた。 新感覚の吸血鬼ハードボイルドアクション、「緋の墓標」シリーズ第4弾。●田中文雄(たなか・ふみお)1941年東京生まれ。早稲田大学卒業後、東宝入社。70年代を中心にプロデューサーとして映画製作に携わる。1974年に『夏の旅人』で早川書房SF三大コンテスト佳作入選。1975年に『さすらい』で幻影城新人賞佳作入選。1986年東宝を退社して作家専業となり、ミステリー、ホラー、SFバイオレンスなどに健筆をふるう。草薙圭一郎名義では時代小説、架空戦記も発表している。
  • ピダハン――「言語本能」を超える文化と世界観
    4.1
    著者のピダハン研究を、認知科学者S・ピンカーは「パーティーに投げ込まれた爆弾」と評した。ピダハンはアマゾンの奥地に暮らす少数民族。400人を割るという彼らの文化が、チョムスキー以来の言語学のパラダイムである「言語本能」論を揺るがす論争を巻き起こしたという。本書はピダハンの言語とユニークな認知世界を描きだす科学ノンフィクション。それを30年がかりで調べた著者自身の奮闘ぶりも交え、ユーモアたっぷりに語られる。驚きあり笑いありで読み進むうち、私たち自身に巣食う西欧的な普遍幻想が根底から崩れはじめる。とにかく驚きは言語だけではないのだ。ピダハンの文化には「右と左」や、数の概念、色の名前さえも存在しない。神も、創世神話もない。この文化が何百年にもわたって文明の影響に抵抗できた理由、そしてピダハンの生活と言語の特徴すべての源でもある、彼らの堅固な哲学とは……? 著者はもともと福音派の献身的な伝道師としてピダハンの村に赴いた。それがピダハンの世界観に衝撃を受け、逆に無神論へと導かれてしまう。ピダハンを知ってから言語学者としても主流のアプローチとは袂を分かち、本書でも普遍文法への批判を正面から展開している。
  • ファルコンの恋人
    完結
    -
    アラビアの砂漠で少数民族の歴史を研究していた父が行方不明。死亡とみなされる知らせが届いたが、娘のベサニーは信じなかった。これまでにも危険をかいくぐり、生き残った父は死んでいない。その信念を胸に旅立ったベサニーは空港で、はやぶさをつれた美しい男性と出会う。何か強い力にひき寄せられるようにふたりの視線がからみ合う。彼はベイラルの首長ザッカー・ターナン・サディクだというが、尊大な態度な彼に、なぜか心惹かれてしまうべサニーだった…。
  • 「不完全国家」ミャンマーの真実 民主化10年からクーデター後までの全記録
    -
    1巻2,750円 (税込)
    激変ミャンマーの真実を、読売新聞元アジア総局長が丹念に解き明かした迫力の大作。アウン・サン・スー・チー政権までの民主化10年と、クーデター後を徹底的に検証。軍とスー・チー氏の闘争、政治・経済の動向、中国・欧米との関係、少数民族の和平問題、ロヒンギャ問題、国民に芽生えた「新愛国心」をはじめ、あらゆる事象を緻密に描いた、類を見ない一冊。「アジア最後のフロンティア」と謳われた未完国家のさまよう先を展望し、日本が果たすべき役割も、泰緬鉄道ビルマ側ルートの迫真ルポから浮かび上がらせている。
  • 辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦
    4.3
    常識が覆され、新たな知が拓かれるガチンコ読書会! 「面白い本を読んだら誰かと語り合いたい」から始まった、辺境ノンフィクション作家と歴史家の読書合戦。意図的に歴史と文字を捨てた人々『ゾミア』、武士とヤクザが渾然として一体だった時代の『ギケイキ』、キリスト教伝道師をも棄教させた少数民族『ピダハン』……。古今東西の本を深く読み込み、縦横無尽に語り、通説に切り込む。読書の楽しさ、知的興奮、ここに極まれり!
  • 米中時代の終焉
    3.0
    日本の敵というのは、中国である。その中国という国は、ウイグル族という国内の少数民族を徹底的に弾圧し絶滅させようとしている。そのうえチベットでも、古くからの文化を滅ぼしてしまおうと圧力を加えている。アジアの地政学上の条件を勘案すれば、日本は近くの大国である中国とロシアに対し、常に戦う体制をとり続ける必要がある。冷戦後、国際社会を維持してきた「アメリカと中国による国際社会」という枠組みは、終わりを迎えつつある。中国の不法行為によって香港は独立した民主主義体制を否定され、中国共産主義体制の一部になってしまった。民主主義の大国アメリカは、自由の行き過ぎから国内情勢が大混乱に陥り、指導国としての能力を失いつつある。世界が破滅の淵から引き返すにはまず、中国の不法な行為をやめさせなければならない。第二次大戦に敗れたあと、国際社会から消え去っている日本に、経済力にふさわしい責任を全うする決意を促す。
  • 北極大異変(集英社インターナショナル)
    -
    2016年は北極が注目される年だ。アメリカを議長国として北極評議会が開催され、北極圏8カ国などがその未来を協議した。僻地と思われている北極では、実は、エネルギー、環境、領土争い、少数民族の保護など、世界がいま直面している問題が山積し、地球の未来を占う場所と考えられている。いま北極では、地球気温上昇による解氷・氷河の後退で、北極海の航行が可能になったことにより、石油や天然ガスなどの資源開発が加速度的に進んでいる。しかし、法整備や事故対策がまったく追いついていない。現在の北極で、過去に何度も起きたような原油流出事故が起こったら、海と生物は為す術もなく大汚染され、取り返しのつかない大惨事となる。著者は、異変が起きている北極圏の現場を35年以上にわたって調査し、住民のイヌイットや科学者への綿密な取材で起こりうる危機を一冊にまとめた。国土に北極圏を含むカナダ人が書いた、北極のすべてがわかる唯一の本。科学者・福岡伸一氏、冒険家・角幡唯介氏も絶賛、推薦! 原題「FUTURE ARCTIC」
  • 魔境殺神事件
    3.0
    <死体はそう……80メートルほどの高さに浮かんでいた。その死体はどうしようもなく、宙に浮かんでいるのだ〉ここは世界の火薬庫にして魔境。アフガニスタン、パキスタンの国境地域には少数民族ごとに神と呼ばれる超能力者がおり、その死体も神の一人だった。自ら超能力を持つ松田はインド軍に強制連行され、世にも奇妙な「殺神事件」の究明を命じられた!

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  • 万葉集の起源 東アジアに息づく抒情の系譜
    4.7
    日本人は、恋をしたり、愛する人を失ったりすると、その心を俳句や短歌に詠んできた。それは最古の歌集『万葉集』以来、受け継がれてきた心性だ。『万葉集』では、人を恋しいと思う気持ちはどう歌われているのか。さらに時代を遡ると、それらの歌のルーツはどのようなものだったのか。著者は、今も歌垣で恋歌を、葬儀で挽歌を歌う中国少数民族の歌文化にその原型を求め、日本人の抒情表現の本質を明らかにする。
  • ミャンマー政変 ──クーデターの深層を探る
    4.0
    2021年2月1日、ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー国家顧問らを拘束した。民主化に舵を切ったとみられていた国で起きた突然の政変は、世界に衝撃を与えた。民政移管後もなお大きな力を維持していた国軍が、なぜ今クーデターに踏み切ったのか。その背景にあるのが、ビルマ人ナショナリズムに基づく国軍、スーチー率いる民主派NLD、国内に100以上存在するとされる少数民族の因縁だ。現地取材をもとに三者のもつれた関係をひもとき、クーデターの深層を探る。
  • 向う岸からの世界史 ――一つの四八年革命史論
    4.5
    1848年、パリで勃発した二月革命はドイツ・オーストリアの三月革命へと発展し、やがてヨーロッパ全域へと拡大する。本書はウィーンとベルリンにおける革命の実態を克明にたどりながら、それまで「歴史なき民」と蔑まれてきた少数民族やプロレタリアートに光をあて、彼らこそが歴史の真の担い手であり、革命の主体であったことを明らかにする。丹念に収集された史料図版と独自の1848年革命史研究を通じて、西欧近代中心主義的歴史観を超える新しい歴史像を示そうとした逸品。
  • ムラブリ 文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと(集英社インターナショナル)
    4.2
    就活から逃げ出した言語学徒の青年は、美しい言語を話す少数民族・ムラブリと出会った。文字のないムラブリ語を研究し、自由を愛するムラブリと暮らすうち、日本で培った常識は剥がれ、身体感覚までもが変わっていく……。言葉とはなにか? そして幸福、自由とはなにか? ムラブリ語研究をとおしてたどり着いた答えとは……? 人間と言葉の新たな可能性を拓く、異端の言語学ノンフィクション。
  • メガチャイナ 翻弄される世界、内なる矛盾
    3.3
    日本を抜き、GDP世界第二位となった中国。「世界の市場」として熱い視線を集め、外交・安全保障の分野でも存在感は増すばかりだ。しかし、国内では経済格差や環境汚染が深刻化し、少数民族の弾圧、ネット検閲、周辺海域への進出などには世界の反発も根強い。中国は「責任ある大国」になれるのか――。ジャーナリストたちが、中国の深部、そして中国に翻弄される世界へと分け入り、膨張し続ける隣国の現在を描き出す。
  • 毛沢東 【小田実全集】
    -
    1巻1,100円 (税込)
    エドガー・スノーの『中国の赤い星』によって世界で初めて知られた毛沢東と中国革命の存在。清新の気あふれた革命直後の社会主義建設と「大躍進」などの数々の試みは矛盾に満ち、「文革」は自壊。革命と「文革」の高揚・流行が終った’84年、著者は半年間中国に滞在。本書は、毛沢東の矛盾と実践を少数民族や第三世界を含め普通の人々の眼で考えた「人びとの毛沢東」論である。革命はどんなに見事な理由づけがあろうと人間性や愛に根づかない限り、意味はないという著者の魂が全編を貫く。
  • ヨシダ、裸でアフリカをゆく
    4.4
    2009年11月、エチオピアを訪ねて以来、アフリカ16か国で少数民族を撮り続けた“裸の美人フォトグラファー”ヨシダナギの全記録。 「相手と同じ格好をすれば、ぜったい仲良くなれる」とずっと思っていたヨシダナギ。 彼女が裸族の前で裸になると、いままでになかった歓迎の舞が始まった――。 そんな彼女が大好きなアフリカとぶつかったり、爆笑したり、泣きわめいたクレイジーな紀行が、豊富なビジュアルとともに描かれた一冊です。
  • 世にも恐ろしい中国人の戦略思考(小学館新書)
    5.0
    日本人と全く異なる中国人の思考法に迫る。 権謀術数が渦巻く世界を何千年も生き抜いてきた中国人。 彼らの生きる術(すべ)は、暗黙知として中国社会に広く共有されてきた。 これらの暗黙知を実践した「ケース事例の缶詰」が、歴史書『資治通鑑(しじつがん)』である。 だから『資治通鑑』を読めば中国人の本質に迫ることができる、というのが著者・麻生川氏の考えだ。 資治通鑑には、紀元前500年から紀元後1000年まで約1500年間の中国の歴史が書かれている。 その中から、現代の中国で起きている問題──政治腐敗、環境破壊、人権問題、少数民族などに通じる事例を挙げながら、日本人とは異なる中国人の倫理観や論理を紹介する。 また、リーダーシップの豊富な実例を引き出し、20世紀以降の現代中国のリーダー達と比較し、中国政治の本質に迫る。
  • ヨーゼフ・ロート ウクライナ・ロシア紀行
    -
    言語・文化・宗教のモザイク世界、ウクライナ・ロシアの諸都市の人々の暮らしと現実、1920年代の記録。 カフカと同じ時代を生きたオーストリアの文豪ヨーゼフ・ロートが、作家・記者の目で観た東欧諸都市の景観と人々の暮らしを独特のスタイルで書き綴った魅力あふれる紀行文で、未発表のまま残されていたウクライナとロシアの旅の報告から、珠玉の17篇を収録。 【目次】 一 東からの便り+D26:G26新流行 ウクライナ少数民族 リヴィウ 障害者の葬列 二 ロシアの風景 トコジラミと過ごした夜 レニングラード 三 ソビエトの現実 国境のネゴレロイエ モスクワの亡霊 ヴォルガ川をアストラハンまで アストラハンの不思議 カフカスの民族模様 ロシアの大通り アメリカを目指すロシア 女性と新しい性道徳と売春 教会、無神論、宗教政治 村に広がる町 世論と新聞と検閲 ロシアの神 あとがき 編集者あとがき 謝辞 【著者】 ヨーゼフ・ロート 1894年、東ガリシアのブロディに生まれる。1939年、亡命先のパリで死亡。1923年からドイツの代表紙「フランクフルト新聞」の特派員となり、ヨーロッパ各地を巡ってユニークな紀行文を書き送り、売れっ子ジャーナリストとなった。その傍ら創作にも手を染め、1930年の長編小説『ヨブ─ある平凡な男のロマン』は現代のヨブ記と称された。1932年にはかつての祖国ハプスブルク帝国の没落を哀惜の念を込めて描いた『ラデツキー行進曲』を発表し、小説家ロートの名をも不動のものにした。 ヤン・ビュルガー 1968年生まれ。文学研究科、小説家。文芸雑誌『リテラトゥーレン』編集者。2002年からは、マールバッハ所在のドイツ文学アーカイブにて従事。ハンス・へニー・ヤン、マックス・フリッシュおよびゴットフリート・ベンに関する著書の他に、『ネッカー川、ある文学旅行』がある。 長谷川圭 高知大学卒業後、ドイツのイエナ大学でドイツ語と英語の文法理論を専攻し、1999年に修士号取得。同大学での講師職を経たあと、翻訳家および日本語教師として独立。訳書に『樹木たちの知られざる生活』(早川書房)、『カテゴリーキング Airbnb、Google、Uberはなぜ世界のトップに立てたのか』(集英社)、『「おいしさ」の錯覚 最新科学でわかった、美味の真実』(角川書店)、『ポール・ゲティの大富豪になる方法』(パンローリング)、『メイク・ザット・チェンジ』(日曜社、共訳)などがある。
  • 龍の文明・太陽の文明
    3.3
    北方を起源とし、覇権主義的な性格を持っていた龍の文明。一方、南の長江流域で発祥し、再生と循環の世界観を基本とした太陽の文明。約七千年前、この全く性質の異なる二つの文明が中国大陸の北と南に存在した。その後、二つの文明は衝突し、結果、漢民族支配の龍型・中華文明が覇権を握ることになった。そして太陽の文明は滅び、一部は少数民族と日本民族へと受け継がれ生き残る。著者は、「環境考古学」という分野を日本で初めて確立した。現在手がけている「長江文明の探求」プロジェクトを通して、「長江文明の担い手は苗族をはじめとする少数民族だった」ことを発見。その成果を本書で発表している。内容、〇龍と王権〇南北構造のルーツ〇なぜ日本人は雲南省に共感するのか〇稲作漁撈文明の系譜――日本文明の源流を問う〇覇権主義から環境主義へ、など。南北文明の壮大な興亡の歴史を読み解きながら、日本と中国の古代史に貴重な1ページを加える一冊。

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  • 和光3分大学―学ぶおもしろさが見つかる50のお話―
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 「和光3分大学」は、和光大学から発信した小田急線電車内のポスターを一冊の本にまとめたものです。このポスターは、和光大学に所属する教員一人ひとりのユニークな研究内容に加えて、学びと社会との関わりや、人生あるいは生活への新たな視点を提供し続けています。ユニークな発想と切り口で「学びとは何か」を問いかけてくることに注目してください。 ポスターの掲出年月によってその時代背景が見えてくることも最大の魅力の1つです。本書を通して、学ぶことの面白さを見つけてください。 【著者紹介】 編:和光3分大学製作委員会 1966(昭和41)年に東京都町田市に誕生した和光大学は、3学部(現代人間学部、表現学部、経済経営学部)1研究科(社会文化総合研究科)からなる私立大学で、モットーは「大学は自由な研究と学習の共同体」。 今では当たり前となりつつある「少人数教育」「総合性と専門性」「教養教育の充実」といった教育手法をいち早く大学教育の中に取り入れたことでも知られている。 「和光3分大学」は、和光大学から発信した小田急線電車内のポスターで、学校案内や学生募集のためだけでなく、所属する教員一人ひとりのユニークな研究内容に加えて、その研究と社会との関わりを伝えている。 【目次】 はじめに ・詩は未知の世界を見せてくれる。 ・マネジメントの考え方、社員の私にも活かせますか? ・「男」と「女」のボーダーラインはどこにあるの? ・ぼくらは「環境」とどう向き合えばいいのだろう? ・もしかしたら学校のあり方が変わるかもしれない。 ・こんな調査結果を使っているマーケティングって役立つの? ・私たちはどうして「そこ」を求めるんだろう。 ・少数民族の暮らしから、何を学べるのだろう? ・アートとデザインの境界線は、どこにあるのですか? ・発達障がいってなんだろう。 ・スポーツ科学が日常生活で役立つことって? ・公平な世界は、実現するの? ・僕らはなぜ、アートを必要とするのだろう。 ・自殺を考える人をどうやって助けるか。 ・世界にはどんな家族のかたちがあるのだろう? ・地域に根ざす伝統をどうつくっていくか? ・これから、ぼくらは、どう学んでいけばいいのか? ・これからの時代、ビジネスで求められる能力とは? ・芸術を学ぶとは、どういうことなのか? ・私たちは環境とどう向き合っていけばいいか? ・スポーツにはどんな価値があるのだろう? ・ことばのちがいや変化から何が見えてくる? ・人は、どんな時に、購買行動を起こすのか。 ・日本国憲法は、どんな憲法なのですか? ・傷ついた子どもの心、どうすれば癒せますか? ・文学や芸術の意義って、なんだろう? ・グローバルに活躍するために、求められるものとは? ・ビジネスで、社会問題を解決できないか? ・子どもの成長と音楽の関係とは? ・文学をもっと楽しむ方法。 ・保育から人が離れてしまう理由とは? ・私たちと大昔の物語はつながっているのか? ・会計は、僕らの未来に役立つ? ・からだで学ぶって、どういうことですか? ・英語学ってどんな学問ですか? ・公共政策って、何ですか? ・司法犯罪心理学って、どんな学問ですか? ・私たちにとって、アートってなんなのか? ・ウィズコロナのいま、本当に大切なものは何でしょうか。 ・人の「善意」は社会に何をもたらすのでしょうか? ・江戸時代の俳句ってどういうものだったんですか? ・コロナ禍の時代、私たちにできることは? ・「子ども理解」って、何でしょう? ・キャラクターは、人の心にどう寄り添ってきたのでしょうか? ・データサイエンスって私たちの日常に関係ありますか? ・人を細部から知ると何が見えてくる? ・お笑いの研究から、笑いの未来は見えますか? ・子育てには、どう向き合えばいい? ・映画との付き合い方ってありますか? ・日本企業とアジアの企業の違いって?

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