中国の大問題

中国の大問題

ビジネス・実用
880円 (税込)

4pt

丹羽前大使を「親中派」と決めつけてはいけない。氏の中国論はきわめて誠実でまっとうである。(社会学者、『おどろきの中国』著者・橋爪大三郎)世界一の貿易額をかさに着て、中国が驕りを見せはじめた。もはや日本なしでもやっていけると言わんばかりに。経済的に勢いづいてはいるが、その内実は数々の難問に直面している。拡大する都市と農村の経済格差、国有企業の杜撰な経営体質、テロや暴動が絶えない少数民族問題、要人たちの汚職と不正蓄財……。そうした中国国内の真実は、報道を通じて知られているようでいて、意外と情報は流れていない。感情論だけが先走り、隣国を正しく見据えられていないのではないか。この状況に危機感をもった前中国大使が、ついに沈黙を破る。商社マンとして30年、大使として2年半。政財界トップの性質や思惑、はては国境近くの庶民や少数民族の生活実態まで、「病める中国」の姿をつぶさに見つめた迫真のレポート。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 国際
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • 掲載誌・レーベル
    :
    PHP新書
  • タイトル
    :
    中国の大問題
  • タイトルID
    :
    272348
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年07月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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    購入済み

    丹羽氏の著書について

    報道からは見えてこない中国の実情をかいまみせてくれた。

    1
    2014年08月14日

    Posted by ブクログ

    [渦中の人の言]伊藤忠商事の社長として活躍し、2010年6月には民間出身者として初の中国大使に就任した丹羽宇一郎氏。日本国内からの厳しいバッシングが相次ぐ中で、中国との外交はどのように推移したのか、そしてどこへ日中関係を導こうとしたのかが記された作品です。


    漁船衝突事件や尖閣諸島のいわゆる「国有化」などで揺れた日中関係の一端が伺える点で非常に有意義な一冊だと思います。また、大使時代の話のみならず、中国一般に対してや、日本という国の行く末そのものに関する知見も紹介されており、いろいろ思考をめぐらしながらの読書体験となりました。


    本書では、 その構成、特に最も著者の思いが詰まっていると考えられる冒頭部分に注目していただくと良いのではないかと思います。丹羽氏が中国との外交を考える上で思考の主軸を那辺に置いたかがよくわかるとともに、氏に対する厳しいバッシングの源はその主軸の置き所が一部の国民とそもそもずれていたところに端を発したと考えられるのではないでしょうか。

    〜中国を決して侮ってはいけないし、かといって、過剰にひるむ必要もない。ただ、中国を知れば知るほど、この巨大市場を独り占めにさせてはいけないと実感する。〜

    薄い本ですが☆5つ

    0
    2015年10月21日

    Posted by ブクログ

    中国をとらえるときの日本のマスコミの通り一辺倒姿勢が分かった。アメリカ人にとっての嫌中国意識の低さも意外。お互いの主張が変わることはない中で何ができるのかを考えていくべき。著者の、周囲の意見に流されず、足を使って、中国人と向き合う姿勢に感銘。

    0
    2014年11月16日

    Posted by ブクログ

    元中国大使の丹羽宇一郎氏による中国論。丹羽氏のイメージといえば中国大使よりも、不良債権を一掃した伊藤忠商事社長時代の印象の方が強い。

    都市と地方の格差や少数民族問題など、現在の中国が直面している社会問題を鋭く分析している。商社時代から海外赴任経験が豊富で、中国にもパイプが太い丹羽氏ならではの考察には強い説得力を感じた。

    最終章には中国ではなく日本が抱える問題にも触れている、非正規雇用の増加や食品偽装問題など頭の痛い問題ばかり。今一度われわれ日本人は自らの長所を再認識し、せめて質の高さでは世界をリードする国でありたいと思った。

    0
    2014年10月29日

    Posted by ブクログ

    「弱腰外交」と一時罵倒された丹羽元大使の本。読めば納得。丹羽さんの本、伊藤忠の社長時代の、「人は仕事で磨かれる」を読んだ感じ、そんなあやふやな人ではない、と思っていましたがやはり。マスコミの報道で「~に違いない」と思いこまされるのは怖いです。実際には、バランスのとれた中国論になっています。

    0
    2014年09月30日

    Posted by ブクログ

    中国内部の政治や経済、地方の少数民族等の問題に触れた後、中国と日本及び東アジア、ひいては世界との関係に着目した上で、国際社会における中国の在り方について私見を展開している。

    強力な官僚制度に基づく国家体制や地方と都市の深刻な経済格差、急速な国力増強の歴史から見た国際社会の力学など、様々な切り口で中国を多角的に見ている。
    大使としての経験に基づいた主張は、中国の宗教的思想や文化的慣習等をきちんと踏まえた考察を行っていることも相まって、非常に説得力がある。

    日本と中国の関係に焦点を当てることが多い。隣同士の国であることに自覚的になり、平和で良好な関係を構築していくの重要性を強調している。

    尖閣諸島に関す問題については、話し合い(対話)を双方の協力の中で重ねる中で、相手国に対するリスペクトと信頼が大切だと述べている。

    日中関係における問題は日本と中国にそれぞれ解決策を提示し、その良好な関係の暗示を行っている。

    少し古い本ですが、大筋は今と変わらない部分が多いのでとても勉強になる。巻末の宣言や条約等の原文もありがたい。

    0
    2025年06月18日

    Posted by ブクログ

    民間人から中国大使なった丹羽宇一郎による一冊。

    中国の内政・外交について決して日本よりにも中国よりにもならずに淡々と記述しており、勉強になった。

    0
    2016年06月06日

    Posted by ブクログ

    不戦の誓いを両国でする。しかし、それはすでに日中共同声明に入っている。
    中国は国際的には好かれている。それを認識しないといけない。アフリカの若者からの好感度は高い。
    日中共同声明など基本四文書がいかに重要かを改めて感じた。

    0
    2016年05月18日

    Posted by ブクログ

    いろいろ言われておりますが、商社マンとして30年、大使として2年半の実績は認めるべきであろう。
    「中国の弱みに石を打て。彼らに資することはやめ、彼らを利する戦略をもて」

    0
    2016年01月24日

    Posted by ブクログ

    中国についての情報を集まるべく読んだ本。中国や共産党の組織体制、財政、少数民族問題、社会保障、日中関係等についてがまとめられている。
    伊藤忠時代から30年以上も中国に関わっているため、中国要人に関しての記述は具体的で要点を抑えていたと思う。断片的な中国政府についてのイメージが整理できた。
    平易な書振りで、素人には読みやすかったが、内容に新鮮みには欠けていた。

    0
    2015年08月05日

中国の大問題 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 国際
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • 掲載誌・レーベル
    :
    PHP新書
  • タイトル
    :
    中国の大問題
  • タイトルID
    :
    272348
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年07月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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