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伊藤忠商事の社長、会長を務め、初めての民間出身の駐中国大使も務めた丹羽宇一郎氏。伊藤忠時代の巨額の特別損失計上、中国大使時代の悪化する日中関係の逆風など、常に危機と向き合ってきた丹羽氏には「自分の心に忠実に生きる」という生き方の哲学がある。こんな時代だからこそ身につけたい、生きる芯としての哲学の身につけ方を真摯に語る一冊。
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Posted by ブクログ
このタイプの本は敬遠してきたので、はじめは最後まで読めないかもと思っていましたが、新しい発見やなるほどと思うことが沢山ありました。 とくに若い方にはおすすめできる本です。 人生や進路に迷ったり自分のできないことによく目がいきがちなのですが、この本のお陰ですべきことがわかった気がします。 自分の心...続きを読むに忠実に生き、ドゥ・マイ・ベストを尽くしたいと思います。
元伊藤忠丹羽さんの本。 読みやすい。 冒頭思った以上に、お金に関する話でびっくりした。 生き方の哲学ということで、丹羽さんの哲学で、今の環境生立ちなら違っていたのでは?と感じるところもしばしば ・気がついたこと、心に留めたいことは記録に残すこと ・人が生きていくうえで一番大切なことは人から信頼さ...続きを読むれるようになること。ビジネスを成立させるのも相互の信用と信頼 ・シニアに向けて 人に喜ばれるようなことに力を尽くす 人の目を気にしない できるだけ人と話をする 1日6回は人と話をする 感動を味わう。 ・良いことだらけの人生はないし、悪いことだらけの人生もない。人生さまざま ・悩みは生きている証拠とも。人間から悩みをとるには死ぬしかないくらい。生きている限りついて回る。
まず、目の前の仕事に打ち込む、このことの大切さを教えてくれます。 今の時代、なぜ努力をするのか、それをすることに何の意味があるのか、といったようにすぐにその先の結果を知ろうとすることが多いように思います(そのこと自体がダメだとは思いません)。 ただ、たとえ今時点では「その先に何があるか」が不透明で...続きを読むあったとしても、すぐに転々と次に行くのではなく、いったん腰を据えて『深く向き合う』ことがやはり大事なんじゃないかと考えるところです。
丹羽さんの本を読んで毎回思うのが、「毎日を大切にし、ベストを尽くす」です。 また、気が引き締まりました。 天才型ではない器用ではない私にとって、努力の大切さをしっかり表現してくれる丹羽さんの言葉がありがたいです。
人間にとって、仕事、お金、成功、老い、死、とは何なのか。著者の知見と経験をもとに、「生き方の哲学」が語られた本。 著者の丹羽宇一郎氏は、多くの本を書いている。そのうちの何冊かを読んだことがある人なら、わかると思うが、根底に流れているメッセージはすべて同じだ。それは、以下のことである。 本書でも「...続きを読む生きている限り努力を怠るな」「いつでもどこでもベストを尽くせ」と書いています。(あとがき、p234) つまり、ずっと努力、努力で生きている著者が言いたいのは、そして言えるのは、結局、「努力せよ」ということに尽きるのだ。このように努力をして生きていると、世の中に対して言いたいことも出てくる。それが書かれている。 本書の特徴は、2022年に発行されているため、コロナ以降の働き方にも言及していることだ。AI、ギグ・ワーク、テレワークなど新しい働き方である。 引退したとはいえ、最近の流れにも詳しいのはさすが勉強家だと思わせる。 内容は定年退職後のことに、まる1章が割かれており、どちらかというと中高年向けだ。 文字は大きめで、1ページに13行。行間もたっぷり取ってあり、文字数は少ない。高齢者も読みやすいだろう。
いつも悩んだときに手に取ってしまう丹羽さんの本です。いつも言っていることはシンプルに努力を惜しむな、本を読め、正直に生きろの3点なのだが何度も読んでも頭の中に染み込んで来る。
今の世の中、悩みをたくさん抱えている方は多いでしょう。 この著書には「悩みは生きている証拠」とあったのを見て、とても前向きな考え方で今後の参考にしたい。 そして努力を惜しまず、日々目標を持って努力を積み重ねていくことに対する勇気を得られた。 どこで人間に差がつくかと言えば「努力をするか、しないか」と...続きを読む言うこと。 「我を忘れるほどまっすぐに努力すること」を心のスローガンとして生涯持ち続けていきたいと思った。
伊藤忠の社長として約4000億円の不良債権を一括処理、尖閣国有化をめぐり最悪の日中関係のなか中国大使として関係正常化に奔走する。まさにブレない生き方を説く。 特段変わった事を説くわけではないのだが、それを実践してきていた事が凄く、だからこそ、言葉に迫力がある。一読して、決して損はなく、一言でも残れば...続きを読む財産になる。
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