ミャンマー政変 ──クーデターの深層を探る

ミャンマー政変 ──クーデターの深層を探る

825円 (税込)

4pt

4.0

2021年2月1日、ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー国家顧問らを拘束した。民主化に舵を切ったとみられていた国で起きた突然の政変は、世界に衝撃を与えた。民政移管後もなお大きな力を維持していた国軍が、なぜ今クーデターに踏み切ったのか。その背景にあるのが、ビルマ人ナショナリズムに基づく国軍、スーチー率いる民主派NLD、国内に100以上存在するとされる少数民族の因縁だ。現地取材をもとに三者のもつれた関係をひもとき、クーデターの深層を探る。

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ミャンマー政変 ──クーデターの深層を探る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月28日

    2024.01.28
    高校の同級生の著作。評価したいのは、少数民族について丁寧に描かれているところ。少し残念なのは国軍に辛く、スーチーに甘いように思えること。
    ロヒンギャについては、国軍と同様の罪がスーチーにもあると思うから。

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月26日

    ミャンマー/ビルマについては正直よく知りませんでしたので、ロヒンギャ問題などとニュースで耳にすることはあってもよく分からないまま聞き流していましたが…なるほど、民族問題を含め、かの国の歴史・社会の複雑さを垣間見ました…。

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月06日

    今回のミャンマー政変を起点に、ミャンマーの抱える諸問題を国家の成立や多民族問題など、クーデター以外にも広げて幅広く論ずる。

    スーチーと国軍の愛憎に満ちた微妙な関係、国軍に特別な権限を認める憲法とそれを止めようとしてきたNLD、ロヒンギャ問題で露になった少数民族問題、かと思えば中国の支援を受けた事実...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月16日

    今年2月の国軍によるクーデターの現状と背景にある複雑な政治状況を解説するだけでなく、国としての歴史や日本との関係の深さを知る。
    ロヒンギャなど少数民族が迫害される実態が知れたのも勉強になった。
    著者は新聞社の特派員としてとして現場に向かい市民の声を聞いている。
    ミャンマー

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