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2021年2月1日、ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー国家顧問らを拘束した。民主化に舵を切ったとみられていた国で起きた突然の政変は、世界に衝撃を与えた。民政移管後もなお大きな力を維持していた国軍が、なぜ今クーデターに踏み切ったのか。その背景にあるのが、ビルマ人ナショナリズムに基づく国軍、スーチー率いる民主派NLD、国内に100以上存在するとされる少数民族の因縁だ。現地取材をもとに三者のもつれた関係をひもとき、クーデターの深層を探る。
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Posted by ブクログ
今回のミャンマー政変を起点に、ミャンマーの抱える諸問題を国家の成立や多民族問題など、クーデター以外にも広げて幅広く論ずる。
スーチーと国軍の愛憎に満ちた微妙な関係、国軍に特別な権限を認める憲法とそれを止めようとしてきたNLD、ロヒンギャ問題で露になった少数民族問題、かと思えば中国の支援を受けた事実上の独立国ワ自治管区のような問題もある。
国軍の問題は文民統制のない軍の問題、日本外交の中国の影響を相対化するという口上はもはや冷静に見ているミャンマー人に通用しないという指摘にはなるほどなと思った。
筆者も言う通りの突貫作業による出版で粗い部分もあるが、今のミャンマーを(ジャーナリストの視点から)見て理解する良書
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