作品一覧 2023/09/29更新 古事記誕生 「日本像」の源流を探る 試し読み フォロー 古事記の起源 新しい古代像をもとめて 試し読み フォロー 古事記の生成 試し読み フォロー 深層日本論―ヤマト少数民族という視座―(新潮新書) 値引きあり 試し読み フォロー 女系天皇 天皇系譜の源流 試し読み フォロー 大嘗祭―天皇制と日本文化の源流 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 工藤隆の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 女系天皇 天皇系譜の源流 工藤隆 なんでそれなりのお立場の方が 男系幻想 にとりつかれているのかがわからない 本書でもそれが補強された Posted by ブクログ 古事記の起源 新しい古代像をもとめて 工藤隆 古事記と言えば日本古来の神話というのが通り相場だが(そしてそのとおりなのだが)、実はポリネシアなど南方の神話との共通点が多いこと、その記述は「編集」されたものであり、本来の姿である「謡」の要素を復元する上で中国少数民族の無文字文化の分析が参考になりうること、等々興味深い論考が続く。 恐らくハイライ...続きを読むトはこうした外来文化との共通性の例外として日本だけが人糞を肥料に用いる特徴があることの指摘と、その理由にかかわる推論部分。 専門家の間でどのように評価されているのかは分からないが、大変刺激的な内容だった。 Posted by ブクログ 古事記の起源 新しい古代像をもとめて 工藤隆 古代史について。 日本最古の書物のひとつである古事記に、律令国家としての正統性だけでなく、無文字時代の縄文弥生時代から連なる呪術的等の文化の影響力を重点においている本。 古事記について詳しくないので、分からない点も多いが、古事記に書かれている不可解な記述等も、縄文弥生時期(著者は「古代の古代」と呼ん...続きを読むでいる)の文化の影響力のせいという点は、非常にロマンを感じた。 中国少数民族や沖縄の歌の文化を古代の古代の源流のひとつと考えている。 結は非常に共感できる内容だった。古代の古代の文化と国家段階に求められるリアリズムは反する方向性のものだが、日本は古来その矛盾した状況が連なってきた。明治の近代化や大戦等で限界に達しつつも、現在までなんとか連なってきた。近代国家としてのリアリズムから考えると、古来の文化である天皇制は非常に矛盾した存在になってしまうが、古来からその矛盾した状況を柔軟に対処してきた文化を残していくべきという点は同感。 Posted by ブクログ 古事記の起源 新しい古代像をもとめて 工藤隆 神話の本来の形は「歌」であったとし、 文字で伝えられる時点で古事記は「死んだ神話」という考えを元に、 現代に残る「生きた神話」である中国の少数民族に伝わる「歌垣」を参考に、 神話の成立背景、当時の死生観などを考えるもの。 古事記についてそんなに詳しくないので鵜呑みにしていいものなのか分かりません...続きを読むが、興味をそそられます。 ただ、著者がどこから「歌垣」に行き着いたのか書いてなかったような。見落とし? Posted by ブクログ 女系天皇 天皇系譜の源流 工藤隆 今の価値観は、実は明治憲法のせい…? 明治以前のあいまいな方が良かったのかも、と思ってしまいました。 Posted by ブクログ 工藤隆のレビューをもっと見る