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ニホンオオカミに対する関心が高まる昨今、各地に残る狼像を追ったフォト・ルポルタージュ。
オオカミに対する関心が高まる昨今、狼信仰の影響を色濃く遺す狼像を求めて、関東はもとより東北、関西など各地を訪ねて写真と文章で表現した渾身のフォト・ルポルタージュ。
各地に遍在する狼像の存在に関心を抱いた「旅する写真家」が、実際に現地を訪ね、徐々に日本人とオオカミ=大神との関わりの深さに目覚めていく体験を、読者は追体験できるだろう。
軽妙な文章と、情緒あふれる多様な狼像の写真でめぐる、失われたニホンオオカミの記憶を掘り起こすユニークな旅の記録となっており、読者が狼像を訪ねるガイドブックとしても役立つ。
1958年、山形県生まれ。写真家。メコン川流域の少数民族、棚田、犬像など、独自の視点で旅を続け、作品を発表し続ける「旅する写真家」。おもな著書に『メコン河』(NTT出版 1995年)、『メコンを流れる』(NTT出版 1996年)、『日本の棚田 百選』(小学館 2002年)、『アジアの棚田 日本の棚田』(平凡社 2004年)、『棚田を歩けば』(福音館書店 2007年)、『全国の犬像をめぐる 全国の忠犬物語45話』(青弓社 2017年)、『犬像をたずね歩く』(青弓社 2018年)などがある。
Posted by ブクログ 2021年01月09日
オオカミを祀る神社が多く残っているという。
西洋の人間とオオカミの関わり方と違い、日本では農作地を襲う鹿や猪を食うオオカミは人間よりの益獣と言う認識だったよう。そして西洋の狼と違い、日本オオカミは小型から中型犬の大きさであったようで、人を襲うことは概ねなかったようだ。
各地に人とオオカミの関わり方...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月07日
赤ずきんや三匹の子豚など、西洋の童話のなかでは恐ろしい存在として描かれる狼。牧畜業が盛んな地域では
家畜を襲って食べてしまう害獣だが、農業の盛んな日本では鹿や猪など農作物を荒らす害獣を食べてくれる益獣だった。そのため古くから山の神の遣いとして信仰され、オオカミは「大神」とされた。
江戸時代には...続きを読む
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