プロフィール

  • 作者名:野田サトル(ノダサトル)
  • 出身地:北海道北広島市

2003年、読切『恭子さんの凶という今日』でデビュー。2011年『週刊ヤングジャンプ』にてアイスホッケー漫画『スピナマラダ!』を連載後、2014年から『週刊ヤングジャンプ』にて『ゴールデンカムイ』を連載。同作で2016年にマンガ大賞を受賞。2018年には第22回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。

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作品一覧

  • ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願
    4.2
    1巻968円 (税込)
    日露戦争のさなか。戦場という巨大な密室では、正気を失うことこそ美徳とされる。鶴見中尉と第七師団の面々が出会った、驚くべき事件の数々とは・・・・・・。日露戦争での第七師団を描いた、初のスピンオフノベライズが刊行!! 野田先生による描きおろしイラスト多数!! 第一話 幽霊歩哨《谷垣源次郎》ロシア兵との死闘が続く二〇三高地。死んだはずの兵士が歩哨に立つという。谷垣源治郎はある夜、戦場には似つかわしくない、軽やかな鈴の音を聞いた。そして光の中から、先の戦いで死んだはずの戦友の姿が現れるのを見た・・・・・・。幽霊歩哨の正体とは?/第二話 白い日本兵《菊田杢太郎》ロシア兵のあいだで、「白い日本兵」の噂が広まっているという。白い日本兵は銃弾に当たっても死なずにロシア兵へ向かってくる、おそろしい存在だという。菊田はあることをきっかけに、白い日本兵の真実へ近づいていく・・・・・・。/第三話 羽二重天幕の密室《宇佐美時重》二〇三高地での戦いも大詰めを迎えようとしている。宇佐美は捕虜の尋問をするための天幕の設置を命じられた。戦局を左右する貴重な情報を持っている捕虜だという。尋問の担当は鶴見だったが、天幕のなかで事件は起こった・・・・・・。/第四話 時にはやさしく見ないふり《尾形百之助》奉天でロシア軍への包囲攻撃をかけた陣中、ありえない事件が起こった。日本兵が何者かに次々と殺害されていくのだ。犯人は恐ろしい怪力を持つ、敵の斥候というのだが・・・・・・。尾形はやがて、鶴見から事件のことで呼び出しを受ける。/第五話 鶴見篤四郎は惑わない《月島 基》奉天での戦いは膠着していた。損耗は大きく弾薬も少なく、戦いは難局を迎えていた。ある日の夕食後、月島は鶴見から密命を受けた。それは戦局を決する可能性のある驚くべき秘策であった。
  • ドッグスレッド 1
    4.7
    1~6巻679~731円 (税込)
    舞台は気高き北の大地・北海道。時代は2010年、平成。フィギュアスケート、全日本ジュニア選手権大会決勝で歴代最高点を叩き出した白川朗は、なぜか突然、大暴れ。優勝できたはずの大会で失格、フィギュア界を永久追放されてしまう。『狂犬王子』という異名をつけられたロウが辿り着いたのは、氷都・苫小牧、アイスホッケーの街だった!!? 大自然の作り出した天然の池リンク! VS屈強な源間兄弟!! 前人未到のインターハイ20連覇がかかる狼之神高校!!! そして、強い速い美しい氷上格闘球技・アイスホッケーとの出逢い!!!! 改善、成長、進化! 全ての挫折を祝福へ変える、超回復の物語ッ!!!!
  • ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化
    4.4
    「ゴールデンカムイ」原作者・野田サトル先生も絶賛! 大人気漫画のアイヌ語監修者による、公式解説本の決定版にして完結編 【推薦】 アイヌ文化は、まだまだ私の知らない面白いネタの宝庫だと本書を読んで知った。 連載中にもっと中川先生からお話を引き出しておけば良かった。 ――野田サトル氏(「ゴールデンカムイ」作者) コミックス累計2500万部を突破し、2024年1月には実写版映画が公開される大ヒット漫画「ゴールデンカムイ」。 同作をきっかけにして、アイヌ文化に興味を抱いたという方も多いはずだ。 本書はそんな大人気作品のアイヌ語監修者が、完結までの物語の全体を振り返りながら、アイヌ文化の解説を行った一冊である。 今回は作者・野田サトル先生の緻密かつ美麗な「絵」に注目する。 作中には、ストーリーの展開などの都合で詳しく説明されていないものの、細部までこだわって描かれた絵が多数存在する。 本書では、そうした絵をふんだんに用いてアイヌ文化の基本的知識をわかりやすく解説するとともに、作品の裏側の設定などにも深く踏み込んでいく。 また、北方少数民族ニヴフ、ウイルタや樺太アイヌ、ロシアといったテーマで監修協力を行った、超豪華執筆陣によるコラムも充実。 さらには原作者・野田サトル先生による取材裏話も収録! 原作ファンならば、漫画が100倍面白くなること必至の知識が満載だ。 もちろん、原作を知らない方でも楽しめる内容が盛り沢山となっている。 実写版映画の最高のガイドブックにもなる、究極の解説書! 【本書の主な内容】 ・そもそも「カムイ」とは何者なのか ・人間に災いをもたらす「黄金のカムイ」は実在するのか? ・気づかない人も多数!? あの1コマに隠された背景知識 ・完結記念! アイヌの全キャラクターの名前の由来を解説 ・「ソフィア・ゴールデンハンド」のモデルとなった2人の女性 ・樺太アイヌと北方少数民族・ニヴフ、ウイルタの基礎知識 ・監修者直伝! 作中のアイヌ語せりふ徹底解説 ・アシリパのコタン(村)はどこにあったのか ・創作秘話! 野田サトル先生が連載中に取材した狩猟の一部始終とは
  • 映画ノベライズ ゴールデンカムイ
    5.0
    1巻803円 (税込)
    【小説版登場!】北の大地・北海道、激動の明治後期。日露戦争を生き抜き、「不死身の杉元」の異名を持つ元兵士・杉元は、ある目的のために大金を欲していた……。ゴールドラッシュに沸く北海道で杉元は、アイヌの莫大な埋蔵金の手掛かりをつかむ。埋蔵金を追うのは、鶴見中尉率いる陸軍第七師団、生きていた新撰組副長・土方歳三。アイヌの少女・アシリパとともに、杉元の戦いが始まる。映画のストーリーを最速小説化!! ※「アシリパ」の「リ」はカタカナ小文字です
  • ゴールデンカムイ カラー版 1
    完結
    4.6
    全31巻674~768円 (税込)
    【デジタル着色によるフルカラー版!】『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!
  • ゴールデンカムイ 1
    無料あり
    4.6
    全31巻0~658円 (税込)
    『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!
  • ゴールデンカムイ公式ファンブック 探究者たちの記録
    完結
    4.8
    全1巻940円 (税込)
    初の公式ファンブック、堂々登場ッ! ・本書限定の描き下ろし漫画10P&作者デビュー作『恭子さんの凶という今日』を奇跡のW収録! ・コミックス未収録のカラー&色紙絵も多数! ・キャラクターデータも完全網羅! あのキャラのフルネームも、そのキャラの裏側も大公開! ・カバーは完全描き下ろしでオールスターが集結! ・さらに、アイヌ料理の紹介ページやゴールデンカムイ年表、作品の裏側を知ることができる作者インタビューなど豪華企画記事も盛りだくさん!
  • アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」
    4.5
    大人気漫画「ゴールデンカムイ」のアイヌ語監修者による、唯一の公式解説本が誕生! 野田サトル先生によるオリジナル描き下ろし漫画も収録!! 2018年に手塚治虫文化賞でマンガ大賞を受賞し、アニメ化も果たした累計発行部数900万部超の大ヒット冒険活劇漫画「ゴールデンカムイ」。同作をきっかけにして、初めてアイヌ文化に興味を抱いたという方も少なくないのではないか。本書はそんな大人気作品のアイヌ語監修者が、漫画の名場面をふんだんに引用しながら解説を行った、画期的入門書である。「アシ(リ)パたちの名前はどのように決まったのか」「話題の“オソマ”と“チタタプ”にまつわる裏話とは?」「“ヒンナ”の正確な意味と、本当の使い方」など、原作ファンならば漫画が100倍面白くなること必至の知識が満載となっている。もちろん、それだけではなく「アイヌの先祖はどこから来たか?」「アイヌ語から解き明かす北海道の地名」「徹底解説! アイヌ文学」など、原作を知らない方でも楽しめる内容が盛り沢山。アイヌ文化について知りたいならば、まず最初に読むべき最高の入門書だと言えるだろう。
  • スピナマラダ! 1
    完結
    4.5
    全6巻536~587円 (税込)
    【フィギュアVS.ホッケー! 意地を掛けた男の闘い】ある事件をきっかけに超一級フィギュアスケーターとしての道を捨てた白川朗(ロウ)が、氷都・苫小牧でアイスホッケーと宿命的出逢いを果たす! 中学生にして超高校級の腕前を誇るアイスホッケープレイヤー・源間兄弟を相手に、無謀にもリンクの使用権を賭け勝負を挑んだロウは…? デジタル版、大幅加筆修正! 氷都を焦がす灼熱のアイスホッケーコミック・第1巻!

ユーザーレビュー

  • ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願

    匿名

    購入済み

    原作に忠実で素晴らしいです。
    短編ミステリ5篇で読み易い。
    特に宇佐美探偵っぷりは、ホームズのようでしたw
    独立した5つの話が、戦争を舞台に鶴見中尉の宿願という軸でつながり、
    まとまりの良い締め方で、読後感が良かった。
    金カムファンは是非。

    #アツい #深い #エモい

    0
    2025年11月16日
  • ゴールデンカムイ 23

    Posted by ブクログ

    愛がなくても殺せる人と愛があるから殺せる人とが、この一冊にそれぞれ表現されているのが構成的に美しいと思いました。月島軍曹の冷徹さは愛ゆえ。だからこそ鯉登少尉の言葉に揺れてしまう。でも結局はなし崩し的に出産のお手伝いに貸し出されてしまう第七師団(元を含む)の皆さんなのでした。

    ちなみにかわいがってたのに「ごめんね」と言いながら殺すことができてしまう人も出てきます。

    0
    2025年11月15日
  • ドッグスレッド 6

    tk

    購入済み

    三輪車で爆走する狂犬王子に笑った
    ロッシー先輩今まであまり印象なかったけどいい人だ
    ゴーリーのあの肩パッドはズルだろ笑

    #笑える

    0
    2025年11月05日
  • ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願

    Posted by ブクログ

    ゴールデンカムイ(漫画)本編では、あっという間に出てきてあっという間に散ったキャラたちがしれっと出てきて、まずそこに大興奮した。三島!小宮!前山さん!(どうしても"さん"付けしてしまうw)1〜3話目は確かにミステリだと感じたけれど、4〜5話は「ミステリ?」という感じがしなくもない。とはいえ、とても面白かったし、鶴見中尉の底知れない怖さとか非情さと、部下を思いやる姿という「共存するアンバランス」さが見事に表現されていて、拍手。どのキャラも、脳内で声が聞こえてくるくらい再現度が素晴らしくて、そういう意味でも素晴らしい。二◯三高地の悲惨さを決して美化せず、しかしキャラをブレさせず

    2
    2025年10月25日
  • ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化

    Posted by ブクログ

    ゴールデンカムイの単行本片手に該当するシーンを読み直しながら本書を読みました(笑)
    特に樺太アイヌや少数民族の方に関するコラムなどもあってとても興味深かったです。
    アイヌや少数民族の文化についてもっと勉強したくなりました。

    0
    2025年10月17日

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