ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願

ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願

968円 (税込)

4pt

日露戦争のさなか。戦場という巨大な密室では、正気を失うことこそ美徳とされる。鶴見中尉と第七師団の面々が出会った、驚くべき事件の数々とは・・・・・・。日露戦争での第七師団を描いた、初のスピンオフノベライズが刊行!! 野田先生による描きおろしイラスト多数!! 第一話 幽霊歩哨《谷垣源次郎》ロシア兵との死闘が続く二〇三高地。死んだはずの兵士が歩哨に立つという。谷垣源治郎はある夜、戦場には似つかわしくない、軽やかな鈴の音を聞いた。そして光の中から、先の戦いで死んだはずの戦友の姿が現れるのを見た・・・・・・。幽霊歩哨の正体とは?/第二話 白い日本兵《菊田杢太郎》ロシア兵のあいだで、「白い日本兵」の噂が広まっているという。白い日本兵は銃弾に当たっても死なずにロシア兵へ向かってくる、おそろしい存在だという。菊田はあることをきっかけに、白い日本兵の真実へ近づいていく・・・・・・。/第三話 羽二重天幕の密室《宇佐美時重》二〇三高地での戦いも大詰めを迎えようとしている。宇佐美は捕虜の尋問をするための天幕の設置を命じられた。戦局を左右する貴重な情報を持っている捕虜だという。尋問の担当は鶴見だったが、天幕のなかで事件は起こった・・・・・・。/第四話 時にはやさしく見ないふり《尾形百之助》奉天でロシア軍への包囲攻撃をかけた陣中、ありえない事件が起こった。日本兵が何者かに次々と殺害されていくのだ。犯人は恐ろしい怪力を持つ、敵の斥候というのだが・・・・・・。尾形はやがて、鶴見から事件のことで呼び出しを受ける。/第五話 鶴見篤四郎は惑わない《月島 基》奉天での戦いは膠着していた。損耗は大きく弾薬も少なく、戦いは難局を迎えていた。ある日の夕食後、月島は鶴見から密命を受けた。それは戦局を決する可能性のある驚くべき秘策であった。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ゴールデンカムイ(漫画)本編では、あっという間に出てきてあっという間に散ったキャラたちがしれっと出てきて、まずそこに大興奮した。三島!小宮!前山さん!(どうしても"さん"付けしてしまうw)1〜3話目は確かにミステリだと感じたけれど、4〜5話は「ミステリ?」という感じがしなくもない

    3
    2025年10月25日

    匿名

    購入済み

    原作に忠実で素晴らしいです。
    短編ミステリ5篇で読み易い。
    特に宇佐美探偵っぷりは、ホームズのようでしたw
    独立した5つの話が、戦争を舞台に鶴見中尉の宿願という軸でつながり、
    まとまりの良い締め方で、読後感が良かった。
    金カムファンは是非。

    #アツい #エモい #深い

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    第七師団で起きたミステリサスペンス。
    推しの尾形の話がもう一声欲しかった。
    個人的に宇佐美、菊田の話が好き。

    1
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    みんな大好き鶴見中尉のスピンオフ作品。
    金カムファンなら絶対読んでほしい、、!
    原作の第七師団は戦いのシーンがメインだけど、この作品はミステリー要素もあったから、小説でも読みやすかった。
    月島、宇佐美、尾形も知能高めだけど、そのさらに上をいく鶴見中尉がただただ怖いし、人の心に漬け込むのがうますぎる。

    1
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    2025.12.09 ★4.1

    「ゴールデンカムイ」のスピンオフ。
    第7師団の鶴見篤四郎中尉を筆頭に繰り広げられる前日譚ミステリー短編集。

    元の漫画の世界観を損なうことなく、むしろそのキャラクター世界を深く掘り下げるような物語ばかりで、ミステリーとしてもしっかりと読み応えのあるものだった。

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    しっかり金カムワールドでちゃんとミステリーしている。
    尾形可愛い。
    話としては月島の話が好きかな。

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    二◯三高地を舞台とした第七師団のオムニバス。
    鶴見篤四郎を筆頭に大七師団が如何に凄惨な戦場を潜り抜けて来たかがミステリ仕立てで語られる上質なスピンオフだった。

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    ゴールデンカムイの強烈なキャラクターたちがたくさん登場するけど、伊吹さんはどんなふうに描くのか楽しみに読んだ。
    コミックそのままのキャラクターで良かったし、ミステリと野田さんのイラストが楽しめてお得感があった。

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    スピンオフ小説。ミステリ仕立てで面白かった。
    お馴染み第七師団の面々目線から描かれる事件の謎と”鶴見篤四郎”という謎。
    より鶴見中尉の解像度が深まる。
    二百三高地から奉天会戦の描写が凄惨で残酷。
    お気に入りは菊田特務曹長の「白い日本兵」です。

    惜しむらくは、オムニバス形式なのに同じ様な雰囲気で単調

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    初めて読む作家さんだったが、文体がゴールデンカムイの世界観に合っていて良かった。
    キャラの解釈も違和感が無く、もっと他のキャラで小説を書いて欲しいと思えた。

    0
    2025年11月30日

ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ジャンプジェイブックスDIGITAL の最新刊

無料で読める 男性向けライトノベル

男性向けライトノベル ランキング

作者のこれもおすすめ

ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す