被差別のグルメ

被差別のグルメ

660円 (税込)

3pt

3.2

差別されてきた人びとが生きる場所には、そこでしか食べられないグルメがある。無名で、見た目もよくない、でも、これほど美味しい料理はない……。大阪のアブラカス、サイボシ、ゴシドリ。アイヌの鹿肉、川魚、鍋料理。北方少数民族の魚皮でつくったデザート。沖縄の島々に伝わるイラブー、ソテツ。そして在日韓国・朝鮮人から広がった焼肉など。垂涎の美味と異色の食文化を大宅賞作家が描く傑作ノンフィクション。

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被差別のグルメ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年06月14日

    デビュー作「被差別の食卓」から10年後、今度は日本国内の被差別のグルメです。
    ホルモンやサイボシ、あぶらかすなどなんだかんだ全部食べた事あるので、それくらい一般の中に浸透しています。もはや差別も相当薄れていると思うし、自分自身なんとも思っていませんが、差別された側は忘れられないし、いつまでも警戒する...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月29日

    ⚫︎サクッと読めるかと思いきや、アイヌ部分が長すぎてだれてしまった…
    ⚫︎とはいえ、具体的な体験談やら潜在的な差別意識など、ハッとさせられる記載もありよし
    ⚫︎中々書きにくいテーマにしっかり向き合っているのは凄いし、自分でどんどん食べているのは偉いよね
    ⚫︎最後の料理の半分は精神性というのはなるほど...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月16日

    本の中で、いくら出生を隠しても食習慣は隠せない、ことを説明しているところがある。なるほどなぁ。食文化は民族も隠せない。よな。

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    Posted by ブクログ 2019年10月16日

    3.5 自分にとってのソウルフードってなにか考えた。食は時には差別を生むね。地域の食べ物が人とともに消えるのはかなしい。

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    Posted by ブクログ 2018年05月29日

    前作「被差別の食卓」は世界の被差別地帯のソウルフードを紹介した本でしたが、本作は日本にスポットを当て、同和地区、北海道のアイヌや少数民族、沖縄、在日のソウルフードを紹介しています。最近ゴールデンカムイを読んだので、丁度アイヌの文化や食事のことが描かれていて興味深かった。現在では大っぴらな差別やタブー...続きを読む

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