虐げられても、貧しくとも、偏見に屈せず、たくましく生きた人たちがいた。哀しい宿命のターザン姉妹、解放同盟に徹底的に弾圧された漫画家、パチプロで生活しながら唯我独尊を貫く元日本代表のアスリート、難病を患いながらもワイセツ裁判を闘った女性、媚態と過激な技で勝負する孤独なストリッパー……社会はなぜ彼らを排除したがるのか? マスメディアが伝えようとしない日本人の生涯を、大宅賞作家が鮮烈に描く。
Posted by ブクログ 2020年11月13日
先日読んだ「一投に賭ける」は名著と言っても過言ではない作品でした。
無頼アスリートという惹句に惹かれましたが、中身は自分で自分をコントロールし、誰にも左右されずに独立独歩で生きて行く男の姿そのままでした。
この本にはそのアスリートの前段ともいえるインタビューが収録されています。やはりかっこいいな。関...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月06日
日本の中で異形と呼ばれる人たちにスポットを当てた本
世間からは異形(異端?)とみられる人たちも
じっくりと接すると、世間の噂や評価とは違った人物像が浮かび上がる
6章に分かれ、6人のたくましく生きる姿を描いているが
その6人に共通点はあまりなく
結局何が言いたかったのかわからない
1章ずつは、...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月10日
虐げられても、貧しくとも、偏見に屈せず、たくましく生きた人たちがいた。哀しい宿命のターザン姉妹、解放同盟に徹底的に弾圧された漫画家、パチプロで生活しながら唯我独尊を貫く元日本代表のアスリート、難病を患いながらもワイセツ裁判を闘った女性、媚態と過激な技で勝負する孤独なストリッパー…社会はなぜ彼らを排除...続きを読む