盛衰作品一覧

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  • 詩集 若柳
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    1巻1,089円 (税込)
    「喜び」「悲しみ」「哀れみ」を感じる心が詩の発露。詩心の尊さは生きるうえで大切にすべきこと。そんな思いを抱き昭和11年に発刊された詩集を、ここに復活させ後世に伝える。美しい響きを持つ詩語は不変だから──。「榮枯盛衰世の習ひ、/我も一度はあなる身か。/葉陰に集く千々の虫の/奏でる歌の侘しさよ。/訪ふ風にはらはらと、/落つるは櫻の涙雨。」(『涙雨』抜粋)
  • フローとストック 世界の先が読める「思考」と「知識」の法則
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    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    本書の目的は、「世の中の具体的な個別の事象を抽象度を上げて連続的に捉えることで、その変化のメカニズムからさまざまな事象を説明し、次に起きる出来事の予想を可能にする」ということです。 本書を読み終えたとき、人間の成長と保守化、組織の栄枯盛衰、イノベーションはどのように起き、抵抗勢力はどこから現れるか、資本主義の未来はどうなるか、そして生成AIは我々の生活をどう変えるか、などの事象に明確な答えが出せるようになっていることでしょう。 本書で細谷氏はまず、「具体と抽象」と並ぶ最重要コンセプト「フローとストック」を提示します。そこで目に見える「フローとストック」の構造はもちろん、目に見えない「お金」や「ルール」などの「フローとストック」の構造までも赤裸々に明らかにされます。 そして、この「フローとストック」を、人間の思考の根幹をかたちづくる「具体と抽象」という考え方にかけ合わせて提示するのが「CAFSマトリックス」。この新しいフレームワークを使いこなし、誰もが日常の事象の先読みができるようになるために、本書はつくられました。 内容例:世の中の大半は「フローとストック」に大別できる/「フローとストック」から見た「水」「お金」「人間」/「所有」という概念が人類に与えたインパクト/精神的な世界も「フローとストック」で説明可能/抽象とは動物が感じない「目に見えない概念」/都合のよい切り取りが生む「認知バイアス」/先人の知恵の流用こそ「具体化」の真骨頂/「CAFSマトリックス」四象限を解説する/なぜ手段はいつの間にか目的化するのか/「陰謀論」にとらわれる人の思考回路/人間の学びのサイクルとアンラーン/いかなる組織も逃れられない「栄枯盛衰」/「技術による世界の歪み」を見つけ出そう……ほか
  • おとな旅プレミアム 萩・津和野 下関・門司 第4版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 幕末の青春が駆け抜けた城下町 動乱の舞台を歩き、美食と温泉に癒される 新オープンのユニークな宿泊施設・飲食店も 萩、津和野、下関・門司、萩往還、山口長門・仙崎、萩温泉郷、山口の中心地、角島、一の俣温泉、川棚温泉、秋吉台、岩国、防府、宇部、柳井、周防大島、湯田温泉にも足を延ばし、各地の「歩く・観る」「買う」「食べる」「泊まる」の最新情報をアップデートした’24-’25年版。 古民家を再生したリゾートゲストハウスで愛犬と過ごせるAnimal Resort HARERUYA、瀬戸内のプライベートビーチに個性あふれる4つのコテージがたたずむHAV hygge seouchi、「心の空気の入れ換え」ができる窓のような居心地のよい宿Tsuwano Guesthouse & Cafe Lounge 野窓など、コンセプチュアルなホテルが続々オープンしたニュースに続いて、巻頭は「心に残る美しい街並み」。 武家屋敷や商家の面影が残る、昔ながら街並みへとタイムスリップ。萩の平安古、旧町人地、津和野の殿町通り、長府の古江小路、柳井の古市・金谷地区など風情あるカットが並びます。 萩では維新の志士たちの故郷を歩き、歴史を紐解くルートを提案。明倫学舎からスタートし、旧町人地から旧上級武家地、萩城跡、平安古へと進み、松陰神社など吉田松陰ゆかりの地へ。 豊かな山河に囲まれた掘割と白壁の街・津和野では、歴史と文化が薫る「山陰の小京都」さんぽをコーディネート。 津和野の伝統芸能の紹介も。 下関では湾岸レジャーと関門海峡を臨む観光スポット探訪。 門司は港町ロマンに出会うレトロ建築巡り、海峡夜景など。「食べる」の萩は地魚、見蘭牛とむつみ豚、趣深い旧家カフェ。津和野は名店の和食、里山と清水が育んだ郷土の味。 下関では本場で食す絶品ふぐ料理、海峡ビューのレストランなど。萩焼体験、城下町の逸品おみやげも。 歴史特集では、毛利氏が萩を長州藩の本拠地に定めてからの江戸前期、吉田松陰の生涯と松下村塾四天王、萩の世界遺産、森鴎外が描いた津和野の景色、海峡で起きた歴史劇(壇ノ浦の戦い、巌流島の決闘、下関戦争)、龍馬とおりょうが過ごした下関、西国の覇者・大内氏の栄枯盛衰、フランシスコ・ザビエルのキリスト教布教など。詳細な別冊地図で安心ナビゲート。 トラベルカレンダーで1年を通した気温、降水量、気候、イベント開催、旬の食材などが一望。 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版のような、「別冊があり、取り外して別冊ごとに使用すること」はできません。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • 戦国ブリテン アングロサクソン七王国の王たち
    5.0
    本邦初! 英国のアングロサクソン七王国時代を描いた新書。 滅ぼすか、滅ぼされるか。八人の王の決断とは――。 栄枯盛衰の道を辿った七つの国々と、その国王らの波瀾万丈な生涯から英国史の出発点が明らかになる。 【主な内容】 イングランド王国成立前、6世紀後半から10世紀前半までの約400年間。 ブリテン島は戦乱の世を迎えていた。 アングロサクソン七王国(ヘプターキー)時代だ。 激しい抗争が繰り返され、7つの王国は栄枯盛衰の道を辿る。裏切りと策略が飛び交う中で、問われる王の決断。 本書では、七王国時代を生きた8人の王の生涯を読み解く。最初にキリスト教に改宗したエゼルベルト王や、イングランド王国の礎を築いたアルフレッド大王といった個性豊かな王の生き様を通じて、英国史の出発点を解き明かす。 【目次】 1:フランクの圧力をかわし、七王国に号令   ―エゼルベルト(ケント王国)― 2:奥さんに尻を叩かれながら、覇王   ―レドワルド(イーストアングリア王国)― 3:もしも、確かさを約束してくれるのなら……   ―エドウィン(ノーサンブリア王国)― 4:覇王になれなかった異教の王   ―ペンダ(マーシア王国)― 5:シャルルマーニュと渡り合った「アングル人の王」   ―オッファ(マーシア王国)― 6:ライバルを制し、新たな戦いの時代へ   ―エグバート(ウェセックス王国)― 7:無数の矢を射られ、ハリネズミのようになって殉教   ―セント・エドモンド(イーストアングリア王国)― 8:デーンを叩き、イングランド王国の土台を創った末っ子王   ―アルフレッド(ウェセックス王国)―
  • 天平芸術の工房
    -
    正倉院や東大寺をはじめとする花やかな天平芸術の創造にたずさわった工人たちの盛衰を明らかにしていくなかで、古代国家の文化の形成基盤の全体像を解明する。解説=山岸公基。※電子書籍化にあたり、一部内容を変更しております。
  • 無縁老人 高齢者福祉の最前線
    4.0
    今の日本では、“無縁高齢化”とも呼ぶべき状況が起きている――! 高齢者たちはどんな経緯で社会から切り離されたのか― 誰もが最後にたどり着く高齢者福祉の“未来”を救え。 刑務所が終の住処   介護虐待   老齢LGBTQ 名もなき墓碑   日雇い老人の街  高度成長の闇 自殺者ゼロの取り組み   長寿日本一の村 世界一の高齢化大国“ニッポン”の行く末をノンフィクションの革命児が徹底取材! 第一章 黒い黄昏 刑務所という終の棲家―累犯者 暴力化する介護―高齢者虐待 腐朽する肉体―孤独死 第二章 過ぎし日の記憶 海の怪物との戦記―捕鯨 黒いダイヤの孤島―炭鉱 第三章 日本最大のドヤ街の今 ドヤ街の盛衰 命の牙城―LGBTQ高齢者介護 名のない墓碑―葬儀 第四章 忘れられた日本人 隔離と爆撃―ハンセン病 闇に花を咲かせる―ハンセン病 祖国は幻か―中国残留日本人 第五章 高齢者大国の桃源郷へ 死の淵の傾聴―自殺 もう一つの実家―介護 村はなぜ、女性長寿日本なのか―寿命 世界最大の高齢化大国に生きている私たちは、 もう高齢者の身に起きている現実に背を向ける余裕はないはずだ。 まだ目をそらして問題を先送りにするのか、 今こそ目を見開いて未来を変えていくのか。 日本の将来は、読者一人ひとりの決断にかかっているのだ。(著者)
  • スニーカー学 atmos創設者が振り返るシーンの栄枯盛衰
    -
    「スニーカーは特別な商材である。本来、スニーカーは履けば1年で靴底に穴が空く気軽な消費財であり、日常生活に欠かせない生活必需品だった。それがやがて個性を主張するためのファッションアイテムとして扱われるようになり、高級車や高級時計のようなステイタスシンボルや、株式や不動産と同じような投資財として扱われるまでに至りました」ーー本文より
  • みなさんのおかげです 木梨憲武自伝
    4.7
    喜劇王が初めて明かす「とんねるず」の真実。 木梨憲武が還暦を期に書き下ろした本格自叙伝! 祖師谷・木梨サイクルの幼少期。 全国制覇を目指した帝京高校サッカー部。 新宿中央公園でのネタ合わせ。 駆け上ったテレビのスターダム。 テレビバラエティの栄枯盛衰。 愛妻・安田成美。 「みなさんのおかげでした」伝説の最終回の裏側。 そして、盟友・石橋貴明との本当の関係。 エンタテイメントを取り巻く時代の劇的な移り変わりを、彼は何を武器にして、どう生き抜いてきたか。 喜劇王の知られざる歓喜と苦悩がいま明かされる。 ~~~ 俺たちをおもしろがってくれて、40代、50代、60代と一緒に年齢を重ねてきた「とんねるず」世代にも、感謝や恩返しがしたい。そういう人たちの中には、このところの暗くて冷え込んだ世の中の影響で気分的に落ち込んだり、長年勤めた会社で定年を迎えたりして、人生の次なるステップを見つけられずに、迷子になっている人も少なくないんじゃないかな。そんな人たちに、俺という人間を知ってもらい、そして、もしそこに人生の後半戦を生きる「ヒント」みたいなものがあるとするならば、参考にしてくれたらうれしいと思う。(「プロローグ」より) ~~~
  • 夜行列車盛衰史
    4.0
    ブルートレインを筆頭に、日本中を走り回っていたが現在は絶滅寸前の夜行列車。どのように発達し、衰退していったのか、歴史を辿る。
  • 赤いカラス
    -
    過去も現在も未来もない、あるのは断片的な記憶だけ―― 夢から夢へと自由に行き来する男は、文明の栄枯盛衰を垣間見る。 これは虚構か現実か。時空を超えて展開される摩訶不思議な旅行奇譚。 「どっちみち死ぬんだから食ってあげましょうね、あなたの夢を」 妻との死別をきっかけに仕事を辞めた男は、思い出が残る中国を訪れる。 道中で出会った奇妙な仲間とともに、文明を辿る旅が始まった―― 夢と現実が交差する世界を描いた、予測不能なファンタジー小説。

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  • Racing on Archives Vol.18
    -
    1,733~1,900円 (税込)
    追憶のJTCC 忘れられない、濃密な“ハコ”バトル Racing on 告知 目次 CHAPTER 1 追憶のJTCC 忘れられない、濃密な“ハコ”バトル  前口上 ハコ版「日本一速い男決定戦」といえたJTCCの“意義”と“価値”  JTCCと世界のツーリングカー事情 スーパーツーリング栄枯盛衰  JTCC最速・最強マシン「ホンダ・アコード」開発ストーリー 34連敗からの大逆襲  What’s up JTCC? SSCCはなぜ「まぼろし」に? 「新生」JTCCはどうなった?  インタビュー スティーブ・ソーパー  JTCCテクニカル・サマリー 低くカマエて、真ん中に。  再考証トヨタ・エクシヴ エンジニアリングの戦い──TOM’S 東條力   マシンギャラリー──’98 ADVAN EXIV  All Machine Catalog JTCCを彩ったマシンたち  想定外だった日産の不振とレシプロで苦戦したマツダ  What’s up JTCC? 見てみたかったなぁ……まぼろしのJTCCマシン列伝  JTCC 1994-1998 Race Review 駆け抜けた73戦の記録  98年シーズンの顛末 “TTCC”の果たした役割 CHAPTER 2 JTCC PartⅢ 未知なるハコ・スプリント、研鑽の実像  国際交流の号令一下 ツーリングカー勢力図一変 クラス2が日本に知らしめた新・世界標準“ハコ車”づくり  下馬評ナンバー1、ホンダが落ちた罠 大いなる敗走  Machine Story Castrol MUGEN CIVIC FERIO 1995  日産・ニスモが磨いたプリメーラ、4年間の進化 エンジンで得たパワーより大切なモノ  JTCC COLUMN JTCCをイメージした限定車たち  初期JTCCマシンメカニズム徹底詳解 最初の一歩、最適解を探し出せ!  TRDがJTCCで手にしたモノ 真のレーシングディベロップメントへ  Interview BMW Motorsport Team Schnitzer エンジニア│アンドレアス・シャーリンガー  Interview プリンツ・レオポルド-フォン・バイエルン  特別対談│中子 修×本山 哲 23年目の真実  UNICORSE チームを率いた大川謙治が振り返る ワークス155で挑んだ2シーズンの舞台裏  チェイサーの挑戦──FRは戦略的選択か、新たなチャレンジか? 奥付 JTC グループAマシンのすべて 1985-93 告知 裏表紙

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  • ビジュアル最新版 バレエ・ヒストリー バレエ史入門~バレエ誕生からバレエ・リュスまで~
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 バレエ史を知ると舞台鑑賞はもっと楽しく、深くなる。唯一無二の入門書「教養としてのバレエ」。バレエファン必読の一冊。・総合舞台芸術バレエをもっと深く楽しむための教養書。・作品ごとのあらすじ解説のガイドブックはたくさんあるが、通史としてバレエの栄華盛衰を語る入門書は唯一無二(類書なし)。好評を博した2014年刊をこのほど改訂版としてバージョンアップ。・アーカイブ的な古写真や絵画など貴重なビジュアル多数掲載。バレエの魅力を歴史から紐解く1冊。ルネサンスのイタリアで生まれたバレエは、フランスにもたらされ太陽王ルイ14世に庇護されパリ・オペラ座バレエ学校が設立されます。やがてロシアに伝播。チャイコフスキーの音楽に出合い、ロマノフ王朝のもとバレエは高度な発展を遂げます。20世紀初頭、ロシアから西欧にディアギレフのバレエ・リュスがツアー公演に訪れるや、世界中に熱狂をもたらし欧米に新たなバレエ団を生み落とすのです。バレエ史を通じて今見ている舞台や演目の源流を知る入門書。
  • 東京漫才全史
    4.5
    現在も人気のある日本の伝統的芸能「漫才」には「お笑い論」の書籍は数多く存在するが、「漫才」の、特に東京を地盤とした漫才の歴史に関する書籍は数少ない。この「東京漫才」に焦点を当て、漫才の源流にまで遡り、「東京漫才の元祖は誰か?」、「しゃべくり漫才の流入と定着」、「戦後東京漫才の御三家」、「東京漫才専門寄席」、「MANZAIブームの功罪」、「爆笑問題、ナイツの活躍」等をテーマに、その発生と栄枯盛衰を、通説の誤解を正しつつ記した、画期的な「東京漫才」通史。 【目次】序章 「漫才」以前/第一章 東京に漫才がやってきた/第二章 生まれる東京漫才/第三章 戦前の黄金時代/第四章 戦争と東京漫才/第五章 焼け跡から立ち上がる/第六章 東京漫才の隆盛/第七章 MANZAIブームと東京漫才/終章 新しい東京漫才の形
  • 京大合格高校盛衰史~天才たちは「西」を目指した~
    -
    秀才の東大、天才の京大――。東大と並んで日本最難関大学の双璧を成しながら、エリート志向とは一線を画した自由闊達な校風で知られる京都大学。その歴史に名を連ねるべく集う俊英たちを、日本一輩出しているのはどの高校なのか? 合格者数はもちろん、さまざまな京大ランキングを作成。悲喜こもごもの受験生エピソードも添えて、京大受験の来し方行く末、そして知られざる実情が詳らかとなる。
  • 君が代は千代に八千代に
    3.5
    20世紀末に連載が開始された2作の長篇小説『日本文学盛衰史』『官能小説化』とほぼ同時期、文芸誌「文學界」に毎回短距離走のように連載された短篇小説群。 明治の作家たちを登場人物とした先の2篇とは真逆の方向で、現代日本にあふれる空虚な賑やかさと残された希望の乏しさを、そして愛と日常を、どこまでも真正面から受けとめ表現しつづける短篇小説が13篇。 『さようなら、ギャングたち』で鮮烈なデビューを飾り、『日本文学盛衰史』で作家としての評価をさらに高めた高橋源一郎の、新たなる転換点としての傑作短篇集。
  • イギリス帝国盛衰史 グローバルヒストリーから読み解く
    5.0
    十六世紀にはヨーロッパの二流国に過ぎなかったイギリス。それがなぜ世界を動かす帝国になり得たのか? イギリス革命と産業革命による躍進を論拠とする従来の説ではわからなかった「帝国化」と「帝国経営」の実態が、最新の「グローバルヒストリー」研究によって明らかになってきた。「ヒト・モノ・カネ・情報」を巧みに活用し、時代に合わせてしたたかに仕組みを変化させながら世界に君臨してきたイギリス帝国。本書は、その五百年にわたる興隆・繁栄・衰退の歴史をひもとく「新たな世界史」である。
  • 自動車の世界史 T型フォードからEV、自動運転まで
    4.0
    1巻1,056円 (税込)
    19世紀末、欧州で誕生した自動車。1908年にT型フォードがアメリカで爆発的に普及したのを機に、各国による開発競争が激化する。フォルクスワーゲン、トヨタ、日産、ルノー、GM、現代、テスラ、上海汽車――トップメーカーの栄枯盛衰には、国際政治の動向が色濃く反映している。本書は、自動車産業の黎明期から、日本車の躍進、低燃費・EV・自動運転の時代における中国の台頭まで、100年の激闘を活写する。
  • 食卓の世界史
    4.0
    地理的条件、調理技術、伝統、交易の盛衰――「料理」を通してみると、歴史はますます鮮やかになる。古今東西の英雄から、時には庶民の食卓まで、興味深いエピソードと歴史的なレシピで案内する。 【目次】1 ハンムラビ 古代メソポタミア野菜の「三本柱」/2 アレクサンドロス三世 食事は質素で大酒飲み/3 ネロ 絶滅危惧種最後の一本/4 楊貴妃 茘枝は幼少期の味/5 ハールーン・アッ=ラシード 食は市場にあり/6 バシレイオス一世 古代から中世へ/7 チンギス・ハン  「赤い食べ物」「白い食べ物」/8 マルコ・ポーロ 大旅行家が観察した食事情/9 コロンブス 近世の食卓へ/10 エルナン・コルテス 「コロンブス交換」の時代/11 スレイマン一世 多様な遺産を継承するオスマン帝国/12 カトリーヌ・ド・メディシス 「伝承」の真実/13 ルイ14世 洗練されたサーヴィスの確立/14 フリードリヒ二世 コーヒーではなくビールを飲め!/15 リンカーン 感謝祭とクレオール料理/16 コナン・ドイル 大英帝国のカレー/17 夏目漱石 一生にして三食を経る/18 マクドナルド兄弟 ファストフードの誕生
  • カラー版 東海道新幹線歴史散歩 車窓から愉しむ歴史の宝庫
    4.5
    新幹線の窓からなにが見えるだろうか。縄文時代の貝塚から昭和の歴史遺産まで、見どころ満載なのが東海道新幹線だ。田子ノ浦や老蘇の森に古代の貴族たちが詠んだ風景を想像し、清州城や関ヶ原の古戦場に戦国大名の栄枯盛衰をたどる。明治の先取の気質を豊田佐吉の生家や井上勝の墓に感じ、熱海城や八ツ山橋にゴジラの悲哀を思う。車窓に拡がる歴史的スポット百カ所以上を全線地図とカラー写真を付して詳述。乗り越し注意。
  • ゲームメーカー盛衰記【合本】
    -
    『ファミコン全盛期の精鋭メーカー30』『消えたゲームメーカー調査報告書』をセットにした合本です。ファミコンが登場して40年。これまで数多くのゲームメーカーが登場しては消えていった…。特に印象に残るメーカーたちの栄光と没落を記憶にとどめよう。 《主な内容》 『ファミコン全盛期の精鋭メーカー30』 ファミコンの豊富なラインナップは、サードパーティの手で生み出されたものだった。ファミコン時代にどんなソフトを出してどんな功績があり、そして今はどうなっているのかを追っていく。 『消えたゲームメーカー調査報告書』 浮き沈みの激しいゲーム業界。特に印象的な16メーカー(ハドソン、アトラス、ゲームリパブリック、フライト・プラン、セタ、コンパイル、ヒューマン、ワープ、データイースト、日本テレネット、SNK、シング、アローマ、Jフォース、カネコ、スマイルソフト)の沈没に迫る! これらは『ゲームラボ』に掲載された記事を電子版として再編集したものであり、記述は掲載当時の情報にもとづいています。そのため、価格・仕様が変更されていたり、販売・サービスが終了していたりする場合があります。なお、各記事の初出は以下のとおりです。記事中で参照ページが指定されている場合は、各特集内のページ数に対応しております。 ・2012年4月号(P177-192) ・2013年8月号付録 当時の印刷物からスキャニングしたPDFです。一部画像の削除等、紙版とは異なる場合があります。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。 本書はあくまで報道の見地から「事実」を掲載したものです。「事実」を実際に行い、万が一事故やトラブルに巻き込まれた場合でも、小社および筆者は一切の責任を負いかねます。本書に掲載された情報の取り扱いはすべて自己責任で行ってください。
  • 穀物の世界史 小麦をめぐる大国の興亡
    3.0
    《戦争や革命勃発の背後にアメリカ産小麦の存在――》 19世紀初頭より帝政ロシアは、ウクライナの黒海に面したオデーサの活況を呈する港を通じて、ヨーロッパの大部分に食糧を供給していた。しかし、アメリカ南北戦争の後、大量のアメリカ産小麦が大西洋を渡ってヨーロッパに押し寄せるようになり、食糧価格は急落した。安価な外国産穀物は、ドイツとイタリアの台頭、ハプスブルク家とオスマン帝国の衰退、そしてヨーロッパ各国による勢力圏の争奪戦に拍車をかけ、第1次世界大戦とロシア革命が勃発する決定的な要因となった。 国家の盛衰に説得力ある新たな解釈を加えた本書は、大国同士が鎬を削るなかにあって、穀物の支配が比類のない力を示してきたことを物語っている。従来の歴史観をゆさぶる注目書。 【目 次】 はじめに 第1章 黒い道 紀元前1万年~紀元前800年 第2章 コンスタンティノープルの門 紀元前800年~紀元1758年 第3章 重農主義的な膨張 1760年~1844年 第4章 ジャガイモ疫病菌と自由貿易の誕生 1845年~1852年 第5章 資本主義と奴隷制 1853年~1863年 第6章 アメリカの穀物神 1861年~1865年 第7章 爆発音と大変化 1866年 第8章 何をなすべきか 1866年~1871年 第9章 穀物の大危機 1873年~1883年 第10章 ヨーロッパの穀物大国 1815年~1887年 第11章 「ロシアはヨーロッパの恥」 1882年~1909年 第12章 オリエント急行、行動軍 1910年~1914年 第13章 パンをめぐる世界戦争 1914年~1917年 第14章 権力の源泉としての穀物  1916年~1924年 おわりに
  • 星野と落合のドラフト戦略 元中日スカウト部長の回顧録
    4.3
    「星野さんは人を残し、落合さんは結果を残した」 スカウト歴38年 闘将とオレ竜に仕え、球団の栄枯盛衰を見てきた男が明かす ドラフト舞台裏 【目次】 ■まえがき ■序章 ■第一章 星野監督時代のドラフト(1986年―1991年) 1986年 ドラフトは5年先、10年先を見据える 1987年 星野さんの強運と豪腕 1988年 「全権監督」星野さんの辣腕 1989年 初めてこだわった「即戦力投手」の獲得 1990年 星野さんらしくなかったドラフト戦略 1991年 見送られた「鈴木一朗」の指名 1992年 出遅れた松井獲得競争 1993年 同学年、平田と川上の差 1994年 「高校時代の印象」で逃した、後の大物ピッチャー ■第二章 星野監督時代のドラフト(1995年―2001年) 1995年 球団の「外」から福留1位を決めた星野さん 1996年 ダイエーとの熾烈な選手争奪戦 1997年 会心のドラフト 1998年 逆指名の恩恵を最大に受けた指名 1999年 裏目に出た星野監督の皮算用 2000年 またもダイエーに敗れた目玉選手の争奪戦 2001年 星野さんの電撃退任と「右の大砲」 コラム 山田久志監督時代 2002年 「立浪二世」と期待した明徳義塾・森岡 ■第三章 落合監督時代のドラフト(2003年―2010年) 2003年 青天の霹靂だった落合さんの監督就任 2004年  「高校生は1人もいらない」 2005年 故障抱えた吉見の獲得 2006年 プロでの明暗分かれた堂上と坂本 2007年 中田翔を欲しがらなかった落合さん 2008年 1巡目指名を巡って監督と意見対立 2009年 不可解な上位指名リクエスト 2010年 心中覚悟、大野ありきのドラフト戦略 コラム 髙木守道監督時代 2011年 周平に託したかった中日の未来/獲るべきだった「打てる」選手 2012年 早くに諦めた大谷翔平の指名/自分の首を絞めた則本の紹介 ■第四章 落合GM時代のドラフト(2013年―2016年) 2013年 GMとしてやらざるを得なかった汚れ仕事 2014年 上手くいかなかった、全員即戦力狙いの指名 2015年 GMとスカウトが共有した危機感 2016年 スカウト会議に出なかったGMラストシーズン コラム 森繁和監督時代 2017年 2人の高校生キャッチャー、中村と村上 2018年 直らなかった根尾の欠点 コラム 与田剛監督時代 2019年 これからの中日を背負う石川と岡林 2020年 幸運だった髙橋宏斗の1位指名 2021年 目をつぶって一軍で使ってほしい3人 ■あとがき
  • 第4の革命 カーボンゼロ
    -
    ■世界がカーボンゼロを競う、投資とイノベーション、実装の最前線。変化を追いかけた日本経済新聞大型連載を書籍化。 ■大気中に蓄積する温暖化ガスの量は、この50年で2倍以上に増えた。地球温暖化を食い止めるのには、排出量と吸収量を同じにする実質ゼロにまで減らす必要がある。人類史において農業、産業、情報に次ぐ「第4の革命」カーボンゼロ。日本を含むほとんどの先進国は2050年の実現を目標に掲げたが、その道のりは平たんではない。 ■GX、蓄電池、水素、原発、再生エネテック、ウクライナ侵攻の影、気候変動ポリティクス、移行戦略に集まるマネー――。企業の盛衰や国家の命運をも左右する脱炭素の奔流に迫る。
  • 世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか
    4.3
    米中交代のシグナルはどこを見れば分かるか。 過去の類似する時期を学べば、これから起きる事に対応できる。 世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者が、世界秩序のサイクルを明かす。 ●伝説的投資家で世界的ベストセラー『PRINCIPLES』の著者レイ・ダリオは、半世紀以上をかけて世界各国の経済とマーケットを調べ上げてきた。その彼が、過去500年に起きた政治的・経済的な激変を研究し、現在に生きる人々が経験したことのない根本的変化が、将来、発生し得ることを解説する。だが、これらの激変は、過去の類似する時期に起きてきたことなのだ。 ●数年前、ダリオはこれまで経験したことのない大きな出来事を目撃した。巨大債務と、ゼロあるいはゼロに近い金利が同時に生じ、世界の3大準備通貨で大規模な金融緩和がなされた。過去1世紀で最大と言える経済的・政治的格差と価値観の相違により、各国で大きな政治的・社会的な対立が生じた。それはとくに米国で顕著だった。新たな世界的勢力(中国)が興隆し、既存の世界大国(米国)と世界秩序に挑戦するようになった。これらにもっとも類似する出来事が起きたのは、1930~1945年だ。これを目の当たりにしたダリオは、過去500年の主要な帝国とその通貨の興亡を研究し、その盛衰の背後にあるパターンと時空を超えた因果関係を探求した。その成果が、本書である。 ●パートIでは単純化した典型的な帝国の興亡を解説。パートIIでは過去500年間に準備通貨国となったオランダ、イギリス、米国について深く掘り下げ、さらに米中対立についても1章割く。パートIIIでは、これらすべてが将来にどういう意味を持つかを論じる。
  • インド―グローバル・サウスの超大国
    4.0
    人口で中国を上回って世界一に、GDPでも英仏を抜き第5位に。近年では「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国・途上国のリーダーと目されることも増えたインド。複雑化する国際政治のなかで展開する独自外交も注目されている。長くインドを研究する経済学者が、財閥の盛衰や成長を続けるIT産業などビジネス面から、米・中・ロとの外交の検証、さらには格差問題の現状、日印関係の今後まで幅広く解説する入門書。
  • 地図バカ 地図好きの地図好きによる地図好きのための本
    3.8
    「東が上」の京都市街地図/鳥瞰図絵師・吉田初三郎/アイヌ語地名の宝庫/職人技のトーマス・クック時刻表/非常事態の地図……著者は小学校の先生が授業に持参してきてくれた国土地理院の一枚の地形図に魅せられて以降、半世紀をかけて古今東西の地図や時刻表、旅行ガイドブックなどを集めてきた。その“お宝”から約100図版を厳選。ある時は超絶技巧に感嘆し、またある時はコレクターの熱意に共感する。身近な学校「地図帳」やグーグルマップを深読みするなど、「等高線が読めない」入門者も知って楽しい、めくるめく世界。 はじめに――地図はみんなのもの 1章 余はいかにして「地図バカ」となりしか 2章 地図を愛した先人たち 3章 お宝地図コレクション 4章 西へ東へ、いざ机上旅行 5章 地名・駅名・バス停名あれこれ 6章 地図に刻まれた栄枯盛衰 7章 天災と人災 おわりに――紙の地図がなくなったら
  • 科学はひとつ 宇宙物理学者による知的挑戦の記録
    -
    3.11から始まる、一人の科学者の手記。 2011年3月11日、東日本大震災という未曾有の危機に人々が直面したとき、細分化されすぎた科学の専門家集団は、目の前の事態に対して無力であった。その惨状を前に、宇宙物理学を専門とする筆者は「科学者が勇気をもって、社会問題に対して発言する」ことの必要性を痛感し、自身の手記の公開を始める。「本来、科学はひとつである」との思いを支えに、原発事故後の対処策から、津波発生原理の再検討、気候変動、銀河とブラックホール、生命の起源、科学論まで、現代の碩学が12年にわたって語り続けた知的挑戦の記録。 【目次】 はじめに 第1章 福島第一原子力発電所事故 解説 植物による放射性セシウム汚染土壌の浄化について ほか4篇 第2章 地震と津波防災 解説 東海地震について ほか6篇 第3章 天体物理学 解説 降着超大質量ブラックホールにおけるZeV(10^21 eV)加速 ほか8篇 第4章 気候変動 解説 過去2,000年の気温変化と王朝の盛衰 ほか10篇 第5章 生命の起源 解説 蛇紋岩化反応による非生物的メタン噴出 ほか11篇 第6章 種の起源と生物進化 解説 人類の起源:放射線被曝と脳容積拡大 ほか9篇 第7章 科学論 解説 佐久間象山、大山益次郎遭難碑 ほか12篇 第8章 書評 解説 サハロフ回想録 ほか6篇 第9章 ルーツと青春 解説 母の故郷訪問 ほか6篇 あとがき 【著者】 戎崎俊一 1958年山口県生まれ。NASA研究員、神戸大学助手、東京大学助手、同助教授を経て、1995年に理化学研究所主任研究員となり、現在に至る。天体物理学と計算科学を中心にそれらを含んだ学際研究に取り組み、分裂しすぎた諸科学の再統合を志向している。著者に『ゼミナール宇宙科学』(東京大学出版会)、訳書に『銀河の世界』(エドウィン・ハッブル著、岩波書店)、『時間・空間・重力 相対論的世界への旅』(ジョン・アーチボルト・フィーラー著、東京化学同人)などがある。
  • 中学受験大百科 2023完全保存版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 「合格した子」の秘密が満載 灘、桜蔭、開成、筑駒、渋幕 超難関中学に合格した128家庭インタビュー 【目次抜粋】 巻頭スペシャル 憧れ校の「花形」はどんな子なの? 開成・渋渋・豊島岡「学園祭リーダー」の素顔を拝見 Chapter① 合格発表編 2023年合格おめでとう! どうやって勉強した? 前日には何を食べた? 灘、桜蔭、開成、筑駒、渋幕超難関中学に合格した96家庭にインタビュー 「受かった家」の秘密を公開 合格家庭にお宅訪問 成績急上昇「家庭学習」の工夫 Chapter② 家庭の力・塾の力編 直前で成績急降下、生活リズムが狂い本番で居眠り 今のうちに心の備えを! 経験者家族の「直前トラブル」 塾・学校の受け入れ態勢は? 特性に合った勉強とは? 発達障害の子を伸ばす受験のコツ “理想像”を押し付けていませんか 辛い受験にしないための「親の態度」チェックリスト 学習習慣がついていない子も間に合います! トップ校合格者が使っていた「学習計画表」 ウイルスにも受験のストレスにも負けない! 3つの食材でわが子の免疫アップお手軽「スープレシピ」 Chapter③ 学校選び編 私立中高一貫校の実力拝見! 難関国立大学への現役合格率トップ150 うちの子を伸ばしてくれる学校は? 偏差値40台、50台のお買い得校ランキング ライバル校たちの盛衰史 1960年から2023年まで東大&京大合格者数ランキング 県立千葉、小石川、南が東大2ケタ オール公立中高一貫校有名大学合格者数一覧 塾が「やっておいてほしい」最低限のレベルとは 小3までの入塾前準備「算数・国語・社会・生活」 人気沸騰しているけれど続々誕生! 「国際系」中学の実力診断 広尾小石川、渋渋からドルトン東京まで中学受験の学校選びが変わった! 超人気ニューウエーブ校「徹底分析」 Chapter④ 得点力アップ編 成績アップ! 苦手克服! 本当によかったものを教えますトップ校合格親のお薦め教材 初見の問題の手がかりになる これさえマスターすればOK 算数の「知識・公式」最終チェック12 5パターンの頻出テーマを押さえれば解ける 苦手でも得点できる中学入試「物語文」攻略法 頻出! 暗記が通用しない問題をどう解くか 思考系問題が得意になる3つの方法 楽しく伸ばせる「魔法の教材」「理科」「社会」が大好きになる本 本当に役に立つ「実践派」教材23 結局いくら用意すればいいのか 塾代&学費 中学受験の最新マネー事情
  • 「会社四季報」業界地図 2024年版
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 先が見えない時代、「業界地図」なら視界が晴れる! 13年連続売上No.1、もっとも売れている「業界地図」の最新版(大手書店調べ) 過去最多192業界・テーマの最新トレンドがサクッとわかります! ■業界ガイドブックの決定版! ◯株式投資 ー銘柄発掘、銘柄分析に ◯就活・転職 ー業界研究、志望企業探しに ◯ビジネス ー営業先開拓、市場調査、研修に ■2024年版の特徴 ・「業界深読み」が新登場! 再編の系譜、バリューチェーン、働き方・・・地図と併せて読むと理解がグンと深まる ・「AI」「Web3」「量子コンピューター」「スニーカー」など話題の業界を新規収録! ・掲載数は過去最多となる192業界・テーマ!「調査会社」「バス・タクシー」などニッチ業界追加、既存業界も四季報記者が総力アップデート ・アマゾンは464万円、メタプラットフォームズは4021万円・・・GAFAMを筆頭に大手米国企業の平均年収を掲載!日本企業との年収差もわかる ・特別付録・・・会員制サービス「業界地図デジタル」の特別優待クーポンをご提供。検索、比較、分析もサクサク。地図から企業ページに移動、外国企業ページ掲載など、紙版にはない機能が充実! ■充実の巻頭企画 ・「人口減少で浮かぶ業界、沈む業界」 ー四季報記者が業界の未来を展望ー ・「47都道府県のトップ企業」 ー北海道から沖縄まで、知られざる有力企業ー ・「花形業界vs.苦境業界マップ」 ー市場規模と利益率で読み解く業界の盛衰ー ・「業界別平均年収ランキング」 ー業界ごとの40歳平均年収を推計ー
  • おとな旅プレミアム 仙台・松島・平泉 第3版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 【歴史と文化を掘り下げ、本当に美味しいものに出会う。 上質を極める「おとな」向け旅行ガイド】 ┃知る、感じる、思いを馳せる。 ┃日本でこころが満たされる。 ┃「おとな旅」に出かけよう。 ワンランク上の旅を実現させる、全く新しい「提案型」旅行ガイド・シリーズです。 ♪♪ 情報をアップデートした第3版 ♪♪ 新規オープン&リニューアル、最新情報を盛り込んで改訂しました。 ~*:._.:* 『おとな旅プレミアム』が「プレミアム」な理由とは *:._.:*~ ミ★ 大人ならでは充実感、ワンランク上の旅を実現させる「プレミアム旅プラン」を提案します。 ミ★ いま目の前に見えている景色だけが旅の楽しみではない。歴史と文化を掘り下げる特集を収載しています。 ミ★ 伝統の味を堪能できる名店、落ち着いて快適なホテル・旅館── 本当に行くべきスポットを厳選しつつ、各所の情報量は圧倒的。 ミ★ バッグに入れやすいA5変形判。気軽に旅のお供にできる軽さも兼ね備えています。 ミ★ 季節感を大切にした構成。これから始まる旅への期待を高める美麗な写真。旅のストーリーが浮かび上がるガイドブックです。 ~*:._.:* 「仙台・松島・平泉」のみどころ *:._.:*~ ミ☆ 仙台は仙台城跡から定禅寺通、仙台駅周辺、北山、少し足を延ばして秋保温泉、作並温泉、蔵王・遠刈田温泉、 白石、松島、塩竃や三陸海岸までの「歩く・観る」「買う」「泊まる」の最新情報をアップデイト。 ミ☆ 主な収載内容は、「名景の四季を味わう至福」「伊達家の威厳、藤原氏・源義経の栄枯盛衰」「ロマンあふれる、城下町と歴史の舞台」。 ミ☆ 仙台駅のリニューアル、宮城県松島離宮など観光スポットのオープン、元気に営業を続ける復興商店街など新情報をピックアップ。 ミ☆ 巻頭では「大自然の底力が見えてくる、みちのくの絶景」と題して、東北地方の四季が色づくスポットをプレビュー。 白石川堤一目千本桜の名景、仙台七夕祭りの風情、厳美渓の鮮やかな緑、鳴子峡の紅葉、蔵王の雪と樹氷の美しさなどをピックアップします。 ミ☆ 松島は遊覧船で楽しむ名景、平泉では中尊寺を徹底解説しつつ、世界遺産さんぽをプランニングしています。 ミ☆ 「食べる」は、牛たんや元祖・冷やし中華、ずんだ、松島かきといった名物はもちろん、 地酒と絶品の日本料理やフレンチも取り上げ、国分町や仙台文化横町など代表的な繁華街の人気店も。 ミ☆ 歴史特集は伊達政宗と仙台藩の辿った軌跡を追い、乱世を平和へと導いた藤原清衡と奥州藤原氏を様々な角度から分析します。 ミ☆ 詳細な別冊地図で安心ナビゲート。 ミ☆ トラベルカレンダーで1年を通した気温、降水量、気候、旬の食材、イベント開催などが一望できます。 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版のような、「別冊があり、取り外して別冊ごとに使用すること」および「別冊の綴じ針を外し、広げて使用すること」はできません。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • おとな旅プレミアム 萩・津和野 下関・門司 第3版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 【歴史と文化を掘り下げ、本当に美味しいものに出会う。 上質を極める「おとな」向け旅行ガイド】 ┃知る、感じる、思いを馳せる。 ┃日本でこころが満たされる。 ┃「おとな旅」に出かけよう。 ワンランク上の旅を実現させる、全く新しい「提案型」旅行ガイド・シリーズです。 ♪♪ 情報をアップデートした第3版 ♪♪ 新規オープン&リニューアル、最新情報を盛り込んで改訂しました。 ~*:._.:* 『おとな旅プレミアム』が「プレミアム」な理由とは *:._.:*~ ミ★ 大人ならでは充実感、ワンランク上の旅を実現させる「プレミアム旅プラン」を提案します。 ミ★ いま目の前に見えている景色だけが旅の楽しみではない。歴史と文化を掘り下げる特集を収載しています。 ミ★ 伝統の味を堪能できる名店、落ち着いて快適なホテル・旅館── 本当に行くべきスポットを厳選しつつ、各所の情報量は圧倒的。 ミ★ バッグに入れやすいA5変形判。気軽に旅のお供にできる軽さも兼ね備えています。 ミ★ 季節感を大切にした構成。これから始まる旅への期待を高める美麗な写真。旅のストーリーが浮かび上がるガイドブックです。 ~*:._.:* 「萩・津和野 下関・門司」のみどころ*:._.:*~ ミ☆ 各地の「歩く・観る」「買う」「泊まる」の最新情報をアップデイト。 観光まちづくり計画によりリニューアルした長門湯本温泉・温泉街の情報も加わっています。 ミ☆ 主な収載内容は、「幕末の青春が駆け抜けた城下町」「動乱の舞台を歩き、歴史を思い、生まれ変わった温泉街で癒やされる」。 ミ☆ 巻頭では「心に残る美しい街並み」と題して、武家屋敷や商家の面影が残る、昔ながら街並みへとタイムスリップ。 萩の平安古、旧町人地、津和野の殿町通り、長府の古江小路、柳井の古市・金谷地区など風情あるカットが並びます。 ミ☆ 萩では維新の志士たちの故郷を歩き、歴史を紐解くルートを提案。 明倫学舎からスタートし、旧町人地から旧上級武家地、萩城跡、平安古へと進み、松陰神社など吉田松陰ゆかりの地へ。 ミ☆ 豊かな山河に囲まれた掘割と白壁の街・津和野では、歴史と文化が薫る「山陰の小京都」さんぽをコーディネート。 萩と津和野の両地を走る列車旅の提案も。 ミ☆ 下関では湾岸レジャーと関門海峡を臨む観光スポット探訪。 門司は港町ロマンに出会うレトロ建築巡り、海峡夜景など。 萩往還、長門・仙崎、萩温泉郷、湯本温泉、山口の中心地、角島、一の俣温泉、川棚温泉、秋吉台、岩国、防府、 宇部、柳井、周防大島、湯田温泉にも足を延ばします。 ミ☆ 「食べる」の萩は地魚、見蘭牛とむつみ豚、趣深い旧家カフェ。 津和野は名店の和食、里山と清水が育んだ郷土の味。 下関では本場で食す絶品ふぐ料理、海峡ビューのレストランなど。 ミ☆ 萩焼体験、城下町の逸品みやげも。 ミ☆ 歴史特集では、毛利氏が萩を長州藩の本拠地に定めてからの江戸前期、吉田松陰の生涯と松下村塾四天王、幕末の動乱を語る他、 森鴎外が描いた津和野の景色、海峡で起きた歴史劇(壇ノ浦の戦い、巌流島の決闘、下関戦争)、龍馬とおりょうが過ごした下関、 西国の覇者・大内氏の栄枯盛衰、フランシスコ・ザビエルのキリスト教布教など。 ミ☆ 詳細な別冊地図で安心ナビゲート。 ミ☆ トラベルカレンダーで1年を通した気温、降水量、気候、イベント開催、旬の食材などが一望できます。 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版のような、「別冊があり、取り外して別冊ごとに使用すること」および「別冊の綴じ針を外し、広げて使用すること」はできません。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • アフリカ史
    4.0
    様々な学問分野を自由に越境し、「知ることの楽しさ」を生涯発信し続けた<知の道化師>、山口昌男。その学問の真髄とも言える「アフリカ」研究を、丸ごと1冊・通史に編纂。思いがけなくも豊かなアフリカの相貌、実験的とも言える日本との対比、自身が描いたスケッチや、貴重すぎる図版を193点も掲載! 彼の地で暮らし、深い人脈を得た泰斗だからこそ書けた本作は、参考文献すらただの文字情報に終わらない、圧巻の充実ぶり。没後10年。今こそ、目からウロコのアフリカ通史を、吟味する! *本書は、『世界の歴史 第6巻 黒い大陸の栄光と悲惨』(講談社 1977年)を改題したものです。 目次 はじめに 人類史とアフリカ 1 アフリカの古代世界 1)アフリカにおける人類の起源 2)アフリカの古代的世界 3)黎明の輝き・ 4)サヴァンナの帝国 5)東アフリカの王国 6)アフリカの王権文化――そのパラダイム 2 大発見の神話学 1)プレスター- ジョンの王国を求めて 2)アフリカの「黄金伝説」――ジンバブウェ遺跡とモノモタパ 3)探険ラッシュの世紀 3 伝統国家の栄光 1)草原の覇者たち 2)古都の盛衰 3)奴隷の故郷 4)アフリカと奴隷貿易 4 東海岸――交易都市の繁栄 1)世界へ開かれたアフリカ 2)制海権をめぐる争い 5 南アフリカのナポレオンたち 1)南アフリカの原住民たち 2) 南アフリカの清教徒たち 3)シャカ王のズールーランド 4)スワジ王国 5)バストランドのモシェシュ王 6)ムジリカジのンデベレ 6 ヨーロッパによる仮死 1)ヨーロッパ列強のアフリカ分割 2)開拓者たちの運命 3)アフリカ侵略の二つの型 4)セネガルーー仏領アフリカの優等生 5)最後の抵抗者サモリ= トゥレ 7 再生への胎動 1)マフディー運動 2)キリスト教的反抗 8 試行錯誤の現代史 1)両大戦間のアフリカ 2)エティオピアの反抗 3)第二次大戦後のアフリカ 4)コンゴ動乱 5)ナイジェリアの内戦 6)アンゴラの独立と内戦 おわりに 参考文献 年 表 図版参考資料一覧 索 引 解説 今福龍太
  • 最後の暗黒大陸・物流 「2024年問題」に光を灯せ【特別版】
    3.0
    【WedgeONLINE PREMIUM】 最後の暗黒大陸・物流 「2024年問題」に光を灯せ【特別版】 トラック運送業界における残業規制強化に向けて1年を切った。「2024年問題」と呼ばれる。 しかし、トラック運送業界からは、必ずしも歓迎の声が聞こえてくるわけではない。 安い運賃を押し付けられたまま仕事量が減れば、その分収益も減るからだ。 われわれの生活を支える物流の「本丸」で、今何が起きているのか── 月刊誌『Wedge』2023年5月号(4月20日発売)の特集「最後の暗黒大陸・物流 「2024年問題」に光を灯せ」に同誌20年7月号(6月20日発売)の「DIGITAL TRANSFORMATION」(産業IT イノベーション事業本部産業デジタル企画部主席研究員・藤野 直明氏、コーポレートイノベーションコンサルティング部上級コンサルタント・梶野 真弘氏の記事を加えた特別版です。 PART 1  残業規制の導入で物流業界の体質改善はなるのか? 中西 享 ジャーナリスト PART 2  「お願いだから分かってほしい」 運送事業者の社長が激白 中西 享 ジャーナリスト 編集部 Interview 1 進み始めた荷主の意識変化 見えてきた「適正運賃への是正」 小寺康久 西濃運輸 代表取締役社長 ILLUSTRATION 私たちの生活に欠かせない物流 編集部 Interview 2 デジタル技術で課題解決 物流界のプラットフォーマー 佐々木太郎 Hacobu 代表取締役社長執行役員 CEO Interview 3 トラック物流に必要な構造改革とは何か? 矢野裕児 流通経済大学流通情報学部 教授 column 1 深刻なドライバー不足 それでも「明日届く」は必要なのか 関谷次博 神戸学院大学経済学部 教授 PART 3  物流の一翼担う倉庫 「結節点」で見たその実態 編集部 column 2 「当たり前」の舞台裏 水産卸売の現場を歩く 編集部 PART 4  荷役の負荷軽減へ 今度こそパレットの本格普及を 編集部 PART 5  宅配ドライバーの本音 働き方改革は「形骸化」するは 刈屋大輔 ジャーナリスト column 3 国の盛衰と物流は表裏一体 日本はイタリアの歴史に学べ 玉木俊明 京都産業大学経済学部 教授 PART 6  矛盾を内包した法体系を直視しドライバーの権利保護を 首藤若菜 立教大学経済学部 教授 REPORT DIGITAL TRANSFORMATION(藤野直明、梶野真弘、編集部)  PART1 DXは目的ではなく手段 新しいビジネスモデルを描け PART2 「カイゼン」が遅らせたDX 製造業が問われるサービス作り
  • 地政学から読み解く!戦略物資の未来地図
    4.0
    ■こんな人におすすめ ・戦略物資から世界情勢を理解したい ・資源の最新情報を知りたい ・戦略物資と各国の利害の関係性を理解したい など ■本書の内容 米中対立が激化し、世界情勢が激変するなかで 戦略物資への各国の眼差しが大きく変わってきている。 経済効率の追求から、 自国または同盟国の安全保障を重視する方向へと向かうことで、 資源エネルギーなどを中心とした戦略物資の確保が重要になってきているためだ。 とくに近年は2020年に新型コロナが世界中で流行し、 2022年にロシアによるウクライナ侵攻が起きたことで、 半導体や化石燃料などの資源を巡る各国の政治的な動きが活発化。 さらに、グローバル経済によるサプライチェーンの崩壊や再生エネルギーへの転換なども 複雑に絡まっており、戦略物資への理解は一筋縄ではいかない。 本書籍は、 戦略物資の現在地と未来の状況を地政学的な観点から読み解いた上で、 それが国際情勢や各国の利害にどのような影響を与えるのかまでを丁寧に紐解く。 戦略物資から世界を俯瞰することで、国家の盛衰までもが理解できるようになる1冊! ■目次 ●第1章 激動の時代のなかで世界が戦略物資に向ける眼差し ・産業革命以来資源に依存する私たち ・国際政治シーンで重要な役割を持つ戦略物資とは?  ほか ●第2章 資源を豊富に持つのはどの国なのか 戦略物資の最新地図 ・資源は世界中に張り巡らされるサプライチェーンで供給される ・各国の経済活動に最も欠かせない石油の最新地図  ほか ●第3章 国家の命運を左右する世界の分断と戦略物資 ・米中対立によって変わった世界の地政学リスク ・利益重視から安全重視へ 世界の分断は何をもたらすのか?  ほか ●第4章 政治化する気候変動問題 脱炭素化から見た戦略物資 ・世界が注目する脱炭素 実現に向けた「不都合な真実」とは? ・脱炭素化がもたらす戦略物資の未来地図  ほか ●第5章 日本の戦略物資とその未来地図 ・資源が豊富な国とは異なる日本にとっての戦略物資とは? ・日本から見た戦略物資の地政学 いかにしてエネルギーの安定した供給を守るのか  ほか ■著者 小山堅(コヤマケン) 日本エネルギー経済研究所専務理事・首席研究員。 1959年、長野県生まれ。 1986年、早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了、日本エネルギー経済研究所入所。 2001年、英国ダンディ大学博士号(PhD)取得。 東京大学公共政策大学院客員教授、東京工業大学科学技術創成研究院特任教授を兼務 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • 国際プロレス外伝
    5.0
    旗揚げ前夜からパイオニア戦志まで―― 『実録・国際プロレス』、『東京12チャンネル時代の国際プロレス』に続く「第3団体」盛衰録第3弾 吉原功 マティ鈴木 グレート草津 サンダー杉山 マイティ井上 ヤス・フジイ 大剛鉄之助 ミスター珍 鶴見五郎 大位山勝三 高杉正彦 アポロ菅原 マッハ隼人 ビル・ロビンソン ジプシー・ジョー ミスター・ポーゴ 田中元和 新間寿 木村宏
  • 都会の鳥の生態学 カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰
    3.7
    電子版は、カラー口絵16頁に加え、本文中の写真もカラーで掲載。 カラスとオオタカの空中戦、コンクリート張りの川で繁殖するカワセミ、高層ビルで子育てするハヤブサ、新たに進出してきたイソヒヨドリ、スズメやツバメの営巣地の栄枯盛衰……。都会は自然の少ない人工的な環境だが、鳥たちはしたたかに適応して生きている。身近な鳥、珍しい鳥、意外な鳥たちの知られざる生態を紹介するとともに、人間と鳥たちとの関係の変化も解説、読めば街歩きが楽しくなる。
  • 小説の未来
    -
    村上春樹『スプートニクの恋人』、村上龍『希望の国のエクソダス』、川上弘美『センセイの鞄』、大江健三郎『取り替え子』、高橋源一郎『日本文学盛衰史』、阿部和重『ニッポニアニッポン』、町田康『くっすん大黒』、金井美恵子『噂の娘』、吉本ばなな『アムリタ』など、1990年代の日本文学を深く読み込んでその本質を読解したうえで、現代文学に初めて接する若者の読者に紹介できるレベルまでやさしく丁寧に伝えようとして書かれた、実験的でありつつも実践的な文芸批評の傑作。
  • 民族と国家の5000年史 ~文明の盛衰と戦略的思考がわかる~
    -
    博覧強記の知性が説く歴史の解体新書 ウクライナ、中国、ユダヤ他、現代にも続く複雑で難しい問題を明快に解説した日本人必読の使える世界史! 現代を理解するのに役だつ「100の視点」 ◎旧約聖書によってかなりわかる文明の始まり ◎三大宗教は社会全体を動かせるトータル・システム ◎日本人が大唐帝国と長安の都が好きな理由 ◎習近平は永楽帝の失敗を繰り返すかも ◎ロシアはモンゴル帝国の遺伝子を受け継いでいる ◎韓国・朝鮮がアジアの混乱を引き起こしてきた歴史 ◎イスラエルとパレスティナ問題の起源はここにある ◎明治日本の成功と清国の崩壊の差はどこから来たか ◎ナチスの狂気を世界はいつ知るべきだったか ◎グローバル化、IT化、LGBT、環境、移民…
  • 家系図で読み解く世界史 ヨーロッパを変えた結婚と離婚
    3.0
    1巻1,699円 (税込)
    栄枯盛衰の裏には、暗殺、不倫、裏切り、毒親……ヨーロッパは敵も味方もみんな親戚!? 「唯物史観」を唱えたカール・マルクスは、「歴史の動きや流れは、人の心や感情・意志・努力などは一切関係なく、弁証法に従って機械的・唯物的に展開する」と主張しましたが、家系図を見ると歴史は「唯物史観」とは真逆の「人の心や感情、意志、努力を原動力として動いている」ことがよくわかります。映画のように面白い「世界史劇場 家系図篇」をお楽しみください! ●人物のつながりが一目でわかる家系図35点 ●イギリス、フランス、ドイツ、オーストリア、ロシアなどの各国史と欧州史全体の流れがよくわかる ●歴史上の人物がリアルに感じられる! ●家系図から欧州史の新視点を発見できる 女王が多いイギリス、男系親族一択だったフランス、実力主義のドイツなど、家系図からお国柄も見えてくる! ●チャールズ3世の即位によって王朝交代する!? ●カペー朝は現代まで1000年以上続いている? ●イギリス、デンマーク、ノルウェー、ベルギー、ロシア、ギリシアの王室に血を拡散した謎の王家グルュックスブルク家とは?
  • 太平洋文明の興亡 アジアと西洋・盛衰の500年
    3.0
    1巻1,600円 (税込)
    新しい「海の時代」を生きる智恵はあるか? 21世紀の日本の繁栄を占う歴史評論。過去五百年ほどの時間に太平洋という世界最大の海洋とその周辺の地域で起った歴史を記述し、その余勢をかって予見しうる未来についても、多少のスケッチを試みたのが本書である。
  • 季刊 出版指標2023年春号
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 注目される出版ジャンルやテーマを取り上げる特集と月次の出版統計を中心に、毎月出版市場の動向をレポートする業界唯一の専門情報誌。今月号の特集はコミックと読者 45年の変遷[1978-2022]」ほか ●[第1特集]コミックと読者 45年の変遷[1978-2022] 時代を超えて愛されるコミック 栄枯盛衰の歴史を辿る 【特集の概要】 当研究所でコミックの統計を取り始めたのが1978年。それから45年。コミックは、いまや出版市場 の牽引役であり、そこにとどまらず、国内外のIPビジネスの中核を担うようにもなっている。当研究所 の統計をベースにその趨勢を改めて振り返り、読者との関係、そして今後を考える。(柴田恭平) [第2特集]出版科学研究所のデータから見る出版業界(最新版) [第3特集]資料編 2022年の出版データ(2022年1月~12月) ● 出版傾向 書籍・雑誌の最新トレンドを解説 ●書籍の分野別売れ行き良好書リスト ● Books Radar 書籍分野のトピックスと新刊情報 ● Magazine Radar 雑誌の売れ行き動向を分析 ● Magazine & Multimedia Information 創・休刊誌一覧、ムックの売れ行き良好書リストと解説 ● Comics Ranking コミックスの売れ行き良好書リストと解説 ● 電子出版 電子コミック・電子書籍の売れ行き良好書リスト ● News File 出版業界の出来事をダイジェストで紹介 ● 出版統計 月次の推定販売額・返品率、書籍・雑誌の分野別統計(新刊点数・発行部数・発行金額・平均価格)など (季刊、84頁)
  • 三省堂国語辞典から 消えたことば辞典
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 三国(サンコク)の80年を削除語でたどる 伝統ある国語辞典が改訂されるときに様々な事情で辞書から〝消えていった言葉〟ばかりを集めた、異色の辞典。前身となる1943(昭和18)年発刊の『明解国語辞典』以降、2022(令和4)年刊『三省堂国語辞典 第八版』まで、約80年にわたる計9回の改訂で削除された1,000項目を厳選し、当時の紙面をそのまま拡大して五十音順に配列。時代の移り変わりによって使われなくなった言葉、かつては大切にされていた言葉を発掘し、同時代を生きた言葉たちを愛おしむ。各項目の脚注には削除した版数・年次を明示し、適宜解説を施す。「オート三輪(車)」「キーパンチャー」「コギャル」「バスガアル」「メーンエベント」など15項目は活字を大きくし、時代背景や関連語の盛衰を特記。耳馴染みのない言葉の理解を助ける、活写した挿絵が50点。巻末ではさらに1,000項目を紹介して計2,000の削除語を古い版数順に一挙掲載。驚きとなつかしさに満ちた、若者からシニアまで昭和レトロ/平成レトロのよすがとなる辞典。
  • 信長の秘宝レッドクロス
    4.0
    忽然と消え去った信長の財宝は何処に。 秀吉、家康、そしてイエズス会を巻き込む大捜索が始まった! 戦国時代の常識を覆した名著『信長の軍師』の著者が放つ、織田宗家の栄枯盛衰。 この十字架を決して世に出してはならぬ―― 天正4年(1576)、イエズス会の司祭オルガンティノは京の南蛮寺建立の礼として、黄金に12個の大きな紅玉(ルビ―)を施した十字架と地球儀を織田信長に献上した。 その頃、信長は安土城築城に際し、安土山の未来永劫の鎮護を願い、伝統の巨石を発見して山の何処かに埋める。 6年後、本能寺で信長は横死、遺産金は黄金7万枚しかなかった。 岐阜城から信長と斎藤道三の遺産が忽然と消えていたのだ。豊臣秀吉も徳川家康も必死に探すが見つからない。 やがて、織田宗家の命運は、織田と武田という戦国一の血統を継ぐ三法師こと織田秀信に託されることになる。 そんな折、なぜか信長の財宝と紅玉の十字架の関係が秘かに噂されーー。
  • 軍と兵士のローマ帝国
    3.8
    古代世界において繁栄を極めたローマは,一方では,対外戦争や内乱を繰り返す戦闘姿勢の国家であり,兵士が皇帝位をも左右する軍事体制の国家であった.建国から西ローマ帝国滅亡まで,軍隊と政治・社会との関わりを多角的に追跡,兵士たちの生涯にも光をあてて新たなローマ史を描き,その盛衰をユーラシア史のなかに位置づける.

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  • 江戸の芸者 近代女優の原像
    -
    出雲のお国から明治の女優まで! 知られざる女性芸能の成立と盛衰 ◆内容紹介◆ 現代の日本人のほとんどは、江戸時代は女性芸能者がいなかったと思っている。 しかし、それは間違いで、江戸時代も女性芸能者はいた。 例えば、出雲のお国、そのかぶき踊りを模倣した遊女歌舞伎、踊子、そしてそれらの後継としての芸者である。 江戸の女性芸能者の系譜は絶えることなく、明治の女優へと引き継がれた。 「女性芸能者はいなかった」と誤解される遠因は、依然として続く男尊女卑の風潮にあるように思われる。 陰影に富んだ世界があったにもかかわらず、それに触れる歴史教科書はまず見当たらない。 本書は江戸時代の女性芸能の成立と盛衰について記述するものである。
  • ベスト・オブ・アイアンマン
    5.0
    全マーベルファン必読、珠玉の短編集が登場! 1963年、東西冷戦のさなか、アイアンマンは反共の戦士として誕生した。その正体は、天才的発明家にして億万長者のプレイボーイ、トニー・スターク。全てを手にした成功者のスタークだったが、その道のりは、現実のアメリカ同様、波乱と盛衰に満ちていたのである。今や誰もが知る人気ヒーローとなったアイアンマンは、如何にして誕生し、成長してきたのか。オリジンストーリー「テールズ・オブ・サスペンス」(1963年3月)を含む6エピソードで振り返る。 ●収録作品● 「Tales of Suspence #39」「Tales of Suspence #48」「Iron Man #128」「Iron Man #170」「Iron Man #225」「Iron Man #305」 © 2023 MARVEL
  • 金子みすゞと詩の王国
    5.0
    「人間・金子みすゞ」の真の姿に迫る 新しいみすゞ像と名詩60作を徹底解説! 金子みすゞの詩というと、優しくて可愛らしい作風を連想します。しかし残された五百余編は幅広いテーマを含み、意欲的に創作されたものです。一人で生まれ、一人で死んでいく人間の根源的な孤独、子ども心のあどけなさと寂しさ、小さな命の愛しさ、宇宙の成り立ち、さらに童謡詩の範疇(はんちゅう)を超えて、女性の生き方にも筆を広げています。これらの詩は、みすゞの人生の哀歓とも関わっているのです。 金子みすゞの希望と挫折の生涯、大正デモクラシーの理想から生まれた童謡詩の盛衰をたどりながら、珠玉の名詩60編を文学の視点から読解する新しいみすゞ論。NHK「100分de名著 金子みすゞ詩集」で指南役を務めた著者が、番組テキストに大幅に加筆。図版写真97点、実弟の日記を収載の決定版。心に響く暖かな言葉の王国へいざなう。 ◆金子みすゞ(かねこ・みすず) 詩人。本名テル。1903(明治36)年、山口県生まれ。下関の書店員だった20歳で詩作を始め、雑誌「童話」「赤い鳥」に投稿。詩人の西條八十に絶賛されるも、生前に詩集はなく、1930(昭和5)年に自死。代表作「私と小鳥と鈴と」「大漁」「蜂と神さま」「こだまでしょうか」。 ◆松本侑子(まつもと・ゆうこ) 作家・翻訳家。『巨食症の明けない夜明け』すばる文学賞。『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』新田次郎文学賞。訳書に日本初の全文訳・訳註付『赤毛のアン』シリーズ(文春文庫)。著書に、金子みすゞの弟で脚本家の上山雅輔(かみやまがすけ)の日記から判明した新事実に基づいた伝記小説『みすゞと雅輔』。
  • 就職と体育会系神話 大学・スポーツ・企業の社会学
    -
    1巻2,640円 (税込)
    大学新卒就職市場で、まことしやかに語られる「体育会系は就活で有利」という神話。それはいつから成立し、どう変容して現在にいたるのか。そもそも、大学新卒就職市場で体育会系が本当に有利なのか。 まず、現在の体育会系学生のなかで、神話どおりの恩恵に浴しているのは誰なのかを明らかにする。体育会系学生への就職支援を展開する企業の協力のもとに調査をおこない、所属大学やスポーツによる差異、ジェンダー格差について統計的に検証する。 そのうえで、戦前・戦間期に最も売れたビジネス雑誌「実業之日本」の記事をたどりながら、明治末期から昭和初期までの間に大学スポーツへの社会的な評価が高まり、就職に有利にはたらくようになった起源と変容を掘り起こす。 さらに、1990年代に情報系躍進企業に就職し、営業として活躍した元企業アスリートの語りをもとに、揺るがない新卒採用の日本の特殊的慣行と凋落する企業スポーツとの関係のなかで現象していた体育会系就活や採用のリアルを克明に描写する。 企業の雇用実態、企業スポーツの盛衰、大学数の増加とスポーツ推薦枠、社会的・経済的な動向――。「体育会系神話」の実態とそれを成立させる構造のダイナミズムを明らかにして、大学スポーツのゆくえを提示する。
  • 〈音楽の国ドイツ〉の神話とその起源 ルネサンスから十八世紀
    -
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 〈音楽の国ドイツ〉というイメージが誕生する前、ドイツ人が非音楽的民族と呼ばれ周辺国から蔑視されていたルネサンス期を始点に、ドイツの「国民音楽」創設を目指したドイツ語オペラ運動が盛衰する18世紀前半までを追い、〈音楽の国〉神話の起源を明視する。
  • 教養としてのローマ史入門
    3.4
    1巻1,584円 (税込)
    人口の推移と人物伝でたどる「世界の首都」3000年の栄枯盛衰・出口治明氏、はじめての「ローマ史」・人口推移グラフで、都市の盛衰がひと目でわかる・人物伝のおもしろさ、通史のわかりやすさ。過去と現在が共存し生き続けるローマ。この「永遠の都」をこよなく愛する二人の著者による、ユニークなローマ史の入門書です。まず、都市の盛衰を人口の推移という客観的な数字で示しました。古代の繁栄と中世の衰退、そしてルネサンス以降の回復という歩みが一目瞭然となります。第二に、歴史は人間が作るという視点から14人の人物を選び、彼らが生きた時代を多面的に描くことで、魅力的な人物伝でありながら通史となるよう工夫しました。楽しみながら教養としての知識が身につく。「世界の首都」3000年の歴史がここにあります。
  • ラヴェンナ:ヨーロッパを生んだ帝都の歴史
    5.0
    「ヨーロッパの祖母」となった都市の盛衰 ローマ帝国の中心がコンスタンティノープルに移った4世紀末、西方に新しい都が台頭する。イタリアの都市ラヴェンナにおいて、アリウス派のゴート人とカトリックのローマ人は競って、比類なき建造物とモザイクを次々と創りだした。以来300年にわたりこの町は、学者・法律家・職人・宗教人を魅了し、まぎれもない文化的・政治的首都となる。この特筆すべき歴史をみごとに蘇らせて、本書はイスラーム台頭以前の地中海世界の東西の歴史を書き変え、ビザンツ帝国の影響下にラヴェンナが、中世キリスト教世界の発展にとっていかに決定的な役割を果たしたのかを明らかにする。 全37章の多くは、皇后ガッラ・プラキディアやゴート王テオドリックら支配者から、古代ギリシアの医学をイタリアに蘇らせた医師の業績まで人物に注目しつつ、多様な民族・政治宗教勢力のるつぼであったこの都市がヨーロッパの基礎を形づくっていくさまを追う。そして、都市史をより広い視野から地中海の歴史のなかに位置づける。 美しい図版と最新の考古学の知見によって、ヨーロッパと西方の文化へのラヴェンナの深い影響について、大胆かつ新鮮な解釈を提供する1冊。
  • アパレル興亡
    -
    1巻2,090円 (税込)
    敗戦の焼野原から高度経済成長、バブル期をへて、今日に至るアパレル産業の栄枯盛衰をダイナミックに描く! 経済小説の旗手・黒木亮が、大手婦人服メーカーを舞台に、焼け野原からのアパレル産業の復興、「ガチャマン」景気、百貨店の隆盛と高度経済成長、バブルの熱気、カテゴリーキラー台頭による平成の主役交代、会社とは何かを社会に問うた村上ファンドとの攻防、社長の死と競合他社による経営乗っ取りまでを描く。 85年間にわたるアパレル業界の変遷というプリズムを通して展開する、戦後日本経済の栄枯盛衰の物語。 【目次】 プロローグ、第1章 笛吹川、第2章 つぶし屋と三越、第3章 百貨店黄金時代、第4章 株式上場、第5章 社長交代、第6章 ジャパン・アズ・ナンバーワン、第7章 カテゴリーキラー台頭、第8章 ヒルズ族の来襲、第9章 中国市場開拓、第10章 兵どもが夢の跡、エピローグ 【著者】 黒木亮 1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資をめぐる攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー。主な作品に『巨大投資銀行』『鉄のあけぼの』『法服の王国』など。早稲田大学時代は箱根駅伝に2度出場し、『冬の喝采』で自身の競技生活を描いた。1988年から英国ロンドン在住。
  • 今日からはじめる蓄音機生活
    -
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 蓄音機ショップ経営30年の著者による「蓄音機本」決定版! 蓄音機とSPレコードに興味・関心のある方は必読! 実用書×趣味うんちく本×歴史読本!! ●目次 蓄音機ギャラリー:選りすぐりの有名モデルや珍しいタイプを34機種紹介 Ⅰ章 準備編:蓄音機の種類と選び方を提案(音質重視派/メカニズム派/インテリア派など) Ⅱ章 操作編:ディスク型・シリンダー型の操作手順を写真構成で解説 Ⅲ章 おもな蓄音機メーカー:内外10ブランドの盛衰の歴史を辿る Ⅳ章 用語解説・文献資料:専門的な用語を詳しく解説 ●本書の特徴 ①みなさんの「疑問点?」にお答えします! 27本のFAQ(よくある質問)コーナーで蓄音機とSPレコードについての疑問を解消。たとえば、「電蓄とのちがいは?」「レコードの回転が落ちてしまうのはなぜ?」「古い針でも使ってOK?」「レコードの反りは直せる?」「エジソンのシリンダー型は録音機にもなる?」など。 ②コラムも充実。読み応えあり! 「蓄音機とオーケストラ」「谷崎潤一郎と蓄音機」「映画と蓄音機」「蓄音機でアイフォンを聴く方法」など11本を収録。 ③本書に登場する蓄音機は150種類以上! 主要メーカーの広告も多数掲載。 ●著者プロフィール 梅田英喜 1957年北海道生まれ。明治学院大学仏文科卒。出版社勤務ののち、蓄音機専門店「梅屋」を東京都内で始める。2015年大分県・由布院に移る。テレビ東京『なんでも鑑定団』の蓄音機担当。NHKのSPレコード番組にも協力・出演多数。

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  • 改訂版 東大合格高校盛衰史~1949年~最新ランキング徹底解剖~
    -
    東大に集まる日本一の俊英たち。その大半は、全国の名門進学校出身だ。とはいえ、そんな名門校の地位も不動ではない。幾度も繰り返される凋落と躍進を辿ると、戦後日本の教育制度と社会構造が浮き彫りになる――。本書には、新制東京大学の入試が開始されて以降の合格者数ランキングをすべて掲載。年度ごとはもちろん、テーマ別にもさまざまな順位表を作成した。膨大な資料と精緻な分析で、東大受験の来し方行く末を見通す。
  • スモールカンパニー「最速のブルー・オーシャン戦略」
    -
    加速経営専門コンサルタントが教える VUCA時代の命綱「密な関係性」を築く意味とは? こんな考えの方におすすめ 昨対比〇〇%UP。儲かっているから暫くこのままでいいと思っていませんか? 競争力=商品力。だから商品力を磨く! それだけで本当にいいのでしょうか? 営業マンを追加しても新規顧客開拓がうまくいかない…紹介が増えない。 値引き要求やコンペに負けてばかり…価格では他社に勝てない。 イノベーションか死か貴社はどちらを選択しますか? <目次> プロローグ 忍び寄る大乱世突入の予兆 第3の選択肢 第1章 関係価値の時代 1 時代が求めているものは人間力 2 人による、人のための、人にしかできない “何か(something)" 3 加速経営「E=MS2」の向かうべき 方向性 4 大木は大地に根を張っている 第2章 イノベーションと価値のメカニズム 1 価値に栄枯盛衰あり 2 破壊的イノベーションが 新たなブルー・オーシャンを創造する 3 価格と価値の逆転現象 第3章 特別化の条件『4steps×4elements』 1 商品力依存からの脱却 2 「 特別化」の4ステップ 3 「特別化」の4要素=選択理由(Why) 第4章 待望されるパラダイムシフト 1 なぜスモールカンパニーは特別化に 向かわないのか? 2 効率から能率へ思考を アップデートする 3 コミュ症パンデミック 第5章 社内の関係性を再構築する 1 最後の難関。 人の問題、人は問題、人が問題。 2 社員を顧客のように見立てる 3 ロイヤル社員の育て方 4 社長、頑張るべからず エピローグ
  • 神田神保町書肆街考
    4.0
    世界に冠たる古書店街「神田神保町」はいかにして出来上がったか。幕末から現代にまで至る一世紀半余、そこに蝟集した書店、出版社、取次、大学、語学学校、専門学校、予備校、映画館etc.の栄枯盛衰をさまざまな記憶と記録を召喚して描き出し、日本近代を育んだ“特異点”の全貌を明らかにした大著が、未来の“本の街”への扉を開く「文庫版あとがき」を増補して遂に文庫化!
  • マンガ 日本の歴史がわかる本【古代~南北朝時代】篇
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◎“がぜん面白い!権力者の興亡”邪馬台国の盛衰から藤原氏全盛の時代、武士の台頭、そして激動の南北朝時代へ――今、新たに歴史がよみがえる!◎歴史を動かした人間ドラマが、今始まった!――徐福伝説、邪馬台国の秘密から「太平記」の謎まで▼「稲と鉄器」――なぜ権力者が誕生したのか?▼邪馬台国はいったいどこに? 畿内か、北九州か▼「女帝の世紀」がなぜ生まれたのか?▼長屋王はなぜ絶頂期から転落してしまったのか?▼藤原氏はどのようにして強大な権力を打ち立てたか?▼北条政子が幕府存亡の危機で見せた“凄まじさ”▼足利尊氏はいかにして権力を握ったか? ・・・他シリーズ累計110万部突破!《大人の学び直しにも最適! この3冊で、日本の歴史がつかめる!》

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  • 図解まるわかり NFTのしくみ
    4.0
    全体像から基礎的なしくみや新しい技術まですべて図解 確かな知識がつく「使える教科書」 【本書のポイント】 ・解説とイラストがセットで理解しやすい ・NFTを可能にするブロックチェーンやセキュリティなど、技術面も解説 ・NFTを取り巻く現状や活用例、法規制なども押さえることができる ・キーワードから知りたい項目を調べやすい ・現場の実態や出来事など、最新動向にもしっかり対応! 【こんな方におすすめ!】 ・NFT全体の概要を知りたい方 ・NFTのイメージがわかなくて困っている方 ・NFTに関わる技術を知りたい方 ・NFTを支える新しい技術に興味がある方 ・NFTを使った新しいビジネスに関心がある方 ・現場の実態や出来事など、最新動向についても知りたい方 【内容紹介】 近年、デジタル化やグローバル化の進展により、 新しい技術が発展するスピードはこれまでにない速さとなっています。 そのうちの1つに「ブロックチェーン」を挙げることができます。 ブロックチェーンは2008年のサトシ・ナカモト論文に始まり、 ビットコインバブルなどさまざまな盛衰を経て、 現在では実際のビジネスシーンで活用される存在となりました。 そして今、ブロックチェーンから生まれた新たなしくみとして 「NFT」が大きな注目を集めています。 しかし、その本質を正しく理解している人はそれほど多くないように感じます。 NFTは技術的にどのように裏づけられるものか、 実際のビジネスにどのように適用するべきか、 どのような法規制が関わってくるのか、 これらを正しく理解してこそ、NFTの真価を見定めることができます。 本書では、NFTを体系的に理解できるよう、 技術のしくみや課題、各業界におけるユースケース、 関連する法規制、今後の展望まで 見開きで1つのテーマを取り上げ、 図解を交えて解説しています。 【目次】 第1章 NFTの基本 第2章 ブロックチェーンの基礎 第3章 ブロックチェーンの技術的課題 第4章 NFTのユースケース~エンターテイメント編~ 第5章 NFTのユースケース~プラットフォーム・ビジネス編~ 第6章 NFTと規制 第7章 NFTの展望 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 世襲 政治・企業・歌舞伎
    3.0
    日本の企業数は約三六七万社、そのうち九九%が中小企業で、規模が小さい「家業」ほど世襲率は高くなる。本来、実力ある者が後継すればいいだけなのに、システムとして不合理で無理筋、途絶や崩壊の可能性が高い「世襲」はなぜ多いのか。破綻を回避する術はあるのか。世襲が目立つ三業界――公職の私物化が進む政界、基幹インフラ産業の自動車・鉄道、藝は一代限りともいいながらほぼ世襲の歌舞伎界――を比較研究。このグローバルな時代にいつまで「家業」を続けられるか。実例でみる栄枯盛衰の世襲史。
  • 新版 いっきに!同時に!世界史もわかる日本史
    -
    日本史と世界史を同時読み! 歴史のつながりと時代背景がわかる 卑弥呼と中国の三国時代 応仁の乱とルネサンス 寛政の改革とフランス革命 は「そのとき」同時に起きていた! 「同時期」の日本史と世界史を「並列解説」することで、歴史のつながりと時代背景がわかり、10倍おもしろくなる。巻頭のオリジナル並列年表で日本と世界の歴史がサクッとつかめ、日本史が苦手な人にも一目瞭然。テレビでもおなじみの河合先生監修のもと、日本史を揺るがした31の出来事や事件を紹介し、同時期の世界史の主要なトピックスをわかりやすく比較対照。各時代のグローバルな歴史が、ストーリーを読むようにスッと頭に入ってくる。 教科書に載っていない「おもしろネタ話」も満載! ●ローマで1年間に6人の皇帝が誕生した年があった! ●聖徳太子には祖父が1人しかいなかった? ●藤原鎌足はわずか2日間しか生きていなかった? ●極貧の家に生まれ、皇帝にまで上り詰めた人物が中国にいた! ●アメリカ独立運動とフランス革命の両方に活躍した人物がいた! ●江戸幕府改革期に活躍した3人の時代劇ヒーローとは? 【目次】 日本を揺るがした31の大事件 「そのとき」世界では何が起こっていたのか [第一章] 律令国家の成立(弥生時代~奈良時代) 三国時代・ローマ(唐・フランク王国・イスラム帝国) [第ニ章] 平安王朝の隆盛(平安遷都~保元の乱) 唐から宋へ(フランク王国の分裂~十字軍の時代) [第三章] 武家政権の盛衰(鎌倉時代~室町時代) モンゴル帝国の躍進と英仏の争い [第四章] 群雄割拠の時代(応仁の乱~関ヶ原の戦い) ルネサンス、宗教改革そして大航海の時代 [第五章] 幕藩体制の成立と崩壊(島原の乱~大政奉還) 市民革命と独立国家の拡大 [第六章] 近代日本の成立(明治維新~令和の世) 二つの世界大戦から未来へ
  • アメリカの教会~「キリスト教国家」の歴史と本質~
    3.5
    多宗派、分裂、統合、栄枯盛衰…結局、アメリカって、どんな国!? 「福音派って何だろう。日本にそんなものは存在しない。宗教『右派』って何だろう。宗教に『右派』があるというのがわからない。…よってトランプ大統領がなぜ登場したのかわからない。要するにアメリカがわからないということだ。そこでこの本を書くことにした」(「はじめに」より)。植民地時代から現在を丁寧に辿り、解きほぐす。社会学の泰斗による決定版!
  • 食品添加物はなぜ嫌われるのか―食品情報を「正しく」読み解くリテラシー
    4.0
    1巻2,090円 (税込)
    ●根強く残る食品添加物悪玉論 ●まことしやかにささやかれる超加工食品の危険性 ●オーガニックの安全神話で見過ごされる問題点 ●注目を集める新しい北欧食の落とし穴 ●日本で独自に発展した食品表示制度の功罪 ゼロリスク幻想を越えて改めて考える、 ほんとうの「食の安全」 巷にあふれる食をめぐるさまざまな情報。 〇〇は身体に良いらしい、 ダイエットには△△を摂るとよい、 ××には発がん性がある……。 信頼に足る情報はどう見極めたらよいのか。 さらに、グローバル化が進展する世界で、 食の安全をめぐる問題も、もはや自国だけの問題に留まらなくなっている。 「すべての人に適切な情報を」届けるべく、 世界の食品安全情報をサーベイし発信し続ける著者が、 近年話題になったさまざまな問題を取り上げ、 印象やイメージに惑わされることなく、 科学的知見に基づいて適切に判断するためのポイントをわかりやすく解説する。 ◆本文より ひょっとしたらこの本を手にしているあなた自身も、 家族や友人との会話の中で添加物は避けたほうがいいよね、 といったことを伝えたことがあるかもしれません。 それに比べると食品安全委員会や厚生労働省からの 食品添加物の安全性に関するメッセージは、圧倒的に劣勢です。 間違った情報には実害があります。 そして間違った情報のほうが社会に広く浸透してしまっているとき、 消費者個人個人が間違いに気がついても対応できない、 つまり買いたい商品が売られていない、という状況に陥ります。 ◆目次 第1章 終わらない食品添加物論争 一 食品添加物の安全性を測る 二 食品添加物をめぐる国際事情 三 食品添加物だから…… 四 ベビーフードで考える食品添加物の有効性 第2章 気にすべきはどちらか――減塩と超加工食品 一 世界の減塩対策 二 超加工食品とは何か 第3章 オーガニックの罠 一 オーガニック卵汚染事件 二 「オーガニック卵」というもの 三 オーガニックとの付き合い方 第4章 新しい北欧食に学ぶ 一 北欧食と和食 二 NNDの落とし穴 第5章 国際基準との軋轢 一 EUへの鰹節の輸出問題 二 検査の意味は? 第6章 食品表示と食品偽装 一 日本では表示義務のないカフェイン 二 食の「安心」を脅かす食品偽装 第7章 プロバイオティクスの栄枯盛衰 一 プロバイオティクスの健康強調表示 二 期待が高まるマイクロバイオーム研究 三 トクホとプロバイオティクス 第8章 食品安全はみんなの仕事――すべての人に適切な情報を
  • 秘蔵映像でよみがえる 日本の廃線50
    3.0
    ノスタルジックな写真に見る、鉄道文化の栄枯盛衰――明治5(1872)年10月14日、日本初の鉄道が新橋‐横浜間で開業して今年で150年。鉄道は日本の近代化を支え、地方ごとに独特の鉄道文化が形成された。しかし、戦後にモータリゼーション時代が到来すると、その在り方は大きな曲がり角を迎える。大都市では路面電車が姿を消し、過疎化が進む地方では厳しい生存競争に負けた路線が次々と姿を消していった。そして、現在も生活様式の変化により、存続が危ぶまれる路線が激増している。本書では、昭和・平成の社会を支え、消えていった50の路線の記憶をたどるものである。※テレビ映像からのキャプチャーのため、一部不鮮明な画像があります。
  • 中学受験大百科 2022完全保存版
    -
    1巻1,408円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 「合格した子」の秘密が満載! 【目次抜粋】 巻頭スペシャル 憧れ校の代表はどんな子なの? 灘・鷗友・明大明治 あの人気校の「生徒会長」 合格家族編 どうやって勉強した? 前日には何を食べた? 2022年合格おめでとう!灘、桜蔭、開成、筑駒、渋幕 超難関中学に合格した118家庭インタビュー 受かる家には理由がありました 合格家庭にお宅訪問 成績が急上昇した「親の工夫」 家庭の力・塾の力編 得点力アップ! 合否の決定打に! 実際に役立ったものを厳選!トップ校合格者お薦め教材 電車遅延、まさかの骨折…… 今から備えよう!本当にあった「直前トラブル」 「ツレうつ」細川貂々家、小6秋からで間に合った理由 「なぜか突然、中学受験」“超短期”勉強法の巻 思考力入試・算数のみ入試で何を見ているのか 新傾向入試で受かった子に会ってきました さっと作っておいしく抵抗力アップ 体も心もあったまる「ドリンク&スープ」レシピ5 賢い外注、スケジュール管理で突破! スゴ腕ワーママに聞く「超効率」受験成功術 学校選び編 私立中高一貫校の実力拝見! 難関国立大学への現役合格率トップ150 うちの子を伸ばしてくれる学校? 偏差値40台、50台のお買い得校ランキング ライバル校たちの盛衰史1960年から2022年まで 東大&京大合格者数ランキング 小石川、県立千葉、都立武蔵が東大2ケタ オール公立中高一貫校有名大学合格者数一覧 プロは知っている! 本当にお薦めの中高一貫校 やるべきことは2つだけ 低学年からの中学受験準備 得点力アップ編 壁に貼るだけで偏差値アップ 受験生が覚えておくべき差がつく「算数知識」一覧 説明文も物語文も解けるテクニックがあります 長文の要点が丸見えになる「読み方の術」五 楽しく伸ばせる「魔法の教材」 「理科」「社会」が大好きになる本 本当に役に立つ「実践派」教材23 結局、いくら用意すればいいのか 塾代&学費・中学受験の最新マネー事情 ※紙版と一部内容が異なる場合があります。
  • 旅と鉄道2022年増刊10月号 鉄道150年物語
    -
    1巻1,408円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1872(明治5)年10月14日の新橋~横浜開業から始まる日本の鉄道史。ついに150年を迎え、現在もなお進化し続けている、鉄道の軌跡そして未来像までを1冊にまとめます。 【目次】 ●鉄道150年年表 ●鉄道の起源を巡る志んばし(新橋)~横濱 鐵道道中膝栗毛 ●新橋停車場跡が発掘された! ●150年前に走った1号機関車を展示 「鉄道博物館」で名車両に出合う! <第一章 鉄道史に輝く列車たち> ●ブルートレインの栄枯盛衰  ●高速化し続ける新幹線 ●展望車と前面展望車の系譜   ●エル特急が列島中を走った   ●会社のカラーが現れた 私鉄特急の進化 ●絶景を眺め、食事も楽しめる 観光列車がブーム!   ●新しい旅の形 豪華クルーズトレイン <第二章 旅を支えた鉄道シーンの数々> ●青春18きっぷと夜行列車  ●楽しみ方は無限大 周遊券の旅   ●鉄道ブームをつくった国鉄キャンペーンの数々   ●駅スタンプの古今東西 ●鉄道とともに歩んだ駅弁 <第三章 十人十鉄の鉄道150年物語> ●レイルウエイズグラフィックが撮り続けた列車を支えた鉄道員たち(荒川好夫) ●芦原 伸(本誌名誉編集長・ノンフィクション・紀行作家)、川島令三(鉄道アナリスト)、櫻井 寛(鉄道フォトジャーナリスト)、松本典久(鉄道ジャーナリスト)、杉﨑行恭(カメラマン&ライター)、辻阪昭浩(カメラマン&ライター)、池口英司(カメラマン&ライター)、佐々倉 実(カメラマン)、牧野和人(写真家)、持田昭俊(鉄道カメラマン)、滝口忠雄(鉄道カメラマン・ライター・元JR貨物機関士)、平賀尉哲(鉄道ライター)、植村 誠(ライター)、木村嘉男(鉄道ライター・元時刻表編集長)、蜂谷あす美(旅の文筆家) Column ●「新橋~横浜間」時刻表の変遷をたどる ●開業時の新橋~横浜間53分から150年でここまで進化した! ●追憶! 鉄道100周年 ●鉄道開業150 年 INFORMATION(キャンペーン・グッズ販売・企画きっぷ・駅の展示)
  • 平氏―公家の盛衰、武家の興亡
    4.0
    清盛ら平家一門が権力を握り、日本史の主役を務めたのはわずか十数年。だが平氏の存在感は大きい。「源平合戦」で功績を挙げて鎌倉幕府を支えた御家人(北条氏、梶原氏、三浦氏など)の多くは平氏出身とされ、後世の織田信長も平氏の末裔を称した。本書は、平朝臣の姓を賜った天皇の子孫たちに始まり、朝廷に対して反乱を起こした平将門、公卿・実務官人として京都で活躍した堂上平氏など、公家・武家にわたる平氏の全貌を描く。
  • 堺屋太一の見方
    3.3
    一九七五年、現役通産官僚が描いた近未来小説『油断!』で華々しく作家デビューをした堺屋太一。その後、『団塊の世代』『知価革命』『組織の盛衰』『先見後顧』などの未来小説や評論等を通じ、次々と時代や歴史を独特の視点から、政治、経済、経営、組織、日本人の特性を鋭く見つめ、発信してきた。特に『知価革命』は、工業社会が終焉を迎え、知恵に価値を見出す時代が来ることを予見し、大ベストセラーになった。本書では、著者の作品群のなかから、「これぞ堺屋太一の見方」という箇所を抜粋、著者にとっての初めての箴言集である。「インフレは経済問題だが、デフレは社会問題だ」「組織人は組織の利益を社会の利益と錯覚する」「知価の価格は主観的な気分と判断によって変動する」「統計の数字で実感を否定すべきではない」「大きな政府は強い官僚を、小さな政府は弱い官僚を生む」など、発表から時を経ても、指摘の鋭さに錆は見えない。時代を見る指針となる一冊。
  • ますます! ざんねんなクルマ事典
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 待望の『ざんねんなクルマ事典』の第2弾!  クルマの歴史は栄光盛衰。デビュー時には人気だったものの、モデルチェンジに失敗したり、ユーザーの志向が変わって、飽きられたり……。また、なかには1代限りだったという、特殊なクルマも少なくありません。  ちょっとしたボタンの掛け違い、少しだけ残った隙。そういった、わずかの差で、消えていってしまったクルマのなんと多いことでしょう! クルマの歴史を振り返ると「成功と失敗は紙一重」ということがよくわかります。  本書では、日陰者となってしまった残念なクルマを集め、別の角度から光をあてる本とします。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • マヤ文字を解く
    4.0
    碑や絵文書に残された不思議な文字。天文や暦の計算、王朝や都市の盛衰を刻んでいることが最近明らかになった。そのファンタスティックな絵文字を読むための手がかりはどこにあるのか。マヤ文字の第一人者が魅力を解き明かす。  327ページ
  • 茨城 ぶらり歴史探訪ルートガイド
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 県内の歴史をテーマに巡る充実の32コースを掲載! ★ 水戸徳川藩の足跡のほか、各時代の盛衰を物語る史跡や街並みに、信仰や文化、発展の歩みを紐解く。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆県央エリア *PICK UP いにしえのロマン感じる古墳とパワースポットを巡るコース *01 水戸黄門さま・水戸徳川家に想いをはせながら歩く歴史ロード *03 花と緑に囲まれて歩く水戸藩の歴史に接する思いが深まるコース *07 大洗町の伝説にふれながら歴史をたどる海沿いのコース ・・・など全8コース ☆県北エリア *PICK UP 故人たちが想いを馳せた美しい海と、その地元の歴史に触れるコース *08 海と山の美しい自然を背景に、江戸時代から明治維新の日立市の歴史をたどるコース *11 那珂湊地区に点在する河口・海沿いの水戸藩ゆかりの史跡をめぐるコース *14 「遊歩百選 歴史の里」 黄門さまが暮らした水戸徳川家ゆかりの城下町をめぐるコース ・・・など全8コース ☆県南エリア *PICK UP 平将門を感じながら、歴史ある街・取手をめぐるコース *16 昭和初期のレトロな看板建築の町並みと5世紀の関東に想いを馳せる古墳めぐり *18 筑波山参拝の門前町として栄えた江戸時代の面影を残す歴史の町をめぐるコース *20 小町伝説の里や坂東三十三カ所霊場のひとつ清瀧寺をめぐるコース ・・・など全8コース ☆県西エリア *PICK UP 平将門終焉の地・坂東市をめぐるコース *23 担ぐ神輿では日本一の大きさを誇る下館羽黒神社夏季祭典が行われる町 *25 伝統と歴史の町結城に残る昔ながらの町並み「見世蔵」をめぐるコース *28 江戸時代には譜代大名の城下町、日光街道の宿場町として栄えた茨城の小京都 ・・・など全8コース ※本書は2012年発行の『茨城 歴史探訪ウォーキング』を元に、加筆・修正をおこなったものです。
  • どこ吹く風
    -
    藝もあります学もある、御存知、丸谷エッセイ。黙って読めばクスリと笑える。天丼の諸問題から孔子伝まで、時には政治家をからかい、時にはスポーツ選手を褒めちぎり、時には男の威厳を考える。縦横無尽、痛快無比。随筆の贅沢ここにあり。 ■目次の一部 お茶のすゑ方 新聞記者嫌ひ シルクの下着 剣豪の盛衰 チームの名前 東京の悪口 首相執務室 世紀末の藝術 最初の女 猫のスカーレット 相合傘 金のつかひ方
  • 広報の極意
    -
    1巻1,320円 (税込)
    マツダ、GM、フォルクスワーゲン、アウディの4つの会社で広報を担当をした著者の広報の指南書であり、日、米、独の自動車会社の経営戦略からみたマネジメントと組織文化の考察である。第一部は、企業経営における広報の役割と責任やマーケティングとの協力、SNSやSDGsの時代における広報活動の実例を紹介し、第二部では、マツダの米国生産工場、GMの小型車ブランド「サターン」の日本進出と撤退、技術で世界の頂点を目指したVWの躍進など、巨大資本が世界を舞台に競う自動車産業の一端を紹介する。 第一部 広報という仕事 1 広報の役割と責任 2 広報の醍醐味 3 広報部長の心得 4 広報のスキルを養う 5 広報とマーケティング 6 ブランド愛を育む 7 デジタル化したコミュニケーションとどう付き合うか 8 SDGsと広報 第二部 企業戦略の栄枯盛衰 −広報パーソンの見た日、米、独の自動車会社の経営と企業文化− 1 1980年代のグローバル化の推進−マツダの米国現地生産工場− 2 「礼をつくす会社」サターンを振り返る 3 ジェネラルはなぜ破綻したか 4 ものづくりの国、ドイツへ 5 現代社会と自動車産業の展望
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    4.2
    エジソンが興した世界最大の総合電機メーカーとして1世紀以上の栄華を誇ったゼネラル・エレクトリック。ピーク時から企業価値は数分の一に激減。カリスマ経営者たちはどこで間違ったのか? ウォール・ストリート・ジャーナルのGE担当ジャーナリストが謎に迫った。
  • 西武王国の興亡
    -
    勃興、急成長、退場。西武二代の盛衰記! 大下英治氏が、西武グループの元トップ・堤義明氏に長時間インタビュー。創業者・堤康次郎の子として西武グループを引継ぎ、一時は世界長者番付で一位となった堤氏が、どのように巨大組織を動かしてきたのかを明らかにする。初出は1995年のスポーツニッポン。 さらに、本書刊行にあたり再度、堤氏本人に直接インタビュー。文字通り胸中の最後の告白となっている。
  • 【新版】小さな会社★儲けのルール
    4.0
    ■中小企業のためのバイブルをリニューアル 2002年の初版から14年、12万部を突破したロングセラーを、 30ページ以上増補、内容当時の成功事例を最新版にして新版として刊行 ランチェスター法則とは、中小・零細企業が生き残るための戦略。 現在までに5000社以上が採用し、 創業期のソフトバンクやセブンイレブン、旅行業者のH.I.Sなども ナンバーワン企業へ成長する中で実践してきたと言います。 ■著者の竹田陽一は、東京商工リサーチ時代に1600社の倒産企業を調査、 その後、1000社以上の中小企業の指導をしてきました もう1人の著者、栢野克己は1人から100人以内のさまざまな企業を取材、 ランチェスター法則を実例から指導するコンサルタントとして活躍しています こうした中小企業の盛衰を見つめ続けてきた 著者ならではのノウハウが散りばめられています ■目次 『小さな会社★儲けのルール』新版に寄せて ・プロローグ★社長にはだれでもなれるけど…… ・儲けのルール★1 小さな会社が成功するために~弱者の基本戦略~ ・儲けのルール★2 成功する天職・ビジネスの選び方~弱者の商品戦略~ ・儲けのルール★3 成功する事業エリアの選び方~弱者のエリア戦略~ ・儲けのルール★4 成功する客層の選び方~弱者の客層戦略~ ・儲けのルール★5 成功するお客探し~弱者の営業戦略~ ・儲けのルール★6 成功するお客の育て方~弱者の顧客戦略~ ・儲けのルール★7 成功するためには長時間労働が不可欠~弱者の時間戦略~
  • 組織の盛衰 決定版
    5.0
    なぜ日本的組織は硬直化するのか? 変革を阻むものの正体は? 日本史における巨大組織の盛衰から組織の「死に至る病」を検証し、未来への処方箋を提示する。作家・経済評論家にして経済企画庁長官を務めた著者の二十年以上にわたる組織論研究の集大成。著者解説「今こそ、読んで欲しい作品」を収録した決定版。 〈目次〉 はじめに 第1章  巨大組織の生成から崩壊まで――三つのケース・スタディー (1)豊臣家――人事圧力シンドロームと成功体験の失敗 (2)帝国陸海軍――共同体化で滅亡した機能組織 (3)日本石炭産業――「環境への過剰適応」で消滅した巨大産業 第2章 組織とは何か (1)組織の要素 (2)「良い組織」とは (3)組織の目的 (4)共同体と機能体 (5)強い機能組織を作った織田信長――もう一つのケース・スタディー 第3章 組織管理の機能と適材 (1)人間学と組織論 (2)トップの役割 (3)現場指揮者と参謀 (4)得難い補佐役 (5)後継者 第4章 組織の「死に至る病」 (1)機能体の共同体化 (2)環境への過剰適応 (3)成功体験への埋没 (4)組織体質の点検 (5)組織気質の点検 第5章 社会が変わる、組織が変わる (1)知価革命と組織変化 (2)情報技術の変化 (3)高齢化社会と人事圧力シンドローム 第6章 これからの組織――変革への五つのキーワード (1)経営環境の大変化 (2)三比主義からの脱却 (3)「価格-利益=コスト」の発想 (4)「利益質」の提言 (5)ヒューマンウェア(対人技術)の確立 (6)経営の理念=あなたの会社の理想像は 著者解説 今こそ、読んで欲しい作品 (1)日本経済の曲がり角に著した自慢の著作 (2)二〇二〇年のあとこそ重大
  • 堤清二とセゾングループ
    3.5
    時代をリードした詩人・経営者の指導力とは 世俗をにくむ詩人であり、バランスシートを読む経営者――相反する二つの顔をもつ堤清二は、100社を超えるセゾングループ企業に君臨する総帥として、何を考え、どう行動してきたのか。時代をリードした「文化産業」の盛衰を克明にレポートして、その実像に迫る力作ノンフィクション。『漂流する経営』を改題。
  • 昭和文学盛衰史
    -
    大正文学の終焉から「文学界」創刊を経て太平洋戦争の終結に至るまで、激動の時代を生き抜いた文学者たちのありようを、自らの見聞に基づき、豊富な資料を駆使してヴィヴィッドに描いた文壇回顧録。同人雑誌や同人の名前が細かく記述されるなど、昭和文学史研究の上でも貴重な作品となっている。 (※本書は1987/8/1に発売し、2022/6/9に電子化をいたしました)
  • 覇者の誤算 日米コンピュータ戦争の40年
    3.5
    巨人IBMが振り下ろす刃をかいくぐり先進国で唯一、市場の独占を阻んだ日本。技術者、経営者、官僚、さまざまな人間の織りなすドラマ――これは昭和の「坂の上の雲」である。さらに近年のIBMの凋落が意味するものは何か? 国産メーカーはIBMの轍を踏むことはないのか? 人と企業の盛衰を描いた傑作ノンフィクション!
  • 北海道廃線紀行 ──草原の記憶をたどって
    3.8
    1巻1,595円 (税込)
    戦後、産業構造が変容し、最盛期には4100キロにのぼった北海道の鉄道の約四割が消滅した。そこでは何が失われ、何が残ったのか。紀行作家として鉄道の魅力を伝える著者が廃線跡を丹念に取材し、開拓史、地域の栄枯盛衰、そこに生きた人々の息遣いを活写する。鉄道への郷愁と憧憬とともに、かつて北海道の基幹産業だった、石炭、鉱山、にしん漁、馬産、砂金などの歴史エピソードを渉猟し、新しい「鉄道民俗学」を試みる。
  • 大阪政治攻防50年―政党・維新と商都興亡の戦後史
    -
    1巻2,420円 (税込)
    「70年万博」の絶頂、共産党府政、ノック・女性知事時代、橋下・維新の登場、松井・吉村体制へ…… 実力派作家が多くの関係者証言から描く、大阪政治の軌跡と挑戦 大阪万博が開催された七〇年前後の時代が「商都・大阪」の経済のピークであった。以後、大阪経済は全体として低迷と衰退の道をたどる。大阪経済の沈滞と大阪府や大阪市の財政の危機的状況を目の当たりにして、大阪で新しい政治運動が始まった。二〇〇八年二月、弁護士の橋下徹が大阪府知事として登場する。それから一四年余、盛衰と浮沈を繰り返しながら、政党・維新は何とか生命力を保持し、「冬の時代」をくぐり抜ける。二一年一〇月の衆院選で大躍進を遂げ、生き残りと同時に、新型の政治勢力として存在感を示して現在に至っている。本書では、「戦後大阪の絶頂」といわれた一九七〇年万博から、バブル崩壊とその後の「失われた三〇年」を経て、二〇二二年の現代まで、「戦後商都興亡史」の軌跡を再検証しながら、「大阪政治五〇年」の攻防の歴史を追跡した。(序章より抜粋) 〈本書の目次〉 序 章 戦後大阪政治の攻防 第一章 「2025大阪・関西万博」の誘致成功 第二章 絶頂の「1970年大阪万博」 第三章 黒田共産党府政 第四章 関西国際空港建設 第五章 政治家・塩川正十郎 第六章 バブルと五輪挑戦 第七章 ノックと初女性知事 第八章 橋下徹の実験 第九章 大阪都構想の誕生 第一〇章 維新・冬の時代 第一一章 松井・吉村体制 第一二章 維新大躍進 終 章 大阪は燃えているか
  • ヒトはなぜ死ぬ運命にあるのか―生物の死 4つの仮説―(新潮選書)
    3.8
    約40億年前に誕生した初期の生物に、寿命はなかった。にもかかわらず、死ぬことは必要だった――生物は進化し、多様性を生み出し、複雑な構造となったからだ。生物は生き残るため、寿命を得たのである。「死」に関する4つの仮説の歴史的な盛衰を通して、生物の「寿命」がどのように生まれたのかをひもといていく。
  • アフリカの歴史
    4.0
    人類誕生の舞台であり、民族移動や王朝の盛衰を経て、他者と共存するおおらかな知恵を蓄えたアフリカ大陸。現地調査を重ねた文化人類学者が、「世界史」の枠組みをも問い直す、文明論的スケールの通史。
  • うま味調味料産業経済論
    -
    うま味調味料は日本で創出されて110年が経ち、世界で20兆円規模の産業に発展しているが、いまだにその産業経済・経営論は出版されていない。本書は、うま味調味料の誕生から製造法の変遷、業界参入メーカーの盛衰、味の素をはじめとする世界の主要メーカーの経営動向までを含めた、うま味調味料に関する初の総合的な産業経済論である。 著者は味の素在籍時から50年以上にわたりうま味調味料にまつわる資料を収集、分析、研究し、7年をかけてその成果を書籍にまとめた。単なる産業経済論にとどまらず、うま味調味料全般について専門的に学べる一冊となっている。 日本で初めて事業化したグルタミン酸ソーダをはじめ、その後の核酸系うま味調味料や、両者の相乗効果を利用した複合調味料、多様な風味調味料などにまで発展したうま味系調味料産業に加え、うま味を中心とした加工食品や関連多角化事業までを含めたうま味調味料業界の盛衰をまとめた。 さらに、日本企業のグローバル発展、約500社に及んだメーカーの出現などの全体像を総括。日本にとどまらず、世界の主要30社の詳細な経営動向の分析、激しい淘汰の中で寡占化した現在の世界の大手約10社の発展の推移から将来予測までを記している。
  • 小説の読み方
    3.9
    本書は、現代の純文学からミステリーまでの11作品を題材に、物語をより深く楽しく味わうコツを、人気小説家がわかりやすく解説。小説を読んだ後、SNSで、作品の感想を書いたり、意見交換ができるようになる1冊です。 「冒頭で、私は、動物行動学者のティンバーゲンによる『四つの質問』を紹介している。これは、文学に限らず、映画にも美術にも通用する問いであり、何かを鑑賞したあと、人とそれについて話をしたり、自分で感想を書いたりする際には有効な着眼点となるだろう」(本書「文庫版によせて」より抜粋) <本書で解説する作品> ●ポール・オースター『幽霊たち』 ●綿矢りさ『蹴りたい背中』 ●ミルチャ・エリアーデ『若さなき若さ』 ●高橋源一郎『日本文学盛衰史――本当はもっと怖い「半日」』 ●古井由吉『辻――「半日の花」』 ●伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』 ●瀬戸内寂聴『髪――「幻」』 ●イアン・マキューアン『アムステルダム』 ●美嘉『恋空』 ●フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』 ●平野啓一郎『本心』 PHP新書版に、『罪と罰』『本心』の解説を新規追加し、再編集。
  • 世界滅亡国家史
    3.8
    「覇権」とは? 「国境」とは? 「国家」とは? 消えた48か国で学ぶ新視点の世界史! とんでもなく深い歴史教養が身につく! ★オックスフォード大出身の稀才による  超・世界史通になれる世界史講義! ★Amazon.comいきなり1位!(New Release in Geography)  世界話題の歴史書、日本上陸! ★「消えた48か国」で世界を読み解く  教科書では学べない超ディープなヒストリー ★東京大学名誉教授・本村凌二氏 『国家という生き物は、弱小国家であるほど 覇権の内実が見える。 世界史の裏面があざやかに浮かび上がってくる。』 国家は思わぬ形で生まれ、滅ぶ。 本書は、滅んだ国で世界を読み解く 人類史上、類をみないプロジェクト。 知られざる「まさか」な史実の連続に 知的興奮続く、夢中で読める稀有な歴史書だ。 ・「国境」引き間違えで誕生…コスパイア共和国 ・「暇」すぎて滅亡…エルバ公国 ・謎の「住民投票」でロシア編入…クリミア共和国 ・「モンゴル」なめすぎて滅亡…ホラズム etc. 様々な背景を抱え消えた国々の 知られざる史実が織りなす狂騒曲。 1つの国家がどのように誕生し、 どのように滅びるのか 盛衰の様子がわかるとともに、 現代の我々に続く人類の 「まさか」の足跡が感じられる 壮大で信じがたく、時に普遍の人間心理が垣間見える 教科書に載らない歴史の数々。
  • オールドレンズ 銘玉セレクション
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国内外の銘オールドレンズを厳選! 本書は表舞台に出てくることの少ない歴史的なレジェンド・オールドレンズに焦点を当てた銘玉厳選集です。また、ミラーレスカメラ時代に再評価されている銘レンズも取り上げ、描写とともに紹介しました。レンズが誕生した背景から最新ミラーレスカメラによる描写までを知ることができるレンズ好きには資料としての価値も高いお薦めの1冊です。 ■Photo Gallery ■第1章 オールドレンズのレジェンドたち 【オールドレンズのレジェンドたち】 Teikoku Kogaku Zunow 5cm F1.1 HugoMeyer KinoPlasmat 5cm F1.5 FUJI FHOTO FILM FUJINON 5cm F1.2 Konishiroku Hexanon 60mm F1.2 NipponKogaku Nikkor-N 5cm F1.1 …ほか 【シネレンズというプロフェッショナルツール】 Taylor&Hobson Cooke SpeedPanchro 75mm F2 Kinoptik Apochromat 75mm F2 CarlZeiss Cine Planar 50mm F2 Heinz Kilfifitt Munchen Makro Kilar 90mm F2.8 Kowa Cine Prominar 50mm F2 …ほか Column01 コーティング技術と新種ガラス ■第2章 歴史に残る銘玉 Charles Chevalier ‘Photograph a Verres Combines 250mmF5.6’ Voigtlander Wien Petzval 150mm F3.6 Taylor,Taylor&Hobson COOKE LENS SeriesIII 8.5inch F6.5 BAUSH&LOMB TESSARⅡb F6.3 E.Krauss Planar 130mm F3.8 …ほか Column02 日本とドイツの光学産業① 一眼レフカメラとレンズの変遷 ■第3章 再評価される銘玉 Angenieux S21 50mm F1.5 Dallmeyer Septac Anastigmat 2inch F1.5 112 Nikon Noct Nikkor 58mm F1.2 114 Canon FD 55mm F1.2 S.S.C. Aspherical 116 Tanaka Kogaku Tanar H.C. 5cm F1.5 Column03 日本とドイツの光学産業② 一眼レフの台頭とドイツ光学界の失速 ■第4章 時代を駆け巡ったレンズメーカーの栄枯盛衰 Hermagis Paris Objectif Cinema 85mm サン光機Sola 9cm F4 A.Schacht S-Travelon 50mm F1.8R 藤田光学工業 Juplen 135mm F2.8 Petri Camera C.C Auto 55mm F1.8 …ほか Column04 日本とドイツの光学産業③ 電子化してゆく日本のカメラ ■第5章 オールドレンズの世界をより一層楽しむ方法 記憶と記録の話 レンズと国民性 立体感の話 銘玉の条件 上手なレンズとの付き合い方 進化と時代でオールドレンズを選ぶ方法
  • 男の隠れ家 特別編集 ベストシリーズ ウイスキーのすすめ。
    -
    1,100円 (税込)
    丸ごと一冊ウイスキー 雑学や歴史、文化が楽しくわかる! 目次 [巻頭特集]上質な一杯を造るために自然を守る ウイスキーを生み出す森と水の物語。 注目TOPICS 小諸蒸留所がついに始動 [寄稿]人を虜にする魅惑のスピリッツ 深遠なるウイスキーの世界へ 今こそ深める!大人の教養と趣味の世界 ウイスキーのすすめ。 【PART.1】まずは知っておきたい基本から!ウイスキーの愉しみ方&世界5大ウイスキー  ウイスキーの秘密A to Z  世界5大ウイスキーとは何か?  スコッチウイスキー SCOTCH WHISKY  アメリカンウイスキー AMERICAN WHISKEY  ジャパニーズウイスキー JAPANESE WHISKY  アイリッシュウイスキー IRISH WHISKEY  カナディアンウイスキーCANADIAN WHISKY  ウイスキーグラスの選び方&便利グッズ  ウイスキー名カクテル物語。 COLUMN 著名人が愛したウイスキー 【PART.2】教養を嗜む大人のために ウイスキーの歴史&文化  HISTORY 紀元前3000年頃?─16世紀 古代エジプトのビールから蒸留技術の発明へ  15世紀─19世紀 激動のスコットランド王国とウイスキー史  19世紀─20世紀 スコッチの躍進とアイリッシュウイスキーの栄枯盛衰  1791年─1933年 アメリカ大陸でなぜバーボンは生まれたのか?  CULTURE Whisky×映画 物語を彩る男と女、そしてウイスキー  Whisky×文学 文豪はウイスキーを飲み、かく語った COLUMN ハイボール人気の謎を追え! 【PART.3】世界から注目を浴びるメイド・イン・ジャパン ジャパニーズウイスキーの潮流  1 日本のウイスキー黎明期を彩った3人のキーパーソン  2 世界が注目する!日本のクラフトウイスキー こだわりの小さな蒸溜所を巡る旅 秩父蒸溜所(埼玉県)   安積蒸溜所(福島県)   ガイアフロー静岡蒸溜所(静岡県)   厚岸蒸溜所(北海道)   三郎丸蒸留所(富山県)   マルス信州蒸溜所(長野県)   長濱蒸溜所(滋賀県)   江井ヶ嶋蒸溜所(兵庫県)   キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所(静岡県)/白州蒸溜所(山梨県) COLUMN 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2021 【PART.4】こだわりの空間で酔いしれる 一度は訪れたいウイスキーの名店  ねも(東京・浅草)  CAMPBELLTOUN LOCH(東京・有楽町)  John O’Groart’s(埼玉・草加)  CASK strength(東京・六本木)  THE TROOPER’S BAR(宮城・仙台)/Shot Bar Cask(福島・会津若松)  Waiter-Waiter(愛知・名古屋)/Bar Main Malt(兵庫・神戸)  Bar Higuchi(福岡・博多)/Bar kitchen(福岡・福岡) COLUMN 台湾ウイスキーの躍進 大人が観たい美術展2022 告知 厳選グッズ通販 男の隠れ家SELECT SHOP 時空旅人別冊 告知 時空旅人 告知 奥付 裏表紙

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  • 木花開耶姫の霊言 ―「大和の心」の源流を語る―
    4.5
    桜の花が咲き、散ってゆく その儚はかなくも 美しい姿こそ、 大和の心。 富士山と桜の花に深いご縁の あった木花開耶姫。 およそ三万年前、富士山近くに 天御祖神が降臨された話と その尊い教えを語られる。 この国のほんとうの始まりが いっそう鮮やかに明らかに。 〇「天・地・人」の教えや  「正邪」の教えも  天御祖神からはじまった 〇天御祖神の教えは古代中国や  アフリカにも伝わった 〇たび重なる火山噴火  富士王朝の盛衰の歴史とは 〇言葉に、身のこなしに、気遣いに  その人の魂の美しさは現れる 〇ほんとうの美しさとは何か  儚さのなかに宿る永遠なるもの ■■ 木花開耶姫(このはなのさくやびめ)の人物紹介 ■■ 『古事記』『日本書紀』に登場する女神。富士山本宮浅間大社や全国の浅間神社に祀られている。邇邇芸命(天照大神の孫)の妻であり、火照命(海幸彦)や火遠理命(山幸彦)を産んだ。 目次 まえがき 1 富士山と桜にゆかりのある木花開耶姫 2 女性の本当の美しさについて 3 桜の花にたとえて説いた「転生輪廻の仕組み」 4 「男の美学」と「女の美学」を併せ持つ日本文化 5 国を護るために身を捧げることについて 6 富士山信仰と天御祖神の教えについて 7 三万年に及ぶ日本文明の盛衰について 8 木花開耶姫の「魂の役割」と「転生の秘密」 あとがき
  • 【合本版】眠れないほどおもしろい『吾妻鏡』『平家物語』
    -
    1巻1,650円 (税込)
    大好評ベストセラー 眠れないほどおもしろい“古典エンタメシリーズ”! 2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で話題! 『吾妻鏡』『平家物語』が【合本版】になって新登場! ☆『眠れないほどおもしろいおもしろい吾妻鏡』 ―――北条氏が脚色した鎌倉幕府の「公式レポート」 源頼朝、北条義時、後鳥羽院、北条政子…オールスターのすべて。 2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の世界を堪能できる本! 「鎌倉殿」と呼ばれ、武士の世をつくりあげた源頼朝。 その鎌倉幕府の「公式レポート」、『吾妻鏡』の世界へようこそ! ■著者より なぜ、源氏将軍はたった三代で断絶したのか? 政治の実権を握った北条氏とは何者なのか? 鎌倉幕府の歴史を記録した『吾妻鏡』をひもといていきましょう。 ……板野博行 「武家の世」は、こうしてつくられ、もみくちゃに ◇源頼朝は「後顧の憂い」を徹底的に絶ったはずだったのに… ◇北条氏の「家柄ロンダリング」とは ◇尼将軍・北条政子は「女スパイ」だったのか ◇北条義時は将軍家を滅ぼした「逆臣」なのか ◇「御恩は山より高く、海より深い」──世紀の大演説 ◇最強上皇・後鳥羽院はなぜ「承久の乱」に負けたか ◇鎌倉殿の十三人──「最後に笑った」のは? ☆『眠れないほどおもしろい平家物語』 ──なぜ、こんなにもドラマティックなのか 古典ロマンシリーズ30万部突破! 平家の栄華、そして没落までを鮮やかに描く超ド級・栄枯盛衰エンタメ物語! ラフカディオ・ハーンの『怪談』に登場する、あの盲目の琵琶法師「耳なし芳一」が案内役! 面白く、わかりやすく紹介していきます! ■著者より 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」 この超有名な一文から始まる「平家物語」。 そこには、熾烈な権力闘争あり、渦巻く権謀術数あり。 哀しい恋の物語も、イケメン貴公子のBLネタも……。 運命のままに滅びゆく人々の壮絶な「生きざま」「死にざま」がここに詰まっているのです。 ……板野博行 知ればもっと楽しめる! ◇『平家物語』の作者って誰? ◇「平氏のご先祖」は平安京を開いた桓武天皇 ◇壇ノ浦に散ったのは平氏の中の「平家一門」 ◇「平家にあらずんば人にあらず」って誰のセリフ? ◇なぜ感動的?「敦盛最期」「那須与一」

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  • うまれることば、しぬことば
    3.8
    陰キャ、根暗、映え、生きづらさ、「気づき」をもらった……あの言葉と言い方はなぜ生まれ、なぜ消えていったのか。「ことば」にまつわるモヤモヤの原因に迫る、ポリコレ時代の日本語論。古典や近代の日本女性の歩みなどに精通した著者が、言葉の変遷をたどり、日本人の意識、社会的背景を掘り下げるエッセイ。 以下、章題。 ・Jの盛衰 ・「活動」の功と罪 ・「卒業」からの卒業 ・「自分らしさ」に疲弊して ・「『気づき』をもらいました」 ・ コロナとの「戦い」 ・「三」の魔力 ・「黒人の人」と「白人」と ・「陰キャ」と「根暗」の違い ・「はえ」たり「ばえ」たり ・「OL」は進化するのか ・「古っ」への戦慄 ・「本当」の嘘っぽさ ・「生きづらさ」のわかりづらさ ・「個人的な意見」という免罪符 ・「ウケ」たくて。 ・「You」に胸キュン ・「ハラスメント」という黒船 ・「言葉狩り」の獲物と狩人 ・「寂しさ」というフラジャイル ・「ご迷惑」と「ご心配」 ・「ね」には「ね」を
  • エジプトの女王 6人の支配者で知る新しい古代史
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 数千年の昔、当時の男性優位の社会制度をものともせずに、女性がたびたび支配者となり権力を握っていた国があった。古代エジプトである。本書は、「神の権化であるエジプトの王」として国を支配していた6人の女性――メルネイト、ネフェルソベク、ハトシェプスト、ネフェルティティ、タウセレトそしてクレオパトラの生涯と、その歴史的背景を、美しい写真とイラスト、精密な歴史地図などによって詳しく解説する。 この6人の女王たちは、男性を陰で操る者としてではなく、純然たる国家の長として最大の権力を行使した。いずれもはじめは王妃、すなわち夫である王の配偶者にすぎなかったのだが、やがて数奇な運命をたどるなかで国の中心的な意思決定者となり、うち5人はまごうことなき王となった。栄枯盛衰が繰り返された3000年のエジプト史を通じて、彼女たちは正真正銘の「ウーマンパワー」を行使していた。そのドラマチックな物語を理解するために、本書はエジプトの女王のひとりひとりの生涯と人物像を精緻に描いている。
  • 開発経済学(新版)(現代経済学選書) 諸国民の貧困と富
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 諸国民の貧困と富 先進国の技術導入を柱に、市場・共同体・国家の適切な統合により途上国を発展軌道に乗せる政策を示す。日経賞受賞。新版では「アジアの金融危機」の実証分析と、説明の改良とりわけ内政的経済成長論に新たな解説を加えた。資料も全面的に最新のデータへ更新した。 【目次より】 新版に寄せて 序論 開発経済学の課題 「開発経済学」と「開発途上国」 本書の構成 1 経済発展の理論的枠組 1.1 社会システムの発展過程 1.2 誘発的革新の理論 1.3 理論的枠組と途上国の現実 2 開発途上国の発展展望 2.1 国際比較へのアプローチ 2.2 経済成長と構造変化 2.3 投資・貯蓄・物価 2.4 人的資本の向上 2.5 人ロ・資源・食料 3 人口成長と天然資源の制約 3.1 経済発展と人口成長 3.2 人口成長の経済理論 3.3 資源制約説の系譜 4 資源の制約を打破するには 4.1 科学的農業の可能性 4.2 「緑の革命」の展望 4.3 誘発的革新への障害 4.4 余剰資源にもとづく発展 5 資本蓄積と経済成長 5.1 アダム・スミスからマルクスヘ 5.2 第2次大戦後の開発論と開発政策 5.3 新古典派的生産関数と成長モデル 5.4 成長会計による検証 5.5 成長パターンの変化 6 技術進歩とその源泉 6.1 成長パターンの様式化 6.2 成長パターン変化の技術的基礎 6.3 技術進歩の源泉を求めて 7 所得分配と環境問題 7.1 経済成長と所得分配 7.2 不平等化の要因 7.3 停滞と貧困 7.4 経済発展と環境問題 8 市場と国家 8.1 市場と国家の経済機能 8.2 幼稚産業保護論をめぐって 8.3 開発モデルの盛衰 8.4 開発理論のパラダイム転換 8.5 アジア金融危機が意味するもの 9 共同体の役割 9.1 共同体の機能 9.2 途上国農村の構造 9.3 共同体と経済合理性 フィリピンでの観察 9.4 共同体の失敗とその補正 付論 技術進歩に関する理論的補足 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 速水 佑次郎 1932~2012年。経済学者。旧・東京都立大学名誉教授、文化功労者。東京大学教養学部教養学科卒業、米国アイオワ州立大学経済社会学部大学院博士課程修了(農業経済学博士号)。専門は、農業経済学・開発経済学。 著書に、『日本農業の成長過程』『農業経済論』『開発経済学(新版)諸国民の貧困と富』などがある。
  • 清朝考証学の群像(東洋学叢書)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 狩野直喜以来のわが国の中国哲学研究は、伝統的に考証学を研究方法として用いてきた。そのため考証学は単なる技術学として等閑視されてきたが、本書は清朝考証学を方法としてではなく研究対象として客体化し、中国哲学史上に位置づける。学的成果に対する緻密な検討のみならず、直接の担い手であった考証学者たちの伝記的研究により、著作や運動についての彼らの思惑を細密に再現、日々の暮らしぶりと人間性を写し出すとともに、激しい学問への情熱を描き出す。年代を乾嘉期に限定せず、康煕朝から道光年間にまで広げて、清朝考証学に通底する精神性を見つめた野心的著作。 【目次より】 導論 巻頭言 一 呉〓の顕彰 二 「非早熟的知性」と清朝考証学に関する一考察 三 野人的師伝と古音学 四 生員の学問 第一章 閻若〓の尚書学 第一節 『尚書古文疏証』とその時代 第二節 閻家の四十年 『尚書古文疏証』が公刊されるまで 一 死の年の閻若〓と『朱子古文書疑』 二 閻若〓の最期 三 閻家の家業とその盛衰 四 功令と『孔子伝古文尚書』の弁偽 五 閻詠と『尚書古文疏証』 六 閻学林と『尚書古文疏証』 第二章 紀〓と『〓微草堂筆記』 一 はじめに 二 事物の相対視 三 “理”からの脱却 四 考証学者としての紀〓 五 理・情・礼 六 『閲微草堂筆記』が示唆するもの 第三章 崔述の「考古」 第一節 快刀乱麻 第二節 その経書観 第三節 庭訓 第四節 崔述の平生 第五節 闕疑の精神 第六節 儒者崔述 第四章 翁方綱の経学 「乾嘉の学」における「宋学」と「漢学」 一 はじめに 二 法三章 三 弁疑と伝統経説 四 宋学批判 五 漢学批判 第五章 劉台拱と汪中 江南学術の花神 一 「狂」の人々 二 小朱子 三 邂逅 四 墨子と荀子 五 一声の転 六 遺著刊行 七 章学誠 八 『広雅疏証』『説文解字注』『儀礼補疏』 九 花神として生きて 第六章 戴段二王の経学 戴震と段玉裁の学問と生涯 前言 第一節 乾嘉考証学における三つの世代 一 戴学の方法論 二 「二十一経」説と「治経」の転落 三 段玉裁の世代観 第二節 段玉裁のライフワーク 『段注』長編圧縮の舞台裏 第三節 玉裁晩年の思想 第七章 〓自珍と「最録段先生定本許氏説文」 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 吉田 純 1960年に生まれる。中国思想研究者。名古屋大学大学院文学研究科教授。東京大学文学部中国哲学専修課程卒業、同大学院人文科学研究科中国哲学専門課程修士課程修了。博士(文学)。専門は、清朝考証学、儒学。 著書に、『清朝考証学の群像』などがある。
  • 西武鉄道沿線アルバム
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 時代の先端を駆け抜けた軽快な西武鉄道の懐かしい車両の写真集! 東京西北部から埼玉西南部にかけて、日本の大手私鉄としては5番目に長い路線網をもつ西武鉄道。その歩みは川越鉄道の開業から武蔵野鉄道の開業、旧西武鉄道の成立に多摩鉄道の買収合併、多摩湖をめぐる鉄道の盛衰を経るなど複雑多岐にわたる路線の変遷がありました。本書ではそれら西武の一時代を築いた名車両を池袋線・新宿線を中心にご紹介します。
  • 「三国志」の政治と思想 史実の英雄たち
    4.0
    「水魚の交わり」劉備と諸葛亮のあいだには、実は厳しい緊張関係があった! 曹操の「革新」とは何か? 孫呉の盛衰はどのような力学に動かされていたか? 三国志の英雄たちが活躍した舞台は、自らの権力を確固たるものにしたい君主たちと、儒教的思想と文化・名声を力とする「名士」がせめぎ合う、緊迫した政治空間であった。 中国史上の大転換点として、史実の三国時代を当代の第一人者が描ききる。 小説、漫画、ゲームで描かれる英傑たちの、「本当の闘い」がよくわかる画期的論考! ●主な内容 黄巾の乱と群雄割拠 文学の宣揚 孫氏の台頭 劉備と諸葛亮 君主と文化 孫呉政権の崩壊 魏晉革命と天下統一 中国史上における三国時代の位置
  • 木綿口伝
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 老女たちからの聞書を経糸に,厖大な遺品・資料を緯糸に,母から娘へと幾代にも伝えられた手づくりの木綿文化を掘り起し,日本近代の木綿の盛衰を綴る。増補新版。
  • 日本半導体 復権への道
    4.3
    米中間の半導体摩擦が起き、現在も需給が逼迫するなど、世界で半導体の重要性が格段に高まっている。半導体をめぐる国際競争の現状はどうなっているのか。日本の半導体に未来はあるのか。日本半導体産業のパイオニアである著者が、かつて世界を制した日本の家電産業を支えていた半導体の急速な発展の歴史と、日本の半導体産業の盛衰をたどり、現在の日本の持つ強みと弱みを分析。我が国の命運を握る半導体産業の復活の道筋を明快に提示し、官民連携での開発体制を提唱する。
  • プロ野球「経営」全史 球団オーナー55社の興亡
    4.2
    1巻1,980円 (税込)
    長嶋も江夏も、イチローも大谷も登場しない、オーナー企業の視点から描く日本プロ野球「経営」全史! 1936年から歩みを始める日本プロ野球の歴史は85年。その間、球団オーナーとなった会社(個人も含む)は55社にものぼります。草創期の鉄道、新聞から、戦後の映画、食品、流通小売、そして21世紀に入ってからのITベンチャーまでの流れは、日本経済の構造変化と産業交代の姿そのものです。 草創期から変わらぬ球団がある一方で、1年に満たずに撤退したオーナー企業もあり、日本の会社の栄枯盛衰を描いた経営・ビジネス書として読みごたえがあります。 もちろん、本書はプロ野球本ですから、各球団オーナーの動向を時間軸に沿って追いながら、チームの年度別の観客動員数や順位、さらには世間を揺るがせた事件(「空白の一日」など)にも触れます。 「膨大な資料の中から埋もれていた史実を掘り起こし、歴史に新しい光を当てる」という執筆スタイルで評価の高い著者。本書では「経営」という切り口でプロ野球史を丸ごと取り上げた超意欲作です。
  • 海賊の栄枯盛衰 悪名高きキャプテンたちの物語
    4.0
    野蛮で非情な海の略奪者列伝 本書はアメリカの海賊の黄金時代(1600年代後半から1700年代初頭まで)に、アメリカの英国植民地を活動の拠点とするか、アメリカ沿岸地域を荒らしまわった海賊の歴史のみに焦点を当てている。 登場人物の中心は、公海上で略奪行為をするという運命的な選択をした海賊たちである。財宝を求めて商船を生贄にするという、危険で時には命をも賭けたゲームをプレイする海のギャンブラーたちを描いている。 ほとんどの海賊は大きな経済的成功を得ておらず、多くの場合、暴力的な死によってその短いキャリアを終えている。しかし、必ずしもそういった例ばかりではない。何人か、特に1700年以前に植民地を拠点として活動した海賊のなかには、富を手に引退することができた者もいた。 海賊の歴史は同時に政治的な陰謀の物語でもある。1600年代、多くの植民地は、海賊の行為が英国の法に違反していたにもかかわらず、海賊を熱心に奨励し、支援していた。そういった植民地にとって、海賊は危険な略奪者ではなく、商売上の後援者であり、友であり、家族であった。 かつては多くの入植者や政府関係者から好意的に見られていた海賊も、次第に貿易に深刻な脅威を与える敵として見られるようになった。英国は、1720年代半ばまでに、法的・政治的・軍事的な手段を組み合わせることによって海賊を事実上撲滅したのだった。 本書で描かれるアメリカの海賊の真の物語は、これまでに書籍や映画で描かれた想像上の海賊の冒険よりも、さらに驚異に満ち、魅力的なのである。

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