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桜の花が咲き、散ってゆく
その儚はかなくも
美しい姿こそ、
大和の心。
富士山と桜の花に深いご縁の
あった木花開耶姫。
およそ三万年前、富士山近くに
天御祖神が降臨された話と
その尊い教えを語られる。
この国のほんとうの始まりが
いっそう鮮やかに明らかに。
〇「天・地・人」の教えや
「正邪」の教えも
天御祖神からはじまった
〇天御祖神の教えは古代中国や
アフリカにも伝わった
〇たび重なる火山噴火
富士王朝の盛衰の歴史とは
〇言葉に、身のこなしに、気遣いに
その人の魂の美しさは現れる
〇ほんとうの美しさとは何か
儚さのなかに宿る永遠なるもの
■■ 木花開耶姫(このはなのさくやびめ)の人物紹介 ■■
『古事記』『日本書紀』に登場する女神。富士山本宮浅間大社や全国の浅間神社に祀られている。邇邇芸命(天照大神の孫)の妻であり、火照命(海幸彦)や火遠理命(山幸彦)を産んだ。
目次
まえがき
1 富士山と桜にゆかりのある木花開耶姫
2 女性の本当の美しさについて
3 桜の花にたとえて説いた「転生輪廻の仕組み」
4 「男の美学」と「女の美学」を併せ持つ日本文化
5 国を護るために身を捧げることについて
6 富士山信仰と天御祖神の教えについて
7 三万年に及ぶ日本文明の盛衰について
8 木花開耶姫の「魂の役割」と「転生の秘密」
あとがき
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