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十六世紀にはヨーロッパの二流国に過ぎなかったイギリス。それがなぜ世界を動かす帝国になり得たのか? イギリス革命と産業革命による躍進を論拠とする従来の説ではわからなかった「帝国化」と「帝国経営」の実態が、最新の「グローバルヒストリー」研究によって明らかになってきた。「ヒト・モノ・カネ・情報」を巧みに活用し、時代に合わせてしたたかに仕組みを変化させながら世界に君臨してきたイギリス帝国。本書は、その五百年にわたる興隆・繁栄・衰退の歴史をひもとく「新たな世界史」である。
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Posted by ブクログ
イギリスが弱小国であったときから世界一の強国になり、今に至る道筋をグローバルヒストリーの観点から説明している書籍です。 歴史全体の流れ、特に経済面や政治面から、周辺国との関係性やモノやカネの流れの変化がどのようにイギリスに影響を及ぼし、イギリス地震がどのように対応した結果として、どうなったのかがロ...続きを読むジカルに説明されているので非常に得心する内容。 こういうことを知ると、今の日本の状況やそれに対応していること実態が将来どのような道をたどる可能性があるのかがなんとなくわかるような気がする。
アメリカ独立戦争で大英帝国の隆盛に陰りが見え始める。 そんなストーリーを真っ二つに叩き折るのがグローバルヒストリーの考え方。 むしろ、独立してくれて統治コストが下がったから英国としては得だった・・・!! 大英帝国とい巨大なネットワークを中心に据えて、これまでの常識をグローバルヒストリーの考え方で覆す...続きを読む。 これまで蓄えていた各国史の出来事が読み直され、気持ちよく繋がる快感は素晴らしい。
仕事でイギリスに視察研修に行くとこもあって イギリスの文化や歴史を知りたいなと思ってたところ、本屋でたまたま見つけた。 これが単なる教科書的なイギリスの歴史の本でなくて面白く引き込まれた。イギリス一国の縦の歴史でなく、ヨーロッパやアメリカ、そしてアフリカやインドやアジアなど横の関係から近代世界の歴...続きを読む史をダイナミックに勉強できた。 世界や歴史の見方について新たな気づきやいろいろな視点を与えてもらった一冊。
この本は、新書ですが400頁以上あるので読み応えありますが、プロ執筆者に語って作成されているのでとても読み易い本でした。 イギリスという国はとても不思議な国で、どうしてこんな小さな国がこれほど大きな影響力を世界史に長い間及ぼし続けてこれたのでしょうか?16世紀にはヨーロッパの片田舎でしかなかった...続きを読む小さな島国が17世紀にはピューリタン革命やら名誉革命によって立憲君主制に脱皮し、スペインの無敵艦隊を破り、オランダの覇権を打倒し、フランスやスペインの新大陸の植民地を奪って、世界帝国となるのだから凄い。日本はかつて豊臣秀吉が「唐入り」をしてみたり、「大東亜文化圏」なんて戯言をほざいたりしましたが、瞬間的に失敗していました。ところがイギリスは18世紀から世界大恐慌の頃まで覇権国家として世界に君臨したのだから凄いですよね。 不思議なことですが、いくら権勢を誇っても、いくら国家として他国からの搾取を重ねても、国家に残るのは借金の山でしかないのはどうしてなのでしょうか?ローマ帝国もスペイン帝国も大英帝国もそうなのです。所詮国家は器でありそれを利用して大儲けしている個人や会社があるのですね。
歴史に残る名著! 国家戦略の苦手な日本人には必読の書。 日本は受け身で追い詰められたときは「土俵際の危機意識」で「戦略的」に動ける。 若いリーダーが存分に活躍できる。 ただ平時が続くと「老人が跋扈し」、体制の硬直化が進み、国は滅びに向かう。 世界史の中で、同じ島国で2流国から世界帝国に飛躍し、世界シ...続きを読むステムを革新しつつ堅持した英国の歴史は大いに勉強すべきテーマ。 日本人の学者がこれだけの書を組み立てられたのは素晴らしい! 2023/12/21 「イギリス帝国盛衰史」秋田茂☆「グローバルヒストリー」 各国史→世界史は一体 各国はもっとつながり 日本史も中国・朝鮮・東南アジアなどとの相互交流・影響受けている ヨーロッパとも深い交流 スペイン・ポルトガル・オランダetc. それにしても「大英帝国」はどうしてこれほど成功したのか? 経営人材のミッション・ステータスが高く、有為な人材がエントリーした 「エリート層をどの分野に向けるのか」国家の盛衰を決定する Cf大英帝国衰亡史 中西輝政 2023/12/24 「イギリス帝国盛衰史」 「エリートの創出」 ①ジェントリー 綿織物産業革命により利潤蓄積 「カネ算盤」 ②オックスフォード・ケンブリッジで人文教育 「教養論語」 →リーダーとして育成 世界各地の経営者 「武士道」 日本には①と②両方備えたリーダー像がない 特に敗戦後 植民地収奪や奴隷貿易により原始蓄積を行ったのは先発他国と同じだが、 経営人材を組織的に育成し、産業革命に投資し、自由貿易時代に備えた 米国独立戦争も結果的にはプラス 軍事より自由貿易の方がパフォーマンス高い 軍事費負担は莫大かつ増加基調・・・大国の盛衰を連想する 2023/12/26 国家戦略としての「大英帝国」 ①産業戦略=成長戦略 スクラップアンドビルド 冷徹さが必要 ②人材戦略=教育 有能な人材を必要な分野へ 人文に傾斜 化学・工学弱い →ドイツ・米国に遅れ 軍事・重化学工業 ③「理論による正当化」 自由貿易・比較優位 強者の論理 生産性格差の固定化→発展戦略「保護貿易」「自立」「原始蓄積」 北海道は原材料の供給基地・収益は収奪された 2023/12/26 ex「インド経営」 ①高級官僚の選抜 インド高等文官1,200人 ②軍隊の設置 200,000人 ③女王陛下の臣民 公平な扱い ④既存支配構造との連携 大土地所有層 カースト制度の保持
オーディブルにて。 イギリス旅行前にテンションを上げるべく読んでみた。グローバルヒストリーという高い視座からの解説は今までとはちがった視点でとても面白かった。
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秋田茂
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