世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか

世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか

4,400円 (税込)

22pt

4.0

米中交代のシグナルはどこを見れば分かるか。
過去の類似する時期を学べば、これから起きる事に対応できる。
世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者が、世界秩序のサイクルを明かす。

●伝説的投資家で世界的ベストセラー『PRINCIPLES』の著者レイ・ダリオは、半世紀以上をかけて世界各国の経済とマーケットを調べ上げてきた。その彼が、過去500年に起きた政治的・経済的な激変を研究し、現在に生きる人々が経験したことのない根本的変化が、将来、発生し得ることを解説する。だが、これらの激変は、過去の類似する時期に起きてきたことなのだ。

●数年前、ダリオはこれまで経験したことのない大きな出来事を目撃した。巨大債務と、ゼロあるいはゼロに近い金利が同時に生じ、世界の3大準備通貨で大規模な金融緩和がなされた。過去1世紀で最大と言える経済的・政治的格差と価値観の相違により、各国で大きな政治的・社会的な対立が生じた。それはとくに米国で顕著だった。新たな世界的勢力(中国)が興隆し、既存の世界大国(米国)と世界秩序に挑戦するようになった。これらにもっとも類似する出来事が起きたのは、1930~1945年だ。これを目の当たりにしたダリオは、過去500年の主要な帝国とその通貨の興亡を研究し、その盛衰の背後にあるパターンと時空を超えた因果関係を探求した。その成果が、本書である。

●パートIでは単純化した典型的な帝国の興亡を解説。パートIIでは過去500年間に準備通貨国となったオランダ、イギリス、米国について深く掘り下げ、さらに米中対立についても1章割く。パートIIIでは、これらすべてが将来にどういう意味を持つかを論じる。

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世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年01月08日

    国の隆盛と衰退を経済史から紐解く
    資本主義(株式会社と証券取引所)を生み出したオランダ帝国、産業革命からの大英帝国、第二次世界大戦からアメリカ帝国、そして百年国恥を経た中国へ

    歴史のビックサイクルからこの先を見通す

    「なぜフランスではなくイギリスが覇権をとったか」は大変興味深い。このまま中国が次...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月21日

    ひたすら過去と今のステレオタイプ的状況の延長線上に未来を置くやり方。新鮮味はない。日本の記述みると薄っぺらいので、全編がその程度のレベルなのではないかと思う。ハズレになるのではないか?

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