三省堂国語辞典から 消えたことば辞典

三省堂国語辞典から 消えたことば辞典

1,899円 (税込)

9pt

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三国(サンコク)の80年を削除語でたどる
伝統ある国語辞典が改訂されるときに様々な事情で辞書から〝消えていった言葉〟ばかりを集めた、異色の辞典。前身となる1943(昭和18)年発刊の『明解国語辞典』以降、2022(令和4)年刊『三省堂国語辞典 第八版』まで、約80年にわたる計9回の改訂で削除された1,000項目を厳選し、当時の紙面をそのまま拡大して五十音順に配列。時代の移り変わりによって使われなくなった言葉、かつては大切にされていた言葉を発掘し、同時代を生きた言葉たちを愛おしむ。各項目の脚注には削除した版数・年次を明示し、適宜解説を施す。「オート三輪(車)」「キーパンチャー」「コギャル」「バスガアル」「メーンエベント」など15項目は活字を大きくし、時代背景や関連語の盛衰を特記。耳馴染みのない言葉の理解を助ける、活写した挿絵が50点。巻末ではさらに1,000項目を紹介して計2,000の削除語を古い版数順に一挙掲載。驚きとなつかしさに満ちた、若者からシニアまで昭和レトロ/平成レトロのよすがとなる辞典。

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三省堂国語辞典から 消えたことば辞典 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    文殻という言葉が強く印象に残った。あまり手紙も書かないし、世の流れとともに使われなくなるのだなぁとしみじみ。
    いつの時代まで掲載されていたかなどぱっと見でよく分かるようになっていて、読みやすかった。この本を読んで、三省堂国語辞典買い足しました。

    0
    2024年10月18日

    Posted by ブクログ

     「三省堂国語辞典」から改訂の度に削除されたことばを集めた本である。三省堂国語辞典といえば、「いま使われていることば」を掲載するというコンセプトの辞典である。逆にいえば、使われなくなったことばは、頁数の制限もあり削除となる。

     読んでいくと、「そんなことばあったよな」、「もう使わないぞ」、そんなこ

    0
    2024年09月18日

    Posted by ブクログ

    不思議な本。
    字が大きい。
    時点から消えた言葉を、辞典のようにあいうえお順に並べる。

    コンピューター、電話のように、技術進歩とともに言葉が変わり、なくなる言葉。
    MD、レーザーディスクは触る機会がなかったな。

    ペチャパイ、ボインも、概念は今もあるけど、いろんな意味で使わない言葉。
    あ、そうか、フ

    0
    2024年06月07日

    Posted by ブクログ

    かつて掲載され改訂により削除された語の辞典。ことばは時代を映す鏡だ。掲載語を観察すると風潮が見えてくる。誰もが使うことばもいずれ古びて誰も使わなくなるが思い出と密接に結びついた言葉は記憶に一生残るだろう。ちなみに私の親はゲームを全て「ファミコン』と呼ぶ。

    0
    2024年06月04日

    Posted by ブクログ

    意味が意外だった言葉や興味深かった言葉抜粋

    「ぐりはま」
    食い違うこと。ぐれはま。
    ぐれるの語源とも言われる。

    「家兎」かと
    →肉や毛を利用するために兎を飼っていたことにびっくり

    「懲り性」
    一度で懲りてしまう性格。×凝り性。

    「向老期」こうろうき
    老年に差し掛かる時期。五十代後半から六十代

    0
    2024年05月20日

    Posted by ブクログ

    伝説のワードハンター、レクシコグラファーの孫が集めた三省堂国語辞典から消えた昭和、平成の言葉。

    時代とともに変化するコトバ、辞書を改訂するたびに削除したり新たな用語を追加したり。本書は辞書から消えた懐かしいコトバ多くは死語を収録。

    私的にはツボにハマったのは「なお助」、「おんな」をひっくり返して

    0
    2024年01月27日

    Posted by ブクログ

    三省堂国語辞典から消えた言葉を集めた本。
    見坊さんがすごい。ワードハンティングという言葉も初めて知った。(辞書にはないが)
    カバーの前袖に、見坊カードの実例があったが、このような収集を約145万枚行ったという。消えた言葉も面白かったが(結構知らないのもあったし、辞書に残っててもいいのにと思うものもあ

    0
    2023年10月12日

    Posted by ブクログ

    三国から削除されてしまった言葉を、実際の国語辞典のように、集めた本。削除された理由や代わりに立項された言葉などの紹介もあり、読んでいて面白いです。

    聞いたことのない言葉が大半なのですが、この言葉削除されてしまったの!と発見もある本でした。

    0
    2023年07月23日

    Posted by ブクログ

    何気なく開いたら「ペチャパイ」が出てきて笑った。性的な語句は収録しないよう方針が変わったそうで、「巨乳」と一緒に消えたらしい。
    「辞典」という形式より、インパクトあるものをピックアップした「読み物」として作った方が受けたかも。

    0
    2023年05月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「三省堂国語辞典から消えたことば」であって、言葉自体がなくなったわけではないことを意識して読まないと、「コカ・コーラ」を見つけてぎょっとしたりする羽目になる。
    そして、あくまでこれは「三省堂国語辞典」に限っていることであって、ほかの辞書では残っている場合も多いので、一つの辞書だけを絶対視しないほうが

    0
    2025年04月29日

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