ヒトはなぜ死ぬ運命にあるのか―生物の死 4つの仮説―(新潮選書)

ヒトはなぜ死ぬ運命にあるのか―生物の死 4つの仮説―(新潮選書)

小説・文芸
1,650円 (税込)

8pt

3.8

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約40億年前に誕生した初期の生物に、寿命はなかった。にもかかわらず、死ぬことは必要だった――生物は進化し、多様性を生み出し、複雑な構造となったからだ。生物は生き残るため、寿命を得たのである。「死」に関する4つの仮説の歴史的な盛衰を通して、生物の「寿命」がどのように生まれたのかをひもといていく。

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ヒトはなぜ死ぬ運命にあるのか―生物の死 4つの仮説―(新潮選書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2023/09/06 読み終わった

    コテンラジオの老いと死の回で紹介されていたので。あとは、深井さんがおすすめしていた同じ著者の「進化論はいかに進化したのか」が面白かったので。

    なぜヒトには寿命があるのか、究極の答えは自然淘汰の結果だということ。つまり、そういう風に進化したから。だそうだ。

    歴史的にさまざまな説が提唱されてきた:

    - 体が大きい方が寿命が長い
    - 代謝が少ない方が寿命が長い
    - 次の世代に譲るため←循環論法

    最近の説は20世紀後半のものも。でもそれも否定されている。

    結局、自然淘汰で全部説明できる。これはきれいだと思った。

    因果関係を間違えて認識していないかを常に意識するという観点も面白かった。我々は太陽がないと生きていけないが、太陽は我々を生かすために輝いているのではない。

    そもそも、生き物が絶対に死ぬっていう当たり前(と思っている)ことも、本当は当たり前じゃない。これも新しい視点。

    0
    2024年06月01日

    Posted by ブクログ

    第1章は難しかったけれど種の保存説からとても楽しかった。
    何故産むことができなくなっても長く生きるのかという疑問から人間は一人で育てるのは難しいから育てるために長生きしている説はすごく腑に落ちた。
    自然淘汰の話は常に興味深く楽しく読めたこれだけで本一冊読みたい。

    これから先人間がどうなっていくのか楽しみ。見届けられないのがとても残念

    0
    2023年07月13日

    Posted by ブクログ

    永遠の命を持っていたはずの生き物は、進化(=その方が都合が良いから)によって死ぬことになった。けれど進化に抗って、組み込まれたプログラムの通りに生きてやらないこともできる。

    ところどころ完全には理解できなかったけど、生死についての学問的なさまざまな説がどれも面白かった。虫歯で死んだ狼のことを想った。

    生きづらい人たちが、それでも生きているということは、進化に対する全力の抵抗なのかもしれない。

    0
    2022年09月16日

    Posted by ブクログ

    後半、遺伝の確率や遺伝子、エピジェネティクスの話が出てきて、うーん難しい…というところがあったけれど
    生物にとっての死がどのようにおこるのか
    少しだけ理解できて楽しめた。

    おばあさん仮説と閉経の話、
    著者は相関があるかどうか明言していないが
    有ったら面白い。
    あるなら、うちの母にももう少し
    孫育てを頑張ってほしいところだが。

    おばあさん仮説、面白いのでぜひ読んでほしい

    0
    2024年09月02日

    Posted by ブクログ

    【自由研究】人はなぜ老いるのか?③

    死なない生物がいるのに人類はなぜ、老いと死を選んできたのか?そして今、それを拒むことは何を意味するのでしょうか?
    * * *
    『4つの仮説』を乱暴にまとめてひとことで言うなら〈絶滅しないため〉と言えそうです。
    絶滅しないために死を選んだのであれば、それを拒むことは〈絶滅〉を意味するのでしょうか。

    地球上の生物は絶滅と繁栄を繰り返しています。何億年も繁栄した恐竜でさえ絶滅しています。
    著者はAIが絶滅の限界を超えるかもしれるないと言います。人類も絶滅するかもしれませんがAIにより新たな人類=〈超人類※〉が誕生するのかもしれません。※lem造語

    それはAI+人類=トランスヒューマンなのかもしれないし、デザイナーベイビーやクローン人間によって生み出されるものかもしれません。

    結論:死を拒むことは人類の新たな〈進化〉を意味している(らしい)。

    その前に核戦争で地球が滅びなければ…という前提付きですが…。
    つづく

    0
    2023年07月01日

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