人物評伝作品一覧

  • 早稲田ラグビー 黄金時代2001―2009 主将列伝
    5.0
    2001年の清宮監督就任から2009年まで、大学日本一に5回も輝いた早稲田ラグビー栄光の時代を、歴代キャプテンの目線から綴った本です。著者が早稲田ラグビー部OBとして、サンケイスポーツの記者として培った人脈と取材力を基に、関東学院大学との何年にもわたる死闘、レギュラーと控え組の衝突、監督との衝突などが生き生きと鮮やかに描かれています。早稲田のラグビーを愛する熱いファンにおすすめの1冊です!
  • わたしの木下杢太郎
    -
    近代を代表する耽美派の詩人でありながら、同時代の白秋・茂吉・啄木らに比べ、今日ほとんど顧みられることのない木下杢太郎。中野重治の言葉に導かれ、著者はこの不遇の詩人の作品と生涯を追い始めます。詩人としてだけではなく、皮膚病の医学者、膨大な植物画を遺した画家としても活躍した「もう一人の巨人」の全貌に、評伝の名手が迫った、極私的詩人論。
  • 私の好きな日本人
    3.7
    「『歴史』の原理を踏まえ、それぞれの感性に応じて眺めれば、過去の歴史を形作ってきた先人たちの中に数多くの自分自身の分身を 見つけることが出来る」(「人生の原典」より)。混迷の時代を生き抜く知恵は、わが民族の歴史や日本人らしさを再認識することにこそ隠されている。初めて明かされるエピソード、心沸き立つストーリー展開、独創的な歴史解釈を駆使して自身が影響を受けた人物を大胆に説き明かす全10章。画期的人物論。
  • 私の『曽我物語』
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本三大仇討ちのひとつ曽我兄弟の仇討!母満江御前の眼からみた美しくも哀しい物語。(「BOOK」データベースより) 目次 あの日のこと 曽我の庄 兄弟の元服 十郎の恋 頼朝の時代 仇討前夜 富士の巻狩 母の涙 曽我物語遺文 消えた大日如来像 あとがき 年表 参考文献 (※本書は2019/4/1に発売し、2021/12/30に電子化をいたしました)
  • 私の名前は高城 剛。住所不定、職業不明。
    4.0
    公私ともにいま最注目のキーパースン・高城剛は今何を考え、どこに向かおうとしているのか? Q、発想法は?Q、好きな店は?Q、収入は?Q、良いアイデア とは?Q、リラックス法は?Q、未来はどうなる?Q、日本の問題点は?Q、愛とは?Q、離婚騒動は? 彼のすべてがわかる144のQ&A

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  • わたしの樋口一葉
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 近代女性の評伝を手がけて数々の名作をものした著者が、近代女流作家第1号ともいうべき樋口一葉の実像に迫る。日記の真実、非処女説、名作誕生の背景など、説得力ある筆致で綴る。『裏紫』書きつぎ、随筆、対談など。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 私の文学放浪
    値引きあり
    -
    旧制高校に入学した頃の文学との出逢い、詩作、敗戦後の同人雑誌参加、大学中退、大衆雑誌記者時代、肺結核。芥川賞受賞までのエピソードや、父吉行エイスケのこと等著者の交友・文学の“核”を明晰な文体で瑞々しく回想。ほかに「拾遺・文学放浪」「註解および詩十二篇」を収める。
  • 「私の履歴書」──昭和の先達に学ぶ生き方
    3.7
    日経新聞の名物連載「私の履歴書」。誕生から学校、就職、結婚、成功・失敗、病気、老後まで、「履歴書」登場人物は人生をどう生きたか。田中角栄、五島慶太、田中絹代など、元・担当記者が数々のエピソードを紹介、生き方の指針を示す。
  • わたしは「セロ弾きのゴーシュ」 中村哲が本当に伝えたかったこと
    4.6
    25キロの用水路を拓き、65万人の命をつないだ医師は、何を語ったのか 2019年12月4日、アフガニスタンで銃撃され亡くなられた医師・中村哲さん。本書は、中村さんが出演したNHK「ラジオ深夜便」の6番組より、インタビューに答えるその肉声を忠実に再現するものです。ハンセン病根絶計画から、空爆下の診療所開設と水源確保事業、そして用水路開通まで。「長年の活動の原動力は何でしょうか?」という問いに対して、中村さんは自らを、宮沢賢治の童話の主人公「セロ弾きのゴーシュ」にたとえました。本書には、本人が執筆したらおそらく触れなかったと思われる感慨や本音が随所に表れています。自身について多くを語らなかった医師・中村哲の心の内を知ることのできる貴重な証言の記録です。 【目次】第一章 ハンセン病根絶を目指して (1996年2月22日 中村哲49歳)/第二章 もの言わぬ民の命を (2002年2月16日 中村哲55歳)/第三章 アリの這う如く (2004年6月5日 中村哲57歳)/第四章 命の水 (2005年8月20日 中村哲58歳)/第五章 難民と真珠の水 (2006年9月16日 中村哲60歳)/第六章 開通した命の用水路 (2009年12月5日 中村哲63歳)
  • 私、まんが家になっちゃった!? 漫画家・花村えい子の画業50年
    -
    私の描いた絵を見せました。 中原淳一先生のような少女のペン画です。そうしたら、 「描きなはれ!」いきなり藤原さんが言いました。漫画を描きなさいと言っているのです。びっくりです。楽天的な私は「要するに、絵と文章があればいいのだろう」と考え、物語に中原淳一ふうの絵をつけた漫画もどきをこしらえました。『紫の妖精』という、花の妖精のお話です。 ペンの使い方も知らないのに物語に少女の絵をつけ、 漫画ふうなものを描いたわけです。(本文より) 少女漫画、女性漫画家の草分け的存在として現在も活躍中の漫画家・花村えい子さんが、活動歴50周年を迎えるにあたってまとめる初の「自伝エッセイ」。川越の大きな旅館に生まれ、やや複雑な家庭環境の中で成長し、戦争をはさんで、美大に進学→結婚→貸本漫画時代→少女漫画時代→レディースコミック時代→ミステリー・文芸ジャンルへの移行……といった、生い立ちから現在に至るまでの半生を綴る。カラー口絵(4P)も挿入して、おもな作品の原画や完全版「作品リスト」も掲載する。
  • わたしもファラデー たのしい科学の発見物語
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 科学者・ファラデーはロンドンで鍛冶屋の子として生まれました。小学校しか出ていない彼は,7年の徒弟奉公をへて,一人前の製本職人に。ところが徒弟時代に知った科学の楽しさが忘れられませんでした。ファラデーはどのようにして大好きな科学への道を歩んだのでしょう。世界最初のモーター・電波の存在・半導体……ファラデーは,今日の私たちの生活に欠かせない数々の重要な発見をしています。それは今なら一人でノーベル賞をいくつも受賞するほどのもの。でも,それは彼が天才だったからではありません。数学ができなくても,豊かなイメージを武器に次々と世界的な大発見をなしとげたのです。これまでどの本にも取り上げられていない発見についても紹介。ファラデーの魅力と仕事をもっともよく伝える1冊! また,好きなことを仕事にした人のお話は子どもたちに知らせてあげたくなる魅力でいっぱい。 ★★ もくじ ★★ 第1章 ファラデーの生い立ち 第2章 新元素〈ヨウ素〉の発見に立ち会う 科学者としての第一歩 第3章 安全ランプの発明 第4章 磁力線のすばらしさの発見 世界最初のモーターの発明 第5章 電磁気の感応現象の追求 電磁誘導現象の発見 第6章 半導体物質の発見 白金の不思議な現象のなぞ 第7章 磁石を近づけると逃げる物質の発見 〈光も磁石に影響を受ける〉ことの発見から 〈電波の存在〉の予言まで

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  • 渡辺錠太郎伝 ~二・二六事件で暗殺された「学者将軍」の非戦思想~
    5.0
    渡辺和子の父はなぜ二・二六で殺されたのか。 昭和11年2月26日未明――。 雪に覆われた東京・荻窪の渡辺邸で何があったのか? 「非戦平和」を訴え続けた「良識派」軍人の思想と生涯が、初めて明かされる。 ベストセラー『置かれた場所で咲きなさい』などの著作で知られるシスター渡辺和子の父・錠太郎は、日本が戦争へと突き進む中で起きた史上最大のクーデター未遂事件「二・二六事件」で、陸軍軍人としてただ一人“襲撃目標”にされた人物だった。 戦争だけはしてはいけない――。第一次大戦後のドイツなどを視察し、戦争の実相を知悉していた錠太郎は帰国後、戦争を避けることがいかに重要かを説いて回った。 「私は戦い破れたドイツ、オーストリーばかりでなく、勝った国のイギリス、フランス、ベルギー、オランダなどもつぶさに見て来たが、どこもかしこもみじめな有様であった。日本も世界の列強にならねばならぬが、しかし、どうでも戦争だけはしない覚悟が必要である。」(評伝『郷土の偉人 渡邉錠太郎』より) 無類の読書家でもあった錠太郎は、俸給の多くを「丸善」での軍事書などの支払いにあてていたという。 「非戦平和」を唱え続け、志半ばで凶弾に斃れた悲劇の軍事エリートは、なぜ同じ陸軍の兵士たちの手で殺されなくてはならなかったのか。残された娘は、父の死に何を学び、どう行動したのか――。 第26回山本七平賞奨励賞を受賞した気鋭の歴史研究者による傑作評伝。
  • 渡邉恒雄回顧録
    3.7
    生い立ち、従軍、共産党東大細胞の思い出、政治記者として立ち会った権力闘争の修羅場、鳩山一郎・大野伴睦・池田勇人・佐藤栄作・田中角栄・中曽根康弘・橋本龍太郎・村山富市・小沢一郎・小渕恵三ら為政者たちの横顔――。読売新聞主筆による生々しい証言。
  • 和辻哲郎と昭和の悲劇 伝統精神の破壊に立ちはだかった知の巨人
    3.5
    GHQに抗い、「埋もれた日本」を取り戻す――。京都学派の一人として知られ、『風土』『古寺巡礼』『日本精神史研究』などの名著を生み出し続けた「知の巨人」和辻哲郎。明治22年生まれの和辻は、大正から昭和、敗戦に至るまでの激動の時代を生きた知識人であった。敗戦後、占領政策によって日本の伝統精神は崩壊の危機に瀕した。さらに言えば、戦前から戦争に至る流れの中で、日本人自らが、伝統と誇りを見失いつつあった。そんな中、鈴木大拙、南原繁、折口信夫、近衛文麿など大正教養派の多くの人々は時流に流され、変節していった。しかし、伝統衰退の世相に立ち向かい、節を貫き通した知識人もいた。その代表格こそ、和辻哲郎である。なぜ和辻は、激動の中で「不動の指標」たりえたのか。危機の時代に、日本人はいかに日本の伝統精神を取り戻すべきかを、知の巨人・和辻哲郎を通して知る。

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  • わらわしたい 正調よしもと林正之助伝(KKロングセラーズ)
    -
    吉本興業「林正之助」(2代目社長兼会長)との実際に交わされた会話や出来事などを紹介しながら、本当の正之助像がイキイキと蘇る! 【目次より】●第一章 その葬儀 ●第二章 笑いこそ我が領土 ●第三章 笑うモダンシティ ●第四章 お笑い戦線異状なし ●第五章 光と闇の中で ●第六章 蘇る王国の栄光
  • われ、ファッション・ブランドを愛す : 桃田有造の痛快一代記
    3.0
    敗戦間もない日本に「美しいもの」への夢を追い求め、日本人に「本物」を知らしめた一人の快男児、桃田有造の一代記を、ファッションの歴史を書き続ける著者が深い共感に基づいて描き切る。
  • ワンガリ・マータイ ――「MOTTAINAI」で地球を救おう
    -
    アメリカ留学から戻ってきたら故郷の自然は荒れ果てていた。優等生の少女が始めた植樹運動が、民主・平和活動となって世界に広がるまでを描く。(巻末エッセイ・柳田邦男)
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ
    4.0
    「生きることって結局は楽しいんだよ」 音楽と娘と自分の人生を真摯に愛する規格外な母リョウコの まるで朝ドラのような人生! ****** 「リョウコ」とは、漫画家・ヤマザキマリの今年で86歳になる「規格外」な母親のこと。 昭和35年、リョウコが27歳の時、勝手に仕事を辞め、新設された札幌交響楽団で 音楽をやるため、半ば勘当状態で家を飛び出した。 新天地・北海道で理解者となる男性と出会い結婚するものの早逝され、 シングルマザーとしてふたりの幼い娘を抱えることとなる。 戦後、まだまだ女性が仕事を持つのが難しかった時代。 ヴィオラの演奏家という職業を選び、家族を守るために、大好きな音楽を演奏するために、 リョウコが選んだ道は平坦ではなかった。鼻息粗く自分の選んだ道を邁進し、 ボーダレスな家庭の中で子供を育てあげた破天荒・母リョウコの人生を、娘マリが語る。 見本となるような「いい母親」ではなかったけれど、 音楽と家族を愛し、自分の人生を全うする、ぶれないリョウコから 娘マリが学んだ、人生において大切なこととは? 昭和を駆け抜けたリョウコの波瀾万丈な人生!
  • ヴィクトール・ユゴー 言葉と権力
    -
    議員になっても大臣にはならず、権力ではなく影響力を求め、時代の声を聞き、言葉の力のみでフランスを共和政へと導いた詩人の生涯。
  • 信長と鉄砲
    NEW
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    信長は鉄砲と何時・何処で出合ったか。鉄砲が種子島に伝来したのは1543年。信長の独創的な鉄砲の活用が、30数年後の「長篠の戦い」(1575年)で突如開花したものではないことを、一級史料である『信長公記』を基に検証する!
  • われは熊楠
    5/15入荷
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    奇人にして天才――カテゴライズ不能の「知の巨人」、その数奇な運命とは 「知る」ことこそが「生きる」こと 研究対象は動植物、昆虫、キノコ、藻、粘菌から星座、男色、夢に至る、この世界の全て。 博物学者か、生物学者か、民俗学者か、はたまた……。 慶応3年、南方熊楠は和歌山に生まれた。 人並外れた好奇心で少年は山野を駆け巡り、動植物や昆虫を採集。百科事典を抜き書きしては、その内容を諳んじる。洋の東西を問わずあらゆる学問に手を伸ばし、広大無辺の自然と万巻の書物を教師とした。 希みは学問で身をたてること、そしてこの世の全てを知り尽くすこと。しかし、商人の父にその想いはなかなか届かない。父の反対をおしきってアメリカ、イギリスなど、海を渡り学問を続けるも、在野を貫く熊楠の研究はなかなか陽の目を見ることがないのだった。 世に認められぬ苦悩と困窮、家族との軋轢、学者としての栄光と最愛の息子との別離……。 野放図な好奇心で森羅万象を収集、記録することに生涯を賭した「知の巨人」の型破りな生き様が鮮やかに甦る!

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  • 笑いの正解 東京喜劇と伊東四朗
    5/14入荷
    -
    笑って笑って66年! 舞台、映画、テレビ……。伊東四朗はいつも「そこ」にいた 粋にして骨太、スマートにして軽妙。てんぷくトリオ、電線音頭、笑ゥせぇるすまんから「おしん」の父親、白河法皇まで。 当代一の喜劇役者・伊東四朗の「むかし・いま・これから」を約百年に亘る“東京喜劇史”を軸に鮮やかに描き出す本格的評伝。 「喜劇にはあらゆる役が登場します。二枚目から老け役、女形、それこそ動物の役まで。 喜劇をやっていれば、どんな役が来ても驚かなくなりますよ。だから私は、喜劇ができれば どんな役でもできると思っているんです」(本文より) 目次 第一章東京喜劇の現在 第二章軽演劇とストリップ小屋の原風景 第三章喜劇界のパラダイムシフト 第四章「B級バラエティの王様」として疾走 第五章笑ゥせぇるすまんから白河法皇まで――演技者・伊東四朗 第六章  終わらない挑戦

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