武蔵と柳生新陰流

武蔵と柳生新陰流

715円 (税込)

3pt

4.0

吉川英治の小説をはじめ時代劇、漫画等でもおなじみの剣豪・宮本武蔵。かたや徳川家の御家流である柳生新影流一門。物語の中では往々にしてライバルとして描かれる両者ですが、実は武蔵と柳生の技術、極意には多くの似た点があることが以前から研究者の間では指摘されてきました。そして著者らが所属する名古屋春風館には壮年期の武蔵の円明流と尾張の柳生新影流が伝えられています。本書は実際の技の比較と、この道場が所蔵している未公開の柳生文書『刀法録』を通じ、武蔵と柳生の思想と技における密接な関係を明らかにするものです。歴史、剣豪小説ファン、武術の実践者必見の極意の世界。【目次】第一章 柳生新陰流と武蔵/第二章 武蔵と尾張柳生の出会い/第三章 柳生と武蔵 身体技法の比較/第四章 柳生と武蔵の極意――「石」と「水」

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武蔵と柳生新陰流 のユーザーレビュー

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年07月14日

    漫画「バガボンド」にもでてきた、宮本武蔵と柳生兵庫助との出会い。この二人の交流を通じてふたつの流派に共通する極意を解き明かす。著者は柳生新陰流師範でもある。

    古武道の剣術が現代剣道とはかなり異なるものということがわかる。興味深い一冊。

    0

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