明治の人物誌

明治の人物誌

作者名 :
通常価格 737円 (670円+税)
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作品内容

星新一の父・星一は、苦学しながらアメリカの大学を卒業し、帰国して製薬会社をおこした。事業は成功したが、やがて政争に巻き込まれ衰退していく。それでも常にエネルギッシュで近代人的な生き方を貫いた生涯だった。彼の夢と理想に手をかした野口英世、伊藤博文、エジソン、後藤新平など、近代国家の形成期に活躍した明治人たちとの交流の中から、星一の生涯を辿った異色の伝記。

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明治の人物誌 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2018年10月19日

    再読
    自身の父親に関する人物たちの評伝
    解説にあるようにその父親が評価した側を取り上げることで
    その行動の正しさを肯定したい信条が全体を支持している
    自分のことだからそうでない側は書けなかったのだろうか
    一面でなく様々な面からの視点を一人の著者に求めるものではないだろうけれど

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    Posted by ブクログ 2017年08月13日

    固そうな表紙と題名で手に取るのを躊躇うには非常に勿体無い作品。星新一による明治の偉人伝記。
    とにかく今の政治家に幻滅している人はこれをぜひとも読んで欲しい。すごく元気が出る。

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    Posted by ブクログ 2012年12月04日

    著者の父を巡る人々を描いた好著。著者の父の青年期を描いた「明治・父・アメリカ」本著に出てくる後藤新平絡みで攻撃される「人民は弱し官吏は強し」を合わせて読むとなおいいでしょう。

    0

    Posted by ブクログ 2009年11月13日

    ショートショートで有名な星新一の作品。
    明治におけるさまざまな人物を取り扱っていて、ショートショートで有名な星新一の作品の中では異色だと思います。
    扱っている人物の伝記としても勿論面白いのですが、明治という時代がどんな時代であったか、それを知る入門としても適していると思います。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    まだ読みかけなのだけど。
    ここ最近で一番印象に残った本。
    偉人と呼ばれる人たちも、元々はフツーの人でしかない。ただ、努力することをやめず、やりとげた人なんだなぁ、と。明治がぐっと近く、そして遠く感じる本。

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    Posted by ブクログ 2022年10月05日

    ・中村正直
    ・野口英世
    ・岩下清周
    ・伊藤博文
    ・新渡戸稲造
    ・エジソン
    ・後藤猛太郎
    ・花井卓蔵
    ・後藤新平
    ・杉山茂丸

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    Posted by ブクログ 2015年03月29日

    ぅん、意外にも面白かった!
    意外っていうのも失礼ですけど。天下の星さん捕まえて。
    たまたま、歴史小説的なものに興味を持ち、かつ、星新一を久しぶりに読もうかなと思ったときに見つけた本。
    星さんがこういう本も書いていたなんて知らなかったなぁ。

    対象人物の抽出基準は、星さんのお父さんとのつながり。
    なん...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月26日

    中学生の頃大好きだった星新一に最近またはまってます。
    星新一と言えばショートショートの名手のイメージでしたが、この作品は少々毛色が違い、筆者の父、星一氏と直接間接関わりがあっ明治時代の偉人たちの物語。あまり知られてない人物も居ますが、筆者の軽妙で解りやすい文章のお陰で楽しく読めます。

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    Posted by ブクログ 2012年07月21日

    星新一による明治人物史。
    実父、星一の遠い思い出も散りばめられ、味わい深い評伝の数々。
    伊藤博文、野口英世、中村正直等の評伝を辿りつつ、明治という時代の知られざる側面を垣間見れる良品。

    星、四つで御座います。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ショートショートの星新一さんが書かれたお父様の時代の人物誌。お父様の星一さんはアメリカで野口英世博士と懇意にしていました。後藤新平や伊藤博文、エジソンなど子供のころから親しみのある人たちが出てきて面白いです!

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