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現代社会に突然出現した巨大な恐竜の群れ。蜃気楼か? 集団幻覚か? それとも立体テレビの放映でも始まったのか?──地球の運命をシニカルに描く表題作。ティーチング・マシンになった教育ママ、体中に極彩色の模様ができた前衛芸術家、核爆弾になった大臣――偏執と狂気の世界をユーモラスに描く『狂的体質』。ほかに、『戦う人』『契約時代』『理想的販売法』『幸運のベル』など全11編。※文庫版に掲載の挿画は、電子版には収録しておりません。
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Posted by ブクログ
表題作、こわい。 『おーい、でてこーい』に通じるものがある気がする。 三つの願いの話、さて、あれはどちらが勝ったのかw 『狂的体質』も好きだなー。 偏執と狂気の世界、確かに!
『午後の恐竜』の話が星新一の作品の中でも一番好き。 どうしてこんなこと思い付くのだろうと、どの作品も想像の遥か上をいく感じがたまらない。
ショートショートの世界観に引き込まれた。随所に皮肉やユーモア、風刺が散りばめられていて、人間の本質についても考えさせられた。他の著書も読みたい。
どうしてこんなに面白いこと考えつくんだろう。 星さんの頭の中をのぞいてみたい。 ミルク飲みロボット・ネコ。 ネーミング素敵。 お話のお気に入りは、「午後の恐竜」と 「華やかな三つの願い」
ショートショートの草分け、星新一の『午後の恐竜』。のんびりしたタイトルとは裏腹に、事態の水面下で刻一刻と迫る危機が描かれている。最後まで読んで「ああ!」となること必至。他にも「戦う人」や「エデン改造計画」など、面白い話がたくさん。文明とは何なのか、人間の本性とは何なのかを鋭く抉っていく作品たちです。
「午後の恐竜」のセンチメンタル?な雰囲気とか、この短編集はわりと好きな感じの作品が多い。「戦う人」もいいですね。 エデン改造計画 契約時代 午後の恐竜 おれの一座 幸運のベル 華やかな三つの願い 戦う人 理想的販売法 視線の訪れ 偏見 狂的体質 解説:尾崎秀樹 カバー、カット:ヒサクニヒコ
男は目覚めると、その眼前には異様な光景が広がっていた。窓の外ではマストドンザウルスが闊歩していて、奇妙な植物が生えているのだ。触れることもできないそれは集団幻覚の類なのか、それとも一夜にして立体テレビでも開発されたのか。異様な出来事の騒ぎの果てに待っている、静かな余韻が胸を打つ。――「午後の恐竜」...続きを読む 老人は自殺を決行しようとしていた。かつて勇敢な兵士だった彼は、命を賭けて争うことに生きがいを感じてきたのだが、引退すると静かな生活が待っていて、そのぬるま湯のような生活に耐えられなくなったのだ。しかし遺書を書きはじめたところ、インクが切れていることに気付く。外に出ると、アパートの住人の様子がおかしい。老人の完璧主義ぶりと思考の変化が印象的な――「戦う人」 ということで、久し振りに読みました、星新一。簡潔で歯切れの良い文章(時代性が一切ないと言うつもりはありませんが、時代に依存しにくい、古びにくい性質の文章ではないかと思います)と綺麗にかちりとピースが嵌まっていくラストを心地良く楽しめる作品集で、個人的に、特に印象に残ったのは、「午後の恐竜」「華やかな三つの願い」「戦う人」の三作品でした。
「午後の恐竜」「幸運のベル」はユーモア度低く、終末感や寂寞感が印象的だった。「おれの一座」は発想が好き。「華やかな三つの願い」は意外なオチに笑った。
様々な読み心地のショートショート11作品が収録された短編集。 SFからブラックユーモア、悪魔ネタから妖怪ネタまで盛りだくさん!星新一らしさを手軽に楽しめる入門本。 「狂的体質」が面白すぎる!オチも含めて最高!! 「契約時代」はオチが好き。ニヤリとできる。 「幸運のベル」は星新一版青い鳥やん?うわー...続きを読むってなった!このラスト、好きだなぁ。 表題作「午後の恐竜」や「戦う人」はなかなか考えさせられる。なるほどなぁ。 なお、巻末の解説はなかなか興味深い。
短くてすぐ読めてしまう上に、なんだか自分の中に残るような、そんな本だった。 登場人物の名前が一切出てこないのに、感情が動くというのは見事なものだと思う。
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