明治・父・アメリカ

明治・父・アメリカ

484円 (税込)

2pt

星新一の父、星一(はじめ)は、福島の田舎から東京に出て苦学し、20歳で単身アメリカに渡る。いつも貧しかったが、決して挫けず、他人に頼らず住み込みで働きながら小学校で英語を学び、行商や翻訳をして大学の学資を稼いだ。周到な計画と持ち前の克己心で困難を乗り越え、貪欲に異国の新しい文明を吸収していく……夢を抱き、野心に燃えて、星製薬を創業した父の若き日の記録。感動の評伝。

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明治・父・アメリカ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    明治という時代に、星一青年の行動力、そしてそれを支援する大人達が感動的です。また、その時代のアメリカという国と人の懐の深さを感じました。

    0
    2020年12月07日

    Posted by ブクログ

    「人民は弱し・官吏は強し」を読んで、さらに星一に対して興味がわいたので、読んでみました。
    星一の行動力や困難にも立ち向かって乗り越えていく姿は、ある種の漫画の主人公的な感じで、読んでいてワクワクしました。
    また、歴史上の有名な人物も出てくるので、そのような偉人たちとも交流があったんだと感心しました。

    0
    2013年04月21日

    Posted by ブクログ

    ふと自分を振り返りたい時、じわっとヤル気がでる本。高校生の時は感じなかったいわきの気質、著者の年齢に近くなり父への想いを馳せる。

    0
    2012年07月07日

    Posted by ブクログ

    SFの巨匠 星新一による実父の伝記。
    文章は読みやすく、明治を代表する実業家である父 星一の偉大さが良く描かれ、
    星新一の父への深い愛情が感じられる。
    絶版という噂を聞いたが、まだ買えるようなので、
    購入できるうちに是非買うべき一冊。

    0
    2011年10月09日

    Posted by ブクログ

    「粗食でもいいから十分に食え,十二分に食うな。栄養をとったら,くたびれるまで十分に働け,十二分に働くな。くたびれたら十分に眠れ,十二分に眠るな。」ショートショート作家の「星新一」の父「星一」の生涯を綴った一冊である。無計画な野心は身を滅ぼすだけだが,向学心を失わず計画と行動力と才能があれば人生なんと

    0
    2011年08月13日

    Posted by ブクログ

    今読んでる
    日本に帰ってきて、アメリカに行った人の話を知りたくなるのは人情。それと、星新一のノンフィクション(というか随筆)は今まで挫折しているので、長編のノンフィクションなら読めるかなと。

    2010/12/16
    読み終わった
    いわずと知れたショートショートの王様、星新一の、自らの父親の波乱と人情

    0
    2010年12月17日

    Posted by ブクログ

    高校生の時読んで感動した本です。全く右も左もわからないアメリカへ行き、相手を感動させるくらい働いて、動いて、たくさんの経験を積んで帰ってきた星一。
    相手からの問いに、それでは○分後。とビジネスライクに受け答えする場面は今でも覚えています。
    身体的な逆境をものともせず、がんばっていく姿には誰しも感動を

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    明治の立志伝。当時の人物がいかに高潔であり志が高かったのかが伺える。スクールボーイとしていろんな家に住み込み労働をする場面などが、とても、印象的だった。

    0
    2021年05月29日

    Posted by ブクログ

    どんな困難でも愚痴を言わず乗り越えてほとんど裸一貫でアメリカでコロンビア大学て修士号を取り、後藤新平、伊藤博文、新渡戸稲造など錚々たる偉人と交友し可愛がられた人物伝。
    古き良きアメリカの公衆道徳、独立自尊の精神、いいアイデアを認める社会像が印象的であった。
    短編SFで知っている星新一氏がご自身のご尊

    0
    2021年03月27日

    Posted by ブクログ

    良書。
    というより、星新一しか書けない、紡げない不思議な本だ。

    歴史を扱った本は、えてして劇的で煽情的で男らしい内容になりやすい。
    ところが彼の文体はとてもシンプルでひんやりしている。
    それがショートショートの場合は、現実と虚構のあわいにあるような、不思議な世界の構築につながっていた。

    その筆致

    0
    2019年02月07日

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