マイ国家

マイ国家

781円 (税込)

3pt

マイホームを“マイ国家”として独立宣言した男がいた。訪れた銀行外勤係は、不法侵入・スパイ容疑で、たちまち逮捕。犯罪か? 狂気か?――世間の常識や通念を、新鮮奇抜な発想でくつがえし、一見平和な文明社会にひそむ恐怖と幻想を、冴えた皮肉とユーモアでとらえたショートショート31編。卓抜なアイディアとプロットを縦横に織りなして、夢の飛翔へと誘う魔法のカーペット。※文庫版に掲載の挿画は、電子版には収録しておりません。

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マイ国家 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    再読。たぶん3回目?
    中学1年生のとき、担任の先生が好きな作家さんとして紹介してくれて、読んでみたらハマったのが最初です。
    一冊の中にいくつも物語があって、驚きと、たまに毒のある感じが新鮮で、当時は星新一ばかり夢中で読み漁りました。
    3回目でもやっぱり楽しめます。

    星新一は私の読書遍歴初期でとても

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    NHKで星新一の短編をドラマ化していたのをたまたま見て、その流れで読んでみた。名前は知っていたが初めて読んだ。

    ドラマを見た時と同様、何十年も前に書かれた作品だということに驚いた。少しも古さを感じさせない。どの話も奇想天外な設定ながら、SF的な要素を持ち、しかし根底にあるのは「人間の持つ弱さ」であ

    0
    2024年09月29日

    Posted by ブクログ

    星新一の傑作ショートショート集。奇抜なアイディアと意外な結末の31篇。『国家機密』『いいわけ幸兵衛』がとくにお気に入り。

    0
    2024年03月12日

    Posted by ブクログ

    友情の盃
    雪の女
    服を着たゾウ

    再読を重ねれば 展開の驚きよりも 馴染みの設定からの展開や叙述の品格を味わっているような感覚
    作品数の多さもあって 星新一シリーズは飽きずに読みたいと思える

    0
    2023年03月04日

    Posted by ブクログ

    裏切らない星新一さん。ただ面白いだけでなく、この世界、社会、生活への皮肉が入っていたり、嘆きが入っていたり、ん?あれ?と思うスパイスが効いている。ショートショートがこんなに多く書かれているのに、どれも視点が違うので飽きずに読めた。

    0
    2023年01月28日

    Posted by ブクログ

    表題にもなっている「マイ国家」が特にオススメ。みんなが一国一城の主の感覚で生きていくと、どうなるのだろう。

    0
    2021年06月25日

    Posted by ブクログ

    滝本哲史さんが星新一さんの著作について書いて
    いたので、星さんの著作を初めて読んでみました。
    面白いです。

    次はボッコちゃんを読みます。

    0
    2021年05月04日

    Posted by ブクログ

    正気と狂気、現実と仮想、常識と非常識の境界線を行き来する31本のショートショート。実は、今このとき自分の信じているアレやコレは、すごくアヤフヤなものなんじゃないか……そんな疑念を抱き、読み終えた後にはキョロキョロと周りを見回したくなってしまう。星新一が描くどんでん返しは、すなわち既成概念への挑戦だ。

    0
    2018年01月08日

    Posted by ブクログ

    星新一のショート・ショートという病気にかかったのは『きまぐれロボット』を読んだ頃だったけれど、この本を読んで、病状が悪化した気がする。
    SF、つまりは架空の話なんだけど、時々「ギクッ」とさせられる。
    私はよく「現実がSFに追いついた」という表現を使うけれど、星新一の作品は、「現実とSFが並んで走って

    0
    2017年10月26日

    Posted by ブクログ

    星新一。ずいぶん昔にショートショートを何編か読んだけど、一冊読み通したのは初めて。やはりおもしろいなあ。
    文章にまったく無駄がない。簡単な言葉のみで、あっと驚くお話を書いている。ふふっと笑わされるところもある。すごい。
    言葉遣いや雰囲気などからは、古臭さも当然感じる(昭和43年刊行)けど、小説として

    0
    2025年11月23日

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