ムッシュ!

ムッシュ!

509円 (税込)

2pt

4.0

戦後日本のポップスシーンとともに生きたポップスター、はじめての自伝。

日系2世のジャズ・ミュージシャンを父に持ち、十代のはじめからジャズを聴き始め、カントリー&ウェスタン、ロカビリーといった戦後復興期の音楽シーンをミュージシャンとして体験。
グループサウンズの全盛時代には、ザ・スパイダースのメンバーとして、堺正章や井上順らとともにポップスシーンの頂点に立つ。
その後もロックンロール、フォークと、さまざまな音楽に取り組み、そのハイレベルな音楽性は、小西康陽や小山田圭吾といった後進のミュージシャンからリスペクトされている。

本書では、親友で早世した俳優の赤木圭一郎や、ミュージシャン、俳優、作家、デザイナーなどが出入りした東京・飯倉「キャンティ」の思い出、松任谷由実や吉田拓郎といったミュージシャンとの交遊を、都会育ちらしく洒脱に語る。

2017年3月にがんで逝去するまで、つねに音楽活動やカルチャーシーンで強い存在感を発揮し、多くの人から「ムッシュ!」と愛された男の輝かしいクロニクル。

※単行本・文庫収録写真のうち、一部、電子版には収録されていないものがあります。※

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ムッシュ! のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年08月23日

    東西ドイツを分断していたベルリンの壁。その壁が間もなく崩壊し
    ようという時、西ドイツ側から壁の上に登ってギターをかき鳴らし
    ながら歌う妙な日本人の姿があった。

    曲はザ・スパイダースの「バン・バン・バン」。歌っていたのはムッシュ。
    そう、かまやつひろしである。何してたんだよ~、ムッシュ~。 ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月07日

    ギターも下手で歌も下手なんだけど、愛されているキャラクタームッシュ。日本のロックの総明記の出来事が、面白おかしく描かれており、大変面白かった。やっぱり人柄なのかな。
    ムッシュ最高。

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月22日

    「ムッシュかまやつ」の自伝的エッセイ『ムッシュ!』を読みました。

    先日(3月1日)、亡くなったんですよね… ご冥福をお祈りしながら、追悼読書です。

    -----story-------------
    「スパイダース」から現在まで、「ムッシュ」のすべて
    1964年に「堺正章」、「井上順」らと「ザ・スパ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年06月13日

    この本で出てくるムッシュの還暦パーティーの記事を載せた”坂本龍一が黒澤の生きる風にブランコにのっている表紙のBurutusの還暦特集号”(AgingStyleBook200x、私たちはbeatlesを口ずさむ老人になる。もうすぐ老人になるロック世代へ)”が出てからもう10年以上経つという事実(彼の還...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年12月07日

    ずっと欲しかったムッシュかまやつの自伝『ムッシュ!』が文庫になっていた。素晴らしい。面白い。ムッシュは日本で一番オシャレなお爺ちゃんです(もう70歳なんだってよ!)! 
    こういう大人になりたいって、ずっと本当に思ってた。僕がゴロワーズを吸ってたのだって、この人の影響だし、あの曲の中の「そうさ何かに...続きを読む

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