作品一覧

  • 天使突抜おぼえ帖(集英社インターナショナル単行本)
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    物静かな風呂敷職人の父、引き揚げ者だけれども元気いっぱいの母、そして優しいお姉ちゃん。京都の下町に生まれた<むっちゃん>はご近所さんや幼稚園・学校の先生にかわいがられながら大きくなった。そんな彼女が何よりも好きだったのが木琴を弾くこと。野菜やお花を持ってきてくれる白川女のおばさんや、お隣の裁縫塾のお姉さんたち、そして若くしてこの世を去った愛しい教え子の小百合ちゃん……音楽家にして稀代のエッセイストが描く「天使突抜一丁目の人たち」のポートレイト!
  • 木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」
    4.5
    1巻1,760円 (税込)
    1907年生まれの平岡養一は独学で木琴を学び、22歳で「木琴王国」アメリカへ渡る。NBC専属となり、毎朝15分のラジオ番組をもつようになる。やがて「全米の少年少女はヒラオカの木琴で目を覚ます」と言われるほどの人気を得て、日米開戦の朝まで11年9ヵ月もの間、放送を続けた。帰国後も『紅白音楽試合』(NHK『紅白歌合戦』の前身)に出場するなどして、国民的音楽家となっていく。音楽家が描く痛快な音楽家の物語。
  • 天使突抜367
    3.6
    1巻1,078円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ツウザキさんが施主になったら家づくりは事件になり、作品になった。マリンバ奏者にしてエッセイスト、アンティーク着物コレクター通崎睦美がアーティスト達と取り組んだ、京の長屋の驚愕のリノベーション奮闘記。

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  • 天使突抜一丁目  着物と自転車と
    4.1
    1巻1,155円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アンティーク着物の着こなしで人気のマリンバ奏者・通崎睦美さん。斬新な音のアーティストが綴る、普段の京都の美的生活エッセイ集。銘仙などを着こなした四季折々のポートレートや小物のカラー写真をちりばめた一冊。

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ユーザーレビュー

  • 天使突抜367

    Posted by ブクログ

    建築の棚をブラウジングしていたら、なんだかSFかライトノベルみたいなタイトルの本があって、排架まちがいじゃないのと手に取ったら私の好きな通崎さんが倉庫を作った記録をまとめた本だった。
    八卦見に見てもらって(笑)、取り壊しになる古いお家の建具やら部材をもらってきて、若い職人さんにまかないを作って、とこれをわくわくせずに読めますか。なにせ住所がいいじゃないですか、天使突抜って。
    建物を解体してから新たに作っていく様子、建具の引き手やシェード、天井から照明器具を吊るすために天井と電線の接続部分につける碍子(がいし)など気に入ったものを骨董市やアンティークショップやらで探すまわる様子、すべてがとても楽

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    2019年08月31日
  • 天使突抜一丁目  着物と自転車と

    Posted by ブクログ

    マリンバ奏者で着物生活をされている通崎睦美さんの初エッセイ集。読んでいて何とも気持ちよく風通しの良い着物と京都エッセイ。ワクワクしながらページをめくった。男ものの羽織りに下駄、帽子で自転車で京の街を駆ける通崎さんは天衣無縫なまさに着物の天使。ちなみにタイトルの天使突抜一丁目とは本当に京都にある地名らしい。ノールールのようでこだわりを持って着物を着ている通崎さんのすっかりファンになりました。最近読んだ着物エッセイではダントツに気持ちよく読めました。

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    2018年07月05日
  • 木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」

    Posted by ブクログ

     宅間久義の名前を見つけたり、柳田邦夫との接点が示されたり。
     一人の演奏家の人生は、当然、たくさんの人達と結ばれていく。
     今も、ラジオから聞こえてくれば。

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    2015年02月16日
  • 天使突抜一丁目  着物と自転車と

    Posted by ブクログ

    この本と出会わなければ…。
    京都にも骨董にもお着物にもドキドキしなかったでしょう。
    着物でチャリにのるマリンバ奏者
    素敵すぎます。。。
    この本で取り上げられている「何気ない京都」
    住んでいるからこそ 「どこぞの○○○」といえるかっこよさがちょっと羨ましかったり。

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    2012年02月27日
  • 天使突抜一丁目  着物と自転車と

    Posted by ブクログ

    08年2月に行った天使突抜一丁目が気になって手にした一冊。リズム感と歯切れのいい文章が実に気持ちがよかった。まさに音楽家の書いた文章そのもの。本著の中に、行ってみた京都が見つかった。ことほど左様に京都とは魅惑的な街なのだ。

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    2009年10月07日

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