通崎睦美のレビュー一覧

  • 天使突抜367

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    建築の棚をブラウジングしていたら、なんだかSFかライトノベルみたいなタイトルの本があって、排架まちがいじゃないのと手に取ったら私の好きな通崎さんが倉庫を作った記録をまとめた本だった。
    八卦見に見てもらって(笑)、取り壊しになる古いお家の建具やら部材をもらってきて、若い職人さんにまかないを作って、とこれをわくわくせずに読めますか。なにせ住所がいいじゃないですか、天使突抜って。
    建物を解体してから新たに作っていく様子、建具の引き手やシェード、天井から照明器具を吊るすために天井と電線の接続部分につける碍子(がいし)など気に入ったものを骨董市やアンティークショップやらで探すまわる様子、すべてがとても楽

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    2019年08月31日
  • 天使突抜一丁目  着物と自転車と

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    マリンバ奏者で着物生活をされている通崎睦美さんの初エッセイ集。読んでいて何とも気持ちよく風通しの良い着物と京都エッセイ。ワクワクしながらページをめくった。男ものの羽織りに下駄、帽子で自転車で京の街を駆ける通崎さんは天衣無縫なまさに着物の天使。ちなみにタイトルの天使突抜一丁目とは本当に京都にある地名らしい。ノールールのようでこだわりを持って着物を着ている通崎さんのすっかりファンになりました。最近読んだ着物エッセイではダントツに気持ちよく読めました。

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    2018年07月05日
  • 木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」

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     宅間久義の名前を見つけたり、柳田邦夫との接点が示されたり。
     一人の演奏家の人生は、当然、たくさんの人達と結ばれていく。
     今も、ラジオから聞こえてくれば。

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    2015年02月16日
  • 天使突抜一丁目  着物と自転車と

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    この本と出会わなければ…。
    京都にも骨董にもお着物にもドキドキしなかったでしょう。
    着物でチャリにのるマリンバ奏者
    素敵すぎます。。。
    この本で取り上げられている「何気ない京都」
    住んでいるからこそ 「どこぞの○○○」といえるかっこよさがちょっと羨ましかったり。

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    2012年02月27日
  • 天使突抜一丁目  着物と自転車と

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    08年2月に行った天使突抜一丁目が気になって手にした一冊。リズム感と歯切れのいい文章が実に気持ちがよかった。まさに音楽家の書いた文章そのもの。本著の中に、行ってみた京都が見つかった。ことほど左様に京都とは魅惑的な街なのだ。

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    2009年10月07日
  • 天使突抜おぼえ帖(集英社インターナショナル単行本)

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    京都生まれのマリンバ奏者通崎睦美さんの自伝覚え書き。昭和の京都の風習なども興味深いし、自分自身の幼い頃の記憶も呼び覚ませられる。
    よくぞこんなに材料が残っていたものだと思う。情報収集の緻密さもすごい。

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    2025年06月07日
  • 天使突抜一丁目  着物と自転車と

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    京都に行ったことがある人、好きな人にオススメ。

    大胆な構図や斬新な色遣いの古着が好きな著者による本。着たいから着る、という自分の感覚を頼りに選んでいるとこが素敵だなと思った。

    毎月21(東寺)、25日(北野天満宮)にある骨董市が気になった。

    京都のお菓子は格や種類によって、よそいきか普段使いと分け、相手への気持ちや好みに沿って敬意や親近感を示す「文化」が良いなーと思った。 お餅、赤飯+お饅頭で「おもちや」さん。 饅頭や和菓子を販売する「おまんや」さん。 上菓子を売っている菓子司は「お菓子」やさん、と何を取り扱っているかによっても呼び方が異なる。 見て楽しみ、味わい、そこからさらにイメージ

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    2023年01月12日
  • 天使突抜一丁目  着物と自転車と

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    20年も前の本だけれども、アンティーク古着好きがあふれた本なだけあって、古さは感じない。着こなしが可愛い。だけど著者が通っている古着屋さんを調べたら閉業されていて、ちょっと寂しかったな。
    京都や和文化の楽しみ方が彼女にかかるととても新しく見えて、おもしろい。

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    2022年07月05日
  • 木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」

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    <気鋭のマリンバ奏者と往年の名木琴奏者が、時を経て邂逅する >

    本書の主人公、平岡養一は、一世を風靡した木琴奏者である。
    戦前、単身でアメリカに渡り、苦労の末に、放送局に職を得た。その後、10年の長きに渡って毎朝15分のラジオ番組で生演奏を担当した。戦況が進む中、平岡は日本への帰国を決意し、日米交換船と呼ばれる船で帰国。戦時中は「音楽挺身隊」として活躍した。戦後は再びアメリカに戻ったが、日本にも時々帰国して演奏旅行を行った。気さくな人柄から、音楽のみならず、広い交友関係を持ち、日米の架け橋としての役割も果たした。
    高齢の人の中には懐かしく記憶する人もいるようだが、現在、平岡の名はさほど広く知

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    2013年12月28日
  • 天使突抜367

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    おもしろかった。
    古きよきものを、今にあわせて使う良さ。
    古いからいい、新しいからいい、というのではなく、いいと思うものをどう生かすか。
    すてき。

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    2011年10月01日
  • 天使突抜一丁目  着物と自転車と

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    天使突抜一丁目に実際住んでらっしゃる
    通崎睦美さんのエッセイです。
    睦美さん流の着物の着方、選び方や
    格式にとらわれない、自由で新しい
    発想のライフスタイルに目から鱗です。

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    2009年10月04日
  • 天使突抜367

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    京都の町屋住まいのマリンバ奏者、通崎さんが自宅前の長屋を倉庫として購入。内部を改装する過程を記録したもの。
    京都らしい造りを大切に、使い勝手を考えて完成。
    うらやましい倉庫(!)です。

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    2017年04月23日
  • 天使突抜367

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    マリンバ奏者、アンティーク着物コレクターの通崎睦美さんのエッセイ。

    単なる日常をつづったエッセイではなく、近所の古い家を買うところから始まる。解体から、古材を集め、いろんな人の助けを得ながらどうやって自分好みのモノを造っていくかの変遷が綴られている。わかりやすい。

    エッセイストという人達や作品がどのようなものかは知らないが、作者の生き方やモノの感じ方を綴るということだと考えると、この本は建築に興味がない方も、彼女のセンスをよく感じることができるのではないだろうか。

    文章はもちろん読みやすい。おれは買ってよかった。ただ、1400円出しても「へぇ、そう。いいね。」だけで終わる人もそこそこいる

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    2013年06月18日
  • 天使突抜一丁目  着物と自転車と

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    10年前に出版された本。
    当時著者は、新聞などに随分取り上げられていた。
    本としてのインパクトの強さは、何よりもタイトルによるものだろう。
    『天使突抜一丁目』とは、本書によると京都に実在する地名。一度行ってみたいが、京都は住居表示板などであまり地名表示を行っていなかったのでは…

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    2012年10月28日
  • 天使突抜367

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    ネタバレ

    京都長屋を買って、改装していく様子が本になった1冊。
    家作りに関わる、様々な人も気になります。
    いいものを作るには、いい人たちの存在が不可欠。

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    2011年09月11日
  • 天使突抜一丁目  着物と自転車と

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    アンティーク着物+京都が舞台という思いっきりツボに入った女性マリンバ奏者のエッセイ。
    タイトルの「天使突抜一丁目」というのは、京都に実際ある地名だそうです。

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    2009年10月04日