ノンフィクション作品一覧
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-イスラーム過激派がもっとも激しくテロ活動を展開しているのは、中東でもヨーロッパでもない。アフリカ大陸だ。たとえば、イスラム国(IS)が国家樹立を宣言した2014年にもっとも多くの人を殺戮したテロ組織はISではなく、ナイジェリアを中心に活動するボコ・ハラムである。西アフリカのマリでは2012年の一時期、アルカイダ系組織がフランスに匹敵する面積を支配下に置き、仏軍の介入を招く事態となった。アフリカはイスラーム過激派による「聖戦」の最前線なのだ。 本書は、毎日新聞ヨハネスブルク支局長としてジハーディストたちとそのネットワークを追い続けた著者による、四年に及ぶ取材の集大成である。アルカイダ系組織アルシャバブと軍が奇妙な共犯関係にあるケニア、無政府状態のソマリア、マリの砂漠、ボコ・ハラムが潜むナイジェリア北部のほか、あるテロリストを追う調査は北欧ノルウェーの田舎町にも及んだ。 被害の実態や事件の背景、歴史的経緯について詳しく言及しつつ、アフリカを舞台に暗躍するジハーディストたちの真の姿に肉迫した戦慄のルポ。高野秀行氏(ノンフィクション作家)推薦!
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3.4貧しく純粋なイスラム教徒が、やむにやまれぬ思いに駆られてテロに走る――。自爆テロにはしばしば、こうした「美しい物語」が付いて回る。しかし、これは真実だろうか。現場を歩いてみると、自爆テロが「貧困」とも「イスラム教」とも関係がなく、「中途半端な若者たちの自分探し」の結果だった姿が見えてくる。「テロリスト」に対する甘い幻想を全て打ち砕く、画期的ノンフィクション。
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5.0「本当にやりたいことを見つけたい」 「隠れた自分の強みを探したい」 「強みの活かし方を知りたい」 ──本書は、そんな人のための本です。 すべての基本となるのは、自分を知ること。 自分のなかにある思考や感情 といったものを言語化し、 アウトプットすることで 「こんな自分もいたんだ」という 気づきを授かり、自分の価値を 信じられるようになります。 著者の長谷川エレナ朋美氏は、 高校を中退して早くから社会に出て学び、 22歳で起業。8年間で6店舗の トータルビューティーサロンの経営を していました。ところが、30歳のときに 10年連れ添った夫を突然 亡くし、 「今日死んでも後悔しない生き方」をしようと決め、 すべての事業を手放してゼロから再スタ ートしました。 世界中を旅しながら、 それまで培ってきた知識や経験を発信。 国内外での講演活動をはじめ メディア出演などをしながら、 2015 年、自分と向き合う学校 「クリエイティブライフアカデミー(R)」 (旧ビューティライフアカデミー(R)) を開校。 本書は、そんなアカデミーでの講座や 数々の大学で講演していた内容を書籍化。 学校では教えてくれな いけれど 人生で大切なことを学べる、 学生から大人まで多くの方に 読んでほしい一冊となっています。
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3.0【内容紹介】 希代の作家・政治家・冒険家が『PRESIDENT』誌上に遺した日本人へのメッセージ! 名言、金言、猛言……。僕はちっとも喧嘩腰じゃない! 【著者紹介】 [著]石原 慎太郎(いしはら・しんたろう) 1932年9月30日-2022年2月1日。 神戸市生まれ。一橋大学卒業。 大学在学中に執筆した『太陽の季節』で1955年第1回文学界新人賞を、翌年芥川賞を受賞。1968年、自民党から参議院議員に出馬し、当選。1999年より2012年、東京都知事を務める。ミリオンセラーとなった『弟』をはじめ、『法華経を生きる』『老いてこそ人生』『天才』『「私」という男の生涯』など著書多数。 【目次抜粋】 編集部によるまえがき 第1章 私という男の生き方 第2章 政治家として 第3章 日本はどう生きるべきか 第4章 冒険的人間論 第5章 文学とは何か、芸術とは何か 第6章 家族・教育・恋愛 第7章 老いについて 第8章 宗教観・死生観 初出一覧
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4.3「声を磨けば人生は変わる」。 動画の総再生回数3億回超! 人気歌い手・ウォルピスカーター初著書。 独学で1オクターブ半の音域を拡げた高音のスペシャリストによる、声の仕組みと磨き方を綴ったエッセイです。 ごく普通の男子高校生だった著者は、日々の歌唱練習&動画投稿により自身の声をロートーンからハイトーンに成長させ、人生が大きく好転しました。 「歌唱力が抜群に上がった」「明るくなった」「人と上手にコミュニケーションが取れるようになった」「同じような仲間ができた」etc. 仕事においても、歌い手としての活動だけでなく、CDリリース、ライブ活動、ラジオMCといった「声」を軸とした多彩なビジネスを展開するまでに。 「声」は、人が持つ代表的なコミュニケーションツール。 高い、低いなど個人差はあれど、日常でちょっと意識するだけでも声の伝わり方は変わります。 本書では、声の理論や発声メソッド、ビジネス展開など、ウォルピス流の声の活かし方を紐解きます。 著者が実際に行ったボイトレ方法や、貴重な楽曲制作の裏側なども紹介。 人気歌い手Gero、あらきを交えた特別対談も収録します。 声を生業にしたいクリエイターはもちろん、歌が上手くなりたい人や、人とコミュニケーションを取ることが苦手な人にぴったりな一冊です。 また、本書のカバーイラストは、ウォルピスカーターはもちろん、YOASOBIなどのMVも手掛ける 気鋭のアニメーション作家・イラストレーターの南條沙歩の描き下ろし。 コラムのイラストは、お笑い芸人のイラストが度々SNSでバズり注目を集めるdoccoが担当するなど、 人気クリエイターたちによるイラストも必見です。
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-「念ずれば花ひらく」「二度とない人生だから」など、今なお人々の心を揺さぶる数多くの詩を生み出した坂村真民。本書は、不世出の詩人の生涯を紹介する評伝と、真民詩によって励まされ、生きる勇気をもらった有名無名の人たちの人生模様を、神渡良平氏が丹念な取材を積み重ねて二部構成で書き下ろした力作である。第一部では、柔道オリンピック金メダリストの山下泰裕氏や、イエローハット創業者の鍵山秀三郎氏、円覚寺管長の横田南嶺氏など、各界の著名人が真民詩によっていかに大きな影響を受けたかを紹介。また、名も知られない市井の人々の、涙なくしては聞くことのできない真民詩との関わりについても丹念に描き出している。第二部は、真民氏が暮らした愛媛県砥部町での取材も踏まえ、真民氏の誕生から逝去までを丹念に辿る。まとまった伝記のない真民氏の初の評伝となっている。人々の心の灯火であり続けた“祈りの詩人”の世界を味わえる一冊。
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3.82019年7月18日に起きた京都アニメーション第1スタジオへの放火。 36人もの尊い命が奪われた悲惨極まりない事件はなぜ起きたのか。 被告の青葉は、公判で自身のことを「底辺の人間」と呼び、「底辺の論理」によって罪を犯したと話した。 事件を防ぐ手立てはなかったのか。 そして、遺族が直面した喪失と、メディアスクラムなどの苦しみを生まないためには何ができるのか。 これらの問いに答えるため、地元紙ならではのネットワークをいかして遺族に寄り添い、6年間取材を積み重ねた。 2024年度新聞協会賞を受賞した地元紙・京都新聞の連載「理由」をもとに書き下ろした一冊。 ――「はじめに」より―― この男は何者なのか? 社会を震撼させた事件が2019年7月18日、京都市にある京都アニメーション第1スタジオで起きた。 放火により36人が死亡、32人が重軽傷を負った。地元紙の京都新聞は過去最大級の取材態勢を組み、事件の背景や犠牲者の人となりなどを精力的に報じた。しかし、抜け落ちている大きなピースがあった。それは、現場近くで身柄を確保され、後に放火や殺人容疑などで逮捕、起訴された男の実像。大やけどを負い、懸命の治療で一命をとりとめたが、初公判までの4年間、供述内容や近況などの情報は極めて断片的にしか入らなかった。 最後のピースが、公判を通じてついに埋まる──。しかし、取材班の思惑は、公判が始まると戸惑いに変わっていった。
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3.8「自分マーケティング」とは、会社員、フリーランス、社内、転職、年齢がいくつでも有効な、「その他大勢」から抜け出すための戦略。本書では、自分の商品価値を知る術を提示し、それにより「一点突破」する方法を豊富な事例と共に紹介し、自分の商品価値を高めるアイテムを披露。「AI失業時代」にどう対処するか。厳しさを増す成果主義にどう対応するか。「自分マーケティング」はそんな時代の“武器”となります!
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4.5(目次) CHAPTER 1 心と身体を傷つけられないために 1 ジェンダーを学んで生きやすくなろう 2 ジェンダー感覚をアップデートさせる秘訣 3 心と体を傷つけられないための護身術 4 好きなおでんの具はなんですか--ハラスメントをなくすために CHAPTER 2 うっかり誰かを傷つけないために 1 「○か月だったらもうしゃべるの?」--相手のつらさに寄り添うために 2 「そんなの普通だよ、大丈夫だよ」--苦しみを無視しないために 3 「〇〇なんて関係ないよ」--自分の特権に気づくために 4 「老後は沖縄に住みたいな」--無邪気に消費しないために CHAPTER 3 パートナーのジェンダー問題に悩むあなたへ 1 アサーティブな対話で夫婦円満ライフハック 2 「拙者のトリセツ」を作って夫婦円満ライフハック 3 ジェンダーの話になるとケンカになる問題 4 夫と子育てするのが無理ゲーすぎる問題 5 夫婦の家事問題を解決するライフハック 6 男性育休取得のためのライフハック CHAPTER 4 ヘルジャパンで傷ついた女子のお悩み相談室 1 恋愛経験ゼロだけど幸せな結婚がしたい 2 喪女歴が長すぎて婚活がうまくいかない 3 痴漢されてから婚活意欲が激減してしまいました 4 ジェンダーイコール男子はどこにいる? 5 発見! ジェンダーイコール男子はここにいた 特別対談 小島慶子さん×アルテイシア 「女子校育ち、非モテ、真夜中の叫び--ジェンダーを知ったら自分にも他人にもやさしくなれた!」
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4.5終末期医療患者の願いをかなえる付き添い看護サービス「かなえるナース」。その現場で起きていたこととは……。温かい涙があふれ出るドキュメンタリー短編集。 【前書きより】 人は、心からやりたいことや願いを描いたとき、とてつもないパワーが湧いてきます。 それまで意識がもうろうとしていた方が目を覚まし、寝たきりだった方が起き上がり、 念願のときをめいっぱい楽しむ姿を何度も目の当たりにしました。 「願い」が、病を、余命を超える瞬間があるのです。 本書では、人生最期の願いをかなえ、自分らしい人生を生き切った9人の方々とそのご家族の物語をお届けしていきます。 その中には「かなえるナース」でお手伝いした方々をはじめ、訪問看護師時代に出会った方々や自分自身の家族のエピソードもあります。 命の残り時間が迫る中、ご自身や、かけがえのないご家族のために、なんとしてでも思いを遂げようとする。その姿に幾度となく心打たれる場面がありました。 この本には、それぞれの方たちの願いの実現をお手伝いする中で、僕自身が見たこと、感じたことをありのままにつづりました。 9つのストーリーの中に、皆さんの心に残る何かが見つかりますように。
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-特別養護老人ホーム「かりぷ・あつべつ」における13の実話と向き合い「一人ひとりの生き方」「本人が望む医療とは」を考え続ける。一人の医師から、入居者さん、ご家族、介護に携わる方へのメッセージ。
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-時流に流されることなく、踊らされることなく、自分の持ち味を出して生きるために必要なのは何か。どうすればもっと生きがいのある日々を過ごせるか。「自分」なき人生では、いかなる生の充実感も得られない。吟味した本物の人生を生ききるための心の指針がここにある。無駄、無粋、借りものを排した、清貧の生き方の神髄。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「がんサバイバーがいきいきと暮らせる社会の実現」に向けて、 様々な活動を行なっているLAVENDER RING(ラベンダーリング)。 その活動の軌跡を一冊にまとめました。 本書には、プロのフットサルプレイヤーから、歌手、編集者、看護師、陶芸家、 子育て奮闘中のママなど、様々ながんサバイバーの素敵な笑顔の写真や、 インタビューが掲載されています。 病気との向き合い方、生き方の変化、家族への想い、夢や目標など。 「生きること」と向き合った結果紡ぎ出された言葉は、 がんサバイバーだけでなく、ご家族ご友人などのがんサポーター、 また人生に悩む全ての人を勇気付けるものになっています。 ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがある場合があります。
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4.0北京・ロンドン・リオデジャネイロ、五輪での華々しい活躍で世界体操界のレジェンドとなった内村航平選手。その母・周子さんが、わが子、家族、生き方について初めて綴った1冊。学生時代、体操選手として活躍した著者は現在、指導者として次世代を担う子どもたちの育成に力を注いでいる。いかに息子を世界一の選手に育てあげたか、子どもの才能をのばす環境づくりとは……幼き日のエピソードやオリンピックでの秘話、多数のプライベートショットを加え、“自分流"の教育哲学を記した好著。
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5.0「私に見えているものが、みんなにも見えたら、 もっと生きやすい人が増えるんじゃないかな。 そんな想いから、見えない世界の翻訳家として 幸せにつながるヒントを一冊にまとめました。」 完全紹介制だけで 芸能人・モデル・政治家など 延べ2000人超のセッションを行う 予約殺到の「見えない世界の翻訳家」が 幸せのしくみをロジカルに解説しました! ★スピリチュアル苦手女子も読める! 3つの特徴 1.まるでセッションを受けているような対話形式 転職に悩み、婚活に悩み、 人生に行き詰まりを感じている30代女子の「レイ」と 見えない世界からのメッセージを伝えることで 問題解決をサポートする「バニラスカイ」。 2人のやりとりから幸せにつながるヒントが 自然と頭に入るように構成しています。 2.見えない世界のしくみを可能な限り「図解化」! 感覚的な話に終始しがちな「見えない世界」の話を 本書では常に現実的な視点に立ち、 わかりやすくロジカルに解説しています。 精神世界やスピリチュアルが苦手という人でも 読み進めることができるように工夫されています。 3.10年間延べ2000人から得た叡智を体系化! 本書はブログのダイジェスト版ではありません。 3人の読者を想定して作った完全書き下ろしです。 ・一生懸命頑張っているのに何かズレている人 ・頑張っている割に成果が出ない人 ・真面目にやっているのに報われないと思っている人 ぜひ、こじれた人生を本書で修正してください! ★購入者特典もご用意しました! Podcast「新時代の女性の生き方」プレゼント! 他人軸で生きてる余裕は、もうない。 さ、本来の自分をはじめましょ。
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5.0It''s up to you――君の考え次第だよ。自分の道は、自分でしか決められない。ニューヨークのハーレムで、基地の街・沖縄で、カスバで、多くの「今日をせいいっぱいに生きるあなた」に会った。同性愛の少年、少女娼婦、未婚の母、他人(ひと)には限りなく優しく、自分には厳しい人たちの、真剣な眼差しと笑顔をあなたに! フォト&エッセイの名作。
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-将来を嘱望されつつ、2006年8月に事故によって22歳で亡くなった村岸宏昭の活動記録/作品集。ブログ、レポート、ノート、写真を中心に、フライヤーや資料、寄稿文などを収録する。音楽CD2枚、楽譜集付き。
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3.0虐待、差別、一族の厳しい掟―― ロマ族に生まれた著者が、閉ざされた世界を初めて明かす衝撃のノンフィクション! 全英ベストセラー第1位! 感動的で、示唆に満ち、愉快で、信じられないほどショッキング。 ――ヒート誌 ロマ族の目を通して見たロマ族の世界。今までの見方や考え方が覆る。 ――ワシントン・タイムズ紙 強烈で、痛ましく、ユーモアがある。 ――ニューヨーク・タイムズ紙 ロマ族に生まれ、トレーラーで転々としながら育ったマイキー。 男は強くあれという一族のなか父親から絶えず暴力を振るわれる日々は気弱な少年にとって地獄のようだったが、 閉鎖的なロマの社会に逃げ場はなく、唯一かばってくれた叔父からは性的虐待を受ける。 やがて自分が同性愛者だと気づいた彼は絶望と共に家を飛び出すが…… 虐待と偏見、閉ざされた世界と壮絶な過去を綴った衝撃の自伝。
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4.4重度の自閉症だった息子が、フランスの美術展で受賞し、画家として活躍。 その陰には、40歳でがんで他界した妻の献身的な「療育」があった。 亡き妻の遺志を継いだ父親の子育てが花開いた感動の物語。 NHK「おはよう日本」(5月2日放送)特集で話題に! フランスの美術展(新エコールドパリ浮世・絵展)で版画作品が優秀賞に輝いたのを機に、 各地で個展を開くたびに入場者数記録を塗り替えている、愛媛県在住の画家・石村嘉成氏。 生後2歳で自閉症と診断され、暴れる、泣きわめく、発語がないなど、手の付けられない 嘉成氏をどうやれば社会に送り出せるか、と苦悩した両親による必死の子育てが始まる。 小学校では普通学級に通わせる代わりに、毎日教室で授業に付き添うなど、すべてを息子の 「療育」に捧げた母親・有希子さんは、嘉成氏が11歳のとき、がん闘病の末に他界――。 遺された夫の和徳氏は、妻の想いを継ぐべくシングルファーザーとして息子の療育に励み、 中学高校と普通学級に通わせ、高校3年間は無遅刻無欠席、父子一緒に自転車で登下校した。 高校3年の絵画の授業で版画にめざめた嘉成氏は、創作意欲を発揮して、大好きな動物や 生きものたちの姿を次々と作品に仕上げていく。母親が遺してくれた動物のビデオや絵本が、 今でも嘉成氏の創作のモチベーションになっているのだ。 一見、順風満帆にもみえる嘉成氏の成長だが、暴れる息子を前に「我が子を暴君にしない。 親が子どもの奴隷にならない」という、壮絶な覚悟の「療育」が今でも続いている。 本書は、40歳で他界した妻・有希子さんが遺した胸を打つ日記も多数掲載。 「この記録を 社会のために役立てて」と妻が言っている気がする、と語る和徳氏。夫婦の25年にわたる 苦闘の記録は、子育てに悩める人々に様々なヒントを与え、希望の書となることだろう。 ★目次より [はじめに] 石村和徳 四六時中息子に向き合った妻の信念が 子育てに悩める人への激励となれば 【1章】 自閉症の宣告 「療育」での意識改革 【2章】 母の献身、付き添い授業 そして死別…… 【3章】 父が背負った「療育」 変わった息子 【4章】 父と子でがんばる喜び 人生を変えた版画 【5章】 アートで自立の道 母の想いは永遠に [おわりに] 石村和徳 「この記録を社会のために役立てて」 と妻が言っている気がしてきたのです 石村嘉成 アーティスト活動歴&受賞歴
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3.5長男が二歳の段階で軽度自閉症と診断された。医者は「適切な訓練」を受ければ、小学校入学時までに健常児に等しいレベルになると言う。しかし、「適切な訓練」を求めた著者の先には数々の障害が待ち構えていた。「重度重視」の福祉政策、専門医の決定的不足、「特殊学級」を強いる教育関係者、そして、時に「鬼」と化する自分自身の心……。これまで語ることの少なかった自閉症児の父が綴る、渾身の手記。
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5.0*本文「幸せになる秘訣」より抜粋* 自己憐憫におちいって身動きがとれなくなったことが、どれほどあっただろう。 陽気でいるよりも、みじめでいるほうがずっとかんたんだ。 ポジティブでいるよりも落ちこんでいるほうがずっと楽だ。 人生が厳しいときにポジティブでいるためには努力が必要だけれど、 落ちこむためにはまったくなにもしなくていいのだから。 ひとりが落ちこむと、まるで伝染病みたいに、まわりのみんなも落ちこんでしまう。 だから自分の身を嘆きがちなぼくたちは、せめてまわりの人にやさしくしなければ。 どうすれば自己憐憫を乗りこえられるだろう? より楽な生活をすればいいというわけじゃない。ぼくのおばあちゃんは ものすごくたいへんな生活をしているけれど、とても陽気な人だ。 ことの大部分は「期待」と関係しているのだと思う。 人生になにか「貸し」があると思っていたら、 いま手にしているもののありがたさはわからない。 ぼくはずっと、自分をふつうの子たちと比べていた。自分を嫉妬に閉じこめ、 自分だけが人生を楽しむチャンスを逃していると思っていた。 ふつうの子だって完璧な人生を送っているわけじゃないということが わかっていなかった。 彼らはふつうの頭脳を持っていたかもしれないけれど、たぶんぼくには、 家族やファイトなど、彼らが持っていないものがあった。 自分の幸運に気づけば、自分の財産のありがたみがわかる。 ぼくは、コミュニケーションができることの幸運をかみしめている。 これをできて当然のことだとは思わない。 「この病気であることがすべて悪いわけじゃない」 このことを心に刻んで、自己憐憫と戦うのがぼくの仕事だ。 認めたくはないけれど、自閉症はぼくにいいことももたらしてくれた。 沈黙の世界で、ものごとを深く考えることを学んだ。 まわりの人たちとその感情を観察して理解することを学んだし、 この病気がすべての終わりじゃないこともわかった。 取り組むことができるとわかっている難題にすぎないのだ。 幸せになる秘訣は、自己憐憫をやめることだ。
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-結党50年、その椅子に座れた者は40人に満たない。「幹事長は、総裁を補佐し、党務を執行する」。党則第8条のたったこれだけの文言が、無限のパワーを生む。300億のカネと八百のポストを握り、選挙を仕切ったのちに待つのは、栄光か転落か? 欲望と権力の力学を明快に示した必読の1冊。岸信介から武部勤まで、総理総裁への最短距離といわれる歴代幹事長の明暗と、政権政党のうまみを徹底解剖! 『自民党幹事長というお仕事』改題作品。
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3.3自民党の変容と日本の凋落 東西冷戦の終結が迫り、「政治改革元年」という掛け声に 人々が浮かれたのが平成元(1989)年。 しかし、皮肉にもその年が自民党、 日本の明暗を分ける分岐点になった。 以降の35年で日本は国力を失い、 腐敗と不正が蔓延る人治国家へと成り下がることになる。 本書では、自民党の政治家を個別に検証することで、 変容した党の本質を炙り出そうとするものである。 著者は、「小沢一郎がまいた種を小泉純一郎が悪用し、 安倍政権という悪夢に結実した」と指摘する。 支持率が20%にも満たない政権、 政党が権力を牛耳ることができる理由は何か? 思考停止した大衆が“悪党”を支え続ける社会の 歪な構造が明らかになる。
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3.5日本政治はどこに向かうのか 衆議院補欠選挙で敗北が続く自民党。 また、岸田文雄政権は裏金問題等により低支持率に喘いでいる。 佐藤優元外務省主任分析官は、岸田政権を「深海魚のような政権」と評し、 山口二郎法政大学教授は「家産制国家へ逆行している」と語る。 自民党は保守政党と呼べないほど変質し、所属議員は劣化した。 自民党は解党に向かうのか。だとすれば、自民党を政権から引きずり下ろす政党はどこか。 あるいは、過去何度も窮地に陥りながらも復活したように、危機を乗り切るのか。 国際政治の潮流も踏まえ、自民党およびこの国の未来を読み解く。 (以下、目次) はじめに――対談から生まれた独自の分析と予測(佐藤 優) 第一章 日本政府のトランプ対策 第二章 もはや保守政党ではない 第三章 岸田政権が壊したもの 第四章 自民党の本質 第五章 自民党の息の根を止める政党 第六章 激変する国際情勢のなかで おわりに――二〇二四年は大きな転換点(山口二郎)
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-「ジミー・ペイジは、いかにしてレッド・ツェッペリンの黒い心臓となったか―― その秘密がいま、あのリフと同じ激しさで剥がされる」(ザ・メール・オン・サンデー) 「まさに波瀾万丈。唯一無二のロックスターの半生がここに」(サンデー・タイムズ) 「筋金入りのレッド・ツェッペリン・ファンなら必読!」(カーカス) ロックがひれ伏す伝説―― サリーの天才ギター少年、オカルトとの出会い、ヤードバーズ加入、レッド・ツェッペリンの栄華と崩壊、落胆のソロ時代、そして復活。 70年代からペイジにインタビューしてきた元NME紙のライターが、ギター・ゴッドの全てをここに解き明かす。 1969年のアルバムデビューから50周年を記念して書かれた初の本格ジミー・ペイジ伝、待望の翻訳! 〈目次〉 口絵8P まえがき 序章 第1章 サレーのスパニッシュ・ギター 第2章 ネルソン・ストームからセッション・プレイヤーに 第3章 シー・ジャスト・サティスファイズ 第4章 ベックス・ボレロ 第5章 欲望 第6章 「1000ドルぽっちのためにオレを殺すつもりか?」 第7章 「鉛の飛行船みたいに」 第8章 アメリカからの引き合い 第9章 〈胸いっぱいの愛を〉 第10章 《レッド・ツェッペリンⅡ》 第11章 「汝の思うところを為せ」 第12章 大いなる獣666 第13章 輝けるものすべてが 第14章 ZOSOの伝説 第15章 天使の街 第16章 王様(キング)とジミー・ペイジ 第17章 コカインの夜と幽霊屋敷 第18章 亡命中の事故 第19章 ケネス・アンガーの呪い 第20章 直接対決 第21章 交戦規則 第22章 ボンゾ最後の戦い 第23章 隠者 第24章 中年のギター神 第25章 魔法使いの弟子 第26章 不死鳥の飛翔 謝辞 参考文献
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2.8私たちの人生を本当に豊かにするのは、「遠くのオリンピック」ではなく、「近くのチーム」である! 野球、サッカー、バスケット……スポーツの世界は一極集中から地方展開へ! かつては、「地元にプロスポーツチームがある」のは大都市圏に限られていた。ところが現在では、全国ほぼすべての都道府県に「地元を本拠地とするプロスポーツチーム」(野球、サッカー、バスケット、アイスホッケーなど)が存在する。この画期的な状況は、何を物語るのか。格差研究など、経済データに基づく社会分析の第一人者が、「中央集権から地方分権へ」という日本社会のキーワードに重ね合わせつつ、その意義を多方面から分析する。
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-原辰徳は名監督か、それとも!?――長嶋茂雄からの監督禅定劇、松井FA、桑田復活の舞台裏。水原茂、藤田元司、そして父・貢から受け継ぐ「名将」の血。 巨人軍のすべてがわかる、日本一おもしろい、ベースボール・ノンフィクション! <本書だけが知っている「原辰徳」をダイジェストで紹介!> ●昭和56年4月、プロ・デビュー戦の夜、孤独を噛みしめながらひとりで飲んだビールの味。 ●2年間の結婚生活に破れた明子に、躊躇なくプロポーズした「愛」の真実。 ●引退、監督就任……、節目節目に見え隠れする長嶋茂雄の暗い影。 ●松井が抜けペタジーニを獲得したことを、「いいニュースだ」と言い続けた真意。 ●「潰れたって構いやしない」と言わんばかりの、頑固な投手起用法のルーツ。
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3.8世界は、激変しています。 世界の変化は多くの「フィクション」を終わらせ、新しい「フィクション」を出現させます。そのせいで、突然成功者となってしまう人、があちこちに出現する一方で、それまでの自分の強みを失ったまま弱者へとなってしまう人たちも現れています。 拡大する力の格差のもとで、弱者はその弱みにつけ込まれて苦い思いをするしかないのか? 本書はこの激変する時代で、著者の世代よりもずっと若い、つまりこれから続く厳しい格差社会を乗り切らないとならない世代に向けて書いたものです。 世の中にはモノの価値をガラリと変え、自分の弱みを強みにしてしまった異能の人たちがいます。彼らが編み出した数々のマジックに「なるほど、そういう手があったのか」と、目から鱗のような奇跡があることを知ってほしいし、そしてそれをヒントにして、弱者の方々に人生を少しでも有利に生きてほしいと思うのです。 (本書「はじめに」より一部引用) 【目次】 弱者の兵法その一 オワコンから脱しろ 弱者の兵法その二 序列に注意 弱者の兵法その三 ゲーム視点で見ろ 弱者の兵法その四 自分を生かす環境を見極めよ 弱者の兵法その五 強者の手口を知る 弱者の兵法その六 居場所を創り出す神業 堀江貴文×斎藤由多加 特別対談【「弱者」はA I とどう向き合うか】
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3.5「ここはキミの輝く瞬間だよ。観客の視線をユーコに集めてくれ」1992~1993年にかけて世界28カ国でおこなわれたマイケル・ジャクソンの伝説的ツアー「Dangerous」。そのステージに、キング・オブ・ポップから直々に選ばれた奇跡の日本人ダンサーがいた――。その名は、ユーコ・スミダ・ジャクソン(99年にモータウンCEOと結婚し、ジャクソン姓となる)。彼女は、24歳で単身LAに渡米後、超難関のオーディションを見事クリアし、ショートフィルム「Ghost」出演まで計6年間、マイケルのバックダンサーを務めた。「なぜ、マイケルは彼女を選んだのか?」「ステージでは見せなかった素顔のマイケルとは?」など知られざるエピソードと共に、波瀾万丈に満ちた彼女の半生がいまはじめて語られる。「THIS IS IT」振付・演出のトラヴィス・ペイン氏との対談を特別収録。
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3.3アラブの春は、宗教勢力の反動を呼び、中東は未曾有の混乱に陥った。“あの「革命」は徒労だったのか?” ムバラク政権崩壊から三年。人気の絶えた広場に再び降り立ち、革命の意味を模索しながら無残な失敗とも思える出来事について考察する。著者の堪能なアラビア語は、人々の本音を次々と引き出す。ジャスミン革命と紫陽花革命の比較等、3.11後の日本を考える上で示唆的な内容も含む。第12回開高健ノンフィクション賞受賞作。
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-あの頃は皆、ジャズ喫茶マスターに憧れた! あの「幻の名著」が改訂新版で復刻!(その後の足跡を追記)。伝説の横浜「ちぐさ」の吉田衛さん、「ダウンビート」の安保隼人さん、新宿「木馬」の小澤祐吉さん、吉祥寺「ファンキー」の野口伊織さん……、全国31店の店主たちが告白した「おれたちのジャズ狂青春記」。1970年前後の熱狂、そして90年バブル期最後のオマージュが24年ぶりに甦る。本書は『おれたちのジャズ狂青春記/ジャズ喫茶誕生物語』として1991年に刊行された書籍の改定新版。全国31の有名ジャズ喫茶マスターが店を始める経緯を、店主自らが笑いとペーソス溢れる文章で綴ったもの。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ジャズ界にイマージェンシー!! 60年代にサイケデリック・ムーブメントとともに吹き荒れたジャズ・ロック旋風。忘れ去られたあの衝撃。ジャズ・ロックのすべてを網羅しました。
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4.3ジャック・ウェルチは米国最強企業GEのCEOとして、飛躍的な業績の伸長と規模の拡大を実現した。だがそれは短期的利益のみを追求し、企業の未来を食い潰して築いたものに過ぎなかった――徹底的な取材で「二〇世紀最高の経営者」の虚飾を剥ぎ取る傑作評伝。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本人の血を受け継ぎながらも、米兵として出兵したという日系二世の数奇な運命をたどる。
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4.3本当の“才能”とは、努力できること。そう、ジャニーズは教えてくれた――。司会や演技に果敢に挑戦する者、アイドルを極める者、人柄を磨く者……努力の仕方は十人十色。厳しい競争を勝ち抜いた、彼らの努力や人生哲学に光をあてる。そして、彼らを見抜き導いたジャニー喜多川の「育てる力」とは? 膨大な資料から本人たちの言葉を選り抜いた、ゴシップ抜きのジャニーズ論。最強エンタメ集団から、人生を変えるヒントを盗む!
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5.0「ジャニーズ性加害問題当事者の会」元代表の平本淳也氏にスポットを当て、 35年以上にわたるジャニーズ事務所との関係を詳細に記した一冊。 2023年に英国のBBCで放映された 『J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル』に出演。 同番組はジャニー喜多川氏の性加害問題を世間に知らしめたドキュメンタリーであり、 5年前の制作当初から協力してきた経緯を解説。 本書では、ルポ形式でメディアが触れていない事件の真実を明かします。 ■序章 まだ戦いは終わらない ・ストレスで満身創痍 ・ジャニーズ事務所に「実質勝利」 ■第1章 ジャニーズの実態 ・ジャニー喜多川氏からの電話 ・華やかな芸能界 ・性被害の実態 ■第2章 戦いの原点 ・北公次氏の誘い ・全裸監督vsジャニーズ事務所 ・北公次氏の反転~終息 ■第3章 孤独な戦い ・出版社設立 ・文春裁判 ・BBCからのオファー ・ジャニー喜多川氏の死 ・国連への手紙 ■第4章 ジャニーズ消滅 ・被害者の会設立 ・交渉開始 ・止まない誹謗中傷との戦い ■終章 補償の現状と未来 ・人権と尊厳の回復のための戦い
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4.0「お前は勝負師の血を引いているんや」別れの時、父が放ったその言葉が全てを予言していた――。借金取りに追われ辿り着いた三浦三崎で、生徒に自習をさせながらSM小説を書き継いだ代用教員時代の創作秘話など、人生という大博打を打ち続けてきた“最後の無頼派”団鬼六が自ら描く、波瀾にとんだ異色の半生。
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4.4※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 英語がダメでもお金がなくても、世界一面白い旅ができる! 本書は、写真家を目指し、就職活動をやめて、独学のカメラを片手に世界一周へと繰り出した著者(近藤大真=こんちゃん)の旅の記録だ。 「就活やめて世界一周? そんなことして将来、大丈夫?」「そもそも世界一周なんて無理じゃない?」――旅に出ると宣言したら、そう言う人もいた。 確かに英語も中学生レベルだし、お金も頑張って貯めたぶんしかない。でも、こんちゃんには、世界一周を通して「どうしてもやりたいこと」があったから、出発した。 結果、2カ国目で前歯が3本折れるわ、借りたバイクは数日間で10回以上も故障するわ、お金はスられるわ、飛行機は三度も乗り過ごすわ、気づけば全財産が250円をきってあわやホームレス! な事態になるわ……。もしかして、止めてくれた皆の言ったことが正しかったのか……!? しかし、こんちゃんは諦めなかった。「世界中の人の写真を撮って、チェキでその人にプレゼントする」という夢を、最後までやり遂げた。 その旅の毎日を美しすぎる写真とともにつづったブログは、瞬く間に話題となり、海外でも「君、知ってるよ! ブログの人だろう!」と声をかけられるまでに。 「言葉が通じなくても、人はこんなにも通じ合えるものだろうか」と驚かされるような、世界中の人々の笑顔とエピソードの数々。 旅を終えたこんちゃんのコメントも収録し、ページを開けばいつでも「まるで自分も旅をしているような」気持ちになれる本。 ――さあ、次はどこへ行こう?
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3.0負債総額2兆3221億円。破綻したJALには多額の公的資金が投入され、「見せかけの再建劇」が演出された。その間公正な競争は歪められ、結局日本の空の国際競争力は低下するばかり。稲盛和夫CEOの経営手腕を手放しで賛美するだけでは、問題の本質を見抜けない! 世間の常識を覆す、告発のドキュメント。今、待望の文庫化!
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5.0日航123便墜落事件から37年後の現在、真実を追求する初めての裁判闘争が幕を開けた! 〈昭和史の闇〉が凝縮する歴史的な法廷の一部始終に肉迫し、事件の真相に迫る。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1942年3月、ジャワで暮らしていた7万人のオランダ人は日本軍に収容され、少年たちは家族と引き離され収容所にいれられた。戦後50年余を経て、はじめて明らかになる事実。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1942年、ジャワに侵攻・占領した日本軍は、植民者オランダ人の軍人・民間人を抑留し、多数の死者を出した。その悲惨な抑留所生活を子どもとともに耐えぬいた一女性の体験記。
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4.0全長七百キロものジャングルを踏破するアドベンチャー・レースの世界選手権。著者のチームは、過酷なコースに苦しみ、リタイア寸前だった。そんなチームをゴールに導いたのは、一匹の野良犬だった!? レース後、世界中で紹介された、人と犬の絆を伝える実話。
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-WEBコンテンツ「シンクロナス」の「歴史ノ部屋」で連載していた「ジャンヌ・ダルクまたは聖女の行進」が一冊になりました! 15世紀初頭、神の啓示を受けたとしてフランス軍に従軍、イギリスとの百年戦争において母国を勝利に導いた少女「ジャンヌ・ダルク」。 西洋史における重要なひとりとして、日本人にも人気のある彼女だが、「聖人」としてのイメージが先行し、その実像に迫る仕事はとても少ない。 本書はその人格に迫りながら、史料に即した人物像を再構築。考証を進めるうち、本国フランスでも気づかれなかったものが見えてくる——。 異端者でもなく、軍事的才能に恵まれた名将でもない「ジャンヌ」とはなにか? 戦国時代の研究で知られる稀代の歴史家が、ひとりの女性の実像に真正面から挑む。
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3.41巻748円 (税込)「イスラム国」による後藤健二氏、湯川遥菜氏の人質・殺害事件以降、「そんな危険な所へ行く必要があるのか」という世論に乗じて、政権は露骨な報道統制に踏み出し、メディアは萎縮してしまった。危機感に駆られたジャーナリストたちが、フリーランス、新聞社、通信社、テレビ局など立場や媒体を超えて本書に集結。海外取材の最前線に立ってきた体験を踏まえ、これまでの「事故」をシビアに自己検証し危険回避の具体的方策を提示するとともに、「それでも、誰かが“そこ”へ行かなければならない」と訴える。【目次】第一章 後藤健二氏の人質・殺害事件がもたらした影響 石丸次郎/第二章 ジャーナリストは「戦場」でどう行動したのか(紛争地を抱える中東の事実を見る「目」の役割 川上泰徳/“イスラム国”取材、その一部始終 横田 徹/戦場の人々を見つめるまなざし 玉本英子/通信社の記者は、最後まで残って取材を続ける 及川 仁/テレビの「危険地取材」はどう変わったか 内藤正彦/危険地取材をテレビに売り込む 高世 仁)/第三章 戦争報道を続けるために――過去の事例から学ぶべきこと 綿井健陽/第四章 米国メディアの危険地報道――日本との相違 高橋邦典/第五章 危険地報道とジャーナリスト 土井敏邦
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4.2逆風下にさらされる日本であっても優れた報道を続けている良心的ジャーナリストたちがいる。硬派の調査報道ノンフィクションを手がけきた大鹿靖明氏(朝日新聞記者)が、さまざまな分野で活躍するジャーナリストを取材し、その生き様を活写する。(講談社現代新書)
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5.0ジャーナリズムの劣化はその国の劣化を意味する。新型コロナの非常事態宣言下での東京五輪強行は、危惧された通り感染爆発と医療崩壊を招いた。当初から問題に塗(まみ)れたこの五輪を批判しきれず空気に迎合した大手メディアは、日本のジャーナリズムの限界を象徴的に露呈した。原発事故、森友加計、公文書改竄等、未解決のまま忘れ去られる問題が堆積する現状は権力監視の役割を果たせないメディアの追認の結果だ。本書は映画「i-新聞記者ドキュメント-」の森達也と望月衣塑子が安倍・菅時代のメディア状況を総括。一方向に暴走する「空気」の壊し方、ジャーナリズムの役割と復活の方途を語りあう。 「この国のメディアはおかしい。 ジャーナリズムが機能していない。 そんな言葉を日常的に見聞きするようになってから、 もう何年が過ぎただろう」森達也 「“鉄壁”という菅(義偉)氏の幻想を創ったのはメディアにほかならない。 もっと強い言い方をすれば、 菅首相を生み出した“共犯”でもある。 菅氏は、市民の命を預けられるような人ではなかった。 メディアの責任は重い」望月衣塑子
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3.0九州で生まれ北海道の家畜診療所の獣医師となった著者。赴任した60年代、北が自然の情報発信地として注目され始め、研究者や学生の集まる場が必要となる。オホーツク海近くに家を借り“倉庫”と名づけた。倉庫には、キツネ、モモンガなど野生動物から、ユニークな人間たちも来て……。人間と同じように対等に動物とも付き合うを信条とし、旺盛な好奇心とやさしさで大自然を見つめた写真&エッセイ。
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3.3吉田松陰は国防のために、幕府を倒した? すべてをお金で説明する福沢諭吉が今も読まれる理由とは? 趙進化論者、北一輝は天皇のカリスマに賭けた? 小林秀雄はひとつのことしか言っていない? 日本が抱えた難問に答えを出した「考える日本人」。これだけ押さえれば近代日本がわかる。
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4.392年に千葉県内で起きた身も凍る惨殺劇。幼い子供から大人の男性まで一家4人が殺害され、逮捕されたのは19歳の少年だった。4人の命を奪った主犯の少年が19歳だったことから世間は揺れた。そして少年19歳に下された判決は死刑。紆余曲折ののち、ついに死刑は執行された。少年の生い立ちから死刑執行までの事件の全てを一人のジャーナリストが執念で追い続けた。戦慄の事件の背後に迫る、まさに迫真の事件ノンフィクション完結版。
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3.0旧軍関係者は、自分たちが従軍慰安婦なる兵隊性欲処理機関をともなって戦場へおもむいていたことを、戦中も戦後も秘密にしてきた。理由は、神聖なる天皇の軍隊の名誉にキズがつく、軍が国家予算で売春宿を経営していたことを一般国民に知られたくない、女性の大半は朝鮮半島から強制動員したがそのことを秘匿しておきたい、などであった。今なお議論され検証が続く日本軍の闇の真実をさぐる、歴史的で野心的なノンフィクション!
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4.0昭和20年4月1日。少年・矢島喜八郎、のちの作家・西村京太郎は、エリート将校養成機関「東京陸軍幼年学校」に入学した。8月15日の敗戦までの、短くも濃密な4か月半。「天皇の軍隊」の実像に戸惑い、同級生の遺体を燃やしながら死生観を培い、「本土決戦で楯となれ」という命令に覚悟を決めた――。戦時下の少年は何を見て、何を悟ったのか。そして、戦後の混乱をどのように生き抜いて作家となったのか。本書は、自身の来歴について、著者が初めて書き下ろした自伝的ノンフィクション。いまこそ傾聴したい、戦中派の貴重な証言である。【目次】第一章 十五歳の戦争/第二章 私の戦後――特に昭和二十年(前半は戦争、後半は平和だった時代)/第三章 日本人は戦争に向いていない/主要参考文献
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3.4益川教授は、にこやかに語りかけます。「新しい時代を生きるみなさんには、世の中の変化を読み取る力というものが必要です。ぼくはこの本で、将来みなさんが熱中できる対象を発見するための、ヒントのようなものを伝えていきたいと思います。さまざまなことに好奇心を燃やして、いったい自分が本当に好きなものは何なのか、それをフラフラしながら探すことの楽しさ、大切さについて、いっしょに考えていきましょう」
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4.01巻990円 (税込)2015年8月21日、15時17分にアムステルダム駅を出発した高速列車はパリに向かっていた。だがその車内に、イスラム過激派の男が重武装して現われた。乗り合わせたアメリカ人の3人の若者は異変に気づき、即座に行動を起こす。彼らはいかにして500名超の乗客を救ったのか? 衝撃的な事件の全貌と、やがて英雄となる普通の若者の偶然に満ちた人生を語る傑作ノンフィクション。クリント・イーストウッド監督映画原作
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4.0トイレを見れば、丸わかり。 都市と農村、カーストとイノベーション…… ありそうでなかった、「トイレから見た国家」。 海外特派員が地べたから徹底取材!! インドはトイレなき経済成長だった!? 携帯電話の契約件数は12億件以上。 トイレのない生活を送っている人は、約6億人。 経済データという「上から」ではなく、トイレ事情という「下から」経済大国に特派員が迫る。 モディ政権の看板政策(トイレ建設)は忖度の産物? マニュアル・スカベンジャーだった女性がカーストを否定しない理由とは? 差別される清掃労働者を救うためにベンチャーが作ったあるモノとは? ありそうでなかった、トイレから国家を斬るルポルタージュ! トイレを求めてインド全土をかけめぐる! ■家にトイレはないけれど、携帯電話ならある ■トイレに行くのも命がけ ■盗水と盗電で生きる人たち ■「乾式トイレ」の過酷さはブラック企業を超える ■「差別」ではなく「区別」と強弁する僧 ■アジア最大のスラムの実情 etc. 【目次】 はじめに 第一章 「史上最大のトイレ作戦」――看板政策の実像と虚像 第二章 トイレなき日常生活――農村部と経済格差 第三章 人口爆発とトイレ――成長する都市の光と影 第四章 トイレとカースト――清掃を担う人たち 第五章 トイレというビジネス――地べたからのイノベーション 終章 コロナとトイレ――清掃労働者の苦渋 おわりに 主要参考文献一覧
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4.313歳から7年間、実の父親から性暴力を受けていた。消えては現れるトラウマ症状……性暴力は一人の女性にどのような影響を残すのか。約30年にわたる葛藤と再生の記録。110年ぶりの刑法改正の後押しになった話題の書籍がついに文庫化。解説・伊藤詩織。
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-【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 村上龍、内藤剛志、小林よしのり、鳩山由紀夫、久世光彦ほかが語る恋と人生。インタビュアー岸本裕紀子の誘いにのって彼らが明かした、“かたちが見えない新・恋愛時代”の男論・女論。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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3.0ジャポニズム、日露戦争、大衆消費社会を背景とした20世紀初頭の柔術・柔道の世界的な流行。嘉納治五郎に期待され米大統領に柔道指南する柔道家もいれば、レスラーと異種格闘技試合をする柔術家もいた。熱狂の時代を豊富な図版資料とともに描く。
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4.4東大安田講堂事件、あさま山荘事件、大島三原山噴火など、数々の難事件や災害に対処してきた「危機管理」のエキスパートが、近年の政治や企業のトラブルに触れつつ語った危機対策の戦略戦術マニュアル。阪神・淡路大震災、9・11アメリカ同時多発テロ、地下鉄サリン事件など、豊富な成功・失敗事例をもとに、問題対応の鉄則を説く。あなたが組織の人でも家庭人でも、いま何をするべきかが分かる本! ものごとの優先順位をつけると、仕事も人生もはかどります。
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3.0こども六法の副読本! 小学生のころ、僕は殴る蹴るの激しいいじめを受けていた。自分に自信がもてなかった僕が、どうやって夢をかなえたのか? 学校が苦しい人、友人関係がしんどい……すべての悩める10代におくるサバイバルガイド。
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-国民的ヒーローとなった男の凄絶な死 私を見て少し微笑んだように見えた次の瞬間、猪熊は「今ならできる!」という低い叫び声とともに机上の脇差を取り上げ一気に首に突き込んだ。(本文より) 2001年9月28日、東京オリンピック柔道重量級金メダリスト、猪熊功死す。自ら頸動脈をついて自害した壮絶な死の理由とは? その直前二週間、心身ともに最高の状態で死にたいという理由で行われた、美しき死のための合宿の詳細。「まだまだっ、切れてない」最後の瞬間を看取った合気道家、井上斌の証言で綴られる衝撃の真相。 プロローグ 夢 第一章 終わりへの始まり 1 始まり 2 自殺合宿 第二章 猪熊功という男の逆転人生 1 宿命を背負ったデビュー 2 対巨人との戦い 3 若者の考えを変える男 4 柔道新時代の茨の道を告げる大会 第三章 再起不能の病からの帰還 1 フィアンセヘの手紙 2 ヘーシンクという名の巨大黒船襲来 3 ウエイト・トレーニングでの復帰 第四章 美しき死への合宿 1 給料日 2 猪熊の食事 3 合宿二週目 4 傘 5 息子たちと 6 整理 第五章 人生の転換期、柔道から実業へ 1 生い立ち 2 大逆転の夢ならず 3 私(井上斌)と猪熊との出会い 第六章 再々度の延期 1 死に場所 2 時間が止まる 3 遺書のコピー 4 知人たちへの電話 5 時間つぶし 6 周到なドライブ 7 最後の役員会、最後のビール 第七章 哀しき経営者・猪熊功 1 孤独 2 東海建設と東海大学 3 事業拡大路線 4 大学との軋轢 5 中小の建設会社と銀行 6 経営破綻の償い 第八章 最期 1 決行のとき 2 まだまだっ エピローグ 光と陰 ●井上斌(いのうえ・たけし) 1946年中華民国北京市生まれ。1968年慶応大学法学部政治学科卒業。英国合気道協会主席師範を経て、1972年住友不動産入社。ハワイカントリークラブ、泉カントリー倶楽部、新宿住友ビル管理を経て、1987年退社。その後、1989年東海建設入社、社長室長、東海不動産管理常務取締役を経て、2001年東海建設破産により退職。現在株式会社エス・ユウ代表取締役。毎年1回、英国において合気道講習会を開催。師範を務める。 ●神山典士(こうやま・のりお) 1960年埼玉県生まれ。信州大学人文学部卒業。ノンフィクション作家。主な著書に、第3回小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞作『ライオンの夢 コンデ・コマ=前田光世伝』(小学館)、『ひとりだちへの旅』(筑摩書房)、『「日本人」はどこにいる~異文化に生きる武士道のこころ』(メディア・ファクトリー)、『アウトロー』(情報センター出版局)など。
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3.5実質デビュー作の『12万円で世界を歩く』から約30年。あの過酷な旅、再び! 予算12万円で過去に旅したルートをたどる。今度はタイ国境をめぐり、北極圏を北上し、中国長江をさかのぼる。さらに「12万円でサハリンに暮らす」ことにも挑戦。
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3.5パリに生き、さまざまに活躍する10人のパリジェンヌ。 悩みや困難を抱えながらも、彼女たちはなぜ美しく生きられるの? 32歳から79歳まで。これまでの人生や仕事、暮らし、おしゃれ、好きなもの … 写真とテキストで、彼女たちの魅力に迫ります。 <目次> 1 オドレイ・フーシェ /脚本家、映画監督。阿部寛と西島秀俊出演の映画『メモリーズ・コーナー』を撮った。 2 カトリーヌ・ミュレー/フラワーアーティスト。NHKの『スーパーフラワーレッスン』で日本でも大人気。 3 アンヌ=ソフィー・マシュレル=ロンドー /セラピスト、作家、舞台女優。4人の息子を育てながら、仕事もプロ並みの料理も、の毎日。 4 サビーヌ=ビュケ・グルネ /編集者、出版社代表。個性的な料理本シリーズで「ベスト出版社賞」を受賞した。 5 ラケル・カレナ /人気レストラン「ヴァラタン」の料理人にしてオーナー。アルゼンチン出身。 6 マリー=フランス・ヌヴィル /アンティークショップ「ル・フィル・ド・ソワ」オーナー。民俗学者の顔も持つ。 7 マリー=エレーヌ・ロジョン /日本でも人気の香水ブランド、「パルファン・ロジーヌ パリ」オーナー。 8 カトリーヌ・オンジョレ /作家で、かつ半里親制度を推進する「パラン・パル・ミル」代表。メディアも注目する。 9 マリー=フランス・コーエン /世界中のモード関係者が訪れるコンセプトショップ「メルシー」オーナー。 10 ユゲット・マッサン /バレエ講師。80歳目前の今も、週5日は生徒を厳しく指導する。
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-「だから、ワタシはフーゾクを選びました…。」お金とひきかえに、見知らぬ男性客に体を使って奉仕をする。 風俗というのは、他に例がない特殊な業界だ。そんな風俗で働く女の子たちは、何を思い、何を考えているのか。 グラビアアイドルから風俗に転身した女の子。地雷専門店で働く女性。覚せい剤で逮捕歴のあるソープ嬢。ぽっちゃり専門店で働く女の子。ホストにハマって2000万円も使ったという女の子。男に騙されて、遊郭に売られた女の子。 本書は、そんな特殊な事情を持つ女性たちにインタビューをして、その背景にフォーカスしてまとめたものである。風俗嬢10人が明かした、彼女たちが風俗で働く本当の理由とは!?
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3.0日本の教育は、文字通り「待ったなし!」 日本の教育は、完全に世界から取り残されている。偏差値やTOEICの点数に一喜一憂する教育では、10年後、日本の子どもたちが世界で活躍することは難しい。 本当に創造的な知性を育む「トライリンガル教育とは何か? 科学的視点から語り尽くす。 〇教科書を勉強しても意味はない 〇日本の教育は耐用年数を過ぎている 〇東大もハーバードも要らない時代 〇プログラミング言語は何を学ぶべきか 〇茂木式英語勉強法 〇頭の良さとは何か 〇受験英語もTOEICも廃止せよ……
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3.3自動車業界、銀行業界など、今話題の業界の10年後を、人気企業コンサルタントであり、ベストセラー『戦略思考トレーニング』の著者が予測する。確実に分かる未来を知ることで、私達がどうすべきかがわかる一冊。
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-2015年3月、陸上短距離の桐生祥秀選手(東洋大)が米国の大会で、追い風が吹いていたため公式記録にはなりませんでしたが、100メートル、9秒87というタイムを記録しました。乗り越えるのは不可能とさえ思われていた〈10秒00の壁〉が破られるのも、遠い日のことではありません。超人的な肉体の外国選手と比べて小柄な日本人の努力と進化を描きます。短距離走のタイムをわずかでも縮められるヒントが満載です!
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4.0陸上競技100m。かつて、この種目で「10秒」を突破することは世界中の夢であり目標だった。では、10秒の壁は、いかにして破られたのか。そこには、天才アスリートの出現、テクノロジーの進歩、競技環境の変化など、様々な要素が存在した。そして、時代背景に翻弄され、「記録」に残らなかった意外な事実も隠されている。本書は、一瞬の勝負の裏に潜む幾多のドラマを発掘するとともに、「人類最速」はどのレベルまで進化するのかを考察する。【目次】はじめに/第一章 壁に挑んだ男たち/第二章 壁を破った男たち/第三章 記録はどこまで伸びるのか/第四章 日本人にとっての「10秒の壁」/おわりに/表・100m世界記録の変遷/主要参考文献
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4.6日本人初の快挙、ジョン・マドックス賞受賞! 日本では2011年から公的補助が始まり、2013年4月には定期接種となった子宮頸がんワクチン。しかしそのわずか2ヵ月後、国は積極的な接種の推奨を一時見合わせた。ワクチンを打った少女の親たちから、けいれんや記憶力低下など、神経の異常を思わせる症状がわが子に始まったとの訴えが起こったためだ。その後、ワクチンが症状の原因という科学的根拠は見つからず、ワクチンの安全性と効果が国際的にも確立されたにもかかわらず、日本ではワクチン接種の見合わせは継続されたままだ。 現役の医師でありジャーナリストでもある著者は、3年にわたり、被害を訴える少女や親、症状から回復した女性、複数の診療科の医療関係者、行政関係者などへ膨大な取材を行ってきた。少女たちの身体の症状が本当に訴えていたこととは──。サイエンスにもとづき、子宮頸がんワクチン問題の背景と日本社会の闇に切り込んだ、衝撃のノンフィクション。
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-独身女性のマンション、女子高生のたむろするバス停、人気のない避暑地…欲望の捌け口を求め彷徨う男に選ばれた女とは!?最新の犯罪調書をもとに、女を蹂躙する男たちの激情を描くドキュメンタリー・ノベル!
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3.5「私の価格は最低5万円、最高25万円」。わずか1年半の間で100人近い男性とホテルに行き、500万円以上を手にする。彼女が援助交際を始めたのは、ただ、お金をもらう代わりに自分の存在を認めてもらいたかっただけだった―。両親とのすれ違い、幼い頃のレイプ、拒食症に苛まれる日々。10年経って綴った元名門女子高生の胸の内とは。
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3.5人はなぜ「樹海」に惹かれるのか。 富士の裾野に広がる巨大な森林であり、 都市伝説のイメージで覆われた秘奥の場所 ――「青木ヶ原樹海」。 20年間にわたり総計で100回現場を訪れる 第一人者がその真実に迫る。 自殺の名所としてホラー・怪談好きには 有名なスポットであり、ハリウッド映画の題材となり、 またYoutubeの動画拡散事件により騒動が起きた ことも記憶に新しい「樹海」。 本書では、樹海の成立、歴史的背景から樹海に眠る廃墟、 遺物、信仰、探索に必要な装備や向かい方などを網羅する。 最前線から伝える、樹海ノンフィクション決定版。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「子どもが救われることは、世界が救われることだ」。林竹二の授業を受けた生徒たち、教師たちの、その見事な変革の事実。
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4.0授業時間と学習量を減らしても、「落ちこぼれ」も「不登校」もなくならなかった。なぜか。それは、教育改革が制度論に終始し、学校は勉強するところであり、授業こそが学校の「魂」であることを忘れているからにほかならない。一方、不毛な改革論議に左右されることなく、ひたすら子供たちの学力向上を願い、授業技術の開発と熟練に挑んできた教師たちがいる。彼らの授業に学校を再生させるカギが隠されている。
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-枯れない男女のそれぞれの性のかたち。 パートナーとのセックスレス、肉体的衰えからくる性的不安、離婚や死別による孤独感。これらは誰にでも訪れるかもしれないもひとつの老後不安である。出会い系サイトをさまよう人妻、W不倫で男性力が蘇った50代、SNSを駆使して若い女性を口説き第二の青春を謳歌する70代、ニューハーフとの出会いから目覚めたアブノーマルな悦び……年間100人以上の性体験を取材する著者が、悦びを取り戻した熟年男女の濃密な日々に迫る。
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3.3日本の熟女たちが直面する、「売春格差」の過酷な実態とは――。 全国に35万~40万人が存在すると言われる風俗嬢の過半数以上は、30歳を超える熟年女性だ。 ほとんどの女性は数万円の生活費に困って自分の最後の手段であるカラダを売っている。 「もう本当にお金がないから、お金稼がなきゃならないでしょ、焦っているの。 昨日、伝言ダイヤルにメッセージ入れたのよ。 でも、全然、誰からも連絡ないんだけど」(無職独身・53歳)
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4.0年をとったら自分の性欲も枯れる、そう信じていませんか? 老人の性や恋愛はいまだに「年甲斐もなく」とタブー視されるのが現状。でも、老人ホームの赤裸々な恋愛実態、<40歳未満お断り>の性風俗店の大盛況、風俗嬢たちの証言、雑誌記事に寄せられる真摯な返信用切手つきの手紙、恋をしている老人たちへのインタビューなど、この本を読むと、性欲は枯れない!と分かります。『熟年性革命報告』の著者による、性とは生きることと実感できる一冊。
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-多火山列島でもある日本は、世界でも最も温泉の数が多い温泉大国。日本人は、古来から温泉という文化に親しんでいて、統計によれば国民一人当たり1年に1泊は温泉地に宿泊しているほどです。現代では、宿やグルメも含んで、レジャーとしての側面が強い温泉ですが、かつては温泉療法の原型ともいえる「湯治」が一般的でした。本書では、温泉でも特に医療効果が期待できる「療養泉」の特徴や効用を紹介しています。自分の体力や症状にあった温泉をぜひさがしてみてください。
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-隆盛を極める世界最高峰の闘い「PRIDE」。高田延彦が自ら綴る大河の源流、1997年「10・11」(東京ドーム)対ヒクソン戦。そして進化し、大海へ漕ぎ出さんとする「PRIDE」の未来! 桜庭和志、吉田秀彦との2大ロング対談収録! ●私がヒクソンに勝ち、プロレス最強を実証していれば、あの時点でゲームオーバーとなっていた。もしくは、他のプロレスラーが速やかにヒクソンに勝利を収めていれば、「プロレス最強」は生き続け、PRIDEの台頭はなかったかもしれない。後は読者の想像に任せたいが、少なくともリングの歴史や構図は現在とは別の形になっていただろう。あの夜、リングで聴いたブラジル国歌を、私は今も忘れることができない。初めて聴いた曲が、極限状態の私の心に強烈に入ってきたのだろう。その後ブラジル国歌を聴くたびに、臨戦態勢に入り身構える自分がいる。――<本文より>
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4.51994年10月8日、優勝をかけたシーズン最終戦。 長嶋監督が「もはや国民的行事」と語ったように、この一戦は、平均視聴率48.8%(プロ野球中継史上最高)。2010年に日本プロ野球機構が現役の監督、コーチ、選手を対象にしたアンケートで「最高の試合」部門1位だった。伝説として語り継がれる「世紀の決戦」を、今中、松井、立浪、桑田、大豊、斎藤……戦った男たちの証言でつづる。 長嶋監督は言う。 「野球のすべての面白さを凝縮した試合だった」
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4.3うんこを漏らして惨めな思いをするのは僕一人で十分だ! 起業を目指してアメリカ留学中、道端でお腹ピーピー大惨事を引き起こした若者が思い立ったのは、排泄時間を超音波で推定する画期的な機器の開発。ネットを駆使した仲間探し、身体を張った実験、危機一髪の資金調達……。笑いと涙と驚きに満ちた、開発ドキュメント。
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-ビクビクビクビクばかりしていた彼の心臓手術に、私の心臓の方が壊れそうになった。本来は心臓弁膜症の弁の取り換えだけだった。まさかの五か所にメスが入ることになった。まさかの展開に、私は一人で背負って行く羽目になって行った。急に奥様ですパートナーですと言われる。術後一週間は無事に乗り切った。その時だった彼は高熱を出したそれも四十度。ナースさんが言った「また、熱が上がりだしてきたね」「熱い」彼の辛そうな声が痛々しい。ナースさんが、彼の体を拭いて下さっているのが分かる。着替えも終わった様子。この時から彼は生死の境をふらふらになって行った。原因が分からなかった。菌がどこかにある。それを探し出すのに医師団は躍起になった。私は電話の音に彼は死んだと思った。
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4.6近年、「老化は治療可能な病気」とみなす研究者は多く、アンチエイジングから不死に至るまで研究は隆盛を極める。実際、自然界には四〇〇年近く生きるサメや、根系が一万四〇〇〇年以上生き続ける樹木、果ては若返るクラゲも存在する。永年の夢だったはずの「不老不死」は今、いったいどこまで実現可能になっているのか。研究の最先端と未来を、ユーモアを交えて分かりやすく解説。実践的アドバイスも紹介する。
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4.4樹木は子供を教育し、会話し、ときに助け合う。ドイツの森林管理官が長年の経験と科学的知見をもとに語る、まったく新しい森の姿。全世界で100万部突破の傑作ネイチャー・ノンフィクション!
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4.060人超の証言者が語る、沢田研二ノンフィクションの決定版 1970年代。音楽、ファッションが革新を遂げ、ポップスが花開く。その中心には必ず、彼がいた。 バンドメンバー、マネージャー、プロデューサー、共に「沢田研二」を創り上げた69人の証言で織りなす、圧巻のノンフィクション。 「週刊文春」人気連載、単行本化。
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-17年間、互いに待ち続けたエリート外交官と英国女性との大ロマン! 日清日露の戦争、関東大震災、大きくうねる歴史を背景にした大絵巻!! 明治の中ごろに外相になった元勲・陸奥宗光(むつむねみつ)は有名だが、その長男の廣吉(ひろきち)のことはあまり知られていない。宗光の外相就任の少し前に、廣吉は英国に留学した。1887年のことである。その翌年、彼は一人の女性に出会う。エセル・パッシングハムという、一つ年上の女性だった。廣吉は20歳である。交際が始まり、二人は互いに憎からず思うようになる。帯英中のある時期から、廣吉は日記を英語でつけた。毎日欠かさず克明に書き続けた。 ●桜の花の咲く頃、一人の女がイギリスから日本に着いた。ケンブリッジに留学した一人の男との約束を守って。知りあってから二十年近い歳月が流れている。電話も飛行機もない時代、二人を結びつけたのは、愛をまっとうする強い意志の力だった。死にいたるまでその意志は続く。一瞬の間に燃え上がる恋も、偶然の出会いに忘れがたい愛もある。しかし、もっとも難しいのは、意志を持続することだ。「ある恋の物語」はいくらでもあるが、自分の生き方を懸けた愛に出会うことは少ない。「純愛」という言葉には、一筋の思いがあり、意志がある。そこには私たちが忘れてしまった夢がある。 ――「はじめに」より
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-世界に誇る名監督、小津安二郎。日本映画の巨匠の名作に多数出演し、圧倒的美しさと存在感で多くの人々を魅了しながら、突如42歳で銀幕を去った"伝説の女優"原節子。映画史に永遠に輝く二人の、知られざる"殉愛"とは? 小津作品の中でも頂点とされる紀子三部作、『晩春』『麥秋』『東京物語』をはじめ、数々の名作ゆかりの地を訪ね歩き、多くの関係者にインタビューして綴られた名作誕生秘話と"伝説の愛"。評伝の決定版。
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4.0古代戦国期、秦帝国出現前夜の激動の時代を生き、儒家ながら、伝統的な儒家の枠組みに収まりきらない異色の思想を展開した荀子。「性悪説」で名高い人間観や「天人の分」で知られる自然観、「礼の王国」論に見られる国家観等々、現実的かつ合理性に貫かれたその思想像を多角的に探り、中国古代思想史上の位置を明らかにする。
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4.5昭和58年、梶原一騎は傷害や暴行の容疑で逮捕された。が、その背後には驚きの真実が隠されていた! 当時の取調べ担当刑事の告白など、徹底した取材で新事実が続々。警察と報道によって作られた横暴・乱暴のイメージを根底から覆す、圧巻のノンフィクション作品。謎に包まれていた「アントニオ猪木監禁事件」の詳細も。
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-アーティストたちが自由な表現を試みた戦後の前衛美術運動。その渦中を生きた伝説的画商の回想を軸に、アートの青春群像を描き出す。
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-映画監督・羽仁進の素晴らしき個性は学園でいかに磨かれたか。学園創始者の孫にもかかわらず,あまりにもユニークなために入学を拒否されそうになった著者が初めてあかす卒業までの13年間の成長の道程。ボンヤリで、ひ弱な子が逞しく変わっていった学園生活をほのぼの、かつほろ苦く綴る自伝物語。羽仁版トットちゃん。 ●このごろの子どもは、リンゴの皮もむけない、魚もとらえられない。そんな調査を読むと、僕は思わず、首をすくめます。 僕自身も、そんな子どもだったからです。本ばかり読んでいて、働くことはおよそ苦手でした。1日中、ボンヤリしているのが大好きで、何もできなかったのです。 そんな僕にとって、自由学園で受けた教育は、まさに、雷に打たれたようなものでした。いま、振り返ってみると、あの日々が、たまらなくなつかしく、また、ありがたく思いだされるのです。 僕は、あの学校にとって、優等生ではありませんでした。それどころか、どうしようもない劣等生だったのです。しかし、そうだったからこそ、受けた教育を人一倍ありがたく思い出しているような気もします。――「あとがき」より抜粋
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