作品一覧

  • 機械じかけの猫(下)

    Posted by ブクログ

    面白かった。最後まで読むと話が繋がって行く。たぶん、こうなるんだろうなーという予想はしてた。その予想通りに物語は進んだのはちょっとつまらない。
    と思ったけれど、別のストーリーラインで以外な終わり方になった。



    そんなわけでネタバレ。無駄に長い。







    上巻の感想でも書いたかもしれないけれど、再び書く。
    主人公は精神科医ジェームズ患者はコナーという男の子。コナーの母親のローラ。
    コナーの妹のモーガナ。ローラの頭の中のトーゴン。
    さらに下巻では
    ローラの恋人(?)ファーガスが登場する。

    話は上巻と同じような感じで進む。



    現在の話。
    ・コナーのセッション
    ・モーガナのセッション

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    2023年12月12日
  • 機械じかけの猫(上)

    Posted by ブクログ

    主人公は精神科医ジェームズ。患者の男の子コナー。コナーの母親ローラ。ローラの頭の中のトーゴン。トーゴンの世界『森』

    話は、主人公のいる現実とトーゴンの世界『森』を行ったり来たりする。世界はほとんど交わる事が無く、話が進んでいく……と思っていたのに
    ローラが成長したら、少しだけ現実と森が交わった。



    話の核として出て来てるコナーがなんだか、蚊帳の外みたいな感じだなと思った。けれど、最後でローラの話になった。ローラの知り合いが「あの方はあなたのことをもうすべて、̪知ってらっしゃるはずだから」と言う。あの方というのは教祖と呼ばれる人。



    コナーは「猫は全てを知っている」と毎回繰り返していた

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    2023年12月12日
  • ひまわりの森

    Posted by ブクログ

    戦争を経験して心を傷つけられた女性(母親)を軸に、主人公である娘が振り回される話だった。主人公が自分で動いているように見えて、実は母親に振り回されてる。



    ただ、これが『戦争による悲惨さ』なのか、『家族のしがらみ』なのかは分からなかった。



    私はどちらかと言えば、『家族のしがらみ』のように見えた。
    母親の経験は確かに『酷い』のだけれども、主人公の娘の視点から見るとそれは『呪い』にしか見えない。だから、『呪い』が解けて物語が終わる。

    『呪い(幻影)』が溶けた後の『現実』がどれだけ残酷でも、呪いは解けてしまった。
    母親は強い勇者でもなければ、か弱いお姫様でもない。下手をしたら魔女だったか

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    2023年12月12日
  • シーラという子 虐待されたある少女の物語〔新版〕

    Posted by ブクログ

    問題を起こす子供が、本人の問題ではなく、本当は虐待や育ってきた環境に大きな原因がある可能性がある。もしかしたらほとんどがそうなのかもしれない。問題を起こす大人も同様なのだ。

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    2023年12月03日
  • タイガーと呼ばれた子 愛に飢えたある少女の物語〔新版〕

    Posted by ブクログ

    最後に出てくる、お母さん宛ての手紙に心打たれる。
    シーラが母親に執着せず、かといって恨むでも突き放すでもなく、母を想いながらも今は解き放たれて充実な人生を送っているのが伝わってくる。前作に続き、分厚い本を頑張って2冊読んできたことを良かったと思えるラストでした。

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    2023年12月01日

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