〈辞書屋〉列伝 言葉に憑かれた人びと

〈辞書屋〉列伝 言葉に憑かれた人びと

946円 (税込)

4pt

4.2

長期間に及ぶ地道な作業が要求される辞書の編纂、そこにはさまざまなドラマがあった。世界最大の『オックスフォード英語辞典』、日本初の国語辞典である『言海』、ヘブライ語を死語から甦らせた『ヘブライ語大辞典』、カタルーニャの地位向上をめざした『カタルーニャ語辞典』、メキシコの不毛の開拓地でやむにやまれず作られた『西日辞典』……。〈辞書屋〉たちの長く苦しい道のりを、自らも辞書屋である著者が活写。

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〈辞書屋〉列伝 言葉に憑かれた人びと のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年02月19日

    カタイ本かと思いきや、語り口は読みやすく内容もおもしろかった。
    世に数多ある辞書、その中からオックスフォード辞典やヘブライ語、カタルーニャ語などを選んで、それを作った人を紹介している。どれもとにかく時間がかかっているところにまず驚く。何十年と・・・完成を見ずに亡くなった人もいるというから、まさに人生...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年08月28日

    新幹線の中で一気読み。三浦しをん「舟を編む」で興味を持った辞書編纂の世界を事実に基づいて紹介。文章が流麗で読みやすく、小説を読んでいるように次々に逸話が紹介される。辞書は文化だと感じ入る。面白い。星6つ!

    0

    Posted by ブクログ 2015年05月22日

    自分の中で“辞書本”不動の第1位は高田宏『言葉の海へ』、第2位は『舟を編む』なんだけど、第3位に急浮上してきたのが本書。
    ちょっと時系列がわかりにくい文章もありますが、一人ひとりの“辞書屋”のエピソードが面白くて、あっという間に読んでしまいました。
    ただの字引としての辞書ではなく、国家や民族の証とし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年02月25日

    どんなものにも歴史という物語があって、それを知ることはとても楽しい。久しく辞書を読むということをしていなかったけれど、頁をめくってみようかと思わせられた。

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    Posted by ブクログ 2014年02月22日

    私は辞書が好きです。とくに漢字関係の辞書。『大漢和辞典』を先頭に、各種漢和辞典、語源辞典など漢字関係の辞書だけで10種類以上持っています。白川静先生の『字通』の普及版も今度出版されるみたいですので、買えればなと思っています。
    さて、本書ですが、著者自身も『カタルーニャ語辞典』を書き上げた一人であり、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月21日

    映画化もされた小説『舟を編む』(未読)で辞書編纂という仕事が
    注目された。世に数多ある辞典・辞書。その裏には「言葉」と
    いう魔物と格闘した多くの人がいた。

    自らも『カタルーニャ語辞典』を編纂した著者が、辞書編纂者たち
    を「辞書屋」と呼び、その人物像と仕事を追ったのが本書である。

    オック...続きを読む

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