自衛隊最高幹部が語る台湾有事(新潮新書)

自衛隊最高幹部が語る台湾有事(新潮新書)

現実味を増す台湾有事に備え、自衛隊の元最高幹部たちが「有りうるかも知れない有事の形」をシミュレーションしてみた。シナリオは、グレーゾーンでの戦いの継続、物理的な台湾の封鎖、全面的軍事侵攻、終戦工作の4本。実際に有事が発生したら政府は、自衛隊は、そして国民は、どのような決断を迫られるのか。リアルなストーリーを通じて、「戦争に直面する日本」の課題をあぶり出す。

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自衛隊最高幹部が語る台湾有事(新潮新書) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年10月06日

    <目次>
    はじめに
    第1部台湾有事シュミレーションン
    序想定する背景
    シナリオ①グレーゾーンの継続第3次台湾海峡危機
    シナリオ②検疫と隔離による台湾の孤立化ベルリン危機
    シナリオ③中国による台湾への全面的軍事衝突
    シナリオ④危機の終結
    第2部座談会ー台湾有事の備えに必要なものは何か
    第1章台湾...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月28日

    国民が国防意識を高めることは大事。
    戦争をするためでなく、しなくて良いように日々抑止について考えることは大事だと感じた。
    ・日米協議
    ・有事を想定したシミュレーション&訓練
    ・強化するポイントの整理
    ・戦略的な戦争広告

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    Posted by ブクログ 2024年01月12日

    結構ポンポン専門用語が出てくるので、そこは改めて調べる必要はあるのかなと。
    ただ、今の台湾を取り巻く環境や、有事の際にどういうことが起こりうるのかということがよく分かり、危機感を抱いた。
    「国防は国民の意識以上には高まらない。」
    平和ボケしている場合じゃない。

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    Posted by ブクログ 2023年06月24日

    どこも現場レベルは優秀(必死)だけど、それを指揮する頭脳(ここで言うと政治かな)は力不足、、、そんな国よね、日本て。

    もはやこの国の政治には期待できないし、そう思われるようになってしまった現状、『取り返しのつかない』状況になりつつあるのでは、、、

    そんな中、日本の危機を正面から向かい、取り組みし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月30日

    2部構成で書かれていて、前半が台湾有事のシミュレーション、後半がそれを終えての座談会となっている。

    シミュレーションは結構リアルで実際にありそうだなと思ってしまうところがかなりあった。

    大切なのは軍備のみでなく、サイバー空間や宇宙空間含めての総合力なのだということが勉強になったし、今の日本のまま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月07日

     前半部は台湾戦争の経過が、合理的な分析と想定に基づいて描かれ、想定であるが現実的にこのように推移していくだろうなと納得できるほどリアリティがある。台湾戦争は現時点の感覚では非現実的であるが、突然ウクライナ侵攻が勃発し、東日本震災の非日常が突然目の前に現れる現実を見れば、台湾戦争は決して虚構の話では...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月08日

    2023/3/27
    あまりに詳細にシナリオが説明されるので本件に強い興味がないと途中つらいが、リアリティーが高く、実際にこういうことが起きても全く不思議ではないと感じた。地政学の視点を忘れないこと。

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    Posted by ブクログ 2022年10月09日

    興味深い指摘は以下のとおり。
    日米安保条約の「極東」は台湾、韓国、フィリピンのこと。
    事態を定義してから軍の動きを決めるのはダメ。

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    Posted by ブクログ 2022年08月18日

    中国は、台湾の自立したアイデンティティが怖い。中国には、蒙古、チベット、ウイグルその他もろもろ入れて、1億人の少数民族がいる。台湾のアイデンティティを認めてしまったら、少数民族に対する共産党のグリップが崩壊してしまう。

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