一家の経済破綻から土方のアルバイトをした女子高校生時代。そして大学時代の韓国人留学生との出会いを通して、韓国留学経験から著者の人生は大きく変わっていく。土方時代からわずか10年で社長、そして5年後には銀座進出。正にシンデレラ物語であり、著者の人々への、そして神様への感謝の気持ちが溢れ出ている感動的な
...続きを読む一代記である。韓国人の方々への視線も愛情に満ちて大変優しい。著者の講演を聞いたが、噛みしめるように話し、ユーモアに富んだ語り口が大変魅力的であったように、この本、そして活字の体裁もポツンポツンと語りかけてくる自然な言葉で、正に彼女の声を聴くような静かな感動を与えてくた。