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  • 地下足袋をハイヒールに履きかえて
    4.0
    銀行もコンビニもないたった200世帯の小さな村、奈良・吉野山。 街に行くにはロープウェイで下山するという山奥で育った著者が、10代で選んだアルバイト、それは、山仕事や貯水池のフェンス張りをする「現場作業員」。 父親が知人の保証人として背負った借金返済のために選んだバイトだった。 学業とバイトの2足のわらじで、7年かけて大学を卒業。借金を返済し、喜んだのもつかの間、大きな悲劇に見舞われる。その時、救いの手を差し伸べてくれた、ある女性経営者の励ましに一念発起し、自ら起業を決意。 資金なし・コネなし・経験なし・資格なし。 ないものづくしで起業して15年、黒字経営を継続中。 現在銀座で3拠点3業態を運営する女性社長として、年齢を問わず多くの女性たちに寄り添い、「あなたはあなたのままで大丈夫」というメッセージを送り続けている。

ユーザーレビュー

  • 地下足袋をハイヒールに履きかえて

    Posted by ブクログ

    一家の経済破綻から土方のアルバイトをした女子高校生時代。そして大学時代の韓国人留学生との出会いを通して、韓国留学経験から著者の人生は大きく変わっていく。土方時代からわずか10年で社長、そして5年後には銀座進出。正にシンデレラ物語であり、著者の人々への、そして神様への感謝の気持ちが溢れ出ている感動的な一代記である。韓国人の方々への視線も愛情に満ちて大変優しい。著者の講演を聞いたが、噛みしめるように話し、ユーモアに富んだ語り口が大変魅力的であったように、この本、そして活字の体裁もポツンポツンと語りかけてくる自然な言葉で、正に彼女の声を聴くような静かな感動を与えてくた。

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    2017年10月04日

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