CIAの秘密戦争 変貌する巨大情報機関

CIAの秘密戦争 変貌する巨大情報機関

2001年の9・11同時多発テロ後、アメリカの情報・軍事政策は一変した。中東やアフリカの各地で、中央情報庁(CIA)は無人機に頼った暗殺作戦に血道を上げる準軍事組織に様変わりし、一方で国防総省(ペンタゴン)は自前のスパイ組織を立ち上げ、特殊部隊が 正規の戦場の外でテロリストを狩り始める。両者は互いの縄張りを奪い合い、次第に確執を深めていく――。

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CIAの秘密戦争 変貌する巨大情報機関 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ピューリッツァー賞受賞記者が挑むアメリカの対テロ戦争の内幕。ビン・ラディンを筆頭としたCIAによる世界規模の”人間狩り”がメインテーマ。ターゲットの顔がわからないところから諜報活動が始まり、輻輳する真偽の怪しい様々な情報をどう捌くか/割り切るかに悩みつつ、CIA, ペンタゴンの米国内での小競り合いな

    0
    2024年08月17日

    Posted by ブクログ

     冷戦時代におけるCIAの活動として、ソ連および衛星国の秘密情報を盗み取る、偽情報を流す、心理作戦を仕掛けた。ところが、ソ連崩壊以降、諜報活動は減少して、それに伴いCIAの予算も削減された。そんな最中、21世紀初めに9.11同時多発テロが起きた。これをきっかけに、CIAは大統領行政命令以降控えていた

    0
    2024年07月11日

    Posted by ブクログ

    日本では詳しく伝えられることの内、9.11以降のアメリカの“テロとの戦い”の内幕。

    驚きました。CIAが映画さながらの暗殺機関に変貌していたとは。ちょっと前までCIAは、巨大な官僚組織で、十分なインテリジェンス活動は行えていないと言うイメージだったんですが、9.11で息を吹き返しましたね。

    そし

    0
    2018年01月12日

    Posted by ブクログ

    「CIA」と聞いてイメージするものの実体は現代では存在しないことがよくわかった。すでに軍と見分けがつかなくなりつつあり、単なる暗殺部隊のようにも描かれている。
    過去には「我々はモサドとは違う」組織だったが、すでにかこのものになりつつあることがよくわかる。

    0
    2018年02月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    911のテロ以降、情勢を収集・分析し提供する組織から、暗殺リストを基にドローンでアメリカの敵を消す軍事組織に変貌を遂げるCIAを描いたノンフィクション。

    時系列ではなく、現場の工作員から大統領まで登場人物が多く読みづらい。
    しかし、軍隊を持つ国防総省と情報収集・分析から軍隊を持とうとするCIAの役

    0
    2019年05月27日

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