インテリジェンス ――国家・組織は情報をいかに扱うべきか

インテリジェンス ――国家・組織は情報をいかに扱うべきか

1,155円 (税込)

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ますます過剰化、多様化する情報の渦のなかを国家は、組織は、そして国民はどう生き抜いていけるのか。意思決定者や軍が正しい行動をとるために、情報機関にいま必要とされていることはなんなのか?気鋭の防衛省の研究官が、「インテリジェンス」の歴史から、各国情報機関の組織や課題を詳述。イランクが大量破壊兵器を保持しているという、なんの根拠もない「事実」が信じられるに至るまでの情報の誤った伝達や歪曲、スパイ・ゾルゲの活躍の裏側など、著名な歴史的事件をはじめ、豊富な事例を通して易しくわかる、インテリジェンス入門の決定版。

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インテリジェンス ――国家・組織は情報をいかに扱うべきか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年05月07日

    小谷賢さん待望のインテリジェンス教科書です。他のインテリジェンス教科書と比較すると、ご自身の経歴からかイギリス色の仕上がりを感じます。
    理論一辺倒ではなく、歴史の流れや技術的な内容もあり、自分は飽きることなく一読できました。
    ご自身もおっしゃってましたが、文庫本ではもったいない内容です。

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    Posted by ブクログ 2015年02月02日

    [Infoのその先]日本においては80年代頃から議論が活発化し、今日においては一般的にも知られるようになった「インテリジェンス」。国家が必要とするそれを歴史・組織・統制などの多様な観点から概説した作品です。著者は、国際政治学者として活躍し、本著の他にもインテリジェンスに関する作品を世に送り出している...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月31日

    インテリジェンスという言葉は佐藤優氏の本を読んだときにはじめて知ったのですが、「国益のために収集、分析、評価された外交・安全保障政策における判断のための情報」がどのようなもので、どう使われているかを学ぶのに手軽な本だと思います。

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    Posted by ブクログ 2012年02月17日

    諸外国のインテリジェンスの歴史だけでなく、インテリジェンス理論についても少しわかった。日本はこの分野でかなり遅れているということを再確認した。

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    Posted by ブクログ 2015年04月24日

    国際社会が密につながりを持つ現在
    相手の表す情報を正確に分析する技術が日本には
    必要な時代となっております・・・世界最高の
    インテリジャンスを解説した本書は必読です

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    Posted by ブクログ 2013年05月06日

    昔から重要な分野ではあっただろうけど、テロとの戦いということも考えると、今後重要性はより増す分野だと思う。各国との情報のやり取りをする必要があるということからも、国として力を入れていかないといけないだろう。
    着々と準備は進めているようだけど、マスコミが変に茶々を入れて頓挫するようなことにはならないで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年05月03日

    ●:引用 →:感想

    ●本書の内容は、これまで様々な場所で行ってきたインテリジェンスに関する講義や講演を基にしている。 
    →そのせいか、すでに知っている内容が多かった。
    ●これまで欧米では厖大な数のテキストが出版されているが、我々日本人にとって不満なのは、当然のことながらどれも欧米の読者を想定してい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月10日

    出版が9年前なので、参考程度にと読んでみたが、インテリジェンスの入門としては現在(2021年)でも十分!各国では地政学、インテリジェンスと大学で学部が設置されているそうで、日本でもぜひ。

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    Posted by ブクログ 2013年04月28日

    インテリジェンスの総論についてまとめた文庫本。歴史と理論からはじまり、組織の作り方やヒュミントの育成、秘密工作、国家的情報の統制など、内容は幅広い。インテリジェンスの理論では、どの本を読んでも「インテリジェンス・サイクル」という概念が出てきて、これがCRISP-DMなどの「データマイニングのプロセス...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年11月25日

    国家がインテリジェンスを活かすためにはどうすればいいのか。
    インテリジェンスとは、①国家が国益を追求するために不可欠な知識(情報)、②情報を扱う専門の組織、③情報収集や分析、そして政策決定者による利用までを含む一連のプロセス、の3つの意味を内包している。
    主に、世界のインテリジェンス組織、インテリジ...続きを読む

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