作品一覧 2020/12/15更新 客車の迷宮 試し読み フォロー こんなものまで運んだ!日本の鉄道 試し読み フォロー JR東日本はこうして車両をつくってきた 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 和田洋の作品をすべて見る
ユーザーレビュー こんなものまで運んだ!日本の鉄道 お金にアートに、動物……知られざる鉄道の輸送力 和田洋 貨物・荷物に視点を置いた日本の鉄道史。 その運ぶモノは多彩で、ノウハウにも驚かされる。 第1章 似て非なるもの=荷物・貨物輸送 第2章 複雑怪奇な輸送の仕組み 第3章 一筋縄ではいかない動物輸送 第4章 変わった貨車と特大・長物輸送 第5章 鉄道は文化も運んだ 第6章 貴重品輸送は気をつかう 第7章...続きを読む 鉄道と不可分だった郵便輸送 第8章 異常時に発揮される鉄道の底力 各章にコラム有り。参考文献有り。 全国津々浦々へ輸送するのは、国鉄しかなかった。 道路網も自動車も輸送という面では未発達の時代。 網の目のように張り巡らされた鉄道は、 様々なモノを輸送していた。 手荷物から始まり、野菜や花、食品。 特別な専用車による輸送は、猛獣・ヘビ以外の動物、 鮮魚特急、郵便列車、美術品、映画フィルム、新聞の原稿、 事件も発生した紙幣の輸送、病客車、著名人の遺体。 レールを運ぶ長物車、鉄道車両を運ぶ甲種輸送。 災害時の大迂回ルートで石油やがれきを運ぶことも。 宗教団体の移動や全国巡回のイベント用列車、カートレインも。 荷物と貨物の違い、膨大になったインフラが時代の変遷に 取り残され、改革しようにも巨大になった組織の中で空回り、 そして民営化へ。それでも鉄道輸送は重要である。 たまに駅で見かける貨物列車の通過はワクワクです。 何を運んでいるのか、あの貨物は何処へ行くのか? そんな気持ちに更に興味を与えてくれた、良い内容でした。 Posted by ブクログ こんなものまで運んだ!日本の鉄道 お金にアートに、動物……知られざる鉄道の輸送力 和田洋 超マニアックな視点からの鉄道史。荷物、貨物からの裏面史は奇跡的な面白さ。 交通新聞社新書。ニッチな分野でどれだけニーズがあるか勝手に心配してしまうが良く続いていると思う。本書はその中でも屈指の出来。 元々鉄道はヒトでなくモノを運ぶためにハッテンしてきたという。今の日本では貨物輸送は衰退したが、近...続きを読む年また脚光を浴びつつある。 本書は豊富なエピソードから鉄道の持つポテンシャル、可能性について鉄道愛を調味料として、語り尽くす。マニアックな内容なのだが素材を活かし上質に仕上げている。 シリーズの中でも屈指の出来である。 Posted by ブクログ こんなものまで運んだ!日本の鉄道 お金にアートに、動物……知られざる鉄道の輸送力 和田洋 手に持つととてもコンパクトな本で、「へぇーそうなんだー」と軽く楽しめるトリビア系と思いきや、とんでもない。情報量がものすごい。鉄オタには「うんうん」と頷きながら読めるだろうけど、ど素人には「半分呪文」。正直申して初見の情報まみれでわからないことだらけでしたか、「へぇえ……なんかすごいな、すごい」とい...続きを読むう感想となりました。 Posted by ブクログ JR東日本はこうして車両をつくってきた 多種多様なラインナップ誕生の舞台裏 白川保友 / 和田洋 国鉄からJRへの過渡期に役員として車両開発に関わった白川氏の対談本。ですます調の文体は相変わらず苦手だ。そして、車両開発の現場ではなく、司令塔としての役職であったことが端々に感じられた。しかし、歴史に通史の視点が必要であるように、国鉄・JRという会社を全体で俯瞰する視点は面白かった。新幹線も興味深か...続きを読むったが、気動車の進化はもっと良かった。自動車と同じように、ボディも台車もそれぞれ重要なのだな~ Posted by ブクログ こんなものまで運んだ!日本の鉄道 お金にアートに、動物……知られざる鉄道の輸送力 和田洋 鉄道貨物だけでなく、小荷物も含めて鉄道で運んだものをまとめた本です。貨物はともかく荷物は1970年代までは宅配便も無くて利用したこともあるのに、まとまった話を初めて読んだ気がしますし、参考になりました。 それにしても狭い車内で仕分けをしながら荷物が進んでいくのは、大変そうで、郵便小包や宅配便に取って...続きを読む代わられるのも納得です。 Posted by ブクログ 和田洋のレビューをもっと見る