地獄のドバイ

地獄のドバイ

584円 (税込)

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2007年11月、僕はアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ中央拘置所に拘留されていた。
拘置所内にいたとはいえ、この国で何か犯罪を犯したわけではない。それにも関わらず何百人ものパスポートを持たない不法就労者とともに手錠をかけられ、投獄されていたのである。
あの時、僕はまさに人生のどん底にいた。
「なぜ、こんなことになってしまったのだろう?」
この疑問に対する答えを明らかにするためには、オイルマネーで史上空前の経済発展を遂げたドバイの負の側面を語らなければならない。

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地獄のドバイ のユーザーレビュー

3.7
Rated 3.7 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    当時オイルマネーで史上空前の大経済成長期で沸いていたUAEドバイ。そのドバイドリームを追いかける日本人の若者の体験した外国人労働者としての地獄の日々を面白おかしく、時には憤りを感じさせるノンフィクション
    前編はドバイでの就職活動、仕事、宗教含め文化や環境などで著者が体験した話。
    そして問題は後編。そ

    0
    2025年01月06日

    Posted by ブクログ

    536

    日本人で初めてドバイで逮捕されて拘置所生活した話なんだけど面白かった。リアルなドバイ事情とイスラム教について知れた。

    峯山政宏
    1979年、滋賀県生まれ。 北海道大学理学部を卒業後、シンガポールと北マリアナ連邦の現地法人で勤務する。その後、寿司職人の資格を取ってアラブ首長国連邦で一攫千金

    0
    2023年07月11日

    Posted by ブクログ

    希望の国ドバイの赤裸々な姿がたくさん描写されています。
    作中には海外では日本の常識が通じないってところがこれでもかってぐらいあります。
    中央監獄所に入れられてる話、またその入れられた理由なんかがとんでもないなぁと思います。

    0
    2012年03月20日

    Posted by ブクログ

    彩図社のこの手の本は数ページ読んでやめる物が多いけど、この本は普通に面白かった。展開も映画のようで良かったです。ただ、行きたかったドバイへのイメージは変わってしまった。

    0
    2011年09月12日

    Posted by ブクログ

    ・ドバイショックとは政府系不動産開発会社のナキールとその持ち株会社であるドバイワールドが2009年の11月に欧米の金融機関に対し390億ドルの負債に対する半年以上の支払猶予を求めたこと。これに対し、市場ではユーロが売られ、対外債権を異常なほど持つ日本の円が買われ、円高が進行した。
    2009年12月に

    0
    2011年01月01日

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