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Posted by ブクログ
当時オイルマネーで史上空前の大経済成長期で沸いていたUAEドバイ。そのドバイドリームを追いかける日本人の若者の体験した外国人労働者としての地獄の日々を面白おかしく、時には憤りを感じさせるノンフィクション
前編はドバイでの就職活動、仕事、宗教含め文化や環境などで著者が体験した話。
そして問題は後編。そこからなんと著者はドバイの拘置所にぶち込まれます…!
風呂も入れず悪臭漂い、ご飯は腐ってる、トイレは穴だけドアはなく、200畳ほどのスペースに300人が蠢く収容所
UAE周辺の主に中東やアフリカ諸国の外国人労働者がひしめき合う多国籍な人種の中で日本人一人だけ。
これだけ書いていると本当地獄だし悲惨なんですが、なぜか面白おかしくて出てくる様々なキャラに愛着湧いてしまうように読んでしまいます。なんなら著者の切り拓いてる主人公感がなんかカッコよくすら感じてしまう。
特に後編に入ってからがなんてマンガ?って突っ込みたくなるくらい軽快でいちいち挟んでくる例えが面白く読みやすいのでずっと笑えました。
ただUAEの差別意識には本当辟易。バブル期の日本も桁の違いはあれどこんな成金感だったのかな…
バブル世代より上の人でたまに中国人は貧乏出稼ぎ労働者ってレッテルいまだに貼ってる人みかけます。
今はまだ日本が外国人労働者から選ばれてるだけマシなんでしょうけど昔とった杵柄もいつまで持つんだろうかとなんだか考えてしまいました。
Posted by ブクログ
・ドバイショックとは政府系不動産開発会社のナキールとその持ち株会社であるドバイワールドが2009年の11月に欧米の金融機関に対し390億ドルの負債に対する半年以上の支払猶予を求めたこと。これに対し、市場ではユーロが売られ、対外債権を異常なほど持つ日本の円が買われ、円高が進行した。
2009年12月には隣国であるアブダビから200億ドルの融資を受けた。
・7つの首長国から成り立っているアラブ首長国連邦の一国がドバイ。
・夏には気温が50℃を超すことも。
・命名法で、ビンは親父の、アールは祖父の名前のこと。そもそも名前のバリエーションが少なく、ムハンマドだのアリだの5種類くらいしか無いらしい。
・ドバイショックとは、ドバイ政府が欧米系の金融機関に対して政府系不動産開発会社である「ナキール」と、その持ち株会社である「ドバイ・ワールド」の債務590億ドルに対して半年間支払いの猶予を求めたことに端を発し、欧米系の銀行の焦げ付きを懸念した投資家からユーロが売られたこと。円高もこれから来ている?
・ジュメイラ・ビーチの人工島に建設されたブルジュ・アル・アラブが有名なバナナ型のホテル。
・ブルジュ・ドバイが世界で最も大きな人口建築物。
・砂漠なのに人工スキー場まである。
・渋滞で有名。
・人口226万人のうち、90%が外国人。ほとんどが出稼ぎ労働者。
Posted by ブクログ
アラブ首長国連邦で働いていた会社が閉鎖したため、突然不法滞在扱いになって収監され、強制送還された作者の実話。UAEの社会の不条理さを切々と愚痴っていて、申し訳ないがいろいろ笑える。個人的に仕事でUAEとの関わりが強いので、興味深々で読んだ。面白かった。
前半は、ドバイの暑さや経済発展、文化的背景など、ドバイで働く作者の奮闘の様子が描かれている。後半は、アブダビ拘置所にぶち込まれたあとの、囚人たちとのやり取りや待遇などが面白おかしく書かれている。後半の拘置所の中の各国の囚人の様子や支配関係が醍醐味。
作者は今、日本でどうしているのだろうか。
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