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結婚するや否や新妻を連続殺害する“浴槽の花嫁”のような猟奇殺人。パリ社交界に20年にわたり女王として君臨した驚倒的大詐欺師。世紀の大遭難タイタニック号を描く海難事故もの。軍事スパイものに進化論裁判ものと、『世界怪奇実話』、33話から精選した10編を収録。「丹下左膳」の林不忘、めりけん・じゃっぷものの谷譲次と、一人で3つのペンネームを使い分けた奇才が、欧米で犯罪怪奇事件を渉猟し、綿密に描写し、読者の心胆を寒からしめる実録小説集。 ■収録作品■都会の類人猿/ウンベルト夫人の財産/浴槽の花嫁/戦雲を駆る女怪/他
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「メトロもない。カフェ・テラスもない。ないといえば、ほとんどのものがない、いわば非文明圏」の南の島トンガで、一ヵ月暮らしてまとめた紀行文。「旅行者は、すべての人によって歓迎を受ける。彼が道を行くとき、それが食事時であれば、通りかかる家ごとに声をかけられるはずである。『ご飯を食べていかないか?』と」。著者はこう書いて、文明とは何なのかと考え込む。つまり、この本は何でもある日本への警告文でもあるのだ。【解説:後藤正治】
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危険地帯ジャーナリスト・丸山ゴンザレスが見た世界のうねり。麻薬戦争、マリファナ合法化、難民、貧困、ブラックビジネス、スラム街、大都市の陰影。世界中にあふれる様々な「闇」と、そこに生きる人々を追いかけ問い続けた、クレイジーな旅の記録。その後のストーリーと、作家・佐藤究との対談を新たに収録。 これだけ危険地帯に行っているゴンさんの座右の銘のひとつが、 “right time, right place”で、 つまり「正しいときに、正しい場所にいる」こと。 ――佐藤 究(巻末対談より)
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ロングセラー『水中の哲学者たち』で話題沸騰! 対話する哲学者・永井玲衣、待望の最新刊! 見ることは、わたしを当事者にする。 共に生きるひとにする。 世界をもっと「よく」見ること。その中に入り込んで、てのひらいっぱいに受け取ること。 この世界と向き合うための哲学エッセイ。 わたしはどうやら、時間が流れていくにしたがって、 何かが消えるとか、失われるとか、忘れられるということがおそろしいらしい。 ここに書かれたもの。その何倍もある、書かれなかったもの。 でも決してなくならないもの――。 生の断片、世界の欠片は、きかれることを待っている。じっとして、掘り出されることを待っている。
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グローバル化した世界各国の恐るべき核汚染と放射線被曝の実態を初めてリポート!――人類史上最大の惨禍を招いたチェルノブイリ3年の現実から始め、米国、英国、フランス、インドと冷徹な記者の眼が住民の立場から捉えた核汚染の被害と真実。1990年度、日本新聞協会賞受賞。 ●中国新聞社は、広島・長崎以後の放射能被害の全容を地球的規模でとらえ直す作業が必要と考え、特別取材班を編成して、知られざるヒバクシャの現状をヒロシマ記者の目で詳細にリポートするとともに、その対応策を探った。放射能被害の解明が「ヒバクシャ」を救い、地球環境を守るために不可欠と考えたからである。 取材はソ連チェルノブイリ原発事故現場や周辺諸国、南米ブラジル、アメリカ、太平洋諸島、インド、南アフリカ・ナミビアなど15ヵ国、21地域に及んだ。このうちブラジルの医療用放射線事故、マレーシアの日系企業によるトリウム汚染、インドの核開発被害、ナミビアのウラン工場、ソ連セミパラチンスク核実験場の実態は、これまでほとんど報道されていない。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 猫は窓が大すき! 窓辺で猫は、光と風を感じながら過ごしている。世界を旅するフォトグラファーが出会った「まどねこ」たち。 ファドが好きならここがいいよ、と小劇場の窓に誘ってくれた君/ポルトガル。 運河の橋のたもとでジャスセッション、窓辺の君もステップを踏み始めた/オランダ。 朝、昼、夜の光が町も猫の表情も変える。とびっきりの猫フォトエッセイ。オールカラーの文庫オリジナル。 やっぱり窓辺の猫は、か・わ・い・い!
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ロスト・ヴァージンが大人へのステップ、と信じていた女たち。しかし現実には、何も変わっていない自分を発見しただけだった……。価値観が多様化した今の社会の中で、自分の位置を見つけられずに悩み、心と体のアンバランスに困惑する女性たちを、14の具体例の徹底レポートで、浮き彫りにした話題作。
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巨大組織をゆるがす、世代交代劇を徹底ドキュメント。国際社会でも国内でも、英雄視され、厚い信頼を集めていたリーダーたちが、神話で固められたイメージを容赦なく剥がされて失墜した。激動・大変化の時代は、否応なく世代交代を生じさせる。リーダーたちが自ら培った体験と知恵を総動員する、時代と組織をみながら展開する複雑な戦いである、交代劇の内幕。巨大組織をゆるがす世代交代劇を検証する。
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マーケティング用語じゃない。これはまったく新しい「世代論」 絶望的な世界に生まれた“Z世代”が 「愛」と「連帯」で価値観の革命を起こす! 「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023」受賞! メディア・SNSで話題騒然!『世界と私のA to Z』の著者による画期的エッセイ お金、健康、人間関係、SNS、仕事―― Z世代的価値観で分析する“私たちのいま” ・「ホットガール」とセルフラブ ・セラピーは心の必需品 ・「リアル&楽しい」食に夢中 ・エブエブ旋風の奇跡 ・さよなら「インフルエンサー」消費 ・つながりが広げる読書 ・ブランド価値より「今」の価値 ・「仕事≠人生」的な働き方
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学校には存在しない教科を、町の本屋さんが教えてくれた。 『夕暮れに夜明けの歌を』『文化の脱走兵』の著者が贈る、待望の最新エッセイ集! 「私たちは家で、列車で、道端で、詩を読んだり聴いたり思い返したりしながら、ひそかに世界の声に共鳴し続ける。どこかからきた声は一瞬にして私のものになり、いつまでも残りながら、同時にほかのすべての人のもとに戻っていく。また誰かが、この不安なときを越えられるように。」(本書より) 不安な時代だからこそ、救ってくれる本と記憶がある。 明日がきっと大丈夫になる、心の明かりを灯してくれるエッセイ集。 【もくじ】 最初に読めなかった本/だいぶ奥のほう/きのこと詩を狩る/ややこしい山/笑わせたい/白鯨号、海へ行く/落葉注意!/真夜中の事実/背表紙の学校/ふつうの市民の市長選/拳を掲げた善だなんて/通学路の近道/はじまりを掴む/年老いた先生の繰り返す日々/砂糖の楽園/空港に急ぐ/名簿順に並ぶ/大人が笑うとき/不安なときを越えて/あとがき 脱走兵のスタミナ 【装幀】 名久井直子 【装画】 Mirjam Wilke
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1998年3月にJリーグデビューし、26年間プロとして戦い続けた遠藤保仁。 本書は、デビューした1998年から引退を決意した2023年までを、1年ごとに振り返った一冊。印象的だった試合やプレーはもちろん、自身に関する出来事や当時の思い。引退を考えた時期・決断した瞬間、その理由。そして、コーチとして指導者の道を歩み出した現在、その先の未来まで。サッカー選手として走り抜けた26年の軌跡が詰まっている。 今回は、日本代表として、Jリーグのチームメイトとしてともに戦った戦友たち、中村俊輔・今野泰幸・長谷部 誠・東口順昭・本田圭佑もメッセージを寄せてくれた。 さらに、遠藤がサッカーを始めるきかっけであり、憧れの存在だった一番上の兄・拓哉からのメッセージも収録。 あの名シーンの裏側が、知られざる遠藤の姿が、さまざまな角度から語られている。
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男と女のホンネ。「くれない族」の夫に「あげない族」の妻、この国の夫婦ときたらどうかしている。サラリと書いてドキリとさせるエッセイ――男は浮気をして妻を好きになることもあるが、女は浮気をして初めて夫に失望することもある。ハテ、本当にそうだろうか? 思わず胸に手を当てたご仁には、本書を読む理由が十分ある。ふわり、ひらりと身をひるがえしつつ、男と女のモンダイをあまりにも鮮やかに衝く、雨彦魔術の粋。男と女の不思議に迫る甘辛エッセイ。大人の男女のひとりごと、そっと打ち明けます。
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中野式上等少女趣味ワールドへご案内 !――自分を潤わせる小っちゃなムダづかい。お祭りのおこづかいみたいに1000円握りしめて好きなものを買う……楽しいゾ! コート・ド・フランスの板チョコ/鳥カゴ型鉢カバー/べっこうの耳かき/備長炭セット/ガラスの箸置き/アジアの雑貨/イギリスの靴磨きセット/銀ラメまつ毛/タトゥー・シール/ジェムストーンの標本/愛犬グッズ/歌舞伎トランプ/国技館のおみやげ……etc
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1945年8月6日、広島で被爆した移動劇団「桜隊」。著者は、その演出家・八田元夫の膨大な遺品を、早稲田大学演劇博物館の倉庫から発掘する。そこには戦中の演出ノートやメモ、草稿、そして原爆投下による悲劇の記録が書き残されていた。 八田が残した記録やメモには、大正デモクラシーの下で花開いた新劇が、昭和に入り、治安維持法による思想弾圧で、いかに官憲に蹂躙されたか。自身や俳優たちの投獄、拷問など、苦難の歴史が記されていた。さらに、桜隊が広島で遭遇した悲劇の記録――。8月6日、八田は急病で倒れた看板役者・丸山定夫の代役を探すため、たまたま上京中だった。急ぎ広島に舞い戻り、10日から仲間の消息を追う。「桜隊」9名のうち、5名は爆心地に近い宿で即死。仲間の骨を拾った八田は、座長であり名優と謳われた丸山定夫や美人女優・園井惠子ら修羅場から逃れた4名の居場所を探し当てるが、日を経ずに全員死亡。放射線障害に苦しみながらの非業の死だった。八田自身も、戦後、放射線被爆に悩まされることになる。16日、避難先の宮島で臨終を迎えた丸山の最期に八田は立ち会った。前日、玉音放送を聴いて丸山は呟いたという。「もう10日、早く手をあげたらなあ……」10日前、8月5日に降伏していれば。本書は悲劇の記録である。と同時に、困難の中、芝居に情熱のすべてを傾けた演劇人たちの魂の記録でもある。
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戦艦大和の建造は、その基本計画から完成まで、実に7年の歳月がかかっている。その間に働いた延べ人員は、1万5000人以上。「大和」はまさに、当時の最先端技術を駆使し、日本人が初めて取り組んだ、一大プロジェクトであった。今日にも生きる多くの技術を生み、未曽有の巨艦をつくりあげた、勇気ある男たちの夢と挑戦の詳細な記録。
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歴史は時によって、その視野に意外な死角をもたらす。この視野狭窄は、動乱の時代であればあるほど、多様な疑惑や謎の深淵を残すことになる。戦国時代! その一見確からしき史実の裏に何が隠されているか。不明のまま置きざりにされた戦国史の闇に、著者は鋭い光を当てる。
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太平洋戦争終戦前夜に大学に入学、学徒出陣を経て、戦後の七〇年間を通じ著者は近代史に民衆史という分野を開拓してきた。敗戦、神武景気、冷戦、安保闘争、高度経済成長、バブルの崩壊、二度の震災、国際テロと波乱の21世紀。その渦中をどう生きたか。著者が掲げてきた「自分史」という方法論の集大成として、歴史家の眼で戦後を総括する。
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長嶋茂雄、中上健次、美空ひばり、ビートたけし、落合博満、手塚治虫、フランク永井・・日本戦後の「主役」たちのインタビュー集。1984年~85年に『週刊現代』の連載「委細面談」で行われた対談の中から24回分を収録している。ノンフィクション作家であると同時に、名インタビューアーである著者が、スターたちから知られざる「本音」を引き出している。24人の言葉を追っていくと、昭和という時代がくっきり見えてくる 【解説:後藤正治】
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戦後、焼け跡のなかで育ち、国民的歌手となった美空ひばりの人生に迫ったノンフィクション。だが、著者が書きたかったのは、ひばりだけではない。著者は、日本人について「敗戦後、お互いに貧しくはあったが、自由で生々としていた。いまは、進行する管理体制の下で不自由をかこち合い、人間性を失ってきている。このような状況でこそ、私たちは『戦後』を見直さなければならない」と指摘。ひばりが生きた戦後こそがテーマなのだ 【解説:後藤正治】
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日本の外交官と外務省の隅々までを知り尽くす佐藤優が、これまでに接した当事者のなかで能力、実績、人格ともに最高に評価するのが吉野文六氏。 吉野氏は、沖縄返還において日米両政府間に密約が存在したことを、2006年に日本側の交渉当時者として初めて明らかにした。外交官の「職業的良心」はいかに生まれ、形成されていったのか。 ・生い立ち、旧制高校時代、帝国大学での学生記者経験、行政科・司法科・外交科すべて合格した高等文官試験。 ・外務省へ入省後、真珠湾攻撃前夜の太平洋を横断、たどりついた北米大陸での見聞、動乱の欧州を視察してベルリンへ。 ・松岡洋右外相、野村吉三郎駐米特命全権大使らのエピソード、各在外公館でおこなわれていた諜報活動、またソ連のドイツ侵攻時に、在ベルリン大使館から南方へ避難した大島浩大使からの下された決死の司令。 ・1945年5月ナチス・ドイツ第三帝国が崩壊する瞬間に立ち会う。そして命を賭してシベリア鉄道横断からの帰国。 1941年から1945年にかけ、激動の欧州を目撃した青年外交官の物語。
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イラク戦争とは、ネオコンの正体とユダヤ人の関係とは、なぜオバマ政権は誕生したのか。根源的な問いに答える究極のノンフィクション!――イラク侵攻作戦を指揮したトミー・フランクス司令官が、ダグラス・ファイス国防次官を「地球上で最低のくず」とののしった話は有名だが、ブッシュ政権内の内部抗争は、なぜここまでエスカレートしてしまったのか。陰謀渦巻く街、ワシントンDCで繰り広げられた血なまぐさい暗闘のすべてを明かす。 ●本書に登場する主な人物 ジョージ・W・ブッシュ大統領――イラク戦争開戦を決めた最高司令官 コリン・パウエル国務長官――イラク戦争に反対してネオコン勢力と対立 ポール・ウォルフォウィッツ国防副長官――リアル・ネオコンと呼ばれる男 アフマド・チャラビ―ー亡命イラク人組織「イラク国民会議」指導者。アメリカを戦争に引き込んだ男 バラク・オバマ大統領――イラク戦争開戦時は上院議員。議会の開戦決議には反対票を投じた
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 見たくないものにしっかりと目を向けることから、はじめて希望は生まれてくる!――大震災はこの国の社会システムの欠陥を白日の下にさらけだした。それは67年前に克服したはずのものだったのに。反省と新たな決意! ※北海道新聞では保阪正康さんの監修のもと、「道新フォーラム~現代への視点~歴史から学び、伝えるもの」という企画を2009年から毎年、発信しつづけています。これまでに半藤一利、立花隆、澤地久枝、姜尚中の各氏が講演し、聴衆と活発な討論を続けてきました。本書はその活字化の第1弾として2011年のフォーラム「20代と考える戦争と大震災」 をお届けするものです。 ≪道新フォーラム≫活字化 第1弾 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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イラクで理不尽な形で消えていったすべての命に、この本を捧げます。――2004年4月7日、現地時間の午前11時頃、私はイラク北西部ファルージャ近郊で武装グループに拉致された。通算4回目のイラク入りで起きた、悪夢のような出来事だった。拘束の日々と再生への途。 ●突然、体が仰向けに引き倒された。喉元に硬い物が押しつけられる。ゴクンと生唾を飲んだ。ナイフ? 少しでも動いたら、喉を切り裂かれる……そう思った。「ノー コイズミ」の大合唱が始まり、私も「ノー コイズミ」と叫ぶ。耳元で金属の触れ合う音がする。恐怖にかられ、「ノー コイズミ」と繰り返す。ふいに喉元の圧迫感が消えたが、誰も助け起こしてはくれない。――<「第1章 拘束の9日間」より>
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みなさんは「病院船」を知っていますか? 大きな事故や災害が起きたとき、海からかけつけて、大きな船が丸ごと病院になってしまうというものです。日本は、まだ病院船を持っていません。しかし、東日本大震災が起きたとき、病院をはじめ多くの建物がめちゃくちゃに壊れてしまった現実を目の当たりにして、けがをした人々の治療をするためにも、こうした船を持つ必要があるのではないかという議論が起こりました。 それから9年の月日が経った2020年から、新型コロナウイルスが日本全国をおそいました。爆発的に感染者が増え、現在ある病院だけで患者に対応できるのか不安になっていくなか、ふたたび「病院船は必要なんだ」という声があがりました。 これは、「ナッチャンワールド」という高速フェリーの波瀾万丈の”船生(せんせい)”の物語です。ナッチャンの夢、それは「病院船になりたい」という夢です。オーストラリアで生まれたナッチャンは、お客さんを乗せて津軽海峡を行ったり来たりする観光フェリーでしたが、燃料の価格が高くなったためにフェリーとして使われなくなり、自衛隊に貸し出されて戦車や装甲車を訓練場に運ぶ仕事につきました。「平和の船」は、またたく間に「戦争の船」に様変わりしたのです。望まないのに「戦争の船」となったナッチャンは、病院船になれるのでしょうか? 長年にわたって防衛省の取材をしてきたジャーナリストが、実在するナッチャンワールドという船を主人公にして、戦争と平和のはざまにある今の時代を伝える、一風変わったノンフィクションです。
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ナチズム・社会主義・そして東西統一……激動の世紀を勁(つよ)く生きた女たち。歴史に翻弄される旧東ドイツの女性たちの個人史を通して、歴史と個人、政治と個人を考える。 ●ドイツ、それもいまや余計者あつかいされがちな旧東ドイツの女性たち。戦後の50年を支えてきた人たちが語ったその個人史にかさねて、わたしはわたし自身を、「昭和」と呼ばれる時代を、さらに「50年」の節目を考えたいと思っている。――(本文より)
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自分はなぜ洗脳集団に絡め取られてしまったのか。それを解き明かすために、Toshl自らが、振り返る苦痛を乗り越え、少年時代からの自分の弱さを見つめ、洗脳集団ホームオブハートの残忍な手口のすべてを赤裸々に語る。1997年、X JAPAN脱退と解散。HIDEの死。ホームオブハートの巧妙な勧誘。執拗な暴力と罵倒による洗脳、搾取。脱出。X JAPANの再結成、そして今……。
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信長・秀吉との交流、草庵茶湯の大成、そして悲劇的な賜死――。本書は、劇的にして謎に満ちたその生涯に対峙し、史料の精緻な読解にもとづく論証によって、茶聖の人物と思想、さらに日本文化史における位相を究明する。人間・千利休を鮮明に描き出し、研究者のみならず茶道界にも衝撃を与え、その後の利休像を決定づけた不朽の名著。(講談社学術文庫)
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悲愴なモスクワ遠征の光と影を描く、エッセイスト・クラブ賞受賞の歴史読物――ナポレオン摩下40万軍勢の悲劇的撤退行を、知られざるフランス側の生なましい資料によって書き下ろした絶好の歴史読物。モスクワ遠征には分からないことが多すぎる。皇帝自身は、この侵略を展開するに当たり、充分な認識と戦略を持っていたのか? また、数10万の餓死・凍死・戦死した兵士にとって、皇帝とは何だったのか?
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吉野作造賞受賞作 「亡国の再生」に挑んだ5人の首相たち 敗戦2日後に誕生した東久邇内閣を皮切りとして、7年後の占領統治の終焉までに、幣原、吉田、片山、芦田、再び吉田と5人の首相、6代の内閣が生まれた。眼前には、非軍事化、民主化、食糧難、新憲法制定等、難問が山積する。占領という未曾有の難局、苛烈をきわめるGHQの指令のもとで、日本再生の重責を担った歴代首相たちの事績と人間像に迫る。 本書は占領下で重い荷を負った「首相たちの新日本」を再現せんとする試みである。戦後日本の再生のドラマを、通史的に描くのではなく、5人・6代の首相たち(吉田のみ再度、政権についた)が、何を想い、何を資源として、この地に堕ちた国を支え上げようとしたか。そして何に成功し、何に行き詰まったか。「人とその時代」を6つ重ね合わせるスタイルで描こうとの試みである。――<本書「まえがき」より> ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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アメリカ占領軍に提供するため、日本政府の手で造られた占領軍セックス用慰安所と、日本政府が募集した日本人慰安婦の真実――「戦後処理の国家緊急施設の一端として、進駐軍慰安の大事業に参加する、新日本女性の率先協力を求む」……<日本婦女子の防波堤>の名の下、政府が募集した占領軍慰安婦。そこに送りこまれた7万人の性囚たちは、どのような行動を強いられたのか? その実態をさぐり、正史にない女たちの痛恨を追うルポ。
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すべては偉大なる岸信介の血を残すために――。安倍晋三の母・洋子の執念は、この華麗なる政治家一族の姿をいびつなものにしている。養子縁組を繰り返し、家を守ることによって何が生まれたか? 安倍にとって、祖父の宿願を達成することこそ、唯一、洋子に認められる術になる。幻影安倍家三代を丹念に取材し、幻影に追い回された安倍ファミリー・六人の姿を丹念に分析し、「安倍晋三」なるものの正体に迫る。
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読むと確実に元気がチャージされる、ジェットコースター人生。 1 女の子にもてたくて、20 代でテレビの世界に飛び込んだ。 2 テレビ番組のADなのに自分の会社を立ち上げて、ポルシェを乗り回した。 3 ADの自分にあきたらず、スポンサーを自分で探し出し、夢だった音楽番組をプロデューサーとして立ち上げた。 4 突然番組スポンサーが降り、制作費に自社の金を突っ込んだ。 5 会社が自転車操業になって、ビギナーズ・ラックで当たったギャンブルにはまった。 6 あっという間に借金が膨らみ1 億を超えてやくざに監禁された。 7 スキを見て逃げ出して、追いかけられたやくざの車に踏まれて死にかけた。 8 なんとか逃げのびて、公園で暮らすようになった。 9 ホームレスの秩序を学び、「このままでいいかも」と思う自分と戦った。 10 「20万円の神様」に出会い、再起をかけ、トラック運転手になった。 11 孤独に耐えながら、24 時間365 日8年間働いて借金を返した。 12 そして10年ぶりに業界に復帰した。 いまも人間関係で、毎日ヒリヒリしながらいつもどこか憂鬱。 でも、こんな俺でもちゃんと生きている。
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裁判官というと、少し冷たいけれども公正、中立、優秀といった印象があるかもしれない。しかし、残念ながら、そのような裁判官は、今日では絶滅危惧種。近年、最高裁幹部による、思想統制が徹底し、良識派まで排除されつつある。 三三年間裁判官を務めた著名が著者が、知られざる、裁判所腐敗の実態を告発する。情実人事に権力闘争、思想統制、セクハラ・・・、もはや裁判所に正義を求めても、得られるものは「絶望」だけだ。(講談社現代新書)
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最後にこれだけは言っておきたい! 70歳を過ぎた著者が、自らの人生を総括した反省文。刑務所時代の懲役ノート、祖父や父の話、中学時代のヨーロッパ逃避行、安藤組時代の仕事、日本航空受験秘話、三島由紀夫との縁、3億円事件との係わり……。噂とされていた出来事の真実を本人が明かす! 〈文庫オリジナル〉(講談社文庫)
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今なら間に合うサバイバル経済学! 「ナニワのマルクス」と「はみ出し銀行マン」が金と世間の仕組みを暴く! ーー金持ちになる人と貧乏であり続ける人とでは、思考・行動・性癖に決定的な違いがある! リストラ、ペイオフ、ベアゼロ……暗黒時代に庶民がとるべき方策は? 「ナニワのマルクス」青木雄二と「はみ出し銀行マン」横田濱夫が、新聞が書けない、TVじゃ言えない、カネと世間のカラクリを、ホンネで語る経済学的人生論。
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「やろうよ、漫画映画を」――トキワ荘から飛び出した才能たちが、会社に集ってマンガをアニメを創った! 藤子・F・不二雄『パーマン』、石ノ森章太郎『佐武と市捕物控』、藤子不二雄A『怪物くん』、赤塚不二夫『おそ松くん』。テレビアニメ草創期に東映動画、TCJ、タツノコプロと競い、15分1本というスタイルに日本で初めて挑んで『オバケのQ太郎』を生んだ「スタジオゼロ」。その濃密な7年間の歴史、ここに初めて再現! 「第二のトキワ荘」となった幻のアニメ・マンガ制作会社「スタジオゼロ」初の評伝! 東映動画、TCJ、タツノコプロなどアニメ産業の草創期も活写! ●「やろうよ、漫画映画を」 ふだんはもの静かな藤本弘が口火を切った。 「雑誌漫画とちがって、音や動きが加わるんだもんね」 藤本の横顔を安孫子素雄がうなずきながら見た。 「でも大変なんだろ、漫画映画って」 つのだじろうが他の四人の顔を心配そうに窺っている。 「個人じゃムリだ、会社を作らなきゃ」 石森章太郎が決めつけるようにいった。 鈴木伸一は彼らの提案をなかばうれしく思い、なかばとまどいながら聞いていた。 (本文より) ●「テレビアニメ黎明期の中に生まれ、 てんやわんやで作品を作りながら、 その時代の主役にはなりきれず使命を終えた『スタジオゼロ』。 私はこの会社が限りなく愛おしい」 (鈴木伸一)
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ビジネスでは逆張りでこそ成功する――カリスマ美容整形外科医としての波瀾万丈の人生とビッグチャンスをものにする「高須マインド」のすべて! ・美容外科とは幸福医療である ・医者の家系に生まれて ・人が歩いた道に成功はない ・時代を読む目 ・人間のエネルギーの根本は欲 ・下手な医者が儲かるおかしさ ・「逆張り」をすればいい ・いかがわしいものこそ成功する ・掘り尽くされた金鉱 ・「自分を楽しんでいますか?」 ・美容外科のルーツは世界大戦 ・秘技「処女膜再生手術」 ・マイナスイメージをどう変えるか ・包茎手術の需要をつくりだす ・「売名行為」は悪い医者か? ・なんでも下品にやるべき ・「クイック二重術」ブーム ・憧れの「嫌われ者」 ・嫌がらせは日常茶飯事 ・シリコンパニックで一人勝ち ・美人の定義とは? ・「〇〇のようになりたい」は失敗のもと ・医者の使命 ・芸能人の患者 ・「脂肪吸引」の大ヒット ・日本の美容外科の最大の汚点 ・オートコラーゲンバンク ・文春砲を受ける ・マルサに踏み込まれて ・約百億円の借金を抱える ・突然の裏切り ・自分自身を実験台にする ・自分を支えるパートナーの存在 ・シワをなくすボトックス ・ヒアルロン酸の無限の可能性 ・プチ整形のはじまり ・かまぼこが大金に化けた ・ネーミングの難しさ ・50代60代の整形が急増している ・夫婦で整形する人も増えている ・悪徳業者に要注意 ・韓国のトラブル ・高須クリニックというブランド
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まもなく完成というところまできて、国鉄末期に建設が中止された、幻のローカル新線。開通を待ち望んでいた著者が、計画上の沿線をたどり、風景を見、路盤に立ち、関係者へのインタビューを行ったルポタージュに、架空の時刻表を添えた「線路のない時刻表」。取り上げた各線の工事再開は困難に思われたが、その後、第三セクター方式により7線すべてが開業。本書は開業までの経緯と新線の乗車記を加えて刊行された「全線開通版」。(講談社学術文庫)
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泣いた!笑った!汗かいた! 子どもたちが書いた『パパへの手紙』を収録した電子書籍が発売!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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マネー王国・野村軍団の無敵の経営力の源泉とは? 18歳で株の世界に足を踏み入れ、非情極まるマネーウォーズを優れた先見力と合理性で突破、常勝将軍の名をほしいままにした創業者の経営哲学と世界の情報金融王国・野村證券の秘密に迫る。 ●野村商店の素晴らしい発展は、主として調査機関の効果を認め、それをいち早く整備して、できるだけ実務の上に生かす工夫をした点による。実際、徳七の経営哲学は、決して過去をふり向かず、常に未来を考え、その未来が何を要求しているかを調査、研究、分析し、ニーズを把握するあたりに、眼目があった。未来に適応するためなら、どのような犠牲を払っても、一刻も早く目的に到達しなければならないと、徳七は考えていたのであろう。(本文より) [主な内容] 第1章 悍馬奔走す 最初の大失敗と鮮やかな気分転換 本格的展開に見る科学的経営の萌芽 第2章 調査の野村誕生 「決断をつけるための調査」で急伸 「天人の加護」により破産を免る 第3章 世界一周の旅行 ヨーロッパ経済圏の衰亡と直感 家族あっての稼ぎやないか 第4章 調査部拡充 集中力、鉄の意志と情報力 「未来を読む」調査部に注力 大きな仕事には人材がいる 厳しい教育と仮借なき処分 第5章 シンジケートと大家族主義 学歴無用、破格の待遇で傑出 関連会社の輪と情報網の拡大 第6章 明治末期・大正初期 いまも生きる「義理と人情となにわ節」 茶の湯の稽古で「辛抱」を覚える 秀吉にも劣らぬ人づかいの巧みさ 第7章 財閥への道標 銀行設立で財閥の完結をめざす 野村証券誕生と大阪瓦欺事件 株式部と新しいリーダー群
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『吾輩は猫である』を1905年に発表し、文壇に登場してから絶筆となった1916年の『明暗』まで、10年余りの作家活動で人生を深く考察した夏目漱石。その読み手として著名な直木賞作家・出久根達郎氏が、「漱石の作品のすべてが人生を論じている」として選んだ随筆、講演、書簡などから、人間と人生を凝視した警句と人生訓を読み取る。(講談社学術文庫) ※この電子書籍の底本である、講談社学術文庫の原本は、2001年4月に講談社より講談社文芸文庫として刊行されました。『漱石人生論集』は、講談社学術文庫を底本とし電子化した電子書籍のほかに、講談社文芸文庫を底本とし電子化した電子書籍も配信中です。電子書籍の講談社文芸文庫版には、電子書籍の講談社学術文庫版に収録されている「解説」(出久根達郎)が収録されていません。
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ひとの気持ちに思いをはせる「他者への想像力」、多くの情報から真実を読みとる「情報への想像力」、大人になったときの世の中を考える「未来への想像力」――身につけるにはどうしたらいいのでしょう?本書には、東京都杉並区立浜田山小学校、高知県四万十町立七里小学校、福島県富岡町立富岡第一、第二小学校での下村氏の特別授業が収録されています。また、2次元コードにスマホをかざせば、スペシャル動画が見られます。
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ノーベル賞物理学者・筑波大学学長が明かす創造力獲得の秘密とは――変革の時代は創造力が決定的な役割を演じる! 【本書の内容】 第1話 テイストを磨く 第2話 英知は自らつかみとれ 第3話 パラダイムを変える 第4話 直感を大切にする 第5話 鋭いマインドと豊かなハートを 第6話 自己発見の旅へ出よ 第7話 人類の「創造の歩み」を知る 第8話 ノーベル賞に導いた5ヵ条
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早稲田大学を卒業した23歳の僕には、それなりの未来が拓けているはずだった。でも、「それなり」などありはしない。32歳になるまで、僕が入社して、そしてクビになった3つの会社は、すべてが「ブラック企業」だった。システムエンジニア(SE)、先物取引、業界新聞……これがブラック企業の実態だ。この10年間、この国では何が起こってきたか? ブラック企業をやめ、ライターとなった著者が赤裸々に明かす、前代未聞のノンフィクション。
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日本人であることを一枚一枚削ぎ落とされてゆく一世。多民族国家ブラジルに根を張ろうとする二世、三世。そして四世たち……。移民の野村峯夫一家が苦闘の末、やがてテーラ・ローシャの大地にゆたかな実りをもたらしてゆく足跡を、たしかな筆力で書きあげた渾身の力作。第13回講談社ノンフィクション賞受賞。明治政府によって推進された南米への移民政策の光と影を、日系4世の妻の一族の夢と挫折の軌跡を克明に追うことで解明。移民とは棄民ではないかと問う!
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なぜダービーを勝てなかったのか。 なぜこんなにも愛されたのか。 “マイネル軍団総帥” 岡田繁幸、反骨の71年。 競走馬に狂う人たちの魂に届くノンフィクション。 〈2021年3月19日、71回目の誕生日を迎えた朝、繁幸は牧場敷地内の池に身を投じた。(中略)生前、勝利への渇望を隠そうとしなかった日本ダービーのタイトルはまだ手にできていなかった。積年の悲願達成に向けて、牧場のさらなる発展に向けて、サンデーサイレンスを超える世界的種牡馬の発掘に向けて、死の直前まで強い意欲を見せていただけに、どうして……と私は戸惑った。〉(本文より) 内容紹介 ●「日本のいびつな競馬制度を変える」コスモバルクに課された使命 ●吉田善哉・照哉・勝己「社台との因縁」が始まったとき ●もしサイレンススズカの事故がなければ…岡田繁幸との知られざる秘話 ●「ナリタブライアンを10億円で売ってほしい」最強馬獲得プラン ●なぜステイゴールド、ゴールドシップを種牡馬として手に入れることができたのか ●日本ダービー2着・グランパズドリームの想像を絶する悲劇 ●ラフィアンとニジンスキー…修行先のアメリカで名馬から受けた衝撃 ●弟・牧雄から期待馬を強奪、兄弟ゲンカで救急車…明らかになった岡田兄弟の物語 ●藤沢和雄「次はオレの馬で負かしにいく」…立ちはだかった馬 ●一目惚れした妻・美佐子と出会った日に言った「信じられない言葉」 ●スーパークリーク「武豊G1初制覇」の舞台裏で巻き起こっていた騒動 ●松岡正海、柴田大知、丹内祐次を重用した理由 ●「家にもう銀行が来てる」セール史上最高額“カーム”落札後のドラマ ●岡田繁幸にとっての最強馬、自身が手がけた最高傑作、理想とした馬体とは ●71歳の誕生日に自死…その日にあったこと
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すごいモンスター続々。現代クレーマー事情。クレーマーはさらに進化し、「モンスター」となった。この本を読めば、あなたも「そこまでするか」とつぶやきたくなるハズ。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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アンデルセン=鴎外が描き出す成長物語の舞台へ。――いったい私は「即興詩人」を携え、ローマへ続く道をたどった何人目の日本人だったのだろうか。 ●「即興詩人」は波乱万丈の物語で、偶然の出会いと附合があまりにも多い。とはいえ、私たちにもローマを起点に、イタリア全土を経めぐり、あまりにも多くの偶然に出くわしたのだった。昼下がりの露舗で見つけたバルベリーニ広場の銅版画、エジェリアの洞を探しあぐねたときに草むらから突然現れたおじいさん、リペッタ通りのボルゲーゼ宮にばったり突き当たりボルゲーゼ邸との違いに気づいたこと、キケロの墓の発見など、再現しようと思ってもできない新鮮な驚きに満ちた旅であった。――(本文より)
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画家・安野光雅が「無人島に持っていく一冊」と公言してはばからない、森鴎外訳の『即興詩人』。童話作家アンデルセンの自伝的名作を、100年前に日本に紹介した鴎外の雅文体の美しさに魅せられ、波乱万丈のラブストーリーに胸躍らせて、物語の舞台のイタリア各地を巡った紀行画文集。「声に出して読みたい」原文をたっぷりと引用しながら、ローマから始まる『即興詩人』のストーリーと、画家の紀行文と美しいスケッチと。1冊で3回楽しめる、安野光雅イタリア紀行画文集。 ◎「カプリ島を去るとき、もうこの島に来ることもないだろうな、と思ったものですが、わたしは、また同じ道を行くかもしれません。何年か先、すっかり年をとって、杖でもついて、おろおろとあのあたりを歩いているのじゃないか、という予感がします」(あとがきより)
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旺盛な技術力とアイデアで、世界を相手に急成長を続けてきたソニーは、ビデオ戦争において大きな失敗を冒すことになる。「ソニー神話」崩壊の真因は何であったか? そして、創業以来はじめての挫折から、いかなる再生のシナリオを描いているか? その軌跡を20世紀最大のヒット商品VTR開発競争を通して描く、迫真のノンフィクション。
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名著、復刊。 ソフィストとは「にせものの知識を売物にして人を欺くような言論を試みる者」というような悪名を被されているが、本来はけっしてそのような悪い意味ではないのだというところに、本書の著者は出発点をおく。そしてソフィストの概念を克明に追求して明らかにし、ソフィストが西洋の思想史において持つ意味や果たした役割を積極的に評価し、その上で古来ソフィストに冠せられてきた悪名の由来を丹念に解き明かそうとするものである。
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ミノル、俺たちのやりたかったことはこんなことだったのかな――二十七機撃墜・味方損失ゼロ、奇跡の初空戦を指揮した進藤三郎。敗色濃い南太平洋でなおも完勝を続けた鈴木實。二人の飛行隊長の人生を縦糸に、元零戦搭乗員一二四名へ未踏の二〇〇〇時間インタビューを横糸にして織り上げた、畢生のノンフィクション! (講談社文庫)
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愛されて勝つ。33年間の集大成(ラストメッセージ)。背番号32を脱ぎ、また新たな夢に向かう”監督”が書きつくすソフトボールの真の魅力とは。――宇津木妙子の歩みはソフトボールの歩みでもあった。上野由岐子らによる北京五輪「金」全解説とともにソフトの真の魅力と奥深さを人間的魅力たっぷりに語り尽くす。
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会社は消えても、社員の人生は続く。1997年11月の山一證券自主廃業から今年で20年。多くの社員が再就職をしていくなか、最後まで会社に残って破綻の真相究明や清算業務にあたった後列の「しんがり」社員を中心に、同社の社員100人を取材。彼らはあれから20年、どんな言葉を支えに、どう生きてきたか。市井に生きる人々の何気ない言葉が胸を打つ。著者の代表作『しんがり 山一證券 最後の12人』の感動再び。
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多くのファンと研究家に衝撃を与えた『鴎外の恋─舞姫エリスの真実』(講談社)の続篇。、小説『舞姫』のヒロイン「エリス」のモデルとなった鴎外の恋人を発見した著者はその後も調査を続行、ついにその実像に到達する。新たに突き止められた驚きの諸事実、鴎外と別れてからの「エリス」の後半生とは。 真実を索める者に神は微笑む。別離後、ドイツに帰った「エリス」はどのような人生を送ったのか? その後、鴎外との間にはなんの交渉もなかったのか? ふたたび記録の森をさまよう著者に射した光は、ついに文豪の愛した女性の生身の姿を照らし出す。 2011年に講談社から刊行された『鴎外の恋─舞姫エリスの真実』は多くの鴎外研究家、ファンに衝撃を与えました。徹底したリサーチの結果、小説『舞姫』のヒロインであるエリスが1866年9月15日にシュチェチン(現在はポーランド領)で生まれ、1898年から1904年まで帽子製作者としてベルリン東地区に在住したことが確認された「エリーゼ・マリー・カロリーネ・ヴィーゲルト」であること、鴎外と知りあった頃は20歳か21歳だったことは、まず間違いありません。従来唱えられてきた「エリス人妻説」「エリスはユダヤ人説」は完全に意味を失ったといえましょう。 六草さんはその後も入魂の調査を継続。日本からベルリンへ帰る船中での諸事実から「エリス」が二度の大戦の戦禍をくぐり抜け1953年8月4日に没したことまで突き止めました。そしてついにエリーゼ・ヴィーゲルトの風貌に接するときがやってきます。本書は鴎外と別れてからの「エリス」の後半生と人物像についての驚きの新事実に満ちています。
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追悼・伊集院静。2000万人が泣いた伝説のエッセイ、待望の文庫化! めぐる季節とともに思い返す、家族、友、仕事、人生――。誰よりも多くの出会いと別れを経験した著者だから語れる、優しさに満ちた魂のメッセージ。JR東日本の車内誌「トランヴェール」の歴代人気No.1連載「車窓に揺れる記憶」に加え、3.11後のこの国の風景を語った特別エッセイ、角田光代、池井戸潤、中島京子、朝井まかて、塩田武士、加藤シゲアキの6人による追悼エッセイを特別収録。 230万部突破の国民的ベストセラー「大人の流儀」リーズに連なる、小説家・伊集院静の魅力満載。悩み、迷い、立ち尽くす――それでも前へ進むための、すべての大人たちへの魂のメッセージ!
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「うたはあのようにも詠まれてきた。/ひとはあのようにも心を用いて生きてきた。」ーー歴代の勅撰和歌集、私家集、さらに物語や日記文学の中で、華やかな独詠の陰に埋もれがちな贈答のうた。詠み交す事で深化増幅する人の心と精妙に響き合う贈答歌に光をあて、自在な口語訳を付しつつ読み解く。王朝人の豊饒な言葉の贈物への密やかな答歌とも評された名著。野間文芸賞受賞作。
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『となりのトトロ』公開35周年記念 楽しく作る 世界中で愛される『トトロ』誕生秘話 制作資料80ページ超大幅増補 新資料で明かされる『ラピュタ』の完成秘話!! 『火垂るの墓』の制作初期!! ……今年2023年はこの『トトロ』の初公開から35年の節目に当たる年です。 ワンポイントリリーフで設けられた小さなスタジオジブリ第2スタジオで誕生した映画が、これ程世界の人々から愛される作品になると誰が想像したでしょう……。(文庫版あとがきより) 「木原君、二人で『トトロ』を始めます」 前作『天空の城ラピュタ』公開後、宮崎駿監督が新任制作デスクの背中を叩いて言った。 それが始まりだった。 伝説のスタジオジブリ第2スタジオで、世界中を虜にした名作『となりのトトロ』はいかにして生まれたのか? 新資料とともに明かす感動のノンフィクション!
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国民的ベストセラー、42年ぶり、待望の続編! 国内で800万部、全世界で2500万部を突破した『窓ぎわのトットちゃん』。 世界中で愛されている、あのトットちゃんが帰ってくる! 泣いたり、笑ったり……トットの青春記。 【本書の内容】 ・東京大空襲の数日後、青森を目指して、ひとり夜行列車に乗ったトットを待ち受けていた試練とは? ・「おめえのジンジョッコ、描いてみろ」。疎開先の学校で、みんなとなかよくなりたいトットが、考えついた方法とは? ・「咲くはわが身のつとめなり」の言葉を胸に、トットが通った女学校や音楽学校の思い出は、映画、オペラ、ラーメン、それから? ・「そのままでいいんです」。NHKの専属女優になりたての、トットが救われた一言とは? ・アルバムからお借りした写真や、いわさきちひろさんの絵もたっぷり。 【黒柳徹子さんからのメッセージ】 私は、どう考えても『窓ぎわのトットちゃん』よりおもしろいことは書けない、と思っていました。私の人生でトモエ学園時代ほど、毎日が楽しいことはなかったから。だけど、私のようなものの「それから」を知りたいと思ってくださる方が多いのなら、書いてみようかなと、だんだん思うようになったのです。よし!と思うまで、なんと42年もかかってしまったけど、書きはじめると、笑っちゃうこと、泣いちゃうこと、それから戦争のことも次々に思い出されて……。
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「あなたの人生を変える一冊」…日本を代表するヨーガ行者・成瀬雅春さんも大絶賛! キャリア・マネジメント界で活躍する著者が、道教の聖地で体験した神秘と奇跡! 知られざる太極拳の真実。私よ20歳も若い師匠は言った…「自分が何者であるかも忘れるほどに稽古を積んだとき、きみは人生のすべてを手にいれることができる」――キャリア・マネジメント界の第一人者である、在日フランス人のデュボワ氏が、自分の人生をリセットすべく、すべての仕事を中断し、太極拳発祥の山に90日間こもった。過酷な修行の末、師匠の教えについていけず、失意のうちに帰国した彼の前に、ある日突然現れた「気づき」とは? 人生の真実とは?
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 数百年単位の大きな時代の転換点にあって、日本と日本人はなにを手がかりとし、いかに進むべきなのか。日本人の体験を世界の教訓とするために。――人はいつしか記憶を美化し、記録を恣意的に読みはじめる。その誘惑に抗うものこそ知性である。 ※北海道新聞では保阪正康さんの監修のもと、「≪道新フォーラム≫現代への視点~歴史から学び、伝えるもの」という企画を2009年から継続しています。これまでに半藤一利、立花隆、田城明、澤地久枝、姜尚中、香山リカの各氏が講演し、聴衆と活発な討論を重ねてきました。本書は2009年6月に初めて開かれたフォーラムの熱気をお届けするものです。 ≪道新フォーラム≫活字化 第3弾
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16年間、読売新聞の記者をしてきた著者が、書いた新聞界の内情。政治家や役人、大企業に取り込まれる記者、派閥闘争に血道をあげる幹部、えげつない販売競争を繰り広げる新聞社・・。雑誌が「空前の売れ行き」のなか、新聞、記者の劣化が進んでいることを指摘する。その一方で、「新聞社が抱える内部矛盾を、だれよりも深刻に味わっているのは、他ならぬ彼らである」という視線も残す、OBだからこそ書ける新聞界・記者の苦悩 【解説:後藤正治】
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 どのページを開いても、楽しくて暖かい絵とおしゃべりがとび出してくる。たい平くんの人柄そのままで、私はすっかり気に入った。――山藤章二 ●草花や木は「きれいねー」なんて言われてるのに、野菜はそんな言葉のひとつもかけられない! よーく見るととっても素敵な表情をしている。すぐ料理されて食べられてしまうんじゃなく、一度その美しさに気がついてもらいたい! そんな気持で描き始めたんです。――(「あとがき」より)
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