法律作品一覧

  • 憲法講話
    4.5
    日本国憲法に結実した人間主義・平和主義の精神は、国民が旧憲法下でのにがい体験から学びとったものであり、敗戦による荒廃から立ち上る戦後民主主義の基本原理であった。だが、今日なお、「いつか来た道」へ戻そうとする動きが執拗に続いている。日本国憲法のふくむ問題点とその意味を、旧憲法とかかわらせつつ分りやすく語る。

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  • 証言 治安維持法 「検挙者10万人の記録」が明かす真実
    4.5
    大正末期の1925年に制定された治安維持法。当初は「国体の変革」や「私有財産制度の否認」を目的とする結社―主に共産党を取締り対象としていたが、終戦の年に廃止されるまで運用対象は一般の市民にまで拡大された。 ふつうに暮らすふつうの人々が次々に検挙されたのはなぜか。当事者や遺族の生々しい証言と、公文書に記載された検挙者数のデータから、治安維持法が運用された20年間を検証する。 NHK ETV特集「自由はこうして奪われた~治安維持法 10万人の記録~」の書籍化。
  • 国際法
    4.5
    国際法とは何かと聞かれても、すぐにイメージしにくいかもしれない。でも、憲法や安全保障のような国民全体の大問題だけでなく、コンビニでパンを買うといった私的な問題にまで国際法は関わっている。そのように広く国際社会に通用している国際法をどう理解すればよいのか。弱肉強食の「国際社会」という不条理の世界で、法はどう働くのか。そうした「生きた国際法」を誰にでもわかる形で、国際法の第一人者が解説。グローバル時代を生きるすべての現代人にとって必読必携の書。
  • 1万人が愛した はじめての自治体法務テキスト
    4.5
    1巻1,848円 (税込)
    自治体で延べ500回以上の法務研修の講師を務め、どのように伝えれば職員や読者の納得が得られるか熟知している著者が、多くのイラストや図表を用いて平易な言葉でわかりやすく解説。

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  • 個人情報保護法の知識〈第4版〉
    4.5
    2017年5月、改正個人情報保護法が全面施行! すべての事業者が対象に! 最新の政令・規則や指針を盛り込み、第一人者が徹底解説する決定版。 <本書の特長> ・大改正された個人情報保護法が、2017年5月、全面施行。関連する政令や規則なども出そろいました。それらや指針類などの内容も新たに記載し、日々の企業活動で個人情報を取り扱う際に必ず知っておきたいルールを解説します。 ・著者は、内閣府、内閣サイバーセキュリティセンター、総務省、経済産業省などで各種委員を歴任する個人情報保護法の第一人者です。 ・改正部分だけでなく、法律の全体像をわかりやすく解説。漏えい事故を防ぐために知っておくべき義務はもちろん、今回の改正で新設された「匿名加工情報」などの活用ルールも詳述。密接な関係にあるマイナンバー法についても取り上げます。 ・企業の法務・総務部門だけではなく、個人情報の管理を第一線で担うマネジャー層も必読の1冊です。
  • 広告が憲法を殺す日 国民投票とプロパガンダCM
    4.5
    憲法改正には、国会で3分の2以上の賛成と、「国民投票」で過半数の賛成が必要だが、2007年に制定された国民投票法には致命的な欠陥がある。ヨーロッパ主要国では原則禁止となっている「広告の規制」がほとんどなく、CMが流し放題となっているのだ。さらに日本の広告業界は、事実上の電通一社寡占状態にあり、その電通は70年にわたって自民党と強固に結びついている。これが意味することは何か――? 元博報堂社員で広告業界のウラを知り尽くす本間龍と、政策秘書として国民投票法(民主党案)の起草に携わった南部義典が、巨大資本による「狂乱」をシミュレートし、制度の改善案を提言する。 【目次】はじめに 本間龍/第1章 「国民投票法」とは何か/第2章 巨人「電通」が支配する広告業界のメカニズム/第3章 改憲プロパガンダが一方的に流れる「テレビCM」/第4章 ローカル局での「局地戦」とネットでの「ゲリラ戦」/第5章 CM全面禁止が基本の「海外の国民投票制度」/第6章 国民投票法をどう変えるか/おわりに 南部義典
  • 破天荒弁護士クボリ伝
    4.5
    「闘うビジネス弁護士」の代表格で、人気弁護士ランキングの常連だった著者(久保利英明)の自伝的ノンフィクション。 埼玉県大宮市(現・さいたま市大宮区)の質屋の息子に生まれた正義感あふれる少年が、弁護士を目指し、企業と癒着していた総会屋や暴力団との修羅場を乗り越えてトップ弁護士になり、現在は東電原発被害賠償請求や国を相手取った1票の格差訴訟、第三者委員会調査報告書格付け、医療法人や社会福祉法人のガバナンス改革など多彩な活動に注力する姿を描く。牛島信、河合弘之、中村直人各弁護士などの証言「私のクボリ論」を多数収録。 以下は本書からの引用。 「日本一黒い顔の弁護士」 「日本一派手なネクタイと派手なスーツを着た弁護士」 もちろん、これは私のことだ。記者会見に同席する私の様子をテレビで観た人は、その発言よりも、まず容姿に強烈な印象を受けるようだ。ヤクザ相手の債権回収や総会屋相手の株主総会指導などを手掛けていたから、こうなったというわけではない。 ただ、総会屋が記憶に刻まれた私の顔を見て「あいつがいる」と逃げ腰になったことは事実。株主総会の場に私がいるだけで、魔除け、総会屋除けになった。 常に大義のために何かと闘ってきた。相手を説得するまで決して諦めない。依頼者のために全体力と全脳みそを使ってきた。自分にとって弁護士は天職であり、自分は「全身、これ弁護士」なのだと思っている。
  • 「憲法改正」の真実
    4.5
    「護憲派」・「改憲派」に国論を二分して永らく争われてきた「憲法改正」問題。ついに自民党は具体的な改憲に力を注ぎ始めた。しかし、自民党による憲法改正草案には、「改憲派」の憲法学者も驚愕した。これでは、国家の根幹が破壊され、日本は先進国の資格を失う、と。自民党のブレインでありながら、反旗を翻したのは「改憲派」の重鎮・小林節。そして彼が、自民党草案の分析を共にするのは「護憲派」の泰斗にして、憲法学界の最高権威、樋口陽一。ふたりが炙り出した、自民党草案全体を貫く「隠された意図」とは何か? 犀利な分析を、日本一分かりやすい言葉で語る「憲法改正」論議の決定版! 【目次】はじめに――なぜ、われわれ二人なのか/第一章 破壊された立憲主義と民主主義/ 第二章 改憲草案が目指す「旧体制」回帰とは?/第三章 憲法から「個人」が消える衝撃/第四章 自民党草案の考える権利と義務/第五章 緊急事態条項は「お試し」でなく「本丸」だ/第六章 キメラのような自民党草案前文――復古主義と新自由主義の奇妙な同居/第七章 九条改正議論に欠けているもの/第八章 憲法制定権力と国民の自覚/第九章 憲法を奪還し、保守する闘い/対論を終えて 主権者としての心の独立戦争 小林 節/あらためて「憲法保守」の意味を訴える 樋口陽一
  • 50年前の憲法大論争
    4.5
    本書は、昭和31年(1956)3月16日金曜日に開かれた「第24回国会 衆議院内閣委員会公聴会」の記録です。意見を聴いた案件は「憲法調査会法案について」(法案提出者は時の自由民主党幹事長・岸信介ほか60名)。改憲派、護憲派ともにガチンコの議論を展開。論旨はじつにわかりやすく、議場の緊迫した空気も伝わってきます。白熱の論戦を読みやすく編集し、昭和史研究の第一人者である保阪正康氏の解説を付しました。
  • もうひとつの「帝銀事件」 二十回目の再審請求「鑑定書」
    4.5
    本書では帝銀事件の「犯人」とされる平沢貞通が、無実なのに虚偽自白に落ちたという無実仮説、また目撃者たちも平沢を見て、「犯人と似ている」とか、「犯人だと断定する」という目撃過誤を犯したという無実仮説を提起する。もし自白と目撃について、この仮説が心理学的に成り立つとすれば、そのこと自体が検察側の有罪仮説への「合理的疑い」となるはずである。本書では、こうした戦略で目撃と自白の供述鑑定を進める。
  • 第3版 要件事実民法(2)物権
    4.5
    1巻4,466円 (税込)
    要件事実について民法の各条ごとに、判例や学説を整理・紹介した上で、具体的事例を掲げ、原告-被告相互の証明責任を裁判の流れ(訴訟物-請求原因-抗弁-再抗弁)に沿って解説。法曹関係者必読の書。全5巻中の第2巻。

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  • 増補新版 法とは何か 法思想史入門
    4.5
    人が生きていく上で法はどのような働きをするか。先人の思想の系譜を読み解き、法と共により善く生きる道を問う、法思想史入門の決定版。普遍的な道徳と個人の生き方が衝突する場での法解釈を増補。
  • 写真著作権
    値引きあり
    4.5
    デジタル時代の写真に生じるさまざまな著作権の疑問に対応!写真著作権の基本的考え方、クライアントとの契約に際しての注意事項、写真家自身が著作権を守るために気をつけるべきことなど、写真を撮る人間が押さえておくべき知識を集約した、写真家必携の書!
  • ここが変わった!改正会社法の要点がわかる本
    4.5
    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております】 「どこが」「なぜ」「どのように」変わったのかがわかる1冊! 2014年の通常国会で改正会社法が可決・成立しました。今回の改正は、2005年の会社法制定後、初の本格的な改正のため、その注目度は高く、実務に与える影響も無視できません。本書では、士業の方はもちろん、会社の経営者や法務部・総務部・経理部などの実務担当者が知っておきたい改正のポイントをやさしく解説します。 会社法制部会の全議論を網羅 改正の意義、審議過程で問題になったこと、条文解釈の仕方、改正の背景などをポイント解説 今回の改正が実務上どのような意義を持ち、今後の実務においてどのような影響を与えるかがわかる ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 刑法39条はもういらない
    4.5
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「精神障害者」の犯罪責任を免除する刑法39条。その起源を刑法史にさぐり、「理性的な人間像」と対立する「非-人間としての精神障害者」という論点を浮き彫りにする。精神鑑定が情状酌量の手段でしかない現状もふまえ、責任能力を認めないのは「精神障害者」を「人間」と見なしていないと鋭く批判し、刑法39条の廃止を主張する。

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  • シリーズ「あいだで考える」 根っからの悪人っているの? 被害と加害のあいだ
    4.4
    1巻1,760円 (税込)
    著者の映画作品『プリズン・サークル』は、日本で1か所だけ、刑務所の中で行われているTC(回復共同体)という対話による更生プログラムを、20代の受刑者4人を中心に2年間記録したドキュメンタリー。本書はこの映画を手がかりに、著者と10代の若者たちがサークル(円座になって自らを語りあう)を行った記録。映画に登場する元受刑者の2人や、犯罪被害の当事者をゲストに迎え「被害と加害のあいだ」をテーマに語りあう。
  • ここだけ押さえる!会社法のきほん 第2版
    4.4
    1巻1,386円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「会社法」の初歩的な知識を、やさしい言葉で解説。豊富なマンガや図解で、具体的なイメージをつかんで読み進められます。▽株主の権利▽TOB、M&A、コーポレートガバナンス▽起業、決算、倒産などの基本――といった、社会人として知っておきたい知識も網羅。令和元年改正会社法に対応。
  • 檻の中のライオン
    4.4
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 権力を憲法で縛る立憲主義を「権力」=ライオン、「憲法」=檻のたとえ話で解説した、いま一番わかりやすい憲法入門書。4章では安全保障関連法や緊急事態条項などの時事問題と立憲主義についても触れる。小5年以上ルビ付き。
  • 誰が殺した? 日本国憲法!
    4.4
    1巻1,430円 (税込)
    「そもそもこの本を書こうと思いたったのは、日本の未来を考えるには、やはり憲法から考えるべきだろうとの想いからでした。日本国憲法の条文を守るか変えるかという次元の、使い古された話をするつもりはありません。本当の意味での憲法を考えてみたいのです」――<本書より>
  • 死刑と正義
    4.4
    「ある日、家族が侵入者に殺害されたら」「社会の安全が揺らいだら」――。裁判員制度下、市民は正義の判断を下さなければならなくなった。何が死刑と無期懲役を分けるのか。その裁きを決める根拠とは。秋葉原通り魔事件、光市母子殺害事件、附属池田小児童殺傷事件などを手掛かりに、元裁判官が問いかける現代の罪と罰。(講談社現代新書)
  • 最高裁の違憲判決~「伝家の宝刀」をなぜ抜かないのか~
    4.4
    最高裁が法令違憲の判決を下したのは、発足後64年間でわずか8件。果たして最高裁は、「伝家の宝刀」である違憲審査権を適切に行使してきたのか? 本書は、憲法に対する最高裁の「姿勢」を浮き彫りにするとともに、歴代の最高裁長官の事績を追うことによって、違憲判決の歴史を舞台にあげる。この1冊で、違憲・合憲を判断する枠組みがわかること、請け合いである。
  • 日本一シンプルな相続対策 - 認知症になる前にやっておくべきカンタン手続き -
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    普通の家庭にある日、突然に悲劇が訪れる! 認知症という「法的な死」があるのをご存じですか? 認知症になると「財産凍結」で家族でも預金は引き出せず、実家も売れない、贈与もできない……やがて遺言書も書けなくなる。 認知症は、財産上、法的には死んだのと同じで、財産は動かせなくなり、昨今、税制改正で話題の贈与などの相続対策もできなくなります。 そればかりか、体が死ぬまでの平均10年以上の間、「財産凍結」されて老人ホームに入った後に、空き家になった実家の固定資産税や火災保険の負担がずっと続いてしまいます。空き家は荒れ放題で、近所迷惑となります。 また、そもそも、老人ホームの入居一時金が預金凍結で出せません! 実家の解体費も同じ! 子どもが負担する羽目になっても、相続のときに立替金を貰える保証はありません。 NHK文化センター10年以上満員の人気講師が警鐘を鳴らす! 最も大切なのは実際の相続前10年前後に起きる認知症への対策! 相続に関して、皆さんから受ける相談の多くは、以下の3つです。 (1)生前贈与……贈与税の110万円非課税贈与・妻への住宅贈与 (2)相続税の節税……養子・自宅の8割引き特例・生命保険の掛け方 (3)もめない遺産分割……遺言書・遺留分・「二次相続」の対策 (「二次相続」とは、たとえば父の相続後の母の相続のこと) しかし、それでは遅いのです。 認知症になると財産は凍結されて、上記の(1)~(3)ができなくなります。 なぜなら、親の預金は引き出せず、空き家の実家も売れなくなるからです。 従来の相続対策は、亡くなった後の遺産分割や相続税対策のために生前贈与が中心ですから、いわば子どもたち(相続人)のためのものです。 親のメリットはありません。 だから「財産いくらあるの?」とか「遺言書を書いて…」って親に言い難いのです。 その結果、亡くなると、財産明細が分からず苦労します。 漏れが起こり、申告でも分割でも混乱と争いを生みます。 本書の勧めるシンプルな相続対策では、「家族信託」で、贈与税がかからないように、子どもに託します。 親の預金の一部と実家を子どもが管理し、引き出すことや、売却ができるようにしておくのです。 当然、その過程で、親の財産の一部とはいえ、主だった部分を知ることができます。 これによって、親は認知症になった後の介護に心配がなくなるメリットを受けられるからこそ、親の協力のもと相続対策ができるようになるのです。 【目次】 第1章 認知症で“財産凍結” 預金も引き出せず自宅も売れない!  第2章 認知症になる前に「家族信託」で“事前相続” 第3章 「家族信託」の具体的なやり方  第4章 「遺言書」で死後のもめ事を防止  第5章 節税のための生前贈与  第6章 相続税の計算  第7章 死後の“面倒な手続”も心配なく 【著者プロフィール】 牧口晴一(まきぐち・せいいち) 昭和28年生まれ。税理士・行政書士・法務大臣認証事業承継ADR調停補佐人。 慶應義塾大学法学部卒、名古屋大学大学院 法学研究科(会社法)修了。 税理士試験5科目合格。昭和61年開業。 2015年『税務弘報』9月号で「トップランナースペシャリスト9」に選出。 税理士等の専門家向けに『牧口大学』、『丸の内相続大学校』などの講演をするほか、一般向けには「相続博士・事業承継博士」としてパフォーマンス豊かに、分かり易く、時には落語調に「楽しく」聞かせる第一人者として活動する。 また地域ボランティア活動の一環として、NHK文化センターで相続・会計・事業承継の講座を10年余り担当している。 主な著書に、『非公開株式譲渡の法務・税務(第7版)』『事業承継に活かす納税猶予・免除の実務(第3版)』『組織再編・資本等取引をめぐる税務の基礎(第4版)』(ともに中央経済社)、『図解&イラスト 中小企業の事業承継(第13版)』(清文社)等多数。
  • 問題解決ツールとしての法的思考力
    4.3
    ●社会、ビジネスでも必須の法的思考力が身につく ●優れた法律家が必ず身につけている法的思考力は問題解決の最強ツール ●法律知識よりも法的思考力。自ら考え抜き、現実の課題をクリアしていくためのツールになる
  • プリズン・サークル
    4.3
    1巻2,200円 (税込)
    受刑者が互いの体験に耳を傾け,本音で語りあう.そんな更生プログラムをもつ男子刑務所がある.埋もれていた自身の傷に,言葉を与えようとする瞬間.償いとは何かを突きつける仲間の一言.取材期間一〇年超,日本で初めて「塀の中」の長期撮影を実現し,繊細なプロセスを見届けた著者がおくる,圧巻のノンフィクション.

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  • 憲法読本 第4版
    4.3
    〈憲法がはっきりと認めていることがらについて,憲法がはっきりと認めている方法でしか,権力者は政治を行うことができない〉という「立憲主義」の解説から始まる,日本国憲法の定評ある入門書の最新版.憲法改正への声の高まる今,人権保障,権力の民主化,平和主義など世界に誇れる現憲法の考え方を深く学ぼう.

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  • 「パワハラ防止法」対応! 「職場のハラスメント」早わかり
    4.3
    2020年6月1日、いよいよ施行される通称「パワハラ防止法」。企業にパワハラ対策を義務づけるこの法律により、誰もが「パワハラなんて関係ない」とは言えない時代がやってきた。中でも特に悩みが深いのが、企業の中間管理職層だろう。「パワハラ上司」と言われずに必要な指示を出すには、どうしたらいいのか……? 本書はそんな方々に向けて、「パワハラ防止法」の概要および、パワハラの「アウト・セーフ」を説くもの。例えば……●遅刻をどのように注意したらパワハラにならない? ●できない部下に仕事を与えないのはパワハラ? ●高すぎる目標はパワハラになる? ●「ベテラン社員」への冷遇もパワハラになるの? など、具体的な事例を豊富に使って解説。さらに、セクハラ、マタハラ、ケアハラや、昨今話題の「SOGIハラ」「カスハラ」なども網羅。ハラスメント対策はこれ1冊で十分!
  • こんなところでつまずかない! 交通事故事件21のメソッド
    4.3
    交通事故事件でつまずきやすいポイントについて先輩弁護士が21のメソッドごとに自身の体験談を紹介。若手弁護士はもちろん、交通事故事件の対応に不慣れな弁護士も、必読。

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  • 憲法と世論 ──戦後日本人は憲法とどう向き合ってきたのか
    4.3
    憲法に対し日本人は、いかなる態度を取ってきただろうか。世論調査を徹底分析することで通説を覆し、憲法観の変遷を鮮明に浮かび上がらせた、比類なき労作!
  • 右も左も誤解だらけの立憲主義
    値引きあり
    4.3
    1巻831円 (税込)
    戦後70年以上も日本では憲法論議は不毛に終わっていたのか。護憲派は立憲主義を掲げて誤植も含めて一字一句変えさせないと主張し、改憲派は条文を変えることだけにこだわってきた。しかし本来の立憲主義は条文にではなく、運用にこそある。実はリベラルも保守も誤解だらけだったのである。日本の憲法観に悪弊を垂れ流した東大憲法学を完全論破し、世界各国の憲法を比較しつつ、吉野作造の「憲政の本義」に依拠して立憲主義の本質に迫る決定版憲法論!
  • 密着 最高裁のしごと 野暮で真摯な事件簿
    4.3
    司法の顔は見えにくい。でも最高裁は面白い。DNA鑑定が突き付けた育ての父と実父と母娘の関係は? 夫婦別姓はなぜダメなのか? 犯罪に向き合った裁判員の審議は無意味なのか? いずれも下級審で判断が分かれ注目を集めた判決ばかり。情理を尽くした判断をたどり現代の難題を考える。家族の、司法のあり方をデザインするその姿を追う。

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  • 増量 日本国憲法を口語訳してみたら
    4.3
    憲法改正論議が、またもや再燃しそうな気配。「日本人として一度は日本国憲法を読んでおくべきだと思うけど、意味わかんなそうだし!」というあなたに朗報。「上から目線」の憲法を、思わず笑い転げそうになる口語訳にしてみました。知らないと国民として損することもあるから要注意。エラい法学部教授もチェックしてるから、内容もお墨付き!
  • 憲法という希望
    4.3
    「憲法は日々を生きる私たちの味方です。しかし、私たちがそれをうまく使いこなさなければ、憲法を活かすことはできません」気鋭の憲法学者が憲法の歴史・理念を分かりやすく解説し、人権問題や地方自治など、現実の社会問題に対して、憲法をどのように使い活かすのかを語る。また、NHK「クローズアップ現代」元キャスター・国谷裕子氏との憲法対談も収録。「憲法」がより身近になる、日本国民必読の一冊。
  • 法哲学
    4.3
    「わかりやすく、おもしろい教科書」--謳うのは簡単、でもそれがいちばん難しい--だからこそ、挑戦しました。「そうか!」という瞬間が本書には必ずあります。なぜならあなたと一緒に徹底的に考えるから。わからないことほど楽しい、そんな知の世界へ飛び込みましょう。
  • 憲法の無意識
    4.3
    なぜ戦後70年を経てもなお改憲は実現しないのか。なぜ九条は実行されていないのに残されているのか。改憲、護憲の議論が見逃しているものは何か。糸口は「無意識」である。日本人の歴史的・集団的無意識に分け入り、「戦争の末の」平和ではない、世界平和への道筋を示す。デモで社会を変え、国際社会に九条を贈与しよう。「憲法の無意識」が政治の危機に立ち現れる。

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  • マンガでわかる! 法律の抜け穴 (1) 日常トラブル編
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 法律の急所がわかる! 法律の抜け穴をマンガで解説! 時効、示談金、いじめ、借金の帳消し法…六法を開く前にこの本で悪人の手口を知れ! 悪人も法律を知る、防衛もまた法律しかない、法律を知って強者になろう。 ▼目次 第1話 借りた金はこうやって踏み倒せ 第2話 示談金を取って、なおかつ恨みを晴らすには 第3話 品物は燃えても債務は燃えない 第4話 離婚届を水際で無効にする 第5話 借用書は人質と心得よ 第6話 裏の金は取り返せない 第7話 騒ぐ酔っ払いに制裁を加えよ 第8話 家の契約には気をつけよう 第9話 性のイジメは時代遅れ 第10話 酩酊してても契約は有効 第11話 時効をうまく使う方法 第12話 仲人の口は話半分 第13話 女は結婚のエサで釣れ 第14話 親戚は法律よりも頼りになる 第15話 ロリコンはエッチできない 第16話 手形はこわいぞ 第17話 訴訟オタクはいけません 第18話 時が過ぎれば他人のネタでも自分の子 第19話 ギャンブルによる自己破産は難しい 第20話 えっち契約書はただの紙切れ 第21話 妻の子も愛人の子も分け前は同じ 第22話 高級車には近寄るべからず 第23話 いじめの責任を法律で問えるのか 第24話 押しつけられた商品は返品してしまえ 第25話 負の相続は放棄してしまえ
  • 帝国憲法物語 日本人が捨ててしまった贈り物
    4.3
    1巻1,200円 (税込)
    「大日本帝国憲法は西洋の猿まね憲法だ」「天皇主権の帝国憲法が、国民に戦争の塗炭の苦しみを強いた」などの議論が横行している。だが、その理解は本当に正しいのか? 歴史をひもとけば、大日本帝国憲法は、幕末明治の志士・元勲たちが命を懸け、多くの人々が切望し、上下一心となってついに勝ち取ったものであったことが見えてくる。西洋列強の脅威から日本を守るために、たった一人で三千人の敵に立ち向かった高杉晋作。強固な意志を貫きつつ「万機公論」を本気で実行しようとした大久保利通。早くから憲法こそが国家の廃興存亡を決すると見抜いていた木戸孝允。そして彼らの意志を継いで真に日本の歴史に立脚した憲法を制定すべく苦闘を重ねた伊藤博文と井上毅――。大日本帝国憲法こそ、わが国の自主独立を守るための「最強の武器」だったのである。だが、しかし……。日本近代史、諸国の憲法史、さらに国際法と憲法の関係までを視野に入れつつ、帝国憲法の栄光と悲劇をすべて明らかにする意欲作!

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  • 賛成・反対を言う前の集団的自衛権入門
    4.3
    政府は憲法解釈を変更し、集団的自衛権行使への道を開く閣議決定を行った。この決定をめぐっては、賛成か反対か、まさに国論を二分する状態が続いている。「マスコミ報道は時代遅れの戦争観に基づいたもの」「日本が集団的自衛権を行使できるようになることのメリット・デメリットを冷静に考える視点が欠けている」と著者は言う。安全保障のリアリズムを知り尽くした元・海上自衛隊No.2が、戦後70年の歴史と現在の国際情勢を踏まえた大局的見地から、今私たちが知るべきことを、徹底的にわかりやすく解説。
  • 相続のミカタ
    4.3
    現在、60歳以上の人達が保有する金融資産は、日本全体の金融資産の60%にも達しているという。そんな親の財産を当てにする人達が増えた結果、遺産相続で争いになるケースが増加。本書は、相続での失敗例をストーリー形式で解説し、いざ相続に直面した時にどうすれば良いのかを伝える。「財産を隠す女」「10年間遺産争いを続けている3兄弟」「『かしこい節税』の落とし穴にはまった女性」「亡き父の『金と思い』を息子に相続させたい母親」「莫大な資産がありながらすべてを失う危機に瀕した老紳士」など、さまざまな問題を抱えた人たちの物語を通して、相続でやっておくべきこと、やってはいけないことがわかるように。財産の多い少ないにかかわらず、相続トラブルで大切な家族ともめないためにも読んでおきたい一冊。
  • はじめての憲法教室――立憲主義の基本から考える
    4.3
    「憲法は国民が守るもの」と教えられることが多い日本の憲法教育。しかし、立憲主義の本質からいえば、憲法は国家権力の暴走を縛るためのものである。このような憲法の基礎知識を踏まえつつ、憲法学者・水島朝穂が、そもそも憲法とは何か、また、“ここだけは変えてはならない一線”とは何かを考察。さらに、自民党の提案した「日本国憲法改正草案」や、読売新聞の憲法に関する意識調査などにも言及しながら、改憲議論の何が問題かを指摘する。憲法について深く知るための、必読の書!【目次】プロローグ――憲法改正を語るまえに/早稲田大学法学部「水島ゼミ」について/第一章 憲法とは何か/第二章 自衛隊と国防軍、違うのは名称だけではない?/第三章 統治について――二院制は必要か?/第四章 人権を制限する憲法改正とは?/第五章 憲法条文の読み解き方/エピローグ――憲法改正の「作法」/あとがき
  • 労働法はぼくらの味方!
    4.3
    多くの若者たちの労働相談にのってきた著者。アルバイトでも有給休暇はとれるのか、派遣でも残業代はもらえるのか、解雇を言われたときは? 若者たちが労働現場で出会うさまざまな疑問や問題点について、ていねいに解説する。働く者がどんな権利を持ち、労働法がどう使えるかがよくわかる1冊。巻末には相談窓口を付す。

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  • 憲法とはなにか
    4.3
    1巻770円 (税込)
    あなたは「日本国憲法」を読んで、一度で意味がわかりますか? 憲法論議といえば=(イコール)第九条の問題とされ、すぐに「護憲」か「改憲」か、とレッテルが貼られてしまいます。でも今の日本国憲法が抱えている問題点は第九条だけではありません。戦後50年以上いちども改正されていないために、環境権や知る権利など国際的な新しい権利についての考えがこの憲法には書かれていないのです。本書は「きょうの出来事」のキャスターを務めたジャーナリスト・櫻井よしこさんが、わかりやすい、ふつうの言葉で書いた憲法入門書です。専門家では気付かない、「日常から見た憲法の問題点」がたくさん指摘されています。私たちの憲法なのに知らないことが多すぎませんか?
  • 司法殺人 元裁判官が問う歪んだ死刑判決
    4.3
    1巻1,430円 (税込)
    元裁判官が「死刑」判決の歪みを掘り下げる! 猟奇殺人、強盗殺人、両親殺し。この3事件に典型的に現れた、冤罪もしくは「逆冤罪」の実相とは。死刑判決の核心に迫る、法律ノンフィクション!
  • 弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業
    4.3
    膨大な条文と難解な言い回しで、法律を勉強する人の間でも「難しい」と言われる民法。しかし、私たちの生活やビジネスなどの場でトラブルになった時、必ず関わってくる重要な法律だ。本書は、そんな民法の基本が、現役弁護士による2日間集中講義形式&ストーリー仕立てで、楽しくかつ短期間に身につく構成になっている。司法試験の受験生から企業の法務部門で働くビジネスマンに至るまで、はじめの一冊としては最適!
  • 泣きたくないなら労働法
    4.3
    社員は会社に労働を提供し、会社は見返りとして給与を支払う。年に2回ボーナス、定年まで働き、退職金をもらって幸せな余生……それが当たり前だった日本人の労働環境は大きく変わり、社員と会社の間でトラブルが起きることも多くなった。経営者も、サラリーマンも、不安な時代に泣き寝入りしないために、最低限知っておきたい労働法のポイントを解説。給与、ボーナス、休暇、退職、解雇etc.について、知って役立つ情報満載。【光文社新書】
  • 法と社会 新しい法学入門
    4.2
    社会においては個人の行動を規制し、秩序を維持していくことが不可欠であるが、これは主として「社会化」および「社会統制」という過程を通じて行なわれる。本書は、法を社会統制のための特殊な技術とみる立場からその社会的機能を論じ、法と他の文化領域――言語、神話、宗教、道徳などとの関係を明らかにする。古代社会や未開社会における社会秩序の問題にも考慮がはらわれており、従来の書とはやや異なった法学入門である。
  • 元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術 [改訂第4版]
    4.2
    1巻1,782円 (税込)
    憲法、民法、刑法、行政法をカバー、すらすら読めて、わかるようになる! 「法律の勉強が10倍スピードアップする」と評判の入門書のベストセラーが最新の法改正を盛り込み大幅リニューアル! 資格試験、ビジネスマン、公務員、学生のための法律を読み解くセンスとコツが身につくテキスト みんなこの本で学んだ! シリーズ累計16万部突破! 法律学習書として異例のベストセラーとなった『元法制局キャリアが教える法律を読む技術・学ぶ技術』の改訂版。第3版発行から既に5年が経過し、その間に法改正も多く行われたので、それらを踏まえて、さまざまな箇所に大幅に加筆、修正を施しています。 一番大きな改訂ポイントは令和2年4月1日施行の民法改正です。改正点について書き改めたのはもちろん、新たに、民法改正の趣旨などの話題を加えました。憲法では、プログラム規定や制度的保障の説明にページを割きました。また、刑法各論の話題として保護法益の話を1つ加えています。 定番本のイメージを踏襲しつつも、新鮮な視点で項目や表現、デザインに改良を施し読みやすさを向上させました。 法律を初めて学ぶ者は「法律用語がわからない」「条文の読み方がわからない」「勉強のしかたがわからない」といった、「そもそも」という点で壁に当たります。ところが多くの法学書では、「それくらい知っているでしょう」という前提で解説します。 例えば条文で使用される「又は」と「若しくは」の違い、「及び」と「並びに」の違いをいちいち丁寧に解説しません。しかし、これらの違いはしっかりと根拠のあるもので、この違いを知っていれば理解のスピードも格段にアップします。この本を読んでから法律を勉強するのとしないのでは、理解の早さで格段の差が出ることは必至です。 本書のコンセプトはここにあり、学説・論点の解説書か試験対策本に偏った法律学習本の市場の中で個性を発揮し、入門書の「法の読み方」ノウハウ本決定版の一段のレベルアップを図っています。学者でもない弁護士でもない、法を作っていた人だから書ける、初学者の視点に立った入門書です。 ※ 本書に記載されている法律等は、2021年10月時点の内容になっています。最新の法律条文等をお調べの際は、専門書等をご確認ください。
  • あぶない法哲学 常識に盾突く思考のレッスン
    4.2
    私が自由意思で自分の臓器を売ることがなぜ禁じられるのか? ギャグに著作権を認めたらどうなる? カジノは合法なのに賭け麻雀が違法なのはなぜ? 全人類に共通の良心なんてある? 法と道徳、功利主義、人権、国家、自由、平等……私たちが生きていくうえで目をそらさずに考えたい「法哲学の問い」を、たくさんの具体例を紹介しながらわかりやすく解説!青山学院大学の“個性派教授”による、読んで楽しい法哲学教室!
  • 日本人の法意識
    4.2
    西欧諸国の法律にならって作られた明治の法体系と、現実の国民生活とのあいだには、大きなずれがあった。このずれが今日までに、いかに変化し、あるいは消滅しつつあるのか。これらの問題を、法に関連して国民の多くがどのような「意識」をもって社会生活を営んできたかという観点から、興味深い実例をあげて追求する。

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  • 民事裁判入門 裁判官は何を見ているのか
    4.2
    この一冊で裁判の奥義と核心がわかる!学生、ビジネスパースン、実務家、訴訟当事者・関係者必携の一冊! 多くの日本人にとって、訴訟は「何だかよくわからない、あまり関係したくないもの」である。しかし、インターネットの書き込み一つで民事訴訟を提起されたり、企業でも海外取引を行えば渉外紛争に巻き込まれたりするのが現代社会である。あなたが民事訴訟に関わるとする。弁護士がその時々で何をやっているのか、当事者の供述や証人の証言を聞くときに、あなたの発言はどのような意味を持っているのか。提示された和解案にしたがうべきなのか。訴訟の流れ、各場面で何が行われているかといった知識が不足しているために、思ったような結果を得られず、後になって不満を抱く人は少なくない。本書は、元裁判官である著者が、33年におよぶ裁判官経験がなければ得られなかったリアルな司法の実態を踏まえ、訴えの提起から判決まで裁判はどのように進んでゆくのか、裁判官、弁護士が行っていることについての理解を助けようとする画期的な入門書である。信頼できる弁護士の選び方とは? 裁判官はどのように争点を整理しているのか?効果的な主張のポイントとは? 反対尋問のコツは? 新しい判例はどのように作られるか? 和解の弊害は?高裁、最高裁は機能しているか?……裁判の基礎知識から訴訟の高等戦術まで、元裁判官の城山三郎賞受賞作家が民事訴訟のノウハウを伝授する。衝撃の話題作『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』につづく強力第3弾!
  • 憲法問答
    値引きあり
    4.2
    1巻1,039円 (税込)
    憲法改正に関する議論は、これから国民単位で語られる重要なテーマ。ほかにも君が代問題、死刑制度の是非など、法にまつわる課題は山積している――。前大阪市長の橋下徹と、憲法学者の木村草太が繰り広げる「憲法問答」から、この国のあるべき姿、国際社会との協調においていかなる道を歩むべきなのかが浮かび上がってくる。10時間以上に及ぶ対談で白熱した議論は、対立構造や二元論を超えた、深みある“憲法論”となった。全国民必読の一冊! 【目次】 まえがき/木村草太 序章/対談後、アフタートーク 第1章/憲法に何を書いてはいけないのか ・政治家は憲法を読んでいない? ・憲法は国に対する義務規定 ・「法律婚尊重」の不平等性 ・間接適用説を知らない国会議員 第2章/本当の「立憲」の話をしよう ・権力の縛り方 ・立憲とは憲法を拠り所にすること ・「法の支配」とは ・最高裁人事を内閣が選ぶのは政治介入? ・教科書採択とルール ・文楽発言の真意 ・ダメなやつを辞めさせるのが民主主義 第3章/地方と憲法 大阪都構想での住民投票 辺野古移設問題と憲法 解決のカギは手続法 第4章/9条との対話(1)─「当てはめ」か「解釈」か ・あまりにも憲法ありき? ・自衛権の定義とは? ・サイバー攻撃と新しいルール作り ・72年見解は「遺産」なのか? 第5章/9条との対話(2)─「軍」なのか「行政」か ・日本には軍の規則がない? ・どうなる、集団的自衛権 ・自民党の改憲案について考える 第6章/「 護憲」「改憲」の二元論を超えて ・実は根拠のない内閣の解散権 ・憲法裁判所の必要性 ・国民に付すべきか、付さぬべきか ・「鍵」として機能する憲法 ・憲法は権力を動かすか あとがき/橋下徹
  • 誰のために法は生まれた
    4.2
    1巻2,035円 (税込)
    追いつめられた、たった一人を守るもの。 それが法とデモクラシーの基(もと)なんだ。 替えのきく人間なんて一人もいない―― 問題を鋭く見つめ、格闘した紀元前ギリシャ・ローマの人たち。 彼らが残した古典作品を深く読み解き、すべてを貫く原理を取り出してくる。 この授業で大切なことは、感じること、想像力を研ぎ澄ませること。 【最先端の知は、こんなにも愉快だ! 中高生と語り合った5日間の記録】 映画を観たり戯曲を読んだりのあと、中高生との対話がはじまる。 さぁ、本当の勉強をはじめよう。 「教養どころじゃなく、自分の価値観とか、ぜんぜん、すごい変わる授業」 「人生の大事な一部分になりました」――生徒
  • ほんとうの憲法 ──戦後日本憲法学批判
    4.2
    日本の憲法学では「国民が権力を制限することが立憲主義だ」とされ、「抵抗」を英雄視する物語が延々と語られている。あたかも憲法9条が国際法をも超越した存在であるかのようなロマン主義を流布しつつ、自衛隊や日米安保を否定し、安全保障問題を語ってはいけない裏事情であるかのように扱ってきた。なぜこのような憲法学がまかり通るようになったのか。その歴史的経緯を解明し、日本が国際社会の一員として国際協調主義を採り、真に立憲主義国家になるための道筋を問い直す。
  • 憲法と平和を問いなおす
    4.2
    日本国憲法第九条を改正すべきか否か、決断を迫られる時代が近づきつつある。しかし、立憲主義、つまり、そもそも何のための憲法かを問う視点が見落とされてきた。その核心にある問いにたちかえり、憲法と平和の関係を根底からとらえなおす。情緒論に陥りがちなこの難問を冷静に考え抜くための手がかりを鮮やかに示す。
  • 記者がひもとく「少年」事件史 少年がナイフを握るたび大人たちは理由を探す
    4.1
    殺人犯が少年だとわかるたびに,報道と世間は実名・匿名,社会・個人の責任,加害・被害の間で揺れ,「少年」像は戦後から現在まで大きくシフトした.白昼テロ犯・山口二矢から,永山則夫,サカキバラへ,そして「少年」が消えた現在までをたどり,成人年齢引き下げの中,大人と少年の境の揺らぎが示す社会のひずみを見つめる.

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  • AIの時代と法
    4.1
    仮想通貨、データ取引、シェアリングエコノミー……。AIをはじめとするデジタル技術の発展は、これまでの「法」ではとらえきれない事態を生じさせ、さまざまな課題をつきつけている。近代社会を規律してきた「法」のゆらぎは一体何を意味するのか。ビジネス法の最前線で起きている問題を取り上げながら考える。

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  • 法とは何か 新版
    4.1
    現代社会の法の体系とはどのようなものか。私たちの生活とどう関わり、どのような影響を及ぼしているのか。著者は、長く読みつがれてきた『法とは何か』(1979年刊)を構想もあらたに全面改訂、社会生活のなかの法など、データを一新するとともに、あらたに人権また国際法の分野をくわえて、現代社会人のための法学入門として提示する。

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  • 公認会計士vs特捜検察
    4.1
    1巻1,980円 (税込)
    ある日、凄腕の公認会計士が逮捕された。容疑は粉飾決算。シロアリ駆除の上場企業、キャッツ経営陣による株価操縦事件に絡み、東京地検特捜部に摘発されたのだった。カネボウ、ライブドア事件でも公認会計士が逮捕されたが、すべて容疑を認めている。だが、キャッツ事件の被告は容疑を否認して、190日間拘留される。「粉飾決算ではない」。専門の会計理論を駆使して取り調べの検事と対峙するが、検察の描いたシナリオのまま起訴される。まさに、佐藤優『国家の罠』の公認会計士版である。裁判では、会計学者から粉飾ではないとの鑑定意見が出され、他の容疑者による被告に有利な証言が相次ぐが、一、二審とも敗訴。東京高裁の控訴審判決直後、白血病の妻が急死するという悲運に見舞われるなか、上告して闘っている。その闘いの詳細を極めた被告自身の手記である。
  • 刑法入門
    4.1
    犯罪とは何であり、なぜ犯罪者には刑罰が科せられるのであろうか。また、「罪が犯された」と言うためには、どのような条件が必要なのか。刑事裁判に市民が参加する裁判員制度が導入されるなど、私たちも刑法の基本を理解することがこれまで以上に求められている。刑法学の第一人者が、犯罪と刑罰をめぐる考え方を解説する。

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  • 憲法の力
    4.1
    国民投票法が成立し、今後、憲法改正論議が活発化することは間違いない。世論調査では改憲容認派が過半数を超えると報道されているが、こと九条に限っていえば、「今のままでいい」という人たちも多数存在している。本書は、司法試験の受験指導で定評のあるカリスマ塾長である著者が、日本国憲法の特長や意義だけでなく、国民投票法、九条にまつわる議論についてわかりやすく解説。「今の憲法は捨てたものじゃない。憲法の力を見直そう」と語りかける。あなたの憲法論議のきっかけに、虎の巻に、本書をご利用ください。【目次】はじめに/第一章 このままで公正な国民投票ができるのか/第二章 美しい日本国憲法/第三章 そんなに九条を変えたいですか?/I 九条改憲賛成派の論理について/II 日本国憲法がめざす平和主義/おわりに
  • こんな日弁連に誰がした?
    4.1
    弁護士の大増員を決めたのに、仕事はまったく増えず、法科大学院を出ても、司法試験に受かるのは一部のみ。なぜ、こんな"ちぐはぐ"なことになってしまったのか?東西冷戦、バブル崩壊、司法改革-骨肉の闘いだった法曹の戦後史をひもとくことで、「日弁連の姿」をはじめて明らかにする。弁護士たちの追い求めた夢と挫折、そして、これからの弁護士の姿とは。
  • リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください 井上達夫の法哲学入門
    4.1
    1巻1,650円 (税込)
    安保法制、憲法改正、歴史問題、朝日新聞問題・・・真のリベラルは、今いかに考えるべきか。 リベラリズム論の第一人者、「怒りの法哲学者」井上達夫東大教授が、右旋回する安倍政権と、欺瞞を深める胡散臭い「リベラル」の両方を、理性の力でブッタ斬る! 【本書の内容から】 「自由主義」にあらず/「憲法九条」削除論/「護憲派」の欺瞞/「平和主義」の論理的破綻/安倍政権「集団的自衛権」の愚/リベラルからの「徴兵制」提言/「悪法」も法か/「主権国家」の必要/「白熱教室」の功罪/「世界正義論」への道/「哲学」の死 【著者「あとがき」より】  いま、「一強多弱」と言われる自民党の圧倒的優位の下で、安倍政権による政治の右旋回が急速に進む一方、野党勢力は民主党も他の諸党も党派間・党派内で右から左まで分裂し、リベラルな対抗軸は結集されていない。 それどころか、慰安婦報道問題等での不祥事を契機とする朝日新聞へのバッシングに象徴されるように、「リベラル嫌い」が、「右翼」や「ネトウヨ」の枠を超えて、一般の人々の間にも広がっている。しかし人々に迷いもある。たしかにリベラル派を気取るメディアや知識人は胡散臭い。でも強引に右旋回する安倍政権とそのシンパにも危うさがあり不安だ、と。  リベラリズムの哲学的基礎を解明し、その観点から法と政治の問題を考察してきた私には、まさにいま、この状況下でこそ、リベラリズムの原理とは何かを一般社会に対して説明し擁護する知的・実践的な責任があるのではないか。いつやるのか。いまでしょう。(中略)本書は、現下の政治状況に対する応答を動機としているが、単なる時局論ではない。時局的問題にも論及しているが、主たる狙いは、時局的問題を読者が自ら筋道を立てて原理的に考察するための哲学的視座を提供することである。
  • 冤罪と裁判
    4.1
    日本の刑事裁判は、じつは世の中の水準からみると、いろいろと遅れたところがある。起訴された事件の有罪率は99.9パーセントと驚くほど高いが、有罪とされた元被告人のなかに無実の人々がかなり含まれているのではないか、というのが私の心の奥底からの関心事である――〈「はじめに」より〉(講談社現代新書)
  • 「大岡裁き」の法意識~西洋法と日本人~
    4.1
    日本人にとって法とは何? 現行法はわれわれの法意識に合ったものなのか? 司法改革が突き進むいま、長い間法学者たちが議論してきたこれらの問題を、改めて問い直す。
  • これが憲法だ!
    4.1
    風雲急を告げる憲法改正。斯界をリードする憲法学者と政治学者が、9条、集団的自衛権、日米安保、人権など主要争点を徹底的に議論した。「憲法は国家という法人の定款である」「護憲派も改憲派も条文にこだわりすぎ」「絶対平和主義は立憲主義に反する」「アメリカもフランスも押しつけ憲法」「憲法解釈は芸である」などなど。目からウロコの発言を読めば、あなたも憲法改正に一家言を持つ専門家に。
  • はじめての破産法(第5版)
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 はじめの一歩はこの1冊から! 語りかける解説+黒板メモ式のわかりやすい法律入門書です。 【この本の特色】 1 語りかける講義口調で読みやすい 2 開いてすぐポイントを見つけやすい 3 コンパクトなサイズに重要条分も掲載 4 細部まで見直し、より適切な解説に 平易な言葉づかいのため、どなたでもすぐに破産法の全体像をつかめます。 はじめて破産法に触れる人にぴったりな本です。
  • ChatGPTと法律実務
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    2022年11月のローンチ以降、急速に台頭する対話型生成AIの雄、ChatGPT。その圧倒的な利便性から、官公庁・民間企業から教育、クリエーションの現場まであらゆる領域において利活用が試行錯誤されているものの、そのリスクや法的な課題はまだまだ不透明なところが多いのが現状です。個人情報や営業秘密といった機微な情報を取り扱う弁護士業務や企業法務の現場であれば、なおいっそうそのような懸念は大きいことでしょう。著作権などの知財リスクも無視できません。  しかし、2040年代までを見据えれば、多かれ少なかれこのようなAI技術がリーガルテックプロダクトへの組み込みといった形で弁護士業務や企業法務にとって「当たり前」のものになるのは確実であり、今日の段階から適切な「付き合い方」を見極めつつ実践していくことが、法律にかかわるあらゆる職業の生き残りと、さらなる発展の鍵となる――。本書はこのような未来予測をもとに、現段階のChatGPTを、その技術的制約やリスクを踏まえつつ、弁護士や企業法務といった法律業務においてどのように利活用していくべきかを指南。分野の先端をいく実務経験と膨大なAI法研究に裏打ちされた確かな知見がChatGPT時代の羅針盤となる、すべての法律実務者にとって必読の一冊。
  • 図解ポケット 成年後見制度がよくわかる本
    値引きあり
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 成年後見制度とはどのようなものかをわかりやすく解説します。
  • 三代目司法書士乃事件簿 増補版
    4.0
    1巻704円 (税込)
    誰もが当事者になりうる家族トラブルの事例を分析 司法書士の実務には、トラブルを予防するためのヒントが満載。 誰もが直面しそうな「事件」を示しながら、 専門知識を分かりやすく解説した1冊。

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  • 被害者家族と加害者家族 死刑をめぐる対話
    4.0
    弟を殺害した死刑囚と面会し対話を続けた原田氏.オウム真理教・教祖の娘として大学への入学拒否など社会から排除されてきた松本氏.立場が異なりながらも,事件に巻き込まれ差別や孤立を強いられてきた二人の対話から見える,この国の形とは.被害者を置き去りにしながら加害者への憎悪を煽り,死刑を存置する社会を問う.

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  • 図解で早わかり 最新 土地・建物の法律 基本と手続きがわかる事典
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 売買から建築・賃貸・マンション管理・担保まで。土地・建物の契約や管理、運営のために知っておきたい法律知識を網羅。「不動産登記法」「宅建業法」「賃貸住宅管理業法」などの最新の改正に対応。本書で、最新の土地・建物の法律問題がわかる。
  • 攻めの法務 成長を叶える リーガルリスクマネジメントの教科書
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2023年3月に発刊した書籍の電子書籍版です。 日米の法務の知恵がここに融合。法律家・法務部門のポテンシャル、総開花。 条文を引くように、誰しもが独学できる「攻めの法務」の基本書、心を込めて、あなたへ。 × リーガルリスクがあるから“NO” ◎ “YES” を実現するため、法務・法律家として伴走します! 企業が成長するために必要な、「攻めの法務――リーガルリスクマネジメント」の方法・プロセスを、マンガと講義で体系的に学習できる。 米国企業AirbnbのLead Counsel・日本法務本部長に就く著者が、自らの知識・経験を注ぎ込んだ、企業法務の新しい「教科書」。 【マンガ編のストーリーで「リーガルリスクマネジメント」のプロセスを追体験!】 〈あらすじ〉 大手法律事務所のアソシエイト弁護士である堤かおりは、指示を受けて業界No.1営業代理店「デンエイ」の法務部に出向。事業部の契約書や提案に対し「リスクがあるから“NO”」と回答する日々を送っていた。そんなある日、アメリカ帰りの弁護士・加古川が法務部にやってきて、かおりの「NO」に待ったをかけるようになり……? 【読者参加型の講義編で「リーガルリスクマネジメント」の実践方法を立体的に解説!】 ■BUSINESS LAWYERS主催の「伝説の講義」を再編成!演習問題で、「攻めの法務」を実践レベルに導く。 ■「リスクの特定/分析/評価/対応」について、クライアントへの助言方法も含めて解説。 ■演習問題では受講者から出た回答例も収録。自分の回答と比較することで、企業法務の初任者・ベテランを問わず、認知のバイアスに気づくことができる。 【5大法律事務所パートナー含む、学者・弁護士・ヘッドハンター・法務役員・経営者が推薦!!】
  • 特捜検察の正体
    4.0
    「まさか、特捜検事が相手の話をまともに聞こうとせず、脅しやだましによって、あらかじめ用意した供述調書に無理矢理サインさせるとは思わなかった」(村木厚子・元厚労省事務次官)  村木厚子、角川歴彦、小沢一郎、カルロス・ゴーン、堀江貴文、鈴木宗男らの弁護を担当した、検察が最も恐れる「無罪請負人」が、冤罪を生み出す日本最強の捜査機関の「危険な手口」を詳細に解説する。 手口1 ストーリー優先の証拠集め 手口2 供述調書は検事が「作文」 手口3 別件捜査で相手の弱みをつく 手口4 客観的事実にはあえて目をつむる 手口5 不都合な証拠を隠蔽・改竄・破棄 手口6 マスコミ捜査で犯罪者に仕立てる 手口7 長期勾留で心身ともに追い込む 手口8 家族や部下を人質にして揺さぶる 手口9 ニセ情報を与えて、記憶を捏造 【本書の内容】 はじめに 序 章 特捜事件とはなにか 第一章 修正不可能! 検察官ストーリー強要捜査 第二章 裏司法取引 第三章 「人質司法」という拷問 第四章 マスコミ情報操作で「犯罪者」を作り出す 第五章 裁判所を欺く姑息なテクニック 第六章 特捜検察は変わっていない 第七章 さらなる暴走を食い止めるには あとがき
  • 離婚事件における 家庭裁判所の判断基準と弁護士の留意点
    4.0
    ◆離婚事件に精通した現役裁判官と弁護士が双方の視点で解説! ◆家庭裁判所の判断基準の原則を示すとともに、例外が認められるケースを掲げることで、家裁実務のスタンダードを可視化! ◆相談開始から終局後までの弁護士業務の留意点や必須知識がわかる!
  • 知らないではすまされない日本国憲法について池上彰先生に聞いてみた
    4.0
    1巻1,589円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 憲法の条文に何が書かれているのか? 条文をめぐって、これまでどういう論争があり、どんな法律が生まれてきたのか、そもそもなぜ、憲法が存在するのか? などを、池上先生がわかりやすく解説。改正議論以前に知っておきたい「憲法」にまつわる基礎知識。
  • 法と経済学
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【第一人者の手による、もっとも信頼できる教科書[完訳]】  本書は、法と経済学に関する詳細な教科書であり、取り上げられている法分野は、所有権その他の物権法(知的財産権法を含む)、事故法(過失による不法行為に関する法)、契約法、訴訟法および刑事法といった広範な領域に及ぶ。また、本書の最後のパートでは、法と経済学の規範的な基礎となっている厚生経済学について解説しているほか、伝統的な法学において重要視されている道徳あるいは公正の観念についても、興味深い洞察が展開されている。  本書の目的は、法学や経済学の専門知識を持たない者にも、法と経済学の内容を分かりやすく伝えるところにある。そのため、微細な法理論に立ち入ることもないし、高度な数学を用いた分析も(脚注を除けば)登場しない。したがって、本書の内容は、法律の専門家あるいは経済学者だけでなく、法制度や経済学に関心をもつ一般の読者にもお勧めできるものである。また、法制度が個人の行動、ひいては社会全体にどういう影響を及ぼすかをシステマティックに分析する法と経済学の手法は、本書で扱っている基本的な法制度の分析だけでなく、あらゆる政策判断に応用できるものである。その意味で、本書は、立法や政策の立案に携わる人々にも、ぜひ手にとって頂きたい。(「訳者まえがき」より抜粋) 【日本語版の特色】 ●訳注で日本法の内容およびアメリカ法との異同を説明。 ●重要語句は、かっこ内で原語を明示し、索引にも掲げた。 ●原著の膨大な引用文献をすべて掲げた。 ●理解を容易にするため一部で図表を加えた。 ●巻末に「数学の補足」を置き、本書に関連する数学の説明を付け加えた。
  • ゼロから信頼を築く 弁護士の顧問先獲得術
    4.0
    1巻2,860円 (税込)
    【常時顧問先100社近く! 人気顧問弁護士が明かす!】 弁護士の「顧問契約」獲得のコツについて、人気顧問弁護士が解説! 営業はどうもニガテ、大企業とのコネもない、特殊な専門分野もない……。 それでも、今から出来ることがあります。 本書では「再現性」にこだわり、手元から実践できる顧問先獲得のコツを具体的に解説! ◎顧問先との出会い方を具体的に紹介! ◎顧問先獲得の過程でやりがちなリアル失敗談を公開! ◎良好な関係を続ける顧問先とのお付き合い法を伝授! ◎顧問契約書、顧問先へ渡す連絡先一覧など、書式も充実!  ……ほか多数! →ぜひ、詳しくは目次をご覧ください!

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  • 負動産地獄 その相続は重荷です
    4.0
    資産を巡るバトルでも相続税対策でもない。 親が遺した「いらない不動産」に悩まされる新・相続問題が多発! 戦後三世代が経過していく中、不動産に対する価値観が激変。 これまでは相続財産の中でも価値が高いはずだった不動産が、 誰も住む予定がなく、借り手も買い手も現れない「負動産」に。 団塊世代が後期高齢者に突入した今、「いらない相続」は他人事ではないのです。 戸建て住宅やマンション、別荘、都市農地、山林など、 不動産のプロが、「負の相続」にならないための解決策を提言! 【目次】 まえがき 「いらない相続」はあなたにも降りかかる 第1章 激増する「いらない相続」 「老老相続」~偏在する高齢者財産と受け取れない子供/相続登記義務化がもたらす悪夢/都市農地の相続で路頭に迷う深刻な事情 ほか 第2章 相続対策が不動産問題を生む 少子高齢化の日本で貸家が増える不思議/需要のなくなる相続後のアパートを待つ未来/相続後に襲いかかるローン返済地獄 ほか 第3章 いらない不動産 どうにもならない地方の実家/郊外ニュータウン一戸建て住宅相続/老朽化マンションという置き土産 ほか 第4章 おひとりさまの相続 おひとりさまの相続人は誰?/おひとりさま資産をめぐるトラブル/おひとりさま相続対策 ほか 第5章 「負の相続」にならないために 絶対にやるべき親子会議/知っておきたい空き家売却の基礎知識/いらない土地は国庫に帰属させられるようになる? ほか 第6章 相続をどうすればよいのか 世界最高水準のニッポンの相続税/財産移転の早期化が日本を活性化する/国土の絵図を描きなおそう ほか
  • SNS別 最新 著作権入門:「これって違法!?」の心配が消える ITリテラシーを高める基礎知識
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    著作権を知らないがゆえの、SNS上でのトラブルが起こりやすくなっています。 クリエイター職に限らず一般の人もSNSで発信することが簡単になったため、誰もが被害者にも加害者にもなり得る時代です。 企業の公式アカウント運営も必須になってきており、クリエイターじゃなくても、仕事としてSNSを活用する人は急増しています。 著作権上グレーの行為は多々あり、企業や官公庁が行うと炎上することも! さらに、SNS各社のガイドラインや利用規約にも従う必要があります。 本書はそんな時代の複雑な著作権の世界を「中学生でもわかる」レベルにかみ砕いて解説できるYouTuber弁護士が、様々な具体事例を紹介しながら、SNSに特化した最新情報を学べます。 他人の作品を正しく利用する方法や炎上した時の対処法まで掲載した画期的な一冊です。 巻末には各社の利用規約のチェックしたいポイントをまとめています。
  • コンプライアンスリスクに対するリテラシーの高い組織をつくる~激動の時代を生き抜くための唯一の不祥事予防法~
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    企業の不祥事を予防したい経営者・管理職・コンプライアンス部門を対象に、組織のコンプライアンスリスクに対するリテラシーを高め、不祥事を予防するための方法を、著者の現場コンサルティングの経験を踏まえて解説。

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  • 認知症700万人時代の失敗しない「成年後見」の使い方 第2版
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】 成年後見について知るなら、この1冊! 認知症の人の財産管理・見守り、遠距離介護、相続、空き家問題、おひとりさまの老後――2025年には認知症高齢者が700万人を超えるといわれ、家族や自分の「もしも」への備えは、誰もが避けられない問題です。 成年後見は、認知症や障害により判断能力が不十分になった人の財産管理や生活をサポートする制度ですが、「悪徳後見人に財産を取られそうで怖い」「手続きが難しそう」などのイメージが先行して利用をためらう場合も少なくありません。 一方で、預貯金口座の解約や不動産の処分などの際に慌てて後見人をつけたら、本人や家族に不都合が生じてしまった……というケースも。 本書は、社会福祉士と行政書士の資格を持ち、福祉と法律の両面から後見業務をおこなう著者が、成年後見制度についてわかりやすく紹介。 ・どんなときに後見が必要になるの? ・後見人は何をしてくれるの? ・後見人がついたら、本人や家族の生活はどう変わる? ・利用のメリット・デメリット、トラブルを防ぐコツは? ・成年後見制度を利用する以外の方法はある? ・任意後見や家族信託との違いは? ・老後に備えて何をすればいい?……etc. 多くの人が感じる疑問や不安について、事例や図表をまじえながら詳しく解説。家族や自分に合った方法を見つけ、制度を活用するために知っておきたい知識がつまった1冊です。 【目次】 序章●「成年後見」を知らずに、年はとれない! 1章●「成年後見」って何ですか? 2章●認知症の家族の生活を守る――法定後見 3章●自分の老後は自分で決めたい――任意後見 4章●「後見人」って何をする人? 5章●知らなきゃ損する、成年後見トラブル事例 終章●自分らしく生きよう 【著者】鈴木 雅人(すずき・まさと) 「人生最期の付添人」 社会福祉士・行政書士(リーガルソーシャルワーカー®)。みそら行政書士・社会福祉士事務所代表。 大学卒業後、役所の相談窓口や在宅介護支援センター、地域包括支援センターで、社会福祉士としてシニア世代の生活・認知症・介護・財産問題などの相談対応に従事。その中で、福祉的支援だけでなく法律的な準備やサポートの必要性を実感し、行政書士資格を取得。福祉と法律の両面からシニア世代や障害者の「自分らしい生活」を支える後見人として15年以上活動し、相談件数は10,000件以上。成年後見・遺言・相続などをテーマとした講演活動もおこなう。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • サイト別ネット中傷・炎上対応マニュアル<第4版>
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    ネット上のトラブルは、突然生じて、現実世界に想像以上の影響を与えます。個人の場合には、家族や友人、学校や職場などの現在の人間関係だけでなく、進学、就職、結婚などの未来の人間関係にまで、ダメージを与えることもあります。会社の場合には、顧客や取引先との関係の悪化、売上の減少だけでなく、事業そのものが続けられなくなることもあります。 そのような大きな被害をもたらす嫌がらせの書込み・画像・動画は、どうすれば消せるでしょうか。投稿した人物は、どうすれば探し出せるでしょうか。 この本は、そのようなネットトラブルから自分や会社を守る1冊です。 前半では、10の具体例をもとに、「削除依頼」と「開示請求」という中傷への2つの対応策と、炎上が起きたときの対策や予防策を解説。 後半の第6章では、約30の有名サイトへの対応について、一般ユーザーの方や企業の法務担当者の方にも一見してわかるように、実際の画面に沿って、削除依頼などに必要な操作方法や入力する内容を丁寧に説明。実際のサイトを見ながら読むと、抱えている問題を今すぐに解決へ導きます。 第4版では、令和3年プロバイダ責任制限法の大改正に対応するとともに、炎上対応も全面改訂を施し、さらに使いやすい1冊になりました。
  • マンガ 弁護士のための史上最悪の離婚事件
    4.0
    弁護士のための、マンガでわかる実務の落とし穴!  「史上最悪」を知れば、どんなトラブルも怖くない! 依頼者と相手方の感情が激しくぶつかる離婚事件。 新人・若手弁護士にとっては法律面はもちろん、 依頼者の感情面にも注意を払わないと、実務で痛い目に遭ってしまいます。 本書では、法律相談、依頼者対応、証拠集め、調停、訴訟、そして和解……と、 事件処理の各段階で、主人公・梶弁護士に13の災厄が襲いかかります。 追い込まれる梶弁護士は、無事に事件を終わらせられるのか? 弁護士兼漫画家が描く、離婚事件の注意点・トラブルの詰め合わせ! フィクションで「史上最悪」を知ることが、あなたの免疫になる!

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  • 社会保障のトリセツ
    4.0
    1巻1,485円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 医療・年金・介護・労災・失業・障がい・子育て・生活保護──。各ライフステージや様々な生活上のニーズに応えるべく用意された、多種多様な社会保障制度。しかし、「むずかしい! ぜんぜんわからない!」「絵とか図とかで、分かりやすく説明してほしいな…」「考えもしなかったことが起きたんだけど、どうしよう…」「役所に行っても、そもそも何を聞けばいいか、わからない…」役所の窓口などで、こんなふうに思われた方も多いことでしょう。  そんな時は、この本を開いて「お悩み別フローチャート」をたどってみてください。その先では、イラストや図表を使って、複雑な社会保障制度のしくみを誰にでもわかるよう、説明しています。そうしたら、次は「この本の、このページの社会保障、私にも使えますか?」と、役所の窓口で聞いてみてください。きっと、あなたに最適な制度が見つかるはずです。社会保障法が専門の大学教授がおくる、信頼の内容です。
  • 検察審査会 日本の刑事司法を変えるか
    4.0
    日本の検察審査会は世界でも類を見ない独特な機関だ.11人の市民で構成されるこの組織は,絶大な権力を握るプロの検察官が下した不起訴処分を検証し,事件の再捜査および起訴すべきかを決定する.裁判員制度と違い,強制起訴の権限を付与されその重要性がようやく認知され始めたばかりの検察審査会の初の体系的な分析を示す.

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  • わたし生活保護を受けられますか
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    「わたし生活保護を受けられますか」 全国対応、24時間365日、1日も休むことなく生活保護申請サポートをする特定行政書士の三木ひとみさんの元には、今日も生活に困窮した人たちから悲痛なメールが入ります。 そして、「これで生きていける 生活保護のおかげで生きていける」と感謝の声も次々と 。生活保護申請サポートは10,000件に及び、「生活保護」分野で士業界隈では知らない人がいないほどの著者が、このたび初めて「申請から決定まで」を事例で分かりやすく解説する本を出版します。 本書には、「裏技」も「特別な方法」も載っていません。 著者の思いは、「1日3食を取る生活が送れていないのであれば、今住んでいる地域の生活保護担当窓口に行き、決して絶対に諦めないで、申請してください」。 そして、申請に至ることができずに、困窮から抜け出すことのできない原因となっている世の中の「誤解」や「偏見」について、法令に忠実に事例を紹介しながら解説していきます。
  • 増補版 自衛隊と憲法
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ロシアによるウクライナ侵攻により、 世界で軍事的緊張が高まるなか、 「敵基地攻撃能力・防衛能力」「核保有・核共有」 「集団的自衛権行使」などをどう考える? 安全保障政策と憲法9条との関係は? 自衛隊は憲法に明記すべきなのか? 自衛隊と憲法の関係を中心に、憲法改正の論点を歴史的に整理した『自衛隊と憲法』の大幅増補版。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、ロシアの武力侵攻の国際法的な評価、憲法9条と日本の防衛の関係、「敵基地攻撃能力・防衛能力」や「核保有・核共有」といった、いま注目されているキーワードなどについての補足を追加。さらにコロナ対策にからめての緊急事態条項や、同性婚についてなど昨今の憲法関連のトピックもあわせて解説。 世界に軍事的な緊張が高まる危機的状況のなか、過度な極論に振れることなく、冷静な安全保障議論のための情報を整理する。 【目次】 序章 憲法改正の手続き 第一章 国際法と武力行使 ──第一章補足 ウクライナ侵攻と国際法 第二章 憲法9条とその意義 ──第二章補足 平和のための規定は憲法9条だけではない 第三章 政府の憲法9条解釈 ──第三章補足 憲法9条と敵基地攻撃能力(反撃能力) 第四章 裁判所の憲法9条解釈 ──第四章補足 憲法9条と核兵器 第五章 自衛隊関係法の体系 ──第五章補足 集団的自衛権行使容認の曖昧さ 第六章 2015年安保法制と集団的自衛権 ──第六章補足 自衛隊員の存立危機事態防衛出動命令無効確認訴訟 第七章 自衛隊明記改憲について ──第七章補足 専守防衛と集団的自衛権 第八章 緊急事態条項について ──第八章補足 コロナ対策と緊急事態条項 第九章 その他の改憲提案について ──第九章補足 同性婚と憲法24条 「今回の増補版は、2022年2月のロシアのウクライナ侵攻を受けたものです。ロシアの侵略行為は、世界中に衝撃を与えました。日本でも、ウクライナへの連帯とロシアへの非難が高まる一方、今回の武力侵攻の国際法的な評価、憲法9条と日本の防衛の関係、「敵基地攻撃能力・防衛能力」や「核保有・核共有」といったキーワードに注目が集まっています。そこで、第一版の記述を一部修正するとともに、各章末に、最新の問題や安保法制後の動きを受けた「補足」を執筆しました」(「増補版まえがき」より)
  • 抗告・異議申立ての実務
    4.0
    1巻8,250円 (税込)
    ◆抗告・異議申立ての理論上の問題、運用面における留意事項を解説! ◆条文からだけでは分からない司法の考え方の方向性をまとめた書籍! ◆元裁判官・現職裁判官による、抗告・異議申立手続の指針となる書籍!
  • 虐待・DV・性差別・災害等から市民を守る社会的弱者にしない自治体法務
    4.0
    1巻3,960円 (税込)
    社会的弱者を創り出さないために、社会モデルに基づき各種法令の解釈・運用・具体の制度を示し、すべての職員に必要な多様な住民の視点、危機管理マネジメントの視点、学際的視点を提供する。

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  • マンガでわかる あなたを狙う消費者トラブル40例
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【弁護士が教える】18歳から知らなきゃヤバイ! 契約の落とし穴 2022年4月から18歳以上が成年となり、民法上の契約が可能になります。 クレジットカードを作って商品を購入したり、株の売買をすることができるようになりますが、一旦交わした契約は簡単に取り消すことができません。 とくにインターネット上での契約はトラブルになりがちで、中高校生からの消費者教育の必要性が高まっています。 本書では、インターネット通販による契約トラブルから投資詐欺まで、40の被害例をマンガで紹介し、弁護士による解説を付けました。 うまい話に飛びついて後で泣かないために、18歳から高齢者まで知っておきたい契約の知識を楽しく正しく学べます。 第1章 便利なネットやスマホでこんな目に! CASE1 インターネット通販 ―入手困難の人気ゲームをネットで発見? CASE2 チケット転売 ―人気ライブのチケットをオークションで購入? CASE3 ガチャ課金 ―ガチャを回して強い仲間をゲット? CASE4 サクラサイト ―誤送信メールのおかげで芸能人と友達に? CASE5 ワンクリック請求 ―年齢確認をクリックしたら契約が成立しちゃう? CASE6 フィッシング詐欺 ―宅配業者から届いたショートメールの正体は? CASE7 なりすまし ―プリペイドカードの購入をSNSで頼まれたら? CASE8 内職商法 ―サイトにお金をかければネットショップで稼げる? CASE9 ペニーオークション ―入札しても落札できないオークションって? CASE10 暗号資産(仮想通貨) ―アプリで出会った女性に紹介された仮想通貨? CASE11 架空請求 ―身に覚えがないのに料金未納で訴えられた? 第2章 こんな契約するつもりはなかったのに! CASE12 デート商法 ―買わないと二人の愛は終わってしまうの? CASE13 ネガティブ・オプション ―注文もしていないのに勝手に送り付けてきた? CASE14 キャッチセールス ―街を歩いていたら声をかけられて? CASE15 点検商法 ―家を点検してもらったらあちこち工事が必要に? CASE16 アポイントメントセールス ―当選したはずの景品を受け取りに行ったら? CASE17 催眠商法 ―締めきった会場で熱気に満ちた販売会? CASE18 展示会商法 ―入場無料の展示会を見るだけのはずが? CASE19 霊感商法 ―開運ブレスレットを買えば幸運になれる? CASE20 スカウト詐欺 ―スカウトされて憧れのインフルエンサーに? CASE21 会員権商法 ―お金を預けて会員になれば温泉旅館がタダになる? CASE22 暮らしのレスキューサービス ―突然のトイレ詰まりも業者を呼べばもう安心? CASE23 定期購入 ―お試し価格のサプリを気楽に購入したつもりが? CASE24 セミナー商法 ―無料の就活セミナーに参加したはずなのに? CASE25 必勝法商法 ―ギャンブルで勝つ方法を特別に教えてもらえる? 第3章 投資のつもりだったのに話が違う! CASE26 原野商法 ―原野を高く売るために隣の土地を買う? CASE27 未公開株詐欺 ―未公開株を購入すれば上場して大儲け? CASE28 ソーシャルレンディング ―将来性のある会社にインターネットで投資? CASE29 被害金回復の二次被害 ―騙し取られたお金を業者に頼んで取り返す? CASE30 オーナー商法 ―健康器具を購入してレンタルオーナーに? CASE31 カーシェア投資 ―自己資金ゼロで憧れの外車が手に入る? CASE32 不動産サブリース ―高額ローンを組んでアパートのオーナーに? CASE33 匿名組合投資 ―匿名組合に投資すれば分配金が毎年10%も? CASE34 回転売買 ―株の売買は証券会社に任せておけば安心? CASE35 FX取引 ―FX取引はロスカットでいざというときも安心? CASE36 ノックイン債取引 ―老後資金は高利回りな債券で安全に運用? CASE37 先物取引 ―先物取引は証拠金で大きく儲けられる? 第4章 いつの間にか自分が加害者に! CASE38 マルチ商法 ―自分が儲かったら友達も誘うべき? CASE39 虚偽申告 ―ウソの年収を申告してマンション投資できる? CASE40 高収入バイト ―高収入バイトのはずがいつのまにか加害者に? 第5章 契約について教えて! 1 契約ってなに? 2 成年年齢の引下げで何が変わるの? 3 悪質商法・契約トラブルの被害に遭ったら?
  • 刑法的思考のすすめ~刑法を使って考えることの面白さを伝えたいんだよ!
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    法を使って問題を解決していく、 論理的かつクリエイティブな<思考戦>を体験せよ! ポップでエキサイティングな法学講座開講! 有罪か? 無罪か? 刑法の現場ではギリギリの思考戦が繰り広げられている。 「刑法的思考」とはその数多の思考戦の中から抽出された ロジカルシンキングの結晶のようなもの。 物事を論理的に考え、批判的に検討し、多角的に分析する、 そのような思考の補助ツールとなってくれる。 本書では、実際の事件や事例から 刑法を使って考えることの面白さを熱量たっぷりにお伝えします!
  • 戦争と国際法を知らない日本人へ
    値引きあり
    4.0
    1巻693円 (税込)
    【ご購入の前に】本書は1997年に徳間書店より刊行された『世紀末・戦争の構造』を改題した新装版です。 副島隆彦氏推薦・解説 「いまこそ大天才・小室直樹に学べ!」 日本人の外交・戦争オンチは国際法の無知に理由がある。 戦争、国際政治、国際法は三位一体でないと理解できない。国際経済も加えれば四位一体となる。 国家(ネーション)ができる前に、すでにヨーロッパには国際社会が存在していた。 そのヨーロッパにおけるキリスト教共同体からいかにして、国家、資本主義、近代法、戦争が生まれたか。 本書はその根源にある宗教を徹底分析したものである。 そしてヨーロッパで生まれたこの怪獣は、世界中に広まり、新環境に応じて姿を変じていった。 この怪獣の変貌を追跡し、その意味を真に把握する。 でないと……我々は気がつけば戦場に立っていたという羽目に陥ることだろう。 不世出の大天才・小室直樹だから解明できたヨーロッパ近代の根本原理。
  • ジョイント・ベンチャー戦略大全 改訂版―設計・交渉・法務のすべて
    4.0
    大学の研究者と企業の実務家の12年に及ぶ研究の集大成、待望の改訂版。 JVを成功に導くための知恵を実務の流れに合わせて体系的に整理した実用書。 2013年に刊行され、ロングセラーとなった実務家必携の1冊をアップデート。 【本書の優れた特徴】 ・法と経済学の観点からパートナー間の交渉を体系化しており、JVの実務の全体像を俯瞰できる。 ・相手方パートナーの利益にも配慮しつつ、交渉を成功裏に進めるための留意点を把握できる。 ・裁判例や新聞記事等に表れた係争事件、実務経験の裏付けのある研究成果を多数紹介。過去の事例からの教訓も得られる。
  • 教えて伊藤先生! 憲法改正って何?
    4.0
    1巻1,089円 (税込)
    本書は、ごく一般的な読者(憲法を読んだことも、学んだことも、問題意識をもって考えたこともあまりない)を対象に、憲法改正について考えるきっかけを与える1冊です。子供から大人まで、改憲について理解できるようにイラストを豊富に使い、やさしく丁寧に解説しています。憲法の前文・9条・96条のわかりやすい口語訳付き!

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  • 憲法講話
    4.0
    憲法学者・美濃部達吉(1873―1948)が,「健全なる立憲思想」の普及を目指して,国家法人説の見地から明治憲法を一般読者へ向けて体系的に講義した書(初版1912年).天皇機関説を打ち出した本書は,天皇主権説論者との論争を呼び,のちには美濃部の学説が否定されていく.1918年の改訂版に基づく.(解説=高見勝利)

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  • 会社法のツボとコツがゼッタイにわかる本[第2版]
    値引きあり
    4.0
    1巻792円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2021年施行、会社法(2019年改正)に対応。上場会社の取締役に対する株式・新株予約権報酬の決定方法/上場会社における社外取締役の設置の義務付け/株式交付制度の新設/株主総会資料の電子提供制度の創設
  • ルポ 死刑 法務省がひた隠す極刑のリアル
    4.0
    世論調査では日本国民の8割が死刑制度に賛成だ。 だが死刑の詳細は法務省によって徹底的に伏せられ、国民は実態を知らずに是非を判断させられている。 暴れて嫌がる囚人をどうやって刑場に連れて行くのか? 執行後の体が左右に揺れないよう抱きかかえる刑務官はどんな思いか? 薬物による執行ではなく絞首刑にこだわる理由はなにか? 死刑囚、元死刑囚の遺族、刑務官、検察官、教誨師、元法相、法務官僚など異なる立場の人へのインタビューを通して、 密行主義が貫かれる死刑制度の全貌と問題点に迫る。 ●「勘弁してください」刑務官が涙する刑場の業務 ●絞首刑を再現した実験では頭部が切断 ●最期に会う牧師の苦悩「殺人に加担して赦されるのか」 ●確定囚78人が自筆で答えた獄中アンケート ●囚人が目撃した、刑場へと連行されるオウム元幹部 ●死刑制度が国家にもたらすプラスとマイナス ●執行方法を定めた法律は明治6年のもの ●極刑を望まない被害者遺族が浴びたバッシング
  • 集客力がアップする! 弁護士のためのネット広告入門
    4.0
    1巻2,750円 (税込)
    ネット広告が、「依頼がない弁護士」を「選ばれる弁護士」に変える! ネット広告に注力してきた弁護士が、  「依頼者に好まれる広告の作り方」「効果的な弁護士紹介文」「問い合わせを受任に繋げる方法」等、成功する弁護士広告のノウハウを明かす! 【著者のコメント】 弁護士広告は、売り上げを伸ばす手段であるだけでなく、弁護士と社会をつなげる架け橋でもあります。 また、弁護士広告を通じて、自分の強みをより伸ばすこともできます。 公私共に豊かな弁護士生活のために広告を活用しましょう。

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  • 少年法入門
    4.0
    年少者に対する保護か,厳罰か――,少年法をめぐっては激しい意見の対立が見られる.しかし,そもそもの議論の前提として,わが国の少年犯罪の現状と少年法制の仕組みはどうなっているのか,諸外国はどう対応しているか等の知識は必須である.裁判官として少年事件を担当した経験を持ち,外国の少年法の現地調査も続ける著者が徹底解説.

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  • 個人事業主・フリーランスの年金不安をなくす本
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 老後は国民年金だけじゃ足りない! どうすればいいの? 個人事業主・フリーランスの方のこんな切実なお悩みにお答えする本です! 働きながら老後に備える術がすべてわかる! ◆実は有利な日本の年金制度をよく知ろう 日本の基礎年金の半分は税金が投入されている大変有利な制度です。社会保険や年金制度に関する知識不足から多くの方が損をしてしまっていますが、現行制度でもやれることはたくさんあります。年金が少ないと嘆く前に、使えるものはもれなく使い倒すことが必要です。 国民年金や厚生年金に、未納期間を除いて合計10年以上加入すると、老齢基礎年金を65歳から一生涯もらえます。10年もらえば払った分の元が取れます。現在、65歳の人の平均余命は男性でも約20年ですから、多くの方が支払った保険料を上回る基礎年金を受け取ることになります。 ◆個人事業のままで老齢年金給付を増やす 保険料が払えなくても未納のままではいけません。免除や納付猶予を受けます。その分を後から追納すれば確実に年金額に反映されます。さらに、65歳まで任意加入することで未納分をより減らせます。そのほかにも、付加保険料(月額400円)や国民年金基金による上乗せ、小規模企業共済による積立て、iDeCo(個人型確定拠出年金)やつみたてNISAといった節税効果の高いオトクな制度も利用できます。 ◆個人事業+ミニマム法人なら保険料を増やさずに年金を上乗せできる さらに進んだ方法としては、ミニマム法人の設立があります。個人事業を残したまま別の業種で最小限の法人(一人法人でもいい)を設立し、法人の代表者または役員となって、法人から低額の給与(例えば6万円~11万円)を受ける形をとります。 すると「個人事業の代表者兼法人代表者」として、国民年金・国民健康保険加入から厚生年金・健康保険加入に変わります。法人から受ける給与が少なく、たとえ個人事業で高額の所得があってもかまいません。 厚生年金に加入すると、65歳からの基礎年金に老齢厚生年金を上乗せできます。厚生年金は低額報酬(低額保険料)であっても高額報酬の人と同額の定額給付が少なくないため、費用対効果が大きくなります。さらに健康保険に入ることで、傷病手当金や出産手当金といった保障も充実します。 これらはミニマム法人を作って厚生年金に加入する大きなメリットです。 ◆個人負担分+法人負担分を合わせても保険料は上がらない ミニマム法人化すると社会保険料の半額は法人負担分となり、個人負担分と合わせて払うことになりますが、それでも個人事業のままの保険料と比較して安くすることができます。 一定の所得条件の下で、個人事業の場合と「個人事業+ミニマム法人」化した場合で、社会保険料、税金、年金・医療保険の給付がどう変化するのかも詳細に比較しています。 このように本書は、個人事業のままから「個人事業+ミニマム法人」にした方法まで、より有利な年金を上乗せする方法を詳細に解説しています。
  • 個別事情にみる 離婚給付の増額・減額 主張・立証のポイント
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    ◆離婚給付の増額・減額事由について、主張・立証するためのポイントを費目別・個別事情ごとに解説しています。 ◆請求する側・される側の立場に分け、主張できる事項や主張方法を取り上げています。また、立証に必要な証拠資料を表形式で掲げています。 ◆多数の紛争解決に携わり実務に精通した弁護士が、実務の経験を踏まえて執筆しています。

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