「憲法改正」の真実

「憲法改正」の真実

ビジネス・実用
748円 (税込)

3pt

「護憲派」・「改憲派」に国論を二分して永らく争われてきた「憲法改正」問題。ついに自民党は具体的な改憲に力を注ぎ始めた。しかし、自民党による憲法改正草案には、「改憲派」の憲法学者も驚愕した。これでは、国家の根幹が破壊され、日本は先進国の資格を失う、と。自民党のブレインでありながら、反旗を翻したのは「改憲派」の重鎮・小林節。そして彼が、自民党草案の分析を共にするのは「護憲派」の泰斗にして、憲法学界の最高権威、樋口陽一。ふたりが炙り出した、自民党草案全体を貫く「隠された意図」とは何か? 犀利な分析を、日本一分かりやすい言葉で語る「憲法改正」論議の決定版! 【目次】はじめに――なぜ、われわれ二人なのか/第一章 破壊された立憲主義と民主主義/ 第二章 改憲草案が目指す「旧体制」回帰とは?/第三章 憲法から「個人」が消える衝撃/第四章 自民党草案の考える権利と義務/第五章 緊急事態条項は「お試し」でなく「本丸」だ/第六章 キメラのような自民党草案前文――復古主義と新自由主義の奇妙な同居/第七章 九条改正議論に欠けているもの/第八章 憲法制定権力と国民の自覚/第九章 憲法を奪還し、保守する闘い/対論を終えて 主権者としての心の独立戦争 小林 節/あらためて「憲法保守」の意味を訴える 樋口陽一

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 法律
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社新書
  • タイトル
    :
    「憲法改正」の真実
  • タイトルID
    :
    458144
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年08月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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「憲法改正」の真実 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    安倍政権は、危ないということがよく分かりました。
    憲法とは、改憲とは、また、政府の暴走の危機が無いとは言えないことが分かりました。

    0
    2018年08月09日

    Posted by ブクログ

    憲法は一般的に国会で作られている法律と異なり、その上位にあるものであることを改めて認識できた。
    なんとなく知っているつもりでもそれができた経緯や世界での考え方について歴史から説明があって理解しやすかった。
    この本は護憲派と憲法学者と改憲派として自民党の憲法勉強会に何度も呼ばれていた憲法学者の2人の対談で読みやすかった。
    改憲派の方も自民党の憲法に対する認識を目の当たりにして今の政権には改憲してほしくないと反対に回ったのだそう。

    憲法は権力者が暴走しないように制限をかけるために作らることが世界的にも多数派である中、自民党は自分たち権力者に対してはその制限を軽くして、さらには愛国心(現在の草案では国ではなく家族を対象に変えているが)など道徳的価値観を憲法に入れることで国民を縛ろうとしている。
    1つの道徳心で国民をしばるのは人それぞれの価値観でダイバーシティが謳われる世の中の流れからは逆らっている。
    中でも2人が声を揃えて問題にしているのは「個人」 →「人」へと表記が変更されたことだ。素人の私にはたったそれだけのことで、何の意味があるのかわからなかったが、2人が言うには、犬や猫などの動物ではない人として尊重される程度で一人一人の個人として、それぞれの人の価値観を尊重するわけではない。つまり個人の価値観よりも、家族のためや日本古来の伝統を守るように憲法で縛られてしまうことがありえるのだそう。
    草案は何度も修正されて、自民党の改憲派の真意はわかりにくくなっているが、最初の方から関わっていたからこそ知っている改憲派たちの本音(事実や最初の憲法草案などからの推測にはなるが)がを知ることができた。

    世界的な多数派の意見が正しいというわけではないが、個人的には、価値観の多様性を認め合いながら個人を大切にしあえる社会であってほしいと切に願う。

    0
    2017年11月02日

    Posted by ブクログ

    大変勉強になりました。
    この本に出会えたことに感謝します。
    「知る義務」という言葉に、大いに反省。
    誰のせいでもない、自分自身が無責任であることのしわ寄せが、今いよいよ自分の身に降りかかってきているのだと思います。
    多くの人がこの本に出会い、冷静に、議論し、判断し、行動することを、祈ります。

    0
    2017年09月18日

    Posted by ブクログ

    2015年6月の衆院憲法審査会。参考人として呼ばれた憲法学者3人
    が3人とも、戦争法案は違憲であると明言した。

    自民党推薦の憲法学者の先生までが「違憲だ」としたものだから、激
    高した自民党・高村センセイのお笑い発言まで飛び出す始末だった。

    「たいていの憲法学者より私の方が考えてきたという自信はある。」

    この「考えてきた」というのは、「そもそも憲法とはなんたるものか」では
    なくて「どう変えたら自民党に都合がいいかな」の「考えてきた」なのじゃ
    ないのですかね。

    福島第一原発事故の際に時の首相・菅直人が「僕は原発に詳しいん
    だ」と言ったくらい恥ずかしい発言だわ。

    その問題の(?)憲法審査会に出席していた小林節先生と、今まで政治
    的活動とは一線を画していた樋口陽一先生が、自民党の憲法改正草案
    がいかに危険かを論じあっているのが本書だ。

    憲法というのは権力者を縛るものなのだから、権力者側から「憲法、変え
    ちゃえっ!」なんて話が出て来ること自体が異常なのである。その異常な
    状態を進めようとしているのが、現在の安倍政権だ。

    本書でもおふたりが指摘しているのだが、私は改正草案が公になった時、
    今の日本国憲法にある「個人」が「人」に書き換えられている点だけでも
    「こいつら、何考えんだ?」と感じた。

    そうして、言論・出版・表現・結社の自由にも制限をかけている。憲法が
    国民を縛ってどうすんだよ。憲法の役割が違って来るじゃないか。

    そんな点ばかりに目が向いていたので、本書で語られている緊急事態
    条項や、経済活動を国是とすること、道徳的価値観までが盛り込まれて
    いる点に関してまでは気が回らなかった。

    憲法なんて難しいんじゃないかと感じるかもしれないが、おふたりとも
    とても分かりやすく語っている。特に小林先生は自民党のブレーンで
    もあったので、ブレーンとして接した自民党議員たちがいかに頭が
    悪いかにうんざりしている様子が伝わって来る。

    だって、私が読んでも「ああ、憲法って本来こういうものなんだよな」と
    理解出来るのに、国会議員が理解できないって何よ?特に世襲議員
    なんてそれなりの大学を出たり、留学したりしてるんでしょう。どれだ
    け頭の中、空っぽなんだよ。

    安倍晋三は日本国憲法を「みっともない憲法」と言う。その「みっともない
    憲法」があったからこそ、日本は世界で信用されたんじゃないのかね?
    戦後70年、他国に銃を突きつけることをしなかったのだから。

    「国民の生活が大事なんて政治はですね、私は間違ってると思います」

    これは自民党・稲田朋美の発言。この人は「民族の魂の浄化のための
    最良の方法は戦争」とかも言っていた。これが改憲勢力の本音ってとこ
    だろうな。

    改憲支持者たちは本当にこの改正草案でいいんだろうかね。今までの
    生活が根底から覆るんだけれど。「新しい解釈」なんて訳の分からない
    ことで着々と憲法は壊されているんだよ~。

    ただ、頭のおかしい政治家だけの責任かと言えばそうではない。私たち
    には「知る権利」と同様「知る義務」があるという話にはっとした。

    政府の言っていることはどこかおかしいんじゃないか。そう思ったら知る
    為の努力をしなきゃいけないんだな。もっと勉強しよう。

    今こそみんなで憲法を考えるべきなんだよね。考えて判断しなきゃいけ
    ない。平和国家である為に、私たち有権者には「投票権」という武器が
    あるのだから。

    おまけ。安倍晋三の戦後70年談話を西ドイツ元首相のワイツゼッカー
    の演説と通じていると言った産経新聞の記者がいるらしい。この記者、
    ワイツゼッカー演説の全文を読んだことがあるのか?ワイツゼッカー
    に謝れ、額をすりむくほど額をこすりつけて謝れ。ドアホウ。

    0
    2017年08月24日

    Posted by ブクログ

    恥ずかしい話、憲法改正についてよく分かっておらず、他人事の気がしていた。この本を読んで、今憲法について何が起ころうとしているのかやっと分かった。書いてあることは非常に基礎的なことから書かれており、とても分かりやすい。

    0
    2017年03月23日

    Posted by ブクログ

    一気に読ませますね。2人の議論が完全に噛み合っている。こういう対談は珍しいのでは。
    以下、気になった点をメモ。
    ①プレとポストの虚偽
    ②法と道徳の峻別
    ③復古主義と新自由主義
    ④権利と義務の表裏関係における主体の問題
    ⑤明治立憲史と天皇機関説
    ⑥憲法制定権力

    0
    2016年09月11日

    Posted by ブクログ

    新書で対談という形態だけに、読みやすく、わかりやすいものとなっている。単純に護憲・改憲というのではなく、今の与党がしようとしていることを正しく理解して、流されないようにする必要がある。反知性主義に負けてはいけない。

    0
    2016年07月29日

    Posted by ブクログ

    自民党の改憲派は''自分たちを正当化するために''憲法を変えたいのだ、ということがよく分かる。分かりすぎてげんなりする。
    有権者(つまり私)はこの状況を知る義務がある。
    ひとりひとりが「引き返せるときに」自分たちが何に利用されようとしているのか、本気で考えたほうが良い。私たちは今、大きな転換点にいる。

    0
    2016年06月10日

    Posted by ブクログ

    今の政府は無血でクーデターを起こしたってことだ。こうしてどんどん憲法を無視し続けると最後にはどうなるのか。

    0
    2016年05月25日

    Posted by ブクログ

    憲法とは何か、どうあるべきか。
    憲法改正が取り沙汰されるなか、全国民が理解しておくべき内容がわかりやすく書かれている。

    具体的には、自民党の憲法改正草案の批判で論が展開されている(いちいち納得)が、改憲派にしてみれば、この反論を受けて突っ込まれないような改正案を作れればいいのではないか。

    そういう意味で、改憲派にこそ読むべき本であるとも言える。
    よって、すべての人が読むべき本である。

    0
    2016年05月07日

「憲法改正」の真実 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 法律
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社新書
  • タイトル
    :
    「憲法改正」の真実
  • タイトルID
    :
    458144
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年08月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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