50年前の憲法大論争

50年前の憲法大論争

803円 (税込)

4pt

4.5

本書は、昭和31年(1956)3月16日金曜日に開かれた「第24回国会 衆議院内閣委員会公聴会」の記録です。意見を聴いた案件は「憲法調査会法案について」(法案提出者は時の自由民主党幹事長・岸信介ほか60名)。改憲派、護憲派ともにガチンコの議論を展開。論旨はじつにわかりやすく、議場の緊迫した空気も伝わってきます。白熱の論戦を読みやすく編集し、昭和史研究の第一人者である保阪正康氏の解説を付しました。

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50年前の憲法大論争 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年03月21日

    実際、この半世紀でまったく議論が深まってこなかったという点に衝撃を受ける。
    新書の作り方として、この手もありなのかな、と。

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    Posted by ブクログ 2012年05月03日

    本書は、昭和31年3月16日に開かれた「第24回国会 衆議院内閣委員会公聴会」の議事録である。内容は、憲法改正についてであった。当時は、サンフランシスコ平和条約が締結されたこともあり、独立を回復した我が国では憲法改正の機運が高まっていた。   

    公聴会であるから民間の公述人を呼んで意見を訊き、その...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月02日

    その時代の国会の空気感を知るにはよい。改憲論議としては、賛成派の国際政治学者の議論がお粗末すぎて、合理的な議論をするための参考にはならない。当時の9条改憲の思惑が議論の焦点にならないよう避けつつ、改憲の議論を始める根拠を示そうとするから、こんなことになるのだろう。本書で一番印象的だったのは、巻末付録...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月12日

    50年前とは思えない、わかりやすさと緊迫感。これ以降、憲法論議が深まっていかなかった、というのもうなずける。おのれの生き様をひっさげて、議論に臨む姿勢は、どれも甲乙つけがたい。現在、改憲論議が盛んだが、ここまで体をはった議論はなかなか見られない。現在の改憲派も護憲派もどこか観念的、薄っぺらに思えてし...続きを読む

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